JPH0787811B2 - ショーケースの扉施錠装置 - Google Patents

ショーケースの扉施錠装置

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JPH0787811B2
JPH0787811B2 JP26076889A JP26076889A JPH0787811B2 JP H0787811 B2 JPH0787811 B2 JP H0787811B2 JP 26076889 A JP26076889 A JP 26076889A JP 26076889 A JP26076889 A JP 26076889A JP H0787811 B2 JPH0787811 B2 JP H0787811B2
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JP
Japan
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arm
door
lock
doors
main body
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JP26076889A
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JPH03121016A (ja
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秀厚 和田
堅治 佐藤
泰生 野田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、本体の一側面に開閉自在に支持した上下一対
の回動式の扉を備えたショーケースの扉施錠装置に関す
る。
従来の技術 ショーケース本体の開口部を開閉する上下一対の回動式
の透明扉を有し、この上下の透明扉を相互に錠止するも
のとして、実公昭63−1173号公報がある。
この公報には、本体の前面を横仕切柱と縦仕切柱とで区
画し、上記両仕切柱の交差部近傍に鍵取付具を取り付
け、この鍵取付具は、錠取付用穴を先端部に形成した取
付片を有する一方、この取付片に、観音開き扉の閉鎖時
に各扉体とラップして係合可能なロック板を差込自在と
し、上記ロック板を差し込んだ状態で錠取付用穴に錠を
取り付けることにより、各扉体を施錠するようにしたも
のが開示されており、鍵取付具は、L形アングル状の取
付具本体と、この取付具本体に片持状に取り付けられ、
収納位置と起立位置との間を回動自在な取付片とを有す
るものである。
発明が解決しようとする課題 前記従来の技術にあって、鍵取付具の取付具本体がL形
アングル状をなすものであることから、ショーケース本
体の前面から取付具本体が突出するかたちとなることは
否めず、ショーケース内の物品を収納及び取り出す場合
に、使用者がこの突出した部分に接触して負傷する危惧
があった。しかもこの鍵取付具は、上側に位置する扉の
コーナー部分近くに位置するものであるため、扉の開閉
操作時に閉扉操作を行なうにあたり、使用者が誤まって
上扉のコーナー部分を持ったまま操作すると、扉と本体
とに手が挾まれて大けがをする危惧があった。
一方、鍵取付具の取付具本体の水平面部と取付片とが、
上下に重なり合うかたちで上下扉の端部間に収納保持さ
れるものであるため、取付片自体を回動操作する際に、
取付片が握みにくく回動操作させにくいという不具合い
があった。さらに取付片は取付具本体に対して単に回動
自在に取り付けるものであることから、必ず軸となる回
動部材でありかつ固定部材である軸体を必要とし、軸体
の削減が望まれていた。そして、取付片は取付具本体に
対して回動自在であることから、扉の閉塞操作に伴なう
衝撃や振動等で回動してしまう心配があり、その回動を
阻止することができない不具合いがあった。
そこで本発明では、本体側面からの突出部分を少なくし
た鍵取付具により施錠を行なうショーケースの扉施錠装
置を提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明は、本体の一側面に開閉自在に支持した上下一対
の回動式の扉を備えたショーケースを提供するものであ
り、上扉の下端と下扉の上端との間の前記本体一側面に
取り付けられ、固定体と該固定体に摺動且つ回動可能に
支持される腕体とからなる鍵取付具と、上下両扉の閉塞
時に各扉とラップし腕体を挿入する孔を有したロック板
とを備え、固定体は、腕体の一部を左右方向に摺動可能
な状態で収納する空間を前記本体との間に形成する収納
部と、腕体の残りの部分を貫通させるとともに腕体の一
部を摺動させたとき残りの部分を摺動可能となす長孔と
を有し、腕体は、その回動操作により上下両扉の間から
各扉よりも前方に突出するとともにロック板の孔に貫通
され錠を垂直に取り付ける水平な錠保持部を有したもの
である。
作 用 固定体が収納部と長孔を有するものであり、腕体がこの
固定体に対して摺動可能かつ回動可能に支持されるた
め、鍵取付具自体は通常状態すなわち施錠を行なわない
状態において、本体一側面から突出する部分が少なくな
る。しかも錠保持部が上下両扉の間の部分で固定体に対
して起立するように保持されるため、非常につまみやす
く摺動及び回動操作がしやすい。
実施例 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
1は冷却ショーケース本体で、その中に収納する商品の
出納用開口(本体の一側面に形成される)を少なくとも
上下一対の扉(本例では透明扉であり以下それぞれ上
扉、下扉と称す)3,4で開閉するように本体1にその一
側部(図では左側)を軸支している。上下一対の透明扉
3,4はそれぞれ以下の構成である。即ち、スペーサで間
隔を保持した前後二枚の透明板の周縁を挿入する断面コ
字形の合成樹脂製の枠体(図示せず)と、該枠体を取り
囲むように透明扉3,4の全周にわたって取り付けたアル
ミニウム等金属製の化粧枠6とから成る。また化粧枠6
の庫内面には扉3,4と本体1との気密を保持するガスケ
ット等の気密保持部材7が環状に配置されている。
10は開口2を上下2つ(2A,2B)に区画する横杆であ
り、この横杆10と開口を形成する枠11とが交差する部分
(本例では右側の交差部分)には、横杆10と枠11とに跨
がるように鍵取付具20が取り付けてある。
この鍵取付具20は、固定体21と固定体21に回動可能に支
持される腕体22とから成り、固定体21は、腕体22の一部
を左右方向に摺動可能な状態で収納する空間24を本体1
(詳しくは横杆10)との間に形成する収納部25と、腕体
22の残りの部分を貫通させるとともに腕体22の一部を摺
動させたとき残りの部分も同様に摺動させる長孔26と腕
体22を右側に摺動させたときに腕体自体を回動可能とす
る切欠き27とを形成した断面形をなすものである。そ
して、収納部25における一端側(本例では右端)には、
腕体22の摺動可能範囲を決定する摺動規制片25Bを有し
ており、この規制片25Bの部分まで腕体22を摺動させた
とき、腕体22が回動可能となるように、切欠き27及び長
孔26が形成されている。
腕体22はワイヤー等の金属線材を折曲して弾性を持って
形成されるものであり、その一部例えば一端側には軸部
となるとともに固定体21の収納部25に位置させたときに
回動を規制する回動規制片31を有した回動部32を形成
し、残りの部分は腕体22を右側へ摺動して規制片31を切
欠き27に位置させて回動可能となし、腕体22を回動操作
したときにその先端が上下両扉3,4の間から各扉3,4より
も前方に突出するような長さに形成され、先端即ち他端
側には、後述する錠40を取り付ける環状の錠保持部33が
形成されている。尚、腕体22を左側に摺動させたとき
(これがいわゆる通常状態である)に、錠保持部33の一
部が扉3,4の右端の延長線上よりわずかに側方に突出す
るようにしておくことが望ましい。このとき、腕体22は
回動規制片31と収納部25との関係で回動が阻止され、扉
3,4を閉めたときの衝撃や振動等で腕体22の回動が起こ
らないようになっている。また、回動部32を収納部25内
に位置させ、他部を長孔26に貫通させることにより、腕
体22自身は本体1に対して若干傾いて保持されることと
なる。
35は上下両扉3,4の閉塞時、各扉3,4の前面コーナー部分
とラップし腕体22を挿入する孔36を有したロック板であ
る。
すなわち、鍵取付具20とロック板35と南京錠にて代表さ
れる錠40とで、本発明の扉施錠装置Kが構成される。
次に扉施錠装置Kの使用方法について説明する。
通常状態にある腕体22の錠保持部33をつまんで、右方
向に摺動させ、回動部32が摺動規制片25Bに当接乃至近
接する位置まで移動し、規制片31全体を切欠き27内に位
置させる。次に腕体22の回動部32を軸として腕体22を
前方に回動させ、その先端の錠保持部33が各扉3,4より
も前方に突出するように位置させる。この状態の腕体
22がロック板35の孔36に挿入され、ロック板35が各扉3,
4とラップするようにロック板35を取り付ける。そし
て、錠40の錠腕を錠保持部33に貫通させて各扉3,4の前
方への回動を不可能とする施錠状態となす。
施錠を解く場合には、上述の手順(→→→)と
逆の手順(→→→)で作業を行なえばよい。
以上のような構成によれば、鍵取付具20は通常状態にお
いて、錠保持部33の部分が固定体21から突出するかたち
となるだけであり、ショーケース本体1からの突出する
部分が少ない。しかも腕体22は固定体21に対して摺動可
能となっているため、使用者が扉の開閉操作時において
誤まって腕体22に触れたとしても、この摺動可能範囲内
で腕体が動き、触れたときの衝撃を吸収するように働
き、使用者への傷害が起こりにくくできる。また、腕体
22は固定体21に対してビス等の軸体となりうる固定部材
を用いることなく回動可能に保持させているため、部品
点数の削減が図れ、安価な施錠装置を提供できる。そし
て、腕体22は収納部25内を摺動させない限り、回動操作
が行なえないため、扉の開閉操作に伴なう衝撃や振動等
で腕体22が不用意に回動することがない。
さらに、ロック板35には孔36が設けてあるため、通常状
態において貯蔵室内或いはショーケース側面等に簡単に
引っ掛けることができ、ロック板の紛失を未然に防げ
る。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、鍵取付具は、その
通常状態において錠保持部だけが固定体から突出するこ
ととなり、ショーケース本体一側面から突出する高さを
少なくしている。また、腕体は固定体に対して、収納部
及び長孔によって摺動可能な状態に保持されるため、扉
の開閉操作時に使用者が誤まって腕体に触れたとして
も、この摺動可能範囲内で腕体が動いて、触れたときの
衝撃力を吸収するように作用し、使用者に傷害を与えに
くくしている。さらに腕体は、固定体に対して摺動移動
させることによって、回動可能に保持させることがで
き、腕体と別体な軸体を不要とし部品点数の削減が図
れ、施錠装置を安価なものとなせる。そして、腕体を固
定体に対し摺動移動させない限り腕体は回動不可能とな
っていることから、扉の開閉操作に伴なう衝撃や振動等
で腕体が不用意に回動してしまうことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は第3図のA部
拡大図、第2図は施錠状態の第1図対応図、第3図はシ
ョーケースの斜視図、第4図及び第5図は鍵取付具の正
面図、第6図〜第8図はそれぞれ鍵取付具を底部からみ
たときの状態説明図である。 1……ショーケース、3,4……扉、20……鍵取付具、21
……固定体、22……腕体、24……空間、25……収納部、
26……長孔、27……切欠き、32……回動部、33……錠保
持部、35……ロック板、36……孔、40……錠、K……扉
施錠装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の一側面に開閉自在に支持した上下一
    対の回動式の扉を備えたショーケースにおいて、上扉の
    下端と下扉の上端との間の前記本体一側面に取り付けら
    れ、固定体と該固定体に摺動且つ回動可能に支持される
    腕体とからなる鍵取付具と、前記上下両扉の閉塞時に前
    記各扉とラップし前記腕体を挿入する孔を有したロック
    板とを備え、前記固定体は、前記腕体の一部を左右方向
    に摺動可能な状態で収納する空間を前記本体との間に形
    成する収納部と、前記腕体の残りの部分を貫通させると
    ともに前記腕体の一部を摺動させたとき残りの部分を摺
    動可能となす長孔とを有し、前記腕体は、その回動操作
    により前記上下両扉の間から各扉よりも前方に突出する
    とともに前記ロック板の孔に貫通され錠を取り付ける錠
    保持部を有したことを特徴とするショーケースの扉施錠
    装置。
JP26076889A 1989-10-05 1989-10-05 ショーケースの扉施錠装置 Expired - Lifetime JPH0787811B2 (ja)

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