JPH078335U - 分散供給装置 - Google Patents
分散供給装置Info
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- JPH078335U JPH078335U JP4134193U JP4134193U JPH078335U JP H078335 U JPH078335 U JP H078335U JP 4134193 U JP4134193 U JP 4134193U JP 4134193 U JP4134193 U JP 4134193U JP H078335 U JPH078335 U JP H078335U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分散フィーダ上に配置した筒体を昇降させ
て、複数の直進フィーダへ搬出する物品の層厚を安定化
する分散供給装置において、筒体下降時に物品を破損し
たり、昇降駆動装置側に無理な負荷をかけないようにす
る。 【構成】 分散フィーダ31の受け板32上の筒体60
は支持体50に挿着されており、支持体50から水平に
延びた2本の支持アーム52、52は、筐体1に対して
昇降自在な2本の昇降軸40、40の上端に乗るように
して支持されている。各昇降軸40と支持アーム52の
間は、リンク機構53によって、上方に自由度のある状
態で連結されており、筒体60の下縁と受け板32との
間に物品がある状態で、昇降軸40、40が下降する
と、筒体60は受け板32上の物品の上に乗った状態と
なり、昇降軸40は、支持アーム52から離間するよう
にして下降するため、物品には筒体60と支持体50の
重量だけがかかる。
て、複数の直進フィーダへ搬出する物品の層厚を安定化
する分散供給装置において、筒体下降時に物品を破損し
たり、昇降駆動装置側に無理な負荷をかけないようにす
る。 【構成】 分散フィーダ31の受け板32上の筒体60
は支持体50に挿着されており、支持体50から水平に
延びた2本の支持アーム52、52は、筐体1に対して
昇降自在な2本の昇降軸40、40の上端に乗るように
して支持されている。各昇降軸40と支持アーム52の
間は、リンク機構53によって、上方に自由度のある状
態で連結されており、筒体60の下縁と受け板32との
間に物品がある状態で、昇降軸40、40が下降する
と、筒体60は受け板32上の物品の上に乗った状態と
なり、昇降軸40は、支持アーム52から離間するよう
にして下降するため、物品には筒体60と支持体50の
重量だけがかかる。
Description
【0001】
本考案は、物品を複数の搬送経路に分散させる分散供給装置に関する。
【0002】
複数の計量部で計量した物品のなかから、その計量値同士の組合せ重量が目標 重量に近くなる組合せを選定して、この組合せに選定された物品をひとまとめに して排出させる組合せ計量装置が従来より実用化されている。
【0003】 この種の計量装置では、組合せ精度を高くするために、分散供給装置を用いて 、複数の計量部に目標重量のほぼ整数分の1ずつ物品を供給するようにしている 。
【0004】 図12は、組合せ計量装置の筐体1の上面1aに設けられた従来の分散供給装 置10の構成を示している 分散供給装置10は、上方の供給コンベア80から落下供給される物品を、外 側へ分散排出する分散フィーダ11と、分散フィーダ11の周りに放射状に配置 された複数の直進フィーダ15、15、…、15とを有している。
【0005】 分散フィーダ11は、円形傘状の受け板12を、振動器13によって上下に振 動させ、受け板12の頂部12aに供給される物品Wを放射状に分散させながら 、受け板12の周縁部12b側へ搬送する。
【0006】 各直進フィーダ15は、それぞれの振動器16によって搬送台17の搬送面1 7aを矢印B方向に振動させて、分散フィーダ11から受けた物品を、両側から ガイド部17bでガイドしながら、外側へ水平に搬送する。
【0007】 直進フィーダ15から排出される物品は、筐体1の外周面1bに設けられた中 間ホッパ2、2、…、2に一旦収容された後、計量ホッパ3、3、…、3へ供給 され、計量を受ける。
【0008】 計量ホッパ3に毎回供給される物品の量は、直進フィーダ15の振動時間と振 動強度によって決まるため、この種の計量装置では、その計量結果に基づいて、 直進フィーダ15の振動時間や振動強度をフィードバック制御して、毎回の供給 量を所定量に近づけるようにしている。
【0009】 ところが、このように計量結果等で直進フィーダの振動強度等を制御するだけ では、新たな物品の供給によって分散フィーダ上の物品層厚が急激に増加したと き、フィードバック制御がかかるまでの間、目標量に比べて非常に多くの物品が 各計量部へ供給されてしまう。
【0010】 このような不具合を改善するために、この分散供給装置10では、分散フィー ダ11の上方に筒体20を配置し、この筒体20を分散フィーダ11の受け板1 2に近づけたり遠ざけたりして、分散フィーダ上の物品の層厚を規制していた。 この筒体20は、側方に延びた腕部21、21を有し、その両方の腕部21、2 1が、筐体1の上面1aから突出する2本の昇降軸22、22の上端に係止され た状態で、分散フィーダ上に支持されている。2本の昇降軸22、22は、基台 内部の昇降駆動装置(図示せず)によって同時に且つ同一方向に昇降して、筒体 20を任意の高さに固定する。
【0011】 このような筒体20を備えた分散供給装置では、分散フィーダ上の物品の層厚 の規制ができ、しかも、上方から供給された物品が機外へ飛散することを防止で きるという利点がある。
【0012】
しかしながら、前記のような従来の分散供給装置では、分散フィーダ上に物品 がある状態で、筒体を下降させたとき、筒体の下縁と受け板との間で物品を強く 押さえつけて物品を破損したり、あるいは、昇降駆動装置側に無理な負荷がかか ってしまう等の問題があった。
【0013】 本考案は、この課題を解決し、筒体の下降時に物品を破損したり昇降駆動装置 に無理な力が掛からないようにした分散供給装置を提供することを目的としてい る。
【0014】
前記目的を達成するために、本考案の分散供給装置は、 基台と、 前記基台上に取付けられ、受け板を振動させて、該受け板上の物品を周縁部に 向けて搬送する分散フィーダと、 前記基台上に取付けられ、前記分散フィーダの前記受け板の周縁部から搬出さ れる物品をそれぞれ所定方向に搬送する複数の直進フィーダと、 前記分散フィーダの受け板の上方に配置され、上方から供給される物品を前記 受け板上へ通過させる筒体と、 前記筒体の外周から略水平方向に延設された複数の支持アームと、 前記複数の支持アームの端部にそれぞれ下方から当接して、前記筒体を支持し 、前記基台に対して昇降自在に形成された複数の昇降軸と、 前記複数の昇降軸を同一方向に昇降させる昇降駆動装置と、 前記各昇降軸の上部と各支持アームの端部との間を上下方向の自由度をもって それぞれ連結する複数のリンク機構とを備えている。
【0015】
このように構成されているため、本考案の分散供給装置では、昇降駆動装置に よって、複数の昇降軸が昇降すると、これに応じて分散フィーダの受け板と筒体 との隙間が変化する。各昇降軸が下降駆動されているときに、筒体が下方から押 されると、各昇降軸と支持アームの間は、リンク機構で連結された状態を維持し ながら離間する。
【0016】
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。 図1は、組合せ計量装置の筐体1を基台として形成された一実施例の分散供給 装置30の側面図、図2は、筒体60を省略した一実施例の平面図である。
【0017】 これらの図で、この分散供給装置30の基台となる筐体1の上面1aの中央に 取付けられた分散フィーダ31は、平坦な円形状の受け板32と振動器33とか らなり、振動器33は、受け板32を僅かに下降させつつ所定角度回転して元に 戻すようにして、ねじれ振動を与える。
【0018】 この受け板の32の周りに放射状に配置された複数の直進フィーダ35、35 、……は、それぞれの振動器36によって搬送台37の搬送面37aを矢印C方 向に振動させ、受け板32から搬出される物品をガイド部37bでガイドしなが ら、外側へ搬送する。
【0019】 筐体上面の分散フィーダ31をはさんで対称な位置には、2つの円形穴4、4 が設けられている。 各円形穴4、4の上には円筒状のガイド体38、38が穴と同心状に固定され ている。ガイド体38の内周部には、ベアリング部38aが設けられている。両 ガイド体38、38には、それぞれ昇降軸40、40が上下に摺動自在に挿通し ている。
【0020】 各昇降軸40の下部は、円形穴4、4を挿通して筐体1内に進入しており、そ の外周には、その下端40aから上に向かって所定長さのラック溝41が設けら れている。また、両昇降軸40、40の下端には、筐体1の外周方向に延びたセ ンサ板42、42がそれぞれ取付けられている。
【0021】 昇降軸40、40の各ラック溝41、41には、筐体内にそれぞれ固定された パルスモータ43、43の駆動歯車44、44がそれぞれ噛合している。
【0022】 また、筐体1内には、各センサ板42、42が所定の上限位置まで上昇したこ とを検知する上限位置センサ45、45と、所定の下限位置まで下降したことを 検知する下限位置センサ46、46が取付けられている。なお、これら各センサ は、センサ板42、42を光学的、磁気的または機械的に検出する。また、下限 位置センサ46、46の位置は、後述する筒体60の下端が分散フィーダ31の 受け板32にほぼ当接するまで下降したときのセンサ板42、42の位置を検出 できるように予め設定されている。
【0023】 各昇降軸40、40の上部には、それぞれリンク支持部48、48が設けられ ている。両昇降軸40、40の上端40b、40bには、支持体50中央の半円 状の筒受け部51の両端から水平に延びた2本の支持アーム52、52の端部が 上方から当接している。
【0024】 支持体50の各支持アーム52、52は同一長さで下方が開口したコの字断面 を有し、各支持アーム52の一端52aと各昇降軸40のリンク支持部48との 間は、リンク機構53によってそれぞれ連結されている。
【0025】 各リンク機構53、53は、図3に示すように、断面コの字状の2つのリンク 材54、55からなり、リンク材54、55の先端部同士が、昇降軸40と直交 する軸53aでそれぞれ互いに回動自在に連結され、リンク材54と昇降軸40 のリンク支持部48との間、およびリンク材55と支持アーム52の一端52a の側面との間も、軸53aと平行な軸53b、53cでそれぞれ回動自在に連結 されている。
【0026】 したがって、支持体50の両支持アーム52は、昇降軸40、40の上端から 上方へ離間する方向に自由度を持って支持されていることになる。なお、リンク 支持部48には、2つのリンク材54、55が一直線にならないように、下側の リンク54の回動を規制するストッパ48aが設けられている。
【0027】 支持アーム52、52の他端52b、52b同士を連結している半円状の筒受 け部51には、この筒受け部51とともに円形のリングを形成する半円状の筒受 け部56が開閉自在に取付けられている。
【0028】 即ち、筒受け部56の一端56a側は、蝶番57を介して一方の支持アーム5 2の他端52bに支持され、筒受け部56の他端56b側は、ネジ式の止め部材 58によって他方の支持アーム52の他端52bに取付けられている。
【0029】 このため、止め部材58を回して筒受け部56の他端56bと支持アームとの 固定を解除して、この筒受け部56をその一端56a側を支点にして回動すれば 、後述する筒体60を横方向に取りはすずことができる。
【0030】 2つの筒受け部51、56で形成される円形のリング内には、ほぼ中空円筒状 の筒体60が挿着されている。この筒体60は、2本の昇降軸40、40の位置 が分散フィーダ31に対して対称な位置に突出し、支持体50の2本の支持アー ム52、52の長さが等しいことから、分散フィーダ31の受け板32の真上に 同心状に支持されることになる。
【0031】 筒体60は、上筒体61と、上筒体61の下部にバンド62によって取付けら れた透明な下筒体63とによって構成され、上筒体61の上部には、上方から供 給される物品の受入れが容易で、しかも支持体50に対する下方への抜け落ちを 防ぐための鍔部61aが設けられている。
【0032】 上筒体61の外径は、2つの筒受け部51、56で形成される円形のリングの 内径より僅かに小となるように形成されており、筒体60が下から押されると、 支持体51から所定の距離(筒受け部の下端と下筒体63の上端との隙間分)だ け上方に移動できるように構成されている。
【0033】 一方の昇降軸40のリンク支持部48の下方には、下筒体63の所定高さ位置 の中心を通過する光を投光する投光器65が取付けられ、他方の昇降軸40には 、投光器65からの光を受光する受光器66が取付けられている。
【0034】 また、ガイド体38、38とガイド体から上方に突出する昇降軸40、40の 周囲は、蛇腹状の防水カバー67、67によって覆われている。
【0035】 この分散供給装置30の制御部は、例えば図4に示すように、上限位置センサ 45、45、下限位置センサ46、46、受光器66の各センサ出力と、運転開 始信号および高さ設定信号とを受けた制御装置70が、パルスモータ43、43 の回転制御を行なうように構成されている。
【0036】 図5は、この制御装置70の処理手順の一例を示すフローチャートであり、以 下このフローチャートに従って、分散供給装置30の動作を説明する。
【0037】 分散フィーダ31上に物品がない状態で、運転が開始されると、制御装置70 は、2本の昇降軸40、40が下降する方向にパルスモータ43、43を同時に 駆動し、下限位置センサ46、46でセンサ板42、42が検知されると、その 下降を停止させる(ステップ1)。
【0038】 この下降によって、筒体60は、図6に示すように、その下縁が分散フィーダ 31の受け板32にほぼ当接する位置まで下降する。以下、この位置を原点位置 とする。
【0039】 この状態から、供給コンベア80から受け板32上に物品Wが落下供給される と、供給される最初の物品は、受け板32に当たって四方に跳ねるが、筒体60 の内壁に当たって戻るため、物品は機外へ飛散することなく、筒体60内に蓄積 される。
【0040】 筒体60内の物品が受光器66の高さまで供給されると、制御装置70は、入 力されている高さ設定信号に応じた数のパルスをモータ43、43に入力して筒 体60を図7のように設定高さまで上昇させる(ステップ2、3)。 この上昇とともに分散フィーダ31の振動器33および直進フィーダ35の振 動器36が一斉に駆動される。
【0041】 この振動により、筒体60内に蓄積されていた物品は、下筒体63の下縁によ って層厚が一様に規制された状態で、各直進フィーダ35上を搬送して、中間ホ ッパ2へ供給された後、計量ホッパ3へ供給される。各計量ホッパ内の物品は計 量され、その計量結果に基づいて組合せ設定がなされ、設定された物品は、計量 ホッパ3から排出される。
【0042】 空になった計量ホッパ3には中間ホッパ2から物品が供給され、空になった中 間ホッパには、対応する直進フィーダ35から新たな物品が供給される。
【0043】 この間に、手動入力あるいは計量装置自身から例えば物品を減量させるための 高さ設定信号が入力されると、制御装置70は、変更された高さ設定信号に応じ てパルスモータ43、43を駆動し、両昇降軸40、40を図8に示すように下 降させる(ステップ4、5)。
【0044】 このとき、筒体60は、その下縁部と受け板32との間にある物品によって、 下方からの力を受けて、支持体50から僅かに抜けた状態になり、図9のように さらに昇降軸40、40が下降すると、両支持アーム52が昇降軸40、40の 上端から離れる。このため、筒体60の下縁部と受け板32との間に挟まれた物 品には、筒体60のみの自重または、筒体60と支持体50との合計重量しか加 わらず、物品の破損は殆どない。
【0045】 また、昇降軸40を駆動しているパルスモータ43にも異常な負荷がかからず 、昇降軸40は、指定された位置まで円滑に下降する。 そして、筒体60および支持体50は、リンク機構53にガイドされて、受け 板32上の物品の減少にともなって除々に下降し、図10に示すように支持アー ム52が昇降軸40の上端に当接する位置、即ち設定された位置で停止する。 この下降動作によって、受け板32上の物品層厚が減少し、計量ホッパ3に対 する物品供給量も減少する。
【0046】 また、この運転中に例えば筒体60の下縁と受け板32との間に物品が引っ掛 かっている(ブリッジ状態)ことが、計量装置自身あるいは作業者等によって検 知されて、これを知らせるためのブリッジ信号が入力されると、制御装置70は 、パルスモータ43、43を駆動して、筒体60を所定距離だけ上昇させた後、 再び元の高さ位置まで戻す(ステップ6、7)。この昇降によって筒体60の下 縁と受け板32との間に引っ掛かっていた物品は、受け板32の外縁方向へ移動 し、ブリッジ状態は解消される。
【0047】 この筒体の戻し動作の際、受け板32上の物品に偏りが発生して、筒体60の 下縁の一部分が先に物品に当たるが、この下方からの力によって、筒体60は、 独立したリンク機構53、53によって図11に示すように、その下縁のほぼ全 周が物品に当たるような自然な角度で傾き、一部の物品に強い力を与えることは ない。この筒体60の傾きは、受け板上の物品の減少に応じて除々に修正され、 図10に示したように支持アームが昇降軸40に当接する位置まで下降した時点 でその傾きは無くなる。
【0048】 なお、運転中に、受け板32上の物品の高さが受光器66より下がると、新た な物品が供給コンベア80から供給されるので、筒体60の高さが変わらない状 態では、各直進フィーダ35上の物品の層厚はほとんど変化せず、一定時間の振 動によって、計量ホッパ3へ供給される物品の量はほぼ一定となる。また筒体6 0の上昇とともに、投受光器65、66も上昇するため、筒体60内の物品量は 、ほぼ一定となりその下縁によって分散フィーダ31の層厚が規制されている状 態が安定して継続する。
【0049】 なお、前記実施例では、2本の昇降軸40、40を連動させて、筒体60を昇 降させていたが、3つ以上の昇降軸で筒体を昇降させてもよい。
【0050】 また、前記実施例の昇降駆動装置は、パルスモータ43の駆動歯車と昇降軸4 0のラック溝とを噛合わせ、パルスモータを駆動することによって、昇降軸を昇 降駆動していたが、この駆動機構は、本考案を限定するものでなく、他の昇降駆 動機構を用いてもよい。
【0051】 また、筒体60の高さを手動操作で可変したり、計量部の計量結果の平均値の 変化等に追従させて自動可変するようにしてもよい。また、筒体の形状は、前記 実施例に限定されるものでなく、各部の形状等についても、本考案の要旨を逸脱 しない範囲で種々の変形が可能である。
【0052】
以上説明したように、本考案の分散供給装置は、筒体の各支持アームと昇降軸 との間をリンク機構によって、上下方向に自由度のある状態で連結しているので 、筒体と分散フィーダとの間に物品がある状態で昇降軸が下降駆動されても、支 持アームと昇降軸とが上下に離間して、筒体は自重のみで下降するので、物品を 破損するような無理な力がかからず、また、昇降軸を駆動する昇降駆動装置にも 余分な負荷がかからず、安定に動作させることができる。
【図1】本考案の一実施例の側面図
【図2】一実施例の平面図
【図3】一実施例の要部の拡大斜視図
【図4】一実施例の制御部の構成を示すブロック図
【図5】図4の制御部の処理手順の一例を示すフローチ
ャート図
ャート図
【図6】一実施例の動作を説明するための側面図
【図7】一実施例の動作を説明するための側面図
【図8】一実施例の動作を説明するための要部側面図
【図9】一実施例の動作を説明するための要部側面図
【図10】一実施例の動作を説明するための要部側面図
【図11】一実施例の動作を説明するための要部側面図
【図12】従来装置の概略側面図
1 筐体 30 分散供給装置 31 分散フィーダ 32 受け板 33 振動器 35 直進フィーダ 37 搬送台 40 昇降軸 41 ラック溝 42 センサ板 43 パルスモータ 45 上限位置センサ 46 下限位置センサ 50 支持体 51、56 筒受け部 52 支持アーム 53 リンク機構 54、55 リンク材 60 筒体 61 上筒体 63 下筒体 65 投光器 66 受光器
Claims (1)
- 【請求項1】基台と、 前記基台上に取付けられ、受け板を振動させて、該受け
板上の物品を周縁部に向けて搬送する分散フィーダと、 前記基台上に取付けられ、前記分散フィーダの前記受け
板の周縁部から搬出される物品をそれぞれ所定方向に搬
送する複数の直進フィーダと、 前記分散フィーダの受け板の上方に配置され、上方から
供給される物品を前記受け板上へ通過させる筒体と、 前記筒体の外周から略水平方向に延設された複数の支持
アームと、 前記複数の支持アームの端部にそれぞれ下方から当接し
て、前記筒体を支持し、前記基台に対して昇降自在に形
成された複数の昇降軸と、 前記複数の昇降軸を同一方向に昇降させる昇降駆動装置
と、 前記各昇降軸の上部と各支持アームの端部との間を上下
方向の自由度をもってそれぞれ連結する複数のリンク機
構とを備えた分散供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134193U JP2560250Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 分散供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134193U JP2560250Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 分散供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078335U true JPH078335U (ja) | 1995-02-07 |
JP2560250Y2 JP2560250Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12605823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4134193U Expired - Fee Related JP2560250Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 分散供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560250Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117214169A (zh) * | 2023-10-12 | 2023-12-12 | 宁夏回族自治区食品检测研究院 | 油脂色泽酸价一体自动检测装置及使用方法 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP4134193U patent/JP2560250Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117214169A (zh) * | 2023-10-12 | 2023-12-12 | 宁夏回族自治区食品检测研究院 | 油脂色泽酸价一体自动检测装置及使用方法 |
CN117214169B (zh) * | 2023-10-12 | 2024-05-10 | 宁夏回族自治区食品检测研究院 | 油脂色泽酸价一体自动检测装置及使用方法 |
Also Published As
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---|---|
JP2560250Y2 (ja) | 1998-01-21 |
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