JPH0788471A - 浄水機 - Google Patents

浄水機

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JPH0788471A
JPH0788471A JP6573591A JP6573591A JPH0788471A JP H0788471 A JPH0788471 A JP H0788471A JP 6573591 A JP6573591 A JP 6573591A JP 6573591 A JP6573591 A JP 6573591A JP H0788471 A JPH0788471 A JP H0788471A
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JP
Japan
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water
cooling
purification cartridge
water purification
water purifier
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Application number
JP6573591A
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English (en)
Inventor
Taeji Terasaki
太兄次 寺崎
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無菌かつ無臭の冷水を高流量に得られる、家
庭用および小型の浄水機を提供することにある。 【構成】 家庭用および小型の浄水機において、多孔中
空繊維13からなる除菌機構と活性炭繊維フェルト14
からなる脱臭機構を冷水タンク17内に設置することを
特徴とし、さらに冷水タンクの放熱部22に放熱ファン
24を装着稼働することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕本発明は家庭用および小型業務用
浄水機に関し、より詳しくは小型にもかかわらず、高流
量下において水道水中の大腸菌などの細菌および水道水
の異臭の原因となる残留塩素を除去すると同時に、水道
水の温度を10℃以下に冷却することが出来る浄水機に
関するものである。 〔従来の技術〕近年、環境汚染に伴う水源の水質が悪化
し、好適な飲用水を得るために水道水用の浄水機が多く
使用されている。これらの浄水機は、活性炭を内蔵して
水道水中の異臭を除去するもの、薄膜フィルターを内蔵
して細菌を除去するもの、および活性炭と薄膜フィルタ
ーの両者を内蔵するもので、水道の蛇口に連結介在する
ことにより、水道水中の細菌と異臭の原因となる残留塩
素を除去して飲用水としての好適度を向上するのに有効
である。しかしながら、外気温が高い時には水温が高い
ため飲用水としての好適度が不足であり、飲用にあたっ
て予め冷蔵庫などにより冷却したり、氷の添加により温
度を低下させるなどの追加手段により好適度を補ってい
る。一方、水道水を冷却するには熱交換機能をもった冷
水機が使用されているが、これには細菌や残留塩素の除
去をおこなう浄化機としての機能をもっていない。 〔発明が解決しようとする課題〕水道水から好適な飲用
水を得るには、水道の蛇口以降の配管路に、細菌と異臭
を除去する浄化機構をもつことが必要であり、水温を低
下させる冷却機構を同時に備えることが次いで必要であ
る。さらにまた、家庭用および小型業務用浄水機として
は、小型で、しかも水道水の処理速度が高く、望ましく
は浄水機を使用することにより給水量が低下しないこと
である。従来の小型浄水機では、中空繊維やセラミック
スによる多孔質精密濾過膜と比表面積の高い活性炭繊維
フェルトを併用することにより、細菌と異臭を除去する
浄水機能は有するが、その処理速度が遅く、給水量は2
〜6リットル/分のものが多く、10リットル/分 を
越えるものはない。さらに、冷却機構を同時に備えたも
のもないため好適な飲料水を効率よく得るには不十分で
ある。ここで、本発明が解決しようとする課題は、小型
浄水機に処理速度の速い除菌機能と脱臭機能とともに冷
却機能をもたせることである。 〔課題を解決するための手段〕以上の課題を解決するた
めに、この発明にかかる浄水機を次のようなものとし
た。すなわち、きず、冷却タンク(17)内に3室より
なる浄水カートリッジ(9)を設置した。浄水カートリ
ッジ(9)第1室は内部に活性炭繊維フェルト(14)
を充填し、第2室はループ状に曲げられた多孔質中空繊
維(13)を充填した。第3室は多孔質中空繊維(1
3)が開口した空室(26)で、第1室と第2室は空間
部(12)で直接続いており、第2室と第3室は同一の
カートリッジ内筒(11)内にあるが、多孔質中空繊維
(13)の開口部を固定する樹脂層で完全に区切られて
いる。また、冷却タンク(17)にはその下部から入っ
て冷却タンク(17)の最上部に達するタンク内上面吹
出管(15)、第3室には排水パイプ(6)とその先端
の蛇口(7)が連結されている。そして、水道入口(1
9)から給水された水道水は冷却タンク(17)、浄水
カートリッジ(9)、排水管(6)を通過して蛇口
(7)から排出されるまでに冷却・脱臭と除菌がなさ
れ、好適な飲料水となる。これに対し、浄水カートリッ
ジ(9)を冷却タンク(17)の外部に出し、パイプで
連結したときは脱臭および除菌効果は得られるが、冷却
速度が極めて遅くなり、十分な水量が得られず、浄水カ
ートリッジ(9)を冷却タンク(17)内に設置するこ
とにより、装置を小型にすると同時に冷却速度と浄水速
度の向上に極めて有効であることが判明した。次いで、
冷却タンク(17)の冷却機構は冷媒コンプレッサー
(23)、放熱部(22)と冷却部(21)で構成され
ているが、放熱部(22)に小型ファン(24)を設置
回転することにより、冷却タンク(17)の冷却速度を
著しく速くすることが出来た。 〔作用〕夫々に高性能の脱臭機構と除菌機構と冷却機構
の組み合わせ方により、好適な飲料水を効率よく得る方
法が得られたが、より効率を向上するためには3者の処
理速度を合わせることが必要であり、特に冷却速度を他
の2者に合わせることを要する。調整方法は、浄水カー
トリッジ(9)の入水口(8)の径とヶ数によっておこ
なう。 〔実施例〕第1図は、実施例1のテラサキ式無菌浄冷水
機の構造を示す。水道入口(19)から給水された水道
水は、冷却タンク(17)内の上面吹き出し管(15)
の上端から噴出し、冷却タンク(17)に満たされる。
冷却タンク(17)内の水は冷却部(21)で冷却され
るにつれ、冷却水下方位押下管(1)の外壁に沿って冷
却タンク(17)の底部に移動し、以後、給水を続ける
に従って底部の冷却水は冷却水下方位押下管(1)の内
壁に沿って上昇し浄水カートリッジ(9)の上蓋の孔
(8)を通して浄水カートリッジ(9)内にはいり、活
性炭繊維フィルター層(14)を通過して脱臭されて、
空間部(12)に移動する。次いでカートリッジの内筒
(11)内に設置された多孔性中空繊維(13)の膜壁
を透して同繊維の中空部にはいり、その上端の開口部か
ら内筒(11)内の空間部(26)に移動する。このと
き、細菌などの水道水中に存在した物質は膜壁を通過す
ることが出来ず、空間部(12)に残される。空間部
(26)に移動した水は、排水管(6)と蛇口(7)を
通して機外に飲料水として排出される。冷却機構は冷媒
のコンプレッサー(23)、放熱部(22)、冷却部
(21)、放熱ファン(24)とサーモスタット(2
5)で構成され、特に放熱ファン(24)の使用によっ
て冷却速度の向上と冷却機構の小型化を可能にした。浄
水カートリッジ内の活性炭繊維フェルトは比表面積の高
い活性炭繊維の不織布を円筒状にしてカートリッジ
(9)とカートリッジ内筒(11)の間の隙間一杯に詰
めた。浄水カートリッジ内の多孔性中空繊維は多重ルー
プ構造をなしており、硬く重ね巻きして内筒(11)内
に密着する太さの円柱とし、その上端部を接着性樹脂で
固定して円盤状にしたのちその最上部を水平に切り落と
して、その切り口に中空繊維を開口させる。次いで、円
盤状部を内筒(11)の内部(27)に完全接着させた
ものである。浄水カートリッジが有効限度を超えた場合
は浄水カートリッジ取替キャップ(2)、浄水カートリ
ッジ取替キャップ締めつけリング(3)、浄水カートリ
ッジ締めつけネジ(5)をはずして交換する。次に具体
例を示す。 冷却タンク:ステンレス板 厚さ1mm 内径20cm,高さ17cm 浄水カートリッジ本体:アクリル樹脂 厚さ2mm 内径86mm 高さ85mm 内筒:アクリル樹脂厚さ2mm 内径44mm 高さ70mm 活性炭繊維脱臭エレメント:活性炭比表面積1500c
/g 外径85mm 内径46mm 高さ85mm 重量6g 多孔性中空繊維エレメント:ポリエステル中空繊維繊維 繊維内径0.02mm エレメント内径44mm 高さ50mm 放熱ファン:6cmφシロッコファン 200rpm サーモスタット設定温度:6℃ 水道水供給量:20l/分 浄水の品質 :細菌数・・・・ ・0ヶ 残留塩素除去率・・98%・ (東京都立衛生研究所測定) (無臭) 浄水温度:・・・ ・・ 6℃ 〔考案の効果〕この発明による浄水機で、無菌かつ無臭
の飲料水を低温にたもちつつ、高速度で連続的に得られ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の浄水機の断面図、第2図は多孔性中空
繊維除菌エレメントの構造を示す。 (1)冷却水下方位押下管 (2)浄水カートリッジ取替キャップ (3)浄水カートリッジ取替キャップ締めつけリング (5)浄水カートリッジ締めつけネジ (6)排水管 (7)蛇口 (8)浄水カートリッジの入水孔 (9)浄水カートリッジの本体 (11)浄水カートリッジの内筒 (12)浄水カートリッジの下部空間 (13)多孔中空繊維 (14)活性炭繊維フェルト (15)タンク内上面吹出管 (16)浄水カートリッジ排水口 (17)冷却タンク (19)水道入口 (20)冷却タンク底部 (21)冷却部 (22)放熱部 (23)冷媒コンプレッサーモーター (24)放熱ファン (25)サーモスタット (26)浄水カートリッジ内筒内上部の空間 (27)断熱材 (28)ステンレス本体蓋 (29)ステンレス本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成6年8月30日 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の浄水機の断面図を示す。 【符号の説明】 1 冷却水下方位押下管 2 浄水カートリッジ取替キャップ 3 浄水カートリッジ取替キャップ締めつけリング 5 浄水カートリッジ締めつけネジ 6 排水管 7 蛇口 8 浄水カートリッジの入水孔 9 浄水カートリッジの本体 11 浄水カートリッジの内筒 12 浄水カートリッジの下部空間 13 多孔中空繊維 14 活性炭繊維フェルト 15 タンク内上面吹出管 16 浄水カートリッジ排水口 17 冷却タンク 19 水道入口 20 冷却タンク底部 21 冷却部 22 放熱部 23 冷媒コンプレッサーモーター 24 放熱ファン 25 サーモスタット 26 浄水カートリッジ内筒内上部の空間 27 断熱材 28 ステンレス本体蓋 29 ステンレス本体 【手続補正3】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図1 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.除菌機構および脱臭機構が冷水機構の主要部をなす
    冷却タンク内に設置された浄水機。 2 冷水機構の放熱部に放熱ファンを有する請求項1記
    載の浄水機。
JP6573591A 1991-01-11 1991-01-11 浄水機 Pending JPH0788471A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6573591A JPH0788471A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 浄水機

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JP6573591A JPH0788471A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 浄水機

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JPH0788471A true JPH0788471A (ja) 1995-04-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8324399B2 (en) 2008-03-18 2012-12-04 Ricoh Company, Ltd. Heat resistance improver and reversible thermosensitive recording medium
CN105435756A (zh) * 2015-12-11 2016-03-30 苏州贝多环保技术有限公司 具有压花的复合吸附材料及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8324399B2 (en) 2008-03-18 2012-12-04 Ricoh Company, Ltd. Heat resistance improver and reversible thermosensitive recording medium
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