JPH0785631A - カセット用滑りシート - Google Patents

カセット用滑りシート

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JPH0785631A
JPH0785631A JP23137593A JP23137593A JPH0785631A JP H0785631 A JPH0785631 A JP H0785631A JP 23137593 A JP23137593 A JP 23137593A JP 23137593 A JP23137593 A JP 23137593A JP H0785631 A JPH0785631 A JP H0785631A
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俊彦 富田
Masao Nakamura
正雄 中村
Shinji Suzuki
伸治 鈴木
Junichi Moriyama
順一 森山
Takayuki Yamamoto
孝幸 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低摩擦性が長期持続すると共に帯電防止性を
有し、且つ、生産効率のよいカセット用滑りシートを提
供する。 【構成】 ポリシロキサンの部分加水分解物とシリコー
ン樹脂に更に界面活性剤を加えた混合物によりフィルム
表面に被覆層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーディオカセット、ビ
デオカセットのような磁気テープカセットに組み込む滑
りシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープカセットは一般に対称的に成
形された2個のケースが嵌合されており、ケース内の2
個のリールに磁気テープが巻回されている。そして、磁
気テープ側面とケースとの間に低摩擦性の滑りシートを
配置し、テープ走行時におけるケース内壁面との間の摩
擦を低減させて走行を円滑化させ、巻き乱れを防止して
いる。
【0003】かような滑りシートとして、例えば、2軸
延伸した熱可塑性樹脂フィルムの片面に滑剤と帯電防止
剤から成る被覆層を形成したものが提案されている(特
開昭58−146065号公報)。
【0004】しかしながら、この滑りシートはフィルム
と滑剤との密着性が充分でないため、テープ走行により
比較的短時間で低摩擦性能の低下を生ずるという問題が
あった。
【0005】一方、フィルムと滑剤との間の密着性を改
善した滑りシートとして、フィルム表面に側鎖および末
端基の80%以上が水酸基で置換されたポリシロキサン
の部分加水分解物層を介してシリコーン樹脂(滑剤)層
を設けたものが提案されている(特公平1−50033
号公報)。
【0006】この滑りシートはポリシロキサンの部分加
水分解物層の存在によりテープ走行時における帯電を防
止できると共に、該層により滑剤としてのシリコーン樹
脂層をフィルムに強固に密着でき低摩擦性が長期持続す
る利点を有しており好ましいものであるが、フィルム表
面に2つの被覆層を形成しなければならず生産効率上の
不利がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この不利を解消するた
め、ポリシロキサンの部分加水分解物とシリコーン樹脂
を混合し、この混合物による被覆層をフィルム表面に形
成することも考えられる。しかし、本発明者の実験によ
れば、ポリシロキサンの部分加水分解物とシリコーン樹
脂とは極性が異なり相溶性が悪く、この混合物層を形成
して得られる滑りシートを組み込んだカセットはテープ
の巻取りトルクが大きくなってしまうことが判明した。
【0008】従って、本発明は低摩擦性を長期持続でき
ると共に帯電防止性を有し、且つ効率よく生産できる滑
りシートを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は従来技術の有
する問題を解決するため鋭意研究の結果、ポリシロキサ
ンの部分加水分解物とシリコーン樹脂の混合物に更に界
面活性剤を添加することにより所期の目的を達成できる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】即ち、本発明に係るカセット用滑りシート
はプラスチックフィルムの少なくとも片面に、ポリシロ
キサンの部分加水分解物、シリコーン樹脂および界面活
性剤を含む被覆層が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0011】本発明に係るカセット用滑りシートの基材
であるプラスチックフィルムとしてはポリエチレン、ポ
リプロピレンのようなポリオレフィン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートのようなポ
リエステル、ポリアミド、ポリカーボネートあるいはポ
リアクリル等の熱可塑性樹脂から成るものが何ら制限な
く使用できる。このフィルムは、通常、透明であるが、
所望により着色することができ、更に、不透明とするこ
ともできる。
【0012】このプラスチックフィルムの片面または両
面にはポリシロキサンの部分加水分解物、シリコーン樹
脂および界面活性剤を必須成分として含む被覆層が形成
される。
【0013】上記被覆層の成分であるポリシロキサンの
部分加水分解物およびシリコーン樹脂は従来の滑りシー
トに用いられていたものと同じであってよく、例えば、
特公平1−50033号公報に記載されているものを使
用できる。
【0014】即ち、ポリシロキサンの部分加水分解物と
しては4官能性のケイ素化合物、例えば、(Cl2 Si
O)nで示されるクロルポリシロキサンや、加水分解の
し易いアルコキシシラン、アルコキシポリシロキサン等
のポリシロキサンに水を作用させて部分加水分解させて
得られるものを使用できる。この部分加水分解物は側鎖
および末端基が水酸基で置換された化合物であり、側鎖
および末端基の80%以上が水酸基に置換されているも
のが好適である。かようなポリシロキサンの部分加水分
解物は、「コルコートN−103X」(コルコート株式
会社製)等の商品名で市販されており、容易に入手でき
る。フィルム表面に形成される被覆層にこの部分加水分
解物が存在することにより該層に帯電防止性が付与され
ると共に被覆層のフィルムへの密着性が高められる。
【0015】また、シリコーン樹脂(硬化型)は下記化
1で示される直鎖状のシリコーン化合物である。
【0016】
【化1】
【0017】上記化1中のRは水素、1価のアルキル
基、アリール基、アルケニル基、ビニル基、フェニル基
または水酸基であり、nは約100〜7000である。
そして、末端にはエポキシ基、アミノ基、ビニル基、フ
ェニル基、水酸基等を有する。この化合物としては平均
分子量が約3万〜30万のものが好適である。なお、シ
リコーン樹脂の硬化のために触媒を使用できる。
【0018】本発明においては被覆層を上記ポリシロキ
サンの部分加水分解物、シリコーン樹脂および界面活性
剤から形成する。界面活性剤を被覆層形成成分とするこ
とは本発明において重要であり、界面活性剤の存在によ
りポリシロキサンの部分加水分解物とシリコーン樹脂と
の相溶性を改善でき好ましい被覆層を形成できる。
【0019】本発明において面活性剤は特に限定され
ず、カチオン性、アニオン性あるいはノニオン性のいず
れも使用できる。この界面活性剤としては、複数の官能
基を有し、それら官能基の少なくとも一つがポリシロキ
サンの部分加水分解物の官能基と同一または同一極性で
あり、且つ残りの官能基の少なくとも一つがシリコーン
樹脂の官能基と同一または同一極性であることが好まし
いことが判明している。このようなポリシロキサンの部
分加水分解物およびシリコーン樹脂と同一または同一極
性の官能基を有する界面活性剤としては、例えば、側鎖
および/または末端に水酸基あるいはポリエチレンオキ
サイド鎖の少なくとも一つとポリジメチルシロキサン基
を有するものを挙げることができ、かような界面活性剤
は信越化学工業株式会社から商品名KF−355A、K
F−954A、東亜合成化学工業株式会社から商品名G
S−30、GH−20等が市販されている。
【0020】本発明に係る滑りシートはこのようにフィ
ルム表面にポリシロキサンの部分加水分解物、シリコー
ン樹脂および界面活性剤を含む被覆層を形成したもので
あり、ポリシロキサンの部分加水分解物とシリコーン樹
脂の混合割合は、通常、シリコーン樹脂100重量部に
対しポリシロキサンの部分加水分解物1〜30重量部で
あるが、これに限定されるわけではない。被覆層として
フィルムに対する高いレベルの接着性が要求されるとき
はポリシロキサンの部分加水分解物の割合を増し、被覆
層として優れた低摩擦性が要求されるときはシリコーン
樹脂の割合を多くする。また、界面活性剤の割合も特に
限定されないが、通常、ポリシロキサンの部分加水分解
物とシリコーン樹脂の合計重量100重量部に対し約
0.1〜10重量部である。なお、フィルム表面におけ
る被覆層の塗布量(フィルム表面における固形分存在
量)は、通常、約0.01〜1g/m2 とする。
【0021】かような本発明に係る滑りシートは、例え
ば、ポリシロキサンの部分加水分解物、シリコーン樹脂
および界面活性剤の必須成分を適当な有機溶媒に溶解
し、この溶液をフィルム表面に塗布し、次いで、加熱乾
燥することにより溶媒を蒸発除去すると共にシリコーン
樹脂を硬化させる方法により製造することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。
【0023】実施例1 側鎖に水酸基とポリジメチルシロキサン基を有する界面
活性剤(東亜合成化学工業株式会社製、商品名GS−3
0)の2重量%トルエン溶液0.02重量部に対し、硬
化型シリコーン樹脂(信越化学工業株式会社製、商品名
KS−774)の2.3重量%トルエン溶液100重量
部と硬化触媒(信越化学工業株式会社製、商品名PL−
3)0.5重量部を加え、次いで、これを攪拌しながら
ポリシロキサンの部分加水分解物(コルコート株式会社
製、商品名コルコートN−103X)の2重量%水溶液
100重量部を徐徐に加え均一な混合液を得る。この混
合液中における固形分組成はポリシロキサンの部分加水
分解物46.1重量%、シリコーン樹脂53.0重量
%、界面活性剤0.9重量%である。
【0024】この混合液を厚さ50μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムの片面に塗布し、温度150℃
で20秒間加熱乾燥することにより溶媒を蒸発除去する
と共にシリコーン樹脂を硬化させて被覆層(塗布量は
0.2g/m2 )を形成することにより滑りシートを得
た。
【0025】実施例2 界面活性剤として商品名GH−20(東亜合成化学工業
株式会社製)を、シリコーン樹脂として商品名KF−9
54A(信越化学工業株式会社製)を用いること以外は
実施例1と同様に作業して滑りシートを得た。
【0026】実施例3 ポリシロキサンの部分加水分解物(商品名コルコートN
−103X)の2重量%水溶液100重量部に対し、界
面活性剤(信越化学工業株式会社製、商品名KF−35
5A)の2重量%トルエン溶液を0.11重量部加え、
次いで、これを攪拌しながら実施例1と同様に硬化触媒
(PL−3)0.5重量部と硬化型シリコーン樹脂(商
品名KS−774)の2.3重量%トルエン溶液100
重量部を徐徐に加え均一な混合液を得る。この混合液中
における固形分組成はポリシロキサンの部分加水分解物
44.2重量%、シリコーン樹脂50.9重量%、界面
活性剤4.9重量%である。
【0027】この混合液を厚さ50μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムの片面に塗布し、温度150℃
で20秒間加熱乾燥することにより溶媒を蒸発除去する
と共にシリコーン樹脂を硬化させて被覆層(塗布量は
0.2g/m2 )を形成することにより滑りシートを得
た。
【0028】比較例1 ポリシロキサンの部分加水分解物(コルコートN−10
3X)の2重量%水溶液を厚さ50μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムの片面に塗布し、温度130℃
で20秒間加熱し、第1の被覆層(塗布量は0.2g/
2 )を形成する。
【0029】次に、第1の被覆層上にシリコーン樹脂
(KS774)の2.3重量%トルエン溶液を塗布し、
温度150℃で20秒間加熱乾燥し、溶媒を蒸発除去す
ると共に硬化を行い第2の被覆層(塗布量は0.2g/
cm2 )の形成された滑りシートを得た。なお、シリコ
ーン樹脂溶液にはシリコーン樹脂100重量部に対し
0.6重量部の割合になるように硬化触媒(信越化学工
業株式会社製、商品名PL−3)を添加した。
【0030】比較例2 実施例1で用いたのと同じシリコーン樹脂のトルエン溶
液とポリシロキサンの水溶液を用意し、シリコーン樹脂
のトルエン溶液を攪拌しながらポリシロキサンの水溶液
を徐徐に加えて混合液とする。
【0031】この混合液を用いること以外は実施例1と
同様に作業し、フィルム片面上に被覆層(塗布量は0.
2g/m2 )の形成された滑りシートを得た。
【0032】上記実施例および比較例で得た滑りシート
について下記の性能試験を行った。その結果を表1に示
す。
【0033】A.表面抵抗 温度23℃、湿度50%RH、プローブHRS、印加電
圧500V、印加時間30secの条件で、ハイレスタ
IP(三菱油化株式会社製)により表面抵抗(Ω・c
m)を測定した。
【0034】B.動摩擦係数 ASTM D 1894に規定する方法に準じて測定し
た。
【0035】C.巻取トルク JIS S 8604に規定する方法に準じて巻取トル
ク(gf・cm)を測定した。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明は上記したようにフィルム表面に
ポリシロキサンの部分加水分解物、シリコーン樹脂およ
び界面活性剤を必須成分とする被覆層を形成するように
したので、低摩擦性を長期時速できると帯電防止性を有
するカセット用滑りシートを効率よく生産できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 順一 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 山本 孝幸 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムの少なくとも片面
    に、ポリシロキサンの部分加水分解物、シリコーン樹脂
    および界面活性剤を含む被覆層が形成されていることを
    特徴とするカセット用滑りシート。
  2. 【請求項2】 界面活性剤が複数の官能基を有し、それ
    ら官能基の少なくとも一つはポリシロキサンの部分加水
    分解物の官能基と同一または同一極性であり、且つ残り
    の官能基の少なくとも一つはシリコーン樹脂の官能基と
    同一または同一極性である請求項1記載のカセット用滑
    りシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0824397A1 (en) * 1995-04-27 1998-02-25 L & P Property Management Company Co-extruded plastic slip surface
KR20140081986A (ko) 2012-12-21 2014-07-02 도레이첨단소재 주식회사 평판용 폴리유산 다층 시트 및 그 제조 방법

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KR20140081986A (ko) 2012-12-21 2014-07-02 도레이첨단소재 주식회사 평판용 폴리유산 다층 시트 및 그 제조 방법

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