JPH06123429A - 加熱調理器の温度制御装置 - Google Patents

加熱調理器の温度制御装置

Info

Publication number
JPH06123429A
JPH06123429A JP29630492A JP29630492A JPH06123429A JP H06123429 A JPH06123429 A JP H06123429A JP 29630492 A JP29630492 A JP 29630492A JP 29630492 A JP29630492 A JP 29630492A JP H06123429 A JPH06123429 A JP H06123429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
cooked
set temperature
gradient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29630492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3053706B2 (ja
Inventor
Katsumi Ito
克己 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paloma Kogyo KK filed Critical Paloma Kogyo KK
Priority to JP4296304A priority Critical patent/JP3053706B2/ja
Publication of JPH06123429A publication Critical patent/JPH06123429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3053706B2 publication Critical patent/JP3053706B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブルコンロなどの加熱調理器において、
被調理物の加熱温度を温度勾配に応じたバーナ火力の強
弱の切換えタイミングを図ることによりより正確に制御
する。 【構成】 バーナ本体12のガスノズル16から噴出さ
れるガス炎により被調理物が投入される調理鍋Nが加熱
されるに際し、その調理鍋Nの鍋底に当接される温度セ
ンサ28からの検知信号に基づき加熱温度と温度勾配と
を求め、目標設定温度よりやや高めの第1設定温度に達
したときの温度勾配が大きいときは温度勾配が小さいと
きよりも早目に火力を強火から弱火に切換え許容設定温
度の上限を越えないようにし、また目標設定温度よりや
や低目の第2設定温度まで下がってきたときはそのとき
の温度勾配が大きければ温度勾配が小さいときよりも早
目に火力を弱火から強火に切換え許容設定温度の上限を
越えないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーブルコンロ等の加
熱調理器に関し、特にこの種の加熱調理器により加熱調
理される被調理物の加熱温度を所定温度範囲内に制御す
る加熱調理器の温度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テーブルコンロ等この種の加熱調
理器の中には、バーナ本体に設けられるバーナヘッドの
中央部にサーミスタを設け、そのサーミスタによりバー
ナ本体上に載せられる調理鍋の鍋底の温度を検知するこ
とによりバーナの火力を弱火にしたり強火にしたりして
調理鍋に投入される被調理物の加熱温度を所定の温度範
囲内に保持しようとするものが既に知られている。
【0003】このようなサーミスタ付きの加熱調理器に
おいて被調理物の加熱温度の制御は、図6に示すよう
に、調理鍋を加熱する設定温度範囲の上限値と下限値と
を定め、調理鍋の加熱温度が上昇し上限値に達したとき
にはバーナの火力を強火から弱火に自動的に切換え、ま
た調理鍋の加熱温度が下がってきて下限値に達したとき
には弱火から強火に自動的に切換えることにより行われ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに調理鍋の加熱温度が設定温度範囲の上限値に達して
からバーナの火力を弱火にしても温度上昇が急激な場合
はその上限値を大幅に越えて調理鍋中の被調理物を加熱
し過ぎてしまう(オーバーシュートする)ことがある。
【0005】前述の図6に加熱温度曲線の2つの例を示
したが、調理鍋が急速加熱されて温度上昇の急激な加熱
温度曲線(イ)の場合には加熱速度の緩やかな加熱温度
曲線(ロ)の場合に較べてそのオーバーシュートの度合
も大きくなってしまうことが判る。
【0006】また、調理鍋の加熱温度が設定温度範囲の
下限値に達してからバーナの火力を強火にする場合に
も、前述の図6に示した加熱温度曲線(イ)の場合には
加熱温度曲線(ロ)の場合に較べて調理鍋の温度降下速
度が大きいために設定温度範囲の下限値を大きく下回っ
て初めて温度上昇に転じる。このように温度上昇あるい
は温度降下の変化の度合によって温度制御が大幅にバラ
ツいてしまうという問題があった。
【0007】そしてこのような調理鍋の鍋底温度の測定
により調理鍋中に投入される被調理物の加熱温度を制御
するものにおいては、調理鍋のサーミスタにより検知さ
れる鍋底温度と調理鍋中の被調理物の実体温度とは必ず
しも一致しないため、バーナの火力を強火から弱火へ切
換えたり、あるいは弱火から強火へ切換えたりするタイ
ミングの遅れにより被調理物がオーバーシュートし、あ
るいは冷め過ぎという現象が生じてその加熱温度のバラ
ツキは大きく、必ずしも良い温度制御とは言えないもの
であった。
【0008】一方、許容設定温度範囲内における目標設
定温度と鍋底から検知されるセンサ温度との差に応じて
ガス比例制御弁の開度(ガス量)を比例制御するものも
知られているが、ガス比例制御弁は通常のオンオフ制御
弁よりもコスト高であり、また入力温度データからのマ
イクロコンピュータによる演算プログラムが複雑であ
り、メモリ容量も大きくなってしまう等コストが掛かり
過ぎるという問題もあった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、被調
理物の上昇傾向にある加熱温度勾配、あるいは下降傾向
にある温度勾配に応じてバーナの火力を強火から弱火
に、あるいは弱火から強火に切換えるようにして被調理
物の加熱温度制御をより正確に行うことのできる加熱調
理器の温度制御装置を提供することにある。また、本発
明の別の目的は、このような加熱調理器を廉価に提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明に係る請求項1に記載の加熱調理器の温度
制御装置は、被調理物を加熱する加熱手段と、前記加熱
手段により加熱される被調理物の加熱温度を検知する温
度検知手段と、前記温度検知手段により検知される被調
理物の上昇傾向にある加熱温度が許容設定温度範囲内に
おいて目標設定温度より予め定められた温度だけ高い第
1設定温度に達したか否かを判断する第1設定温度到達
判断手段と、前記第1設定温度到達判断手段により被調
理物の加熱温度が第1設定温度に到達したと判断された
ときその被調理物の上昇傾向にある加熱温度勾配を演算
により求める温度勾配演算手段と、前記温度勾配演算手
段により求められた温度勾配演算値に応じて決定される
所定時間経過後に前記加熱手段の火力を強火から弱火に
切換える火力制御手段とを備えていることを要旨とする
ものである。
【0011】また本発明に係る請求項2に記載の温度制
御装置は、請求項1の温度制御装置において、更に前記
温度検知手段により検知される被調理物の下降傾向にあ
る加熱温度が許容設定温度範囲内において目標設定温度
より予め定められた温度だけ低い第2設定温度に達した
か否かを判断する第2設定温度到達手段と、前記第2設
定温度到達判断手段により被調理物の加熱温度が第2設
定温度に到達したと判断されたときその被調理物の下降
傾向にある加熱温度勾配を演算により求める温度勾配演
算手段とを備え、前記火力制御手段が前記温度勾配演算
手段により求められた温度勾配演算値に応じて決定され
る所定温度経過後に前記加熱手段の火力を弱火から強火
に切換える制御機能を兼ね備えていることを要旨とする
ものである。
【0012】さらに本発明に係る請求項3に記載の加熱
調理器の温度制御装置は、被調理物を加熱する加熱手段
と、前記加熱手段により加熱される被調理物の加熱温度
を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段により検
知される被調理物の上昇傾向にある加熱温度が許容設定
温度範囲内において目標設定温度より予め定められた温
度だけ高い第1設定温度に達したか否かを判断する第1
設定温度到達判断手段と、前記第1設定温度到達判断手
段により被調理物の加熱温度が第1設定温度に到達した
と判断されたときその被調理物の上昇傾向にある加熱温
度勾配を演算により求める温度勾配演算手段と、前記温
度勾配演算手段により求められた温度勾配演算値に応じ
て決定される前記第1設定温度より高い所定の火力変更
温度に被調理物が到達した時点で前記加熱手段の火力を
強火から弱火に切換える火力制御手段とを備えているこ
とを要旨とするものである。
【0013】さらにまた本発明に係る請求項4に記載の
温度制御装置は、請求項3の温度制御装置において、更
に前記温度検知手段により検知される被調理物の下降傾
向にある加熱温度が許容設定温度範囲内において目標設
定温度より予め定められた温度だけ低い第2設定温度に
達したか否かを判断する第2設定温度到達手段と、前記
第2設定温度到達判断手段により被調理物の加熱温度が
第2設定温度に到達したと判断されたときその被調理物
の下降傾向にある加熱温度勾配を演算により求める温度
勾配演算手段とを備え、前記火力制御手段が前記温度勾
配演算手段により求められた温度勾配演算値に応じて決
定される前記第2設定温度より低い所定の火力変更温度
に被調理物が到達した時点で前記加熱手段の火力を弱火
から強火に切換える制御機能を兼ね備えていることを要
旨とするものである。
【0014】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1に記載の
加熱調理器の温度制御装置によれば、加熱手段により加
熱される被調理物の加熱温度は温度検知手段により検知
され、その被調理物の加熱温度が上昇傾向にあるときに
前記温度検知手段からの検知信号により被調理物の加熱
温度が許容設定温度範囲内の目標設定温度より高い第1
設定温度に達したか否かが第1設定温度到達判断手段に
より判断される。そして第1設定温度到達判断手段によ
り被調理物の加熱温度が第1設定温度に到達したと判断
されたときその被調理物の上昇傾向にある加熱温度勾配
が温度勾配演算手段による演算により求められ、温度勾
配演算手段により求められた温度勾配演算値に応じてタ
イマー時間が決定されるのでその時間経過後に火力制御
手段からの指令により前記加熱手段の火力が強火から弱
火に切換えられる。
【0015】ここに「タイマー設定時間」は、例えば被
調理物の加熱温度が第1設定温度に到達したときの上昇
温度勾配が大きいときはその第1設定温度に達した時点
と同時かあるいは短かい時間とし、上昇温度勾配が小さ
いときはそれよりも長い時間が定められる。このタイマ
ー設定時間は上昇温度勾配によって2段階あるいは3段
階以上の複数段階にわたって定められる。そしてこれに
より上昇温度勾配が大きいときは早く弱火に切換えら
れ、上昇温度勾配が小さいときはタイミングを遅らせて
しばらく過ってから弱火に切換えられるので、上昇温度
勾配が大きいときと小さいときとでは被調理物の加熱温
度が上昇から下降に転じる温度は略一定となり、加熱温
度調節の上限値がバラツキなく略一定となる。尚、タイ
マー設定時間は多段階にわたって定めるほどその加熱温
度の制御がより正確に行われることは言うまでもない。
【0016】また本発明の請求項2に記載の温度制御装
置によれば、被調理物の上昇傾向にある加熱温度の上限
値が制御されるばかりでなく、加熱手段の火力が強火か
ら弱火に切換えられることにより被調理物の加熱温度が
上昇から下降に転じて徐々に温度を下げていった場合の
下限値も制御される。すなわち被調理物の加熱温度が下
降傾向にあるときに前記温度検知手段からの検知信号に
より被調理物の加熱温度が前述の目標設定温度より低い
第2設定温度に達したか否かが第2設定温度到達判断手
段により判断され、第2設定温度到達判断手段により被
調理物の加熱温度が第2設定温度に到達したと判断され
たときその被調理物の下降傾向にある加熱温度勾配が温
度勾配演算手段による演算により求められる。そして温
度勾配演算手段により求められた温度勾配演算値に応じ
てやはりタイマー時間が決定されるのでその時間経過後
に火力制御手段からの指令によって前記加熱手段の火力
が弱火から強火に切換えられる。
【0017】この場合のタイマー設定時間も、被調理物
の加熱温度が温度降下によって第2設定温度まで下がっ
てきたときの下降温度勾配が大きいときはその第2設定
温度に達した時点と同時かあるいは短かい時間で弱火か
ら強火へ切換えられるようにし、下降温度勾配が小さい
ときはタイマー作動時間を長くして火力を弱火から強火
に切換えるタイミングを遅らせるように設定される。そ
うすれば、被調理物の加熱温度が下降から上昇に転じる
温度が略一定となり、温度調節の下限値が一定となるよ
うに制御されることとなる。
【0018】さらに本発明に係る請求項3に記載の加熱
調理器の温度制御装置によれば、加熱手段により加熱さ
れる被調理物の加熱温度は温度検知手段により検知さ
れ、その被調理物の加熱温度が上昇傾向にあるときに前
記温度検知手段からの検知信号により被調理物の加熱温
度がその被調理物の許容設定温度範囲内の目標設定温度
より高い第1設定温度に達したか否かが第1設定温度到
達判断手段により判断され、第1設定温度到達判断手段
により被調理物の加熱温度が第1設定温度に到達したと
判断されたときその被調理物の上昇傾向にある加熱温度
勾配が温度勾配演算手段による演算により求められるも
のであるが、その温度勾配演算手段により求められた温
度勾配演算値に応じて火力を強火から弱火に切換える温
度が決定されるのでその切換え温度に被調理物が到達し
た時点で前記加熱手段の火力が火力制御手段によって強
火から弱火に切換えられる。
【0019】ここに「火力切換え温度」は、例えば被調
理物の加熱温度が第1設定温度に到達したときの上昇温
度勾配が大きいときは第1設定温度と同じか少し高い程
度の温度とし、上昇温度勾配が小さいときは更に高目の
温度に設定される。そうすることにより上昇温度勾配が
大きいときはより低い温度で弱火に切換えられ、上昇温
度勾配が小さくなるにつれてタイミングを遅らせて弱火
に切換えられ、上昇温度勾配が大きいときと小さいとき
とでは被調理物の加熱温度が上昇から下降に転じる温度
は略一定となり、温度調節の上限値が一定となるように
制御されることとなる。この場合も上昇温度勾配によっ
て火力切換え温度を2段階あるいは3段階以上の複数段
階にわたって定められる。
【0020】また本発明の請求項4に記載の温度制御装
置によれば、上述した本発明の請求項3に記載の温度制
御装置において加熱手段の火力が強火から弱火に切換え
られることにより、被調理物の加熱温度が上昇から下降
に転じて徐々に温度を下げていった場合の下限値の制御
にも適用される。すなわち被調理物の加熱温度が下降傾
向にあるときに前記温度検知手段からの検知信号により
被調理物の加熱温度が前述の目標設定温度より低い第2
設定温度に達したか否かが第2設定温度到達判断手段に
より判断され、第2設定温度到達判断手段により被調理
物の加熱温度が第2設定温度に到達したと判断されたと
きその被調理物の下降傾向にある加熱温度勾配が温度勾
配演算手段による演算により求められ、温度勾配演算手
段により求められた温度勾配演算値に応じてやはり火力
を弱火から強火に切換える温度が決定されるのでその切
換え温度に被調理物が到達した時点で火力制御手段から
の指令によって前記加熱手段の火力が弱火から強火に切
換えられる。
【0021】この場合の「火力切換え温度」も、被調理
物の加熱温度が温度降下によって第2設定温度まで下が
ってきたときの下降温度勾配が大きいときは第2設定温
度と同じか少し低い程度の温度とし、下降温度勾配が小
さいときに更に低目の温度に設定される。そうすること
により被調理物の加熱温度が下降から上昇へ転じる温度
が略一定となり、温度調節の下限値が一定となるように
制御されることとなる。
【0022】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る加熱調
理器としてテーブルコンロを示し、その温度制御装置の
概略構成図を示したものである。
【0023】図示されるように、このテーブルコンロ1
0は、バーナ本体12のバーナヘッド14の周縁部に炎
口16が多数設けられ、これらの炎口16、16‥‥の
基端にはガス管18が継がれると共に、このガス管18
にはこのガス管の管路を開閉する主電磁弁20及び元電
磁弁22が設けられる。またこのガス管18には前記主
電磁弁20と並列的にバイパス管路24が設けられ、こ
のバイパス管路24にはオリフィス26が設けられてい
る。
【0024】そして前記バーナ本体12のバーナヘッド
14の中央部にはこのテーブルコンロ10に調理鍋Nが
載せられたときにその鍋底に当接されて鍋底温度を検知
するための接触式温度センサ28が図示しないバネによ
り上方へ付勢して設けられる。
【0025】このテーブルコンロ10には、その燃焼を
制御するためのコントローラ30が設けられるがこのコ
ントローラ30は、中央演算処理装置(CPU)32と
ROM34及びRAM36がデータバス38を介して互
いに接続され、また前記温度センサ28とは入力インタ
ーフェイス40を介して信号的に接続され、さらに出力
インターフェイス42を介して前述した主電磁弁20及
び元電磁弁22とも信号的に接続されている。そして前
記温度センサ28からは周期的に(例えば、0.1秒毎
に)鍋底温度の検知信号が前記入力インターフェイス4
0を介してコントローラ30へ送信され、前記CPU3
2は、この温度センサ28からの検知信号に基づいて鍋
底の温度を逐次判断すると共に時系列的な温度勾配の変
化を演算により求める演算機能を有し、またその演算結
果に基づいて前記主電磁弁20や元電磁弁22の開閉を
指令する信号を出力する。また前記ROM34には、こ
のテーブルコンロ10の燃焼を制御する実行プログラム
が記憶され、さらにRAM36には、前述の温度センサ
28からの送信データや前記CPU32による温度勾配
の演算結果等が記憶されるものである。
【0026】しかしてこのように構成されたテーブルコ
ンロ10によれば、図示しない点火つまみを点火位置ま
で回すことによりガスバーナが点火され、バーナヘッド
14の全炎口16、16‥‥よりガス炎が噴出されるこ
とによりこのテーブルコンロ10上に載せられる調理鍋
Nが鍋底より加熱される。そのときに調理鍋Nの鍋底に
はバーナヘッド14の中央部より図示しないバネの付勢
力により突出している温度センサ28が押圧状態で当接
されていてこの温度センサ28による鍋底温度の検知信
号が周期的に(例えば、0.1秒毎に)コントローラ3
0へ送信されてくる。そしてコントローラ30ではその
温度センサ28からの検知信号に基づく鍋底温度の温度
データがRAM36に記憶されると共に、その温度セン
サ28からの検知信号が入力されるたびにCPU32で
鍋底温度の上昇傾向にある、あるいは下降傾向にある温
度勾配が演算により算出され、その演算データもRAM
36に記憶される。
【0027】かくしてテーブルコンロ10上の調理鍋N
は、ガスバーナにより加熱され、調理鍋Nに貯えられる
沸騰水中の被調理物は徐々に加熱されていくが、そのと
きにこの調理鍋N中の被調理物の加熱温度を所定の許容
温度範囲(例えば、175゜C〜185゜C)に制御しよう
とした場合、本発明ではその許容温度範囲内において目
標設定温度(この例では、図3に示した180゜Cとす
る。)より予め定められた温度だけ高い第1設定温度
(この例では、182゜Cとする。)を定め、また前記目
標設定温度より予め定められた温度だけ低い第2設定温
度(この例では、178゜Cとする。)を定める。
【0028】そして本発明の第1の実施例では、図2に
示したフローチャートに従って調理鍋の加熱温度を制御
する。すなわち、この図2に示したフローチャートで
は、初めにガスバーナが点火されて(ステップ1、以下
単に「S1」と表記する。)から、温度センサ28から
周期的に送信されてくる温度信号により調理鍋Nの鍋底
の温度が第1設定温度を越えたか否かが絶えず判断され
(S2)、第1設定温度を越えたと判断されたときにC
PU32ではその最後の温度信号とその直前の温度信号
あるいは遡ったいくつかの温度信号による温度データか
ら上昇温度勾配を演算により算出する(S3)と共に、
その上昇温度勾配の算出値に基づいてガスバーナの火力
を強火から弱火に切換えるタイマー設定時間が決定され
る(S4)。このタイマー設定時間は、上昇温度勾配に
よって温度勾配≧K1 のときt1 秒(0秒を含む。)、
K1 >温度勾配≧K2 の時t2 秒、K2 >温度勾配≧K
3 のときt3 秒(t3 >t2 >t1 )というように複数
段階にわたって決められている。
【0029】そしてS4における温度勾配の演算結果に
よりこのタイマー設定時間が決定されると直ちにタイマ
ーが作動し(S5)、タイマー作動中は、鍋底温度が第
3設定温度(許容設定温度範囲の上限温度)を越えたか
否かが判断される(S6)。そして第3設定温度を越え
ない間はタイマー設定時間が満了したか否かが判断され
(S7)、タイマー設定時間が満了すれば、コントロー
ラ30から主電磁弁20へ信号が送られ、主電磁弁20
が閉塞されることからガス管18を流れるガスはバイパ
ス管路24及びオリフィス26を介してバーナ本体12
へ送られる。そのためにバーナ本体12へ送られるガス
の流量は少量となり、ガスバーナの火力が強火から弱火
へ切換えられる。
【0030】S6においてタイマー設定時間内に第3設
定温度を越えた場合には、温度上昇がより熱い食材(被
調理物)の投入などの外乱等により急激に起こったと想
定され、この場合には直ちにバーナの火力が強火から弱
火に切換えられ、これにより過度のオーバーシュートが
回避される。
【0031】図3は、この場合のガスバーナの火力制御
に伴う鍋底温度の時間的変化を示している。横軸に時間
(t)を採り、縦軸に鍋底温度(T)を採っている。縦
軸のうち、Xが目標設定温度(例えば、180゜C)、X
+b〜X−bが許容設定温度範囲(例えば、175゜C〜
185゜C)、X+aが第1設定温度(182゜C)、X−
aが第2設定温度(例えば、178゜C)を示している。
さらに許容設定温度範囲の上限値(185゜C)を大幅に
越えた所にバーナの火力を強制的に停止させるリミット
温度を示している。
【0032】この図3では、バーナ加熱により鍋底温度
が第1設定温度(X+a)に到達した時点での上昇温度
勾配が大きいものから小さいものまで3種類の加熱温度
曲線(イ)(ロ)(ハ)を示している。加熱温度曲線
(イ)のように第1設定温度に到達した時点での上昇温
度勾配が最も大きいものはタイマーの設定温度がt1 秒
(0秒を含む)と最も短かくし、加熱温度曲線(ロ)の
ように第1設定温度に到達した時点での上昇温度勾配が
中位のものはタイマーの設定時間t2 秒と中位の時間と
し、加熱温度曲線(ハ)のように第1設定温度に到達し
た時点での上昇温度勾配が最も小さいものはタイマーの
設定時間がt3 秒と最も長くしている。
【0033】その結果、それぞれの加熱温度曲線(イ)
(ロ)(ハ)を較べれば判るように、タイマー設定時間
経過後にバーナの火力を強火から弱火に切換えた時点
(図中のそれぞれの加熱温度曲線中に×印で示す。)を
過ぎたあたりで鍋底温度は上昇から下降へ転じるが、各
加熱温度曲線(イ)(ロ)(ハ)のそれぞれの最も高い
温度が略等しく、許容設定範囲の上限値よりやや低い所
で温度上昇から温度降下へ転じる制御がなされる。
【0034】次に鍋底温度が温度上昇から下降に転じて
からはバーナ火力はずっと弱火で推移しているため鍋底
温度は下がってくるが、前述の図2に示したフローチャ
ートにおいて、温度センサ28からの検知信号により目
標設定温度より下がって第2設定温度を越えたか否かが
絶えず判断されており(S9)、第2設定温度を越えた
と判断されたときにCPU32ではその温度データから
下降温度勾配を演算により算出する(S10)と共に、
その下降温度勾配の算出値に基づいてガスバーナの火力
を弱火から強火に切換えるタイマー設定時間が決定され
る(S11)。このタイマー設定時間は、前述の上昇温
度勾配の場合と同様、下降温度勾配の大きいものは短か
く、下降温度勾配の小さいものは長くというように複数
段階にわたって決められている。
【0035】そしてS10における温度勾配の演算結果
によりこのタイマー設定時間が決定されると直ちにタイ
マーが作動し(S12)、タイマー作動中は、鍋底温度
が第4設定温度(許容温度範囲の下限温度)を越えたか
否かが判断され(S13)、第4設定温度を越えない間
はタイマー設定時間が満了したか否かが判断され(S1
4)、タイマー設定時間が満了すれば、コントローラ3
0からの指令信号により主電磁弁20が再び開かれ、ガ
ス管18を流れるガス量が増大することによりガスバー
ナの火力が弱火から強火へ切換えられる。S13におい
てタイマー設定時間内に第4設定温度を越えた場合に
は、直ちにバーナの火力が弱火から強火に切換えられ、
これにより被調理物が冷え過ぎてしまうようなことが回
避される。
【0036】このことを再び図3に示したガスバーナの
火力制御に伴う鍋底温度の時間的変化のグラフに基づい
て説明すれば、加熱温度曲線(イ)のように第2設定温
度に到達した時点での下降温度勾配の最も大きいものは
タイマーの設定時間が最も短かく、加熱温度曲線(ロ)
のように第2設定温度に到達した時点での下降温度勾配
が中位のものはタイマーの設定時間も中位とし、加熱温
度曲線(ハ)のように第2設定温度に到達した時点での
下降温度勾配が最も小さいものはタイマーの設定時間を
最も長くしている。その結果タイマー設定時間経過後に
バーナ火力を弱火から強火に切換えた時点(図中のそれ
ぞれの加熱温度曲線中に×印で示す。)を過ぎたあたり
で鍋底温度は下降から上昇へ転じるが、それぞれの加熱
温度曲線(イ)(ロ)(ハ)の最も低い温度が略等しい
許容設定温度の下限値よりやや高い所で温度下降から温
度上昇へ転じる制御がなされる。尚、図3中の各加熱温
度曲線(イ)(ロ)(ハ)の実線部分は火力が強火の状
態にあり、破線部分は火力が弱火の状態を示している。
【0037】図4は、本発明の他の実施例にかかる温度
制御のフローチャートを示している。この図4は、鍋底
温度が上昇傾向にあって第1設定温度を越えてからのバ
ーナの火力制御のフローチャートを示しており、前述の
図2におけるフローチャートに示したのと同様に、S3
において上昇温度勾配が演算により算出されると、この
図4のフローチャートに従ってガスバーナの火力を強火
から弱火に切換える温度が決定される。(S20)。
【0038】この切換え温度は、前述の図3に示した鍋
底温度の時間的変化のグラフの各加熱温度曲線(イ)
(ロ)(ハ)の×印で示したタイマー設定時間終了時点
での温度と同じにしておくとよい。そうすれば、この加
熱温度曲線(イ)(ロ)(ハ)と全く同じ温度曲線の温
度制御が設定されるはずである。
【0039】そしてコントローラ30では温度センサ2
8による鍋底温度の検知信号により火力切換え温度に到
達したか否かが判断され(S21)、火力切換え温度に
到達した時点でバーナの火力が強火から弱火へ切換えら
れる(S8)。このようにすれば、鍋底の最大加熱温度
は上昇温度勾配の如何に拘らず、略同じ温度で上昇から
降下へ転じることとなる。
【0040】一方、図5は、鍋底温度が下降傾向にあっ
て第2設定温度を越えてからのバーナの火力制御のフロ
ーチャートを示している。この場合にも前述の図2にお
けるフローチャートに示したS10において下降温度勾
配が演算により算出されると、この図5のフローチャー
トに従ってガスバーナの火力を弱火から強火に切換える
温度が決定される(S30)。
【0041】この切換え温度は、やはり前述の図3に示
した鍋底温度の時間的変化のグラフの各加熱温度曲線
(イ)(ロ)(ハ)の×印で示したタイマー設定時間終
了時点での温度と同じにしてあればよい。そうすれば、
この加熱温度曲線(イ)(ロ)(ハ)と全く同じ温度曲
線の温度制御が達成される。
【0042】そしてコントローラ30では温度センサ2
8による鍋底温度の検知信号により火力切換え温度に到
達したか否かが判断され(S31)、火力切換え温度に
到達した時点でバーナの火力が強火から弱火へ切換えら
れる(S15)。このようにすれば、鍋底の下限加熱温
度は下降温度勾配の如何に拘らず、略同じ温度で降下か
ら上昇へ転じることとなる。
【0043】尚、本実施例では特にフローチャートには
示さないが、図2に示されるフローチャートのS8にお
いて鍋底温度が第3設定温度を越え、バーナ火力を強火
から弱火へ切換えたにも拘らず上昇し続け、第5設定温
度に達した場合には図示しないリミットスイッチが働
き、バーナの燃焼が完全に停止されるようになってい
る。
【0044】本発明は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変
が可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施
例ではガステーブルコンロの例が示されているが、フラ
イヤ、ゆで麺器等各種加熱調理器にも適用できることは
勿論であり、また加熱手段としてもガスバーナに限ら
ず、電熱ヒータ等を用いたものであってもよく、要する
に本発明は、被調理物の加熱温度の温度勾配に応じて火
力をタイミングよく弱火にしたり強火にしたりしたこと
にある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明に係る加熱調理器の温度制御装置によれば、被調理
物を所定の許容温度範囲内で加熱温度を制御する場合に
その温度上昇の勾配や温度下降の勾配に応じてタイミン
グ良く火力の強弱を切換え制御するものであるから、オ
ーバーシュートしたり冷え過ぎたりするといった制御の
バラツキが生じることもない。したがって被調理物の味
覚が損なわれるようなトラブルもなく、また火力の無駄
な消費もなく、各種加熱調理器に適用することは極めて
有効である。また、温度センサからの検知信号により加
熱温度とそのときの温度勾配を求め、これにより火力の
強弱を切換え制御する簡単な構成であるから、コスト的
に廉価に提供できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての加熱調理器の温度制
御装置の概略構成図である。
【図2】図1に示した温度制御装置における温度制御の
フローチャートである。
【図3】図2に示したフローチャートに従って被調理物
の加熱温度を制御した場合の鍋底温度の経時的変化を説
明する図である。
【図4】本発明の他の実施例としての温度制御のフロー
チャート(バーナ火力を強火から弱火に切換える場合)
である。
【図5】同じく本発明の他の実施例としての温度制御の
フローチャート(バーナ火力を弱火から強火に切換える
場合)である。
【図6】従来のこの種加熱調理器の温度制御装置におけ
る温度制御のフローチャートである。
【符号の説明】
10 テーブルコンロ 12 バーナ本体 16 炎口 18 ガス管 20 主電磁弁 28 温度センサ 30 コントローラ N 調理鍋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物を加熱する加熱手段と、前記加
    熱手段により加熱される被調理物の加熱温度を検知する
    温度検知手段と、 前記温度検知手段により検知される被調理物の上昇傾向
    にある加熱温度が許容設定温度範囲内において目標設定
    温度より予め定められた温度だけ高い第1設定温度に達
    したか否かを判断する第1設定温度到達判断手段と、 前記第1設定温度到達判断手段により被調理物の加熱温
    度が第1設定温度に到達したと判断されたときその被調
    理物の上昇傾向にある加熱温度勾配を演算により求める
    温度勾配演算手段と、 前記温度勾配演算手段により求められた温度勾配演算値
    に応じて決定される所定時間経過後に前記加熱手段の火
    力を強火から弱火に切換える火力制御手段 とを備える
    ことを特徴とする加熱調理器の温度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検知手段により検知される被調
    理物の下降傾向にある加熱温度が許容設定温度範囲内に
    おいて目標設定温度より予め定められた温度だけ低い第
    2設定温度に達したか否かを判断する第2設定温度到達
    手段と、 前記第2設定温度到達判断手段により被調理物の加熱温
    度が第2設定温度に到達したと判断されたときその被調
    理物の下降傾向にある加熱温度勾配を演算により求める
    温度勾配演算手段とを備え、 前記火力制御手段が前記温度勾配演算手段により求めら
    れた温度勾配演算値に応じて決定される所定温度経過後
    に前記加熱手段の火力を弱火から強火に切換える制御機
    能を兼ね備えることを特徴とする請求項1に記載される
    加熱調理器の温度制御装置。
  3. 【請求項3】 被調理物を加熱する加熱手段と、前記加
    熱手段により加熱される被調理物の加熱温度を検知する
    温度検知手段と、 前記温度検知手段により検知される被調理物の上昇傾向
    にある加熱温度が許容設定温度範囲内において目標設定
    温度より予め定められた温度だけ高い第1設定温度に達
    したか否かを判断する第1設定温度到達判断手段と、 前記第1設定温度到達判断手段により被調理物の加熱温
    度が第1設定温度に到達したと判断されたときその被調
    理物の上昇傾向にある加熱温度勾配を演算により求める
    温度勾配演算手段と、 前記温度勾配演算手段により求められた温度勾配演算値
    に応じて決定される前記第1設定温度より高い所定の火
    力変更温度に被調理物が到達した時点で前記加熱手段の
    火力を強火から弱火に切換える火力制御手段とを備える
    ことを特徴とする加熱調理器の温度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記温度検知手段により検知される被調
    理物の下降傾向にある加熱温度が許容設定温度範囲内に
    おいて目標設定温度より予め定められた温度だけ低い第
    2設定温度に達したか否かを判断する第2設定温度到達
    判断手段と、 前記第2設定温度到達判断手段により被調理物の加熱温
    度が第2設定温度に到達したと判断されたときその被調
    理物の下降傾向にある加熱温度勾配を演算により求める
    温度勾配演算手段とを備え、 前記火力制御手段が前記温度勾配演算手段により求めら
    れた温度勾配演算値に応じて決定される前記第2設定温
    度より低い所定の火力変更温度に被調理物が到達した時
    点で前記加熱手段の火力を弱火から強火に切換える制御
    機能を兼ね備えることを特徴とする請求項3に記載され
    る加熱調理器の温度制御装置。
JP4296304A 1992-10-08 1992-10-08 加熱調理器の温度制御装置 Expired - Lifetime JP3053706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4296304A JP3053706B2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 加熱調理器の温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4296304A JP3053706B2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 加熱調理器の温度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06123429A true JPH06123429A (ja) 1994-05-06
JP3053706B2 JP3053706B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=17831822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4296304A Expired - Lifetime JP3053706B2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 加熱調理器の温度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053706B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171041A (ja) * 1998-12-08 2000-06-23 Rinnai Corp フラットコンロ
JP2013164194A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Rinnai Corp 調理装置
KR101433657B1 (ko) * 2013-06-14 2014-08-25 주식회사 파세코 자동 화력 조절 기능을 가지는 가스 레인지
JP2016131701A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 シンポ株式会社 ロースタ
CN107044658A (zh) * 2016-02-09 2017-08-15 林内株式会社 加热烹调器
KR20170094506A (ko) 2016-02-09 2017-08-18 린나이코리아 주식회사 가열조리기
KR20170094507A (ko) 2016-02-09 2017-08-18 린나이코리아 주식회사 가열조리기
CN107228385A (zh) * 2016-03-25 2017-10-03 林内株式会社 加热烹调器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171041A (ja) * 1998-12-08 2000-06-23 Rinnai Corp フラットコンロ
JP2013164194A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Rinnai Corp 調理装置
KR101433657B1 (ko) * 2013-06-14 2014-08-25 주식회사 파세코 자동 화력 조절 기능을 가지는 가스 레인지
JP2016131701A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 シンポ株式会社 ロースタ
CN107044658A (zh) * 2016-02-09 2017-08-15 林内株式会社 加热烹调器
KR20170094506A (ko) 2016-02-09 2017-08-18 린나이코리아 주식회사 가열조리기
KR20170094507A (ko) 2016-02-09 2017-08-18 린나이코리아 주식회사 가열조리기
CN107044658B (zh) * 2016-02-09 2020-12-29 林内株式会社 加热烹调器
TWI721079B (zh) * 2016-02-09 2021-03-11 日商林內股份有限公司 加熱調理器
CN107228385A (zh) * 2016-03-25 2017-10-03 林内株式会社 加热烹调器
KR20170113111A (ko) 2016-03-25 2017-10-12 린나이코리아 주식회사 가열조리기
CN107228385B (zh) * 2016-03-25 2020-10-27 林内株式会社 加热烹调器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3053706B2 (ja) 2000-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU647269B2 (en) Heating apparatus and heating power control method
JP3053706B2 (ja) 加熱調理器の温度制御装置
JP5816236B2 (ja) 加熱調理器
JP2664608B2 (ja) 過熱防止機能付き加熱調理器
JP2979654B2 (ja) 調理器
JPH0338483B2 (ja)
JP6257553B2 (ja) 加熱調理装置
KR100429417B1 (ko) 가스레인지의비등점검지장치및그방법
JP3055531B2 (ja) 調理器
JP2634114B2 (ja) 加熱調理器
JP2970655B2 (ja) 調理器
JP2664565B2 (ja) 加熱調理器
JP2669739B2 (ja) 加熱調理器
JP2703466B2 (ja) 過熱防止機能付き加熱調理器
JPS61259025A (ja) 加熱コンロ
JP2669735B2 (ja) 加熱調理器
JP2781935B2 (ja) 調理器用自動消火装置
JPH0552333A (ja) 加熱調理器
JPH05264041A (ja) 加熱調理器
JPH0674897B2 (ja) 温度センサ付加熱調理器
JPS62218735A (ja) 加熱調理制御装置
JP2024000914A (ja) 加熱調理器
JPH086927B2 (ja) 加熱調理器
JPH1114061A (ja) 調理器
JPH027363Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 13