JPH078267B2 - 調理装置用温度制御装置 - Google Patents

調理装置用温度制御装置

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JPH078267B2
JPH078267B2 JP63248936A JP24893688A JPH078267B2 JP H078267 B2 JPH078267 B2 JP H078267B2 JP 63248936 A JP63248936 A JP 63248936A JP 24893688 A JP24893688 A JP 24893688A JP H078267 B2 JPH078267 B2 JP H078267B2
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ジー.セステ,シニア マリオ
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FUUDO OOTOMEESHON SAABISU TEKUNIKUSU Inc
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/12Deep fat fryers, e.g. for frying fish or chips
    • A47J37/1266Control devices, e.g. to control temperature, level or quality of the frying liquid
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1917Control of temperature characterised by the use of electric means using digital means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/20Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は調理装置の温度制御装置、さらに詳しくは適宜
の加熱手段により加熱する調理用オイルまたはショート
ニングを用いる例えばフライパン等の調理器具を使用す
るタイプの調理装置の為の温度制御装置に関する。
[従来の技術] 調理装置は例えば始動モード、アイドルモード及び調理
モードなどの操作モードを有し得る。
調理装置の調理器具は所望の調理温度または設定値温度
丁度に維持することが望ましいが、調理装置の始動時に
は調理装置における調理器具の温度を比較的低い温度か
ら当該の調理温度に上げなければならない。この初期段
階を調理装置の始動モードと呼んでいる。
調理装置では通常その調理器具を始動モードで設定値温
度以上の温度まで加熱しいわゆるオーバーシュート状態
に入る。調理装置のオーバーシュートは始動モードまた
は第1サイクルで最大となるのが普通である。
始動モードにおける過度のオーバーシュートを防止する
ために、従来の温度制御装置では調理器具が設定値温度
に至るまでに、あらかじめ設定した時間サイクルに基づ
いて加熱のオン、オフを反復させている。この加熱オン
オフの切換方式がいわゆるプロポーショニングである。
始動モード時のオーバーシュートを最小とするためには
設定値温度より十分低い温度でプロポーショニングを行
なう。なお、その間においてその加熱オンオフサイクル
を行なう設定値温度以下の温度レンジはプロポーショニ
ング帯域として知られている。
プロポーショニング帯域はオーバーシュートを抑えるが
それと同時に始動モードでの調理装置の加熱を鈍らせ
る。従来のプロポーショニング制御方法のうちには調理
モードにおける調理装置の加熱に対し望ましからざる影
響を与えているものもある。いづれにしても調理モード
で調理品を調理装置に入れた時、調理器具温度が急速に
低い温度が下がらぬようできるだけ素早く加熱すること
が望ましい。
[発明が解決しようとする課題] アネッツベルガー他の米国特許第3894483号は調理品を
調理装置に入れる時に調理中の調理器具の温度低下を、
調理サイクル開始の時は、常に加熱源を入り切りするこ
とにより最小とするものである。しかしながらそれで
は、調理器具の実際の温度とは関係なしにまた調理条件
にかかわらず所定時間加熱が行なわれるので、その結
果、温度低下を起こさせるには負荷が不十分な場合や、
温度がすでに設定値温度以上である場合はオーバーシュ
ートとなってしまう。
ある従来装置において、調理モードでなくアイドルモー
ドの場合に調理用オイルが選択温度に達すると加熱手段
を切って調理用オイル温度がこの選択温度よりわずかに
低い温度へ自然に下がるまで待つという方法が示されて
いるが、この従来装置はアイドル時すなわち調理操作に
使われていない場合、加熱要素の連続動作により調理用
オイル温度が選択温度を超過してしまう。この従来装置
はコエサー他の米国特許第4278872号に書かれている。
このコエサー他の提案は、加熱源のオンオフをパルス状
にすることにより一定の温度を維持することであって、
調理モード時このパルス状態はフル・オンモードにな
る。その場合、加熱源は調理の間フル・オンのままとな
り、調理サイクル完了とほぼ同時に設定値温度へ戻ると
いう状態が生じ得る。この際調理品を取り出した後は調
理装置の余熱により調理器具温度はオーバーシュート状
態となってしまう。
他の公知のプロポーショナル帯域制御装置では制御装置
が設定値温度と入力温度との差に比例した出力信号を発
生させる。この制御装置はタイムシーケンスの一部とし
て予めプログラムされているので制御プロセスが開始さ
れると、各種の制御方法が予め設定された時間サイクル
に基づいて実行される。この制御装置は米国カリフォル
ニア州カルバー市のワールインスツルメンツ.インコー
ポレイテッドのワール温度機器カタログ(1986−1987)
におけるワールの「適正な制御装置選択方法」という記
載に示されている。また米国特許第4636949号ロンガボ
ウは予め設定された時間サイクルに基づいて各種の制御
プログラムを実行する予めプログラムされた制御装置を
示している。
従って本発明の目的は、調理装置用の前述の従来の制御
装置の欠点の1つ以上を回避する、新規で改良型の温度
制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は、例えば始動モード、アイドルモー
ド、または調理モードなどの調理装置の操作モードに基
づく複数の異なる温度制御特性を持った調理装置用の、
新規で改良型の温度制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は最適温度制御を正確に達成するため
に、始動モード、アイドルモードまたは調理モードの一
つの間に生じる調理器具の実際の温度変化を感知するこ
とができ、種々のパラメータを利用することができる、
新規で改良形の調理装置用温度制御装置を提供すること
である。
本発明の他の目的はオーバーシュートを最小にするため
に始動モード時、制御パラメータを変え得る新規で改良
型の調理装置用温度制御装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] (1)請求項1に記載した発明に係る調理モードとアイ
ドルモードを有する調理装置用温度制御装置は、 調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードであるか否かを判定する手段と、 前記モード判定手段と前記感知手段とに反応して、前記
調理装置が前記調理モードである場合は前記調理モード
の少なくとも一部の間オン/オフ制御を用い、前記調理
装置がアイドルモードである場合はプロポーショナル帯
域制御を用いる手段と、 を具備する。
(2)請求項2に記載した発明に係る複数の異なる操作
モードを有する調理装置用温度制御装置は、 調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が始動モードまたはアイドルモードであるか否
かを判定する手段と、 前記モード判定手段に反応して、前記調理装置が前記始
動モードである場合第1可変通常温度パラメータを決定
する手段と、 前記モード判定手段に反応して、前記調理装置が前記ア
イドルモードである場合は前記第1可変温度パラメータ
と異なる第2可変実際温度パラメータを決定する手段
と、 を具備する。
(3)請求項3に記載した発明に係る複数の異なる操作
モードを有する調理装置用温度制御装置は、 調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードであるか否かを判定する手段と、 前記モード判定手段に反応して前記調理モードにおける
通常温度を決定する手段と、 前記感知手段に反応して、前記実際温度が前記通常温度
を決定する手段により決定された所定通常温度より高い
か否かを判定する手段と、 前記感知手段と、前記実際温度が前記所定通常温度より
高いか否か判定する手段とに反応して、前記調理モード
において前記実際温度が前記所定通常温度より高くない
場合前記加熱手段をオンに切換える手段と、 実際温度が前記所定通常温度より高いか否かを判定する
前記手段に反応して、前記実際温度が前記調理モードに
おいて前記所定通常温度より高い場合前記所定通常温度
を高めの所定温度に再決定する手段と、 を具備する。
(4)請求項4に記載した発明に係る複数の異なる操作
モードを有する調理装置用温度制御装置は、 調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードであるか否かを判定し、前記調理
装置が前記調理モードである場合にプロポーショニング
帯域温度パラメータを決定し、前記調理装置が前記調理
モードでない場合に異なった値のプロポーショニング帯
域温度パラメータを決定する為の手段と、 前記調理装置が前記調理モードである場合に前記調理器
具の実際の温度を決定し、それに応じて前記加熱手段を
制御する手段と、 を具備する。
(5)請求項5に記載した発明に係る調理装置用温度制
御装置は、請求項4記載の装置において、 前記調理器具の実際の温度の変化の割合に応じて前記調
理器具の実際の温度を決定するための手段を制御する手
段を包含することを特徴とする。
(6)請求項6に記載した発明に係る調理装置用温度制
御装置は、 調理器具を加熱する為の加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 前記感知手段に反応して、実際温度が所定通常温度より
高いか否かを判定する手段と、 前記感知手段と、実際温度が所定通常温度より高いが否
かを判定する前記手段とに反応して、前記実際温度が前
記所定通常温度より高い場合、前記感知手段により感知
される実際温度をある所定設定値温度と比較する手段
と、 前記比較手段に反応して、前記設定値温度と前記実際温
度との差に従って異なる複数の稼働サイクルにより前記
加熱手段をオン、オフを切換える手段と、 前記加熱手段のオン、オフを切換える前記手段は、前記
比較手段に反応して前記設定値温度と前記実際温度との
差が前記設定値温度と前記所定通常温度との差より大き
いか否かを判定し、前記実際温度が同じ温度のままか、
上昇したか、または下降したかを判定するために2つの
異なる時間における実際温度を比較する手段と、 を具備する。
(7)請求項7に記載した発明に係る始動モード、アイ
ドルモード及び調理モードを包含する複数の異なる操作
モードを有する調理装置用温度制御装置は、 調理器具の加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が始動モードであるか否かを判定する手段と、 前記始動モード判定手段に反応して、通常温度を始動モ
ード時にはアイドルモード時よりも低い温度に決定する
手段と、 前記感知手段に反応して、前記実際温度が所定通常温度
より高いか否かを判定する手段と、 前記感知手段と、前記実際温度が前記所定通常温度より
高いか否かを判定する前記手段とに反応して、前記感知
手段により感知される実際温度がアイドルモード時に前
記所定通常温度より高い場合、前記実際温度を所定設定
値温度と比較する手段と、 前記感知手段と前記実際温度が前記所定通常温度より高
いか否かを判定する前記手段とに反応して、前記実際温
度が始動モード時に前記所定通常温度より高くない場
合、前記加熱手段をオンに切換える手段と、 前記実際温度が始動モード時に前記所定通常温度より高
い場合、前記所定通常温度を高めの所定通常温度に再決
定する手段と、 前記所定設定値温度と前記実際温度との差に従って異な
る複数の稼働サイクルにより前記加熱手段のオン、オフ
を切換える手段と、 を具備する。
(8)請求項8に記載した発明に係る温度制御装置は、
請求項6記載の装置において、 前記加熱手段のオン、オフを切換える前記手段が、前記
実際温度が急速に上昇しているか否かを判定する手段を
包含することを特徴とする。
(9)請求項9に記載した発明に係るの温度制御装置
は、請求項8記載の装置において、 ライズフラグを設定する手段と、フォールフラグを設定
する手段と、ファストフラグを設定する手段と、スロー
フラグを設定する手段とを包含することを特徴とする。
(10)請求項10に記載した発明に係るの温度制御装置
は、請求項9記載の装置において、 前記加熱手段のオン、オフを切換える前記手段が、前記
実際温度が急速に上昇しない限り前記加熱手段をオンに
切換える手段を包含し、かつ、前記実際温度が急速に上
昇する場合は前記加熱手段をオフに切換える手段を包含
することを特徴とする。
(11)請求項11に記載した発明に係る始動モード、アイ
ドルモード及び調理モードを包含する複数の異なる操作
モードを有する調理装置用温度制御装置は、 調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードである場合を決定する手段と、 前記調理モード決定手段に反応し、通常温度を所定設定
値温度と等しくなるよう変更する手段と、 前記通常温度変更手段に反応して、前記実際温度が前記
設定値温度に所定オフセット温度を加えた値未満である
か否かを判定する手段と、 前記実際温度が前記設定値温度に所定オフセット温度を
加えた値未満であるか否かを判定する前記手段に反応し
て、前記実際温度が前記設定値温度に前記所定オフセッ
ト温度を加えた値未満である場合に前記加熱手段をオン
に切換える手段と、 を具備する。
(12)請求項12に記載した発明に係る温度制御装置は、
請求項11記載の装置において、 前記実際温度が前記設定値温度以上であるか否かを判定
する手段と、 前記実際温度が急速に上昇していない場合前記加熱手段
をオンで維持するために前記実際温度が急速に上昇する
か否かを判定する手段と、 をさらに具備することを特徴とする。
(13)請求項13に記載した発明に係る温度制御装置は、
請求項12記載の装置において、 前記実際温度が急速に上昇するか否かを判定する前記手
段が、前記実際温度が急速に上昇している場合に前記加
熱手段をオフに切換えることを特徴とする。
[作用] 上記のように構成された調理装置用温度制御装置は、調
理の複数の異なる操作モード、例えば始動モード、アイ
ドルモード、調理モード等を判定する手段によって、そ
の判定を行い、その判定された操作モードに対して、あ
らかじめ予定されているオン/オフ制御、プロポーショ
ナル帯域制御等の温度制御の選択あるいは切換を行なっ
て、調理器の実際温度の感知手段によって感知された温
度と判定されている操作モードに対応して決定された所
定通常温度とを比較判定し、調理器具を加熱する手段を
適宜オン、オフする。
[実施例] 本発明ならびに前記以外の本発明の目的をよりよく理解
し得るよう添付図面に基づき以下説明する。本発明の範
囲は特許請求の範囲にて指摘している。
図面を詳細に参照する前に下記の事が理解されるだろ
う。すなわち説明の都合上第2図〜第3図に示した調理
装置は例えばアナログ/デジタル変換器、中央処理ユニ
ット、プログラムメモリ、ランダムアクセスメモリ、タ
イミング、制御回路、入力/出力インターフェース装置
及びその他当業者なら容易に理解される中央処理ユニッ
トの操作に必要なデジタルサブシステム等のハードウエ
アを包含するマイクロプロセッサ部、を包含し利用す
る。このマイクロプロセッサ部は図示した各フローチャ
ートに従い作成されたコンピュータプログラムに基づき
動作する。
次に第1図においてマイクロコンピュータ10は、例えば
容量形キーボードを具備するキーボード11から入力を受
ける中央処理ユニットを包含する。
この調理装置は従来型の電源12、電源の電力が再入力さ
れた場合マイクロコンピュータをリセットする直流リセ
ット13、マイクロコンピュータ10にクロックパルスを与
えるクロック14、調理装置内の温度を感知する温度セン
サー回路15、アラーム16、英数字ディスプレイ17、及び
インジケータライト18を包含する。前記調理装置はさら
に、例えばドアスイッチ(図示せず)とドレン弁(図示
せず)の開閉位置とに反応し得る入力ステータス回路19
を包含する。前記マイクロコンピュータは、電熱手段ま
たはマイクロ波またはその他の加熱手段21、具体的には
例えばバーナーのガス弁を制御し得る出力リレー回路20
を制御する。前記調理装置はさらに、他の装置へのまた
は他の装置からの信号を伝達するためのコミュニケーシ
ョンポート22を包含する。
前記マイクロコンピュータ10は公知のさまざまなタイプ
のものを使用することができることは言うまでもない。
第2図(a)(b)(c)及び第3図に示したフローチ
ャートは前記マイクロコンピュータ10のプログラムのフ
ローチャートである。
第2図(a)に示したものは前記マイクロコンピュータ
10のフローチャートである。マイクロコンピュータ10は
第2図(a)のフローチャートに従いプログラムされて
いる。
マイクロコンピュータ10は、「パワーオン」のマイクロ
プロセッサの部分23と、「初期化及び制御パラメータ読
取り」のマイクロプロセッサの部分24とを有する。前記
「初期化及び制御パラメータ読取り」のマイクロプロセ
ッサの部分24は、メルトオンタイム、メルトオフタイ
ム、最小オンタイム、プロポーショナル帯域及び通常温
度、設定値温度、オフセット温度、メルトリミット温
度、並びに後に詳記するコールドスタートフラグ、ライ
ズフラグ、フォールフラグ、ファストフラグ、スローフ
ラグ等のステータスフラグ等のパラメータの値を決定す
る。
前記マイクロプロセッサの部分24は、「プローブ開?」
のマイクロプロセッサの部分25に接続される。プローブ
温度信号とは、温度センサーによって検出された調理油
の温度又は調理器具の温度である。前記マイクロプロセ
ッサの部分25は「プローブ温度信号」のマイクロプロセ
ッサの部分26に応答する。「プローブ開」(25)とは第
1図の温度センサー回路(15)が例えば断線しており、
温度検出ができない場合を表す。プローブが開の場合、
前記マイクロプロセッサの部分25の「イエス」出力が
「加熱オフ」のマイクロプロセッサの部分95を作動させ
加熱要素をオフに切換える。プローブが開でない場合、
前記マイクロプロセッサの部分25の「ノー」出力が「プ
ローブが短絡?」のマイクロプロセッサの部分27を作動
させる。「プローブが短絡」(27)とは第1図の温度セ
ンサー回路15が短絡(ショート)しており、温度検出が
できない場合を表す。プローブが短絡の場合は、前記マ
イクロプロセッサの部分27の「イエス」出力が前記「加
熱オフ」のマイクロプロセッサの部分95を作動させる。
前記マイクロプロセッサの部分25及び27の「イエス」出
力は温度制御を前記調理装置のバックアップサーモスタ
ットに切り換える。「制御伝達リレーをオフせよ」のマ
イクロプロセッサの部分28をも作動させる。プローブが
短絡していない場合は前記マイクロプロセッサの部分27
の「ノー」出力は「メルトサイクル作動中?」のマイク
ロプロセッサの部分29に接続される。メルトサイクルと
は、固体調理油を液体状に融かすプロセスを意味する。
前記「初期化及び制御パラメータ読取り」のマイクロプ
ロセッサの部分24も前記マイクロプロセッサの部分29に
接続され、メルトサイクルが作動中の場合、メルトサイ
クルフラグを加える。メルトサイクルが作動中でない場
合は前記マイクロプロセッサの部分29の「ノー」出力は
「コールドスタートフラグ設定?」のマイクロプロセッ
サの部分30に加えられる。
前記マイクロプロセッサの部分29の「イエス」出力は
「実プローブ温度がメルトリミット温度未満?」のマイ
クロプロセッサの部分31に接続される。「プローブ温度
信号」のマイクロプロセッサの部分26も前記マイクロプ
ロセッサの部分31の入力に接続される。
実プローブ温度がメルトリミット温度未満の場合、前記
マイクロプロセッサの部分31の「イエス」出力を「加熱
オフ」のマイクロプロセッサの部分91に接続される。前
記マイクロプロセッサの部分91の出力は「メルトオフタ
イム」のマイクロプロセッサの部分33に接続され加熱が
オフされる時間を制御する。前記マイクロプロセッサの
部分33の出力は「メルトオンタイム」のマイクロプロセ
ッサの部分35に接続された出力を有する「加熱オン」の
マイクロプロセッサの部分34に接続され、加熱がオンさ
れる時間を制御する。前記マイクロプロセッサの部分35
の出力は前記マイクロプロセッサの部分31の入力に接続
され、実プローブ温度がメルトリミット温度と等しい
か、またはそれより高くなるまで加熱のオン、オフは切
り換えられる。前記マイクロプロセッサの部分31の「ノ
ー」出力は「コールドスタートフラグ設定済?」のマイ
クロプロセッサの部分30に接続される。
コールドスタートフラグが設定されている場合は、前記
調理装置は始動モードである。前記マイクロプロセッサ
の部分30の「イエス」出力は「プロポーショニング帯域
を始動帯域に変更」のマイクロプロセッサの部分32に接
続される。例えば176.7℃(350゜F)の所定のプロポー
ショニング帯域は設定値温度より13.9℃(25゜F)低い
温度域である。始動帯域は前記設定値温度より低く前記
設定置温度までの例えば19.4℃(35゜F)の温度域であ
る。通常温度はアイドルモード時では前記設定置温度引
くプロポーショニング帯域として定義され、または始動
モード時では前記設定置温度引く始動帯域として定義さ
れる。メルトサイクル基準温度またはメルトリミット温
度は例えば典型的には57.2℃(135゜F)から82.2℃(18
0゜F)である。
最初低温であった調理油を一定の目標温度に加熱するた
めに、初期段階では連続的に加熱を行なうが、オーバー
シュートを防止するために、加熱の最終段階で加熱オン
オフ制御を行なう。この始動モードにおける加熱オンオ
フ制御を行なう温度帯域が始動帯域である。
一方、アイドルモードにおいて調理油の温度を一定の温
度範囲に維持するように加熱オンオフ制御を行なう。ア
イドルモードにおける加熱オンオフ制御を行なう温度帯
域がプロポーショニング帯域である。
前記マイクロプロセッサの部分32の出力は「温度が通常
温度より高い?」のマイクロプロセッサの部分93の入力
に接続される。前記マイクロプロセッサの部分93の「ノ
ー」出力は加熱要素をオンに切り換える「加熱オン」の
マイクロプロセッサの部分92に接続される。前記マイク
ロプロセッサの部分92の出力は前記マイクロプロセッサ
の部分93の入力に接続され、これにより、加熱は実際の
温度が通常温度より高くなるまでオン状態を維持する。
次に前記マイクロプロセッサの部分93は「イエス」出力
を「コールドスタートフラグをクリアせよ」のマイクロ
プロセッサの部分94に加える。
「コールドスタートフラグ設定済?」のマイクロプロセ
ッサの部分30の「ノー」出力は「温度が通常温度より高
い?」のマイクロプロセッサの部分93に接続される。
「コールドスタートフラグ設定済?」とは、装置が始動
モードにあるか否かを判別するために設けられている。
前記マイクロプロセッサの部分94は、前記マイクロプロ
セッサの部分30の出力から前記マイクロプロセッサの部
分93への信号に続き、次の前記マイクロプロセッサの部
分93の「イエス」出力に対応してコールドスタートフラ
グをクリアする。
第2図(b)は本発明の温度制御装置のアイドルルーチ
ンを示す。「コールドスタートフラグをクリアせよ」の
マイクロプロセッサの部分94の出力は「ヒートオンタイ
ムは最小ヒートオンタイムより大?」のマイクロプロセ
ッサの部分36に接続される。前記マイクロプロセッサの
部分36の「ノー」出力は前記マイクロプロセッサの部分
93の入力に接続され、新たな温度を読み取らせ、この温
度が前記通常温度より高い間、ヒートオンタイムが最小
ヒートオンタイムより大きくなるまで、加熱のオンを維
持する。マイクロプロセッサの部分36における「ヒート
オンタイム」とは、第2図(a)におけるマイクロプロ
セッサの部分92により「加熱オン」されてからマイクロ
プロセッサ37によって「加熱オフ」されるまでの時間を
いう。前記最小ヒートオンタイムは、燃焼が生じなくな
るなど不都合になるであろう加熱オンがショートサイク
ルすることを防止する。
前記マイクロプロセッサの部分36の「イエス」出力は
「ヒートオフタイムは2秒より大?」のマイクロプロセ
ッサの部分38に接続される出力を持った「加熱オフ」の
マイクロプロセッサの部分37に接続される。前記マイク
ロプロセッサの部分38の「ノー」出力は前記「加熱オ
フ」のマイクロプロセッサの部分37に接続され、加熱が
オンに切換わる前の最小遅れ(時間)例えば2秒を確保
する。それは加熱が前記最小遅れ(時間)より短めの時
間でオンに切換えられるとバルブによるバーナーの急速
なサイクル(燃焼)が生じるという不利益があるからで
ある。
前記マイクロプロセッサの部分38の「イエス」出力は、
実際温度と設定値温度との差ΔFを演算する「ΔF=設
定値温度(Ts)−実際温度演算」のマイクロプロセッサ
の部分39に接続される。
前記マイクロプロセッサの部分39の出力は例えば「ΔF
が1.11℃(2゜F)より大?」のマイクロプロセッサの
部分40に接続される。
差が例えば1.11℃(2゜F)より大きい場合前記マイク
ロプロセッサの部分40が「イエス」信号を「ΔFがプロ
ポーショニング帯域より大?」のマイクロプロセッサの
部分41に加える。マイクロプロセッサの部分41におい
て、実際温度が一定のプロポーショニング帯域の中に入
っているか否かを判断し、実際温度がプロポーショニン
グ帯域の下限値162.8℃(325゜F)よりも低い場合は第
2図(a)におけるマイクロプロセッサの部分92によっ
て「加熱オン」させる。実際温度がプロポーショニング
帯域の上限値すなわち、設定値温度176.7℃(350゜F)
よりも高い場合はマイクロプロセッサの部分42及び37に
より「加熱オフ」される。その結果、アイドルモードに
おける(調理油の)実際温度はプロポーショニング帯域
の中にあるように維持される。
実際温度と設定値温度との差がプロポーショニング帯域
より大きい場合は前記マイクロプロセッサの部分41が
「イエス」出力を前記「加熱オン」のマイクロプロセッ
サの部分92に加え加熱をオンに切り換える。
前記マイクロプロセッサの部分40の「ノー」出力は「実
際温度がTsより大?」のマイクロプロセッサの部分42に
も接続される、すなわち設定値温度(Ts)と実際温度と
の差が例えば1.11℃(2゜F)より高くない場合、信号
をマイクロプロセッサの部分42に加える。実際温度が設
定値温度(Ts)より高くない場合は前記マイクロプロセ
ッサの部分42の「ノー」出力が例えば「加熱オン8秒」
のマイクロプロセッサの部分43に加えられる。前記マイ
クロプロセッサの部分43の出力は、例えばマイクロプロ
セッサの部分39に接続される出力を有した「加熱オフ24
秒」のマイクロプロセッサの部分44に加えられる。この
マイクロプロセッサの部分39はΔFが例えば1.11℃(2
゜F)より大きくない時にマイクロプロセッサの部分4
3、44によって変化したΔFの演算を行なうものであ
る。従って、設定値温度が実際温度よりあまり高くな
く、例えば代表的に1.11℃(2゜F)高いときはアイド
ルルーチンは所定稼働サイクルによるパルス加熱と成
る。
前記マイクロプロセッサの部分42が実際温度が設定値温
度(Ts)より高いことを判定する場合は、前記マイクロ
プロセッサの部分42の「イエス」出力が前記「加熱オ
フ」のマイクロプロセッサの部分37に加えられ、その時
点の操作条件の下で加熱をオフに切換える。
「ΔFがプロポーショニング帯域より大?」のマイクロ
プロセッサの部分41の「イエス」出力は前記「加熱オ
ン」のマイクロプロセッサの部分92に接続され調理器具
の加熱を続ける。また前記マイクロプロセッサの部分41
の「ノー」出力は「勾配は下降中?」のマイクロプロセ
ッサの部分49に接続される。前記マイクロプロセッサの
部分49は、先に説明した温度勾配検出サブルーチンに基
づき例えば0か1の2進ビット値のいづれかに設定した
ライズ、フォール、ファスト、スローフラグ等の第4図
に示したステータスフラグを読取る。
前記マイクロプロセッサの部分49が温度勾配の下降を読
取ると前記マイクロプロセッサの部分49の「イエス」出
力は、アイドルモードでのプロポーションニング加熱ま
たはパルス加熱を中断し且つ「ヒートオンタイムが最小
値より大?」のマイクロプロセッサの部分48の入力に接
続された「加熱オン」のマイクロプロセッサの部分45に
加えられる。前記マイクロプロセッサの部分48の「ノ
ー」出力は前記「加熱オン」のマイクロプロセッサの部
分45の入力に接続される。また前記マイクロプロセッサ
の部分48の「イエス」出力はマイクロプロセッサの部分
39に接続され、ヒートオンタイムが最小より大の場合Δ
Fが計算される。
前記「勾配は下降中?」のマイクロプロセッサの部分49
の「ノー」出力は「勾配は上昇中?」のマイクロプロセ
ッサの部分46に加えられる。温度がそのままであること
を示す前記マイクロプロセッサの部分46の「ノー」出力
は、アイドルモードにおいてプロポーショニング加熱ま
たはパルス加熱を中断する前記「加熱オン」のマイクロ
プロセッサの部分45に加えられる。前記マイクロプロセ
ッサの部分46の「イエス」出力は、第4図のステータス
フラグを読取る「勾配は急?」のマイクロプロセッサの
部分47に加えられる。温度が急速に上昇していないこと
を示す前記マイクロプロセッサの部分47の「ノー」出力
は、アイドルモード時加熱をオンしプロポーショニング
加熱またはパルス加熱を中断させる前記「加熱オン」の
マイクロプロセッサの部分45に接続される。
調理器具の温度はアイドルモード時急速に上昇すること
が望ましいが過度のオーバーシュートをさけるために前
記マイクロプロセッサの部分47の「イエス」出力は、前
記「加熱オフ」のマイクロプロセッサの部分37に接続さ
れ、前記マイクロプロセッサ部37が加熱要素をオフし調
理器具温度を余熱で上昇させる。
第3図には適当なクロック部(図示せず)の制御の下に
アイドルモードを反復する間に例えば10秒ごとに温度勾
配検出を行なうためのマイクロプロセッサ部を示したフ
ローチャートを示している。「プローブ温度信号」51は
「温度を温度1レジスタに記憶せよ」のマイクロプロセ
ッサの部分50の入力に接続される。前記「温度を温度1
レジスタに記憶せよ」50の出力は例えば「ディレイ10
秒」のマイクロプロセッサの部分52に接続され、一方、
前記マイクロプロセッサの部分52は、前記「プローブ温
度信号」51に接続される入力を持った「更に現行温度を
温度2レジスタに記憶せよ」53に接続される。前記マイ
クロプロセッサレジスタ50の出力と前記マイクロプロセ
ッサレジスタ53の出力は「Δt=温度2−温度1」のマ
イクロプロセッサの部分54に接続される。従ってΔtす
なわち温度勾配は例えばディレイ10秒により行なわれる
10秒毎の温度比較により現わされる。前記マイクロプロ
セッサの部分54の出力は「Δtはゼロに等しいか?」の
マイクロプロセッサの部分55に接続される。前記マイク
ロプロセッサの部分55の「イエス」出力は温度変化なし
を示しており、「ファストフラグをゼロにセット」、
「ライズフラグをゼロにセット」、「フォールフラグを
ゼロにセット」、「スローフラグをゼロにセット」の
「変化なし」の、マイクロプロセッサの部分56に接続さ
れる。
この状態は第4図の表において「変化なし」及びライズ
フラグ、フォールフラグ、ファストフラグ、スローフラ
グをすべてゼロにセットして示している。前記マイクロ
プロセッサの部分56の出力は前記マイクロプロセッサの
部分またはレジスタ50に接続され、前記レジスタ50を作
動させて再度プローブ温度信号を読取らせ、前記マイク
ロコンピュータに新たに演算を行なわせる。この第2回
のプローブ温度信号読取り及びレジスタ50への記憶はク
ロック(図示せず)の下に完了し、例えば10秒毎に反復
される。
前記マイクロプロセッサの部分55の「ノー」出力は例え
ば「Δtは負か?」のマイクロプロセッサの部分57に接
続される。前記マイクロプロセッサの部分57の「イエ
ス」出力は例えば「Δtは−0.56℃(−1゜F)より大
?」のマイクロプロセッサの部分58に接続される。前記
マイクロプロセッサの部分58の「イエス」出力は「スロ
ーフラグをセット」、「フォールフラグをセット」、
「ファストフラグを0にリセット」、「ライズフラグを
0にリセット」の各マイクロプロセサ部を包含するとこ
ろの「スロー下降」のマイクロプロセッサの部分59に接
続される。前記マイクロプロセッサの部分59の出力は前
記マイクロプロセッサの部分50に接続される。
前記「Δtは−0.56℃(−1゜F)より大?」のマイク
ロプロセッサの部分58の「ノー」出力は、第4図に示し
た如くファストフラグ、フォールフラグをセットし、ラ
イズフラグを0に、スローフラグを0にリセットする
「急速下降」のマイクロプロセッサの部分60に接続され
る。前記マイクロプロセッサの部分60の出力は前記レジ
スタ50の入力に接続される。
前記マイクロプロセッサの部分57の「ノー」出力は、
「Δtは1.11℃(2゜F)以上か?」のマイクロプロセ
ッサの部分61に接続される。前記、マイクロプロセッサ
の部分61の「イエス」出力は、ファストフラグ、ライズ
フラグをセットし且つスローフラグを0に、フォールフ
ラグを0にリセット(第4図チャート参照)する「急速
上昇」のマイクロプロセッサの部分62に接続される。前
記マイクロプロセッサの部分62の出力は前記レジスタ50
に接続される。
前記マイクロプロセッサの部分61の「ノー」出力はスロ
ーフラグ、ライズフラグをセットし、一方、フォールフ
ラグを0にそして、ファストフラグを0にリセットする
「スロー上昇」のマイクロプロセッサの部分63に接続さ
れる。前記マイクロプロセッサの部分63の出力は前記レ
ジスタ50に接続される。
第2図(c)は調理ルーチンのためにプログラムされた
マイクロコンピュータのフローチャートである。例えば
「キーは押されているか?」のマイクロプロセッサの部
分70が調理ルーチンを開始すべくオペレータにより調理
キーが押されているか否かを判定する。前記マイクロプ
ロセッサ70の「ノー」出力は、アイドルルーチンで用い
たマイクロプロセッサの部分36に接続された「プロポー
ショニングまたはアイドル温度制御を使用せよ」のマイ
クロプロセッサの部分71に接続される。前記マイクロプ
ロセッサの部分70の「イエス」出力は「すべて勾配設定
をクリアせよ」のマイクロプロセッサの部分72に接続さ
れる。このマイクロプロセッサの部分72は前記「温度を
温度1レジスタに記憶せよ」50と前記「更に現行温度2
を温度2レジスタに記憶せよ」レジスタ53とに接続さ
れ、前記マイクロプロセッサの部分55に、Δtは0に等
しいか否か、ファストフラグが0に、ライズフラグが0
に、フォールフラグが0に、スローフラグが0に設定さ
れているか否かを判定させる。これで第3図の温度勾配
検出サブルーチンが新たにプローブ温度信号を測定し、
すぐさまファストフラグ、ライズフラグ、フォールフラ
グ、スローフラグの適宜の設定をなす。
前記マイクロプロセッサの部分72は「オン、オフ制御に
変更せよ、プロポーショニング帯域は0」のマイクロプ
ロセッサの部分73に接続される。マイクロプロセッサの
部分73は、第2図(b)におけるマイクロプロセッサの
部分41におけるプロポーショニング帯域を“0"にするた
めに設けられている。第2図(c)に示す調理ルーチン
においても加熱オンオフ制御は第2図(b)に示したル
ーチンを使用する。すなわち、第2図(c)におけるマ
イクロプロセッサの部分76及び80において第2図(b)
に示す「アイドル温度制御を使用せよ」の命令により、
第2図(b)におけるマイクロプロセッサの部分37にジ
ャンプする。前記マイクロプロセッサの部分73は前記通
常温度を前記設定値温度に等しくさせる。
前記マイクロプロセッサの部分73は「実際温度が設定値
温度(Ts)+2.78℃(5゜F)より小?」のマイクロプ
ロセッサの部分74に接続される。前記設定値温度に2.78
℃(5゜F)を加えた値は、設定値温度が調理用に最適
となる調理器具中央部と比較して温度プローブを配置し
やすい調理装置エッジ部分の方が調理器具温度が高めで
あることを考慮して例えば2.78℃(5゜F)のオフセッ
ト増加分を含んでいる。このオフセット増加分は装置に
よっては負の増加またはゼロとなる。また、オペレータ
ーによりプログラム可能であるし、温度制御システムに
より決定する可変の温度パラメータとしてもよい。
前記マイクロプロセッサの部分74の「ノー」出力は「加
熱をオフ」のマイクロプロセッサの部分75に接続され、
加熱をオフに切換える。前記マイクロプロセッサの部分
75は、プロポーショニング帯域と通常温度とをアイドル
ルーチン時に使用するそれぞれの値にリセットする手段
を包含する「アイドル温度制御を使用せよ」のマイクロ
プロセッサの部分76に接続される。前記マイクロプロセ
ッサの部分76はアイドルルーチンで使用する前記マイク
ロプロセッサの部分37の入力に接続される。
前記マイクロプロセッサの部分74の「イエス」出力は、
加熱をオンに切換え且つ「実際温度が設定値温度(Ts)
より大?」のマイクロプロセッサの部分78に接続される
「加熱をオン」のマイクロプロセッサの部分77に接続さ
れる。
前記マイクロプロセッサの部分78の「イエス」出力は、
加熱をオフに切換え且つ「アイドル温度制御を使用せ
よ」のマイクロプロセッサの部分80に接続された「加熱
をオフ」のマイクロプロセッサの部分79に接続される。
前記マイクロプロセッサの部分80は通常温度とプロポー
ショニング帯域とをアイドルルーチン時に使用する値に
リセットする手段を包含している。従って、調理時加熱
は、設定温度になるまでかまたは温度勾配が後述する如
く急速に上昇するまでオンのままとなる。
前記マイクロプロセッサの部分78の「ノー」出力は、ス
テータスフラグがマイクロプロセッサの部分72によりク
リアされて後にセットされた状態を読取る「勾配は上昇
中で急速か?」のマイクロプロセッサの部分81に接続さ
れる。前記マイクロプロセッサの部分81の「イエス」出
力は前記「加熱オフ」のマイクロプロセッサの部分79に
接続される。これにより調理サイクル時でもオーバーシ
ュートの量及び発生が規制される。
前記マイクロプロセッサの部分81の「ノー」出力は、加
熱をオンに切換え且つ前記マイクロプロセッサの部分78
に接続される「加熱オン」のマイクロプロセッサの部分
82に接続される。
以上の説明から本発明の温度制御装置がオン/オフ制御
とプロポーショニング帯域制御の両方を用い得ることは
明白であろう。前記温度制御装置は該装置における実際
のレスポンスに基づき適宜の制御方法を選択し、このこ
とにより、実際の操作モードと調理装置温度に適合して
いる。
現在のところ、考えられる本発明の所望の実施例を説明
したが本発明から逸脱することなくこれら実施例に各種
の変更及び修正を加えることは当業者にとって可能であ
り、それゆえすべてのそのような変化及び修正は本発明
の趣旨及び範囲内にすぎないことをカバーすることを目
的としている。
[発明の効果] 本発明の調理装置用温度制御装置によれば、それを用い
る操作者が個々に特定の制御方法を選ぶのではなく、こ
の温度制御装置が温度を制御するので、事実上この装置
が制御のタイプを選択する。従って、本発明の温度制御
装置はダイナミックであり調理装置の動作につれて自動
的にモードを変化させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温度制御装置に使用するマイクロコン
ピュータを包含した調理装置を示すブロック図、第2図
(a)はこのフローチャートに従って形成されるコンピ
ュータプログラムに基づき動作するマイクロコンピュー
タの部分を表わしたフローチャート、第2図(b)はこ
のフローチャートに従って形成されるコンピュータプロ
グラムに基づくアイドルルーチンにより動作するマイク
ロコンピュータの部分を表わしたフローチャート、第2
図(c)はこのフローチャートに従って形成されるコン
ピュータプログラムに基づくアイドルルーチン時に動作
するマイクロコンピュータの部分を表わしたフローチャ
ート、第3図は、このフローチャートに従って形成され
るコンピュータプログラムに基づく調理ルーチン時に動
作するマイクロコンピュータの部分を表わしたフローチ
ャート、そして第4図は本発明温度制御装置の各々の操
作状態における各ステータスフラッグを示す一覧図であ
る。 図中10はマイクロコンピュータ、15は温度センサー回
路、21は電熱手段またはマイクロ波またはその他の加熱
手段である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードであるか否かを判定する手段と、 前記モード判定手段と前記感知手段とに反応して、前記
    調理装置が前記調理モードである場合は前記調理モード
    の少なくとも一部の間オン/オフ制御を用い、前記調理
    装置がアイドルモードである場合はプロポーショナル帯
    域制御を用いる手段と、 を具備する調理モードとアイドルモードを有する調理装
    置用温度制御装置。
  2. 【請求項2】調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が始動モードまたはアイドルモードであるか否
    かを判定する手段と、 前記モード判定手段に反応して、前記調理装置が前記始
    動モードである場合第1可変通常温度パラメータを決定
    する手段と、 前記モード判定手段に反応して、前記調理装置が前記ア
    イドルモードである場合は前記第1可変温度パラメータ
    と異なる第2可変実際温度パラメータを決定する手段
    と、 を具備する複数の異なる操作モードを有する調理装置用
    温度制御装置。
  3. 【請求項3】調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードであるか否かを判定する手段と、 前記モード判定手段に反応して前記調理モードにおける
    通常温度を決定する手段と、 前記感知手段に反応して、前記実際温度が前記通常温度
    を決定する手段により決定された所定通常温度より高い
    か否かを判定する手段と、 前記感知手段と、前記実際温度が前記所定通常温度より
    高いか否か判定する手段とに反応して、前記調理モード
    において前記実際温度が前記所定通常温度より高くない
    場合前記加熱手段をオンに切換える手段と、 実際温度が前記所定通常温度より高いか否かを判定する
    前記手段に反応して、前記実際温度が前記調理モードに
    おいて前記所定通常温度より高い場合前記所定通常温度
    を高めの所定温度に再決定する手段と、 を具備する複数の異なる操作モードを有する調理装置用
    温度制御装置。
  4. 【請求項4】調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードであるか否かを判定し、前記調理
    装置が前記調理モードである場合にプロポーショニング
    帯域温度パラメータを決定し、前記調理装置が前記調理
    モードでない場合に異なった値のプロポーショニング帯
    域温度パラメータを決定する為の手段と、 前記調理装置が前記調理モードである場合に前記調理器
    具の実際の温度を決定し、それに応じて前記加熱手段を
    制御する手段と、 を具備する複数の異なる操作モードを有する調理装置用
    温度制御装置。
  5. 【請求項5】前記調理器具の実際の温度の変化の割合に
    応じて前記調理器具の実際の温度を決定するための手段
    を制御する手段を包含することを特徴とする請求項4記
    載の調理装置用温度制御装置。
  6. 【請求項6】調理器具を加熱する為の加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 前記感知手段に反応して、実際温度が所定通常温度より
    高いか否かを判定する手段と、 前記感知手段と、実際温度が所定通常温度より高いが否
    かを判定する前記手段とに反応して、前記実際温度が前
    記所定通常温度より高い場合、前記感知手段により感知
    される実際温度をある所定設定値温度と比較する手段
    と、 前記比較手段に反応して、前記設定値温度と前記実際温
    度との差に従って異なる複数の稼働サイクルにより前記
    加熱手段をオン、オフを切換える手段と、 前記加熱手段のオン、オフを切換える前記手段は、前記
    比較手段に反応して前記設定値温度と前記実際温度との
    差が前記設定値温度と前記所定通常温度との差より大き
    いか否かを判定し、前記実際温度が同じ温度のままか、
    上昇したか、または下降したかを判定するために2つの
    異なる時間における実際温度を比較する手段と、 を具備する調理装置用温度制御装置。
  7. 【請求項7】調理器具の加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が始動モードであるか否かを判定する手段と、 前記始動モード判定手段に反応して、通常温度を始動モ
    ード時にはアイドルモード時よりも低い温度に決定する
    手段と、 前記感知手段に反応して、前記実際温度が所定通常温度
    より高いか否かを判定する手段と、 前記感知手段と、前記実際温度が前記所定通常温度より
    高いか否かを判定する前記手段とに反応して、前記感知
    手段により感知される実際温度がアイドルモード時に前
    記所定通常温度より高い場合、前記実際温度を所定設定
    値温度と比較する手段と、 前記感知手段と前記実際温度が前記所定通常温度より高
    いか否かを判定する前記手段とに反応して、前記実際温
    度が始動モード時に前記所定通常温度より高くない場
    合、前記加熱手段をオンに切換える手段と、 前記実際温度が始動モード時に前記所定通常温度より高
    い場合、前記所定通常温度を高めの所定通常温度に再決
    定する手段と、 前記所定設定値温度と前記実際温度との差に従って異な
    る複数の稼働サイクルにより前記加熱手段のオン、オフ
    を切換える手段と、 を具備する、始動モード、アイドルモード及び調理モー
    ドを包含する複数の異なる操作モードを有する調理装置
    用温度制御装置。
  8. 【請求項8】前記加熱手段のオン、オフを切換える前記
    手段が、前記実際温度が急速に上昇しているか否かを判
    定する手段を包含することを特徴とする請求項6記載の
    温度制御装置。
  9. 【請求項9】ライズフラグを設定する手段と、フォール
    フラグを設定する手段と、ファストフラグを設定する手
    段と、スローフラグを設定する手段とを包含することを
    特徴とする請求項8記載の温度制御装置。
  10. 【請求項10】前記加熱手段のオン、オフを切換える前
    記手段が、前記実際温度が急速に上昇しない限り前記加
    熱手段をオンに切換える手段を包含し、かつ、前記実際
    温度が急速に上昇する場合は前記加熱手段をオフに切換
    える手段を包含することを特徴とする請求項9記載の温
    度制御装置。
  11. 【請求項11】調理器具を加熱する加熱手段と、 前記調理器具の実際温度を感知する感知手段と、 調理装置が調理モードである場合を決定する手段と、 前記調理モード決定手段に反応し、通常温度を所定設定
    値温度と等しくなるよう変更する手段と、 前記通常温度変更手段に反応して、前記実際温度が前記
    設定値温度に所定オフセット温度を加えた値未満である
    か否かを判定する手段と、 前記実際温度が前記設定値温度に所定オフセット温度を
    加えた値未満であるか否かを判定する前記手段に反応し
    て、前記実際温度が前記設定値温度に前記所定オフセッ
    ト温度を加えた値未満である場合に前記加熱手段をオン
    に切換える手段と、 を具備する始動モード、アイドルモード及び調理モード
    を包含する複数の異なる操作モードを有する調理装置用
    温度制御装置。
  12. 【請求項12】前記実際温度が前記設定値温度以上であ
    るか否かを判定する手段と、 前記実際温度が急速に上昇していない場合前記加熱手段
    をオンで維持するために前記実際温度が急速に上昇する
    か否かを判定する手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項11記載の温度
    制御装置。
  13. 【請求項13】前記実際温度が急速に上昇するか否かを
    判定する前記手段が、前記実際温度が急速に上昇してい
    る場合に前記加熱手段をオフに切換えることを特徴とす
    る請求項12記載の温度制御装置。
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