JPH078614A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JPH078614A
JPH078614A JP5184472A JP18447293A JPH078614A JP H078614 A JPH078614 A JP H078614A JP 5184472 A JP5184472 A JP 5184472A JP 18447293 A JP18447293 A JP 18447293A JP H078614 A JPH078614 A JP H078614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game state
lamps
drum
big hit
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5184472A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP5184472A priority Critical patent/JPH078614A/ja
Publication of JPH078614A publication Critical patent/JPH078614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大当り遊技状態の終了後も大当り遊技状態の
余韻を楽しみ且つ次の大当り遊技状態が発生するかも知
れないという期待感を遊技者に与えることができる弾球
遊技機を提供する。 【構成】 通常の遊技状態における図柄63a〜63c
の変動中において表示制御されない肩LED26a,2
6b、及びレール飾りランプ31を、大当り遊技状態終
了後の4回までの変動中には、大当り遊技状態時とほぼ
同じ表示態様で表示制御するようにした。 【効果】 大当り遊技状態の終了後も大当り遊技状態の
余韻を楽しみ且つ次の大当り遊技状態が発生するかも知
れないという期待感を遊技者に与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技者に対し所定の遊
技価値を付与する特定遊技状態を導出し且つ該特定遊技
状態時に遊技者の視認し得る表示装置を所定の表示態様
で実行する弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、可変表示装置の表示結果
が予め定めた表示結果となったときに特定遊技状態とな
って、遊技盤に設けられる可変入賞球装置を一定時間
(例えば、25秒)が経過するまで、又は所定個数(例
えば、10個)の入賞玉が発生するまで開放する開放サ
イクルを所定回数(例えば、16回)繰り返して、短時
間に多量の入賞玉を獲得できるチャンスを遊技者に与え
る弾球遊技機が数多く提案されている。そして、このよ
うな弾球遊技機においては、特定遊技状態である期間
中、遊技盤に設けられる数多くのランプやLED、ある
いはスピーカ等の表示装置を駆動するように制御して、
特定遊技状態であることを報知すると共に、遊技の雰囲
気を盛り上げるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た表示装置の実行態様は、特定遊技状態の終了と同時に
完全に終了してしまうので、遊技に一区切りがついてし
まったような印象を遊技者に与え、次の特定遊技状態が
なかなか発生しないような感覚を遊技者に与えるという
欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、特定遊技状態の終了
後も特定遊技状態の余韻を楽しみ且つ次の特定遊技状態
が発生するかも知れないという期待感を遊技者に与える
ことができる弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、遊技者に対し所定の遊技価
値を付与する特定遊技状態を導出し且つ該特定遊技状態
時に遊技者の視認し得る表示装置を所定の表示態様で実
行する弾球遊技機において、前記特定遊技状態の終了後
の所定期間に亘って、前記特定遊技状態時に実行される
表示態様の少なくとも一部の表示態様とほぼ同じ表示態
様を実行する一部表示態様実行手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】遊技者の視認し得る表示装置が、特定遊技状態
の終了後の所定期間に亘って、特定遊技状態時に実行さ
れる表示態様の少なくとも一部の表示態様とほぼ同じ表
示態様が実行されるので、特定遊技状態の終了後も特定
遊技状態の余韻を楽しみ且つ次の特定遊技状態が発生す
るかも知れないという期待感を遊技者に与えることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図1乃至図3を参照して、実施例
に係る弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技
盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1の拡大
正面図であり、図2は、遊技盤1の背面図であり、図3
は、遊技盤1に設けられる可変入賞球装置6の斜視図で
ある。図において、遊技盤1の表面には、発射された打
玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状に植立さ
れ、該誘導レール2で区画された領域が遊技領域3を構
成している。遊技領域3のほぼ中央上部には、複数(3
つ)の回転ドラム63a〜63cを有する可変表示装置
40が配置されている。
【0007】可変表示装置40の下方には、前記回転ド
ラム63a〜63cの回転を許容する始動入賞口4が設
けられている。この始動入賞口4に入賞した入賞玉は、
遊技盤1の裏面に導かれて始動口スイッチ5(図2参
照)によって検出される。なお、始動入賞口4への入賞
に基づく可変表示装置40の回転は、所定回数(例え
ば、4回)記憶され、その旨が可変表示装置40に設け
られる始動記憶表示器46(LED)によって表示され
るようになっている。
【0008】前記可変表示装置40の下方に入賞領域8
を有する可変入賞球装置6が設けられている。可変入賞
球装置6は、前記遊技盤1に取り付けられる取付基板7
を有し、その取付基板7の上部に長方形状の入賞領域8
が開設されている。この入賞領域8には、図3に示すよ
うに、下端両サイドを軸支して、取付基板7に対して垂
直方向に開閉自在とされる開閉板9によって塞がれてい
る。この開閉板9は、開閉板用ソレノイド10(図2参
照)によって開閉制御され、開成中には、遊技盤1の表
面を落下する打玉を受止めて入賞領域8に導き入賞玉と
する。また、入賞領域8の内部は、3つに区画され、そ
の中央に特定領域11が形成され、その左右に通常領域
12a,12bが形成されている。特定領域11には、
特定領域スイッチ13が設けられ、また、通常領域12
a,12bにも10カウントスイッチが設けられてい
る。
【0009】ところで、開閉板9の裏面には、前記特定
領域11に対応する位置に貯留片15が突設され、開閉
板9によって受け止められた打玉を特定領域11に向か
って誘導する誘導片16a,16bが左右に突設されて
いる。しかして、開閉板9が開放した状態において、貯
留片15が特定領域11に侵入するので、開閉板9によ
って受け入れられた打玉は、貯留片15によって特定領
域11への侵入を一時的に阻止されて停留され、以後の
誘導片16a,16bによって誘導された打玉は、その
停留されている打玉に衝突して通常領域12a,12b
に導かれる。しかし、開閉板9が閉じると貯留片15に
よって停留されていた打玉が特定領域11に導かれるこ
ととなり、最終的には、停留玉が存在すれば、後述する
継続権が成立することになる。
【0010】なお、入賞領域8の後面壁には、飾りLE
D17(以下、飾りLED−Fという)が設けられてい
る。また、開閉板9の下方は、楕円状に突設され、その
突設部の中央に前記10カウントスイッチ14によって
検出された入賞玉数を表示する入賞個数表示器18(セ
グメントLED)が設けられている。また、その楕円状
突出部には、水平方向に飾りLED19(以下、飾りL
ED−Cという)、楕円内側に飾りLED20(以下、
飾りLED−Dという)、楕円外側に飾りLED21
(以下、飾りLED−Eという)がそれぞれ設けられて
いる。更に、可変入賞球装置6の取付基板7の左右部に
は、通常の入賞口22a,22bが一体的に形成され、
入賞口22a,22bの外側及び内側に外側アタッカー
ランプ23、内側アタッカーランプ24がそれぞれ設け
られている。これらの飾りLED及びランプ類は、後に
詳述するように可変表示装置40の変動時や特定遊技状
態時に所定の態様で駆動制御されるようになっている。
【0011】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置6は、以下のように作動する。即ち、打玉がい
ずれかの始動入賞口4に入賞して始動口スイッチ5をO
Nさせると、可変表示装置40の回転ドラム63a〜6
3cが回転を開始し、一定時間(例えば、5秒)が経過
すると、左側の回転ドラム63a〜63caから順次停
止され、すべての回転ドラム63a〜63cの停止時の
識別情報の組み合せが所定の表示態様となったときに特
定遊技状態(大当り遊技状態とも言う)となる。そし
て、この特定遊技状態においては、可変入賞球装置6の
開閉板9が所定期間(例えば、25秒経過するまで、あ
るいは10個の入賞玉が発生するまで)開放するように
設定され、その開放している間遊技盤1の表面を落下す
る打玉を受止めるようになっている。そして、入賞領域
8内に設けられた特定領域11に入賞すると、再度上記
した開放状態を繰り返し、特定領域11に入賞玉が入賞
する毎に継続権が成立して開放状態を最高16回繰り返
すことができるようになっている。
【0012】更に、遊技盤1の表面には、前記可変表示
装置40の上部左右側方に風車ランプ29a,29b、
肩入賞口25a,25bが設けられ、下部側方に袖入賞
口27a,27bが設けられている。肩入賞口25a,
25b及び袖入賞口27a,27bは、それぞれ肩ラン
プ26a,26b(LED)、袖ランプ28a,28b
を内蔵しており、風車ランプ23a,23bを含む肩ラ
ンプ26a,26b、袖ランプ28a,28bは、前記
特定遊技状態時、変動時等に点灯又は点滅してその旨を
報知するものであり、同様な機能を有するものとして、
遊技領域3の左右にサイドランプ30a,30bが設け
られている。なお、遊技領域3の入口部分の内側誘導レ
ール2の上端には、遊技領域3に到達した打玉が逆流し
ないようにするため、逆流防止装置33が取り付けられ
ている。また、遊技盤1の表面の最下方には、上記した
いずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤1の
後方に導かれるアウト口32が設けられている。また、
誘導レール2の外周に沿ってレール飾りランプ31が設
けられ、遊技盤1の前面は、周知のようにガラス板35
a,35b(図6参照)によって覆われている。更に、
図示しないがパチンコ遊技機の前面上部には、遊技効果
ランプ34が設けられると共に遊技の進行に応じて効果
音を発生するスピーカー36(共に図8のブロック図に
符号のみ表示)も設けられている。上記したランプ類及
びスピーカー36の表示態様については、後に詳述す
る。
【0013】ところで、遊技盤1の裏面には、図2に示
すように、前記した各入賞球装置や入賞口に入賞した入
賞玉を整列流下させる流下径路が形成された入賞玉集合
カバー体37が固着されているが、この入賞玉集合カバ
ー体37には、次に説明する可変表示装置40の取付基
板41後方に突設される係合ボス55と係合する係合筒
穴38と、可変表示装置40のドラム装置収納体57に
形成される位置合わせ穴60と係合する係合突起39が
突設され、それぞれ遊技盤1に対して分割設置される取
付基板41とドラム装置収納体57との取付精度を正確
にならしめている。
【0014】次に、可変表示装置40の構成について図
4乃至図7を参照して説明する。可変表示装置40は、
前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板41と、
遊技盤1の裏面に取り付けられる回転ドラムユニット6
1a〜61cを含むドラム装置部56とに分けられる。
そこで、まず遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板
41の構成について図4及び図5を参照して説明する。
図4は、可変表示装置40の取付基板41の正面図であ
り、図5は、可変表示装置40を取付基板41とドラム
装置部56とに分解した斜視図である。
【0015】取付基板41には、長方形状の窓開口42
が開設され、該窓開口42に透明レンズカバー53が取
り付けられ、その透明レンズカバー53の後方に回転ド
ラム63a〜63cの外周に形成される識別情報が視認
できるようになっている。この透明レンズカバー53
は、3つの回転ドラム63a〜63cの表面に描かれた
識別情報(図柄)が4つ分見えるような大きさに選ばれ
ている。また、取付基板41の上部には、通常の入賞口
43が突設形成されているが、該入賞口43の下方に飾
り図柄表示器44と回数表示器45(共にセグメントL
ED)とが設けられている。飾り図柄表示器44は、0
〜9までの数値を可変表示するように構成され、特定遊
技状態となったときに所定のランダム数から抽出される
値に対応する数値が停止表示するようになっている。そ
して、飾り図柄表示器44は、特定遊技状態の発生に関
連していずれか1つの数値がランダムに選択されるもの
で、遊技内容には、直接関係しないが、遊技場が所定の
サービス(例えば、特定遊技状態で獲得した多量の景品
玉を使用して継続して遊技を行うことを許可するサービ
ス)を提供する場合に使用できる。例えば、飾り図柄表
示器44に「7」の数値が表示されたときに所定のサー
ビスを提供するようにすれば良い。また、回数表示器4
5は、特定遊技状態時における前記可変入賞球装置6の
開閉板9の開放回数を表示するものである。
【0016】また、飾り図柄表示器44、回数表示器4
5の左右には、飾りLED47(以下、飾りLED−B
という)が設けられ、更に、この飾りLED−Bの上部
に始動記憶表示器46(LED)が設けられている。飾
りLED−Bは、後述するように可変表示装置40の変
動時や特定遊技状態時に所定の態様で駆動制御されるも
のであり、また、始動記憶表示器46は、前記したよう
に始動入賞口4に入賞した打玉のうち記憶したものを表
示するものである。
【0017】また、取付基板41の側方には、ワープ入
口48a,48bが設けられている。このワープ入口4
8a,48bに入った打玉は、取付基板41の左右に形
成されたワープ通路49a,49bを通って窓開口42
の下縁左右に形成されたワープ出口50a,50bに放
出され、最終的に取付基板41の下部中央に形成された
放出口52から再度遊技領域3に放出されるようになっ
ている。しかして、放出口52の下方には、図1に示す
ように始動入賞口4が配置されるので、ワープされた打
玉が、始動入賞口4に入賞し易くなっている。なお、ワ
ープ通路49a,49bの裏面には、前記飾りLED−
Bと同じ機能を有する飾りLED51(以下、飾りLE
D−Aという)が設けられてその部分を装飾し、また、
ワープ出口50a,50bの背面部分は、後述するドラ
ムサイドランプ67a,67bによって装飾されるよう
になっている。なお、取付基板41の後方には、後面か
ら下面にかけて開放した周壁54が突設されており、こ
の周壁54がドラム装置収納体57の上部前面と整合す
るようになっている。また、周壁54の左右外側には、
取付基板41を遊技盤1に取り付ける際に前記入賞玉集
合カバー体37の係合筒穴38に嵌入される係合ボス5
5が突設されている。
【0018】ところで、前記透明レンズカバー53を通
して見える縦4つ横3つの識別情報によって構成される
4本の水平ラインと2本の対角線ラインとが当りライン
を構成するものである。本実施例における当りライン
は、図示するように、中段下水平の当りラインと、中
段上水平の当りラインと、下段水平の当りライン
と、右下がり対角線の当りラインと、右上り対角線の
当りラインと、上段水平の当りラインと、があり、
いずれかの当りライン〜上に所定の識別情報(大当
り図柄という場合がある)が並んだときに大当りとなっ
て特定遊技状態を生起せしめる。
【0019】なお、本実施例における3つの回転ドラム
63a〜63caの外周面に描かれる識別情報は、図7
に示すように、全部で20個あり、大当り図柄として
「7」「BAR」「JP」「V」「ダイヤモンドの図
柄」「太陽の図柄」「サクランボの図柄」の7種類と、
外れ図柄として各列63a〜63cに14個の「楕円状
マーク」がそれぞれ描かれている。そして、上記した同
一の大当り図柄が前記した当りライン〜のいずれか
に並んだときに大当りとなるが、すべての大当り配列パ
ターンは、予め所定のランダム数に対応させてあり、始
動入賞時にそのランダム数の中から1つの値を抽出する
ことにより、どの大当り図柄がどの当りラインに並ぶか
が決定される。なお、図7は、回転ドラム63a〜63
cの外周面に貼付される図柄シール64a〜64cの展
開図である。
【0020】次に、可変表示装置40の一方の構成要素
であるドラム装置部56の構成について図5及び図6を
参照して説明する。図5は、前記したように可変表示装
置40を取付基板41とドラム装置部56とに分解した
斜視図であり、図6は、可変表示装置40を遊技盤1に
取り付けた状態での断面図である。図において、ドラム
装置部56は、ドラム装置収納体57に複数(3つ)の
回転ドラムユニット61a〜61cを収納して構成され
る。しかして、ドラム装置収納体57は、前方が開放し
た箱状に形成され、その前方の開口から3つの回転ドラ
ムユニット61a〜61cを挿入支持することができる
ようになっている。また、ドラム装置収納体57の上部
には、各回転ドラムユニット61a〜61cから発生放
出された熱を外部に放出するための冷却口58が形成さ
れると共に、その後方上部に後述する固定板62a〜6
2cと連結されて伝導された熱を放出する冷却金属板5
9も設けられている。更に、ドラム装置収納体57の前
面開口縁の形状は、側方から見て段差状に形成され、下
方の突出した部分のフランジ部には、入賞玉集合カバー
体37の前記係合突起39と係合する位置合わせ穴60
が形成されている。そして、ドラム装置収納体57を遊
技盤1の裏面側にセットした状態においては、図6に示
すように、側方から見て取付基板41とドラム装置収納
体57とが段差状となるように組み付けられる。このた
め、取付基板41の透明レンズカバー53を介して視認
される回転ドラム63a〜63cの範囲は、前方上端か
ら反時計方向に約90度回転した外周面に描かれた複数
の図柄(4つ)となる。
【0021】上記したドラム装置収納体57に収納され
る回転ドラムユニット61a〜61cは、固定板62a
〜62cに集約して構成される。具体的には、固定板6
2a〜62cに固着されたステッピングモータ65a〜
65c(図6に65bのみを表示)の出力軸に筒状の回
転ドラム63a〜63cを固着することにより各回転ド
ラムユニット61a〜61cが構成されている。そし
て、固定板62a〜62cをドラム装置収納体57の所
定の係合溝に嵌入することにより、ドラム装置部56が
完成される。また、回転ドラム63a〜63cは、透過
化性のある合成樹脂によって構成されており、図6に示
すように各回転ドラム63a〜63cの外周面と内周面
に図柄シール64a〜64c(図6に64bのみを表
示)を貼付している。これにより、外周面に形成される
各図柄が立体的に視認されるようにすることができる。
また、各回転ドラムユニット61a〜61cには、前記
透明レンズカバー53によって視認され図柄の対応する
位置に、裏面から光を照射するドラムランプ66a〜6
6cが設けられ、更に、図示しないが、ステッピングモ
ータ65a〜65cの内部には、停止図柄を検出するた
めのセンサ73a〜73c(図8のブロック図に符号だ
け表示)が設けられている。なお、左右の回転ドラムユ
ニット61a,61cの固定板62a,62c(正確に
は、固定板62a,62cに固着されるプリント配線基
板)には、ドラムサイドランプ67a,67bも設けら
れている。
【0022】上記したように各回転ドラムユニット61
a〜61cには、ステッピングモータ65a〜65c、
ドラムランプ66a〜66c、センサ73a〜73c等
の電気的部品を含むものであるが、これらの電気的部品
からの配線は、固定板62a〜62cに固着されるプリ
ント配線基板(図示しない)に接続され、そのプリント
配線基板に設けられるコネクタ68a〜68c(図6に
68bのみ表示)を、ドラム装置収納体57裏面下部に
装着される中継基板69のコネクタ70a〜70c(図
6に70bのみ表示)に接続する。この接続は、固定板
62a〜62cをドラム装置収納体57に装着したとき
に自然に接続されるようになっている。そして、中継基
板69に設けられる多極コネクタ71に図示しない制御
回路基板から延びる配線のコネクタ72を接続すること
により、制御回路基板と回転ドラムユニット61a〜6
1cが電気的に接続される。
【0023】以上、可変表示装置40を含む遊技盤1の
構成について説明してきたが、遊技盤1に設けられるそ
れらの遊技装置は、図8に示す遊技制御回路によって制
御される。図8は、遊技制御回路をブロック構成で示す
回路図であり、MPU、ROM、RAM、入出力回路を
含むメインの基本回路80によって制御される。また、
可変表示装置40は、基本回路80によって制御される
サブの基本回路81によって制御される。しかして、メ
イン基本回路80には、スイッチ入力回路88を介して
10カウントスイッチ14、特定領域スイッチ13、及
び始動口スイッチ5からの検出信号が入力され、アドレ
スデコード回路82からメイン基本回路80にチップセ
レクト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセ
ット回路83からメイン基本回路80にリセット信号が
与えられ、割込用プログラムを実行する際にNMI割込
用パルス発生回路84からメイン基本回路80に割込信
号が与えられ、所定時間毎にクロック用リセットパルス
発生回路85からメイン基本回路80及びサブ基本回路
81に定期リセット信号が与えられる。
【0024】一方、メイン基本回路80からは、以下の
装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、音回路8
9を介してスピーカー36に音声信号が与えられ、7セ
グ・LED駆動回路86を介して飾り図柄表示器44、
回数表示器45、入賞個数表示器18、始動記憶表示器
46、及び飾りLED−A〜F、26a,26bに表示
制御信号が与えられ、また、ランプ・ソレノイド・情報
出力回路87を介して開閉板用ソレノイド10、アタッ
カーランプ23、24、袖ランプ28a,28b、サイ
ドランプ30a,30b、レール飾りランプ31、風車
ランプ29a,29b、遊技効果ランプ34、及びドラ
ムサイドランプ67a,67bが駆動され、大当り情
報、有効始動情報、及び始動情報が外部に導出される。
【0025】また、前記した可変表示装置40の回転ド
ラム63a〜63caは、専用のサブ基本回路81によ
って制御されるが、このサブ基本回路81にメイン基本
回路80から制御信号が与えられる。しかして、サブ基
本回路81からは、ランプ回路92を介してドラムラン
プ66a〜66cに駆動信号が与えられ、モータ回路9
0を介してステッピングモータ65a〜65cに駆動信
号が与えられ、ステッピングモータ65a〜65cに内
蔵されるセンサ73a〜73cからは、センサ回路91
を介してサブ基本回路81及び基本回路80に入力信号
が送られる。なお、上記したドラムランプ66a〜66
cを除く装置や回路には、電源回路93から各種の電圧
を有する電力が供給され、ドラムランプ66a〜66c
には、ドラムランプ用電源94から所定の電圧を有する
電力が供給されている。
【0026】以上、説明した遊技制御回路の具体的な動
作の一例を図9乃至図18に示すタイムチャート及び説
明図を参照して説明する。まず、図9及び図12、図1
3を参照して、可変表示装置40が外れ表示となるとき
の可変表示の動作について説明する。図9は、始動入賞
口4への打玉の入賞に基づく可変表示装置40の外れ可
変表示動作を示すタイムチャートであり、図12は、当
り外れに使用されるランダム数の一覧表図であり、図1
3は、打玉が始動入賞口4に入賞したときに決定される
当り図柄及び外れ図柄の選択方法を説明する説明図であ
る。図9において、始動入賞口4に打玉が通過して始動
口スイッチ5をONさせ、始動信号S1が導出される
と、その始動信号S1の立ち上がり時にランダム1,
2,3からそれぞれ1つの値が抽出されて格納される。
図12に示すように、ランダム1は、左図柄、中図柄の
停止用図柄を決定するためのランダム数であり、電源投
入後、左図柄に対応する下位の「0〜20」の21通り
の数値が割り込み処理余り時間に刻々と変動し、下位の
桁上げにより中図柄に対応する上位の「0〜20」の2
1通りの数値も刻々と変動している。また、ランダム2
は、リーチ、大当り以外のときの右図柄の停止用図柄を
決定するためのランダム数であり、電源投入後、「0〜
20」の21通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算
処理される。更に、ランダム3は、リーチ、大当りのと
きの右図柄の停止用図柄を決定するためのランダム数で
あり、電源投入後、「0〜21」の22通りの数値が
0.002秒毎に1ずつ加算処理される。なお、ランダ
ム1及び2の数値は、図8に示す図柄ポジションの数値
と一致しており、また、ランダム3の数値は、ランダム
1の抽出された数値によって図柄ポジションの数値との
対応関係が異なるように設定されている。
【0027】図9に戻って、始動信号S1導出後、0.
134秒経過したときに格納したランダム1の値を読み
出すと共に、始動信号S1導出後、0.152秒経過し
たときにランダム1の読み出した値がリーチでない時に
ランダム2の格納した値が読み出され、リーチである時
にランダム3の格納した値が読み出される。また、リー
チであるときには、ランダム5、6から1つの値が抽出
される。図12に示すように、ランダム5は、リーチ時
及び大当り時における中図柄の変動態様を決定するため
のランダム数であり、「0〜19」の20通りの数値が
刻々と変化するものである。また、ランダム6も同様
に、リーチ時及び大当り時における右図柄の変動態様を
決定するためのランダム数であり、「0〜49」の50
通りの数値が割り込み処理余り時間に刻々と変化するも
のである。
【0028】しかして、ランダム1から抽出された上
位、下位の数値が大当り図柄の同一数値でないときに
は、左図柄と中図柄とが異なる図柄であるため、図13
に示すように、大当り(この場合の大当りとは、特定遊
技状態と同義)ではなく、リーチではないと判定され、
前記したようにランダム2で抽出された値に対応する図
柄が遊技者に視認し得る位置であって右図柄の位置に表
示されるようになっている。一方、ランダム1から抽出
された値によってリーチと判断された場合には、ランダ
ム3からの値が抽出され、その抽出された数値と前記ラ
ンダム1から抽出された値との組合せが、大当り以外か
否かが判別される。大当りであれ、あるいは大当りでな
くてもランダム3で抽出された値に対応する図柄が遊技
者に視認し得る位置であって右図柄の位置に表示される
ようになっている。
【0029】上記したように、始動信号S1の導出時
に、可変表示装置40の停止時に表示される図柄も決定
され、それらの決定に基づいて大当りか否かも判別さ
れ、そして、それらの処理が終了した後(本実施例にお
いては、始動信号S1導出後0.204秒経過後)、ま
ず、左側の回転ドラム63a(以下、図柄63aとい
う)が変動を開始し、僅かな時間間隔(0.002秒)
を置いて中央の回転ドラム63b(以下、図柄63bと
いう)、右側の回転ドラム63c(以下、図柄63c)
が順次変動を開始する。しかして、図柄63aの変動表
示においては、基本時間(8.240秒;始動記憶があ
る場合には、6.740秒)の間、所定の変動速度に設
定されて変動し、基本時間が経過すると、1図柄分の変
動時間が経過したときに停止される。同様に図柄63b
の変動表示においては、上記と同じ基本時間(8.24
0秒)の間、所定の変動速度に設定されて変動し、基本
時間が経過すると、6図柄分の変動時間が経過したとき
に停止される。ただし、リーチ時においては、上記した
基本変動が終了した後、微少時間(0.490秒)が経
過した後に再度回転する。この再回転における変動図柄
数は、ランダム5において抽出された数値と対応する図
柄数である。
【0030】一方、図柄63cの変動表示においては、
既に停止した図柄63a,63bに表示される当りライ
ン上の停止図柄が大当り図柄でないとき(リーチ状態で
ないとき)と、大当り図柄であるとき(リーチ状態のと
き)とでは、異なる態様で変動表示される。そこで、ま
ずリーチ状態でないときの変動表示について説明する
と、上記と同じ基本時間(8.240秒)の間、所定の
変動速度に設定されて変動し、基本時間が経過すると、
11図柄分の変動時間が経過したときに停止される。一
方、リーチ状態のときの変動表示においては、前記ラン
ダム6の抽出された値によって3つのパターンのいずれ
かが採用される。即ち、抽出されたランダム6の値が
「0〜19」までのリーチパターンにおいては、基本
時間(8.240秒)の間、所定の変動速度に設定され
て変動し、基本時間が経過すると、ややゆっくりとした
変動速度で42〜62図柄変動して停止される。また、
抽出されたランダム6の値が「20〜39」までのリー
チパターンにおいては、基本時間(8.240秒)の
間、所定の変動速度に設定されて変動し、基本時間が経
過すると、ややゆっくりとした変動速度で62〜82図
柄変動して停止される。更に、抽出されたランダム6の
値が「40〜49」までのリーチパターンにおいて
は、基本時間(8.240秒)の間、所定の変動速度に
設定されて変動し、基本時間が経過すると、ややゆっく
りとした変動速度で14〜33図柄変動して停止され
る。このように本実施例のリーチ時においては、3つの
リーチパターンを取り得、そのうち最も変動時間の長く
なるリーチパターンのリーチ変動が遊技者の注目を集
めるものである。なお、同時に2つの当りライン上でリ
ーチ状態となる場合があるが、その場合には、いずれの
当りライン上で大当りを発生させるかを決定するために
図12に示すリセットカウンタが使用される。
【0031】次に、図10乃至図13を参照して、可変
表示装置40が大当り表示となるときの可変表示の動作
について説明する。図10及び図11は、始動入賞口4
への打玉の入賞に基づく可変表示装置40の当り可変表
示動作を示すタイムチャートである。図10において、
始動入賞口4に打玉が通過して始動口スイッチ5をON
させ、始動信号S2が導出されると、前記始動信号S1
が導出されたときと同様に、始動信号S2の立ち上がり
時にランダム1〜3から1つの値が抽出されて格納され
る。始動信号S2導出後、0.134秒秒経過したとき
に格納したランダム1の値を読み出してチェックすると
共に、始動信号S2導出後、0.152秒経過したとき
にランダム3を読み出すと共に、その読み出したランダ
ム3の値と前記ランダム1の値とが大当りである時にラ
ンダム4、5、6からそれぞれ1つの値が抽出される。
ランダム4は、図12に示すように、「0〜99」の1
00通りの数値が刻々と変化するものであり、遊技に直
接関係しない前記飾り図柄表示器44の点灯すべきLE
Dを決定するためのランダム数である。更に、大当りの
場合のランダム6は、大当り時における5種類の変動パ
ターンを選択するためのランダム数となる。
【0032】このように、始動信号S2の導出時に、可
変表示装置40に表示される図柄の組合せが当りか否か
が判別されると共に、停止時に表示される図柄も決定さ
れ、それらの決定が終了した後(本実施例においては、
始動信号S2導出後0.204秒経過後)、まず、図柄
63aが変動を開始し、僅かな時間間隔(0.002
秒)を置いて図柄63b、図柄63cが順次変動を開始
する。しかして、図柄63a及び図柄63bの変動態様
は、図9で説明したと同じ態様で変動される。
【0033】一方、図柄63cの変動表示において大当
りであるときには、既に停止した図柄63a,63bに
表示される当りライン上の停止図柄が大当り図柄である
から、いわゆるリーチ状態での変動となるが、その変動
パターンが抽出されたランダム6の値で変化するように
なっている。具体的には、図10に示すように、抽出さ
れたランダム6の値が「0〜4」のときの変動パターン
、ランダム6の値が「5〜34」のときの変動パター
ン、ランダム6の値が「35〜39」のときの変動パ
ターンは、図9に示す変動パターンと同じである。し
かしながら、ランダム6の値が「40〜44」のときの
変動パターンは、上記した変動パターンと同じ変動
態様が終了すると一旦変動を停止し、微少時間(0.4
90秒)の後、再変動を開始して1〜20図柄分の変動
の間で当り図柄と一致したときに停止される。また、ラ
ンダム6の値が「45〜49」のときの変動パターン
は、上記した変動パターンに0.875図柄分の変動
を加えた変動態様が終了すると一旦変動を停止し、微少
時間(0.490秒)停止した後、2回目の再変動を開
始して0.875図柄分逆方向に変動して停止される。
【0034】上記したように、可変表示装置40の変動
が終了して、その表示結果が大当りとなったときには、
大当り遊技状態(特定遊技状態)となって可変入賞球装
置6が前述した態様で駆動制御され、短時間に多量の入
賞玉を獲得するチャンスが与えられる。そして、この大
当り遊技状態においては、後に詳述するようにランプや
LED、スピーカー等の表示装置が予め定められた表示
態様で駆動表示されるものであり、大当り遊技状態の雰
囲気を盛り上げるようになっている。また、本実施例に
おいては、大当り遊技状態の終了後の一定期間も、大当
り遊技状態時に呈される表示態様の一部とほぼ同じ表示
態様が呈されるようになっている。即ち、図14のフロ
ー図に示すように、ステップ10で大当り終了後フラグ
がセットされているか否かが判別され、セットされてい
なければステップ20で大当り終了後フラグをクリアし
てサブルーチンを終了し、一方、大当り終了後フラグが
セットされていると判別されたときには、ステップ30
で可変表示装置40の変動動作がある毎に変動回数カウ
ンタに1を加算する。その後、ステップ40で変動回数
カウンタの値が5より小さいか否かが判別され、5以上
であれば、ステップ20の大当り終了後フラグをクリア
してサブルーチンを終了し、5より小さければ、ステッ
プ50で可変表示装置40の変動がリーチか否かが判別
され、リーチであれば、ステップ60で図9に示すリー
チパターンをセットし、その後、ステップ70でラン
プ・LEDに大当り終了後データをセットしてサブルー
チンを終了する。
【0035】つまり、図14においては、大当り遊技状
態の終了後、4回の変動動作の終了まで、ランプ・LE
Dを所定の表示態様で変動表示し、且つその変動動作に
おいてリーチ状態が発生したときには、遊技者が大当り
となる期待感を最も寄せるリーチパターンを設定させ
るようになっている。これにより、大当り遊技状態の終
了後も大当り遊技状態の余韻を楽しみ且つ次の大当り遊
技状態が発生するかも知れないという期待感を遊技者に
与えることができる。
【0036】そこで、ランプ・LED、及びスピーカー
等の表示装置のより具体的な動作について図15乃至図
18を参照して説明する。図15乃至図18は、各遊技
状態に応じて表示されるランプ、LED、及びスピーカ
ーの動作を示す一覧表図である。なお、図中、丸印は、
点灯状態を示し、丸印の中にバツがある表示は、点滅状
態を示し、二重丸、変動(点灯移動)状態を示す。
【0037】まず、電源を投入した通常の遊技状態で
は、ドラムランプ66a〜66cが電源投入時から6
1.440秒間は、点灯し、それ以降は、ON1024
ms・OFF2048msの点滅動作を行い、他のラン
プやLED、及びスピーカー36は、全く駆動されな
い。ただし、ドラムランプ66a〜66cは、大当り終
了後の入賞記憶4回までの動作(変動動作4回)におい
ては、大当り遊技状態時の駆動態様に類似するOFF1
28ms・ON128msの速い点滅動作を行うように
なっている。なお、飾り図柄44、個数表示LED1
8、回数表示LED45は、「0」を点灯表示してい
る。
【0038】次に、可変表示装置40の図柄63a〜6
3cの変動中においては、10個のLEDからなる飾り
LED−Aが1周期512msの速さで点灯移動し、内
アタッカーランプ24、サイドランプ30a,30b及
び飾りLED−Dが128ms間隔で点滅表示され、ド
ラムランプ66a〜66cが点灯状態となる。また、変
動中には、効果音Aが発生され、停止時には、効果音B
が発生される。なお、始動記憶表示LED46は、記憶
数を点灯表示する。また、肩LED26a,26b、飾
りLED−B、及びレール飾りランプ31は、通常の変
動中において駆動制御されないが、大当り終了後の入賞
記憶4回までの動作(変動動作4回)においては、大当
り遊技状態時の駆動態様に類似するOFF128ms・
ON128ms(又はON128ms・OFF128m
s)の速い点滅動作を行うようになっている。
【0039】図柄63a〜63cの変動中に2つの図柄
63a,63bが停止してリーチ状態となったときに
は、肩LED26a,26b、飾りLED−Bと飾りL
ED−CとがOFF128ms・ON128msの点滅
動作を交互に行い、レール飾りランプ31とアタッカー
ランプ23、24、サイドランプ30a,30b、飾り
LED−D、袖ランプ28a,28b、ドラムサイドラ
ンプ67a,67bとがOFF384ms・ON128
msの点滅動作を交互に行い、ドラムランプ66a〜6
6cが左・中の図柄の当りラインのランプが128ms
で点滅し、右図柄のランプがすべて点灯する。効果音C
も発生されるが、前記したリーチパターンのときに
は、効果音Kが発生される。なお、レール飾りランプ3
1において、大当り終了後の入賞記憶4回までの動作
(変動動作4回)におけるリーチ中では、大当り遊技状
態時の駆動態様に類似するON128ms・OFF12
8msの速い点滅動作を行うようになっている。
【0040】図柄63a〜63cの変動が停止した後の
所定時間(0.500秒)においては、肩LED26
a,26b、飾りLED−BがOFF128ms・ON
128msで点滅動作する以外は、ドラムランプ66a
〜66cが点灯する。ただし、レール飾りランプ31
は、大当り終了後の入賞記憶4回までの動作(変動動作
4回)において、大当り遊技状態時の駆動態様に類似す
るON128ms・OFF128msの速い点滅動作を
行うようになっている。また、効果音は発生されない。
【0041】図柄63a〜63cが大当り図柄を表示し
て停止して大当り遊技状態となったときには、開閉板9
の初回開放前と、開放中と、開放後次の開放までとに分
けられ、更に、開閉板9の開放中は、特定領域11への
入賞玉の入賞前後、及び最終回の開放中とに分かれる。
以下、各段階について説明する。
【0042】開閉板9の初回開放前の一定時間(6.0
00秒)においては、肩LED26a,26b、飾りL
ED−B〜E、遊技効果ランプ34、風車ランプ29
a,29b、レール飾りランプ31、アタッカーランプ
23、24、サイドランプ30a,30b、飾りLED
−D,袖ランプ28a,28bが128ms間隔で点滅
表示され、飾りLED−Aが1周期512msで点灯移
動し、ドラムサイドランプ67a,67bが256ms
間隔で点滅表示され、更に、ドラムランプ66a〜66
cが当りラインと、その他のランプとが交互に128m
sで点滅する。また、飾り図柄表示器44は、6.00
0秒の間1周期640msで変動表示するが、その後、
0秒〜0.576秒の間変動表示して停止し、その停止
した図柄を点灯表示するものである。また、効果音Dが
選択的に発生される。
【0043】次に、開閉板9の開放中の特定領域11へ
の入賞以前及び入賞後においては、肩LED26a,2
6b、飾りLED−BがON128ms・OFF384
msで点滅表示され、飾りLED−C、F、遊技効果ラ
ンプ34、風車ランプ29a,29b、ドラムサイドラ
ンプ67a,67bが128ms間隔で点滅し、飾りL
ED−A、E、レール飾りランプ31、アタッカーラン
プ23、24、サイドランプ30a,30b、飾りLE
D−D、袖ランプ28a,28bが256ms間隔で点
滅表示され、ドラムランプ66a〜66cの当りライン
が128ms間隔(他のライン表示LEDは点灯)で点
滅表示される。また、個数表示LED18は、入賞個数
を点灯表示し、回数表示LED45は、1〜9回までは
開放回数を点灯表示し、10〜16回までは128ms
で開放回数を点滅表示する。更に、効果音Eが発生さ
れ、特定領域11への入賞時には、効果音Fが発生され
る。
【0044】また、開閉板9の最終回の開放中において
は、肩LED26a,26b、飾りLEDA〜Eまで
は、上記した開放中の表示態様と変化しないが、その他
のLED、ランプの表示態様が変化せしめられる。即
ち、飾りLED−F、遊技効果ランプ34、風車ランプ
29a,29bは、256ms間隔で点滅され、レール
飾りランプ31は、駆動されず、アタッカーランプ2
4、サイドランプ30a,30b、飾りLED−D、ア
タッカーランプ23、袖ランプ28a,28b、ドラム
サイドランプ67a,67bがOFF384ms・ON
128msで位相をずらして点滅表示される。また、ド
ラムランプ66a〜66cは、すべて点灯する。更に、
効果音Gが発生される。
【0045】また、開閉板9の開放後次の開放までの間
において、特定領域11への未入賞(継続権が成立して
いない)の場合には、肩LED26a,26b、飾りL
ED−B、アタッカーランプ23、袖ランプ28a,2
8bが128msで点滅作動され、飾りLED−E,
F、ドラムサイドランプ67a,67bが256msで
点滅作動され、遊技効果ランプ34、風車ランプ29
a,29b、レール飾りランプ31、アタッカーランプ
24、サイドランプ30a,30b、飾りLED−Dが
ON128ms・OFF384ms間隔で点滅表示さ
れ、飾りLED−Aが1周期512msで点灯移動さ
れ、飾りLED−C及びドラムランプ66a〜66cが
駆動されない。また、効果音Hが発せられる。一方、特
定領域11へ入賞(継続権が成立)している場合は、ほ
とんど上記と同じであるが、肩LED26a,26b、
飾りLED−Bが256msで点滅作動する点で異なる
だけである。なお、最終回は、効果音Iが発生される。
【0046】また、異常発生時には、回数表示LED4
5に「E」が表示され、個数表示LED18に異常の種
類に応じて「1、2、4、8、E」のいずれかが表示さ
れる。また、記憶表示LED46、肩LED26a,2
6b、飾りLED−A〜F、及びドラムランプ66a〜
66cは、異常発生前の状態を保持すると共に、効果音
Jも発生される。
【0047】上記の説明から明らかなように、本実施例
においては、通常の遊技状態における図柄63a〜63
cの変動中において表示制御されない肩LED26a,
26b、飾りLED−B、及びレール飾りランプ31
を、大当り遊技状態終了後の4回までの変動中には、大
当り遊技状態時とほぼ同じ表示態様で表示するようにし
たので、大当り遊技状態の終了後も大当り遊技状態の余
韻を楽しみ且つ次の大当り遊技状態が発生するかも知れ
ないという期待感を遊技者に与えることができる。な
お、通常の遊技状態において、図柄63a〜63cの変
動前においてドラムランプ66a〜66cは表示制御さ
れているが、大当り遊技状態終了後の4回までの変動終
了までの間は、大当り遊技状態時とほぼ同じ表示態様
(速い点滅)で表示制御されるので、このドラムランプ
66a〜66cを視認することによっても、大当り遊技
状態の終了後も大当り遊技状態の余韻を楽しみ且つ次の
大当り遊技状態が発生するかも知れないという期待感を
遊技者に与えることができる。
【0048】なお、上記した実施例では、特定遊技状態
終了後の所定期間として、4回の変動が終了するまでの
例を示したが、それ以外に一定時間、始動入賞口に所定
個数の打玉が入賞するまで等であっても良い。また、特
定遊技状態終了後の所定期間にスピーカー等の音声も特
定遊技状態時と近似した音声を発生するようにしても良
い。更に、特定遊技状態を生起せしめる遊技内容として
可変表示装置40を有するものを示したが、特定遊技状
態を生起せしめる遊技内容を有するものであれば、どの
ようなものであっても良い。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明にあっては、遊技者の視認し得る表示装置
が、特定遊技状態の終了後の所定期間に亘って、特定遊
技状態時に実行される表示態様の少なくとも一部の表示
態様とほぼ同じ表示態様が実行されるので、特定遊技状
態の終了後も特定遊技状態の余韻を楽しみ且つ次の特定
遊技状態が発生するかも知れないという期待感を遊技者
に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機の一例としてのパチン
コ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図2】遊技盤の背面図である。
【図3】遊技盤に設けられる可変入賞球装置の斜視図で
ある。
【図4】遊技盤に設けられる可変表示装置の正面図であ
る。
【図5】可変表示装置の分解斜視図である。
【図6】可変表示装置の断面図である。
【図7】可変表示装置の回転ドラムの外周に形成される
図柄の展開図である。
【図8】遊技動作を制御する遊技回路のブロック図であ
る。
【図9】外れ時における可変表示装置の変動動作を示す
タイムチャートである。
【図10】当り時における可変表示装置の変動動作を示
すタイムチャートである。
【図11】同じく当り時における可変表示装置の変動動
作を示すタイムチャートである。
【図12】当り外れや停止図柄を決定するためのランダ
ム数を表す一覧表図である。
【図13】当り外れを決定する方法を説明する説明図で
ある。
【図14】特定遊技状態終了後の動作の一例を示すフロ
ー図である。
【図15】ランプ・LED・スピーカーの動作を示す一
覧表図である。
【図16】同じくランプ・LED・スピーカーの動作を
示す一覧表図である。
【図17】同じくランプ・LED・スピーカーの動作を
示す一覧表図である。
【図18】同じくランプ・LED・スピーカーの動作を
示す一覧表図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 始動入賞口 6 可変入賞球装置 17 飾りLED−F 19 飾りLED−C 20 飾りLED−D 21 飾りLED−E 23 外アタッカーランプ 24 内アタッカーランプ 26a,26b 肩ランプ 28a,28b 袖ランプ 29a,29b 風車ランプ 30a,30b サイドランプ 31 レール飾りランプ 34 遊技効果ランプ 36 スピーカー 40 可変表示装置 47 飾りLED−B 51 飾りLED−A 63a〜63c 回転ドラム 66a〜66c ドラムランプ 67a,67b ドラムサイドランプ 80 基本回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に対し所定の遊技価値を付与する
    特定遊技状態を導出し且つ該特定遊技状態時に遊技者の
    視認し得る表示装置を所定の表示態様で実行する弾球遊
    技機において、 前記特定遊技状態の終了後の所定期間に亘って、前記特
    定遊技状態時に実行される表示態様の少なくとも一部の
    表示態様とほぼ同じ表示態様を実行する一部表示態様実
    行手段を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
JP5184472A 1993-06-28 1993-06-28 弾球遊技機 Pending JPH078614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184472A JPH078614A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184472A JPH078614A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 弾球遊技機

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000193753A Division JP2001025548A (ja) 2000-01-01 2000-06-28 遊技機
JP2000193752A Division JP2001025547A (ja) 2000-01-01 2000-06-28 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078614A true JPH078614A (ja) 1995-01-13

Family

ID=16153766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5184472A Pending JPH078614A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8375549B2 (en) 2006-01-17 2013-02-19 Bollhoff Verbindungstechnikk GmbH Method for establishing a nail connection between two non-prepunched components

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8375549B2 (en) 2006-01-17 2013-02-19 Bollhoff Verbindungstechnikk GmbH Method for establishing a nail connection between two non-prepunched components

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000317061A (ja) パチンコ機
JP2009078097A (ja) 演出装置及び当該演出装置を備えた遊技機
JPH11146952A (ja) 弾球遊技機
JPH078614A (ja) 弾球遊技機
JPH10127889A (ja) 弾球遊技機
JP3105965B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001054622A (ja) 弾球遊技機
JP3024835B2 (ja) 弾球遊技機
JPH07148320A (ja) 遊技機
JP3205052B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001025548A (ja) 遊技機
JP2001025547A (ja) 遊技機
JPH11285564A (ja) パチンコ機
JPH06304326A (ja) 弾球遊技機の当たり発生確率制御装置
JPH0739627A (ja) 弾球遊技機
JP3262845B2 (ja) 弾球遊技機
JPH10179870A (ja) 弾球遊技機
JP2006149830A (ja) 遊技機
JP2003144701A (ja) 遊技機およびシミュレーションゲームプログラム
JP2003144702A (ja) 遊技機およびシミュレーションゲームプログラム
JP3472753B2 (ja) パチンコ機
JP3130123B2 (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JP2819093B2 (ja) パチンコ機
JP3481161B2 (ja) 遊技機
JP4042984B2 (ja) パチンコ遊技機