JPH0789236B2 - 電子写真用トナー - Google Patents
電子写真用トナーInfo
- Publication number
- JPH0789236B2 JPH0789236B2 JP1026042A JP2604289A JPH0789236B2 JP H0789236 B2 JPH0789236 B2 JP H0789236B2 JP 1026042 A JP1026042 A JP 1026042A JP 2604289 A JP2604289 A JP 2604289A JP H0789236 B2 JPH0789236 B2 JP H0789236B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- initial
- copying
- replenishment
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電転写型複写機およびレーザプリンタ等の
電子写真装置に供される電子写真用トナーに関するもの
である。
電子写真装置に供される電子写真用トナーに関するもの
である。
例えば、トナーとキャリヤとからなる二成分系の現像剤
を使用する静電転写型複写機（以下、複写機と称する）
では、現像装置に当初から電子写真用トナー（以下、ト
ナーと称する）がキャリヤと共に収容される一方、トナ
ーホッパに補給用のトナーが収容されている。現像装置
に収容されたトナーは、現像装置内にてキャリヤと混合
されて現像剤となり、マグネットローラにより感光体に
供給される。また、トナーホッパ内のトナーは、トナー
濃度検知装置により現像装置内のトナー濃度の低下が検
知されたときに現像装置に補給され、その後、現像装置
内にて先のトナーと混合され、同様に感光体に供給され
る。感光体に供給されたトナーは、感光体に形成されて
いる静電潜像に吸着された後、転写紙に転写される。こ
れにより、所望の画像が得られるようになっている。
を使用する静電転写型複写機（以下、複写機と称する）
では、現像装置に当初から電子写真用トナー（以下、ト
ナーと称する）がキャリヤと共に収容される一方、トナ
ーホッパに補給用のトナーが収容されている。現像装置
に収容されたトナーは、現像装置内にてキャリヤと混合
されて現像剤となり、マグネットローラにより感光体に
供給される。また、トナーホッパ内のトナーは、トナー
濃度検知装置により現像装置内のトナー濃度の低下が検
知されたときに現像装置に補給され、その後、現像装置
内にて先のトナーと混合され、同様に感光体に供給され
る。感光体に供給されたトナーは、感光体に形成されて
いる静電潜像に吸着された後、転写紙に転写される。こ
れにより、所望の画像が得られるようになっている。
上記のトナーは、トナー粒状体に磁性体粉が外添される
ことにより作製されており、このように磁性体粉が外添
されているトナーによれば、感光体表面におけるトナー
のフィルミングの防止、感光体表面に付着するタルクの
防止、現像剤寿命の延命化、および転写紙への転写画像
における画像かぶりの防止等を図り得るようになってい
る。
ことにより作製されており、このように磁性体粉が外添
されているトナーによれば、感光体表面におけるトナー
のフィルミングの防止、感光体表面に付着するタルクの
防止、現像剤寿命の延命化、および転写紙への転写画像
における画像かぶりの防止等を図り得るようになってい
る。
ところが、複写機の現像装置に当初から収容されている
トナーが製造時から初めてユーザーにより複写に使用さ
れるまでには、通常、かなりの期間があり、この間にト
ナーの帯電量が製造時に比べて下がることになる。従っ
て、トナーにおけるトナー粒状体に対する磁性体粉の重
量比を、例えば、初期以降の複写に適するように小さく
設定した場合、複写初期において、現像剤の帯電量が少
なくなり、画像かぶりが増大しがちとなる。これは、現
像剤の帯電量が低い状態では、現像装置内における現像
剤の嵩密度が高くなり、この状態が現像装置内のトナー
不足として検出され、現像装置へのトナーの補給量が多
くなり、トナー濃度が高くなることによる。
トナーが製造時から初めてユーザーにより複写に使用さ
れるまでには、通常、かなりの期間があり、この間にト
ナーの帯電量が製造時に比べて下がることになる。従っ
て、トナーにおけるトナー粒状体に対する磁性体粉の重
量比を、例えば、初期以降の複写に適するように小さく
設定した場合、複写初期において、現像剤の帯電量が少
なくなり、画像かぶりが増大しがちとなる。これは、現
像剤の帯電量が低い状態では、現像装置内における現像
剤の嵩密度が高くなり、この状態が現像装置内のトナー
不足として検出され、現像装置へのトナーの補給量が多
くなり、トナー濃度が高くなることによる。
逆に、トナーのトナー粒状体に対する磁性体粉の重量比
を、初期の複写に適するように大きく設定した場合、初
期以降の複写において、必要以上の磁性体粉が供給され
ることになり、コストアップを招来すると共に、導電性
が高くなり過ぎることによる転写率の低下を招来する。
従って、上記の何れの場合も良好な複写を行うことがで
きないという問題点を有している。
を、初期の複写に適するように大きく設定した場合、初
期以降の複写において、必要以上の磁性体粉が供給され
ることになり、コストアップを招来すると共に、導電性
が高くなり過ぎることによる転写率の低下を招来する。
従って、上記の何れの場合も良好な複写を行うことがで
きないという問題点を有している。
尚、特開昭55-157755号公報には、初期時供給用トナー
のシリカ量を補給用トナーのシリカ量よりも少なくする
構成が開示されているが、このような構成では、上記の
場合と同様、複写初期において、現像装置内のトナー濃
度が高くなり、画像かぶりの増大を招来するものと考え
られる。
のシリカ量を補給用トナーのシリカ量よりも少なくする
構成が開示されているが、このような構成では、上記の
場合と同様、複写初期において、現像装置内のトナー濃
度が高くなり、画像かぶりの増大を招来するものと考え
られる。
本発明の電子写真用トナーは、上記の課題を解決するた
めに、電子写真装置の現像装置へ当初に供給される初期
時供給用トナーと、この初期時供給用トナーが消費され
ることによる減少時に現像装置へ供給される補給用トナ
ーとからなり、これら初期時供給用トナーと補給用トナ
ーとのトナー粒状体には磁性体粉が添加されている電子
写真用トナーにおいて、上記の初期時供給用トナーのト
ナー粒状体に対する磁性体粉の重量比は、補給用トナー
のトナー粒状体に対する磁性体粉の重量比よりも大きく
設定されていることを特徴としている。
めに、電子写真装置の現像装置へ当初に供給される初期
時供給用トナーと、この初期時供給用トナーが消費され
ることによる減少時に現像装置へ供給される補給用トナ
ーとからなり、これら初期時供給用トナーと補給用トナ
ーとのトナー粒状体には磁性体粉が添加されている電子
写真用トナーにおいて、上記の初期時供給用トナーのト
ナー粒状体に対する磁性体粉の重量比は、補給用トナー
のトナー粒状体に対する磁性体粉の重量比よりも大きく
設定されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、初期時供給用トナーのトナー粒状
体に対する磁性体粉の重量比が、補給用トナーのトナー
粒状体に対する磁性体粉の重量比よりも大きく設定され
ているので、例えば静電転写型複写機での複写初期にお
いて、画像かぶりが増大することがなく、また、初期以
降の複写において、必要以上の磁性体粉が供給されるこ
とがなく、かつ転写率の低下を招来することもない。従
って、複写初期およびこの複写初期以降の複写にわたっ
て、コストアップを招来することなく、画像かぶりの少
ない良好な画像を得ることができる。
体に対する磁性体粉の重量比が、補給用トナーのトナー
粒状体に対する磁性体粉の重量比よりも大きく設定され
ているので、例えば静電転写型複写機での複写初期にお
いて、画像かぶりが増大することがなく、また、初期以
降の複写において、必要以上の磁性体粉が供給されるこ
とがなく、かつ転写率の低下を招来することもない。従
って、複写初期およびこの複写初期以降の複写にわたっ
て、コストアップを招来することなく、画像かぶりの少
ない良好な画像を得ることができる。
尚、初期時供給用トナーのトナー粒状体に対する磁性体
粉の重量比ａと、補給用トナーのトナー粒状体に対する
磁性体粉の重量比ｂとの関係は、1.1b≦ａ≦4.0bである
のが好ましい。
粉の重量比ａと、補給用トナーのトナー粒状体に対する
磁性体粉の重量比ｂとの関係は、1.1b≦ａ≦4.0bである
のが好ましい。
〔実施例１〕 本発明の一実施例を以下に説明する。
本発明に係る電子写真用トナー（以下、トナーと称す
る）は、電子写真装置の現像装置に当初から供給される
初期時供給用トナーと、この初期時供給用トナーの消費
による減少時に補給される補給用トナーとからなる。初
期時供給用トナーは、例えば結着樹脂剤、着色剤、帯電
制御剤および離型剤を内添剤として含むトナー粒状体
と、磁性体粉としてのFe3Ｏ4（四酸化鉄）粉末とからな
っている。また、補給用トナーは、同様に、上記のトナ
ー粒状体およびFe3Ｏ4粉末からなっている。そして、上
記の初期時供給用トナーのトナー粒状体に対するFe3Ｏ4
粉末の重量比は、補給用トナーのトナー粒状体に対する
Fe3Ｏ4粉末の重量比よりも大きく設定されている。
る）は、電子写真装置の現像装置に当初から供給される
初期時供給用トナーと、この初期時供給用トナーの消費
による減少時に補給される補給用トナーとからなる。初
期時供給用トナーは、例えば結着樹脂剤、着色剤、帯電
制御剤および離型剤を内添剤として含むトナー粒状体
と、磁性体粉としてのFe3Ｏ4（四酸化鉄）粉末とからな
っている。また、補給用トナーは、同様に、上記のトナ
ー粒状体およびFe3Ｏ4粉末からなっている。そして、上
記の初期時供給用トナーのトナー粒状体に対するFe3Ｏ4
粉末の重量比は、補給用トナーのトナー粒状体に対する
Fe3Ｏ4粉末の重量比よりも大きく設定されている。
上記のトナー粒状体の成分、およびその組成比は第１表
に示すようになっている。
に示すようになっている。
尚、結着樹脂剤としては、例えば、第１表に示したスチ
レン・アクリル共重合体およびスチレン・ブタジエン共
重合体等のスチレン系共重合体、ポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリエチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレ
ンビニルアルコール共重合体のようなエチレン系共重合
体、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、アリルフタレ
ート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、マレイ
ン酸系樹脂等を使用することができる。
レン・アクリル共重合体およびスチレン・ブタジエン共
重合体等のスチレン系共重合体、ポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリエチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレ
ンビニルアルコール共重合体のようなエチレン系共重合
体、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、アリルフタレ
ート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、マレイ
ン酸系樹脂等を使用することができる。
また、着色剤としては、カーボンブラック以外に、例え
ば、ニグロシン染料、ランプブラック、アニリンブル
ー、カルコオイルブルー、メチレンブルー、メチレンブ
ルークロライド、フタロシアニンブルー、クロームイエ
ロー、ウルトラマリンイエロー、キノリンイエロー、デ
ュポンオイルレッド、マラカイトグリーン、オクサレー
ト、ローズベンガル、およびこれらの混合物が用いられ
る。
ば、ニグロシン染料、ランプブラック、アニリンブル
ー、カルコオイルブルー、メチレンブルー、メチレンブ
ルークロライド、フタロシアニンブルー、クロームイエ
ロー、ウルトラマリンイエロー、キノリンイエロー、デ
ュポンオイルレッド、マラカイトグリーン、オクサレー
ト、ローズベンガル、およびこれらの混合物が用いられ
る。
また、帯電制御剤としては、アミノ化合物、第４級アン
モニウム化合物および有機染料、特に塩基性染料とその
塩が知られており、ベンジルジメチル−ヘキサデシルア
ンモニウムクロライド、デシル−トリメチルアンモニウ
ムクロライド、第１表に示したニグロシン塩基、ニグロ
シンヒドロクロライド、サフラニンｒ、およびクリスタ
ルバイオレット等を使用することができる。上記のニグ
ロシン塩基およびニグロシンクロライドは正電荷制御剤
として多用されている。
モニウム化合物および有機染料、特に塩基性染料とその
塩が知られており、ベンジルジメチル−ヘキサデシルア
ンモニウムクロライド、デシル−トリメチルアンモニウ
ムクロライド、第１表に示したニグロシン塩基、ニグロ
シンヒドロクロライド、サフラニンｒ、およびクリスタ
ルバイオレット等を使用することができる。上記のニグ
ロシン塩基およびニグロシンクロライドは正電荷制御剤
として多用されている。
また、離型剤としては、ポリプロピレン以外にポリエチ
レン、およびパラフィンワックスを使用することができ
る。これらの離型剤を単独でトナー中に含有させること
により、定着ローラーに対するトナーの離型性を大幅に
向上させることができる。
レン、およびパラフィンワックスを使用することができ
る。これらの離型剤を単独でトナー中に含有させること
により、定着ローラーに対するトナーの離型性を大幅に
向上させることができる。
上記の構成において、本トナーの製造方法を以下に説明
する。
する。
先ず、第１表に示すスチレンアクリル、カーボンブラッ
ク、ニグロシンおよびポリプロピレンを同表に示す割合
にて混合し、加熱溶融して混練した後、粒状に粉砕し
た。そして、得られた粒状体を分級することにより、ト
ナー粒状体Ａを得た。
ク、ニグロシンおよびポリプロピレンを同表に示す割合
にて混合し、加熱溶融して混練した後、粒状に粉砕し
た。そして、得られた粒状体を分級することにより、ト
ナー粒状体Ａを得た。
そして、このトナー粒状体Ａに、平均粒径５μｍ以下の
磁性体粉としてのFe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％
に対して重量％で1.0％加えて混合することにより、ト
ナー粒状体Ａの表面にFe3Ｏ4粉末を付着させ、初期時供
給用トナーを得た。尚、このとき同時に、流動性向上剤
としてのSiO2（疏水性シリカ）を外添してもよい。
磁性体粉としてのFe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％
に対して重量％で1.0％加えて混合することにより、ト
ナー粒状体Ａの表面にFe3Ｏ4粉末を付着させ、初期時供
給用トナーを得た。尚、このとき同時に、流動性向上剤
としてのSiO2（疏水性シリカ）を外添してもよい。
また、上記のトナー粒状体Ａに、平均粒径５μｍ以下の
Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量％で
0.5％加えて混合することにより、補給用トナーを得
た。
Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量％で
0.5％加えて混合することにより、補給用トナーを得
た。
次に、上記の初期時供給用トナーと補給用トナーとを複
写機に供して実際に複写を行った。複写に際しては、先
ず、初期時供給用トナー50gと、キャリヤとしての平均
粒径50〜200μｍの鉄粉950gとをミキサーにて混合し、
トナー濃度が５％の現像剤を作製した。そして、この現
像剤を複写機の現像装置に配すると共に、補給用トナー
をトナーホッパに配して40,000枚の連続複写を行った。
そして、白度計により画像かぶりを測定したところ、主
として初期時供給用トナーが使用される複写初期の画像
かぶりは0.3と小さい値になり、また、主として補給用
トナーが使用される初期以降の複写においても、画像か
ぶりは0.5以下と小さい値になった。従って、40,000枚
の複写を通じて、画像かぶりについての問題が生じず、
画質が良好であった。
写機に供して実際に複写を行った。複写に際しては、先
ず、初期時供給用トナー50gと、キャリヤとしての平均
粒径50〜200μｍの鉄粉950gとをミキサーにて混合し、
トナー濃度が５％の現像剤を作製した。そして、この現
像剤を複写機の現像装置に配すると共に、補給用トナー
をトナーホッパに配して40,000枚の連続複写を行った。
そして、白度計により画像かぶりを測定したところ、主
として初期時供給用トナーが使用される複写初期の画像
かぶりは0.3と小さい値になり、また、主として補給用
トナーが使用される初期以降の複写においても、画像か
ぶりは0.5以下と小さい値になった。従って、40,000枚
の複写を通じて、画像かぶりについての問題が生じず、
画質が良好であった。
〔実施例２〕 本発明の他の実施例を以下に説明する。
本実施例に係るトナーでは、磁性体粉としてCrO2（二酸
化クロム）粉末を使用している。
化クロム）粉末を使用している。
そして、前記のトナー粒状体Ａに、平均粒径10μｍ以下
のCrO2粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量％で
1.0％加えて混合することにより初期時供給用トナーを
得た。また、トナー粒状体Ａに、同様に、平均粒径10μ
ｍ以下のCrO2粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重
量％で0.5％加えて混合することにより補給用トナーを
得た。
のCrO2粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量％で
1.0％加えて混合することにより初期時供給用トナーを
得た。また、トナー粒状体Ａに、同様に、平均粒径10μ
ｍ以下のCrO2粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重
量％で0.5％加えて混合することにより補給用トナーを
得た。
次に、上記の初期時供給用トナーと鉄粉とにより、同様
にして、トナー濃度が５％の現像剤を作製し、この現像
剤および上記の補給用トナーとを使用して40,000枚の連
続複写を行った。その結果、複写初期における画像かぶ
りは0.35、また、初期以降における画像かぶりも0.50以
下となり、いずれも小さい値となった。これにより、実
施例１と同様、40,000枚の複写を通じて画質が良好であ
った。
にして、トナー濃度が５％の現像剤を作製し、この現像
剤および上記の補給用トナーとを使用して40,000枚の連
続複写を行った。その結果、複写初期における画像かぶ
りは0.35、また、初期以降における画像かぶりも0.50以
下となり、いずれも小さい値となった。これにより、実
施例１と同様、40,000枚の複写を通じて画質が良好であ
った。
〔比較例１〕 実施例１に示したトナー粒状体Ａに、磁性体粉としての
Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量％で
0.5％加えて混合し、初期時供給用トナーを得た。ま
た、上記のトナー粒状体Ａに、Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状
体A100重量％に対して重量％で初期時供給用トナーと同
量の0.5％加えて混合し、補給用トナーを得た。
Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量％で
0.5％加えて混合し、初期時供給用トナーを得た。ま
た、上記のトナー粒状体Ａに、Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状
体A100重量％に対して重量％で初期時供給用トナーと同
量の0.5％加えて混合し、補給用トナーを得た。
そして、上記の初期時供給用トナーを含むトナー濃度が
５％の現像剤と、上記の補給用トナーとを使用して、4
0,000枚の連続複写を行った。その結果、複写初期にお
ける画像かぶりは0.64となり、複写初期において、画像
かぶりが多くなった。
５％の現像剤と、上記の補給用トナーとを使用して、4
0,000枚の連続複写を行った。その結果、複写初期にお
ける画像かぶりは0.64となり、複写初期において、画像
かぶりが多くなった。
〔比較例２〕 実施例１に示したトナー粒状体Ａに、Fe3Ｏ4粉末をトナ
ー粒状体A100重量％に対して重量％で1.0％加えて混合
し、初期時供給用トナーを得た。また、トナー粒状体Ａ
に、Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量
％で初期時供給用トナーと同量の1.0％加えて混合し、
補給用トナーを得た。
ー粒状体A100重量％に対して重量％で1.0％加えて混合
し、初期時供給用トナーを得た。また、トナー粒状体Ａ
に、Fe3Ｏ4粉末をトナー粒状体A100重量％に対して重量
％で初期時供給用トナーと同量の1.0％加えて混合し、
補給用トナーを得た。
そして、上記の初期時供給用トナーを含むトナー濃度が
５％の現像剤と、上記の補給用トナーとを使用して、4
0,000枚の連続複写を行った。その結果、複写初期にお
ける画像かぶりは0.32、また、初期以降における画像か
ぶりも0.50以下となり、いずれも小さい値であったが、
初期以降の複写において、転写率が85％から80％に低下
し、トナー消費量が増大した。これにより、コストアッ
プの問題が生じた。
５％の現像剤と、上記の補給用トナーとを使用して、4
0,000枚の連続複写を行った。その結果、複写初期にお
ける画像かぶりは0.32、また、初期以降における画像か
ぶりも0.50以下となり、いずれも小さい値であったが、
初期以降の複写において、転写率が85％から80％に低下
し、トナー消費量が増大した。これにより、コストアッ
プの問題が生じた。
本発明の電子写真用トナーは、以上のように、電子写真
装置の現像装置へ当初に供給される初期時供給用トナー
と、この初期時供給用トナーが消費されることによる減
少時に現像装置へ供給される補給用トナーとからなり、
これら初期時供給用トナーと補給用トナーとのトナー粒
状体には磁性体粉が添加されている電子写真用トナーに
おいて、上記の初期時供給用トナーのトナー粒状体に対
する磁性体粉の重量比は、補給用トナーのトナー粒状体
に対する磁性体粉の重量比よりも大きく設定されている
構成である。
装置の現像装置へ当初に供給される初期時供給用トナー
と、この初期時供給用トナーが消費されることによる減
少時に現像装置へ供給される補給用トナーとからなり、
これら初期時供給用トナーと補給用トナーとのトナー粒
状体には磁性体粉が添加されている電子写真用トナーに
おいて、上記の初期時供給用トナーのトナー粒状体に対
する磁性体粉の重量比は、補給用トナーのトナー粒状体
に対する磁性体粉の重量比よりも大きく設定されている
構成である。
それゆえ、例えば静電転写型複写機での複写初期および
この複写初期以降の複写にわたって、コストアップを招
来することなく、画像かぶりの少ない良好な画像を得る
ことができるという効果を奏する。
この複写初期以降の複写にわたって、コストアップを招
来することなく、画像かぶりの少ない良好な画像を得る
ことができるという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 久美子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−276065（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−202758（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−118652（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−231369（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−98556（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】電子写真装置の現像装置へ当初に供給され
る初期時供給用トナーと、この初期時供給用トナーが消
費されることによる減少時に現像装置へ供給される補給
用トナーとからなり、これら初期時供給用トナーと補給
用トナーとのトナー粒状体には磁性体粉が添加されてい
る電子写真用トナーにおいて、 上記の初期時供給用トナーのトナー粒状体に対する磁性
体粉の重量比は、補給用トナーのトナー粒状体に対する
磁性体粉の重量比よりも大きく設定されていることを特
徴とする電子写真用トナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026042A JPH0789236B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 電子写真用トナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026042A JPH0789236B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 電子写真用トナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02205857A JPH02205857A (ja) | 1990-08-15 |
| JPH0789236B2 true JPH0789236B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=12182643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1026042A Expired - Lifetime JPH0789236B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 電子写真用トナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789236B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP1026042A patent/JPH0789236B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02205857A (ja) | 1990-08-15 |
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