JPH08214267A - 映像伝送装置 - Google Patents

映像伝送装置

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Publication number
JPH08214267A
JPH08214267A JP7019019A JP1901995A JPH08214267A JP H08214267 A JPH08214267 A JP H08214267A JP 7019019 A JP7019019 A JP 7019019A JP 1901995 A JP1901995 A JP 1901995A JP H08214267 A JPH08214267 A JP H08214267A
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JP
Japan
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data
video
unit
external device
input
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Application number
JP7019019A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Watabe
保日児 渡部
Kenji Mase
健二 間瀬
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 編集装置側から送信された映像データと、記
録媒体の動作を制御する付加データとを、遠隔地に在る
VTRに同時に受信させることができる映像伝送装置を
提供する。 【構成】 映像データを外部回路から入力する映像入力
部10と、 映像データを外部回路へ出力する映像出力
部11と、付加データを外部回路から入力する付加デー
タ入力部12aと、付加データを外部回路へ出力する付
加データ出力部13aと、入力した複数のデータ信号を
多重化して多重化データとして出力する機能を有し映像
データと付加データを入力する多重化部14と、多重化
データを多重化部から入力して伝送路上に出力し、多重
化データを伝送路上から入力する伝送部20と、伝送部
によって伝送路から受信した多重化データを個別のデー
タ信号に分解し、映像データを映像データ出力部へ伝達
し、付加データを付加データ出力部へ伝達する分解部1
5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等を利用して映
像編集を行う映像編集分野において使用する映像編集装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像伝送は、映像データのみを伝
送しており、それ以外は異なる伝送方法によって別途に
伝送していた。例えば、映像データは高速ディジタル通
信路、それ以外は、パケット伝送路または、低速ディジ
タル通信路によって伝送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】VTRを利用した映像
編集においては、映像データの制御のみならず、編集装
置に接続された複数のVTRを逐次制御する。しかし、
従来の映像伝送装置はVTRの動作を制御する制御デー
タ(タイムコード、VTRの走行、記録、再生を制御す
るコマンド)と映像データとを同時に伝送することがで
きないため、VTRと編集装置をごく近傍に配置してこ
れらを直接接続し、VTRを操作しながら編集を行わざ
るをえないとともに、その接続のために、映像データと
制御データそれぞれのために別々の接続を用意する必要
があった。そのため、作業が繁雑であるとともに、編集
装置とVTRが通信網を介さなければ相互に通信ができ
ない程度に遠隔地に在る場合には、映像編集を行うこと
ができないという問題点があった。
【0004】本発明の第1の目的は、編集装置側から送
信された映像データと制御データとを、同一の伝送路を
用いて、遠隔地に在るVTRに同時に受信させることが
できる映像伝送装置を提供することにある。本発明の第
2の目的は、編集装置側から、遠隔地にあるVTRの動
作を自由に制御することが出来、かつ、VTR側から遠
隔地にある編集装置の動作を自由に制御することができ
る双方向の映像伝送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の映像伝送
装置は、入力された複数のディジタルデータ信号を多重
化して多重化データとして出力する多重化部、第2の外
部装置に接続されている伝送路上に多重化データを出力
する伝送部、ディジタル映像データを第1の外部装置か
ら受信して多重化部に出力する映像入力部、第2の外部
装置の動作を制御するコマンドを制御データとして第1
の外部装置から受信して多重化部に出力する制御データ
入力部、映像データの映像入力部への入力、および制御
データの制御データ入力部への入力を制御する入力制御
部を有する。
【0006】本発明の第2の映像伝送装置は、複数のデ
ータ信号が多重化されて成る多重化データを、第1の外
部装置に接続されている伝送路上から受信する伝送部、
伝送部によって入力された多重化データを個別のディジ
タルデータ信号に分解して出力する分解部、分解部から
個別のディジタルデータ信号として出力された映像デー
タを入力して該映像データを第2の外部装置へ出力する
映像出力部、第2の外部装置の動作を制御するコマンド
を制御データと定義するとき、分解部から個別のディジ
タルデータ信号として出力された制御データを入力して
第2の外部装置へ出力する制御データ出力部、映像出力
部からの映像データの出力、および制御データ出力部か
らの制御データの出力を制御する出力制御部を有する。
【0007】本発明の第3の映像伝送装置は、第1のデ
ィジタル映像データを第1の外部装置から入力する映像
入力部、第2の外部装置から送信された第2のディジタ
ル映像データを第1の外部装置へ出力する映像出力部、
第1のディジタル映像データに付加して該映像データと
同時に第2の外部装置に送信すべきディジタルデータ信
号を第1の付加データとして第1の外部装置から入力す
る付加データ入力部、第2のディジタル映像データに付
加して第2の外部装置から送信された第2の付加データ
を第1の外部装置へ出力する付加データ出力部、第1の
ディジタル映像データの映像入力部への入力、および第
2の付加データの付加データ入力部への入力、映像出力
部からの第2のディジタル映像データの出力、および付
加データ出力部からの第2の付加データの出力を制御す
る入出力制御部、入力した複数のデータ信号を多重化し
て多重化データとして出力する機能を有し、映像入力部
が受信した第1のディジタル映像データと付加データ入
力部が受信した第1の付加データを入力する多重化部
と、多重化データを多重化部から入力して第2の外部装
置に接続された伝送路上に出力し、多重化データを前記
伝送路上から入力する伝送部、伝送部によって伝送路か
ら入力された多重化データを個別のディジタルデータ信
号に分解し、映像データを第2のディジタル映像データ
として映像データ出力部へ伝達し、付加データを第2の
付加データとして付加データ出力部へ伝達する分解部を
有する。
【0008】
【作用】本発明の第1の映像伝送装置は、映像データ及
び制御データを送信する側(以下、第1の外部装置また
は送信側と記す)と通信網との間に配置される。映像デ
ータおよび制御データはそれぞれの入力部を経て多重化
部に入力され、そこで多重化される。多重化データは伝
送部のインターフェースによって伝送路上に出力され
る。伝送路は第2の外部装置に接続されている。
【0009】通常、映像データの情報量は制御データの
情報量に比較して遥かに大きいので、制御データのコー
ドをビット分解し、その所定ビット数と映像データの1
スキャンラインとを組み合せて多重化するのが望まし
い。
【0010】本発明の第2の映像伝送装置は、通信網と
映像データ及び制御デーをタ受信する側(以下、受信
側、または第2の外部装置と記す)との間に配置され
る。多重化データは伝送部のインターフェースによっ
て、伝送路から分解部に入力される。多重化データは、
分解部で個別のデータ信号に分解される。その個別のデ
ータ信号のうち、映像データは映像データ出力部を経て
受信側、すなわち第2の外部装置に受けとられる。ま
た、その個別データのうち、制御データは制御データ出
力部を経て、受信側すなわち第2の外部装置に受けとら
れる。このようにして、同一の伝送路を用いて映像デー
タと制御データを同時に送信側から受信側へ送信するこ
とができる。
【0011】第1の映像伝送装置、伝送路、第2の映像
伝送装置の順に接続し、第1の外部装置を編集装置と
し、第2の外部装置をVTRとした場合には、編集装置
側にいるオペレーターは通信網を介して遠隔地にあるV
TRを用いて編集作業をすることができる。また、第1
の外部装置をVTRとし、第2の外部装置を編集装置と
した場合には、VTR側にいるオペレーターは通信網を
介して遠隔地にある編集装置を用いて編集作業をするこ
とができる。
【0012】本発明の第3の映像伝送装置は、前掲の第
1、第2の映像伝送装置を並列に組み合せた構造を持つ
双方向映像伝送装置である。したがって、第3の映像伝
送装置を2個使用し、1個を伝送路に対して送信側に接
続し、他の1個を受信側に配置することによって、第
1、第2の映像伝送装置を用いた場合と同様な動作をさ
せることができる。この場合には、第3の映像伝送装置
の送信側装置(以下、第1の双方向装置と記す)の映像
入力部、付加データ入力部にそれぞれ映像データ及び制
御データ(一般的に表現すれば付加データ)が入力され
る。これらのデータ信号は多重化部で多重化され、伝送
部を経由して伝送路上に出力される。この多重化データ
は伝送路から第3の映像伝送装置の受信側装置(以下、
第2の双方向装置と記す)の伝送部を介して分解部に入
力され、ここで映像データと制御データに分解され、映
像データおよび制御データはそれぞれ映像出力部および
付加データ出力部を経て第2の外部装置、例えば、VT
Rに出力される。このようにして、この場合において
も、同一の伝送路を用いて映像データと制御データを同
時に送信側から受信側へ送信することができる。
【0013】前掲のように、第3の映像伝送装置を用い
て、第1、第2の映像伝送装置を用いた場合と同様な効
果を実現することができるけれど、第3の映像伝送装置
は、双方向伝送装置であるので、第2の外部装置側から
第1の外部装置側へ(すなわち、逆向きに)映像データ
と付加データとを、同一伝送路で同時に送信することが
できるという利点がある。この場合には、第2の双方向
装置の映像入力部、付加データ入力部からそれぞれ入力
された映像データ(第2の映像データ)、付加データ
(第2の付加データ)は第2の双方向装置の多重化部で
多重化される。多重化データは第2の双方向装置の伝送
部、通信網、第1の双方向装置の伝送部を経て第1の双
方向装置に入力され、第1の双方向装置の分解部によっ
て映像データ、付加データに分解される。映像データ、
付加データは第1の双方向装置の映像出力部、付加デー
タ出力部によって、それぞれ第1の外部装置に出力され
る。したがって、付加データとして第1の外部装置の動
作を制御する制御データを用いれば、第2の外部装置か
ら映像データを送りながら、第2の外部装置側から第1
の外部装置の動作を制御することができる。
【0014】また、第3の映像伝送装置に電話機を付加
し、映像データ、付加データの他に送話信号を多重化
し、それによって生成された多重化データを分解して該
送話データを抽出して受話器で受信することによって、
送信側のオペレータと受信側のオペレータが相互に指示
を与え合いながら作業を進めることができる。
【0015】本発明の伝送装置を編集装置とVTRとの
間に配置した場合には、、映像データとVTRの動作を
制御する制御データを多重化することによって、映像デ
ータと制御データを同一の伝送路を用いて同時に送信す
ることがができる。また、伝送された多重化データを受
信した際には、それらを分解することによって映像デー
タと制御データを映像伝送装置から同時に受信すること
ができる。このように、映像データと制御データとが同
時にVTR側に到着するため、VTRを用いて映像デー
タを編集する場合に、編集装置とVTRを近傍に設置す
る必要がなくなる。その結果、編集装置が存在する位置
において、遠隔地のVTRを、あたかもそれが同一地に
あるかのように取り扱うことができる。また、双方向映
像伝送装置を用いることによって、VTRが存在する位
置において、遠隔地の編集装置を、あたかもそれが同一
地にあるかのように取り扱うことができる。
【0016】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。以下の記述において、映像データ、制御データ、
および付加データはディジタルデータとする。図1は本
発明の映像伝送装置を適用した映像編集システムの一実
施例を示すブロック図である。本実施例の映像編集シス
テムは、編集装置1、映像伝送装置2、伝送路3、映像
伝送装置4、VTR5から成っている。編集装置1から
送信された映像データと制御データは第1の映像伝送装
置2によって多重化された後、伝送路3上に乗せられ
る。伝送路3によって伝送された多重化データは第2の
映像伝送装置4によって、映像データと制御データとに
分解され、その映像データと制御データはVTR5に供
給される。
【0017】図2は、図1の映像伝送装置2の一実施例
のブロック図である。本実施例の映像伝送装置2は、映
像入力部10、制御データ入力部12、多重化部14、
伝送部16、入力制御部18から成っている。
【0018】映像入力部10は、映像データDv を編集
装置(図示せず)から受信して多重化部14に出力す
る。制御データ入力部12は、制御データDc を編集装
置から受信して多重化部14に出力する。ここで制御デ
ータDc は、タイムコードおよび映像データDv を記録
するVTRの動作(走行、記録、再生)を制御するコマ
ンドである。多重化部14は、映像データDv と制御デ
ータDc を多重化して多重化データとして出力する。伝
送部16は多重化データに所定のフォーマットを与えて
伝送路3上に出力する。入力制御部18は映像データD
v の映像入力部10への入力、および制御データDc
制御データ入力部12への入力を制御する。
【0019】編集装置から送出された映像データDv
制御データDc は、入力制御部18の制御の下でそれぞ
れ映像入力部10、制御データ入力部12に入力され、
多重化部14によって多重化データに変換される。多重
化データは伝送部16によって伝送路3に伝達される。
【0020】図3は映像データDv と制御データDc
の多重化方法の一例を示す図で、(A)は1フレームの
映像データと制御データとの容量(情報量)を示す概念
図で、(B)は1スキャンライン毎に多重化された多重
化データのフォーマットを示す概念図である。ここで、
映像データとは1フレームの画像が連続した映像のこと
であり、この映像は連続した画像と、該画像と同時に再
生される音声から構成されている。また、ここでいう画
像とは、スキャンライン(水平走査線対応のライン情
報)の連続によって構成されるものである。テレビで見
ているような、連続的に移り変わる画像をここでは映像
と呼んでいる。
【0021】前掲のように、映像データは、通常テレビ
信号のごとく、水平スキャンラインの連続であり、制御
データはタイムコードまたはVTRの走行および記録ま
たは再生を制御するコマンドである。通常、制御データ
は1フレームの映像データ毎に出力されるが、一般に制
御データに比較して映像データの方が遥かに大きな容量
を持っているので((A)参照)、制御データのコード
をビット分解し、所定のビット数の制御データと映像デ
ータの1スキャンラインと組み合わせて多重化する
((B)参照)。この多重化データを分解する際には、
上記と逆の処理によって、制御データと映像データへ分
解する。
【0022】図4は、図1の映像伝送装置4の一実施例
のブロック図である。図4の映像伝送装置は、伝送部1
7、分解部15、映像出力部11、制御データ出力部1
3、出力制御部19を備えている。
【0023】伝送部17は複数のデータ信号が多重化さ
れて成る多重化データを伝送路上から受信する。分解部
15は伝送部17によって入力された多重化データを個
別のデータ信号に分解して出力する。映像出力部11は
分解部15から個別のデータ信号として出力された映像
データDv をVTRへ出力する。制御データ出力部13
は、分解部から個別のデータ信号として出力された制御
データDc をVTRへ出力する。出力制御部19は、映
像出力部11からの映像データDv の出力、および制御
データ出力部からの制御データDc の出力を制御する。
伝送路上の多重データは伝送部17によって受信され、
分解部15によって映像データDv と制御データDc
分離された後、映像出力部11および制御データ出力部
13からVTRに出力される。
【0024】図5は本発明の双方向映像伝送装置の一実
施例のブロック図である。本実施例の双方向映像伝送装
置の要部は第1、第2の映像伝送装置を合体した構成を
有する。したがって、同一の機能をもつブロックを同一
の参照番号で示す。双方向映像伝送装置は、映像入力部
10、映像出力部11、付加データ入力部12a、付加
データ出力部13a、多重化部14、分解部15、伝送
部20、入出力制御部21を備え、さらに、送受話器2
2および変換部23を備えている。ここで、付加データ
A とは、映像データに付加して同時に送信される、映
像データ以外のデータ信号である。したがって、編集装
置側から通信網を経由してVTRの動作を制御する場合
には、付加データは制御データになる。付加データ入力
部12aは、受信した付加データDA を多重化に必要な
信号形式に変換して、多重化に必要なタイミングで多重
化部14へ送出するという機能においては第1の映像伝
送装置の制御データ入力部12と同様である。同様に、
付加データ出力部13aは分解部15から入力された付
加データを外部装置に出力する。伝送部20は第1、第
2の映像伝送装置の伝送部16、17を並列に接続した
もので、多重化部14と伝送路3、および伝送路3と分
解部15をインターフェースする。入出力制御部21は
第1、第2の映像伝送装置の入力制御部18および出力
制御部19を1つのブロックにまとめて表現したもの
で、入力制御部18および出力制御部19と全く同様に
機能する。
【0025】送受話器22から送出される送話信号は変
換部23の入力部においてA/D変換された後、多重化
部14で多重化され、伝送部20から伝送路3上に出力
される。伝送部20によって、伝送路3から入力された
送話信号を含む多重化信号は分解部15によって分解さ
れ、送話信号は変換部23の出力部においてD/A変換
された後、受話信号として受話器22に転送される。
【0026】上記の双方向映像伝送装置を図1のような
編集システムに使用する場合には、映像伝送装置3、4
の代わりに双方向映像伝送装置が1つずつ用いられる。
以下、伝送路に対して編集装置側の双方向映像伝送装置
を第1の双方向装置、伝送路に対して、VTR側の双方
向映像伝送装置を第2の双方向装置と記し、添え字1、
2をつけて表す。映像データおよび制御データはそれぞ
れ第1の双方向装置の映像入力部101 、付加データ入
力部12a1 に入力され、送話信号は変換部23でA/
D変換され、映像入力部101 、付加データ入力部12
1 、変換部23で処理された映像データ、制御デー
タ、送話信号は、多重化部141 で多重化される。多重
化データは伝送部201 によって伝送路3上に出力され
る。第2の双方向装置の伝送部202 は伝送路上の多重
化データを入力し、該多重化データを分解部152 に転
送する。分解部152 は多重化データを分解し、映像デ
ータ、制御データ、送話信号をそれぞれ映像出力部11
2 、付加データ出力部13a 2 、変換部232 に送出す
る。映像出力部112 、付加データ出力部13a2 はそ
れぞれ映像データ、制御データをVTRに転送する。ま
た、変換部232 は入力した送話信号をアナログ受話信
号として送受話器22に送出する。
【0027】VTR側から編集装置側に送るべき映像デ
ータ、付加データ、送話信号がある場合には、これらの
信号をそれぞれ第2の双方向装置の映像入力部102
付加データ入力部12a2 、変換部232 に入力する。
これらの信号は、それぞれ映像入力部102 、付加デー
タ入力部12a2 、変換部232 にインターフェースさ
れて多重化部142 に入力され、ここで多重化され、多
重化データは伝送部202 を介して伝送路3上に送出さ
れる。多重化データは第1の双方向装置の伝送部20
1 、分解部151 を経て、それぞれ映像出力部111
付加データ出力部13a1 、変換部231 から出力され
る。
【0028】このように、A/D変換によって音声デー
タをコード化し、また、D/A変換によってコード化デ
ータを音声データに変換する変換部23をもつことによ
って、映像データおよび制御データのみならず、音声デ
ータの多重化および分解を行なうことができる。これに
よって、編集装置およびVTRの制御のみならず、編集
装置およびVTRを操作するオペレーター相互間の通信
や指示等をも行なうことができる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、映像
データと制御データまたは付加データを送信側で多重化
し、その多重化データを受信側で分解することによっ
て、同一の伝送路を利用して送信側では映像データと制
御データまたは付加データを同時に送信することがで
き、受信側では映像データと制御データまたは付加デー
タを同時に受信することができ、その結果、遠隔地にあ
る編集装置またはVTRを、あたかも同一地にあるかの
ように制御することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像伝送装置を適用した映像編集シス
テムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の映像伝送装置2の一実施例のブロック図
である。
【図3】映像データDv と制御データDc との多重化方
法の一例を示す図で、(A)は1フレームの映像データ
と制御データとの容量を示す概念図で、(B)は1スキ
ャンライン毎に多重化された多重化データのフォーマッ
トを示す概念図である。
【図4】図1の映像伝送装置4の一実施例のブロック図
である。
【図5】本発明の双方向映像伝送装置の一実施例のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 編集装置 2、4 映像伝送装置 3 伝送路 5 VTR 10 映像入力部 11 映像出力部 12 制御データ入力部 12a 付加データ入力部 13 制御データ出力部 13a 付加データ出力部 14 多重部 15 分解部 16、17 伝送部 18 入力制御部 19 出力制御部 20 伝送部(双方向) 21 入出力制御部 22 送受話器 23 変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/765 H04N 5/91 L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された複数のディジタルデータ信号
    を多重化して多重化データとして出力する多重化部と第
    2の外部装置に接続されている伝送路上に前記多重化デ
    ータを出力する伝送部と、 ディジタル映像データを第1の外部装置から受信して前
    記多重化部に出力する映像入力部と、 第2の外部装置の動作を制御するコマンドを制御データ
    として第1の外部装置から受信して多重化部に出力する
    制御データ入力部と、 前記映像データの映像入力部への入力、および前記制御
    データの制御データ入力部への入力を制御する入力制御
    部を有する映像伝送装置。
  2. 【請求項2】 第1の外部装置が編集装置であり、第2
    の外部装置が、映像データを記録する記録媒体である、
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 第1の外部装置が、映像データを記録す
    る記録媒体であり、第2の外部装置が編集装置である、
    請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記多重化部は1走査線対応の画像デー
    タとビット分解された制御データコードの所定数のビッ
    トとを多重化して多重化データを生成する、請求項1に
    記載の映像伝送装置。
  5. 【請求項5】複数のデータ信号が多重化されて成る多重
    化データを、第1の外部装置に接続されている伝送路上
    から受信する伝送部と、 伝送部によって入力された多重化データを個別のディジ
    タルデータ信号に分解して出力する分解部と、 分解部から個別のディジタルデータ信号として出力され
    た映像データを入力して該映像データを第2の外部装置
    へ出力する映像出力部と、 第2の外部装置の動作を制御するコマンドを制御データ
    と定義するとき、分解部から個別のディジタルデータ信
    号として出力された制御データを入力して第2の外部装
    置へ出力する制御データ出力部と、 映像出力部からの映像データの出力、および制御データ
    出力部からの制御データの出力を制御する出力制御部を
    有する映像伝送装置。
  6. 【請求項6】 第1のディジタル映像データを第1の外
    部装置から入力する映像入力部と、 第2の外部装置から送信された第2のディジタル映像デ
    ータを第1の外部装置へ出力する映像出力部と、 第1のディジタル映像データに付加して該映像データと
    同時に第2の外部装置に送信すべきディジタルデータ信
    号を第1の付加データとして第1の外部装置から入力す
    る付加データ入力部と、 第2のディジタル映像データに付加して第2の外部装置
    から送信された第2の付加データを第1の外部装置へ出
    力する付加データ出力部と、 第1のディジタル映像データの映像入力部への入力、お
    よび第2の付加データの付加データ入力部への入力、映
    像出力部からの第2のディジタル映像データの出力、お
    よび付加データ出力部からの第2の付加データの出力を
    制御する入出力制御部と、 入力した複数のデータ信号を多重化して多重化データと
    して出力する機能を有し、映像入力部が受信した第1の
    ディジタル映像データと付加データ入力部が受信した第
    1の付加データを入力する多重化部と、 多重化データを多重化部から入力して第2の外部装置に
    接続された伝送路上に出力し、多重化データを前記伝送
    路上から入力する伝送部と伝送部によって伝送路から入
    力された多重化データを個別のディジタルデータ信号に
    分解し、映像データを第2のディジタル映像データとし
    て映像データ出力部へ伝達し、付加データを第2の付加
    データとして付加データ出力部へ伝達する分解部とを有
    する双方向映像伝送装置。
  7. 【請求項7】 送話器と受話器と、送話器と多重化部と
    をインターフェースする送話信号入力部と、分解部と受
    話器とをインターフェースする受話信号出力部を有す
    る、請求項6に記載の装置。
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