JPH0782858A - パネル組立体用パネル素子 - Google Patents
パネル組立体用パネル素子Info
- Publication number
- JPH0782858A JPH0782858A JP5182103A JP18210393A JPH0782858A JP H0782858 A JPH0782858 A JP H0782858A JP 5182103 A JP5182103 A JP 5182103A JP 18210393 A JP18210393 A JP 18210393A JP H0782858 A JPH0782858 A JP H0782858A
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- JP
- Japan
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- panel
- panel element
- stringer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は厚くても結合力が低下しない
パネル組立体用パネル素子を得るにある。 【構成】 両端湾曲部の端縁部分を他の部分に比べ薄く
してその剛性を低下せしめた平面状パネル素子。上記両
端湾曲部の内面にはその端縁に接近した位置で突起を有
する。
パネル組立体用パネル素子を得るにある。 【構成】 両端湾曲部の端縁部分を他の部分に比べ薄く
してその剛性を低下せしめた平面状パネル素子。上記両
端湾曲部の内面にはその端縁に接近した位置で突起を有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパネル組立体用パネル素
子、特にパネル素子同志及びパネル素子とストリンガー
間の結合力を強化せしめたパネル組立体用パネル素子に
関するものである。
子、特にパネル素子同志及びパネル素子とストリンガー
間の結合力を強化せしめたパネル組立体用パネル素子に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特公昭46−3434号公
報に示される建物パネル組立体であって、1はU字状断
面の縦長のストリンガー、2はこのストリンガー1に縦
方向に互いに離間して形成した耳状突部、3,4はこの
耳状突部2の上面及び耳状突部2相互間に形成される溝
部に夫々嵌合される両端が弧状に湾曲されたトップパネ
ル素子及びボトムパネル素子を示す。
報に示される建物パネル組立体であって、1はU字状断
面の縦長のストリンガー、2はこのストリンガー1に縦
方向に互いに離間して形成した耳状突部、3,4はこの
耳状突部2の上面及び耳状突部2相互間に形成される溝
部に夫々嵌合される両端が弧状に湾曲されたトップパネ
ル素子及びボトムパネル素子を示す。
【0003】このようなパネル組立体では、ストリンガ
ー1に組み込まれた互いに隣接するパネル素子の湾曲端
部が互いに重なり合い両者の結合度を高めている。
ー1に組み込まれた互いに隣接するパネル素子の湾曲端
部が互いに重なり合い両者の結合度を高めている。
【0004】また、このパネル素子は厚さ0.6mm程
度のアルミニウム等の金属板で形成されているが、上記
ストリンガーはそのままで、パネル素子のみを金属に代
えてポリカーボネート等のプラスチックを用い押し出し
成形により形成することが要望されている。
度のアルミニウム等の金属板で形成されているが、上記
ストリンガーはそのままで、パネル素子のみを金属に代
えてポリカーボネート等のプラスチックを用い押し出し
成形により形成することが要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、プラスチ
ック板は強度の問題からあまり薄くできず、その厚さは
1.5mm程度以上とする必要がある。このように1.
5mm程度以上の厚さのパネル素子を用いた場合には、
パネル素子の剛性が強いため、図6に示すようにパネル
素子をストリンガー1に組み込んだ場合、トップパネル
素子3の湾曲端部がボトムパネル素子4の湾曲端部の端
縁によって押し上げられ、トップパネル素子3の湾曲端
部の端縁がボトムパネル素子4の湾曲端部に接触せず、
両者は一点でのみ接するようになり、図7に示すように
薄いパネル素子を用いた場合の2点接触に比べてその結
合力が劣るばかりでなく、トップパネル素子3が変形し
てしまう欠点があった。
ック板は強度の問題からあまり薄くできず、その厚さは
1.5mm程度以上とする必要がある。このように1.
5mm程度以上の厚さのパネル素子を用いた場合には、
パネル素子の剛性が強いため、図6に示すようにパネル
素子をストリンガー1に組み込んだ場合、トップパネル
素子3の湾曲端部がボトムパネル素子4の湾曲端部の端
縁によって押し上げられ、トップパネル素子3の湾曲端
部の端縁がボトムパネル素子4の湾曲端部に接触せず、
両者は一点でのみ接するようになり、図7に示すように
薄いパネル素子を用いた場合の2点接触に比べてその結
合力が劣るばかりでなく、トップパネル素子3が変形し
てしまう欠点があった。
【0006】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパネル組立体用
パネル素子は、両端部を弧状に湾曲せしめた平面状パネ
ル素子本体と、この本体部分より薄くした両端部端縁部
分とより成ることを特徴とする。
パネル素子は、両端部を弧状に湾曲せしめた平面状パネ
ル素子本体と、この本体部分より薄くした両端部端縁部
分とより成ることを特徴とする。
【0008】また、本発明のパネル組立体用パネル素子
においては、上記両端部は、その端縁に接近した内面位
置に突起を有することを特徴とする。
においては、上記両端部は、その端縁に接近した内面位
置に突起を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明のパネル組立体用パネル素子
は、両端部を弧状に湾曲せしめた平面状パネル素子本体
と、上記両端部の内面に、その端縁に接近して形成した
突起とより成ることを特徴とする。
は、両端部を弧状に湾曲せしめた平面状パネル素子本体
と、上記両端部の内面に、その端縁に接近して形成した
突起とより成ることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0011】本発明においては図1に示すようにパネル
素子3,4を例えば厚さ1.5mmのポリカーボネート
板により形成し、その湾曲端部の端縁部分5を例えば5
mmの長さに亘り厚さ1.2mmと若干薄くする。
素子3,4を例えば厚さ1.5mmのポリカーボネート
板により形成し、その湾曲端部の端縁部分5を例えば5
mmの長さに亘り厚さ1.2mmと若干薄くする。
【0012】本発明のパネル組立体用パネル素子は上記
のような構成であるから、パネル素子をストリンガー1
に組み込んだ場合その湾曲端縁部分5の剛性が弱く、薄
いパネル素子を用いた場合と同様、隣接するパネル素子
の湾曲端部と2点で互いに接するようになり、結合力の
低下を防ぐことができる。
のような構成であるから、パネル素子をストリンガー1
に組み込んだ場合その湾曲端縁部分5の剛性が弱く、薄
いパネル素子を用いた場合と同様、隣接するパネル素子
の湾曲端部と2点で互いに接するようになり、結合力の
低下を防ぐことができる。
【0013】本発明の他の実施例においては、上記湾曲
端部の端縁部分を薄くすることなく、図2に示すように
パネル素子の湾曲端部内面にその端縁から例えば3mm
の位置で高さが例えば1mmの突起6を形成し、このよ
うなパネル素子をストリンガー1に組み込んだ場合、図
3に示すようにトップパネル素子3の突起6がボトムパ
ネル素子4の突起6を乗り越えて重なり合うようにす
る。
端部の端縁部分を薄くすることなく、図2に示すように
パネル素子の湾曲端部内面にその端縁から例えば3mm
の位置で高さが例えば1mmの突起6を形成し、このよ
うなパネル素子をストリンガー1に組み込んだ場合、図
3に示すようにトップパネル素子3の突起6がボトムパ
ネル素子4の突起6を乗り越えて重なり合うようにす
る。
【0014】この例によれば両パネル素子の結合力を一
層大きくすることができる。
層大きくすることができる。
【0015】図4は上記他の実施例のパネル素子を、ボ
トムパネル素子を用いないストリンガーに組み込んだ場
合の説明図である。
トムパネル素子を用いないストリンガーに組み込んだ場
合の説明図である。
【0016】この場合には上記突起6がストリンガー1
の耳状突部2の下面凹部に係合し、パネル素子3はスト
リンガー1からみだりに外れないようになる。
の耳状突部2の下面凹部に係合し、パネル素子3はスト
リンガー1からみだりに外れないようになる。
【0017】なお、本発明の更に他の実施例では上記端
縁部分5を薄くし、更に上記突起6を設ける。
縁部分5を薄くし、更に上記突起6を設ける。
【0018】このようにすればその結合力を更に大きく
することができる。
することができる。
【0019】
【発明の効果】上記のように本発明のパネル組立体用パ
ネル素子によれば厚いパネル素子を用いてもパネル素子
同志及びパネル素子とストリンガー間の結合力が低下す
ることがない大きな利益がある。
ネル素子によれば厚いパネル素子を用いてもパネル素子
同志及びパネル素子とストリンガー間の結合力が低下す
ることがない大きな利益がある。
【図1】本発明のパネル組立体用パネル素子の正面図で
ある。
ある。
【図2】本発明のパネル組立体用パネル素子の他の実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図3】図2に示すパネル素子をストリンガーに組み込
んだ状態を示す説明図である。
んだ状態を示す説明図である。
【図4】図2に示すパネル素子をボトムパネル素子を用
いない他のストリンガーに組み込んだ状態を示す説明図
である。
いない他のストリンガーに組み込んだ状態を示す説明図
である。
【図5】従来のパネル素子を用いたパネル組立体の斜視
図である。
図である。
【図6】従来のパネル素子の結合状態説明図である。
【図7】従来のパネル素子の結合状態説明図である。
1 ストリンガー 2 耳状突部 3 トップパネル素子 4 ボトムパネル素子 5 湾曲端縁部分 6 突起
Claims (3)
- 【請求項1】 両端部を弧状に湾曲せしめた平面状パネ
ル素子本体と、この本体部分より薄くした両端部端縁部
分とより成ることを特徴とするパネル組立体用パネル素
子。 - 【請求項2】 上記両端部は、その端縁に接近した内面
位置に突起を有することを特徴とする請求項1記載のパ
ネル組立体用パネル素子。 - 【請求項3】 両端部を弧状に湾曲せしめた平面状パネ
ル素子本体と、上記両端部の内面に、その端縁に接近し
て形成した突起とより成ることを特徴とするパネル組立
体用パネル素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182103A JP2563070B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | パネル組立体用パネル素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182103A JP2563070B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | パネル組立体用パネル素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0782858A true JPH0782858A (ja) | 1995-03-28 |
JP2563070B2 JP2563070B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=16112395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5182103A Expired - Fee Related JP2563070B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | パネル組立体用パネル素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563070B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5182103A patent/JP2563070B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2563070B2 (ja) | 1996-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |