JPH078371B2 - 圧延機のロール交換装置 - Google Patents

圧延機のロール交換装置

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JPH078371B2
JPH078371B2 JP1196898A JP19689889A JPH078371B2 JP H078371 B2 JPH078371 B2 JP H078371B2 JP 1196898 A JP1196898 A JP 1196898A JP 19689889 A JP19689889 A JP 19689889A JP H078371 B2 JPH078371 B2 JP H078371B2
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JP
Japan
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rolling mill
roll
carriage
along
rolling
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JP1196898A
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JPH0360808A (ja
Inventor
淳 畠中
恒雄 瀬戸
洋二 藤本
英二 中島
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts
    • B21B31/10Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts by horizontally displacing, i.e. horizontal roll changing
    • B21B31/103Manipulators or carriages therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、とくに圧延パスラインに沿う向きに開放し
たたとえばC形の如き形状になるハウジング(以下単に
開放ハウジングと記す)をもつ圧延機に組み込まれたロ
ールの対を迅速かつ簡便に脱着するのに用いて好適なロ
ール交換装置に関するものである。
(従来の技術) 圧延機に組み込んだロールの組替え装置に関しては例え
ば特開昭54-99060号公報や特開昭54-136558号公報のよ
うにすでに多数の提案が見られるが、従来のロール組替
え装置は圧延機のハウジングが何れも門形形状になるも
のを対象にしていて、とくに圧延機のハウジングが圧延
パスラインに向けて開放したものについてのロール交換
装置は今のところ知られていない。
(発明が解決しようとする課題) 開放ハウジングを有する圧延機に組み込まれたロールの
対を迅速かつ簡便に取替えできる新規なロール交換装置
を提案することがこの発明の目的である。
(課題を解決するための手段) この発明は圧延パスラインに沿う向きに開放したハウジ
ングを有する圧延機に組み込まれたロールの対をそれぞ
れロールチョックとともに着脱する際に使用する装置で
あって、圧延機に設置されたロールの軸方向に沿って移
動可能な走行台車に、該ロール軸に直交する向に移動し
てそのレベル調整を可能としたスタンドを搭載し、この
スタンドにフレーム内のガイドに沿い圧延パスラインに
沿って進退移動してロールの対の脱着に寄与するキャリ
ッジを備えた移動フレームとこの移動フレームをキャリ
ッジとともに圧延パスラインに沿って往復移動させるシ
リンダーを設けたことを特徴とする圧延機のロール交換
装置である。
さて第1図(a)(b)及び(c)にこの発明に従うロ
ール交換装置の構成を示す。ここで第1図(b)中にお
ける右側半分は上ロールの着脱時の状況を、左側半分は
下ロールの着脱時の状況をそれぞれ示している。同図に
おける番号1は圧延パスラインpに沿う向きに開放した
ハウジングhを有する圧延機、2はハウジングhの開放
側において、圧延機1のロールの軸方向に沿って設置し
たレールl上を移動する走行台車、3はロール軸と直交
する向きに移動可能なスタンドで、このスンタド3は走
行台車2にストッパー付のガイドシリンダーs′を介し
て固定保持され液圧シリンダーsによって昇降可能とさ
れている。また4はスタンド3に設置された車輪3aによ
って前後に移動できる移動フレームであり、この移動フ
レーム4はフレーム内のガイド4aにはまり込む車輪5aと
ロール受台5bとをもち上ロール1a、下ロール1bの脱着に
寄与するキャリッジ5を備えていて、移動フレーム4に
固定保持されたシリンダー6にてキャリッジ5をガイド
4aに沿って前後に移動させることができるようになって
いる。
また7はスタンド3に固定保持され、移動フレーム4を
キャリッジ5とともに圧延パスラインpに沿って往復移
動させるシリンダー、8は圧延機のハウジングhに設置
され上ロール1aをロールチョック1bとともに吊り上げる
リフティングアームである。上記シリンダー6および7
はストロークの拡大を図るため好ましくはテレスコピッ
クシリンダーとするのがよい。第2図に上記構成になる
ロール交換装置を分かりやすく図解した。
(作用) 開放ハウジングをもったこの種の圧延機は通常はH形鋼
の圧延に使用するユニバーサル圧延機の出側において設
置されるエッジャ圧延機などあり、該ユニバーサル圧延
機のハウジングに直接接合される形式のものである(特
願昭01-089780号明細書参照)。
このような圧延機自体はその構造上、通常の門形ハウジ
ングを有する圧延機に比較してロール交換時の作業は圧
延機の開放側から行うことができる点で有利ではある
が、交換作業に当たってクレーンやチェンブロックのよ
うなものを用いていたのではロールを吊り上げるときの
バランスをとるのが難しく作業性の改善、安全性の向上
はそれほど望め得ないのが現状であった。
この発明においては、まずロール交換装置自体を圧延機
1の開放側に臨ませるとともに、圧延機1の上ロール1a
をリフティングアーム8にて所定の高さまで吊り上げて
おく。そして液体シリンダーsによるスタンド3のレベ
ル調整後、シリンダー6および7を作動させて移動フレ
ーム4とこのフレーム4に設置されたキャリッジ5をそ
れぞれ圧延機1のロール間に向けて所定の位置まで前進
させる。つぎに上ロール1aをリフティングアーム8にて
下降させ該ロール1aをキャリッジ5に載置する。この時
移動フレーム4は下ロール1bにて支持された状態になっ
ているから強度的に不利になることは全くなく、リフト
アーム8の昇降後、キャリッジ5をシリンダー7によっ
てスタンド3に向けて後退させ、ついで移動フレーム4
をシリンダー6にて同じくスタンド3に向けて後退させ
る。この状態ではロール交換装置は圧延機など他の設備
と干渉することがなくなるから該装置を退避位置まで後
退させて所定の場所に下ろす。
つぎに圧延機1の下ロール1bを取り外すにはまずキャリ
ッジ5の下面に下ロールの吊り上げ用フックfを少なく
とも一つ、またこの位置に合致するロール1bのチョック
部にフックfにはまり込む同一断面形状になる吊りピー
スgを設置しておく。そしてロール交換装置自体を圧延
機1の開放側に再度望ませ、シリンダー6、7を作動さ
せ移動フレーム4およびキャリッジ5を圧延機1へ向け
て所定の位置まで前進させる。このときフックfと吊り
ピースgとのレベルはスタンド3によってキャリッジ5
を上下に移動して調整してもよいし、圧延機1の圧上装
置により下ロールを上下に移動して調整してもよい。ま
た移動フレーム4の先端は下ロール1bを吊り下げる際の
強度を確保するために圧延機ハウジングの一部分に係合
するようにしておく。そして圧延機の圧上装置の作動部
分を下降させるか、もしくはスタンドのレベル、すなわ
ちキャリッジ5のレベルを上昇させ下ロール1bを吊り下
げた状態でキャリッジ5をスタンド3に向けて後退、つ
いで移動フレーム4を後退し、上ロール1aの取り外しと
同様に交換装置自体を退避位置に移動させる。第3図に
圧延設備のレイアウトを示す。なおロールの組み込みに
際しては上述した要領の逆手順に従えばよい。
(発明の効果) かくしてこの発明によれば、開放ハウジングを有する圧
延機におけるロールの対をそれぞれ簡便かつ迅速に脱着
できるので、ラインを停止してロールの交換などを行わ
なければならないとき、その停止時間を短縮して生産性
の低下を極力防止できる。またこの発明によればロール
の交換を自動化できるので安全性にも極めて有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)および(c)はこの発明に従う装置
の構成説明図、 第2図はこの発明に従う装置の斜視図、 第3図は圧延設備のレイアウトを示した図である。 1……圧延機、1a、1b……ロール 2……走行台車、3……スタンド 4……移動フレーム、4a……ガイド 5……キャリッジ、5a……車輪 6,7……シリンダー、8……リフティングアーム p……パスライン、h……ハウジング l……レール、s……液圧シリンダー t……ストッパー、f……フック g……吊りピース、s′……ガイドシリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 英二 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延パスラインに沿う向きに開放したハウ
    ジングを有する圧延機に組み込まれたロールの対をそれ
    ぞれロールチョックとともに着脱する際に使用する装置
    であって、 圧延機のロール軸方向に沿って移動可能な走行台車上に
    該ロール軸に直交する向に移動してそのレベル調整を可
    能としたスタンドを搭載し、このスタンドにフレーム内
    のガイドに沿い圧延機のロール間に向けて進退移動して
    ロールの対の脱着に寄与するキャリッジを備えた移動フ
    レームと、この移動フレームをキャリッジとともに圧延
    パスラインに沿って往復移動させるシリンダーを設けた
    ことを特徴とする圧延機のロール交換装置。
JP1196898A 1989-07-31 1989-07-31 圧延機のロール交換装置 Expired - Lifetime JPH078371B2 (ja)

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JPH0360808A JPH0360808A (ja) 1991-03-15
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