JPH1075804A - 靴の臭気排出装置 - Google Patents
靴の臭気排出装置Info
- Publication number
- JPH1075804A JPH1075804A JP8269008A JP26900896A JPH1075804A JP H1075804 A JPH1075804 A JP H1075804A JP 8269008 A JP8269008 A JP 8269008A JP 26900896 A JP26900896 A JP 26900896A JP H1075804 A JPH1075804 A JP H1075804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- check valve
- shoes
- exhaust
- toe
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 靴を履いた歩行時に、靴内部の爪先側に生じ
た臭気を外部へ向かって排除できるようにする。 【解決手段】 本底１の土踏まず３より爪先４側の内側
部分を凹面部５に形成し、この凹面部５の爪先４側に臨
んだ部分に弾性を有する吸排気可能な膨縮体６を収設す
ると共に、その膨縮体６には吸気用逆止め弁７と排気用
逆止め弁８を接続して、吸気用逆止め弁７は本底１上に
被着した中底９を通して靴内部へ向けて、また排気用逆
止め弁８は本底１の底面を通して靴外部へ向けてそれぞ
れ開口させる。
た臭気を外部へ向かって排除できるようにする。 【解決手段】 本底１の土踏まず３より爪先４側の内側
部分を凹面部５に形成し、この凹面部５の爪先４側に臨
んだ部分に弾性を有する吸排気可能な膨縮体６を収設す
ると共に、その膨縮体６には吸気用逆止め弁７と排気用
逆止め弁８を接続して、吸気用逆止め弁７は本底１上に
被着した中底９を通して靴内部へ向けて、また排気用逆
止め弁８は本底１の底面を通して靴外部へ向けてそれぞ
れ開口させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行時に発汗や蒸
れによって靴内部の爪先側に生じる臭気を排除できる靴
の臭気排出装置に関する。
れによって靴内部の爪先側に生じる臭気を排除できる靴
の臭気排出装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】特に、紳士靴等におい
ては、発汗や蒸れにより靴内部の爪先側に異臭の生じる
ことが往々にしてあり、靴の使用に嫌悪感を抱かせるも
のである。そして、靴を脱いだ後は、足の爪先側に異臭
が残って不快となるし、その解決策が望まれていた。そ
こで、本発明の目的は、靴を履いた歩行時に、靴内部の
爪先側に生じた臭気を外部へ向かって排除できるように
した靴の臭気排出装置を提供することにある。
ては、発汗や蒸れにより靴内部の爪先側に異臭の生じる
ことが往々にしてあり、靴の使用に嫌悪感を抱かせるも
のである。そして、靴を脱いだ後は、足の爪先側に異臭
が残って不快となるし、その解決策が望まれていた。そ
こで、本発明の目的は、靴を履いた歩行時に、靴内部の
爪先側に生じた臭気を外部へ向かって排除できるように
した靴の臭気排出装置を提供することにある。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とする靴の臭気排出装置は、本底の土
踏まずより爪先側の内側部分を凹面部に形成し、この凹
面部の爪先側に臨んだ部分に弾性を有する吸排気可能な
膨縮体を収設すると共に、その膨縮体には吸気用逆止め
弁と排気用逆止め弁を接続して、吸気用逆止め弁は上記
本底上に被着した中底を通して靴内部へ向けて、また排
気用逆止め弁は上記本底の底面を通して靴外部へ向けて
それぞれ開口させて成るものである。
に、本発明の特徴とする靴の臭気排出装置は、本底の土
踏まずより爪先側の内側部分を凹面部に形成し、この凹
面部の爪先側に臨んだ部分に弾性を有する吸排気可能な
膨縮体を収設すると共に、その膨縮体には吸気用逆止め
弁と排気用逆止め弁を接続して、吸気用逆止め弁は上記
本底上に被着した中底を通して靴内部へ向けて、また排
気用逆止め弁は上記本底の底面を通して靴外部へ向けて
それぞれ開口させて成るものである。
【０００４】そして、吸気用逆止め弁は、膨縮体の上面
部に直接接続されているのが、歩行時に足の爪先部分で
膨縮体が押圧され、その膨縮体が復元するときに吸気作
用が有効に行なわれる点で好ましく、また、排気用逆止
め弁は可撓管を介して膨縮体に接続されていると共に、
本底の土踏まずの部分で開口しているいるのが、歩行時
に排気用逆止め弁の開口側が接地する不具合を防止する
点で好ましい。
部に直接接続されているのが、歩行時に足の爪先部分で
膨縮体が押圧され、その膨縮体が復元するときに吸気作
用が有効に行なわれる点で好ましく、また、排気用逆止
め弁は可撓管を介して膨縮体に接続されていると共に、
本底の土踏まずの部分で開口しているいるのが、歩行時
に排気用逆止め弁の開口側が接地する不具合を防止する
点で好ましい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面により説明する。１は靴（図示のものは紳士靴で
ある）の本底であって、踵２の部分を除いた土踏まず３
より爪先４側の内側部分は凹面部５に形成されている。
この凹面部５の爪先４側に臨んだ部分に弾性を有する吸
排気可能な膨縮体６が収設されており、膨縮体６には吸
気用逆止め弁７と排気用逆止め弁８がそれぞれ接続され
ていて、吸排気できる仕組になっている。
付図面により説明する。１は靴（図示のものは紳士靴で
ある）の本底であって、踵２の部分を除いた土踏まず３
より爪先４側の内側部分は凹面部５に形成されている。
この凹面部５の爪先４側に臨んだ部分に弾性を有する吸
排気可能な膨縮体６が収設されており、膨縮体６には吸
気用逆止め弁７と排気用逆止め弁８がそれぞれ接続され
ていて、吸排気できる仕組になっている。
【０００６】即ち、吸気用逆止め弁７は、膨縮体６の上
面部６ａに直接接続されていて、本底１上に被着した中
底９を通して靴内部へ向かって開口７ａし、また、排気
用逆止め弁８は、可撓管（プラスチック管等）１１を介
して膨縮体６の後部６ｂに接続されていて、本底１の踵
２の直前に臨んだ土踏まず３の部分で開口８ａしてい
る。図示の場合、膨縮体６の吸排気作用が有効に行なわ
れるように、吸気用逆止め弁７と排気用逆止め弁８はそ
れぞれ２個並設されており、これらの弁は周知である通
常の逆止め弁を用いることができる。
面部６ａに直接接続されていて、本底１上に被着した中
底９を通して靴内部へ向かって開口７ａし、また、排気
用逆止め弁８は、可撓管（プラスチック管等）１１を介
して膨縮体６の後部６ｂに接続されていて、本底１の踵
２の直前に臨んだ土踏まず３の部分で開口８ａしてい
る。図示の場合、膨縮体６の吸排気作用が有効に行なわ
れるように、吸気用逆止め弁７と排気用逆止め弁８はそ
れぞれ２個並設されており、これらの弁は周知である通
常の逆止め弁を用いることができる。
【０００７】なお、膨縮体６は、例えばビニル等の袋体
６１内にウレタン等のスポンジ状物６２を収容して密封
し、全体として弾性を発揮できるように形成されてお
り、吸気用逆止め弁７と排気用逆止め弁８は袋体６１内
と連通するように接続されていると共に、スポンジ状物
６２には吸気用逆止め弁７の直下に透孔６２ａが設けら
れている（図２を参照）。また、吸気用逆止め弁７の開
口７ａ部分は中底９（または中底９上に敷いた中敷）に
設けられている窓穴９ａ内に位置し、足の爪先により吸
気用逆止め弁７が塞がれる不具合を防止している。
６１内にウレタン等のスポンジ状物６２を収容して密封
し、全体として弾性を発揮できるように形成されてお
り、吸気用逆止め弁７と排気用逆止め弁８は袋体６１内
と連通するように接続されていると共に、スポンジ状物
６２には吸気用逆止め弁７の直下に透孔６２ａが設けら
れている（図２を参照）。また、吸気用逆止め弁７の開
口７ａ部分は中底９（または中底９上に敷いた中敷）に
設けられている窓穴９ａ内に位置し、足の爪先により吸
気用逆止め弁７が塞がれる不具合を防止している。
【０００８】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、歩行時に
足の爪先による自然の踏込み動作で膨縮体が押圧され、
膨縮体内の空気が靴底より外部へ向かって排除されるた
め、膨縮体の復元時には靴内部の爪先側に生じている臭
気を膨縮体内に吸引できることになる。したがって、歩
行している間は吸気用逆止め弁と排気用逆止め弁を介し
て膨縮体により靴内部の臭気を吸排気できるため、その
臭気は歩行時に外部へ向かって無意識のうちに排除さ
れ、靴を快適に使用する上に極めて有効である。
足の爪先による自然の踏込み動作で膨縮体が押圧され、
膨縮体内の空気が靴底より外部へ向かって排除されるた
め、膨縮体の復元時には靴内部の爪先側に生じている臭
気を膨縮体内に吸引できることになる。したがって、歩
行している間は吸気用逆止め弁と排気用逆止め弁を介し
て膨縮体により靴内部の臭気を吸排気できるため、その
臭気は歩行時に外部へ向かって無意識のうちに排除さ
れ、靴を快適に使用する上に極めて有効である。
【図１】本発明の実施の形態を甲被を除いて示す一部切
欠き平面図である。
欠き平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１の膨縮体とその関連部材を一部切欠いて示
す斜視図である。
す斜視図である。
１は本底 ３は土踏まず ４は爪先 ５は凹面部 ６は膨縮体 ６ａは上面部 ７は吸気用逆止め弁 ７ａは開口 ８は排気用逆止め弁 ８ａは開口 ９は中底 １１は可撓管
Claims (2)
- 【請求項１】 本底の土踏まずより爪先側の内側部分を
凹面部に形成し、この凹面部の爪先側に臨んだ部分に弾
性を有する吸排気可能な膨縮体を収設すると共に、その
膨縮体には吸気用逆止め弁と排気用逆止め弁を接続し
て、吸気用逆止め弁は上記本底上に被着した中底を通し
て靴内部へ向けて、また排気用逆止め弁は上記本底の底
面を通して靴外部へ向けてそれぞれ開口させて成ること
を特徴とする靴の臭気排出装置。 - 【請求項２】 吸気用逆止め弁は膨縮体の上面部に直接
接続され、また、排気用逆止め弁は可撓管を介して膨縮
体に接続されていると共に、本底の土踏まずの部分で開
口していることを特徴とする請求項１記載の靴の臭気排
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8269008A JPH1075804A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 靴の臭気排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8269008A JPH1075804A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 靴の臭気排出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075804A true JPH1075804A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17466390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8269008A Pending JPH1075804A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 靴の臭気排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1075804A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010524531A (ja) * | 2007-04-17 | 2010-07-22 | ジェオックス エス．ピー．エー． | 透湿・強制空気循環用の複合装置が付いた靴 |
| CN106983224A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-07-28 | 重庆慧高科技有限公司 | 具有加热除湿功能的透气鞋底 |
| CN107080326A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-08-22 | 重庆慧高科技有限公司 | 能够提高舒适度的新型鞋底 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP8269008A patent/JPH1075804A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010524531A (ja) * | 2007-04-17 | 2010-07-22 | ジェオックス エス．ピー．エー． | 透湿・強制空気循環用の複合装置が付いた靴 |
| CN106983224A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-07-28 | 重庆慧高科技有限公司 | 具有加热除湿功能的透气鞋底 |
| CN107080326A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-08-22 | 重庆慧高科技有限公司 | 能够提高舒适度的新型鞋底 |
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