JPH078591A - 打球動作練習機 - Google Patents

打球動作練習機

Info

Publication number
JPH078591A
JPH078591A JP15843093A JP15843093A JPH078591A JP H078591 A JPH078591 A JP H078591A JP 15843093 A JP15843093 A JP 15843093A JP 15843093 A JP15843093 A JP 15843093A JP H078591 A JPH078591 A JP H078591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
display
point
subject
swing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15843093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2784311B2 (ja
Inventor
Nobuya Morimoto
信矢 森本
Akira Hiwatari
章 樋渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP15843093A priority Critical patent/JP2784311B2/ja
Publication of JPH078591A publication Critical patent/JPH078591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2784311B2 publication Critical patent/JP2784311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目的は、被験者の体の方向を即座に掌握する
ことのできる表示を備えた打球動作練習機を提供するこ
とにある。 【構成】 打球具を把持してスイングする被験者を乗せ
るスイング台と、そのスイング台における被験者の左右
の足夫々の荷重中心を測定する荷重測定手段と、その荷
重測定手段の測定情報に基づいて基準スクエア方向に対
する被験者のスタンス方向を求め、そのスタンス方向に
対応する情報を表示手段に表示させる制御手段とが設け
られた打球動作練習機において、前記制御手段が、前記
スタンス方向に基づいて、基準スクエア方向に対する被
験者の前後向き方向を求め、表示手段に、基準スクエア
方向に対応する基準線92aと、その基準線92aの中
間点を起点とし且つ被験者の前後向き方向に伸びる向き
表示直線92bとを表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打球具を把持してスイ
ングする被験者を乗せるスイング台と、そのスイング台
における被験者の左右の足夫々の荷重中心を測定する荷
重測定手段と、その荷重測定手段の測定情報に基づいて
基準スクエア方向に対する被験者のスタンス方向を求
め、そのスタンス方向に対応する情報を表示手段に表示
させる制御手段とが設けられた打球動作練習機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる打球動作練習機は、例えば、ゴル
フ、バッティング等の打球動作の練習に用いられるもの
である。これらの打球動作の練習にあっては、打球動作
に伴う重心の移動が正しく行われているか否かが正しい
打球フォームを形造るための重要な指標になることが知
られている。そこで、かかる打球動作練習機において、
従来では、被験者の左右の足夫々の荷重中心を測定し、
その測定情報に基づいて基準スクエア方向に対する被験
者のスタンス方向を求め、そのスタンス方向に対応する
情報を表示手段に表示させていた。つまり、被験者の左
右の足夫々の荷重中心を結ぶ線の方向を被験者のスタン
ス方向として求め、そのスタンス方向と基準スクエア方
向(例えば、スイング台の一辺の方向)との関係を表示
するため、従来では、左右の足夫々の荷重中心を結ぶ線
と同様の傾き(基準スクエア方向に対する傾き)を持っ
た線を表示して、あるいは、基準スクエア方向に対する
被験者のスタンス方向の傾き角度を求め、その傾き角度
を数値にて表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の表
示では、被験者のスタンス方向と基準スクエア方向との
関係を、上記の如く、左右の足夫々の荷重中心を結ぶ線
と同様の傾きを持った線又は基準スクエア方向に対する
被験者のスタンス方向の傾き角度を示す数値等にて表示
しているだけなので、被験者の前後向き方向が何方を向
いているのかを、即座に掌握し難いものであり、改善の
余地があった。本発明は上記の実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、被験者の前後向き方向を即座
に掌握することのできる表示手段を備えた打球動作練習
機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の打球動作練習機
は、打球具を把持してスイングする被験者を乗せるスイ
ング台と、そのスイング台における被験者の左右の足夫
々の荷重中心を測定する荷重測定手段と、その荷重測定
手段の測定情報に基づいて基準スクエア方向に対する被
験者のスタンス方向を求め、そのスタンス方向に対応す
る情報を表示手段に表示させる制御手段とが設けられた
ものであって、その第1特徴構成は、前記制御手段が、
前記スタンス方向に基づいて、前記基準スクエア方向に
対する被験者の前後向き方向を求め、前記表示手段に、
前記基準スクエア方向に対応する基準線と、その基準線
の中間点を起点とし、且つ、前記被験者の前後向き方向
に伸びる向き表示直線とを表示させるように構成されて
いる点にある。第2特徴構成は、前記制御手段が、前記
表示手段に、前記基準線の両端と前記向き表示直線の端
とを結ぶ円弧を表示させるように構成されている点にあ
る。
【0005】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、例えば被験者
のスタンス方向に直交する方向が被験者の前後方向であ
るとして、基準スクエア方向に対する被験者の前後向き
方向が求められ、基準スクエア方向に対応する基準線
と、その基準線の中間点を起点とし且つ被験者の前後向
き方向に伸びる向き表示直線とが、表示手段に表示され
る。つまり、基準スクエア方向に対する被験者の前後向
き方向が、基準線に対する向き表示直線の方向にて表示
される。従って、例えば右打者の場合、向き表示直線が
基準線に対し、垂直方向にあればスクエアスタンスであ
り、右に傾いていればクローズスタンスであり、左に傾
いていればオープンスタンスであるというように判断す
ることができ、しかも、向き表示直線の傾き量により体
の傾き度合いを判断することができるのである。本発明
の第2特徴構成によれば、上記第1特徴構成による表示
の他に、基準線の両端と向き表示直線の端とを結ぶ円弧
が表示される。
【0006】
【発明の効果】本発明の第1特徴構成によれば、かかる
打球動作練習機において、被験者は、基準線に対する向
き表示直線の方向を見て、基準スクエア方向に対する被
験者の前後向き方向を知ることができ、よって、被験者
の前後向き方向が基準スクエア方向に対しどういう方向
にあるのかを即座に掌握することができるに到った。本
発明の第2特徴構成によれば、基準線の両端と向き表示
直線の端とを結ぶ円弧が表示されるので、被験者の体の
方向が変化するに伴い、向き表示直線の端は円弧上を移
動することとなる。従って、向き表示直線の端がその円
弧上のどの位置にあるのかを見ることにより、被験者の
体の前後方向がどの方向を向いているのかを知ることが
でき、表示を一層見易いものとすることができるに到っ
た。
【0007】
【実施例】以下、本発明を適用したゴルフ練習機の実施
例について図面に基づいて説明する。図1乃至図3中、
1はスイング台、2は球載置台、3は処理装置、4は表
示手段としての表示装置である。本実施例のゴルフ練習
機は、スイング中に、スイング台1に備えられた荷重検
出センサDの検出データを処理装置3で処理して、荷重
中心を表示装置に実時間表示すると共に、荷重又は荷重
中心の時系列データとして一旦記憶しておき、スイング
終了後に表示させるものである。以下、各装置毎に説明
する。
【0008】スイング台1は、左右の足夫々に対応した
2つの荷重検出台10,11からなり、荷重検出台10
は荷重検出センサDとしての4個のロードセル12,1
3,14,15によって4隅を支持されており、荷重検
出台11は荷重検出センサDとしての4個のロードセル
16,17,18,19によって4隅を支持されてい
る。スイング台1上では打球具としてのクラブCを把持
した被験者がスイングを行う。このとき、スイング台1
にかかる荷重は2つの荷重検出台10,11を支持して
いる8個のロードセル12,13,14,15,16,
17,18,19によって分担され、これらの出力から
後述のようにして被験者の荷重及び荷重中心、そして更
に、被験者の左右の足夫々に対応する荷重中心が求めら
れる。
【0009】球載置台2には、ウッドのクラブ等でスイ
ング練習する際に球24を載置する支持具25が装着さ
れ、その支持具25のスイング台1側には、アイアンの
クラブ等でスイング練習する際に球載置台2に直接に球
を載置する位置を示すマーカ70が描かれている。そし
て、支持具25とマーカ70のクラブヘッド通路を挟ん
だ両側に、球24の存否を検出して、球24が支持具2
5上又はマーカ70上に載置されると新たなスイングを
開始する際のリセットスイッチとして機能し、且つ、支
持具25上又はマーカ70上の球24がクラブCによっ
て打たれて支持具25上から無くなった時点をゴルフス
イングにおける動作の特徴点fの一つであるインパクト
点として検出する球検出センサ21が備えられている。
支持具25及びマーカ70のバックスイング側のクラブ
ヘッド通路を挟んだ両側には、クラブCのバックスイン
グ側への移動を検出するクラブ検出センサ22が備えら
れている。
【0010】球検出センサ21及びクラブ検出センサ2
2は何れも透過型光センサにて構成されている。これら
のセンサの配置は、クラブヘッド通路のスイング台1と
反対側には球検出センサ21の発光部21aとクラブ検
出センサ22の発光部22aとが設置され、それら発光
部21a,22aのクラブヘッド通路を挟んだ反対側に
は球検出センサ21の受光部21bとクラブ検出センサ
22の受光部22bが夫々の発光部21a,22aと向
かいあって設置されている。球検出センサ21の発光部
21aから出た検出光は斜め下方に位置する受光部21
bに向けて投射されるが、この検出光は支持具25及び
マーカ70の上方の球24が存在すべき領域を通過する
ようにしてあり、支持具25上に球24を置く場合も、
マーカ70上に球を置く場合も、同様に球24の存否を
検出できるのである。尚、クラブ検出センサ22の検出
光の投射経路は、球検出センサ21の検出光の投射経路
とほぼ平行になるように設定してあり、支持具25上に
球24を置く場合も、マーカ70上に球を置く場合も、
確実にクラブの通過を検出できるようになっている。
又、球検出センサ21及びクラブ検出センサ22の駆動
回路は、制御箱26に内蔵してある。
【0011】処理装置3は、被験者の体全体及び左右の
足夫々の荷重及び荷重中心を求めるための演算処理や装
置のシーケンス制御等を行う演算装置31、各種データ
の受渡しを行うI/Oインターフェース32、荷重及び
荷重中心の測定情報を記憶する記憶装置33、装置の動
作モードを選択したり各種のコメントを入力する操作卓
34、測定情報等を保存しておく外部記憶装置35等か
らなっている。そして、演算装置31及びスイング台1
は、被験者の左右の足夫々の荷重中心を測定する荷重測
定手段Mとして機能し、演算装置31及び記憶装置33
は、荷重測定手段Mの測定情報に基づいてスイング情報
を求めて、そのスイング情報を表示装置4に表示させる
制御手段Rとして機能する。尚、表示装置4は、グラフ
ィック表示装置4aとプロッタ4bとから構成されてい
る。
【0012】次に、演算装置31が、荷重及び荷重中心
を求める過程について説明する。クラブCを把持した被
験者は、スイング台1上のほぼ中央に、2つの荷重検出
台10,11に左右の足を夫々乗せる形で立ってスタン
スをとる。被験者が左足を乗せる荷重検出台10を例に
とって説明すると、荷重検出台10の4隅にあるロード
セル12,13,14,15の出力に対しては荷重変換
器100における零調整により、夫々予め台荷重を相殺
してあるから、その出力W1,W2,W3,W4の合計
WLが荷重検出台10上に乗った被験者の左足の荷重に
なる。すなわち、 WL=W1+W2+W3+W4 更にこのとき、荷重のかかる位置と4つのロードセル1
2〜15の設置位置との関係によって、夫々のロードセ
ルの分担出力が異なるのでこれらの出力から荷重検出台
10にかかる荷重の荷重中心を求めることができる。
【0013】すなわち、図1中のロードセル12を原点
として表現する荷重中心の左右方向成分Xと前後方向成
分Yは、4個のロードセル12〜15がX方向の幅が
a、Y方向の幅がbの長方形の荷重検出台10の4隅に
配置されている場合には、 X=(W2+W3)×a/WL Y=(W3+W4)×b/WL から求めることができる。尚、ロードセル12,13,
14,15の配置が長方形の4隅にない場合でも、ロー
ドセルの幾何学的な配置に固有の補正を行うことによっ
て、荷重中心を求めることができる。又、ロードセルは
3個以上配設されておればスイング台1にかかる荷重中
心を求めることができる。被験者が右足を乗せる荷重検
出台11も、荷重測定器10と同じ構成とされており、
上記と同様にして荷重検出台11にかかる荷重の荷重中
心を求めることができる。つまり、被験者の左右の足夫
々に対応する荷重中心を求めることができるのである。
【0014】又、被験者の両足つまり体全体の荷重及び
荷重中心については、荷重検出台11にかかる荷重をW
Rとすると、上記左足の場合と同様に、ロードセル16
〜19の出力W5〜W8から、 WR=W5+W6+W7+W8 体全体の荷重WTは、 WT=WL+WR で求まり、更に荷重中心は、被験者の左足に対応する荷
重中心と右足に対応する荷重中心の間の距離をLとする
と、左右の荷重中心を結ぶ線分上で、左足に対応する荷
重中心から、 WR×L/WT 離れた位置にあり、これを演算にて求めれば良い。
【0015】図3に示す如く、8個のロードセル12〜
15及び16〜19の各出力W1〜W4及びW5〜W8
は測定ブリッジ回路とA/D変換器を備えた荷重変換器
100で、前述の如くスイング台1の重量を補償した
後、一定時間毎にサンプリングされてデジタル量とな
る。そして、I/Oインターフェース32を介して、処
理装置3に順次取り込まれる。被験者の荷重WT、荷重
中心及び左右の足夫々に対応する荷重中心は、処理装置
3中の演算装置31により、前述の式に従って求められ
る。そして、求められた被験者の左右の足夫々に対応す
る荷重中心及び被験者の体全体に対応する荷重中心は表
示装置4のグラフィック表示装置4aに実時間表示され
て、更に、荷重の時系列データ、及び、被験者の左右の
足夫々に対応する荷重中心及び被験者の体全体に対応す
る荷重中心の時系列データすなわち移動軌跡は記憶装置
33に記憶される。
【0016】これらの時系列データの記憶は、球検出セ
ンサ21が支持具25上又はマーカ70上に球24が置
かれたのを検出して装置をリセットした時点から、球検
出センサ21が支持具25上又はマーカ70上の球24
が打たれて無くなったのを検出するインパクト点までの
間のデータが、記憶装置33のうちの適当な記憶容量を
持つ記憶領域に最も古いデータを順次最新のデータに書
き換えるようにしてエンドレスに記憶され、インパクト
点以降のデータが、所定の時間幅に対応した記憶容量を
持つ別の記憶領域に記憶されるようになっている。
【0017】又、演算装置31は、荷重測定手段M(演
算装置31及びスイング台1)の測定情報に基づいて、
スイング情報として、スイングにおける動作の特徴点f
(アドレス点,ボディーターン開始点,トップ点,振り
下ろし点,インパクト点,フィニッシュ点)を求め、記
憶装置33に記憶するように構成されている。つまり、
上記時系列データと共に、アドレス時(アドレス点)に
おける被験者の左右の足夫々に対応する荷重中心及び被
験者の体全体に対応する荷重中心,ボディーターン開始
点における体全体に対応する荷重中心,トップ位置(ト
ップ点)における体全体に対応する荷重中心,振り下ろ
し点における体全体に対応する荷重中心、インパクト点
における体全体に対応する荷重中心、及び、フィニッシ
ュ点における体全体に対応する荷重中心も、記憶装置3
3に記憶される。尚、アドレス時(アドレス点)におけ
る各荷重中心は、後述するようにして検出されたスイン
グ開始点以前の各荷重中心の位置を平均することにより
求める。
【0018】次に、クラブ検出センサ22及び演算装置
31が、ゴルフスイングにおける動作の特徴点fの一つ
であるスイング開始点を検出する過程について説明す
る。記憶装置33には、上記の荷重及び荷重中心のデー
タと共に、クラブ検出センサ22がクラブヘッドの通過
を検出したか否かの情報も時系列に記憶されるようにし
てある。演算装置31は、この記憶情報に基づいて、イ
ンパクト点直前の100mS程度の時間を除き、インパ
クト点から時間を遡って最初のクラブ検出センサ22が
クラブヘッドの通過を検出した時点をスイング開始点と
して検出する。
【0019】次に、演算装置31が、ゴルフスイングに
おける動作の特徴点fの一つであるボディーターン開始
点を検出する過程について説明する。演算装置31が上
述の如く求めて記憶装置33に記憶されている荷重及び
荷重中心のデータのうち、図4に示す被験者のバックス
イング側の足の荷重の時間変化、つまり、本実施例では
右打ちの被験者用の装置構成を例示しているので右足の
荷重の時間変化において、図4中において点Aで示すス
イング開始点に対応するデータから検索を開始して、最
初に現れるピーク点Bの時間軸上の位置をボディーター
ン開始点として検出する。
【0020】次に、演算装置31が、ゴルフスイングに
おける動作の特徴点fの一つであるトップ点を検出する
過程について説明する。演算装置31が上述の如く求め
て記憶装置33に記憶されている被験者の体全体に対応
する荷重中心の時系列データのうちの左右方向すなわち
X方向の成分を時間微分して、荷重中心のX方向の移動
速度の時間変化を求める。図5に例示する上記のX方向
の移動速度の時間変化において、図5中に点Eで示す球
検出センサ21が検出したインパクト点のデータから所
定時間遡った点Fを基準時点にして、その基準時点を示
す点Fから時間を遡る方向にデータを検索して、最初に
X方向の移動速度の符号が負から正に反転する、つま
り、X方向の移動速度の方向性が最初に反転する点Gを
トップ点として検出する。尚、インパクト点を示す点E
から基準時点である点Fまでの時間間隔をおいているの
は、インパクト点の直前に移動速度の方向がバックスイ
ング方向を向く場合があるのをトップ点として誤検出す
るのを防止するためで、この時間間隔は200mS程度
が適当である。
【0021】次に、演算装置31が、ゴルフスイングに
おける動作の特徴点fの一つである振り下ろし点を検出
する過程について説明する。演算装置31が上述の如く
求めて記憶装置33に記憶されているデータのうち、図
6に示す右足荷重の時間変化90及び左足荷重の時間変
化91において、上記の如く求めたトップ点を示す点H
から、球検出センサ21が検出したインパクト点を示す
点Iまでがダウンスイングに相当する。このダウンスイ
ング中において、被験者の左右の足の荷重が等しくなる
時点を示す点Jから,時間が経過する側にt,時間を遡
る側にt’の時間内で、ダウンスイング方向上手側の足
である右足の荷重の変化率つまり時間微分値を求める。
時間幅t及びt’は共に50mS程度が適当である。こ
の右足荷重の時間変化90の変化率の絶対値が最小値と
なる時点を示す点Kを振り下ろし点として検出する。
【0022】尚、球検出センサ21によって検出したイ
ンパクト点の0.2秒後を、ゴルフスイングにおける動
作の特徴点fの一つであるフィニッシュ点として検出す
る。
【0023】次に、演算装置31が、バックスイングに
おける体の捻り量を検出する過程について、図7を用い
て説明する。演算装置31は、上述の如く求めて記憶装
置33に記憶されているデータで、アドレス点58aか
らトップ点58cに至るまでの左右の足の荷重中心のう
ち、左足(打球方向側の足)の最もつま先側に位置する
荷重中心と、右足(バックスイング側の足)の最も踵側
に位置する荷重中心とを検出し、それらの荷重中心の被
験者前後方向(Y方向)の幅Y1を、バックスイングに
おける体の捻り量として検出する。尚、バックスイング
における体の捻り量を表示装置4に表示する場合には、
図10に示すように、幅Y1に対応した角度で分割した
半円状の円グラフ93にて表示するように構成されてい
る。但し、捻り量が適正(所定の値)であれば、円グラ
フ93の境界線は中央に位置し、捻りすぎのほど右に位
置し、捻りが足りないほど左に位置するようにしてい
る。
【0024】次に、演算装置31が、ダウンスイングに
おける体の捻り量を検出する過程について、図7を用い
て説明する。演算装置31は、上述の如く求めて記憶装
置33に記憶されているデータに基づいて、振り下ろし
開始点58dからインパクト点58eに至るまでの左右
の足の被験者前後方向の荷重中心の移動量の和(Y2+
Y3)を求め、その移動量の和(Y2+Y3)をダウン
スイングにおける体の捻り量として検出する。尚、ダウ
ンスイングにおける体の捻り量を表示装置4に表示する
場合には、図10に示すように、移動量の和(Y2+Y
3)に対応した角度で分割した半円状の円グラフ94に
て表示するように構成されている。但し、捻り量が適正
(所定の値)であれば、円グラフ94の境界線は中央に
位置し、捻りすぎのほど右に位置し、捻りが足りないほ
ど左に位置するようにしている。
【0025】従って、演算装置31は、スイング情報と
して、バックスイングにおける体の捻り量及びダウンス
イングにおける体の捻り量を、荷重測定手段Mの測定情
報に基づいて検出し、それらの捻り量を表示装置4に表
示させるように構成されている。尚、バックスイングに
おける体の捻り量及びダウンスイングにおける体の捻り
量の適正値は、予め記憶装置33に記憶されている。
【0026】又、制御手段Rとしての演算装置31及び
記憶装置33は、図10に示すように、スイング情報と
して、スイングにおける動作の特徴点f(本実施例で
は、アドレス点,トップ点,インパクト点)及びそれら
特徴点fに対応する荷重中心の適正範囲Uを求めて、特
徴点fと適正範囲Uとを、それらの表示位置をスイング
台上における位置関係に対応付ける状態で、且つ、それ
らを並べる状態で、表示装置4に表示するように構成さ
れている。更に、演算装置31及び記憶装置33は、図
10に示すように、スイング情報として、被験者の左右
の足夫々に対する足形N、及び、特徴点fにおける左右
の足夫々の荷重中心を結ぶ荷重方向としての直線Lを求
めて、その足形Nと直線Lと特徴点fと適正範囲Uと
を、それらの表示位置をスイング台上における位置関係
に対応付ける状態で、表示装置4に表示させるように構
成されている。
【0027】各特徴点fに対応する体全体の荷重中心の
適正範囲Uは、次のようにして求められる。 アドレス
点における適正範囲U1(U)は、直線L1(L)にお
いて、左右の荷重比率(左足荷重/全体荷重)が45〜
55%のところに、所定の幅で設定されている。トップ
点における適正範囲U2(U)は、直線L2(L)にお
いて、左右の荷重比率(右足荷重/全体荷重)が75〜
85%のところに、所定の幅で設定されている。インパ
クト点における適正範囲U3(U)は、直線L1(L)
において、左右の荷重比率(左足荷重/全体荷重)が7
5〜85%のところに、所定の幅で設定されている。
又、足形Nは、アドレス点における左右の足の荷重中心
点が足形における所定の位置(土踏まずの位置)にくる
ように設けられている。
【0028】尚、図10に示すように、60aは特徴点
fの一つであるアドレス点、60cはトップ点、60e
はインパクト点を示し、61はアドレス点60aを通り
スイング台1の左右方向を示しており、アドレス点,ト
ップ点,インパクト点夫々について、上記の如く足形N
と直線Lと特徴点fと適正範囲Uとを同時に表示すると
共に、夫々の特徴点fにおける荷重比(左足荷重/全体
荷重、又は、右足荷重/全体荷重)及び上記の適正範囲
値を表示するように構成されている。又、図10の表示
画面の下側には、スタンス幅S(アドレス点における左
右の足の荷重中心点間の幅)と、スイングにおける体全
体の荷重中心の左右方向での移動幅W(ウエイトシフ
ト)と、スタンス比(W/S)とを表示するように構成
されている。
【0029】更に、制御手段Rとしての演算装置31及
び記憶装置33は、特徴点fがそれに対する適正範囲U
に位置するか否かを判別して、その判別結果を表示手段
4に表示するように構成されている。つまり、特徴点f
がそれに対する適正範囲Uを外れると、図10の62に
示すように、その外れた特徴点fに対応する荷重比の欄
を他と区別できる色(例えば赤色)で塗りつぶして表示
する。
【0030】更に又、演算装置31は、図7に示す如
く、アドレス点における左右の足夫々の荷重中心に基づ
いて、基準スクエア方向V0(つまり、X方向)に対す
る被験者のスタンス方向V1を求め、そのスタンス方向
V1に直交する方向を基準スクエア方向V0に対する被
験者の前後向き方向として求めて、表示装置4に、図1
0に示す如く、基準スクエア方向V0に対応する基準線
92aと、その基準線92aの中間点を起点とし且つ前
記被験者の前後向き方向に伸びる向き表示直線92b
と、基準線92aの両端と向き表示直線92bの端とを
結ぶ円弧92cとを表示させるように構成されている。
【0031】このため、基準スクエア方向V0に対する
被験者のスタンス方向V1の傾き角度をθ1とすると、
向き表示直線92bは、基準線92aに直交する方向よ
りθ1だけ傾けた(図7に示すようにオープンスタンス
の場合には、左にθ1だけ傾けた)方向に表示されるこ
とになり、よって、この向き表示直線92bの方向が被
験者の前後向き方向を示すこととなる。従って、右打者
の場合、向き表示直線92bは、アドレス点でのスタン
ス状態がスクウェアであればマーク92dにて示した中
央の位置に位置し、クローズであればマーク92dに対
し右側に傾き、オープンであればマーク92dに対し左
に傾くこととなる。
【0032】次に、この装置の使用状態における動作に
ついて図8のフローチャートと、図9乃至図12の表示
例とに基づいて説明する。図8のフローチャートにおい
て、図示しない電源スイッチを投入して装置を起動させ
た後、操作者が操作卓34より装置の動作モードの設定
を行う(ステップ#1)。動作モードには、参考軌跡表
示モードと参考軌跡非表示モードの二つのモードがあ
る。参考軌跡表示モードでは、過去のデータとして記憶
装置33に記憶されている被験者の体全体に対応する荷
重中心の移動軌跡等を参考データとして、新たなスイン
グに関する表示データと共にグラフィック表示装置4a
に表示させ、参考軌跡非表示モードでは、その参考デー
タは表示させず、新たなスイングに関する表示データの
みを表示する。
【0033】この二つのモードのうち何れか一方を選択
して動作モードの設定を終了したとき、ステップ#2に
おいて、動作モードが参考軌跡表示モードに設定されて
いるか否かを判断する。尚、この動作モード設定の際に
は、後述する動作姿態模式表示Pを表示させるか否かの
設定も操作卓34から行える。動作モードが参考軌跡非
表示モードに設定されていれば、何もせずステップ#5
に進み、参考軌跡表示モードに設定されていれば、操作
者が、記憶装置33に記憶されている、被験者の体全体
に対応する荷重中心の移動軌跡の中から所望の移動軌跡
を参考軌跡40として選択する(ステップ#3)。選択
が終了すると、その選択した参考軌跡40と共に、その
参考軌跡40のスイングでの、アドレス点における被験
者の左右の足夫々に対応する荷重中心を示す参考個別ア
ドレスポイント41、アドレス点における被験者の体全
体に対応する荷重中心を示す参考アドレスポイント4
2、ホディーターン開始点における被験者の体全体に対
応する荷重中心を示す参考ボディーターン開始ポイント
43、トップ点における被験者の体全体に対応する荷重
中心を示す参考トップポイント44、振り下ろし点にお
ける被験者の体全体に対応する荷重中心を示す参考振り
下ろしポイント45、インパクト点における被験者の体
全体に対応する荷重中心を示す参考インパクトポイント
46、及び、フィニッシュ点における被験者の体全体に
対応する荷重中心を示す参考フィニッシュポイント47
を、図9の表示例に示すように、グラフィック表示装置
4aに表示し(ステップ#4)、ステップ#5に進む。
【0034】ステップ#5において、球検出センサ21
の検出情報に基づいて支持具25上又はマーカ70上に
球24が置かれているかどうかを判断して、球24が支
持具25上又はマーカ70上にない場合は、体全体に対
応する荷重中心及び左右の足夫々に対応する荷重中心等
のリアルタイム表示を行い、再びステップ#5に戻る。
すなわち、荷重検出センサDの検出データを取り込み
(ステップ#14)、演算処理を行って、体全体に対応
する荷重中心及び左右の足夫々に対応する荷重中心を求
め(ステップ#15)、図9の表示例に示すように、左
右の足の荷重中心点50及び体全体の荷重中心点51と
して夫々グラフィック表示装置4aに表示し、更に、左
右の足夫々の荷重の全体の荷重に対する割合(つまり、
WL/WTとWR/WT)を求め、グラフィック表示装
置4aの表示画面の左右両端に設けた表示欄52に割合
値が大きい程上方側に来るように割合表示点53として
表示する(ステップ#16)。尚、図9の表示例ではス
テップ#1において参考軌跡表示モードを選択した場合
を例示している。この画面制御を行ったのち操作卓34
のモード変更スイッチが押されているか否かを判断し
(ステップ#17)、押されていればステップ#1に戻
って動作モードの設定が可能な状態となり、押されてい
なければステップ#5に戻る。
【0035】ステップ#5において、球24が支持具2
5上又はマーカ70上に載置されていると、装置がリセ
ットされた状態になり、新たなスイングの荷重データの
収集を行い、そのデータの演算及び体全体に対応する荷
重中心及び左右の足夫々に対応する荷重中心等のリアル
タイム表示を行いながら、収集したデータを記憶装置3
3に記憶して行く。すなわち、参考軌跡等の記憶データ
及びグラフィック表示装置4a表示はそのまま残し、前
回のスイングに対応する記憶データ及びグラフィック表
示装置4aへの表示をクリアする(ステップ#6)。そ
の後、荷重検出センサDの検出データを取り込んで(ス
テップ#7)、体全体の荷重及び荷重中心、左右の足夫
々に対応する荷重中心、並びに、左右の足夫々の荷重の
全体の荷重に対する割合を演算処理によって求めて記憶
装置33に記憶すると共に、その演算結果を左右の足の
荷重中心点50、体全体の荷重中心点51及び割合表示
点53としてグラフィック表示装置4aに表示する(ス
テップ#8及び#9)。
【0036】この画面制御後、インパクト点から所定時
間が経過しているか否かによってスイングが既に終了し
ているか否かを判断して(ステップ#10)、所定時間
が経過していなければステップ#7の位置に戻る。イン
パクト点から所定時間が経過してスイングが既に終了し
ているものと判断すると、図10に示すように、その終
了したスイングについての、足形N、直線L(L1,L
2,L3)、特徴点f(60a,60b,60c)、適
正範囲U(U1,U2,U3)、アドレス時の体の方向
を示す半円状の円グラフ92、バックスイングにおける
体の捻り量を示す半円状の円グラフ93、ダウンスイン
グにおける体の捻り量を示す半円状の円グラフ94等を
グラフィック表示装置4aに表示する(ステップ#1
1)。
【0037】その後、操作卓34を操作して、グラフィ
ック表示装置4aの表示を、例えば図11に示すような
表示に切り換えることができるように構成されている
(ステップ#11)。尚、図11の表示は、体全体の荷
重中心の移動軌跡55、左右の足夫々に対応する荷重中
心の移動軌跡56,57、及び、アドレス点における被
験者の左右の足夫々に対応する荷重中心を示す個別アド
レスポイント58を、特徴点fの識別表示Qと、夫々の
状態を模式的に示す動作姿態模式表示P及び既に表示し
ている参考軌跡等と共に表示した場合の表示を示してい
る。尚、このとき動作姿態模式表示Pを表示しないモー
ドに設定されていれば、動作姿態模式表示Pは表示しな
い。グラフィック表示装置4aに表示される識別表示Q
及び動作姿態模式表示Pは、アドレス,ボディーターン
開始,トップ,振り下ろし,インパクト,及び,フィニ
ッシュの各点に対応して、被験者の体全体に対応する荷
重中心を示す識別表示59a〜59fの夫々、及び、動
作姿態模式表示86a〜86fの夫々からなる。又、グ
ラフィック表示装置4aの表示画面上端部には、アドレ
スでの全体荷重に対する左足荷重の割合を示すアドレス
左足荷重比、トップ点での全体荷重に対する右足荷重の
割合を示すトップ右足荷重比、及び、インパクト点での
全体荷重に対する左足荷重の割合を示すインパクト左足
荷重比を夫々表示する。この図11においても、図9と
同様に、参考軌跡表示モードが選択された場合の表示例
を示している。尚、表示欄52における割合表示点53
の表示はインパクト点の状態を示すようにしてある。
【0038】そして、更に、図12に示すような体全体
に対応する荷重の時間変化のデータをプロッタ4bに表
示する(ステップ#11)。この体全体に対応する荷重
の時間変化の表示においては、特徴点の識別表示Qを、
夫々の状態を模式的に示す動作姿態模式表示Pと共に表
示してある。尚、このとき動作姿態模式表示Pを表示し
ないモードに設定されていれば、動作姿態模式表示Pは
表示しない。プロッタ4bに表示される識別表示Q及び
動作姿態模式表示Pは、スイング開始,ボディーターン
開始,トップ,振り下ろし,インパクト,及び,フィニ
ッシュの各時点に夫々対応して、各時点のデータを示す
識別表示80a〜80fの夫々及び動作姿態模式表示8
7a〜87fの夫々からなる。尚、グラフィック表示装
置4aでの表示は、スイング開始点からフィニッシュ点
までの間のデータを、プロッタ4bでの表示は、インパ
クト点の前後所定時間のデータを夫々表示する。その
後、測定した荷重及び荷重中心のデータを保存しない場
合は、球24の有無を検出する位置に戻り、保存する場
合は、記憶装置33のデータ保存領域に測定データを転
送した後(ステップ#12及び#13)、ステップ#5
の位置に戻る。
【0039】〔別実施例〕 上記実施例では、表示装置4に、基準線92aと向
き表示直線92bと円弧92cとを表示させるようにし
ているが、円弧92cを表示させないで、基準線92a
と向き表示直線92bとを表示させるようにしても良
い。 上記実施例では、スイング終了後に、アドレス時の
スイング台1上における体の方向を示す半円状の円グラ
フ92(基準線92aと向き表示直線92bと円弧92
c)を、表示装置4に表示させるようにしているが、ア
ドレス時以外の特徴点(例えば、スイング開始点)にお
ける体の向きを表示させるようにしても良い。又、スイ
ング台1上における被験者の体の方向をリアルタイムで
表示させるようにしても良い。このリアルタイムの表示
により、体の前後向き方向を確認しながら練習を行うこ
とができる。 上記実施例では、左右の足夫々の荷重中心に基づい
て、基準スクエア方向V0(つまり、X方向)に対する
被験者のスタンス方向V1を求め、そのスタンス方向V
1に直交する方向を基準スクエア方向V0に対する被験
者の前後向き方向として求めているが、被験者の前後向
き方向を求めるにおいて、例えば、左右の足夫々の荷重
中心の移動軌跡より、左右の足夫々の前後方向を求め、
その求めた左右の足夫々の前後方向の中心方向を被験者
の前後向き方向として求めても良い。 上記実施例では、基準スクエア方向V0をスイング
台1の一辺の方向(X方向)に設定しているが、その他
の方向に設定するようにしても良い。例えば、打球方向
を検出する検出装置を別途設け、その検出装置にて検出
された打球方向を基準スクエア方向V0とするようにし
ても良い。又、打球方向前方に複数箇所の目標物を設定
し、その複数箇所の目標物より選択(例えば操作卓34
にて選択)した目標物の方向を基準スクエア方向V0と
するようにしても良い。これにより、目標物の方向が変
わっても、適正なスタンス状態がとれているか否かを判
断しながら練習することができるのである。尚、打球方
向前方に目標物を設定するにおいて、例えば、打球方向
前方に大型のスクリーンを設け、そのスクリーン上に、
グリーン(又は旗等)を写し出すようにして目標物を設
定するようにしても良い。 上記実施例では、アドレス点における被験者の体の
前後向き方向を示す向き表示直線92bを表示させてい
るが、その表示上に、アドレス点における理想の体の前
後向き方向を示すマーク(又は線)を表示するようにし
ても良い。よって、一般には、クラブの種類に応じて理
想のスタンス方向は若干異なっている(ドライバーでは
若干クローズスタンスが良く、ショートアイアンでは若
干オープンスタンスが良い)が、使用するクラブの種類
を(例えば操作卓34にて)入力すると、そのクラブに
対応した理想の体の前後向き方向を示すマーク(又は
線)を表示するようにして、その理想の体の前後向き方
向を示すマーク(又は線)と向き表示直線92bとを見
比べて、理想の体の前後向き方向に対し実際の体の前後
向き方向がどういう方向にあるのかを判断しながら練習
することができる。
【0040】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したゴルフ練習機の平面図
【図2】本発明を適用したゴルフ練習機の側面図
【図3】本発明を適用したゴルフ練習機のブロック図
【図4】ボディーターン開始点の検出を示す図
【図5】トップ位置の検出を示す図
【図6】振り下ろし点の検出を示す図
【図7】体の捻り量の検出を示す図
【図8】本発明を適用した実施例にかかるフローチャー
【図9】本発明を適用した実施例にかかる荷重中心点等
の表示例
【図10】本発明を適用した実施例にかかる適正範囲等
の表示例
【図11】本発明を適用した実施例にかかる荷重中心の
移動軌跡等の表示例
【図12】本発明を適用した実施例にかかる荷重の時間
変化の表示例
【符号の説明】
1 スイング台 4 表示手段 92a 基準線 92b 向き表示直線 92c 円弧 C 打球具 M 荷重測定手段 R 制御手段 V1 スタンス方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球具(C)を把持してスイングする被
    験者を乗せるスイング台(1)と、 そのスイング台(1)における被験者の左右の足夫々の
    荷重中心を測定する荷重測定手段(M)と、 その荷重測定手段(M)の測定情報に基づいて基準スク
    エア方向に対する被験者のスタンス方向(V1)を求
    め、そのスタンス方向(V1)に対応する情報を表示手
    段(4)に表示させる制御手段(R)とが設けられた打
    球動作練習機であって、 前記制御手段(R)は、 前記スタンス方向(V1)に基づいて、前記基準スクエ
    ア方向に対する被験者の前後向き方向を求め、 前記表示手段(4)に、前記基準スクエア方向に対応す
    る基準線(92a)と、その基準線(92a)の中間点
    を起点とし、且つ、前記被験者の前後向き方向に伸びる
    向き表示直線(92b)とを表示させるように構成され
    ている打球動作練習機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(R)は、 前記表示手段(4)に、前記基準線(92a)の両端と
    前記向き表示直線(92b)の端とを結ぶ円弧(92
    c)を表示させるように構成されている請求項1記載の
    打球動作練習機。
JP15843093A 1993-06-29 1993-06-29 打球動作練習機 Expired - Lifetime JP2784311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15843093A JP2784311B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 打球動作練習機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15843093A JP2784311B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 打球動作練習機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH078591A true JPH078591A (ja) 1995-01-13
JP2784311B2 JP2784311B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=15671594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15843093A Expired - Lifetime JP2784311B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 打球動作練習機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2784311B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2784311B2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2784311B2 (ja) 打球動作練習機
JP2839057B2 (ja) ゴルフ練習機
JP2740085B2 (ja) 打球動作練習機
JP2740086B2 (ja) 打球動作練習機
JPH0716323A (ja) 打球動作練習機
JPH0716322A (ja) 打球動作練習機
JP2740089B2 (ja) ゴルフスイング診断装置
JP2786579B2 (ja) 打球動作練習機
JPH06285205A (ja) 打球動作練習機
JP2695356B2 (ja) ゴルフ練習機
JPH06142263A (ja) 打球動作練習機
JPH0796059A (ja) 打球動作練習機
JP2786580B2 (ja) 打球動作練習機
JP2740084B2 (ja) ゴルフスイングのトップ位置検出装置
JPH078590A (ja) 打球動作練習機
JPH06142266A (ja) 打球動作練習機
JPH06142264A (ja) 打球動作練習機
JPH0576634A (ja) ゴルフ練習機
JPH0724097A (ja) 打球動作練習機
JPH06327802A (ja) ゴルフ練習機
JPH07231968A (ja) ゴルフ練習機
JPH06134068A (ja) ゴルフ練習機
JPH0663200A (ja) ゴルフ練習機
JP2740090B2 (ja) ゴルフスイング診断装置
JPH06142255A (ja) 打球動作練習機