JPH11314699A - 飲料水ディスペンサ - Google Patents

飲料水ディスペンサ

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JPH11314699A
JPH11314699A JP12217798A JP12217798A JPH11314699A JP H11314699 A JPH11314699 A JP H11314699A JP 12217798 A JP12217798 A JP 12217798A JP 12217798 A JP12217798 A JP 12217798A JP H11314699 A JPH11314699 A JP H11314699A
Authority
JP
Japan
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water
bottle
water tank
air
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP12217798A
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English (en)
Inventor
Masanobu Fujii
正信 藤井
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QP Corp
Original Assignee
QP Corp
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から用いられる飲料水ディスペンサは空
気吸入口から、水タンクやボトル内の水に空気中の雑菌
が混入するという問題があるので、雑菌の混入をなく
し、清潔で美味しい水を何時でも容易に抽出出来る飲料
水ディスペンサを提供する。 【解決手段】 ボトル反転式またはカートリッジ給水式
の飲料水ディスペンサにおいて、飲料水Wを貯溜する水
タンク1に抽出管3を介して水抽出バルブ4が接続して
あり、前記ボトル2あるいはカートリッジまたは水タン
ク1への空気吸入管6の経路内に吸入空気Aの殺菌用の
加熱ヒーター7を配設してあるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボトルやカート
リッジ(以下、たんに「ボトル」ともいう)内の飲料水
を一旦水タンクや湯沸タンクに貯溜しておき、これらタ
ンク内の水や熱湯(以下、たんに「水」という)を水抽
出バルブの操作により随時取り出すことが出来る飲料水
ディスペンサに係わり、更に詳しくはボトル内や水タン
クに貯溜されている水に雑菌が侵入しないようにして、
常に清潔で美味な水を抽出出来る飲料水ディスペンサに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料水ディスペンサには、例えば
実公平7−51195号公報第3図に記載されているよ
うな飲料水を貯溜する水タンク1に上部開口部1aにボ
トル2を反転させて載置し、前記水タンク1に接続した
抽出管3の水抽出バルブ4を操作することにより水タン
ク1内の水Wを随時抽出出来るように構成されているも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなボトル反転式に使用される水タンク1にはタンク
1内の圧力を調整するために、空気吸入口6が設けられ
ているが、時にはこの空気吸入口6から、水タンク1内
やボトル2内の水に空気中の雑菌が混入することがあ
り、使用期間中の諸条件によって、雑菌が増殖し、水の
鮮度が低下し清潔な水の確保が出来なくなるという問題
があった。また、近年これら雑菌の混入を防ぐために分
画特性が1.0μm以下の極めて目の細い細菌濾過機能
を備えた空気濾過器を空気吸入口に設けることが提案さ
れているが、これとて使用中に空気濾過器に埃等の目づ
まりが生じ易くなり、スムーズな水の抽出が出来なくな
るという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、雑菌の混入の無い清潔で美味な水を何時でもス
ムーズに抽出できる飲料水ディスペンサを提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ボトル反転式またはカートリッジ給水式の
飲料水ディスペンサにおいて、飲料水を貯溜する水タン
クに抽出管を介して水抽出バルブが接続してあり、前記
ボトルあるいはカートリッジまたは水タンクへの空気吸
入管の経路に吸入空気殺菌用の加熱ヒーターを配設して
あることを要旨とするものである。また、加熱ヒーター
を通電加熱可能な螺旋状ニクロム線とし、これを空気吸
入管内に埋設して構成すると共に、加熱ヒーターと前記
ボトルあるいはカートリッジまたは水タンクとの中間部
に空気流通容易な気体脱臭用フィルターを設けてあるこ
とを要旨とするものである。
【0006】上記構成とする事により、水の抽出時に、
ボトルまたは水タンク内へ吸入される空気は加熱ヒータ
ー内を通過したものとなるため完全に殺菌処理された雑
菌のないものとされる。この結果ボトル及び水タンク内
の水は雑菌混入のない状態の水を貯溜させることが出来
る。
【0007】そして、加熱ヒーターを通電加熱可能な螺
旋状ニクロム線とすることにより、一層確実に殺菌処理
された空気を吸入させることが可能となる。また、加熱
ヒーターと前記ボトルまたは水タンクとの中間部に気体
脱臭用フィルターを設けてあるので、塵埃などが吸入空
気中に混在しこれが加熱ヒーターで焦がされる場合が生
じたとしても、その焦げ臭は脱臭用フィルターで吸収さ
れボトルまたは水タンクにまで至ることはない。従っ
て、常に異臭のない美味な水を貯溜し抽出出来ることと
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施例を図
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示すボ
トル反転式の飲料水ディスペンサの概略構成図、図2は
図1の要部である加熱ヒーターの拡大断面図である。図
1において、1は飲料水Wをを貯溜する水タンクを示
し、この水タンク1の上部開口部1aにボトル2を反転
させて載置し、ボトル2内の水Wを水タンク1内に貯溜
させるようにしてある。
【0009】水タンク1の底部は抽出管3を介して水抽
出バルブ4と連通させてあり、その上部周壁には、空気
吸入管6との連通口6aが穿かれている。また、空気吸
入管6の経路には空気取り入れ口から水タンク1に至る
間に加熱ヒーター7として螺旋状のニクロム線と空気脱
臭用フィルター5として分画特性が40μmの脱臭機能
を備えたポリエチレン中空糸膜からなる脱臭用フィルタ
ーを配設してある。
【0010】尚、図2は本発明の要部である加熱用ヒー
ターの一実施例として螺旋状ニクロム線7を配設してあ
り、この加熱されたニクロム線の隙間を吸入空気Aが通
過する状態を示したものであり、これにより空気A中の
雑菌は完全に殺菌される。本発明では、上記実施例に示
すように、空気吸入管6の経路内に吸入空気殺菌用加熱
ヒーター7と分画特性が40μm以下の比較的大なる孔
径の脱臭用フィルターを配設したので、水Wの抽出時に
タンク1やボトル2内へ空気吸入管6を経由して無菌で
しかも焦げ臭等の異臭のない空気を容易に取り入れるこ
とが出来る。この結果タンク1内やボトル2内に雑菌の
ない状態で水Wを貯溜できるので、常に清潔でかつ美味
しい水を抽出できる。
【0011】尚、本発明は、上記実施例に限らず、ボト
ル2をカートリッジタンク等に代替えした場合、タンク
1の水を加熱あるいは冷却する構造とした場合等の種々
の飲料水ディスペンサにも適用した場合も含むことは言
うまでもない。また、タンク1の水を冷却する構造とし
た飲料水ディスペンサに適用する際は、加熱ヒーター7
を通過した空気を一旦水冷却手段に接触させて冷やして
からタンク1内やボトル2内に取り入れることも出来
る。
【0012】このように構成することで、従来の飲料水
ディスペンサが、ボトル取付後、室温35℃で使用する
と、10日間で一般生菌数が5×102 〜5×10
4 (SPC/ml)に達するのに対して、本発明実施例の
飲料水ディスペンサでは、同条件で一般生菌数が10以
下(SPC/ml)とすることが可能となった。尚、測定
は水道水の水質基準に定める一般生菌の検査方法により
行った。
【0013】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の飲料水ディス
ペンサは、ボトルあるいはカートリッジまたは水タンク
への空気吸入管の経路に吸入空気殺菌用の加熱ヒーター
を配設してあるので、ボトルや水タンク内に殺菌された
空気を供給することが出来る。従って、ボトルや水タン
ク内の水を長期間に渡り雑菌のない状態で保持すること
が出来る。また、加熱ヒーターとボトルあるいはカート
リッジまたはタンクとの中間部に気体脱臭用フィルター
を設けてあるので、ボトルまたはタンク内の水に吸入空
気中の塵埃の焦げ臭等が混入することがなくなり、常に
清潔で美味しい水を抽出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる一実施例の概略構成図である。
【図2】同じく要部である加熱ヒーターの拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1. 水タンク 1a.水タンクの上部開口部 2.ボトル 3.抽出管 4.水抽出バルブ 5.脱臭フィルタ 6. 空気吸入管 6a.連通孔 7.加熱ヒーター W.水 A.空気

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトル反転式またはカートリッジ給水式
    の飲料水ディスペンサーにおいて、飲料水を貯溜する水
    タンクに抽出管を介して水抽出バルブが接続してあり、
    前記ボトルあるいはカートリッジまたは水タンクへの空
    気吸入管の経路に吸入空気殺菌用の加熱ヒーターを配設
    してあることを特徴とする飲料水ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 加熱ヒーターが通電加熱可能な螺旋状ニ
    クロム線であって空気吸入管内に埋設してある請求項2
    記載の飲料水ディスペンサ。
  3. 【請求項3】 加熱ヒーターと前記ボトルあるいはカー
    トリッジまたは水タンクとの中間部に空気流通容易な脱
    臭用フィルターを設けてある請求項1及び請求項2記載
    の飲料水ディスペンサ。
JP12217798A 1998-05-01 1998-05-01 飲料水ディスペンサ Pending JPH11314699A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307635A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 New Medican Tech Kk 浄水自動給水機のネットワークシステム
JP2007240116A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Esuto:Kk 熱水生成装置ならびにそれを用いた冷温水サーバー
JP2013001429A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Tokyo Coca-Cola Bottling Co Ltd 飲料ディスペンサ
US8857669B2 (en) 2008-01-28 2014-10-14 Cardomon Holdings Limited Water dispenser with a reservoir system and faucet manifold therefor
CN111609321A (zh) * 2020-05-29 2020-09-01 深圳安吉尔饮水产业集团有限公司 一种无线控制的供水系统

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