JPH0787225A - パケット制御/通知方式 - Google Patents
パケット制御/通知方式Info
- Publication number
- JPH0787225A JPH0787225A JP5224766A JP22476693A JPH0787225A JP H0787225 A JPH0787225 A JP H0787225A JP 5224766 A JP5224766 A JP 5224766A JP 22476693 A JP22476693 A JP 22476693A JP H0787225 A JPH0787225 A JP H0787225A
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- JP
- Japan
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- communication
- channel
- isdn line
- voice
- control
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- Pending
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- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ISDN回線を利用して音声情報
や画像情報などを回線交換通信によって通信サービスす
るときに必要となる制御信号や通知信号の送受信をイン
チャネル信号に悪影響を与えずに行うことを目的とす
る。 【構成】 従来のインチャネル信号のビットスチール等
による制御/通知情報の通信方式に替えて、インチャネ
ル信号はそのままとし、Dチャネルにおけるパケット通
信によって制御/通知情報を送受信する。
や画像情報などを回線交換通信によって通信サービスす
るときに必要となる制御信号や通知信号の送受信をイン
チャネル信号に悪影響を与えずに行うことを目的とす
る。 【構成】 従来のインチャネル信号のビットスチール等
による制御/通知情報の通信方式に替えて、インチャネ
ル信号はそのままとし、Dチャネルにおけるパケット通
信によって制御/通知情報を送受信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN回線を利用し
て、音声情報や画像情報などを回線交換通信によって行
う通信サービスの制御信号や通知信号の送受信方式に関
連するものである。
て、音声情報や画像情報などを回線交換通信によって行
う通信サービスの制御信号や通知信号の送受信方式に関
連するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなISDN回線を利用し
た通信サービスにおける制御情報や通知情報は、Bチャ
ネルの中のインチャネル情報として扱われ、音声情報の
場合は、CCITT勧告G.722におけるようなビッ
トスチールが用いられ、画像情報においてはCCITT
勧告H.221におけるように特別なフレーム構成によ
って、その情報の伝達が行われていた。
た通信サービスにおける制御情報や通知情報は、Bチャ
ネルの中のインチャネル情報として扱われ、音声情報の
場合は、CCITT勧告G.722におけるようなビッ
トスチールが用いられ、画像情報においてはCCITT
勧告H.221におけるように特別なフレーム構成によ
って、その情報の伝達が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式によれば、
次のような問題点があった。一つは、音声情報や画像情
報などの本来通信機器間等でその利用者が送受信を必要
とする通信情報メディアの劣化である。例えば、64k
bit/sを使用して、7kHz帯域の音声情報を通信
するシステムにあっては、このための制御情報や通知情
報を伝達する必要のあるシステムでは、8ビットから1
ビットをスチールして、56kbit/sで通信するこ
ととなり、音声品質の劣化が生じてしまう問題点があっ
た。
次のような問題点があった。一つは、音声情報や画像情
報などの本来通信機器間等でその利用者が送受信を必要
とする通信情報メディアの劣化である。例えば、64k
bit/sを使用して、7kHz帯域の音声情報を通信
するシステムにあっては、このための制御情報や通知情
報を伝達する必要のあるシステムでは、8ビットから1
ビットをスチールして、56kbit/sで通信するこ
ととなり、音声品質の劣化が生じてしまう問題点があっ
た。
【0004】もう一つは、通信料金の増加である。例え
ば、64kbit/sでn秒間通信する情報を、8ビッ
トから1ビットスチールすることによって、56kbi
t/sで通信したとするとn/7秒だけ余分に通信時間
を要することになる。したがって、距離と時間とを併用
している現料金体系では、東京と大阪間のように距離が
一定であれば、通信時間の増加に伴って通信料金が掛か
ることとなる。更に、同時同報通信を行う場合には(例
えば、特開平4−23638号公報「同報システ
ム」)、同一情報を各対地に送出するのみでなく、各チ
ャネル毎に制御監視を行わなければならないので、対地
数が多数になると、その増加に伴って負担も大きくなる
といった問題があった。
ば、64kbit/sでn秒間通信する情報を、8ビッ
トから1ビットスチールすることによって、56kbi
t/sで通信したとするとn/7秒だけ余分に通信時間
を要することになる。したがって、距離と時間とを併用
している現料金体系では、東京と大阪間のように距離が
一定であれば、通信時間の増加に伴って通信料金が掛か
ることとなる。更に、同時同報通信を行う場合には(例
えば、特開平4−23638号公報「同報システ
ム」)、同一情報を各対地に送出するのみでなく、各チ
ャネル毎に制御監視を行わなければならないので、対地
数が多数になると、その増加に伴って負担も大きくなる
といった問題があった。
【0005】本発明は、上述した従来の問題点を解決
し、インチャネル信号には悪影響を与えずに制御信号や
通知信号を送受信できる方式を提供することを目的とす
る。
し、インチャネル信号には悪影響を与えずに制御信号や
通知信号を送受信できる方式を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本発明で
は、従来のインチャネルによる制御/通知情報の通信方
式ではなく、ISDN回線のDチャネルにおけるパケッ
ト通信を利用することを特徴とする。
は、従来のインチャネルによる制御/通知情報の通信方
式ではなく、ISDN回線のDチャネルにおけるパケッ
ト通信を利用することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の方式を用いることにより、通信サービ
スに必要となる制御/通知情報をインチャネルによらな
いで通信できるので、従来のインチャネルを用いて制御
/通知情報の通信を行うことによって生ずる通信情報の
劣化ならびに通信時間の増加を防ぐことができる。ま
た、同時同報のシステムにおいても、Dチャネルにおけ
るパケット通信による通知を待てば良いことになり、従
来のような各チャネル毎の制御監視を行わなくてよく、
その負担が大幅に軽減される。
スに必要となる制御/通知情報をインチャネルによらな
いで通信できるので、従来のインチャネルを用いて制御
/通知情報の通信を行うことによって生ずる通信情報の
劣化ならびに通信時間の増加を防ぐことができる。ま
た、同時同報のシステムにおいても、Dチャネルにおけ
るパケット通信による通知を待てば良いことになり、従
来のような各チャネル毎の制御監視を行わなくてよく、
その負担が大幅に軽減される。
【0008】
【実施例】図1は、本発明をISDN回線を用いる音声
同報システムに適用した実施例を示すものである。図1
において、主装置1は、主装置1の全体を制御する制御
部2と、この制御部2にデータバス11によって接続さ
れた回線制御/パケット通信処理部3、時分割スイッチ
4、CODEC5及び音声入出力処理6とから構成され
る。また、制御部2には外部の操作部7が接続され、音
声入出力処理部6には外部の音声入出力処理装置8が接
続される。
同報システムに適用した実施例を示すものである。図1
において、主装置1は、主装置1の全体を制御する制御
部2と、この制御部2にデータバス11によって接続さ
れた回線制御/パケット通信処理部3、時分割スイッチ
4、CODEC5及び音声入出力処理6とから構成され
る。また、制御部2には外部の操作部7が接続され、音
声入出力処理部6には外部の音声入出力処理装置8が接
続される。
【0009】さらに、回線制御/パケット通信処理部3
は、ISDN回線12を介して、複数の端末9,・・に
接続される。そして、端末9には音声入出力装置10が
接続される構成である。図1の音声同報システムの動作
を説明すると、以下のとおりである。まず、音声入出力
装置8からの入力音は、音声入出力処理部6でアナログ
処理し、データバス11を通して、CODEC5で符号
化を行い、時分割スイッチ4でディジタル分配し、回線
処理/パケット通信処理部3によりBチャネルを使って
ISDN回線12を介して端末群9,・・に音声同報と
して各端末9に接続された音声入出力装置10に出力す
る。
は、ISDN回線12を介して、複数の端末9,・・に
接続される。そして、端末9には音声入出力装置10が
接続される構成である。図1の音声同報システムの動作
を説明すると、以下のとおりである。まず、音声入出力
装置8からの入力音は、音声入出力処理部6でアナログ
処理し、データバス11を通して、CODEC5で符号
化を行い、時分割スイッチ4でディジタル分配し、回線
処理/パケット通信処理部3によりBチャネルを使って
ISDN回線12を介して端末群9,・・に音声同報と
して各端末9に接続された音声入出力装置10に出力す
る。
【0010】一方、端末群9,・・の中の1つの端末9
からの音声信号は、ISDN回線12のBチャネルを介
して主装置1の回線処理/パケット通信処理部3に送ら
れ、この回線処理/パケット通信処理部3からデータバ
ス11を通して、CODEC5により符号化し音声入出
力処理部8によりアナログ処理した後、前述した音声入
出力装置8からの入力の場合と同様に他の端末群9,・
・に音声同報を行う。このとき、音声同報中の同報情報
に関する端末群9,・・から質問、意見、発言等センタ
への通知信号は、ISDN回線12で定型のパケット化
とした信号とし、ISDN回線12のDチャネルパのケ
ット通信により主装置1の回線処理/パケット通信処理
部3へ通知される。
からの音声信号は、ISDN回線12のBチャネルを介
して主装置1の回線処理/パケット通信処理部3に送ら
れ、この回線処理/パケット通信処理部3からデータバ
ス11を通して、CODEC5により符号化し音声入出
力処理部8によりアナログ処理した後、前述した音声入
出力装置8からの入力の場合と同様に他の端末群9,・
・に音声同報を行う。このとき、音声同報中の同報情報
に関する端末群9,・・から質問、意見、発言等センタ
への通知信号は、ISDN回線12で定型のパケット化
とした信号とし、ISDN回線12のDチャネルパのケ
ット通信により主装置1の回線処理/パケット通信処理
部3へ通知される。
【0011】主装置1では、ISDN回線12に複数の
論理チャネルを設ける(図1に破線で示す)ことによ
り、音声同報中の全ての端末9,・・のDチャネルパケ
ット信号を回線処理/パケット通信処理部3により受信
し、制御部2を介し、操作部7に表示する。また、主装
置1から端末群9,・・内の1又は複数の端末9に対し
種々の制御信号をDチャネルパケット信号にし、端末9
に送信して、その表示部へ表示させる。
論理チャネルを設ける(図1に破線で示す)ことによ
り、音声同報中の全ての端末9,・・のDチャネルパケ
ット信号を回線処理/パケット通信処理部3により受信
し、制御部2を介し、操作部7に表示する。また、主装
置1から端末群9,・・内の1又は複数の端末9に対し
種々の制御信号をDチャネルパケット信号にし、端末9
に送信して、その表示部へ表示させる。
【0012】例えば、遠隔講義における講師の声を音声
入出力装置8から入力して、主装置1により音声同報
し、受講者は端末群9,・・により受講する場合におい
ては、講師からの出題に対する回答を端末群9,・・か
らのDチャネルパケット通信を用いて主装置1に収集
し、また、その回答結果を主装置1から端末群9,・・
へのDチャネルパケット通信により同報通信することが
可能となる。
入出力装置8から入力して、主装置1により音声同報
し、受講者は端末群9,・・により受講する場合におい
ては、講師からの出題に対する回答を端末群9,・・か
らのDチャネルパケット通信を用いて主装置1に収集
し、また、その回答結果を主装置1から端末群9,・・
へのDチャネルパケット通信により同報通信することが
可能となる。
【0013】同様にして、主装置1と端末群9,・・と
の間で、アンケート調査等も実現することができる。上
述した図1の実施例では音声同報を例としたが、主装置
1側の音声入出力装置8と端末9側の音声入出力装置1
0に替えて画像入出力装置あるいは音声・画像入出力装
置を接続することにより、画像情報あるいは音声と画像
の両情報を同報通信することが可能となる。
の間で、アンケート調査等も実現することができる。上
述した図1の実施例では音声同報を例としたが、主装置
1側の音声入出力装置8と端末9側の音声入出力装置1
0に替えて画像入出力装置あるいは音声・画像入出力装
置を接続することにより、画像情報あるいは音声と画像
の両情報を同報通信することが可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によりイン
チャネル信号に悪影響を与えることなく、音声や画像の
インチャネル情報通信を行いながら、インチャネル情報
以外の制御信号や通知信号の情報通信が可能となる。
チャネル信号に悪影響を与えることなく、音声や画像の
インチャネル情報通信を行いながら、インチャネル情報
以外の制御信号や通知信号の情報通信が可能となる。
【図1】本発明をISDN回線を用いる音声同報システ
ムに適用した実施例の説明図。
ムに適用した実施例の説明図。
1 主装置 2 制御部 3 回線制御/パケット通信制御部 4 時分割スイッチ 5 CODEC 6 音声入出力処理部 7 操作部 8 主装置側の音声入出力装置 9 端末 10 端末側の音声入出力装置 11 データバス 12 ISDN回線
Claims (2)
- 【請求項1】 ISDN回線のBチャネルを使用して音
声および/または画像の情報を回線交換通信を行う通信
機器相互間の制御/通知信号の送受信方式であって、相
手通信機器を制御する制御信号と相手通信機器に自機器
の状態を知らせる通知信号を前記ISDN回線のDチャ
ネルを使用したパケット通信によって送受信することを
特徴とするパケット制御/通知方式。 - 【請求項2】 ISDN回線を用いてセンタ装置と多対
地の通信機器群の間で同時に回線交換通信を行う同報通
信システムの制御/通知信号の送受信方式であって、各
対地の通信機器との制御/通知信号を前記ISDN回線
のDチャネルを使用したパケット通信によって送受信す
ることを特徴とするパケット制御/通知方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224766A JPH0787225A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | パケット制御/通知方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224766A JPH0787225A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | パケット制御/通知方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0787225A true JPH0787225A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16818895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224766A Pending JPH0787225A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | パケット制御/通知方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787225A (ja) |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP5224766A patent/JPH0787225A/ja active Pending
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