JPH0783773B2 - スプリンクラー消火設備 - Google Patents

スプリンクラー消火設備

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JPH0783773B2
JPH0783773B2 JP62325540A JP32554087A JPH0783773B2 JP H0783773 B2 JPH0783773 B2 JP H0783773B2 JP 62325540 A JP62325540 A JP 62325540A JP 32554087 A JP32554087 A JP 32554087A JP H0783773 B2 JPH0783773 B2 JP H0783773B2
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、スプリンクラー消火設備に関し、スプリン
クラーヘッド用の配水管の通水が容易に確認でき、しか
も、この配水管の錆発生が少ない住宅用あるいは小規模
ビル用として好適な簡易構造のスプリンクラー消火設備
を提案するものである。
(従来の技術) 従来のスプリンクラー消火設備は、例えば実開昭62−84
464号公報に開示されている如く、水道の給水管から専
用の配水管を分岐し、この配水管にスプリンクラーヘッ
ドを配設した構造であり、日常生活に使用される給水栓
とは、関係無く設備されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来のスプリンクラー消火設備は、専用
の配水管を設けているので、次の問題点がある。
(a)上記スプリンクラーヘッド用の配水管の通水状態
は、スプリンクラーヘッドを実際に使用しないと確認す
ることができず、特別なテスト弁を設ける必要がある。
(b)スプリンクラーヘッド用の配水管は通常では水が
流れておらず、配水管内のいわゆる死水による錆や水垢
が発生し易い。
この発明は、これら従来の問題点に鑑みて提案されたも
ので、スプリンクラーヘッドをわざわざ作動させる必要
なく日常の給水栓使用によりその配水管の通水機能が容
易に確認できて、しかも、この配水管内に死水がなくて
死水による錆や水垢発生のない簡易なスプリンクラー消
火設備を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解決するためのこの発明の構成は、 スプリンクラーヘッド6の設置が必要な室内を引き通し
た配管5を用いて水道の給水管3と給水栓4とを直列に
接続形成し、配管5の必要個所にスプリンクラーヘッド
6を設け、上記給水栓4の使用とスプリンクラーヘッド
6の作動とを識別して所定の報知出力を行うようにした
コントロール装置Cを備えているスプリンクラー消火設
備である。
そして特許請求の範囲第1項記載のスプリンクラー消火
設備において、上記配管5は、その取水側基部5aと出口
側基部5bとがそれぞれ上記コントロール装置Cを介して
給水管3と給水栓4とに接続されてなることを特徴とす
る。
また、特許請求の範囲第1項又は第2項記載のスプリン
クラー消火設備において、上記コントロール装置Cは、
配管5の取水側基部5aと出口側基部5bとにそれぞれ設け
た流水検知弁8,9と、これらの流水検知弁8,9の出力によ
る上記識別を行ったときに音響警報装置10を作動させる
制御回路11とを有していることを特徴とするものであ
る。
(作用) 平常時は、給水栓4の使用に伴って配管5内を水が流
れ、これによって配管5での通水機能が、容易にチェッ
クできると共に、配管5内での水垢、錆等の発生が防止
される。
火災発生時は、配管5を通った水が、火災により作動し
たスプリンクラーヘッド6から放水される。
給水栓4の使用とスプリンクラーヘッド6の作動とは取
水側基部5a及び出口側基部5bに設けられる流水検知弁8,
9を有するコントロール装置Cによって識別され、例え
ばスプリンクラーヘッド6の作動を識別するとコントロ
ール装置Cは警報を発する。
(実施例) 次に、この発明の実施例を図面に基いて説明する。第2
図にループ的配管を有するスプリンクラー消火設備の施
工例を示す俯瞰斜視図を、第1図にそのスプリンクラー
消火設備の要部正面図を、夫夫示した。
水道本管1から分岐された分岐管2は、給水管3によっ
て例えば台所R1に引込まれる。
台所R1には、給水のための給水栓4が設けられ、給水管
3から給水栓4までの配管は、スプリンクラーヘッドの
設置が必要な夫々の室、例えば台所R1、居間R2、仏間
R3、寝室R4,R5、風呂場R6等を順次、引き通して末端は
再び台所R1に戻る大略ループ的な配管5に形成する。
配管5の必要個所に、スプリンクラーヘッド6を取付
け、配管5の取水側基部5aと出口側基部5bを、互いに接
近させて配管し、スプリンクラーヘッド6とを給水栓4
の夫々の使用に関する所定の報知出力を制御するための
コントロール装置Cを、上記基部5a,5bの近くに取付け
たコントロールボックス7内に設けている。
コントロール装置Cの1例として図示したものは、給水
管3内に水流があるときに動作するように取水側基部5a
に取付けた取水側流水検知弁8及び、給水栓4から放水
されるときに動作するように出口側基部5bに取付けられ
た出口側流水検知弁9と、これらの流水検知弁8,9の上
記動作の組合せに応じてスプリンクラーヘッドが作動等
の所定の報知出力を、音響警報装置10等に出力指令する
制御回路11とを主体に構成されている。
取水側流水検知弁8及び出口側流水検知弁9は、夫々に
設けた電気接点が、これらの流水検知弁8,9の動作に伴
ってオンとなるように構成されていて、第3図に示すフ
ローチャートのとおり、取水側流水検知弁8の接点がオ
ンで出口側流水検知弁9の接点がオフのときは、スプリ
ンクラーヘッド作動の出力報知として音響警報装置10が
鳴るように、又、取水側流水検知弁8の接点及び、出口
側流水検知弁9の接点共に、オンのときは、給水栓使用
を表示するランプ12が点灯するように、上記制御回路11
を構成している。
なお、例示したこの制御回路11は、音響警報装置10を、
上記流水検知弁8,9の動作に関係なく鳴らすためのテス
トスイッチ13と、コントロールボックス7のドアが開か
れている間は、ドアランプ14を点灯するドアスイッチ15
と、音響警報装置10の鳴動を停止するリセットスイッチ
16を備え、音響警報装置10及びランプ12の上記作動は、
上記接点が所定作動をして数秒持続後から行われるよう
に回路構成し、これによって上記流水検知弁8,9のバタ
ツキに起因する誤報知を防止している。
尚、夜間における凍結防止のため、例えば水温が約3℃
以下のとき、配水管17から継続的に少量の水を排出する
構造の低温作動弁18を設けている。
符号19は、取水側基部5aに設けた制水弁であり、符号20
は、量水計を示し、又、符号21は、スプリンクラーヘッ
ド6の周囲を塞ぐシーリングプレートである。
なお上記実施例ではスプリンクラーヘッド6が設けられ
る部分の配管5をループ的にし、その基部5a,5bをコン
トロールボックス7に接続するようにしたが、配管5は
ループ的に構成しなくても良い。この場合には、例えば
配管5の取水側基部5aに取水側流水検知弁8と制水弁19
とを設けこの流水検知弁8と制水弁19とを除いたコント
ロールボックス7を出口側基部5bと給水栓4との間に設
け、流水検知弁8の検出出力をコントロールボックスの
制御回路11に入力させるようにすれば良い。
以上のように構成されているので、平常時は、給水栓4
を開くことによって給水管3から取水側基部5aを通った
水は、配管5を経由して出口側基部5bを通り、給水栓4
から流出し、取水側流水検知弁8と出口側流水検知弁9
の動作によって制御回路11はランプ12を点灯させる。
配管5内の水は、給水栓4が使用されるつど、流れるの
で、いわゆる死水が発生することは無く、死水発生の恐
れのある配管を禁じている水道法に接触することは無
く、水垢、錆等は発生せず、冬期間の凍結防止にも有効
であり、その上、スプリンクラーヘッド6への通水状態
のチェックも同時にできることになる。
火災発生によって火災地域のスプリンクラーヘッド6が
作動すると、取水側基部5aと配管5を通った水が、上記
スプリンクラーヘッド6から放出されコントロール装置
Cは、取水側流水検知弁8の作動によって制御回路11
が、音響警報装置10を鳴動させる。
スプリンクラー用配管である配管5を、給水用配管系で
ある給水管3及び、給水栓4に直列に配管したので、配
管系は単純化された。
スプリンクラー用配管である配管5をループ的に形成す
るとコントロール装置Cは、互いに接近して設けている
取水側基部5a及び、出口側基部5bに設けられるので、配
線及び回路が単純化されてコンパクトなものとなる。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば次の効果を奏す
る。
特許請求の範囲第1項記載の発明では、スプリンクラー
ヘッド6の設置が必要な室内を引き通した配管5を用い
て水道の給水管3と給水栓4とを直列に接続形成し、配
管5の必要個所にスプリンクラーヘッド6を設け、上記
給水栓4の使用とスプリンクラーヘッド6の作動とを識
別して所定の報知出力を行うようにしたコントロール装
置Cを備えているので、日常の給水栓4使用によりスプ
リンクラーヘッド6の配管5の通水機能が容易に確認で
き、特別なテスト弁を設けて通水機能テストを行わねば
ならない面倒は無くなった。
日常の給水栓4使用によりスプリンクラーヘッド6の配
管5に通水されるので、この配管5内に死水がなくて死
水による錆や水垢発生のない簡易なスプリンクラー消火
設備を提供することができた。
特許請求の範囲第2項記載の発明によれば、配管5は、
その取水側基部5aと出口側基部5bとがそれぞれ上記コン
トロール装置Cを介して給水管3と給水栓4とに接続し
ているので、給水管3と給水栓4の流水状態に基づきコ
ントロール装置Cにより給水栓4の使用とスプリンクラ
ーヘッド6の作動とを確実に識別できて、所定の報知出
力を行うできる簡易構造のスプリンクラー消火設備を提
供することができた。
さらに、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の発明に
よれば、コントロール装置Cは、配管5の取水側基部5a
と出口側基部5bとにそれぞれ設けた流水検知弁8,9と、
これらの流水検知弁8,9の出力による上記識別を行った
ときに音響警報装置10を作動させる制御回路11とを有し
ているので、給水管3の流水検知弁8と給水栓4の流水
検知弁9との流水検知に基づき、制御回路11により給水
栓4の使用とスプリンクラーヘッド6の作動とを確実に
識別できて、音響警報装置10を作動させて所定の報知出
力を行うできる簡易構造のスプリンクラー消火設備を提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図はスプリンクラー
消火設備の要部正面図、第2図はスプリンクラー消火設
備の全体斜視図、第3図はフローチャートである。 1……水道本管、2……分岐管、3……給水管、4……
給水栓、5……配管、5a……取水側基部、5b……出口側
基部、6……スプリンクラーヘッド、7……コントロー
ルボックス、8……取水側流水検知弁、9……出口側流
水検知弁、10……音響警報装置、11……制御回路、12…
…ランプ、13……テストスイッチ、14……ドアランプ、
15……ドアスイッチ、16……リセットスイッチ、17……
排水管、18……低温作動弁、19……制水弁、20……量水
計、21……シーリングプレート、C……コントロール装
置、R1……台所、R2……居間、R3……仏間、R4,R5……
寝室、R6……風呂場。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプリンクラーヘッド6の設置が必要な室
    内を引き通した配管5を用いて水道の給水管3と給水栓
    4とを直列に接続形成し、配管5の必要個所にスプリン
    クラーヘッド6を設け、上記給水栓4の使用とスプリン
    クラーヘッド6の作動とを識別して所定の報知出力を行
    うようにしたコントロール装置Cを備えているスプリン
    クラー消火設備。
  2. 【請求項2】上記配管5は、その取水側基部5aと出口側
    基部5bとがそれぞれ上記コントロール装置Cを介して給
    水管3と給水栓4とに接続されてなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のスプリンクラー消火設備。
  3. 【請求項3】上記コントロール装置Cは、配管5の取水
    側基部5aと出口側基部5bとにそれぞれ設けた流水検知弁
    8,9と、これらの流水検知弁8,9の出力による上記識別を
    行ったときに音響警報装置10を作動させる制御回路11と
    を有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載のスプリンクラー消火設備。
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