JPH0786408B2 - 変位測定装置 - Google Patents

変位測定装置

Info

Publication number
JPH0786408B2
JPH0786408B2 JP60144248A JP14424885A JPH0786408B2 JP H0786408 B2 JPH0786408 B2 JP H0786408B2 JP 60144248 A JP60144248 A JP 60144248A JP 14424885 A JP14424885 A JP 14424885A JP H0786408 B2 JPH0786408 B2 JP H0786408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
photoelectric conversion
value
storage unit
pattern matrix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60144248A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS625108A (ja
Inventor
誠 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP60144248A priority Critical patent/JPH0786408B2/ja
Publication of JPS625108A publication Critical patent/JPS625108A/ja
Publication of JPH0786408B2 publication Critical patent/JPH0786408B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、二次元方向へ相対移動する2つの物体の相対
移動変位量を測定する変位測定装置に係り、例えば工作
機械や各種産業機械の相対移動部材の変位量の検出用に
利用できる。
[背景技術とその問題点] 従来、二次元方向へ移動可能な物体の現在位置を求める
には、その二次元方向の各軸を例えばX,Y軸としたと
き、物体をX軸方向へ移動させる機構およびY軸方向へ
移動させる機構にそれぞれ別個に変位測定装置を設け、
この両変位測定装置によって得られる各軸方向の位置デ
ータから移動物体の現在位置を求める方式が取られてい
る。
そのため、物体の二次元方向への変位を測定するには、
その各移動軸毎に変位測定装置を設けなければならない
ので、装置が大型化し、かつ高価にならざるを得ない。
一方、一次元方向へ相対移動する2つの物体の相対移動
変位量を検知する方式としては、相対移動する2つの物
体の対向面にスケールとスライダとを対向配置し、スケ
ール側に励磁電流を印加する一方、スライダ側に誘起さ
れる信号から両物体の相対移動変位量を検知するインダ
クトシン等の方式、或いは一方の物体を他方の物体に対
して移動させるモータ等の回転角をレゾルバ等によって
求め、この回転角から両物体の相対移動変位量を検知す
る方式、等が知られている。
しかし、前者の方式は、相対移動する物体の対向面に特
別に加工されたスケール等を設けなければならない。し
かも、高精度測定を達成するには、スケール等の加工に
あたって、スケールのピッチ間隔をできるだけ小さく、
かつ厳格に仕上げなければならないので、多大な時間と
労力を要し、高価となる欠点がある。また、後者の方式
は、電気的処理回路が複雑化する上、いくらモータの回
転角を正確に測定しても、モータ以後の減速機構や送り
機構に含まれるクリアランス等の誤差によって、測定誤
差が生じる欠点がある。
[発明の目的] ここに、本発明の目的は、このような従来の欠点を解決
すべくなされたもので、製造が容易かつ安価で、二次元
方向の変位量を高精度に測定できる変位測定装置を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段および作用] そのため、本発明では、二次元方向へ相対移動するいず
れか他方の物体に、二次元と平行な一方の物体表面に対
向して複数の光電変換素子を前記二次元方向へ等間隔に
かつマトリックス状に配置し、この光電変換素子群によ
って一方の物体表面の光学的パターン情報を順次検知
し、この検知されたパターンマトリックス情報をそれ以
前に検知されたパターンマトリックス情報と比較して両
者の各軸方向におけるずれ量を求め、このずれ量を各軸
毎に累計して両物体の二次元方向の相対移動変位量を求
めるようにしたものである。
具体的には、いずれか一方の物体表面が反射光の明度が
均一とならない態様を有し、かつ、二次元方向へ相対移
動する2つの物体の相対移動変位量を測定する装置であ
って、前記一方の物体表面の状態を明暗の光学的情報と
して捉えるための光源と、他方の物体に、前記一方の物
体表面に対向して複数の光電変換素子が前記二次元方向
の互いに直交するXおよびY軸方向へ等間隔にかつマト
リックス状に配置され前記一方の物体表面の光学的明度
パターンを電気的に検出する光電変換素子群と、この光
電変換素子群によって検出された一方の物体表面の光学
的明度パターンマトリックス情報を記憶する第1のパタ
ーン記憶部と、この第1のパターン記憶部のパターンマ
トリックス情報より前に前記光電変換素子群によって検
出されたパターンマトリックス情報を基準パターンマト
リックスとして記憶している第2のパターン記憶部と、
前記二次元方向の各軸毎にパターンマトリックス情報の
ずれ量を累計記憶する変位量記憶部と、前記第2のパタ
ーン記憶部に記憶された基準パターンマトリックスに対
して前記第1のパターン記憶部のパターンマトリックス
情報の各軸方向のずれ量を判定し、その判定結果に応じ
て、求められたずれ量を前記変位量記憶部に累計記憶す
るとともに、前記第2の記憶部の基準パターンマトリッ
クスを前記第1のパターン記憶部のパターンマトリック
ス情報に更新する判定手段と、を具備し、この判定手段
は、第1のパターン記憶部に記憶されたパターンマトリ
ックス情報の各軸方向における各データと、これと対応
する前記基準パターンマトリックスの各軸方向における
各データとの差の二乗値または絶対値を累計した第1の
値を算出する第1の演算手段と、第1のパターン記憶部
に記憶されたパターンマトリックス情報の各軸方向にお
ける各データと、これと対応する前記基準パターンマト
リックスのデータを基準としてその基準パターンマトリ
ックスを各軸マイナス方向へ1素子分ずらした各データ
との差の二乗値または絶縁値を累計した第2の値を算出
する第2の演算手段と、第1のパターン記憶部に記憶さ
れたパターンマトリックス情報の各軸方向における各デ
ータと、これと対応する前記基準パターンマトリックス
のデータを基準としてその基準パターンマトリックスを
各軸プラス方向へ1素子分ずらした各データとの差の二
乗値または絶縁値を累計した第3の値を算出する第3の
演算手段と、これらの演算手段によって求められた第
1、第2および第3の値のうち最も小さい値を求め、第
2の値が最も小さいとき前記変位量記憶部のずれ量に前
記光電変換素子間隔に基づく値を加算するとともに、第
3の値が最も小さいとき前記変位量記憶部のずれ量から
前記光電変換素子間隔に基づく値を減算する第4の演算
手段とを含む、ことを特徴としている。
[実施例] 第1図は本発明の変位測定装置を工作機械等のX−Yテ
ーブルに応用した実施例を示している。同図において、
ベッド1の上面にはガイドレール2を介してXテーブル
3がX軸方向へ移動可能に、Xテーブル3の上面にはガ
イドレール4を介してYテーブル5がY軸方向へ移動可
能に、それぞれ設けられている。両テーブル3,5は、例
えば送りねじ軸機構等により各軸方向へ移動される。Y
テーブル5の各面のうち、前記両軸方向に対して平行な
面つまり上面5Aには、一定の光源(自然光をも含む。)
に対し反射光の明度が均一とならないような処理が施さ
れている。例えば、各軸方向に沿って反射光の明度が均
一とならないような不規則な明暗模様等のマークが施さ
れている。
本実施例の変位測定装置は、前記Yテーブル5のX,Y軸
方向の移動量を測定するもので、例えば前記ベッド1に
図示しないブラケットを介して固定されかつ受光面が前
記Yテーブル5の上面5Aに対向された検出ヘッド11と、
この検出ヘッド11によって検出されたYテーブル5の上
面5Aの光学的明度パターンからYテーブル5のX,Y軸方
向への変位量を求めるパターン処理部21とから構成され
ている。
前記検出ヘッド11には、第2図に示す如く、光電変換素
子群12がYテーブル5の上面5Aと平行に配置されている
とともに、Yテーブル5の上面5Aの状態を明暗の光学的
情報として捉えるために光照射する光源13と上面5Aから
の反射光を光電変換素子群12上に所定倍率で結像させる
レンズ14とがそれぞれ設けられている。ここで、第3図
に示す如く、光電変換素子群12の素子間隔をδ、Yテー
ブル5の上面5Aからレンズ14までの距離をL1、レンズ14
から光電変換素子群12までの距離をL2とすると、光電変
換素子群12の素子間隔δに対し、(L1/L2)δの分解能
が得られる。
前記光電変換素子群12は、第4図に示す如く、複数個の
光電変換素子がX軸方向にn個、Y軸方向にm個等間隔
に配置されたマトリックス状に構成されている。これに
より、Yテーブル5の上面5Aの光学的明度パターンが光
電変換素子群12の各光電変換素子により電気的に検知さ
れた後、パターン処理部21へ送られる。
パターン処理部21へ送られたパターンマトリックス情報
は、第5図に示す如く、アンプ22で増幅された後、A/D
変換器23でデジタル信号に変換される。A/D変換器23で
デジタル信号に変換されたパターンマトリックス情報
は、第1のパターン記憶部としての検出パターンメモリ
24へ記憶される。検出パターンメモリ24に記憶されたパ
ターンマトリックス情報は、判定手段としての演算回路
25からの読取指令RCが与えられる毎に演算回路25へ読込
まれ、そこで第2のパターン記憶部としての基準パター
ンメモリ26に記憶されている基準パターンマトリックス
と比較され、その基準パターンマトリックスに対するX,
Y軸方向のずれ量が判定される。基準パターンメモリ26
の基準パターンマトリックスは、前記演算回路25の演算
結果に応じて、前記検出パターンメモリ24のパターンマ
トリックス情報に順次更新される。また、一連の処理が
行なわれると、次の演算のために読取指令RCが演算回路
25から検出パターンメモリ24へ出され、その検出パター
ンメモリ24のパターンマトリックス情報が演算回路25へ
読込まれる。
いま、検出パターンメモリ24に記憶されているパターン
マトリックス情報、つまり今回のサンプリングで読込ま
れたパターンマトリックスを 基準パターンメモリ26に記憶されている基準パターンマ
トリックス、つまり前回のサンプリングまでに更新され
た基準パターンマトリックスを とすると、演算回路25では、 を演算し、各式の中で最も小さい値、つまりMin[Sy0,S
x+,Sx-]、Min[Sy0,Sy+,Sy-]を求める。
ここで、SX0またはSy0が最小値のときは、XまたはY
軸方向において前記(L1/L2)δ分ずれていないと判定
し、Sx+またはSy+が最小値のときは、XまたはY軸方
向において前記(L1/L2)δ分+方向にずれていると判
定し、Sx-またはSy-が最小値のときは、XまたはY軸
方向において前記(L1/L2)δ分−方向にずれていると
判定し、その判定結果に応じて基準パターンメモリ26の
基準パターンマトリックスの更新処理および変位量メモ
リ27のX,Y軸方向のカウント値dx,dyを増減させる。即
ち、 のときには、基準パターンメモリ26の基準パターンマ
トリックスおよび変位量メモリ27のカウント値dx,dyを
共に更新しない。
のときには、基準パターンメモリ26の基準パターンマ
トリックスを検出パターンメモリ24のパターンマトリッ
クスに更新し、かつ変位量メモリ27のカウント値dxまた
はdyを+1カウントアップさせる。
のときには、基準パターンメモリ26の基準パターンマ
トリックスを検出パターンメモリ24のパターンマトリッ
クスに更新し、かつ変位量メモリ27のカウント値dzまた
はdyを−1カウントダウンさせる。
従って、ベッド1に対してYテーブル5が静止したまま
の状態では、Sx0,Sy0が最小値となるから、基準パター
ンメモリ26の基準パターンマトリックスおよび変位量メ
モリ27のカウント値dz,dyは共に更新されない。しか
し、ベッド1に対してYテーブル5が相対移動すると、
その相対移動方向によってSx+,Sy+またはSx-,Sy-が最小
値となるから、基準パターンメモリ26の基準パターンマ
トリックスは検出パターンメモリ24のパターンマトリッ
クスに更新され、かつ移動方向によって変位量メモリ27
のカウント値dz,dyが増減される。
このようにして、ベッド1に対してYテーブル5が相対
移動していくと、変位量メモリ27には、ベッド1に対す
るYテーブル5のX,Y軸方向の変位量が累計記憶されて
いく。変位量メモリ27に記憶された値は、測定単位によ
る値に変換された後、表示器28に表示され、またはNC装
置等へ入力され、以後の制御用データとして利用され
る。
従って、本実施例によれば、X,Y軸方向へ移動されるY
テーブル5の上面5Aの光学的パターン情報を光電変換素
子群12で電気信号に変換し、この変換されたパターンマ
トリックスを前回のサンプリングまでに更新記憶された
基準パターンマトリックスと比較して、基準パターンマ
トリックスに対する検出されたパターンマトリックスの
X,Y軸方向におけるずれ量を求めるようにしたので、1
つの検出ヘッド11によって二次元方向の移動量を測定で
き、その結果装置の小型化、低廉化を図ることができ
る。
また、従来のインダクトシン等のように高精度に加工し
たスケールを物体表面に設けなくてもよく、更にレゾル
バ等のように処理回路が複雑化することがないので、全
体の構成が簡易かつ容易である。特に、物体表面の光学
的パターン情報を検出するようにしたので、物体の測定
面が相対移動方向において反射光の明度が均一とならな
いような態様であればよく、例えば不規則なマーク、更
には傷等の処理でよく、極端には何も処理することなく
加工面粗度のパターンをそのまま利用することもできる
結果、相対移動部材に対する加工がほとんど不要であ
る。従って、位置検出機能がない既存のテーブル等で
も、そのテーブル面に検出ヘッド11を対向設置すれば、
容易に自動化できる利点がある。
しかも、マークや光源14等が経時的に変動しても、パタ
ーンとしての検出であるため、急激な変動でない限り測
定に影響を受ることがない。
また、被測定物に対して非接触型であるので、測定面を
傷付けることがない。このことは、被測定物の材質が比
較的軟質な材料でも高精度に測定できる利点がある。
また、Yテーブル5の表面からの反射光を光電変換素子
群12上に所定倍率で結像させるレンズ14を設けたので、
光電変換素子の間隔δに対し、Yテーブル5の表面から
レンズ14までの距離L1/レンズ14から光電変換素子群12
までの距離L2倍の測定分解能が得られる。
なお、実施に当って、演算回路25における演算アルゴリ
ズムとしては、上記例のほか、次のようなアルゴリズム
でもよい。即ち、 を演算し、これらの解のうちで最も小さい値を求める。
この場合の処理では、 S00→dx,dyそのまま、 Sx+0→dx+1,dyそのまま、 Sx-0→dx−1,dyそのまま、 S0y+→dy+1,dxそのまま、 S0y-→dy−1,dxそのまま、 Sx+y+→dx+1,dy+1 Sx+y-→dx+1,dy−1 Sx-y+→dx−1,dy+1 Sx-y-→dx−1,dy−1 となる。
また、これらのアルゴリズム例において、サンプリング
で取込まれたパターンマトリックス と基準パターンマトリックス との差を二乗したが、その差の絶縁値を取るようにして
もよい。
また、検出されたパターン情報と比較される基準パター
ンについては、前回のサンプリング時までに更新記憶さ
れた1つの基準パターンだけでなく、それ以前に更新さ
れた複数個の基準パターンを記憶しておき、これら全て
について検出されたパターン情報と比較すれば、パター
ンの解析をより正確に行うことができ、また相対移動量
が速くて1回の演算で1素子分以上の移動をするような
場合でも測定可能である。
また、上記実施例では、固定側部材つまりベッド1側に
検出ヘッド11を取付けたが、検出ヘッド11を可動側のY
テーブル5側に取付け、その受光面を固定側部材の基準
面に対向させても同様な効果が得られる。ただ、上述し
た実施例のようにすれば、検出ヘッド11を取付けるため
の加工が軽減できる。
更に、本発明の変位測定装置は、上記実施例で述べたY
−Yテーブルに限らず、二次元方向へ移動する物体の全
ての変位測定装置として広く応用できる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、2つの物体の二次元方向
の相対移動量を容易かつ安価に、しかも高精度に検出で
きる変位測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体の説
明図、第2図は検出ヘッドの要部を示す断面図、第3図
は光電変換素子群とレンズとの関係を示す斜視図、第4
図は光電変換素子群の平面図、第5図はパターン処理部
を示すブロック図である。 1……ベッド、3……Xテーブル、5……Yテーブル、
12……光電変換素子群、1211,1212……光電変換素子、1
3……光源、14……レンズ、23……A/D変換器、24……第
1のパターン記憶部としての検出パターンメモリ、25…
…判定手段としての演算回路、26……第2のパターン記
憶部としての基準パターンメモリ、27……変位量メモ
リ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】いずれか一方の物体表面が反射光の明度が
    均一とならない態様を有し、かつ、二次元方向へ相対移
    動する2つの物体の相対移動変位量を測定する装置であ
    って、 前記一方の物体表面の状態を明暗の光学的情報として捉
    えるための光源と、 他方の物体に、前記一方の物体表面に対向して複数の光
    電変換素子が前記二次元方向の互いに直交するXおよび
    Y軸方向へ等間隔にかつマトリックス状に配置され前記
    一方の物体表面の光学的明度パターンを電気的に検出す
    る光電変換素子群と、 この光電変換素子群によって検出された一方の物体表面
    の光学的明度パターンマトリックス情報を記憶する第1
    のパターン記憶部と、 この第1のパターン記憶部のパターンマトリックス情報
    より前に前記光電変換素子群によって検出されたパター
    ンマトリックス情報を基準パターンマトリックスとして
    記憶している第2のパターン記憶部と、 前記二次元方向の各軸毎にパターンマトリックス情報の
    ずれ量を累計記憶する変位量記憶部と、 前記第1のパターン記憶部に読取指令を周期的に出力し
    てその第1のパターン記憶部に記憶されたパターンマト
    リックス情報を読み込むとともに、前記第2のパターン
    記憶部に記憶された基準パターンマトリックスに対して
    前記読み込んだパターンマトリックス情報の各軸方向の
    ずれ量を判定し、その判定結果に応じて、求められたず
    れ量を前記変位量記憶部に累計記憶するとともに、前記
    第2のパターン記憶部の基準パターンマトリックスを前
    記第1のパターン記憶部のパターン情報に更新する判定
    手段と、を具備し、 この判定手段は、第1のパターン記憶部に記憶されたパ
    ターンマトリックス情報の各軸方向における各データ
    と、これと対応する前記基準パターンマトリックスの各
    軸方向における各データとの差の二乗値または絶対値を
    累計した第1の値を算出する第1の演算手段と、 第1のパターン記憶部に記憶されたパターンマトリック
    ス情報の各軸方向における各データと、これと対応する
    前記基準パターンマトリックスのデータを基準としてそ
    の基準パターンマトリックスを各軸マイナス方向へ1素
    子分ずらした各データとの差の二乗値または絶対値を累
    計した第2の値を算出する第2の演算手段と、 第1のパターン記憶部に記憶されたパターンマトリック
    ス情報の各軸方向における各データと、これと対応する
    前記基準パターンマトリックスのデータを基準としてそ
    の基準パターンマトリックスを各軸プラス方向へ1素子
    分ずらした各データとの差の二乗値または絶対値を累計
    した第3の値を算出する第3の演算手段と、 これらの演算手段によって求められた第1、第2および
    第3の値のうち最も小さい値を求め、第2の値が最も小
    さいとき前記変位量記憶部のずれ量に前記光電変換素子
    間隔に基づく値を加算するとともに、第3の値が最も小
    さいとき前記変位量記憶部のずれ量から前記光電変換素
    子間隔に基づく値を減算する第4の演算手段とを含む、 ことを特徴とする変位測定装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記光電
    変換素子群と一方の物体表面との間に、その物体表面か
    らの反射光を光電変換素子群上に結像させるレンズを設
    けたことを特徴とする変位測定装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、前記光電変換素子をCCDとしたことを特徴とする変
    位測定装置。
JP60144248A 1985-07-01 1985-07-01 変位測定装置 Expired - Lifetime JPH0786408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60144248A JPH0786408B2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01 変位測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60144248A JPH0786408B2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01 変位測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS625108A JPS625108A (ja) 1987-01-12
JPH0786408B2 true JPH0786408B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=15357682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60144248A Expired - Lifetime JPH0786408B2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01 変位測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0786408B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113762A (ja) * 1981-12-28 1983-07-06 Fujitsu Ltd 速度測定装置
JPS59180365A (ja) * 1983-03-31 1984-10-13 Toshiba Corp フオトセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS625108A (ja) 1987-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4587622A (en) Method and apparatus for determining and correcting guidance errors
Farago et al. Handbook of dimensional measurement
US20070118329A1 (en) Form measuring instrument
GB2052746A (en) Method and a testing instrument for testing the tooth flank profiles of large diameter toothed wheels
JP4970204B2 (ja) 真直度測定装置、厚み変動測定装置及び直交度測定装置
CN110530296A (zh) 一种线激光安装误差角确定方法
US11274945B2 (en) Coordinate measuring machine and coordinate measuring program
JP2007333556A (ja) 逐次多点式真直度測定法および測定装置
JP5297749B2 (ja) 自動寸法測定装置
US5017013A (en) Method of determining the position of a reference point of a scanner relative to an incremental scale as well as a reference point communicator
US4756621A (en) Apparatus for measuring a length of displacement
EP0350158B1 (en) Position sensing device
JP2008524576A (ja) 直定規の直線度測定のための順次式マルチプローブ法
JP2635913B2 (ja) 測長あるいは測角装置の方法
JPH0786408B2 (ja) 変位測定装置
JP2005037341A (ja) 電子式長さ/角度測定器
JP2935603B2 (ja) 真直度測定機能付真円度測定装置
JPH05196451A (ja) 測長または測角装置
WO1990009559A1 (en) Position determination method and apparatus
JPH02253114A (ja) 真直度測定方法及び装置
JPH0692881B2 (ja) 変位測定装置
JPS61218903A (ja) 変位測定装置
US6513256B1 (en) Device for moving objects in order to compare the dimensions of said objects and method for comparing dimensions using same
JPH0244002B2 (ja)
Wood Get to Know the Height Gage

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term