JPH0782917A - イベント施設 - Google Patents

イベント施設

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JPH0782917A
JPH0782917A JP25214493A JP25214493A JPH0782917A JP H0782917 A JPH0782917 A JP H0782917A JP 25214493 A JP25214493 A JP 25214493A JP 25214493 A JP25214493 A JP 25214493A JP H0782917 A JPH0782917 A JP H0782917A
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JP
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artificial
artificial turf
drum
laying
movable
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JP25214493A
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Shigeto Matsumoto
重人 松本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工芝敷設作業の能率化を図ると共に、人工
芝の格納の合理化を図る。 【構成】 人工芝敷設領域に面する可動観覧席3の内側
に広いスペース18を作る。人工芝敷設領域に対応する
大サイズの一枚物の人工芝4を巻き付けるようにしたド
ラム10を有する人工芝敷設装置5を、内側のスペース
18に格納させるようにして可動観覧席3に組み付け
る。人工芝敷設装置5を人工芝敷設領域の一端に位置合
わせした後、他端へ向けて移動させつつドラム10を回
転させて人工芝4を巻き解し、これにより人工芝4を敷
き詰める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可動観覧席を有するイベ
ント施設に関するもので、特に、そのイベントに応じて
人工芝を敷設することができるようにしたイベント施設
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】イベント施設としての多目的ホールにお
いては、観覧席を、前後方向あるいは左右方向へ移動さ
せることにより展張、格納させるようにして、そのホー
ルを多目的に使用できるようにすることが従来より実施
されてきている。
【0003】又、上記多目的ホールでは、近年、そのイ
ベントに応じて、合成樹脂を素材とする芝材をマット材
に植立させてなる人工芝を、床上に一時的に敷設するこ
とが行われるようになってきている。
【0004】上記人工芝をホールの床上に一時的に敷設
する場合、従来では、たとえば、幅が3〜4mで所要の
長さとした人工芝を予めロール状に巻いておき、これを
作業員が人工芝敷設領域まで運び、ころがすようにして
巻き解す作業を行うことにより、順次敷き詰めて行く方
式が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
人工芝敷設方式の場合、人工芝を巻いた多数のロールを
人海戦術で巻き解して行くものであり、更に、巻き解し
て敷いた各人工芝同士の継ぎ目を、足をひっかけたりす
る危険がないように処理する作業を行わなければなら
ず、したがって、比較的狭い範囲の敷設作業であっても
多大の労力及び時間を要する問題がある。又、上記人工
芝のロールを巻き解す作業をトラクター等を用いて行う
場合もあるが、継ぎ目の処理作業はやはり人手作業とな
るため、能率向上には限度があった。更に、上記多数の
人工芝は常時使用状態とするものではないので、不使用
時にはロール状に巻いて保管しておく必要があり、その
ために専用の格納場所を確保しておかねばならず、スペ
ース的な面でも問題がある。特に、上述したような可動
観覧席を有するイベント施設では可動観覧席の格納場所
の問題と相俟って人工芝を巻いた多数のロールの保管場
所の問題は、空間の有効利用の面で重要な課題の一つと
なっている。
【0006】そこで、本発明は、可動観覧席を有するイ
ベント施設において、必要に応じて人工芝を敷設するに
際して継ぎ目の処理作業の問題をなくして少人数にて能
率よく実施できるようにし、且つ不使用時の人工芝の格
納問題をも同時に解決することができるようにしようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、前後方向へ移動させることにより展張、
格納できるようにしてある可動観覧席を有するイベント
施設において、人工芝敷設領域に面する所要位置の可動
観覧席の内側に広いスペースを形成し、該可動観覧席
に、人工芝敷設領域に対応するよう長さ及び幅サイズを
大きくした一枚物の人工芝を巻き付けるようにしたドラ
ムと、該ドラムを左右の台車上で回転駆動可能に支持す
るようにした左右の架台とからなる人工芝敷設装置を、
上記スペース内に格納させるようにして一体に組み付け
てなる構成とする。
【0008】
【作用】人工芝を敷設する場合は、先ず、人工芝敷設装
置を可動観覧席と一体に人工芝敷設領域の一端地点まで
移動させる。しかる後、人工芝敷設領域の他端地点へ向
けて人工芝敷設装置を移動させる。この際、この移動に
伴わせてドラムを回転させ、ドラムから人工芝を巻き解
して行く。これにより、人工芝敷設装置が人工芝敷設領
域の他端地点に到着した時点で、人工芝敷設領域全体に
人工芝が敷き詰められることになる。上記人工芝敷設装
置は可動観覧席の内側スペースに常時格納されている状
態であるため、スペース的に有利となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、固定観覧席1の下に、該固定観覧席1の前端部が
庇状になるようにピット2を構築し、該ピット2に格納
したり、ピット2内から前方へ移動させることにより展
張させられるようにした可動観覧席3を有する多目的ホ
ールの如きイベント施設において、人工芝敷設領域の少
なくとも一側に面する可動観覧席3の内側に広いスペー
ス18を形成し、該スペース18に、人工芝敷設領域に
人工芝4を一遍に敷設することができるようにした人工
芝敷設装置5を格納し、可動観覧席3と人工芝敷設装置
5が一体的に移動できるようにする。
【0011】詳述すると、上記人工芝敷設装置5は次の
如き構成としてある。すなわち、ウレタンゴム製の複数
のタイヤ6を有し走行駆動モータ7の駆動で走行させら
れるようにした左右の台車8上に、それぞれ架台9を立
設し、該左右の架台9の上面部間に、所要の直径及び幅
寸法(軸方向長さ)とした長大なドラム10を、それぞ
れ軸受11を介し回転自在に担持させ、該ドラム10
に、人工芝敷設領域の幅及び長さに対応させた大サイズ
の一枚物の人工芝4を巻き付けるようにし、且つ上記ド
ラム10の両端面部に、内歯ギヤ12をそれぞれ設ける
と共に、該内歯ギヤ12に噛合させたピニオンギヤ13
を、上記架台9の外側部に設置した回転駆動モータ14
の軸に取り付けて、該回転駆動モータ14の駆動でピニ
オンギヤ13を回転させることにより、内歯ギヤ12と
一体にドラム10が回転させられてドラム10に巻き付
けた人工芝4を巻き戻して敷設させられるようにしてあ
る。又、敷設された人工芝4をドラム10に巻き取ると
きに人工芝4の一端をドラム10に保持させる機構とし
て、たとえば、上記ドラム10の周壁部の幅方向所要間
隔位置に、ドラム10の内側に設置した電動ジャッキ1
5の作動によってドラム10の外周面より径方向へ出し
入れさせられるようにしたクランプ爪16を設け、上記
人工芝4の巻き始めの先端部をクランプ爪16にてクラ
ンプさせられるようにしてある。
【0012】更に、人工芝敷設領域に面する可動観覧席
3は、骨組枠構造とした支持架構17で多数の座席19
を多段に配列支持する構成として、該可動観覧席3の内
側に広いスペース18を形成させ、該スペース18内に
上記人工芝敷設装置5を格納させるように、該人工芝敷
設装置5の左右の台車8間上に、可動観覧席3の支持架
構17を載置して支持させ、上記台車8を人工芝敷設装
置5と可動観覧席3とで共用させるようにして、人工芝
敷設装置5と可動観覧席3とが一体に移動できるように
する。
【0013】床20上の所定の人工芝敷設領域に人工芝
4を敷設する場合には、先ず、可動観覧席3と一体の人
工芝敷設装置5を図1の二点鎖線で示す如く前方へ移動
させて人工芝敷設領域の端に位置させるようにする。こ
の場合、左右の台車8の走行駆動モータ7を駆動して台
車8を走行させ、ドラム10を人工芝敷設領域の一端地
点に位置合わせさせるようにする。
【0014】しかる後、左右の走行駆動モータ7を同期
駆動して台車8の走行を介し人工芝敷設装置5を人工芝
敷設装置5の他端地点へ向けて移動させるようにすると
同時に、左右の回転駆動モータ14を同期駆動してドラ
ム10を所要方向へ回転させるようにする。この際、台
車8の走行速度にドラム10の回転速度をマッチングさ
せるようにコントロールさせるようにする。台車8の走
行に伴って人工芝4がドラム10から巻き解されて人工
芝4の端が床20上に敷かれると、適宜手段により人工
芝4の端を押えた状態にして、人工芝4をドラム10か
ら順次巻き解して順次敷設させて行くことにより、台車
8が直線的に走行してドラム10が人工芝敷設領域の他
端地点に到着した時点で、人工芝4が人工芝敷設領域上
に全面的に敷き詰められた状態となる。
【0015】敷設作業終了後は、可動観覧席3の使用の
有無に応じて、可動観覧席3の展張位置あるいはピット
2内への格納位置まで台車8を逆方向に走行させて、人
工芝敷設装置5と可動観覧席3とを一体に移動位置させ
るようにする。
【0016】上記において、人工芝敷設装置5のドラム
10は、人工芝敷設領域に対応する大きさの一枚物の人
工芝4が巻き付けられるようにしてあるため、台車8の
走行に伴わせて巻き戻し回転させることにより、上記人
工芝4を人工芝敷設領域全体に対し一遍に敷設すること
ができる。したがって、従来方式の如く、継ぎ目を処理
する作業は不要であり、それに伴う作業員も不要である
ため、少人数により短時間にて人工芝4を敷設すること
ができる。又、人工芝敷設装置5は可動観覧席3の内側
のスペース18内に常時格納されているように組み付け
てあるため、空間の有効利用の面で極めて有利である。
【0017】一方、上記敷設した人工芝4を撤去する場
合には、先ず、人工芝敷設装置5を可動観覧席3と一体
に人工芝敷設領域の他端地点である巻き解し最終地点ま
で走行移動させる。次に、人工芝4の端部をドラム10
の外周部のクランプ爪16にてクランプさせる等、人工
芝4の端をドラム10に保持させた後、ドラム10を巻
き取り方向に回転させつつ台車8をピット2の方向へ逆
走させるようにする。これにより、幅の広い人工芝4を
一様にドラム10に巻き付けながら撤去して行くことが
できる。
【0018】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、人工芝敷設装置5のドラム10の回転
駆動方式、台車8の走行駆動方式は図示し説明した以外
の方式であってもよいこと、又、台車8は無駆動として
押し引きする方式としてもよいこと、更に、実施例で
は、イベント施設として多目的ホールの場合について示
したが、競技場等、他の施設についても同様に実施でき
ること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のイベント施設
によれば、人工芝敷設領域に面する所要位置の可動観覧
席を、内部に広いスペースを形成させた構成とし、且つ
該可動観覧席に、人工芝敷設領域に対応する大サイズの
一枚物の人工芝を巻き付けるようにしたドラムを有して
移動できるようにした人工芝敷設装置を、上記スペース
内に格納させるようにして一体に組み付けたので、可動
観覧席と一体の人工芝敷設装置を、人工芝敷設領域の一
端地点から他端地点へ向けて移動させながら、ドラムか
ら人工芝を巻き解して行くことにより、人工芝敷設領域
に対して人工芝を継ぎ目処理することなく全面的に敷き
詰めることができ、一方、逆にドラムに人工芝を巻き取
らせながら人工芝敷設装置を逆方向へ移動させることに
よって人工芝の撤去を行うことができ、したがって、多
大な労力を要することなく、少人数にて短時間で人工芝
の敷設及び撤去を行うことができ、又、上記人工芝敷設
装置は可動観覧席の内側のスペースに常時格納された状
態であることから、他所に格納場所を確保させる必要が
なくて施設の空間の有効利用の面で極めて有利となる、
等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイベント施設の一実施例を示す概要図
である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【符号の説明】
3 可動観覧席 4 人工芝 5 人工芝敷設装置 8 台車 9 架台 10 ドラム 14 回転駆動モータ 18 スペース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向へ移動させることにより展張、
    格納できるようにしてある可動観覧席を有するイベント
    施設において、人工芝敷設領域に面する所要位置の可動
    観覧席の内側に広いスペースを形成し、該可動観覧席
    に、人工芝敷設領域に対応するよう長さ及び幅サイズを
    大きくした一枚物の人工芝を巻き付けるようにしたドラ
    ムと、該ドラムを左右の台車上で回転駆動可能に支持す
    るようにした左右の架台とからなる人工芝敷設装置を、
    上記スペース内に格納させるようにして一体に組み付け
    てなることを特徴とするイベント施設。
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