JPH0784714A - コマンド処理装置 - Google Patents

コマンド処理装置

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JPH0784714A
JPH0784714A JP18562493A JP18562493A JPH0784714A JP H0784714 A JPH0784714 A JP H0784714A JP 18562493 A JP18562493 A JP 18562493A JP 18562493 A JP18562493 A JP 18562493A JP H0784714 A JPH0784714 A JP H0784714A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手の形を変えるだけで簡単にスクロールを行う
ことのできるコマンド処理装置を提供することを目的と
する。 【構成】メインメモリ9内の情報を表示メモリ10を介
して表示部11に表示出力する。一方、表示部11に置
かれた手の形をカメラ4で撮影し、画像認識部6で所定
時間毎に手のパターン画像として認識して画像メモリ7
に格納する。画像処理部8は、画像メモリ7に格納した
手のパターン画像がスクロールコマンド用の初期パター
ン画像であると認識すると、その後画像メモリ7に書き
込まれる手のパターン画像を比較して、人差し指が左右
方向と上下方向のどの方向にどれだけ動いたかを認識
し、表示部11の表示情報を人差し指が動いた方向に動
いた量だけスクロールさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コマンド処理装置に係
り、詳細には、手の動きを検出して表示画面のスクロー
ルを行うコマンド処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コマンド処理装置としては、例え
ば、パーソナルコンピュータ(Personal Computer;以
下、パソコンと略す)やワードプロセッサ(Word P-roc
essor;以下、ワープロと略す)等では、通常、キーボ
ードが使用されており、キーボードから入力されるキー
コマンドに対応する処理、例えば、表示情報のスクロー
ル処理がパソコンやワープロ等で実行されて、その処理
結果がディスプレイ装置に表示出力される。
【0003】すなわち、表示対象の情報が表示画面に全
て表示できないときには、表示内容をスクロールさせる
必要があり、従来、キーボードのスクロールキーを操作
することにより、スクロールを行わせている。
【0004】また、近時、アイコンを表示装置に表示
し、アイコンをマウス等のポインティング装置により操
作することにより、スクロールを行うパソコンやワープ
ロ等が出現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコマンド処理装置にあっては、キーボード等
のスクロールキーを操作してスクロールさせたり、表示
装置に表示されるアイコンによりスクロール指示を行う
ようになっていたため、スクロールを行う度に、キー操
作を行ったり、アイコンをポインティング装置により操
作する必要があり、スクロール操作が面倒であるという
問題があった。
【0006】そこで、本発明は、手の形を変えるだけ
で、簡単にスクロールを行うコマンド処理装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコマンド処理装
置は、所定の情報を所定量だけ表示出力する表示手段
と、人の手の形を認識するとともに、当該認識した手の
形の一連の動きを認識する認識手段と、前記認識手段の
認識した一連の手の動きに基づいて前記情報を上下方向
あるいは左右方向にスクロールして前記表示手段に表示
出力させる制御手段と、を備えることにより、上記目的
を達成している。
【0008】この場合、前記認識手段は、例えば、請求
項2に記載するように、カメラにより撮影した映像とし
て手の形を認識するとともに、該手の映像の変化により
一連の手の動きを認識するものであってもよい。
【0009】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記コマンド処理装置は、スクロールコマンド用の
所定の手の形を記憶するフォーム記憶手段を、さらに備
え、前記制御手段は、前記認識手段の認識した手の形を
該フォーム記憶手段の記憶するスクロールコマンド用の
手の形と比較して、スクロールコマンドであると認識し
たときのみ、前記認識手段の認識した手の形の一連の動
きに基づいて前記情報のスクロールを行うものであって
もよい。
【0010】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記認識手段は、前記一連の手の動きとして、人差
し指の先端部の略上下あるいは略左右の移動方向とその
移動量を認識し、前記制御手段は、前記認識手段の検出
した前記人差し指の移動方向に対応した方向に移動量に
対応した量だけ前記情報のスクロールを行うものであっ
てもよい。
【0011】
【作用】本発明のコマンド処理装置によれば、認識手段
により、人の手の形を認識するとともに、当該認識した
手の形の一連の動きを認識し、該認識手段の認識した一
連の手の動きに基づいて、制御手段が、表示手段に表示
出力する情報を上下方向あるいは左右方向にスクロール
しているので、手の形を変えたり、手を動かすだけで、
簡単にスクロールさせることができる。
【0012】この場合、認識手段を、カメラにより撮影
した映像として手の形を認識するとともに、該手の映像
の変化により一連の手の動きを認識するものとすると、
簡単に手の形や一連の手の動きを認識することができ、
コマンド処理装置を簡単な構成とすることができる。
【0013】また、スクロールコマンド用の所定の手の
形をフォーム記憶手段に記憶し、認識手段の認識した手
の形を該フォーム記憶手段の記憶するスクロールコマン
ド用の手の形と比較して、スクロールコマンドであると
認識したときのみ、手の形の一連の動きに基づいて情報
のスクロールを行うようにすると、スクロールコマンド
を誤りなく実行することができ、コマンド処理の正確性
を向上させることができる。
【0014】さらに、前記一連の手の動きとして、人差
し指の先端部の略上下あるいは略左右の移動方向とその
移動量を認識し、該人差し指の移動方向に対応した方向
に移動量に対応した量だけ情報のスクロールを行うよう
にすると、人差し指の動きだけでコマンド処理を行わせ
ることができ、スクロールをより一層簡単に入力するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。
【0016】図1〜図5は、本発明のコマンド処理装置
の一実施例を示す図である。
【0017】まず、構成を説明する。
【0018】図1は、コマンド処理装置1の外観図であ
り、コマンド処理装置1は、背面投射型表示方式の表示
部とカメラによる撮影部とを備えている。
【0019】すなわち、コマンド処理装置1は、箱型ケ
ース2内にプロジェクター3とカメラ4が収納されてお
り、箱型ケース2は、その表面が視認性及び操作性を向
上させるために斜めに傾斜した傾斜面となっている。こ
の箱型ケース2の斜めの傾斜面には、半透明のスクリー
ン5が張られており、スクリーン5に箱型ケース2内の
プロジェクター3から文字や映像等の情報及び種々のコ
マンド用のアイコン映像が背面から投影されて、スクリ
ーン5上に表示される。
【0020】本コマンド処理装置1では、このスクリー
ン5上に置かれた手の形や一連の手の動きを認識して、
コマンド処理を行う。
【0021】プロジェクター3は、例えば、レンズ、液
晶パネル及び光源等が順次並べられており、液晶パネル
の背面から光源の光を投射して液晶パネルの表示内容を
レンズを介してスクリーン5上に投射する。
【0022】カメラ4は、例えば、CCD(Charge Cou
pled Device )カメラ等により構成され、スクリーン5
上の手の形や一連の手の動きを撮影する。
【0023】図2は、コマンド処理装置1のブロック構
成図である。
【0024】この図において、コマンド処理装置1は、
カメラ4、画像認識部6、画像メモリ7、画像処理部
8、メインメモリ9、表示メモリ10及び表示部11等
を備えており、表示部11は、前記図1のプロジェクタ
ー3及びスクリーン5を総称したものである。
【0025】カメラ4は、図1に示したものであり、撮
影した手の形や手の動きの映像を逐次画像認識部6に出
力する。
【0026】画像認識部6は、カメラ4から入力される
映像を所定タイミング毎にサンプリングして、手の形や
一連の手の動きをパターン認識し、認識した手の形のパ
ターン画像を画像メモリ7に出力する。
【0027】画像メモリ7は、画像認識部6から入力さ
れる手の形のパターン画像を複数画像分記憶し、画像メ
モリ7に記憶されたパターン画像は、画像処理部8によ
り読み出される。また、画像メモリ7には、所定のコマ
ンド、特に、スクロールコマンドに対応した手の初期パ
ターン画像を記憶している。なお、この初期パターン画
像は、画像メモリ7に記憶するものに限るものではな
く、例えば、メインメモリ9に記憶しておいてもよい。
【0028】メインメモリ9は、画像処理部8が実行す
る各種処理プログラムを格納するとともに、システムデ
ータや表示部11に表示する各種データ等を記憶する。
特に、メインメモリ9には、文字データや画像データ等
の種々の大量の情報を記憶しており、後述するように、
この情報のスクリーン5への表示のスクロールを手の動
きによるコマンド入力により画像処理部8が行う。
【0029】画像処理部8は、メインメモリ9に格納さ
れているプログラムに従ってコマンド処理装置1の各部
を制御して、コマンド処理装置1としての処理、特に、
カメラ4の撮影した手の形とその一連の動きにより表示
部11に表示する情報のスクロール処理等を行う。
【0030】表示メモリ10は、表示部11の表示領域
に対応するメモリエリアを有し、画像処理部8によりメ
インメモリ7から読み出される情報やアイコン情報が順
次書き込まれると、その情報を表示部11に順次転送し
て、表示部11に表示出力させる。
【0031】なお、図2には示していないが、コマンド
処理装置1は、外部のコンピュータ等との間のデータの
授受を制御するI/Oを備え、外部のコンピュータから
のデータを表示部11に表示出力するようにしてもよ
い。
【0032】次に、本実施例の動作を説明する。
【0033】コマンド処理装置1は、メインメモリ9に
記憶されている種々の情報やアイコン及び画像メモリ7
に記憶している画像をプロジェクター3からスクリーン
5に投影して表示出力し、コマンド処理装置1の使用者
は、スクリーン5上に表示される情報をスクリーン5上
に表示されるアイコンを使用して編集したり、スクリー
ン5上に手を置いて、手の形を変化させたり、手を動か
すことにより、スクリーン5に表示されている情報のス
クロールを行う。
【0034】すなわち、コマンド処理装置1の使用者
は、スクリーン5に表示されている情報のスクロールを
行わせるためには、スクリーン5上に手を載せ、手をス
クロールコマンド入力用の初期パターン画像に対応する
形、例えば、図3に示すように、人差し指のみを伸ばし
た形にした後、上下方向にスクロールさせたいときに
は、スクロールさせたい量に応じて、スクリーン5上で
人差し指を上方向あるいは下方向に動かし、また、左右
方向にスクロールさせたいときには、スクロールさせた
い量に応じて、スクリーン5上で人差し指を左方向ある
いは右方向に動かす。
【0035】この手の形と動きに基づくスクロール処理
は、以下のように行われる。
【0036】すなわち、コマンド処理装置1は、図4に
示すように、スクリーン5上の画像、特に、手の画像を
カメラ4で読み取り、画像認識部6で、カメラ4から入
力される手の画像を所定時間毎に手のパターン画像とし
て取り込んで、画像メモリに7に出力する。画像処理部
8は、このパターン画像を画像メモリ7のアドレスiに
書き込み(ステップS1)、この書き込んだ手のパター
ン画像を画像メモリ7に予め記憶されている初期パター
ン画像と比較する(ステップS2)。
【0037】ステップS2で、読み取った画像がスクロ
ール用の初期パターン画像以外の他の初期パターン画像
と一致するときには、当該初期パターン画像用のコマン
ドに対応する処理に移行して、当該他の処理を行う(ス
テップS3)。
【0038】ステップS2で、読み取った手のパターン
画像が画像メモリ7に記憶されているいずれの初期パタ
ーン画像にも一致しないときには、ステップS1に戻っ
て、画像の読み取りから再度繰り返して行う。
【0039】ステップS2で、読み取った手のパターン
画像がスクロール用の初期パターン画像と一致すると、
画像処理部8は、メインメモリ9に予め記憶されている
スクロール応答モードに入ったことを知らせるメッセー
ジを表示出力するスクロール応答表示を行う(ステップ
S4)。
【0040】スクロール応答表示を行うと、次の画像を
読み取って当該読み取った画像のパターン画像を画像メ
モリ7のアドレスjに書き込んで記憶する(ステップS
5)。
【0041】次に、画像メモリ7のアドレスiに記憶し
たパターン画像とアドレスjに記憶したパターン画像と
を比較して、アドレスjのパターン画像がアドレスiの
パターン画像から所定値以上変化したかどうか、詳細に
は、両方のパターン画像の人差し指の位置が所定値以上
変化したかどうかチェックし(ステップS6)、所定値
以上変化していないときには、スクロールに充分な距離
だけ人差し指が移動していないと判断して、ステップS
5に戻り、次の画像を読み取って、上記同様に、当該読
み取った画像のパターン画像を画像メモリ7のアドレス
jに記憶するとともに、そのパターン画像とアドレスi
のパターン画像とを比較する(ステップS5、S6)。
【0042】ステップS6で、両方のパターン画像が所
定値以上変化すると、アドレスiのパターン画像に対す
るアドレスjのパターン画像の人差し指の相対座標(X
j、Yj)を求め(ステップS7)、当該求めた相対座
標のXjの絶対値(|Xj|)がYjの絶対値(|Yj
|)よりもはるかに大きいか(|Xj|>>|Yj|)
どうかチェックする(ステップS8)。
【0043】ステップS8で、YESのときには、人差
し指がスクリーン5の左右方向に移動したと判断して、
Xjの符号をチェックする(ステップS9)。
【0044】すなわち、コマンド処理装置1では、スク
リーン5に対して、図5に示すように、アドレスiを基
点としてスクリーン5の左右方向をXとし、上下方向を
Yとする(X、Y)座標を設定し、右方向をX方向の正
方向、上方向をY方向の正方向として設定して、ステッ
プS9において、Xjがこの(X、Y)座標に対して正
方向であるか負方向であるかをチェックしている。
【0045】ステップS9で、Xjの符号が負のときに
は、人差し指がスクリーン5の左方向に移動したと判断
し、スクリーン5上の表示情報をXjの絶対値(|Xj
|)の大きさに対応する分だけスクリーン5の左方向へ
スクロールさせて、ステップS1に戻る(ステップS1
0)。
【0046】ステップS9で、Xjの符号が正のときに
は、人差し指がスクリーン5の右方向に移動したと判断
し、スクリーン5上の表示情報をXjの絶対値(|Xj
|)の大きさに対応する分だけスクリーン5の右方向へ
スクロールさせて、ステップS1に戻る(ステップS1
1)。
【0047】また、ステップS8で、NOのときには、
相対座標のXjの絶対値(|Xj|)がYjの絶対値
(|Yj|)よりもはるかに小さいか(|Xj|<<|
Yj|)どうかチェックし(ステップS12)、ステッ
プS12でYESのときには、人差し指がスクリーン5
の上下方向に移動したと判断して、Yjの符号をチェッ
クする(ステップS13)。
【0048】ステップS13で、Yjの符号が負のとき
には、人差し指がスクリーン5の下方向に移動したと判
断し、スクリーン5上の表示情報をYjの絶対値(|Y
j|)の大きさに対応する分だけスクリーン5の下方向
へスクロールさせて、ステップS1に戻る(ステップS
14)。
【0049】ステップS9で、Yjの符号が正のときに
は、人差し指がスクリーン5の上方向に移動したと判断
し、スクリーン5上の表示情報をYjの絶対値(|Yj
|)の大きさに対応する分だけスクリーン5の上方向へ
スクロールさせて、ステップS1に戻る(ステップS1
5)。
【0050】さらに、ステップS12で、NOのときに
は、人差し指がスクリーン5の左右方向及び上下方向に
対してスクロールさせるに充分な量だけ移動していない
と判断して、スクロールを行うことなく、ステップS1
に戻り、上記同様に処理する。
【0051】なお、上記実施例では、左右もしくは上下
方向へスクロールするようにしたが、人差し指を動かし
た任意の方向へスクロールすることもできる。
【0052】この場合、図4のステップS1〜ステップ
S7までは、上記同様の処理を行い、ステップS7の次
に、ステップS9〜ステップS11の処理を実行して、
さらに、この処理に続けてステップS13〜ステップS
15の処理行った後、ステップS1に戻る処理フローを
実行する。
【0053】以上説明したように、本実施例によれば、
スクリーン5上に手を載せ、手の形をスクロールコマン
ド用の所定の初期パターン画像の形にした後、スクロー
ルさせる方向にスクロールさせたい量だけ人差し指を動
かすだけで、コマンド処理装置1が、この手の人差し指
の動きを検出して、スクリーン5上に表示している情報
を上下方向及び左右方向にスクロールさせる。その結
果、人差し指をスクロール方向にスクロールさせたい量
だけ移動させるだけで、簡単に表示情報をスクロールさ
せることができる。
【0054】また、本実施例では、人の手の形をカメラ
4により撮影して認識するとともに、該手の映像の変化
により一連の手の動きを認識しているので、簡単に手の
形や一連の手の動きを認識することができ、コマンド処
理装置1を簡単な構成とすることができる。
【0055】さらに、スクロールコマンド用の所定の手
の形を画像メモリ7に記憶し、スクリーン5上の手の形
を該画像メモリ7に記憶するスクロールコマンド用の手
の形と比較して、スクロールコマンドであると認識した
ときのみ、人差し指の動きに基づいてスクロールを行う
ようにしているので、スクロールコマンドを誤りなく実
行することができ、コマンド処理の正確性を向上させる
ことができる。
【0056】また、手の動きとして、人差し指の動きを
認識し、人差し指の動きの方向と動いた量に応じてスク
ロールするようにしているので、人差し指の動きのみで
コマンド処理をさせることができ、スクロールコマンド
をより一層簡単に入力することができる。
【0057】なお、上記実施例に置いては、手の形を箱
型ケース5内のカメラ4で撮影しているが、カメラに限
るものではなく、また箱型ケース5内に設けるものに限
るものではなく、箱型ケース5の外部に設けてもよい。
【0058】また、上記実施例では、図3に示したよう
に、右手の動きでコマンド指示しているが、右手に限る
ものではなく、左手であってもよい。
【0059】さらに、手の動きも、上記実施例の内容に
限るものでないことは、いうまでもない。
【0060】また、コマンド処理装置としては、上記実
施例のコマンド処理装置1の形態に限るものではなく、
パソコンやワープロ等にも適用することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、人の手の形や手の一連
の動きを認識して、当該一連の手の動きに基づいて、表
示情報を上下方向あるいは左右方向にスクロールさせる
ことができ、手の形を変えて動かすだけで、簡単にスク
ロールさせることができる。
【0062】また、カメラにより撮影した映像として手
の形を認識するとともに、該手の映像の変化により一連
の手の動きを認識するようにすると、簡単に手の形や一
連の手の動きを認識することができ、コマンド処理装置
を簡単な構成とすることができる。
【0063】さらに、スクロールコマンド用の所定の手
の形を記憶し、認識した手の形を該記憶するスクロール
コマンド用の手の形と比較して、スクロールコマンドで
あると認識したときのみ、手の形の一連の動きに基づい
て情報のスクロールを行うようにすると、スクロールコ
マンドを誤りなく実行することができ、コマンド処理の
正確性を向上させることができる。
【0064】また、一連の手の動きとして、人差し指の
先端部の略上下あるいは略左右の移動方向とその移動量
を認識し、該人差し指の移動方向に対応した方向と移動
量に対応した量だけ情報のスクロールを行うようにする
と、人差し指の動きだけでコマンド処理を行わせること
ができ、スクロールをより一層簡単に入力することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコマンド処理装置の一実施例の外観構
成図。
【図2】図1のコマンド処理装置の回路ブロック図。
【図3】人差し指によりするを指示している様子を示す
図。
【図4】図1のコマンド処理装置によるコマンド指示処
理を示すフローチャート。
【図5】図1のコマンド処理装置のスクリーン上の設定
座標を示す図。
【符号の説明】
1 コマンド処理装置 2 箱型ケース 3 プロジェクター 4 カメラ 5 スクリーン 6 画像認識部 7 画像メモリ 8 画像処理部 9 メインメモリ 10 表示メモリ 11 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/14 360 D G06T 1/00 H04N 7/18 U

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の情報を所定量だけ表示出力する表示
    手段と、 人の手の形を認識するとともに、当該認識した手の形の
    一連の動きを認識する認識手段と、 前記認識手段の認識した一連の手の動きに基づいて前記
    情報を上下方向あるいは左右方向にスクロールして前記
    表示手段に表示出力させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするコマンド処理装置。
  2. 【請求項2】前記認識手段は、カメラにより撮影した映
    像として手の形を認識するとともに、該手の映像の変化
    により一連の手の動きを認識することを特徴とする請求
    項1記載のコマンド処理装置。
  3. 【請求項3】前記コマンド処理装置は、 スクロールコマンド用の所定の手の形を記憶するフォー
    ム記憶手段を、さらに備え、 前記制御手段は、前記認識手段の認識した手の形を該フ
    ォーム記憶手段の記憶するスクロールコマンド用の手の
    形と比較して、スクロールコマンドであると認識したと
    きのみ、前記認識手段の認識した手の形の一連の動きに
    基づいて前記情報のスクロールを行うことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のコマンド処理装置。
  4. 【請求項4】前記認識手段は、前記一連の手の動きとし
    て、人差し指の先端部の略上下あるいは略左右の移動方
    向とその移動量を認識し、 前記制御手段は、前記認識手段の検出した前記人差し指
    の移動方向に対応した方向に移動量に対応した量だけ前
    記情報のスクロールを行うことを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載のコマンド処理装置。
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