JPH078282U - ディスクジャケット - Google Patents
ディスクジャケットInfo
- Publication number
- JPH078282U JPH078282U JP3856993U JP3856993U JPH078282U JP H078282 U JPH078282 U JP H078282U JP 3856993 U JP3856993 U JP 3856993U JP 3856993 U JP3856993 U JP 3856993U JP H078282 U JPH078282 U JP H078282U
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- JP
- Japan
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- plate portion
- disc
- core material
- back plate
- front plate
- Prior art date
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】内部のディスク接触面に段差がなく、したがっ
て収納されたディスクのシール面を傷つけることなく、
さらに例えば外部から曲げの力がかかった場合などにデ
ィスクにまでその力がかかってしまうのを保護すること
ができるディスクジャケットを提供する。 【構成】ディスクジャケット11は、厚紙によって構成
され、一辺が連続する2枚の略正方形からなる表板部1
2及び裏板部13を有する袋状物であって、表板部12
の対向する二辺12a、12bにそれぞれ舌片14と芯
材片15とが連設されるとともに、この舌片14と芯材
片15とが重なることなく近接配置されて裏板部13に
固着されている。
て収納されたディスクのシール面を傷つけることなく、
さらに例えば外部から曲げの力がかかった場合などにデ
ィスクにまでその力がかかってしまうのを保護すること
ができるディスクジャケットを提供する。 【構成】ディスクジャケット11は、厚紙によって構成
され、一辺が連続する2枚の略正方形からなる表板部1
2及び裏板部13を有する袋状物であって、表板部12
の対向する二辺12a、12bにそれぞれ舌片14と芯
材片15とが連設されるとともに、この舌片14と芯材
片15とが重なることなく近接配置されて裏板部13に
固着されている。
Description
【0001】
本考案は、例えば光学式ビデオディスク等のディスクを1枚収納するシングル タイプのディスクジャケットに関する。
【0002】
近年、例えば光学式ビデオディスク等のディスクが普及してきている。 一般に、ディスクは厚紙製のディスクジャケットに収納されている。このディ スクジャケットには1枚のディスクを収納するシングルタイプのものと、2枚の ディスクを収納するダブルタイプのものとがある。
【0003】 従来のシングルタイプのディスクジャケット20は、図5にその断面が示され るような、連続する表板部21と裏板部22とをいわゆる袋状に形成したもので あった。このディスクジャケット20は、表板部21の両側部に連続する舌片2 1a、21aを折り返し、そこに裏板部22を固着させて袋状にされていた。
【0004】
しかしながら、上記のような従来のディスクジャケット20は、折り返した舌 片21a、21aの端部21b、21bが裏板部22に対してその厚さt2 分の 段差を生じ、この段差がディスクの記録面に当接して傷をつけ、再生時に悪影響 を与えるとともに外観を悪化させるという問題があった。
【0005】 また、ディスクは一般的に厚さが薄いものであるので、表板部21と裏板部2 2との二枚の厚紙だけでは、例えば外部から曲げの力がかかった場合などにディ スクにまでその力がかかって変形したり、再生上のトラブルを誘発したりすると いう問題があった。
【0006】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものでその目的は、ディスクジャケット の内部のディスク接触面に段差がなく、したがって収納されたディスクの記録面 を傷つけることなく、さらに例えば外部から曲げの力がかかった場合などにディ スクにまでその力がかかってしまうのを保護することができるディスクジャケッ トを提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するため本考案のディスクジャケットは、一辺が連続する2枚 の略正方形からなる表板部及び裏板部を有する袋状物であって、前記表板部また は裏板部のいずれか一方の対向する二辺にそれぞれ舌片と芯材片とが連設される とともに、この舌片と芯材片とが重なることなく近接されて前記表板部または裏 板部の他方の内側に固着されてなる。
【0008】 また、本考案の好ましい態様においては、前記舌片と前記芯材片との長辺は、 前記表板部または裏板部の一辺と略等しく、前記舌片の短辺は、前記芯材片の短 辺より短い。
【0009】
本考案のディスクジャケットに、ディスクを収納した場合、ディスクジャケッ ト内部で舌片と芯材片とが重なることなく近接配置されて表板部または裏板部の 内側に固着されていて段差がないので収納されたディスクの記録面が傷つけられ ない。
【0010】 また、舌片と芯材片とが重なることなく近接配置されて表板部または裏板部の 内側に固着されていることから、表板部または裏板部のほぼ全面が舌片及び芯材 片により補強され、例えば外部から曲げの力がかかった場合などに収納されたデ ィスクにまでその力がかかってしまうのが保護される。
【0011】
以下、実施例により、本考案を詳細に説明する。 図1、図2には本考案のディスクジャケットの一実施例が示されている。図1 は本考案の一実施例を示す斜視図であり、図2は図1のA−A線による断面図で ある。
【0012】 このディスクジャケット11は、厚紙によって構成され、一辺が連続する2枚 の略正方形からなる表板部12及び裏板部13を有する袋状物であって、表板部 12の対向する二辺12a、12bにそれぞれ舌片14と芯材片15とが連設さ れるとともに、この舌片14と芯材片15とが重なることなく近接配置されて裏 板部13に固着されている。なお、この実施例においては、表板部12に舌片1 4と芯材片15とが連設され、これらが裏板部13に固着されているが、舌片1 4と芯材片15とは裏板部13に連設され、表板部12に固着されていてもよい 。
【0013】 このディスクジャケット11は、舌片14と芯材片15とが重なることなく近 接配置されて裏板部13に固着されていて、ディスクジャケット11の内側、す なわちディスクRが収納され、接触する面に厚紙の厚さ分の段差がなく、また、 裏板部13のほぼ全面が、舌片14と芯材片15とによりいわゆる二枚重ねの状 態を構成して補強されることになり、例えば外部から曲げの力がかかった場合な どに収納されたディスクRにまでその力がかかってしまうことが保護される。
【0014】 また、舌片14と芯材片15との長辺L1 、L2 は、表板部12の一辺Lと略 等しく、舌片14の短辺L3 は、芯材片15の短辺L4 より短い。なお、舌片1 4と芯材片15とが重なることなく近接配置されるので、舌片14の短辺L3 と 、芯材片15の短辺L4 との和は表板部12または裏板部13の一辺LまたはL 5 と略等しい。また、舌片14の短辺L3 の長さは、裏板部13に固着可能な程 度に短くしておくことが好ましく、例えば表板部12の一辺Lの1/20〜3/10程度 にしておくのが好ましい。舌片14の短辺L3 の長さが短いと、重なることなく 近接配置される舌片14と芯材片15との対向部12cの位置がディスクジャケ ットの端部側となり、円盤状のディスクRを収納した際にディスクRの周辺部に 対向部12cが位置することになり、ディスクRの記録面への接触可能性が小さ くなり、したがって、ディスクRの記録面を傷つける可能性がより小さくなる。 また、重なることなく近接配置される舌片14と芯材片15との対向部12cの 位置がディスクジャケットの端部側にあると外観的にも優れたものとなる。さら に、舌辺14の短辺L3 の長さが短いと、折り返した舌片14が元に戻ろうとす る力が作用し、収納されたディスクRの記録面への接触可能性がより小さくなる 。
【0015】 つぎに、図3、図4により、ディスクジャケット11を製造する方法を説明す る。図3はディスクジャケット11を展開したものを示す平面図、図4はそれを 組立る方法を示す斜視図である。
【0016】 ディスクジャケット11は、折り返し部13aを介して連続する二枚の略正方 形からなる表板部12及び裏板部13と、表板部12の折り返し部13aとは異 なる対向する二辺のいずれか一方の辺にこの一方の辺を長辺として折り返し部1 4aを介して連続する略長方形の舌片14と、前記二辺の他方の辺にこの他方の 辺を長辺として折り返し部15aを介して連続する略長方形の芯材片15とから 構成される厚紙、プラスチックシート等の板状物を組み立てて製造される。この 実施例においては、厚紙を用いている。なお、折り返し部13a、14a、15 aには、収納するディスク(図示せず)の厚さに応じた所定の幅t1 をもたせて おく。また、所定の幅t1 をもたせて筋押しをしておくと、折り返しやすく、で きあがったさいの外観も優れたものとなるので好ましい。さらに、裏板部13の 一辺の長さL5 、舌片14の長辺L1 の長さ、芯材片15の長辺L2 の長さは、 表板部12とのそれぞれの接続部31、32、33、34、35、36でわずか に切欠いて、表板部12の一辺Lの長さより僅かに短くしておくのが好ましい。
【0017】 板状物を上記形に形成する方法は、型抜き等の方法が好ましく、そのさいに筋 押しも同時に行うのが好ましい。なお、板状物として厚紙を用いる場合、紙目は 表板部12と裏板部13とが連続する方向、すなわち矢印イの方向にするのが好 ましい。また、表板部12及び裏板部13の、袋状物に組み立てたさいに表面と なる側には、予め所望の文字や模様を形成しておくのが好ましい。
【0018】 この厚紙は、折り返し部14a、15aを介して舌片14と、芯材片15とを 折り返した後、折り返し部13aを介して裏板部13を折り返し、舌片14及び 芯材片15と、裏板部13とを接着させて固着させることにより組み立てられ、 図1に示されるディスクジャケット11が形成される。
【0019】
以上説明したように、本考案のディスクジャケットは、舌片と芯材片とが重な ることなく近接配置されているので、ディスクジャケットの内側である、収納さ れたディスクが接触する面に段差がなく、ディスクの記録面を傷つけることない 。
【0020】 また、表板部と裏板部の間のほぼ全面に舌片及び芯材片が設けられ補強されて いるので、例えば外部から曲げの力がかかった場合などにディスクにまでその力 がかかってしまうのを保護することができる。
【図1】本考案のディスクジャケットの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】図1を展開したものを示す平面図である。
【図4】図1のディスクジャケットを組立る方法を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来のディスクジャケットを示す断面図であ
る。
る。
11 ディスクジャケット 12 表板部 12a 対向する二辺の一方 12b 対向する二辺の他方 13 裏板部 14 舌片 15 芯材片
Claims (2)
- 【請求項1】一辺が連続する2枚の略正方形からなる表
板部及び裏板部を有する袋状物であって、前記表板部ま
たは裏板部のいずれか一方の対向する二辺にそれぞれ舌
片と芯材片とが連設されるとともに、この舌片と芯材片
とが重なることなく近接されて前記表板部または裏板部
の他方の内側に固着されてなるディスクジャケット。 - 【請求項2】前記舌片と前記芯材片との長辺は、前記表
板部または裏板部の一辺と略等しく、前記舌片の短辺
は、前記芯材片の短辺より短い請求項1記載のディスク
ジャケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993038569U JP2589248Y2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ディスクジャケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993038569U JP2589248Y2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ディスクジャケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078282U true JPH078282U (ja) | 1995-02-03 |
JP2589248Y2 JP2589248Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12528935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993038569U Expired - Fee Related JP2589248Y2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ディスクジャケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589248Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010143616A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Ichikudo Printing Co Ltd | ディスク状被収納物のパッケージ |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP1993038569U patent/JP2589248Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010143616A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Ichikudo Printing Co Ltd | ディスク状被収納物のパッケージ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2589248Y2 (ja) | 1999-01-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |