JPH0783721B2 - 真空密着式スキ−靴 - Google Patents
真空密着式スキ−靴Info
- Publication number
- JPH0783721B2 JPH0783721B2 JP62026168A JP2616887A JPH0783721B2 JP H0783721 B2 JPH0783721 B2 JP H0783721B2 JP 62026168 A JP62026168 A JP 62026168A JP 2616887 A JP2616887 A JP 2616887A JP H0783721 B2 JPH0783721 B2 JP H0783721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- ankle
- ski
- user
- boot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0405—Linings, paddings or insertions; Inner boots
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般にスキー靴、特にダウンヒルスキー用の
アルペンスキー靴に関する。
アルペンスキー靴に関する。
従来の技術 在来の設計のアルペンすなわちダウンヒル型のスキー靴
は、典型的には、使用者の足や足首に合うパッドインナ
ーライナーを備えた硬い外殻を有する。外殻は足の出し
入れを可能にするように開いたり閉じたりし、解放可能
な帯金がスキー靴の中の「フィット」のきつさを調節す
るために設けられている。
は、典型的には、使用者の足や足首に合うパッドインナ
ーライナーを備えた硬い外殻を有する。外殻は足の出し
入れを可能にするように開いたり閉じたりし、解放可能
な帯金がスキー靴の中の「フィット」のきつさを調節す
るために設けられている。
ダウンヒルスキーでは、スキー中の最適な「足感覚」の
ためにスキー靴の中の足の密着を達成することが望まし
い。又、スキーエッジの適切な操作のためにスキー靴の
中の側方剛性を維持しながらスキーに対する脚の下部の
ある程度の前方曲げを可能にするのが望ましい。
ためにスキー靴の中の足の密着を達成することが望まし
い。又、スキーエッジの適切な操作のためにスキー靴の
中の側方剛性を維持しながらスキーに対する脚の下部の
ある程度の前方曲げを可能にするのが望ましい。
スキー靴の密着を達成しようとした在来の方法は、足の
まわりにバックルや帯金をきつく締めることによって足
や足首のまわりに万力のような圧力を加える手段を有し
ていた。もう1つの方法は、使用者の足の輪郭に合致す
るようなエラストマー材料のスリッパを外殻の中に注型
することであり、外殻をバックルで一緒に締めたとき
に、スリッパが押されて足に密着接触するようになって
いる。この後者の手段は、1978年10月17日に付与された
米国特許第4120064号に開示されたスキー靴の構造によ
って例示される。これらの在来のタイトブーツ密着型の
設計は多くの問題と制限を有する。これらは接触圧によ
って使用者の足に引き起こされる「止血帯作用」を有
し、その結果血液循環の問題並びに不快感を生ずる。先
行技術のスキー靴のうちの多くのスキー靴では、密着を
達成するための方法又は、足や足首のまわりに極めて硬
いスキー靴にし、このようなスキー靴は前方曲げ能力を
制限する。
まわりにバックルや帯金をきつく締めることによって足
や足首のまわりに万力のような圧力を加える手段を有し
ていた。もう1つの方法は、使用者の足の輪郭に合致す
るようなエラストマー材料のスリッパを外殻の中に注型
することであり、外殻をバックルで一緒に締めたとき
に、スリッパが押されて足に密着接触するようになって
いる。この後者の手段は、1978年10月17日に付与された
米国特許第4120064号に開示されたスキー靴の構造によ
って例示される。これらの在来のタイトブーツ密着型の
設計は多くの問題と制限を有する。これらは接触圧によ
って使用者の足に引き起こされる「止血帯作用」を有
し、その結果血液循環の問題並びに不快感を生ずる。先
行技術のスキー靴のうちの多くのスキー靴では、密着を
達成するための方法又は、足や足首のまわりに極めて硬
いスキー靴にし、このようなスキー靴は前方曲げ能力を
制限する。
発明が解決しようとする問題点 本発明の一般的な目的は、スキー靴の中で足の密着を達
成する、新規な改良したアルペン型スキー靴を提供する
ことである。
成する、新規な改良したアルペン型スキー靴を提供する
ことである。
本発明のもう1つの目的は、血液循環の問題や不快感を
取り除いた状態で使用者の足とスキー靴との密着を達成
するような型式のスキー靴を提供することである。
取り除いた状態で使用者の足とスキー靴との密着を達成
するような型式のスキー靴を提供することである。
本発明のもう1つの他の目的は、「足感覚」すなわち筋
肉運動感覚のフィードバックを改善するためにスキー靴
の中で足の密着を可能にするような型式のスキー靴を提
供することである。
肉運動感覚のフィードバックを改善するためにスキー靴
の中で足の密着を可能にするような型式のスキー靴を提
供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、側方剛性並びに前方
曲げ能力をもつ密着型のアルペンスキー靴を提供するこ
とである。
曲げ能力をもつ密着型のアルペンスキー靴を提供するこ
とである。
問題点を解決するための手段 要約すると、本発明は使用者の足や足首に密着するよう
な硬い外殻を含むスキー靴を有する。外殻は、靴底とス
キーに対して前方曲げを可能にしながら側方支持を行う
関節連結した部分に形作られる。可撓性シースが外殻と
連結し足や足首やふくらはぎの外輪郭のまわりに合致し
て密封を形成する。使用者の皮膚にさしさわりのある圧
力を生ずることなしに外殻を収縮させ足を膨張させるた
めに、部分真空がシースの中に形成される。
な硬い外殻を含むスキー靴を有する。外殻は、靴底とス
キーに対して前方曲げを可能にしながら側方支持を行う
関節連結した部分に形作られる。可撓性シースが外殻と
連結し足や足首やふくらはぎの外輪郭のまわりに合致し
て密封を形成する。使用者の皮膚にさしさわりのある圧
力を生ずることなしに外殻を収縮させ足を膨張させるた
めに、部分真空がシースの中に形成される。
本発明の前述の及び付加的な目的や特徴は、いくつかの
実施例が添付図面と関連して詳細に記載する以下の説明
から明らかになるであろう。
実施例が添付図面と関連して詳細に記載する以下の説明
から明らかになるであろう。
実 施 例 第1図乃至第7図には、ダウンヒルスキーのためのアル
ペンスキー(図示せず)に用いられるようになったスキ
ー靴10を提供する本発明の1つの好適な実施例が図示さ
れている。スキー靴10は、靴底14の上に設けられ、スキ
ーのビンディングに嵌まり込むようになった硬い外殻12
を含む。
ペンスキー(図示せず)に用いられるようになったスキ
ー靴10を提供する本発明の1つの好適な実施例が図示さ
れている。スキー靴10は、靴底14の上に設けられ、スキ
ーのビンディングに嵌まり込むようになった硬い外殻12
を含む。
外殻12は、剛性並びにスキーの際曲げることができるた
めの関節を作るように寸法決めされ配置された部分から
形成される。外殻の部分は、靴底14の前端部の上に丸い
つま先触分と、足の甲の上に平行に且つ間隔をへだてた
関係をなしてつま先部分から伸びる複数の補剛板16乃至
24(第1図および第7図)とを有する。足の甲の両側の
一対の側板26,28が補剛板の下でつま先部分から後方へ
延び、この側板は靴底の後部の上に設けたかかと部分30
の前方部分と一緒になる。尖頂形かかと板32がかかと部
分と一体に形成され、かかと部分の上に延びている。外
殻は又、一般に使用者の足首やふくらはぎの背部分に合
致する前方開放凹面形状を備えた上部分34を有する。上
部分34を外殻の下部分と接合するための関節装置は、各
々の側に形成された対の半円形の切欠き36,38を有す
る。第1図の左に示した前部切欠き36は側板26と上部分
34の下部分との間に形成され、対向した切欠き38はかか
と部分30の上延長部40と上部分との間に形成される。外
方に突出し且つ垂直に延びた出張り42,44が外殻の上部
分34の両側と一体に形成され、この出張りは、切欠きの
間の細幅部分にわたって且つかかと部分30に沿って下方
へ延び靴底と合体する。出張りは外殻の側方剛性を増大
させる。スロット46,48が出張りの上部分に形成され、
第5図に示す急速解放バックル54の付いた帯金52の拡大
端部50がスロットに装着されスロットに捕捉される。
めの関節を作るように寸法決めされ配置された部分から
形成される。外殻の部分は、靴底14の前端部の上に丸い
つま先触分と、足の甲の上に平行に且つ間隔をへだてた
関係をなしてつま先部分から伸びる複数の補剛板16乃至
24(第1図および第7図)とを有する。足の甲の両側の
一対の側板26,28が補剛板の下でつま先部分から後方へ
延び、この側板は靴底の後部の上に設けたかかと部分30
の前方部分と一緒になる。尖頂形かかと板32がかかと部
分と一体に形成され、かかと部分の上に延びている。外
殻は又、一般に使用者の足首やふくらはぎの背部分に合
致する前方開放凹面形状を備えた上部分34を有する。上
部分34を外殻の下部分と接合するための関節装置は、各
々の側に形成された対の半円形の切欠き36,38を有す
る。第1図の左に示した前部切欠き36は側板26と上部分
34の下部分との間に形成され、対向した切欠き38はかか
と部分30の上延長部40と上部分との間に形成される。外
方に突出し且つ垂直に延びた出張り42,44が外殻の上部
分34の両側と一体に形成され、この出張りは、切欠きの
間の細幅部分にわたって且つかかと部分30に沿って下方
へ延び靴底と合体する。出張りは外殻の側方剛性を増大
させる。スロット46,48が出張りの上部分に形成され、
第5図に示す急速解放バックル54の付いた帯金52の拡大
端部50がスロットに装着されスロットに捕捉される。
外殻12は、切欠き36,38間の細幅部分での曲げを可能に
する弾性度とともに、強度と剛性を与える材料で形成さ
れる。例えばポリ塩化ビニル生成物のうちの1つのよう
な剛性重合体ポリマーがこの目的に適当である。
する弾性度とともに、強度と剛性を与える材料で形成さ
れる。例えばポリ塩化ビニル生成物のうちの1つのよう
な剛性重合体ポリマーがこの目的に適当である。
フエルト又はフォームプラスチックのような適当な適合
材料で形成されたパッドライナー56が、外殻部分の内面
に設けられる。ライナーは、かかと板32の上部分と上部
分34の下縁部との間の関節帯域53のところでは、曲げを
可能にするように薄肉である。ライナー部分60は第7図
に示すような補剛板間の間隔にわたって橋渡して、靴の
甲部分の膨張収縮度により使用者の足の出し入れを容易
にさせる可撓性ダイヤフラムを作る。パッド中底62が、
スキー靴の中の靴底の上に設けられる。
材料で形成されたパッドライナー56が、外殻部分の内面
に設けられる。ライナーは、かかと板32の上部分と上部
分34の下縁部との間の関節帯域53のところでは、曲げを
可能にするように薄肉である。ライナー部分60は第7図
に示すような補剛板間の間隔にわたって橋渡して、靴の
甲部分の膨張収縮度により使用者の足の出し入れを容易
にさせる可撓性ダイヤフラムを作る。パッド中底62が、
スキー靴の中の靴底の上に設けられる。
ラテックスラバーのような可撓性かつ気体不透過性の適
当な材料で形成されたシース64が硬い外殻12と協同し
て、足と足首とふくらはぎの下部とのまわりに密封を形
成する。第1図乃至第7図の実施例では、シースは、ふ
くらはぎの上部のまわりに密着するように寸法決めされ
た環状カフ68を有し、カフの下縁部は密封接合部68によ
って外殻の上部分34のリム70に固定される。第1図およ
び第3図は、使用者がはくであろう典型的なソックス72
の上端を示す。密封カフ66の上部分はソックスの上に重
なって、ソックスの中の使用者の皮膚74の部分と接触し
漏れ止めシールを形成する。シースの前方延長部76は下
方へ延び、密封によって上部分34の前方縁部78,80と接
合される。シースは又、補剛板16乃至24並びに側板26,2
8の縁部の間に延び且つこれらの縁部と密封された指状
部分82を有する。シースの付加的な部分は、対の切欠き
36,38とかかと部分の領域84並びに側板の下の三日月形
領域86の縁部に及び、これらの縁部と密封されている。
シースのこれらの部分は、密封の維持した状態で、外殻
の別々の部分間の相対運動を可能にする可撓性ダイヤフ
ラムとして機能する。
当な材料で形成されたシース64が硬い外殻12と協同し
て、足と足首とふくらはぎの下部とのまわりに密封を形
成する。第1図乃至第7図の実施例では、シースは、ふ
くらはぎの上部のまわりに密着するように寸法決めされ
た環状カフ68を有し、カフの下縁部は密封接合部68によ
って外殻の上部分34のリム70に固定される。第1図およ
び第3図は、使用者がはくであろう典型的なソックス72
の上端を示す。密封カフ66の上部分はソックスの上に重
なって、ソックスの中の使用者の皮膚74の部分と接触し
漏れ止めシールを形成する。シースの前方延長部76は下
方へ延び、密封によって上部分34の前方縁部78,80と接
合される。シースは又、補剛板16乃至24並びに側板26,2
8の縁部の間に延び且つこれらの縁部と密封された指状
部分82を有する。シースの付加的な部分は、対の切欠き
36,38とかかと部分の領域84並びに側板の下の三日月形
領域86の縁部に及び、これらの縁部と密封されている。
シースのこれらの部分は、密封の維持した状態で、外殻
の別々の部分間の相対運動を可能にする可撓性ダイヤフ
ラムとして機能する。
一方向逆止め弁88がつま先部分に設けられ、この弁はラ
イナー56を通してスキー靴の内部に連通する。弁88は、
スキー靴の中に部分真空を作り出すために、真空ポンプ
のような真空源と連結するようになっている。変形例と
して、小型の真空ポンプを、弁と直接連結するためにス
キー靴に設けても良い。
イナー56を通してスキー靴の内部に連通する。弁88は、
スキー靴の中に部分真空を作り出すために、真空ポンプ
のような真空源と連結するようになっている。変形例と
して、小型の真空ポンプを、弁と直接連結するためにス
キー靴に設けても良い。
第8図は、第1図乃至第7図の実施例について説明した
ものと実質的に同一の部分で形成された硬い殻94を有す
るスキー靴90を提供する本発明のもう1つの実施例を示
す。この実施例では、可撓性シース96が殻全体を覆い、
殻の上部リム100の上に上方に延びた一体部分98を有し
て使用者のふくらはぎのまわりに漏れ止め嵌めを与える
カフを形成する。
ものと実質的に同一の部分で形成された硬い殻94を有す
るスキー靴90を提供する本発明のもう1つの実施例を示
す。この実施例では、可撓性シース96が殻全体を覆い、
殻の上部リム100の上に上方に延びた一体部分98を有し
て使用者のふくらはぎのまわりに漏れ止め嵌めを与える
カフを形成する。
第9図は、足とスキー靴の別々の部分とを一定に密着さ
せるための装置を備えたスキー靴102を提供する本発明
のもう1つの他の実施例を示す。この実施例では、硬い
外殻104と可撓性シース106が第1図乃至第7図の実施例
と一致している。第9図は第6図に示した部分と同様な
スキー靴の部分を示す。パッドライナー108が外殻の中
に設けられている。一対の膨張可能な内袋110,112が、
使用者の足首のくぼみ部分に隣接した前方凹形外殻部分
に沿ってスキー靴の内側の両側に設けられている。これ
らの膨張可能な内袋は、ウレタンフォームのような、弾
性壁の独立気泡フォーム材料から成っている。この材料
の特徴は、空気のような気体を含んだ複数の大きな独立
気泡を有する。部分真空がスキー靴の中に作り出された
ときに、真空領域の中にある内袋は気泡の中のガス圧の
ために膨張する。この膨張により気泡はかさが大きくな
り使用者の足の隣接部分と密着する。スキー靴の中に付
ける前に気泡の中の圧力を変えることによって、膨張度
を変えることができ、これにより特定の使用者に対して
スキー靴の注文通りの密着度を提供する。その上、所望
ならば、内袋をスキー靴のパッドライニングの部分とし
て設けても良い。
せるための装置を備えたスキー靴102を提供する本発明
のもう1つの他の実施例を示す。この実施例では、硬い
外殻104と可撓性シース106が第1図乃至第7図の実施例
と一致している。第9図は第6図に示した部分と同様な
スキー靴の部分を示す。パッドライナー108が外殻の中
に設けられている。一対の膨張可能な内袋110,112が、
使用者の足首のくぼみ部分に隣接した前方凹形外殻部分
に沿ってスキー靴の内側の両側に設けられている。これ
らの膨張可能な内袋は、ウレタンフォームのような、弾
性壁の独立気泡フォーム材料から成っている。この材料
の特徴は、空気のような気体を含んだ複数の大きな独立
気泡を有する。部分真空がスキー靴の中に作り出された
ときに、真空領域の中にある内袋は気泡の中のガス圧の
ために膨張する。この膨張により気泡はかさが大きくな
り使用者の足の隣接部分と密着する。スキー靴の中に付
ける前に気泡の中の圧力を変えることによって、膨張度
を変えることができ、これにより特定の使用者に対して
スキー靴の注文通りの密着度を提供する。その上、所望
ならば、内袋をスキー靴のパッドライニングの部分とし
て設けても良い。
本発明の使用および操作を第1図乃至第7図の実施例に
関連して説明する。バックル54を解放すると、シース76
は使用者の足をスキー靴に挿入させるのに十分撓むこと
ができ、可撓性のダイヤフラム60により足の甲の上の補
剛板16乃至24の間の距離を拡張させる。次いで、帯金52
を使用者のむこうずねに置き、急速解放バックルを固定
する。弁88を真空源に連結し、この真空源を作動してス
キー靴から空気を抜き部分真空を作り出す。真空が引き
起こされると、カフ66の上部分はソックスの中の使用者
の皮膚部分ととも密封を形成する。真空は、スキー靴の
殻の収縮と同時に足の膨張のために、足とスキー靴との
密着を作り出す。スキー靴の殻の収縮は、硬い殻部分間
に可撓性ダイヤフラムを形成するシース部分によって実
現される。
関連して説明する。バックル54を解放すると、シース76
は使用者の足をスキー靴に挿入させるのに十分撓むこと
ができ、可撓性のダイヤフラム60により足の甲の上の補
剛板16乃至24の間の距離を拡張させる。次いで、帯金52
を使用者のむこうずねに置き、急速解放バックルを固定
する。弁88を真空源に連結し、この真空源を作動してス
キー靴から空気を抜き部分真空を作り出す。真空が引き
起こされると、カフ66の上部分はソックスの中の使用者
の皮膚部分ととも密封を形成する。真空は、スキー靴の
殻の収縮と同時に足の膨張のために、足とスキー靴との
密着を作り出す。スキー靴の殻の収縮は、硬い殻部分間
に可撓性ダイヤフラムを形成するシース部分によって実
現される。
所望のレベルの真空がスキー靴の中に作られた後、真空
源を弁88からはずす。スキー靴をビンディングでスキー
に取付けると、使用者は部分真空によるスキー靴の中の
足の極端な密着による高い筋肉運動感覚のフィードバッ
クすなわち「足感覚」のために正確な操作で滑ることが
できる。この部分真空は、足や足首やふくらはぎの下部
に接触圧を作り出すことなしに、密着を達成する。これ
により、血液循環の問題をひきおこしたり不快感を与え
たりすることなしに、密着を維持する。スキー中、使用
者は、外殻の上部分と下部分との間で許される相対運動
によって前後にある程度曲げることができる。
源を弁88からはずす。スキー靴をビンディングでスキー
に取付けると、使用者は部分真空によるスキー靴の中の
足の極端な密着による高い筋肉運動感覚のフィードバッ
クすなわち「足感覚」のために正確な操作で滑ることが
できる。この部分真空は、足や足首やふくらはぎの下部
に接触圧を作り出すことなしに、密着を達成する。これ
により、血液循環の問題をひきおこしたり不快感を与え
たりすることなしに、密着を維持する。スキー中、使用
者は、外殻の上部分と下部分との間で許される相対運動
によって前後にある程度曲げることができる。
前述の実施例は今のところ好適であると考えられている
が、多数の変形や修正が当業者によってなされ得ること
が理解され、本発明の真の精神や範囲の中に含まれるよ
うな変形や修正の全てを添付の特許請求の範囲に包含す
るものである。
が、多数の変形や修正が当業者によってなされ得ること
が理解され、本発明の真の精神や範囲の中に含まれるよ
うな変形や修正の全てを添付の特許請求の範囲に包含す
るものである。
第1図は本発明の1つの実施例によるスキー靴の側面
図、第2図は第1図のスキー靴の背面図、第3図は第2
図の線3−3における垂直横断面図、第4図は第1図の
線4−4における垂直横断面図、第5図は第1図の線5
−5における横断面図、第6図は第1図の線6−6にお
ける水平横断面図、第7図は第1図の線7−7における
横断面図、第8図は本発明のもう1つの実施例を示し
た、第4図と同様な垂直横断面図、第9図は本発明のも
う1つの他の実施例によるスキー靴の水平横断面図であ
る。 10,90,102……スキー靴、 12,94,104……外殻、 14……靴底、 64,96,106……可撓性シース。
図、第2図は第1図のスキー靴の背面図、第3図は第2
図の線3−3における垂直横断面図、第4図は第1図の
線4−4における垂直横断面図、第5図は第1図の線5
−5における横断面図、第6図は第1図の線6−6にお
ける水平横断面図、第7図は第1図の線7−7における
横断面図、第8図は本発明のもう1つの実施例を示し
た、第4図と同様な垂直横断面図、第9図は本発明のも
う1つの他の実施例によるスキー靴の水平横断面図であ
る。 10,90,102……スキー靴、 12,94,104……外殻、 14……靴底、 64,96,106……可撓性シース。
Claims (2)
- 【請求項1】使用者の足と足首とふくらはぎの下部とを
支持するためのスキー靴であって、足首と足に合致し足
首と足の前方曲げを可能にしながら側方支持を行うため
の硬い外殻と、スキー又はその他の台に取付けるための
外殻の下の靴底と、足と足首とふくらはぎに密封を形成
するために外殻と協同するシース手段と、シース手段と
足、足首およびふくらはぎとの間に部分真空を維持し、
これによりスキー靴とシースを、使用者の皮膚にさしさ
わりのある圧力を引き起こすことなしに、足首および足
と少なくとも部分的に密着接触させるための装置とを含
むことを特徴とするスキー靴。 - 【請求項2】使用者の足と足首とふくらはぎの下部とを
支持するためのスキー靴であって、足首と足に合致し足
首と足の前方曲げを可能にしながら側方支持を行うため
の硬い外殻と、スキー又はその他の台に取付けるための
外殻の下の靴底と、足と足首とふくらはぎに密封を形成
するために外殻と協同するシース手段と、シース手段と
足、足首およびふくらはぎとの間に部分真空を維持し、
これによりスキー靴とシースを、使用者の皮膚にさしさ
わりのある圧力を引き起こすことなしに、足首および足
と少なくとも部分的に密着接触させるための装置とを含
み、スキー靴は、シース手段の中のスキー靴の部分と密
着を望む使用者の足又は足首の部分との間に設けられた
少なくとも1つの膨張可能な内袋を有し、この内袋は弾
性気泡壁を有する複数の気体封入独立気泡からなり、こ
れにより前記部分真空が作り出されたときにシース手段
の中の圧力の減少に応答した収容気体の膨張のために気
泡の容積は増大し、気泡の膨張により内袋を膨張させ使
用者の足又は足首の前記部分に密着させることを特徴と
するスキー靴。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/827,092 US4654986A (en) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | Vacuum fitting ski boot |
US827092 | 1986-02-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62249601A JPS62249601A (ja) | 1987-10-30 |
JPH0783721B2 true JPH0783721B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=25248298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62026168A Expired - Lifetime JPH0783721B2 (ja) | 1986-02-07 | 1987-02-06 | 真空密着式スキ−靴 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4654986A (ja) |
EP (1) | EP0232163B1 (ja) |
JP (1) | JPH0783721B2 (ja) |
AT (1) | ATE75925T1 (ja) |
CA (1) | CA1265333A (ja) |
DE (1) | DE3778923D1 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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