JPH0785680A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH0785680A
JPH0785680A JP5229263A JP22926393A JPH0785680A JP H0785680 A JPH0785680 A JP H0785680A JP 5229263 A JP5229263 A JP 5229263A JP 22926393 A JP22926393 A JP 22926393A JP H0785680 A JPH0785680 A JP H0785680A
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circuit
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semiconductor memory
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JP5229263A
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Masami Kanasugi
雅己 金杉
Masayoshi Kimoto
雅義 木本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体メモリの改善に関し、出力データの読
出し信号にノイズが含まれる場合に、ノイズ発生期間の
読出し信号をマスクして、それ代るデータに切り変える
ことにより、メモリ動作の安定化を図る。 【構成】 出力データDOの読出し信号Poにノイズが
含まれる場合に、ノイズが発生している期間の読出し信
号Poをマスクし、かつ、外部制御信号Tiに基づいて
ノイズが発生している期間の読出し信号Poに代る出力
データDOに出力する出力切り換え回路12が設けられ
る。当該回路12は第1〜第3の論理回路12A〜12Cを
有し、信号Tiに基づいて入力データDIに係る書込み
信号Piを第3の論理回路12Cに出力し、信号Tiに基
づいてメモリセル11の読出し信号Poを第3の論理回
路12Cに出力し、書込み信号Piに基づく出力データD
O又は読出し信号Poに基づく出力データDOを切り換
え出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図10,11) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図3,4) (2)第2の実施例の説明(図5,6) (3)第3の実施例の説明(図7,8) (4)第4の実施例の説明(図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリに関する
ものであり、更に詳しく言えば、1マシンサイクル内で
データ書込み及びデータ読出をするメモリの改善に関す
るものである。近年,半導体集積回路(以下LSIとい
う)のプロセス技術の向上により大容量の半導体記憶装
置が設計される。しかし、半導体メモリの大規模化、及
び、高速化の要求に伴い内部配線に遅延が生ずる。これ
により、読出し信号にノイズが発生することがあり、誤
ったデータが検出される恐れがある。
【0003】そこで、出力データの読出し信号にノイズ
が含まれる場合に、ノイズ発生期間の出力信号をマスク
して、それ代るデータに切り換えることにより、メモリ
動作の安定化を図ることができるメモリが望まれてい
る。
【0004】
【従来の技術】図10,11は、従来例に係る説明図であ
る。図10(A)は、その半導体メモリの構成図であり、
図10(B)は、その半導体メモリの等価構成図である。
図11(A)は、その動作波形図であり、図11(B)は、
その問題点を説明する動作波形図をそれぞれ示してい
る。
【0005】例えば、ライトイネーブル信号(以下WE
信号という)に基づいて1マシンサイクル内でデータ書
込み及びデータ読出をするメモリ半導体メモリ1は、図
10(A)に示すように、ワード選択信号(以下SWL信
号という)とビット選択信号(以下SBL信号という)
とに基づいて指定された位置にデータを記憶するメモリ
セル1Aと、WE信号に基づいてデータの書込み又は読
出しをするデータ書込み/読出し部1Bを具備する。
【0006】なお、説明の簡略化のために、以後、WE
信号,SWL信号及びSBL信号を省略し、メモリセル
1Aとデータ書込み/読出し部1Bとを含む半導体メモ
リ1を図10(B)に示すような等価構成図により表示す
ものとする。次に、当該メモリの機能を説明をする。例
えば、図11(A)に示すように、WE信号が立ち上がる
書込み時には、SWL信号とSBL信号とに基づいて
指定された位置のメモリセル1Aに書込み信号Piを通
電する。又は、そのメモリセル1Aが、あるレベルにク
ランプされる。これにより、メモリセ1Aにデータが書
き込まれる。ここで、書込み信号Piは入力データDI
に基づく信号であり、SWL信号及びSBL信号はアド
レスのデコードによる信号である。
【0007】また、WE信号が立ち下がる読出し時に
は、メモリセル1Aから出力される読出し信号Poが検
出される。これにより、アドレスに基づく指定位置のメ
モリセル1Aの出力データDOを読み出すことができ
る。ここで、出力データDOは読出し信号Poの増幅信
号である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
れば、図11(B)に示すように、読出し信号Poにゆら
ぎが発生し、それが読出し時の出力データDOに反映す
ることがある。これは、半導体メモリ1の大規模化、及
び、高速化の要求に伴い半導体集積回路の超微細化及び
高密度化を図られるが、信号配線の抵抗成分の増加、及
び、配線容量の増加により、内部配線遅延が生ずる。特
に、WE信号が立ち下がる読出し時に、ゆらぎが発生
し易くなる。
【0009】例えば、ワード線のSWL信号の遅延によ
り、メモリセル1Aの出力タイミングにずれを招く恐れ
がある。これにより、読出し信号Poにノイズが発生す
ることがあり、誤った出力データDOが検出される恐れ
がある。このことで、所定アドレスに基づく指定位置の
メモリセル1Aから期待する出力データDOを読み出す
ことが困難となる。また、読出しデータの信頼性が低下
するという問題がある。
【0010】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、出力データの読出し信号にノイズ
が含まれる場合に、ノイズ発生期間の出力信号をマスク
して、それ代るデータに切り換えることにより、メモリ
動作の安定化を図ることが可能となる半導体メモリの提
供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1(A)は、本発明に
係る半導体メモリの原理図であり、図1(B)は、本発
明に係る半導体メモリの出力切り換え回路の原理図をそ
れぞれ示している。本発明の第1の半導体メモリは図1
(A)に示すように、メモリセル11に入力データDI
の書込み、又は、該メモリセル11から出力データDO
を読出す半導体メモリにおいて、前記出力データDOの
読出し信号Poにノイズが含まれる場合に、前記ノイズ
が発生している期間の読出し信号Poをマスクし、か
つ、外部制御信号Tiに基づいて前記ノイズが発生して
いる期間の読出し信号Poに代る出力データDOに出力
する出力切り換え回路12が設けられることを特徴とす
る。
【0012】なお、本発明の第1の半導体メモリにおい
て、前記出力切り換え回路12は、図1(B)に示すよ
うに前記外部制御信号Tiに基づいて入力データDIに
係る書込み信号Piを第3の論理回路12Cに出力する第
1の論理回路12Aと、前記外部制御信号Tiに基づいて
メモリセル11の読出し信号Poを第3の論理回路12C
に出力をする第2の論理回路12Bと、前記第1の論理回
路12Aから出力される書込み信号Piに基づく出力デー
タDO又はメモリセル11から出力される読出し信号P
oに基づく出力データDOを切り換え出力する第3の論
理回路12Cとを有することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第1の導体メモリにおい
て、前記第1の論理回路12Aに入力データDIに基づく
同相又は逆相の書込み信号Piを供給することを特徴と
する。また、本発明の第2の半導体メモリは第1の半導
体メモリにおいて、図2(A)に示すように前記外部制
御信号Tiに基づいて任意のパルス幅の内部制御信号S
iを生成する信号生成回路13が設けられ、前記第1の
論理回路12Aが、任意のパルス幅の内部制御信号Siに
基づいて入力データDIに係る書込み信号Piを第3の
論理回路12Cに出力し、前記第2の論理回路12Bが、任
意のパルス幅の内部制御信号Siに基づいてメモリセル
11の読出し信号Poを第3の論理回路12Cに出力する
ことを特徴とする。
【0014】本発明の第3の半導体メモリは第1の半導
体メモリにおいて、前記外部制御信号Tiには、当該メ
モリセル11に入力データDIの書込み、又は、該メモ
リセル11から出力データDOを読出しを許可するライ
トイネーブル信号WEを利用することを特徴とする。本
発明の第4の半導体メモリは第3の半導体メモリにおい
て、前記ライトイネーブル信号WEを任意に遅延した内
部遅延信号WEdを出力する信号遅延回路14が設けら
れ、前記第1の論理回路12Aが、任意に遅延した内部遅
延信号WEdに基づいて入力データDIに係る書込み信号
Piを第3の論理回路12Cに出力し、前記第2の論理回
路12Bが、任意に遅延した内部遅延信号WEdに基づいて
メモリセル11の読出し信号Poを第3の論理回路12C
に出力することを特徴とし、上記目的を達成する。
【0015】
【作 用】本発明の第1の半導体メモリの動作を説明す
る。例えば、出力データDOの読出し信号Poにノイズ
が含まれる場合には、出力切り換え回路12により、ノ
イズが発生している期間(以下ノイズ発生期間という)
の読出し信号Poが外部制御信号Tiに基づいてマスク
され、当該信号Tiに基づいてノイズ発生期間の読出し
信号Poに代えてノイズの無い出力データDOが出力さ
れる。
【0016】すなわち、外部制御信号Tiに基づいて、
出力切り換え回路12の第1の論理回路12Aから第3の
論理回路12Cに入力データDIに基づく同相又は逆相の
書込み信号Piが出力される。また、外部制御信号Ti
に基づいて第2の論理回路12Bから第3の論理回路12C
にメモリセル11の読出し信号Poが出力される。これ
により、同相又は逆相の書込み信号Piに基づく出力デ
ータDO及び読出し信号Poに基づく出力データDOの
いずれか一方が第3の論理回路12Cから切り換え出力さ
れる。
【0017】このため、従来例のように読出し信号Po
にゆらぎが発生した場合であっても、そのゆらぎが発生
している読出し信号Poがマスクされ、読出し時の出力
データDOには無関係となる。従って、所定アドレスに
基づく出力データDOであって、期待する出力データD
Oをメモリセル11から読み出すことが可能となる。次
に、本発明の第2の半導体メモリの動作を説明する。例
えば、出力データDOの読出し時の読出し信号Poにノ
イズが含まれる場合には、出力切り換え回路12によ
り、ノイズが発生している期間(以下ノイズ発生期間と
いう)の読出し信号Poが任意のパルス幅の内部制御信
号Siに基づいてマスクされ、当該信号Siに基づいて
ノイズ発生期間の読出し信号Poに代えてノイズの無い
出力データDOが出力される。
【0018】すなわち、内部制御信号Siに基づいて出
力切り換え回路12の第1の論理回路12Aから第3の論
理回路12Cに入力データDIに係る書込み信号Piが出
力される。また、内部制御信号Siに基づいて第2の論
理回路12Bから第3の論理回路12Cにメモリセル11の
読出し信号Poが出力される。これにより、同相又は逆
相の書込み信号Piに基づく出力データDO及び読出し
信号Poに基づく出力データDOのいずれか一方を第3
の論理回路12Cから切り換え出力することが可能とな
る。
【0019】このため、第1の半導体メモリと同様に読
出し信号Poにゆらぎが発生した場合であっても、それ
が読出し時の出力データDOには無関係になり、所定ア
ドレスに基づく正確な出力データDOを読み出すことが
可能となる。本発明の第3の半導体メモリの動作を説明
する。例えば、出力データDOの読出し時の読出し信号
Poにノイズが含まれる場合には、出力切り換え回路1
2により、ノイズが発生している期間(以下ノイズ発生
期間という)の読出し信号Poがライトイネーブル信号
WEに基づいてマスクされ、当該信号WEに基づいてノ
イズ発生期間の読出し信号Poに代えてノイズの無い出
力データDOが出力される。
【0020】すなわち、ライトイネーブル信号WEに基
づいて出力切り換え回路12の第1の論理回路12Aから
第3の論理回路12Cに入力データDIに係る書込み信号
Piが出力される。また、ライトイネーブル信号WEに
基づいて第2の論理回路12Bから第3の論理回路12Cに
メモリセル11の読出し信号Poが出力される。これに
より、同相又は逆相の書込み信号Piに基づく出力デー
タDO及び読出し信号Poに基づく出力データDOのい
ずれか一方を第3の論理回路12Cから切り換え出力する
ことが可能となる。
【0021】このため、ライトイネーブル信号WEを出
力した後に、読出し信号Poにゆらぎが発生した場合で
あっても、それが読出し時の出力データDOには無関係
になり、所定アドレスに基づく正確な出力データDOを
読み出すことが可能となる。本発明の第4の半導体メモ
リの動作を説明する。例えば、出力データDOの読出し
時の読出し信号Poにノイズが含まれる場合には、出力
切り換え回路12により、ノイズが発生している期間
(以下ノイズ発生期間という)の読出し信号Poが任意
に遅延された内部遅延信号WEdに基づいてマスクされ、
当該信号Siに基づきノイズ発生期間の読出し信号Po
に代えてノイズの無い出力データDOが出力される。
【0022】すなわち、内部遅延信号WEdに基づいて出
力切り換え回路12の第1の論理回路12Aから第3の論
理回路12Cに入力データDIに係る書込み信号Piが出
力される。また、内部遅延信号WEdに基づいて第2の論
理回路12Bから第3の論理回路12Cにメモリセル11の
読出し信号Poが出力される。これにより、同相又は逆
相の書込み信号Piに基づく出力データDO及び読出し
信号Poに基づく出力データDOのいずれか一方が第3
の論理回路12Cから切り換え出力される。
【0023】このため、ライトイネーブル信号WEの出
力から遅れて発生した読出し信号Poのゆらぎに対して
も、それが読出し時の出力データDOには無関係にな
り、所定アドレスに基づく正確な出力データDOを読み
出すことが可能となる。
【0024】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図3〜9は、本発明の各実施例に係る
半導体メモリの説明図である。 (1)第1の実施例の説明 図3は、本発明の第1の実施例に係る半導体メモリの構
成図であり、図4は、その動作波形図をそれぞれ示して
いる。例えば、ノイズ発生期間の出力データDOに代わ
り書込み信号Piと同じ論理の出力データDOを出力す
る半導体メモリは図3に示すように、メモリ回路21及
び出力マスク回路22を具備する。
【0025】すなわち、メモリ回路21はメモリセル1
1の一例であり、入力データDIの書込み、又は、出力
データDOの読出しをする回路である。メモリ回路21
の読出し信号Poは書込み信号Piの逆相信号となる。
なお、メモリ回路21はワード選択信号,ビット選択信
号及びライトイネーブル信号に基づいて入力データDI
の書込み、又は、その読出しをするが、説明の簡略化の
ために、これら信号を省略する。また、データ書込み/
読出し部を含めてメモリ回路21を表示し、記憶素子数
についても任意とする。
【0026】出力マスク回路22は出力切り換え回路1
2の一例であり、出力データDOの読出し信号Poにノ
イズが含まれる場合に、ノイズ発生期間の読出し信号P
oをマスクし、また、外部制御信号Tiに基づきノイズ
発生期間の読出し信号Poに代る出力データDOを出力
する回路である。なお、外部制御信号Tiは「H」(ハ
イ)レベルでノイズ発生期間の読出し信号Poをマスク
し、「L」(ロー)レベルでそれを解除する。
【0027】ここで、読出し信号Poとはメモリ回路2
1の論理出力をいう。また、当該メモリの出力に付随す
るどの回路から出力データDOを読出しても同様な効果
が得られる。また、外部出力はその論理を必要とする回
路に対する出力端子であり、チップ外部に出力されると
は限らない。すなわち、出力マスク回路22は、メモリ
出力段のどの位置に接続しても良い。
【0028】例えば、出力マスク回路22はインバータ
INV,2つの二入力否定論理和回路(以下単にNOR回
路22A,NOR回路22Bという)及び二入力論理和回路
(以下単にOR回路22Cという)を有する。インバータ
INVは入力データDIを反転し逆相の書込み信号Pi
(反転記号の上線を省略する)をNOR回路22Aに出力
する。なお、本実施例において、インバータ INVを取外
してNOR回路22Aに入力データDIに基づく同相の書
込み信号Piを供給しても良い。この場合には、ノイズ
発生期間の出力データDOに代わりノイズ無しの読出し
信号Poと同じ論理の出力データDOを出力することが
できる。
【0029】NOR回路22Aは第1の論理回路12Aの一
例であり、外部制御信号Tiに基づいて入力データDI
に係る逆相の書込み信号PiをOR回路22Cに出力す
る。すなわち、外部制御信号Tiと逆相の書込み信号P
iとの否定論理として論理信号AをOR回路22Cに出力
する。NOR回路22Bは第2の論理回路12Bの一例であ
り、外部制御信号Tiに基づいてメモリ回路21の逆相
の読出し信号PoをOR回路22Cに出力をする。すなわ
ち、外部制御信号Tiと逆相の読出し信号Poとの否定
論理として論理信号BをOR回路22Cに出力する。
【0030】OR回路は第3の論理回路12Cの一例であ
り、NOR回路22Aから出力される逆相の書込み信号P
iに基づく出力データDO又はメモリ回路21から出力
される逆相の読出し信号Poに基づく出力データDOを
切り換え出力する。すなわち、逆相の書込み信号Piに
基づく出力データDOとメモリ回路21から出力される
逆相の読出し信号Poとの論理和として論理信号Cを出
力する。論理信号Cは出力データDOである。
【0031】次に、本実施例に係る半導体メモリの動作
を説明する。例えば、図4に示すように、出力データD
Oの読出し信号Poにノイズが含まれる場合には、出力
マスク回路22により、ノイズ発生期間の読出し信号P
oが外部制御信号Tiに基づいてマスクされ、当該信号
Tiに基づきノイズ発生期間の読出し信号Poに代えて
ノイズの無い出力データDOが出力される。
【0032】すなわち、外部制御信号Tiが「L」レベ
ルの状態であって、読出し信号Poのマスクをしない期
間では、出力マスク回路22のNOR回路22AからOR
回路22Cに入力データDIに基づく逆相の書込み信号P
iが出力される。例えば、入力データDIが「L」レベ
ルの場合には、NOR回路22Aの論理信号Aは入力デー
タDIの論理によらず「L」レベルとなる。これは、イ
ンバータ INV1の出力が「H」レベルとなるためであ
る。
【0033】また、外部制御信号Ti=「L」レベルに
基づいてNOR回路22BからOR回路22Cにメモリ回路
21の読出し信号Poが出力される。ここで、NOR回
路22Bの論理信号Bは入力データDIの入力が「L」レ
ベルのため、メモリ回路21の「H」レベルの読出し信
号Poが出力される。これにより、OR回路22Cの論理
信号C,すなわち、メモリ回路21の読出し信号Poに
基づく出力データDO(=C)がOR回路22Cから出力
される。外部出力する出力データDOは信号A,Bとの
論理和となるためである。
【0034】逆に、外部制御信号Tiが「H」レベルの
状態であって、読出し信号Poのマスクをする期間で
は、NOR回路22Aの論理信号Aは入力データDIの論
理によらず「L」レベルとなる。インバータ INVの出力
が「H」レベルとなるためである。また、外部制御信号
Ti=「H」レベルに基づいてNOR回路22Bではメモ
リ回路21の読出し信号Poが出力拒否される。ここ
で、NOR回路22Bの論理信号Bは入力データDIの入
力論理によらず、また、メモリ回路21の「H」レベル
の読出し信号Poによらず、常に「L」レベルとなる。
【0035】これにより、OR回路22Cの論理信号C,
すなわち、読出し信号Poに代わり入力データDIの書
込み信号Piに基づく出力データDO(=C)がOR回
路22Cから出力される。外部出力する出力データDOが
信号A,Bとの論理和となるためである。従って、入力
データDIの入力レベルによって、メモリ回路21の読
出し信号Poによらず、任意の出力データDOを与える
ことができる。
【0036】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る半導体メモリによれば、図3に示すように、ノイズ
発生期間の読出し信号Poをマスクし、かつ、外部制御
信号Tiに基づきノイズ発生期間の読出し信号Poに代
る出力データDOを出力する出力マスク回路22が設け
られる。このため、従来例のように読出し信号Poにゆ
らぎが発生した場合であっても、そのゆらぎが発生して
いる読出し信号Poがマスクされ、読出し時の出力デー
タDOには無関係となる。従って、所定アドレスに基づ
く出力データDOであって、期待する出力データDOを
メモリ回路21から読み出すことが可能となる。
【0037】これにより、大規模化及び高速化の要求に
伴う半導体メモリの動作の安定化を図ることが可能とな
る。なお、本実施例の説明では、メモリ回路21のデー
タ入力端子の書込み信号Piを利用したが、これに限ら
ず、他のメモリセルのデータ入力端子の書込み信号Pi
を利用しても、同様な効果が得られる。
【0038】また、データ入力端子に接続したインバー
タ INVを省略することにより、入力データDIの逆相に
基づく出力データDOを外部出力に出力することが可能
となる。さらに、NOR回路22A,22Bの外部制御信号
Tiの入力とその供給点との間にインバータ INVを接続
することにより、外部制御信号Tiの論理を逆転させる
ことができる。
【0039】(2)第2の実施例の説明 図5は、本発明の第2の実施例に係る半導体メモリの構
成図であり、図6は、その動作波形図をそれぞれ示して
いる。第2の実施例では第1の実施例と異なり、クロッ
ク信号Fを出力するクロックパルス発生器23が設けら
れる。すなわち、本発明の第2の実施例に係る半導体メ
モリは図5に示すように、メモリ回路21,出力マスク
回路22及びクロックパルス発生器23を有する。クロ
ックパルス発生器23は信号生成回路13の一例であ
り、外部制御信号Tiに基づいて任意のパルス幅の内部
制御信号Si(以下単にクロック信号Fという)を生成
し、それを出力マスク回路22に出力する。
【0040】当該パルス発生器23は遅延回路23A及び
二入力NOR回路23Bを有する。遅延回路23Aは外部制
御信号Tiを遅延して任意のパルス幅の遅延信号Sdを
二入力NOR回路23Bに出力する。二入力NOR回路23
Bは遅延信号Sdの逆相信号と外部制御信号Tiとの否
定論理和を出力する。これにより、図6に示すようなパ
ルス幅tdのクロック信号Fが生成される。
【0041】NOR回路22Aは任意のパルス幅のクロッ
ク信号Fに基づいて入力データDIに係る書込み信号P
iをOR回路22Cに出力する。NOR回路22Bは、任意
のパルス幅のクロック信号Fに基づいてメモリ回路21
の読出し信号PoをOR回路22Cに出力する。なお、そ
の他の構成及び機能は第1の実施例と同様であるため、
その説明を省略する。また、本実施例では外部制御信号
Ti=「L」レベルで読出し信号Poのマスクをする。
【0042】次に、本実施例に係る半導体メモリの動作
を説明する。例えば、図6に示すように、外部制御信号
Tiが「H」レベル,クロック信号F=「L」レベルの
状態であって、読出し信号Poのマスクをしない期間で
は、出力マスク回路22のNOR回路22AからOR回路
22Cに入力データDIに基づく逆相の書込み信号Piが
出力される。例えば、入力データDIが「L」レベルの
場合には、NOR回路22Aの論理信号Aは入力データD
Iの論理によらず「L」レベルとなる。これは、インバ
ータ INV1の出力が「H」レベルとなるためである。
【0043】また、クロック信号F=「L」レベルに基
づいてNOR回路22BからOR回路22Cにメモリ回路2
1の読出し信号Poが出力される。ここで、NOR回路
22Bの論理信号Bは入力データDIの入力が「L」レベ
ルのため、メモリ回路21の「H」レベルの読出し信号
Poが出力される。これにより、OR回路22Cの論理信
号C,すなわち、メモリ回路21の読出し信号Poに基
づく出力データDO(=C)がOR回路22Cから出力さ
れる。外部出力する出力データDOは信号A,Bとの論
理和となるためである。
【0044】逆に、外部制御信号Tiが「L」レベル,
クロック信号F=「H」レベルの状態であって、読出し
信号Poのマスクをする期間では、NOR回路22Aの論
理信号Aは入力データDIの論理によらず「L」レベル
となる。インバータ INVの出力が「H」レベルとなるた
めである。また、クロック信号F=「H」レベルに基づ
いてNOR回路22Bではメモリ回路21の読出し信号P
oが出力拒否される。ここで、NOR回路22Bの論理信
号Bは入力データDIの入力論理によらず、また、メモ
リ回路21の「H」レベルの読出し信号Poによらず、
常に「L」レベルとなる。
【0045】これにより、OR回路22Cの論理信号C,
すなわち、読出し信号Poに代わり入力データDIの書
込み信号Piに基づく出力データDO(=C)がOR回
路22Cから出力される。外部出力する出力データDOが
信号A,Bとの論理和となるためである。従って、入力
データDIの入力レベルによって、メモリ回路21の読
出し信号Poによらず、任意の出力データDOが与えら
れる。
【0046】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る半導体メモリによれば、図5に示すように、外部制
御信号Tiに基づいて任意のパルス幅のクロック信号F
を生成するクロックパルス発生器23が設けられる。こ
のため、出力データDOの読出し時の読出し信号Poに
ノイズが含まれる場合には、出力マスク回路22により
ノイズ発生期間の読出し信号Poが任意のパルス幅のク
ロック信号Fに基づいてマスクされ、当該信号Fに基づ
きノイズ発生期間の読出し信号Poに代えてノイズの無
い出力データDOを出力することができる。このこと
で、第1の実施例と同様に読出し信号Poにゆらぎが発
生した場合であっても、それが読出し時の出力データD
Oには無関係になり、所定アドレスに基づく正確な出力
データDOを読み出すことが可能となる。
【0047】これにより、第1の実施例と同様に当該半
導体メモリの動作の安定化を図ることが可能となる。な
お、本実施例では、NOR回路23BをOR回路に置き換
えることで、クロック信号Fを反転することが可能とな
る。また、クロックパルス発生器23に代えて、同様に
動作するクロックパルス発生器や外部クロックを利用し
ても、同様な効果が得られる。
【0048】なお、第1の実施例と同様に、データ入力
端子に接続したインバータ INVを省略することにより、
入力データDIの逆相に基づく出力データDOを外部出
力に出力することが可能となる。さらに、クロックパル
ス発生器23の入力と外部制御信号Tiの供給点との間
にインバータ INVを接続することにより、外部制御信号
Tiの論理を逆転させることができる。
【0049】(3)第3の実施例の説明 図7は、本発明の第3の実施例に係る半導体メモリの構
成図である。第3の実施例では第1の実施例と異なり外
部制御信号Tiに代えてライトイネーブル信号WEを利
用するものである。すなわち、本発明の第3の実施例に
係る半導体メモリは図7に示すように、メモリ回路31
及び出力マスク回路22を有する。
【0050】メモリ回路31はメモリセル11の一例で
あり、入力データDIの書込み、又は、出力データDO
の読出しをする回路である。メモリ回路31の読出し信
号Poは書込み信号Piの逆相信号となる。なお、メモ
リ回路31はワード選択信号,ビット選択信号及びライ
トイネーブル信号(以下単にWE信号という)に基づい
て入力データDIの書込み、又は、その読出しをする
が、説明の簡略化のために、ワード選択信号とビット選
択信号とを省略する。また、データ書込み/読出し部を
含めてメモリ回路31を表示し、記憶素子数についても
任意とする。
【0051】NOR回路22AはWE信号に基づいて入力
データDIに係る書込み信号PiをOR回路22Cに出力
する。NOR回路22Bは、WE信号に基づいてメモリ回
路31の読出し信号PoをOR回路22Cに出力する。な
お、その他の構成及び機能は第1の実施例と同様である
ため、その説明を省略する。また、本実施例ではWE信
号=「L」レベルで読出し信号Poのマスクをする。
【0052】次に、本実施例に係る半導体メモリの動作
を説明する。例えば、出力データDOの読出し時の読出
し信号Poにノイズが含まれる場合には、出力マスク回
路22により、ノイズ発生期間の読出し信号PoがWE
信号に基づいてマスクされ、当該WE信号に基づきノイ
ズ発生期間の読出し信号Poに代えてノイズの無い出力
データDOが出力される。
【0053】すなわち、WE信号に基づいて出力マスク
回路22のNOR回路22AからOR回路22Cに入力デー
タDIに係る書込み信号Piが出力される。また、WE
信号に基づいてNOR回路22BからOR回路22Cにメモ
リ回路31の読出し信号Poが出力される。これによ
り、同相又は逆相の書込み信号Piに基づく出力データ
DO及び読出し信号Poに基づく出力データDOのいず
れか一方をOR回路22Cから切り換え出力することが可
能となる。
【0054】このようにして、本発明の第3の実施例に
係る半導体メモリによれば、図7に示すように、外部制
御信号TiにWE信号が利用される。このため、WE信
号を出力した後に、読出し信号Poにゆらぎが発生した
場合であっても、それが読出し時の出力データDOには
無関係になり、所定アドレスに基づく正確な出力データ
DOを読み出すことが可能となる。
【0055】これにより、第1,第2の実施例と同様に
メモリ動作の安定化を図ることが可能となる。 (4)第4の実施例の説明 図8は、本発明の第4の実施例に係る半導体メモリの構
成図であり、図9は、その動作波形図をそれぞれ示して
いる。第4の実施例では第3の実施例と異なり、WE信
号を遅延する信号遅延回路14が設けられる。
【0056】すなわち、信号遅延回路14はWE信号を
任意の時間tdだけ遅延した内部遅延信号WEd(以下単
に遅延信号Dという)を出力する回路である。NOR回
路22Aは遅延信号Dに基づいて入力データDIに係る書
込み信号PiをOR回路22Cに出力する。NOR回路22
Bは遅延信号Dに基づいてメモリ回路31の読出し信号
PoをOR回路22Cに出力する。なお、その他の構成及
び機能は第3の実施例と同様であるため、その説明を省
略する。また、本実施例ではWE信号=「H」レベルで
読出し信号Poのマスクをする。
【0057】次に、本実施例に係る半導体メモリの動作
を説明する。例えば、図9に示すように、図4に示すよ
うに、出力データDOの読出し時の読出し信号Poにノ
イズが含まれる場合には、出力マスク回路22により、
ノイズ発生期間の読出し信号PoがWE信号の遅延信号
Dに基づいてマスクされ、当該信号Dに基づきノイズ発
生期間の読出し信号Poに代えてノイズの無い出力デー
タDOが出力される。
【0058】すなわち、遅延信号Dが「L」レベルの状
態であって、読出し信号Poのマスクをしない期間で
は、出力マスク回路22のNOR回路22AからOR回路
22Cに入力データDIに基づく逆相の書込み信号Piが
出力される。例えば、入力データDIが「L」レベルの
場合には、NOR回路22Aの論理信号Aは入力データD
Iの論理によらず「L」レベルとなる。これは、インバ
ータ INV1の出力が「H」レベルとなるためである。
【0059】また、遅延信号D=「L」レベルに基づい
てNOR回路22BからOR回路22Cにメモリ回路31の
読出し信号Poが出力される。ここで、NOR回路22B
の論理信号Bは入力データDIの入力が「L」レベルの
ため、メモリ回路31の「H」レベルの読出し信号Po
が出力される。これにより、OR回路22Cの論理信号
C,すなわち、メモリ回路31の読出し信号Poに基づ
く出力データDO(=C)がOR回路22Cから出力され
る。外部出力する出力データDOは信号A,Bとの論理
和となるためである。
【0060】逆に、遅延信号Dが「H」レベルの状態で
あって、読出し信号Poのマスクをする期間では、NO
R回路22Aの論理信号Aは入力データDIの論理によら
ず「L」レベルとなる。インバータ INVの出力が「H」
レベルとなるためである。また、遅延信号D=「H」レ
ベルに基づいてNOR回路22Bではメモリ回路31の読
出し信号Poが出力拒否される。ここで、NOR回路22
Bの論理信号Bは入力データDIの入力論理によらず、
また、メモリ回路31の「H」レベルの読出し信号Po
によらず、常に「L」レベルとなる。
【0061】これにより、OR回路22Cの論理信号C,
すなわち、読出し信号Poに代わり入力データDIの書
込み信号Piに基づく出力データDO(=C)がOR回
路22Cから出力される。外部出力する出力データDOが
信号A,Bとの論理和となるためである。従って、WE
信号入力により遅延時間td分だけ遅れ、しかも、メモ
リ回路31の読出し信号Poによらない入力データDI
の入力レベルによる任意の出力データDOを与えること
ができる。
【0062】このようにして、本発明の第4の実施例に
係る半導体メモリによれば、図8に示すように、WE信
号を時間tdだけ遅延した遅延信号Dを生成する信号遅
延回路14が設けられる。このため、WE信号の出力か
ら遅れて発生した読出し信号Poのゆらぎに対しても、
それが読出し時の出力データDOには無関係になり、所
定アドレスに基づく正確な出力データDOを読み出すこ
とが可能となる。
【0063】これにより、第1〜第3の実施例と同様に
メモリ動作の安定化を図ることが可能となる。なお、本
実施例では、インバータ INV,NOR回路22A,22B,
OR回路22C等のゲート遅延時間については無視して説
明をしたが、これが問題となる場合には、遅延回路を挿
入してタイミングを揃えれば良い。これにより、より高
精度の半導体記憶装置を構成することが可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の半
導体メモリによればノイズが発生している期関の出力信
号をマスクし、かつ、当該信号に基づきノイズが発生し
ている期間の出力信号に代るデータを出力する出力マス
ク回路が設けられる。このため、従来例のように出力信
号にゆらぎが発生した場合であっても、そのゆらぎが発
生している出力信号がマスクされ、読出し時のデータに
は無関係となる。
【0065】また、本発明の第2の半導体メモリによれ
ば、外部制御信号に基づいて任意のパルス幅の内部制御
信号を生成する信号生成回路が設けられる。このため、
当該内部制御信号に基づいて同相又は逆相の書込み信号
に基づくデータ及び出力信号に基づくデータのいずれか
一方を第3の論理回路から切り換え出力することが可能
となる。
【0066】本発明の第3の半導体メモリによれば、外
部制御信号にライトイネーブル信号が利用される。この
ため、ライトイネーブル信号を出力した後に、出力信号
にゆらぎが発生した場合であっても、それが読出し時の
データには無関係となり、所定アドレスに基づく正確な
データが読み出される。
【0067】本発明の第4の半導体メモリによれば、ラ
イトイネーブル信号を任意に遅延した内部遅延制御信号
を生成する信号遅延回路が設けられる。このため、ライ
トイネーブル信号の出力から遅れて発生した出力信号の
ゆらぎに対しても、それが読出し時のデータには無関係
になり、所定アドレスに基づく正確なデータが読み出さ
れる。
【0068】これにより、大規模化及び高速化する半導
体メモリの動作の安定化を図ることが可能となる。ま
た、高信頼度かつ大容量の半導体記憶装置の提供に寄与
するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体メモリの原理図(その1)
である。
【図2】本発明に係る半導体メモリの原理図(その2)
である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る半導体メモリの構
成図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る半導体メモリの動
作波形図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る半導体メモリの構
成図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る半導体メモリの動
作波形図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る半導体メモリの構
成図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る半導体メモリの構
成図である。
【図9】本発明の第4の実施例に係る半導体メモリの動
作波形図である。
【図10】従来例に係る半導体メモリ構成図である。
【図11】従来例に係る半導体メモリの動作波形図及びそ
の問題点の動作波形図である。
【符号の説明】
11…メモリセル、 12…出力切り換え回路、 13…信号生成回路、 12A〜12C…第1〜第3の論理回路、 14…遅延回路、 DI,DO…データ、 Pi…書込み信号、 Po…出力信号、 Ti…外部制御信号、 Si…内部制御信号、 WE…ライトイネーブル信号、 WEd…内部遅延信号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセル(11)に入力データ(D
    I)の書込み、又は、該メモリセル(11)から出力デ
    ータ(DO)を読出す半導体メモリにおいて、 前記出力データ(DO)の読出し信号(Po)にノイズ
    が含まれる場合に、前記ノイズが発生している期間の読
    出し信号(Po)をマスクし、かつ、外部制御信号(T
    i)に基づいて前記ノイズが発生している期間の読出し
    信号(Po)に代る出力データ(DO)に出力する出力
    切り換え回路(12)が設けられることを特徴とする半
    導体メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記出力切り換え回路(12)は、前記外部制御信号
    (Ti)に基づいて入力データ(DI)に係る書込み信
    号(Pi)を第3の論理回路(12C)に出力する第1の
    論理回路(12A)と、 前記外部制御信号(Ti)に基づいてメモリセル(1
    1)の読出し信号(Po)を第3の論理回路(12C)に
    出力をする第2の論理回路(12B)と、 前記第1の論理回路(12A)から出力される書込み信号
    (Pi)に基づく出力データ(DO)又はメモリセル
    (11)から出力される読出し信号(Po)に基づく出
    力データ(DO)を切り換え出力する第3の論理回路
    (12C)とを有することを特徴とする半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体メモリにおいて、
    前記入力データ(DI)に基づく同相又は逆相の書込み
    信号(Pi)を第1の論理回路(12A)に供給すること
    を特徴とする半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記外部制御信号(Ti)に基づいて任意のパルス幅の
    内部制御信号(Si)を生成する信号生成回路(13)
    が設けられ、 前記第1の論理回路(12A)が、任意のパルス幅の内部
    制御信号(Si)に基づいて入力データ(DI)に係る
    書込み信号(Pi)を第3の論理回路(12C)に出力
    し、 前記第2の論理回路(12B)が、任意のパルス幅の内部
    制御信号(Si)に基づいてメモリセル(11)の読出
    し信号(Po)を第3の論理回路(12C)に出力するこ
    とを特徴とする半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記外部制御信号(Ti)には、当該メモリセル(1
    1)に入力データ(DI)の書込み、又は、該メモリセ
    ル(11)から出力データ(DO)を読出しを許可する
    ライトイネーブル信号(WE)を利用することを特徴と
    する半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体メモリにおいて、
    前記ライトイネーブル信号(WE)を任意に遅延した内
    部遅延信号(WEd)を出力する信号遅延回路(14)が
    設けられ、 前記第1の論理回路(12A)が、任意に遅延された内部
    遅延信号(WEd)に基づいて入力データ(DI)に係る
    書込み信号(Pi)を第3の論理回路(12C)に出力
    し、 前記第2の論理回路(12B)が、任意に遅延された内部
    遅延信号(WEd)に基づいてメモリセル(11)の読出
    し信号(Po)を第3の論理回路(12C)に出力するこ
    とを特徴とする半導体メモリ。
JP5229263A 1993-09-14 1993-09-14 半導体メモリ Withdrawn JPH0785680A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7573290B2 (en) 2004-10-30 2009-08-11 Hynix Semiconductor Inc. Data output driver for reducing noise

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US7573290B2 (en) 2004-10-30 2009-08-11 Hynix Semiconductor Inc. Data output driver for reducing noise

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