JPH0787529A - 立体液晶表示装置 - Google Patents
立体液晶表示装置Info
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- JPH0787529A JPH0787529A JP5230206A JP23020693A JPH0787529A JP H0787529 A JPH0787529 A JP H0787529A JP 5230206 A JP5230206 A JP 5230206A JP 23020693 A JP23020693 A JP 23020693A JP H0787529 A JPH0787529 A JP H0787529A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、従来の偏光板に代えて、各液晶パ
ネルに対応して位相差板を使用することにより、照度の
高い映像を得ることを目的とする。 【構成】 本発明は、右眼用液晶プロジェクタ８ａで
は、液晶パネル４Ｒ、４Ｇ、及び４Ｂにより変調された
光は、位相差板９１により位相が４５度遅らされ、偏光
方向がＳ波と一致する。一方、左眼用液晶プロジェクタ
８ｂでは、液晶パネル４Ｇ、及び４Ｂにより変調された
光は、位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光
方向がＰ波と一致する。そして、各液晶プロジェクタ８
ａ、及び８ｂからは、投影レンズ５によりＳ波成分の
光、及びＰ波成分の光が投影される。
ネルに対応して位相差板を使用することにより、照度の
高い映像を得ることを目的とする。 【構成】 本発明は、右眼用液晶プロジェクタ８ａで
は、液晶パネル４Ｒ、４Ｇ、及び４Ｂにより変調された
光は、位相差板９１により位相が４５度遅らされ、偏光
方向がＳ波と一致する。一方、左眼用液晶プロジェクタ
８ｂでは、液晶パネル４Ｇ、及び４Ｂにより変調された
光は、位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光
方向がＰ波と一致する。そして、各液晶プロジェクタ８
ａ、及び８ｂからは、投影レンズ５によりＳ波成分の
光、及びＰ波成分の光が投影される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、投射型液晶表示装置に
関するものであり、特に液晶プロジェクタを２台使用し
た投射型立体液晶表示装置に関するものである。
関するものであり、特に液晶プロジェクタを２台使用し
た投射型立体液晶表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、立体液晶表示装置は、右眼用
としてＳ波（若しくはＰ波）成分の光を発生する第１の
液晶プロジェクタと、左眼用としてＰ波（若しくはＳ
波）成分の光を発生する第２の液晶プロジェクタとを用
意し、それぞれの液晶プロジェクタからの光をスクリー
ンに投影し、この投影映像を偏光メガネにより視聴し、
立体映像を観賞していた。
としてＳ波（若しくはＰ波）成分の光を発生する第１の
液晶プロジェクタと、左眼用としてＰ波（若しくはＳ
波）成分の光を発生する第２の液晶プロジェクタとを用
意し、それぞれの液晶プロジェクタからの光をスクリー
ンに投影し、この投影映像を偏光メガネにより視聴し、
立体映像を観賞していた。
【０００３】以下、図４を用いて従来の立体液晶表示装
置の説明を行う。
置の説明を行う。
【０００４】図４において、立体液晶表示装置は、右眼
用液晶プロジェクタ８ａと左眼用液晶プロジェクタ８ｂ
とから構成されている。
用液晶プロジェクタ８ａと左眼用液晶プロジェクタ８ｂ
とから構成されている。
【０００５】そして、右眼用液晶プロジェクタ８ａで
は、ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行
光にされた後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミ
ラー２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液
晶パネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青
色光がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
は、ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行
光にされた後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミ
ラー２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液
晶パネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青
色光がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
【０００６】次に、Ｇ用ダイクロイックミラー２Ｇを通
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
【０００７】ここで、液晶パネル４Ｇ、及び４Ｂは、偏
光方向がＳ波に対して−４５度（以下、Ｓ−４５度と略
す）の入力側偏光板４ａ、液晶層４ｃ、及び偏光方向が
Ｓ波に対して＋４５度（以下、Ｓ＋４５度と略す）の出
力側偏光板４ｂとから構成されている。
光方向がＳ波に対して−４５度（以下、Ｓ−４５度と略
す）の入力側偏光板４ａ、液晶層４ｃ、及び偏光方向が
Ｓ波に対して＋４５度（以下、Ｓ＋４５度と略す）の出
力側偏光板４ｂとから構成されている。
【０００８】また、液晶パネル４Ｒは、偏光方向がＳ波
に対して＋４５度（以下、Ｓ＋４５度と略す）の入力側
偏光板４ａ、液晶層４ｃ、及び偏光方向がＳ波に対して
−４５度（以下、Ｓ−４５度と略す）の出力側偏光板４
ｂとから構成されている。
に対して＋４５度（以下、Ｓ＋４５度と略す）の入力側
偏光板４ａ、液晶層４ｃ、及び偏光方向がＳ波に対して
−４５度（以下、Ｓ−４５度と略す）の出力側偏光板４
ｂとから構成されている。
【０００９】液晶パネル４Ｇでは、入力された緑色光が
光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の緑色光が、Ｒ用ダ
イクロイックミラー２Ｒ、及びＢ用ダイクロイックミラ
ー２Ｂを介して投影レンズ５に入射される。また、液晶
パネル４Ｒでは、入力された赤色光が光変調され、偏光
方向がＳ−４５度の赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒにより反射されて偏光方向がＳ＋４５度の赤色光
となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投
影レンズ５に入射される。更に、液晶パネル４Ｂでは、
入力された緑色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度
の青色光が、反射ミラー３により偏光方向がＳ−４５度
の青色光となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂに
より再び反射され、偏光方向がＳ＋４５度の青色光が投
影レンズ５に入射される。
光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の緑色光が、Ｒ用ダ
イクロイックミラー２Ｒ、及びＢ用ダイクロイックミラ
ー２Ｂを介して投影レンズ５に入射される。また、液晶
パネル４Ｒでは、入力された赤色光が光変調され、偏光
方向がＳ−４５度の赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒにより反射されて偏光方向がＳ＋４５度の赤色光
となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投
影レンズ５に入射される。更に、液晶パネル４Ｂでは、
入力された緑色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度
の青色光が、反射ミラー３により偏光方向がＳ−４５度
の青色光となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂに
より再び反射され、偏光方向がＳ＋４５度の青色光が投
影レンズ５に入射される。
【００１０】そして、投影レンズ５を通過した光は、偏
光方向がＳ＋４５度の緑色光、青色光、及び赤色光が偏
光方向がＳ＋４５度の偏光板６ａにより余分な成分が除
去され、右眼用の映像がスクリーン７に拡大投影され
る。
光方向がＳ＋４５度の緑色光、青色光、及び赤色光が偏
光方向がＳ＋４５度の偏光板６ａにより余分な成分が除
去され、右眼用の映像がスクリーン７に拡大投影され
る。
【００１１】尚、本説明では、偏光板６ａを投影レンズ
５の出力側に配置したが、入力側に配置してもよい。
５の出力側に配置したが、入力側に配置してもよい。
【００１２】ここで、偏光板６ａの働きについて説明す
る。
る。
【００１３】各液晶パネル４Ｂ、４Ｇ（若しくは４Ｒ）
により光変調された偏光方向がＳ＋４５度、（若しくは
Ｓ−４５度）の光は、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、
Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂ、及び反射ミラー３によ
り反射（若しくは通過）する際、直線偏光から楕円偏光
となる。この楕円偏光された光は、図３に示す如く、偏
光方向がＳ＋４５度の成分以外にＳ−４５度の成分を有
し、このＳ−４５度の成分を有する光が、スクリーン上
に拡大投影される。
により光変調された偏光方向がＳ＋４５度、（若しくは
Ｓ−４５度）の光は、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、
Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂ、及び反射ミラー３によ
り反射（若しくは通過）する際、直線偏光から楕円偏光
となる。この楕円偏光された光は、図３に示す如く、偏
光方向がＳ＋４５度の成分以外にＳ−４５度の成分を有
し、このＳ−４５度の成分を有する光が、スクリーン上
に拡大投影される。
【００１４】このような光を視聴者が偏光メガネにより
観賞した場合、偏光メガネの右眼用の偏光板のみを通過
するはずの光は、その一部が左眼用の偏光板をも通過さ
れ、目的以外の画像が左眼に混入し、クロストークを発
生する。
観賞した場合、偏光メガネの右眼用の偏光板のみを通過
するはずの光は、その一部が左眼用の偏光板をも通過さ
れ、目的以外の画像が左眼に混入し、クロストークを発
生する。
【００１５】そこで、偏光板６ａを用い、偏光方向がＳ
−４５度の成分の光が右眼用液晶プロジェクタ８ａより
投影されないようにしている。
−４５度の成分の光が右眼用液晶プロジェクタ８ａより
投影されないようにしている。
【００１６】一方、左眼用液晶プロジェクタ８ｂでは、
ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行光に
された後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミラー
２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液晶パ
ネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青色光
がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行光に
された後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミラー
２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液晶パ
ネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青色光
がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
【００１７】次に、Ｇ用ダイクロイックミラー２Ｇを通
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
【００１８】ここで、液晶パネル４Ｇ、及び４Ｂは、偏
光方向がＳ＋４５度の入力側偏光板４ｂ、液晶層４ｃ、
及び偏光方向がＳ−４５度の出力側偏光板４ａとから構
成されている。
光方向がＳ＋４５度の入力側偏光板４ｂ、液晶層４ｃ、
及び偏光方向がＳ−４５度の出力側偏光板４ａとから構
成されている。
【００１９】また、液晶パネル４Ｒは、偏光方向がＳ−
４５度の入力側偏光板４ａ、液晶層４ｃ、及び偏光方向
がＳ＋４５度の出力側偏光板４ｂとから構成されてい
る。
４５度の入力側偏光板４ａ、液晶層４ｃ、及び偏光方向
がＳ＋４５度の出力側偏光板４ｂとから構成されてい
る。
【００２０】液晶パネル４Ｇでは、入力された緑色光が
光変調され、偏光方向がＳ−４５度の緑色光が、Ｒ用ダ
イクロイックミラー２Ｒ、及びＢ用ダイクロイックミラ
ー２Ｂを介して投影レンズ５に入射される。また、液晶
パネル４Ｒでは、入力された赤色光が光変調され、偏光
方向がＳ＋４５度の赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒにより反射されて偏光方向がＳ−４５度の赤色光
となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投
影レンズ５に入射される。更に、液晶パネル４Ｂでは、
入力された緑色光が光変調され、偏光方向がＳ−４５度
の青色光が、反射ミラー３により偏光方向がＳ＋４５度
の青色光となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂに
より再び反射され、偏光方向がＳ−４５度の青色光が投
影レンズ５に入射される。
光変調され、偏光方向がＳ−４５度の緑色光が、Ｒ用ダ
イクロイックミラー２Ｒ、及びＢ用ダイクロイックミラ
ー２Ｂを介して投影レンズ５に入射される。また、液晶
パネル４Ｒでは、入力された赤色光が光変調され、偏光
方向がＳ＋４５度の赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒにより反射されて偏光方向がＳ−４５度の赤色光
となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投
影レンズ５に入射される。更に、液晶パネル４Ｂでは、
入力された緑色光が光変調され、偏光方向がＳ−４５度
の青色光が、反射ミラー３により偏光方向がＳ＋４５度
の青色光となった後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂに
より再び反射され、偏光方向がＳ−４５度の青色光が投
影レンズ５に入射される。
【００２１】そして、投影レンズ５を通過した光は、偏
光方向がＳ−４５度の緑色光、青色光、及び赤色光が偏
光方向がＳ−４５度の偏光板６ｂにより余分な成分が除
去され、左眼用の映像がスクリーン７に拡大投影され
る。
光方向がＳ−４５度の緑色光、青色光、及び赤色光が偏
光方向がＳ−４５度の偏光板６ｂにより余分な成分が除
去され、左眼用の映像がスクリーン７に拡大投影され
る。
【００２２】この結果、視聴者は、右眼用として偏光方
向がＳ＋４５度の偏光板、及び左眼用として偏光方向が
Ｓ−４５度の偏光板からなる偏光メガネを用いて立体映
像を観賞することができる。
向がＳ＋４５度の偏光板、及び左眼用として偏光方向が
Ｓ−４５度の偏光板からなる偏光メガネを用いて立体映
像を観賞することができる。
【００２３】尚、本説明では、偏光板６ｂを投影レンズ
５の出力側に配置したが、入力側に配置してもよい。
５の出力側に配置したが、入力側に配置してもよい。
【００２４】ここで、偏光板６ｂの働きについて説明す
る。
る。
【００２５】各液晶パネル４Ｂ、４Ｇ（若しくは４Ｒ）
により光変調された偏光方向がＳ−４５度、（若しくは
Ｓ＋４５度）の光は、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、
Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂ、及び反射ミラー３によ
り反射（若しくは通過）する際、直線偏光から楕円偏光
となる。この楕円偏光された光は、同様に偏光方向がＳ
−４５度の成分以外にＳ＋４５度の成分を有し、このＳ
＋４５度の成分を有する光が、スクリーン上に拡大投影
される。
により光変調された偏光方向がＳ−４５度、（若しくは
Ｓ＋４５度）の光は、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、
Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂ、及び反射ミラー３によ
り反射（若しくは通過）する際、直線偏光から楕円偏光
となる。この楕円偏光された光は、同様に偏光方向がＳ
−４５度の成分以外にＳ＋４５度の成分を有し、このＳ
＋４５度の成分を有する光が、スクリーン上に拡大投影
される。
【００２６】このような光を視聴者が偏光メガネにより
観賞した場合、偏光メガネの左眼用の偏光板のみを通過
するはずの光は、その一部が右眼用の偏光板をも通過さ
れ、目的以外の画像が右眼に混入し、クロストークを発
生する。
観賞した場合、偏光メガネの左眼用の偏光板のみを通過
するはずの光は、その一部が右眼用の偏光板をも通過さ
れ、目的以外の画像が右眼に混入し、クロストークを発
生する。
【００２７】そこで、偏光板６ｂを用い、偏光方向がＳ
＋４５度の成分の光が左眼用液晶プロジェクタ８ａより
投影されないようにしている。
＋４５度の成分の光が左眼用液晶プロジェクタ８ａより
投影されないようにしている。
【００２８】しかしながら、上述の如く構成された従来
の立体液晶表示装置は、右眼用液晶プロジェクタ８ａに
おいて、クロストークの原因となる偏光方向がＳ−４５
度の成分が偏光板６ａにより除去され、また左眼用液晶
プロジェクタ８ｂにおいて、クロストークの原因となる
偏光方向がＳ＋４５度の成分が、偏光板６ｂにより除去
されるため、スクリーンに投影される光の照度が低下す
る。
の立体液晶表示装置は、右眼用液晶プロジェクタ８ａに
おいて、クロストークの原因となる偏光方向がＳ−４５
度の成分が偏光板６ａにより除去され、また左眼用液晶
プロジェクタ８ｂにおいて、クロストークの原因となる
偏光方向がＳ＋４５度の成分が、偏光板６ｂにより除去
されるため、スクリーンに投影される光の照度が低下す
る。
【００２９】また、偏光板６ａを通過する偏光方向がＳ
＋４５度の光、及び偏光板６ｂを通過する偏光方向がＳ
−４５度の光においても、偏光板を通過する際、その光
量の約２０％が損失し、照度が低下する。
＋４５度の光、及び偏光板６ｂを通過する偏光方向がＳ
−４５度の光においても、偏光板を通過する際、その光
量の約２０％が損失し、照度が低下する。
【００３０】更に、Ｒ用液晶パネルに使用されている入
力（及び出力）側の偏光板の偏光方向とＧ用液晶パネ
ル、及びＢ用液晶パネルに使用されている入力（及び出
力）側の偏光板の偏光方向とを異ならせる必要があるた
め、入力（及び出力）側の偏光方向が異なる２種類の液
晶パネルを製造することになり、液晶パネルの生産性が
低下する。
力（及び出力）側の偏光板の偏光方向とＧ用液晶パネ
ル、及びＢ用液晶パネルに使用されている入力（及び出
力）側の偏光板の偏光方向とを異ならせる必要があるた
め、入力（及び出力）側の偏光方向が異なる２種類の液
晶パネルを製造することになり、液晶パネルの生産性が
低下する。
【００３１】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の欠点
に鑑みなされたものであり、従来の偏光板に代えて、各
液晶パネルに対応して位相差板を使用することにより、
照度の高い映像を得ることを目的とする。
に鑑みなされたものであり、従来の偏光板に代えて、各
液晶パネルに対応して位相差板を使用することにより、
照度の高い映像を得ることを目的とする。
【００３２】
【課題を解決するための手段】本発明は、メタルハライ
ドランプ等からなる光源と、該光源からの光を分割する
少なくとも１つの光分割手段と、該光分割手段からの光
を光変調する少なくとも１つの液晶パネルと、該液晶パ
ネルの出力側に配置され、液晶パネルを通過した光の偏
光方向をＳ波に移相する少なくとも１つの第１位相差板
と、該第１位相差板を通過する光を合成する少なくとも
１つの光合成手段と、該光合成手段により合成された光
を投影する投影レンズとを有する第１の液晶プロジェク
タと、メタルハライドランプ等からなる光源と、該光源
からの光を分割する少なくとも１つの光分割手段と、該
光分割手段からの光を光変調する少なくとも１つの液晶
パネルと、該液晶パネルの出力側に配置され、液晶パネ
ルを通過した光の偏光方向をＰ波に移相する少なくとも
１つの第２位相差板と、該第２位相差板を通過する光を
合成する少なくとも１つの光合成手段と、該光合成手段
により合成された光を投影する投影レンズとを有する第
２の液晶プロジェクタとから構成される立体液晶表示装
置である。
ドランプ等からなる光源と、該光源からの光を分割する
少なくとも１つの光分割手段と、該光分割手段からの光
を光変調する少なくとも１つの液晶パネルと、該液晶パ
ネルの出力側に配置され、液晶パネルを通過した光の偏
光方向をＳ波に移相する少なくとも１つの第１位相差板
と、該第１位相差板を通過する光を合成する少なくとも
１つの光合成手段と、該光合成手段により合成された光
を投影する投影レンズとを有する第１の液晶プロジェク
タと、メタルハライドランプ等からなる光源と、該光源
からの光を分割する少なくとも１つの光分割手段と、該
光分割手段からの光を光変調する少なくとも１つの液晶
パネルと、該液晶パネルの出力側に配置され、液晶パネ
ルを通過した光の偏光方向をＰ波に移相する少なくとも
１つの第２位相差板と、該第２位相差板を通過する光を
合成する少なくとも１つの光合成手段と、該光合成手段
により合成された光を投影する投影レンズとを有する第
２の液晶プロジェクタとから構成される立体液晶表示装
置である。
【００３３】また、本発明は、メタルハライドランプ等
からなる光源と、該光源からの光を光変調する液晶パネ
ルと、該液晶パネルの出力側に配置され、液晶パネルを
通過した光の偏光方向をＳ波に移相する第１位相差板
と、該第１位相差板を通過する光を投影する投影レンズ
とを有する第１の液晶プロジェクタと、メタルハライド
ランプ等からなる光源と、該光源からの光を光変調する
液晶パネルと、該液晶パネルの出力側に配置され、液晶
パネルを通過した光の偏光方向をＰ波に移相する少なく
とも１つの第２位相差板と、該第２位相差板を通過する
光を投影する投影レンズとを有する第２の液晶プロジェ
クタとから構成される立体液晶表示装置である。
からなる光源と、該光源からの光を光変調する液晶パネ
ルと、該液晶パネルの出力側に配置され、液晶パネルを
通過した光の偏光方向をＳ波に移相する第１位相差板
と、該第１位相差板を通過する光を投影する投影レンズ
とを有する第１の液晶プロジェクタと、メタルハライド
ランプ等からなる光源と、該光源からの光を光変調する
液晶パネルと、該液晶パネルの出力側に配置され、液晶
パネルを通過した光の偏光方向をＰ波に移相する少なく
とも１つの第２位相差板と、該第２位相差板を通過する
光を投影する投影レンズとを有する第２の液晶プロジェ
クタとから構成される立体液晶表示装置である。
【００３４】
【作用】本発明は、上述の如く構成することにより、右
眼用液晶プロジェクタ８ａでは、液晶パネル４Ｒ、４
Ｇ、及び４Ｂにより変調された光は、位相差板９１によ
り位相が４５度遅らされ、偏光方向がＳ波と一致する。
眼用液晶プロジェクタ８ａでは、液晶パネル４Ｒ、４
Ｇ、及び４Ｂにより変調された光は、位相差板９１によ
り位相が４５度遅らされ、偏光方向がＳ波と一致する。
【００３５】一方、左眼用液晶プロジェクタ８ｂでは、
液晶パネル４Ｒ、４Ｇ、及び４Ｂにより変調された光
は、位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光方
向がＰ波と一致する。
液晶パネル４Ｒ、４Ｇ、及び４Ｂにより変調された光
は、位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光方
向がＰ波と一致する。
【００３６】そして、各液晶プロジェクタ８ａ、及び８
ｂからは、投影レンズ５によりＳ波成分の光、及びＰ波
成分の光が投影される。
ｂからは、投影レンズ５によりＳ波成分の光、及びＰ波
成分の光が投影される。
【００３７】
【実施例】以下、図面に従い、本発明の立体液晶表示装
置の一実施例を説明する。
置の一実施例を説明する。
【００３８】本発明が特徴とする点は、まず投影レンズ
の出力（若しくは入力）側に配置された偏光板に代えて
各液晶パネルの出力側に位相差板を配置した点、及び各
液晶パネルを構成する入出力側の偏光板の偏光方向を一
致させた点である。
の出力（若しくは入力）側に配置された偏光板に代えて
各液晶パネルの出力側に位相差板を配置した点、及び各
液晶パネルを構成する入出力側の偏光板の偏光方向を一
致させた点である。
【００３９】尚、図１は、本発明の立体液晶表示装置を
示すブロック図である。また、図２は、本発明の立体液
晶表示装置に使用される位相差板による光の偏光を説明
するための図であり、図２ａは右眼用液晶プロジェクタ
の位相差板による偏光方向の変換を示し、また図２ｂは
左眼用液晶プロジェクタの位相差板による偏光方向の変
換を示し、また図２ｃは右眼用液晶プロジェクタの液晶
パネル、及び位相差板による光の偏光方向の変換を示す
図である。
示すブロック図である。また、図２は、本発明の立体液
晶表示装置に使用される位相差板による光の偏光を説明
するための図であり、図２ａは右眼用液晶プロジェクタ
の位相差板による偏光方向の変換を示し、また図２ｂは
左眼用液晶プロジェクタの位相差板による偏光方向の変
換を示し、また図２ｃは右眼用液晶プロジェクタの液晶
パネル、及び位相差板による光の偏光方向の変換を示す
図である。
【００４０】図１において、本発明の立体液晶表示装置
も従来と同様、右眼用液晶プロジェクタ８ａと左眼用液
晶プロジェクタ８ｂとから構成されている。
も従来と同様、右眼用液晶プロジェクタ８ａと左眼用液
晶プロジェクタ８ｂとから構成されている。
【００４１】そして、右眼用液晶プロジェクタ８ａで
は、ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行
光にされた後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミ
ラー２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液
晶パネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青
色光がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
は、ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行
光にされた後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミ
ラー２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液
晶パネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青
色光がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
【００４２】次に、Ｇ用ダイクロイックミラー２Ｇを通
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
【００４３】ここで、液晶パネル４Ｒ、４Ｇ、及び４Ｂ
は、偏光方向がＳ−４５度の入力側偏光板４ａ、液晶層
４ｃ、及び偏光方向がＳ＋４５度の出力側偏光板４ｂと
から構成されている。
は、偏光方向がＳ−４５度の入力側偏光板４ａ、液晶層
４ｃ、及び偏光方向がＳ＋４５度の出力側偏光板４ｂと
から構成されている。
【００４４】液晶パネル４Ｇでは、入力された緑色光が
光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の緑色光が出力され
る。そして、この緑色光は、図２ａに示す如く、位相差
板９１により位相が４５度遅らされ、偏光方向がＳ波に
一致した緑色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、及
びＢ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投影レンズ５
に入射される。
光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の緑色光が出力され
る。そして、この緑色光は、図２ａに示す如く、位相差
板９１により位相が４５度遅らされ、偏光方向がＳ波に
一致した緑色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、及
びＢ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投影レンズ５
に入射される。
【００４５】また、液晶パネル４Ｒでは、入力された赤
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の赤色光が出
力される。そして、この赤色光は、図２ａに示す如く、
位相差板９１により位相が４５度遅らされ、偏光方向が
Ｓ波に一致した赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２
Ｒにより反射されて、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂを
介して投影レンズ５に入射される。
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の赤色光が出
力される。そして、この赤色光は、図２ａに示す如く、
位相差板９１により位相が４５度遅らされ、偏光方向が
Ｓ波に一致した赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２
Ｒにより反射されて、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂを
介して投影レンズ５に入射される。
【００４６】尚、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒにより
反射される赤色光は、偏光方向がＳ波と一致した光のた
め、反射の際、その偏光方向が変わることはない。
反射される赤色光は、偏光方向がＳ波と一致した光のた
め、反射の際、その偏光方向が変わることはない。
【００４７】更に、液晶パネル４Ｂでは、入力された緑
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の青色光が出
力される。そして、この青色光は、図２ａに示す如く、
位相差板９１により位相が４５度遅らされ、偏光方向が
Ｓ波に一致した青色光が、反射ミラー３により反射され
た後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂにより再び反射さ
れ、投影レンズ５に入射される。
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の青色光が出
力される。そして、この青色光は、図２ａに示す如く、
位相差板９１により位相が４５度遅らされ、偏光方向が
Ｓ波に一致した青色光が、反射ミラー３により反射され
た後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂにより再び反射さ
れ、投影レンズ５に入射される。
【００４８】尚、反射ミラー３、及びＢ用ダイクロイッ
クミラー２Ｂにより反射される青色光は、偏光方向がＳ
波と一致した光のため、反射の際、その偏光方向が変わ
ることはない。
クミラー２Ｂにより反射される青色光は、偏光方向がＳ
波と一致した光のため、反射の際、その偏光方向が変わ
ることはない。
【００４９】次に、投影レンズ５を通過した光は、偏光
方向がＳ波に一致した緑色光、青色光、及び赤色光がそ
れぞれ右眼用の映像としてスクリーン７に拡大投影され
る。
方向がＳ波に一致した緑色光、青色光、及び赤色光がそ
れぞれ右眼用の映像としてスクリーン７に拡大投影され
る。
【００５０】次に、本発明の立体液晶表示装置のクロス
トーク除去動作を説明する。
トーク除去動作を説明する。
【００５１】各液晶パネル４Ｂ、４Ｇ、及び４Ｒにより
光変調された偏光方向がＳ＋４５度の光は、位相差板９
１により偏光方向がＳ波に一致しているため、図２ｃに
示す如く、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、Ｂ用ダイク
ロイックミラー２Ｂ、及び反射ミラー３により反射（若
しくは通過）されても、直線偏光から楕円偏光になるこ
とはない。このため、投影レンズからスクリーン上に投
影される光は、楕円偏光された光を反射（若しくは通
過）する際に生じる余分な成分の光が発生せず、偏光方
向がＳ波に一致した成分のみとなる。
光変調された偏光方向がＳ＋４５度の光は、位相差板９
１により偏光方向がＳ波に一致しているため、図２ｃに
示す如く、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、Ｂ用ダイク
ロイックミラー２Ｂ、及び反射ミラー３により反射（若
しくは通過）されても、直線偏光から楕円偏光になるこ
とはない。このため、投影レンズからスクリーン上に投
影される光は、楕円偏光された光を反射（若しくは通
過）する際に生じる余分な成分の光が発生せず、偏光方
向がＳ波に一致した成分のみとなる。
【００５２】このため、偏光メガネの他眼に余分な成分
が入射されず、クロストークが発生することはない。
が入射されず、クロストークが発生することはない。
【００５３】一方、左眼用液晶プロジェクタ８ｂでは、
ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行光に
された後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミラー
２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液晶パ
ネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青色光
がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
ランプ１ａからの光は、リフレクタ１ｂにより平行光に
された後、緑色光を分離するＧ用ダイクロイックミラー
２Ｇにより緑色光が反射ミラー３を介して緑色用液晶パ
ネル４Ｇに向かって反射され、また赤色光、及び青色光
がＧ用ダイクロイックミラー２Ｇを通過する。
【００５４】次に、Ｇ用ダイクロイックミラー２Ｇを通
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
過した赤色光、及び青色光のうち赤色光は、Ｒ用ダイク
ロイックミラー２Ｒにより赤色用液晶パネル４Ｒに向か
って反射され、また青色光は、Ｒ用ダイクロイックミラ
ー２Ｒを通過して青色用液晶パネル４Ｂに入力される。
【００５５】ここで、液晶パネル４Ｒ、４Ｇ、及び４Ｂ
は、偏光方向がＳ−４５度の入力側偏光板４ａ、液晶層
４ｃ、及び偏光方向がＳ＋４５度の出力側偏光板４ｂと
から構成されている。
は、偏光方向がＳ−４５度の入力側偏光板４ａ、液晶層
４ｃ、及び偏光方向がＳ＋４５度の出力側偏光板４ｂと
から構成されている。
【００５６】液晶パネル４Ｇでは、入力された緑色光が
光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の緑色光が出力され
る。そして、この緑色光は、図２ｂに示す如く、位相差
板９２により位相が４５度進められ、偏光方向がＰ波に
一致した緑色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、及
びＢ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投影レンズ５
に入射される。
光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の緑色光が出力され
る。そして、この緑色光は、図２ｂに示す如く、位相差
板９２により位相が４５度進められ、偏光方向がＰ波に
一致した緑色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒ、及
びＢ用ダイクロイックミラー２Ｂを介して投影レンズ５
に入射される。
【００５７】また、液晶パネル４Ｒでは、入力された赤
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の赤色光が出
力される。そして、この赤色光は、図２ｂに示す如く、
位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光方向が
Ｐ波に一致した赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２
Ｒにより反射された後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂ
を介して投影レンズ５に入射される。
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の赤色光が出
力される。そして、この赤色光は、図２ｂに示す如く、
位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光方向が
Ｐ波に一致した赤色光が、Ｒ用ダイクロイックミラー２
Ｒにより反射された後、Ｂ用ダイクロイックミラー２Ｂ
を介して投影レンズ５に入射される。
【００５８】尚、Ｒ用ダイクロイックミラー２Ｒにより
反射される赤色光は、偏光方向がＰ波と一致した光のた
め、反射の際、その偏光方向が変わることはない。
反射される赤色光は、偏光方向がＰ波と一致した光のた
め、反射の際、その偏光方向が変わることはない。
【００５９】更に、液晶パネル４Ｂでは、入力された緑
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の青色光が出
力される。そして、この青色光は、図２ｂに示す如く、
位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光方向が
Ｐ波に一致した青色光が、反射ミラー３、及びＢ用ダイ
クロイックミラー２Ｂにより反射され、投影レンズ５に
入射される。
色光が光変調され、偏光方向がＳ＋４５度の青色光が出
力される。そして、この青色光は、図２ｂに示す如く、
位相差板９２により位相が４５度進められ、偏光方向が
Ｐ波に一致した青色光が、反射ミラー３、及びＢ用ダイ
クロイックミラー２Ｂにより反射され、投影レンズ５に
入射される。
【００６０】尚、反射ミラー３、及びＢ用ダイクロイッ
クミラー２Ｂにより反射される青色光は、偏光方向がＰ
波と一致した光のため、反射の際、その偏光方向が変わ
ることはない。
クミラー２Ｂにより反射される青色光は、偏光方向がＰ
波と一致した光のため、反射の際、その偏光方向が変わ
ることはない。
【００６１】次に、投影レンズ５を通過した光は、偏光
方向がＰ波に一致した緑色光、青色光、及び赤色光がそ
れぞれ左眼用の映像としてスクリーン７に拡大投影され
る。
方向がＰ波に一致した緑色光、青色光、及び赤色光がそ
れぞれ左眼用の映像としてスクリーン７に拡大投影され
る。
【００６２】次に、本発明の立体液晶表示装置のクロス
トーク除去動作を説明する。
トーク除去動作を説明する。
【００６３】各液晶パネル４Ｒ、４Ｂ、及び４Ｇにより
光変調された偏光方向がＳ＋４５度の光は、位相差板９
２により偏光方向がＰ波に一致しているため、Ｒ用ダイ
クロイックミラー２Ｒ、Ｂ用ダイクロイックミラー２
Ｂ、及び反射ミラー３により反射（若しくは通過）され
ても、直線偏光から楕円偏光になることはない。このた
め、投影レンズからスクリーン上に投影される光は、楕
円偏光された光を反射（若しくは通過）する際に生じる
余分な成分の光が発生せず、偏光方向がＰ波に一致した
成分のみとなる。
光変調された偏光方向がＳ＋４５度の光は、位相差板９
２により偏光方向がＰ波に一致しているため、Ｒ用ダイ
クロイックミラー２Ｒ、Ｂ用ダイクロイックミラー２
Ｂ、及び反射ミラー３により反射（若しくは通過）され
ても、直線偏光から楕円偏光になることはない。このた
め、投影レンズからスクリーン上に投影される光は、楕
円偏光された光を反射（若しくは通過）する際に生じる
余分な成分の光が発生せず、偏光方向がＰ波に一致した
成分のみとなる。
【００６４】このため、偏光メガネの他眼に余分な成分
が入射されず、クロストークが発生することはない。
が入射されず、クロストークが発生することはない。
【００６５】この結果、視聴者は、右眼用として偏光方
向がＳ波（０度）と一致した偏光板、及び左眼用として
偏光方向がＰ波（９０度）と一致した偏光板からなる偏
光メガネを用いて立体映像を観賞することができる。
向がＳ波（０度）と一致した偏光板、及び左眼用として
偏光方向がＰ波（９０度）と一致した偏光板からなる偏
光メガネを用いて立体映像を観賞することができる。
【００６６】尚、本実施例に使用している位相差板９
１、及び９２は、緑色光、赤色光、及び青色光の各波長
に対応する１／２波長板を使用している。
１、及び９２は、緑色光、赤色光、及び青色光の各波長
に対応する１／２波長板を使用している。
【００６７】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成することによ
り、投影レンズの出力側に偏光板を必要とせず、照度の
高い立体映像を得ることができる。また、Ｒ用液晶パネ
ル、Ｇ用液晶パネル、及びＢ用液晶パネルの入力側偏光
板、及出力側偏光板の偏光方向を一致させることができ
るため、液晶パネルの生産性が向上する。
り、投影レンズの出力側に偏光板を必要とせず、照度の
高い立体映像を得ることができる。また、Ｒ用液晶パネ
ル、Ｇ用液晶パネル、及びＢ用液晶パネルの入力側偏光
板、及出力側偏光板の偏光方向を一致させることができ
るため、液晶パネルの生産性が向上する。
【図１】本発明の立体液晶表示装置を示す光学ブロック
図である。
図である。
【図２】本発明の立体液晶表示装置に使用される位相差
板による光の偏光を説明するための図である。
板による光の偏光を説明するための図である。
【図３】直線偏光から楕円偏光による変換を示す図であ
る。
る。
【図４】従来の立体液晶表示装置を示す光学ブロック図
である。
である。
４Ｂ Ｂ用ダイクロイックミラー ４Ｇ Ｇ用ダイクロイックミラー ４Ｒ Ｒ用ダイクロイックミラー ４ａ 偏光方向が−４５度の偏光板 ４ｂ 偏光方向が−４５度の偏光板 ４ｃ 液晶層 ５ 投影レンズ ８ａ 右眼用液晶プロジェクタ ８ｂ 左眼用液晶プロジェクタ ９１ 位相差板 ９２ 位相差板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
Claims (2)
- 【請求項１】 メタルハライドランプ等からなる光源
と、該光源からの光を分割する少なくとも１つの光分割
手段と、該光分割手段からの光を光変調する少なくとも
１つの液晶パネルと、該液晶パネルの出力側に配置さ
れ、液晶パネルを通過した光の偏光方向をＳ波に移相す
る少なくとも１つの第１位相差板と、該第１位相差板を
通過する光を合成する少なくとも１つの光合成手段と、
該光合成手段により合成された光を投影する投影レンズ
とを有する第１の液晶プロジェクタと、メタルハライド
ランプ等からなる光源と、該光源からの光を分割する少
なくとも１つの光分割手段と、該光分割手段からの光を
光変調する少なくとも１つの液晶パネルと、該液晶パネ
ルの出力側に配置され、液晶パネルを通過した光の偏光
方向をＰ波に移相する少なくとも１つの第２位相差板
と、該第２位相差板を通過する光を合成する少なくとも
１つの光合成手段と、該光合成手段により合成された光
を投影する投影レンズとを有する第２の液晶プロジェク
タとから構成される立体液晶表示装置。 - 【請求項２】 メタルハライドランプ等からなる光源
と、該光源からの光を光変調する液晶パネルと、該液晶
パネルの出力側に配置され、液晶パネルを通過した光の
偏光方向をＳ波に移相する第１位相差板と、該第１位相
差板を通過する光を投影する投影レンズとを有する第１
の液晶プロジェクタと、メタルハライドランプ等からな
る光源と、該光源からの光を光変調する液晶パネルと、
該液晶パネルの出力側に配置され、液晶パネルを通過し
た光の偏光方向をＰ波に移相する少なくとも１つの第２
位相差板と、該第２位相差板を通過する光を投影する投
影レンズとを有する第２の液晶プロジェクタとから構成
される立体液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23020693A JP3234364B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 立体液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23020693A JP3234364B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 立体液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787529A true JPH0787529A (ja) | 1995-03-31 |
| JP3234364B2 JP3234364B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=16904241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23020693A Expired - Lifetime JP3234364B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 立体液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3234364B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089718A (en) * | 1996-10-30 | 2000-07-18 | Seiko Epson Corporation | Projection display device |
| US6152566A (en) * | 1996-10-30 | 2000-11-28 | Seiko Epson Corporation | Projector for modulating polarized luminous flux |
| US7625093B2 (en) | 2005-03-29 | 2009-12-01 | Seiko Epson Corporation | Image display device having a plurality of basic-color projection units |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP23020693A patent/JP3234364B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089718A (en) * | 1996-10-30 | 2000-07-18 | Seiko Epson Corporation | Projection display device |
| US6152566A (en) * | 1996-10-30 | 2000-11-28 | Seiko Epson Corporation | Projector for modulating polarized luminous flux |
| US7625093B2 (en) | 2005-03-29 | 2009-12-01 | Seiko Epson Corporation | Image display device having a plurality of basic-color projection units |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3234364B2 (ja) | 2001-12-04 |
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