JPH0782499A - フタロシアニン染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法およびこのようなインクを用いた記録機器 - Google Patents

フタロシアニン染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法およびこのようなインクを用いた記録機器

Info

Publication number
JPH0782499A
JPH0782499A JP5232885A JP23288593A JPH0782499A JP H0782499 A JPH0782499 A JP H0782499A JP 5232885 A JP5232885 A JP 5232885A JP 23288593 A JP23288593 A JP 23288593A JP H0782499 A JPH0782499 A JP H0782499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording
jet recording
organic group
dye compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5232885A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sakaeda
毅 栄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5232885A priority Critical patent/JPH0782499A/ja
Publication of JPH0782499A publication Critical patent/JPH0782499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 印字品位が高く、耐水性、定着性、保存安定
性、熱安定性、安全性等に優れ、製造コストの低いイン
クに用いる新規なフタロシアニン化合物、その化合物を
含有するインク、そのインクを用いるインクジェット記
録方法およびそのための機器を提供する。 【構成】 分子中にカルボキシル基とヒドロキシエチル
基の両者を有する次式のフタロシアニン化合物、及びこ
の化合物を含有するインク、そのインクを用いる記録方
法およびそのための機器。 (式中、Pcはフタロシアニン分子の骨格であり、Xは
脂肪族ジアミンから導かれる2価の連結基であり、Yは
窒素含有6員環であり、Rはヒドロキシエチル基を含
む有機基であり、Rはカルボキシル基を含む有機基で
あり、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは有機アン
モニウムを表わし、pは1ないし4の整数、qは0また
は1を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なフタロシアニン染
料化合物、記録剤としてこの染料化合物を含有するイン
ク、このインクを用いるインクジェット記録方法に関
し、更に詳しくは上質紙、コピー用紙、ボンド紙、レポ
ート用紙等のいわゆる普通紙における印字濃度が高く、
ドットの不規則なにじみが少なく、定着が早く、耐水性
が改善され、かつインクに適した新規なフタロシアニン
染料化合物に関しており、またこの染料化合物を含有す
るインク、このインクを用いるインクジェット記録方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は水溶性の染料を水性媒体中に溶解
した水性インクがインクジェット記録用のインクとして
用いられてきた。これらの従来のインクの特性としては 1 十分な濃度の記録画像を与えること、 2 被記録材上で乾燥性が良いこと、 3 記録画像にじみが少ないこと、 4 水、アルコールに接触しても記録画像に流れ出しが
ないこと、あるいは仮にあったとしてもその流れ出しが
極めて少ないこと(耐水性)、 5 記録画像が優れた耐光性を有すること、 6 ペン先やノズル先端で目詰まりを起さぬこと、 7 連続記録したとき、長時間放置後に記録開始時の記
録画像のかすれ等の不都合が生じないこと(吐出安定
性)、 8 保存時にインクが安定であること、 9 使用中に記録手段を構成する部材と接触しても、困
った問題を生じないこと、 10 インクの使用者の安全、健康が侵されるような安
全性に関する疑念がないこと、などが要求され、さらに
熱エネルギーを利用するインクジェット記録方式では上
記の要求特性に加えて、 11 耐熱性に優れ、かつ熱エネルギー発生手段に悪影
響を及ぼさないこと、という要求が追加される。
【0003】これらの特性はインクの組成そのものに左
右されることは当然であるが、記録剤として含有されて
いる染料の特性に支配されているところも大きい。既存
の染料を用いて以上の要求特性を全て満足させることは
極めて困難である。
【0004】従来のインクジェット記録用の水性インク
には主として既存の酸性染料または直接染料が使用され
てきた。これらの染料は可溶化基としてスルホン酸基を
持っているために水性インク媒体には溶解性が高く、イ
ンクの長期保存性も一般には良好である。しかし、この
ようなインクで紙その他の被記録材に記録した印字物に
水が罹かったとき、濡れた手で触れたとき、水性のフェ
ルトペンで文字の上をなぞったときなどには、染料のし
み出しが起って、画像の品位が低下したり、判読に支障
を来すことが多かった。
【0005】特開昭63−210175、特開昭63−
304071、特開平3−103484にはフタロシア
ニン分子の骨格に直接カルボキシル基を結合させ、その
結果耐水性、溶解性、保存安定性などを改良しようとし
た染料が開示されているが、特殊な原料や反応工程を必
要とするために製造コストが高く成るという問題があっ
た。また特開平1−126381、特開平1−1907
70には連結基を介してフタロシアニン分子の骨格にカ
ルボキシル基を導入し、その結果同様の効果を狙った染
料が開示されているが、しかし、耐水性以外の性能はま
だ十分に発揮されていない。このように耐水性などの諸
特性を同時に改善するために、種々の改善努力がなされ
ているが、いまだに十分な解決方法が見出されていない
のが現状である。
【0006】この他にも、印字物のドットが不規則なに
じみを起さず、またその形状が円形に近く、エッジが鮮
鋭であって、高い品位の画像与えるような特性を有する
インク、またプリンターの高速化に対応して記録後の定
着が早いインクが求められている。
【0007】さらに空白のある文書や画像の印字中に空
白に対応するノズルに印字の休止期間ができた場合に、
吐出再開時に最初の吐出方向に乱れが生じる傾向があ
り、これも結果として印字品位の低下を起すので、その
ような結果を生じないインクが求められている。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】したがって、本発
明の目的は本発明の染料化合物を記録剤としてインクに
含有させたときに、種々のタイプの普通紙上で画像濃度
が高く、かつ鮮明であって、不定形なあるいは不規則な
にじみを生じない高い印字品位と優れた耐水性が得ら
れ、さらに定着性がよく、またノズルの目詰まりを起さ
ず、印字途中での吐出方向に乱れがなく、保存安定性、
熱安定性および安全性に優れたインクとすることがで
き、しかも製造コストが低い新規なフタロシアニン染料
化合物、この化合物を含有するインク、このインクを用
いるインクジェット記録方法、記録装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達成された。すなわち、本発明は分子中にカ
ルボキシル基およびヒドロキシエチル基の両者を有する
フタロシアニン染料化合物である。また本発明は記録剤
およびこれを溶解または分散する液媒体を含有するイン
クにおいて、その記録剤が分子中にカルボキシル基およ
びヒドロキシエチル基両者を有するフタロシアニン染料
化合物を含有することを特徴とするインク、このような
インクを用いたインクジェット記録方法およびそのため
の機器である。
【0010】本発明によれば、上質紙、コピー用紙、ボ
ンド紙、レポート紙などのいわゆる種々のタイプの普通
紙上で画像濃度が高く、かつ鮮明であって、ドットの不
定形あるいは不規則なにじみを生じない高い印字品位を
有し、優れた耐水性を有する画像が得られ、さらに定着
性がよく、またノズルの目詰まりを起さず、印字途中で
の吐出方向に乱れがなく、保存安定性、熱安定性および
安全性に優れ、さらに製造コストが低いなどの特徴を有
した新規なフタロシアニン染料化合物、この染料化合物
を含有するインク、そのインクを用いるインクジェット
記録方法が提供される。
【0011】さらに本発明のインクは長期間プリンター
を使用しなかった間にノズルの先端でインクの液体が蒸
発して染料が析出した場合に、析出物がゼリー状の半固
体状態になるが、結晶状に固着することがないために、
プリンター内蔵の回復ポンプの操作でこれを容易に除去
することが可能であり、ノズルの目詰まりの原因になら
ないという優れた特性を有している。また印字中の空白
期間の後の最初の吐出、いわゆる間欠吐出の際に、吐出
方向の乱れが生じにくいという優れた特性をも有してい
る。
【0012】本発明の化合物は一般式として下の化学式
で示される。
【0013】
【化3】 この式においてはPcはフタロシアニン分子の骨格であ
り、Xは脂肪族ジアミンから導かれる2価の連結基であ
り、Yはトリアジン環またはピリミジン環を含む3価の
基であり、R1 はヒドロキシエチル基を含む有機の基で
あり、R2 はカルボキシル基を含む有機の基であり、M
はアルカリ金属、アンモニウムまたは有機アンモニウム
を表わす。pは1ないし4の整数、qは0または1を示
す。これらの基の具体的な例を表1に示す。
【0014】
【表1】 上記の一般式で示される化合物のうちで特に好ましい化
合物を表2に示す。特に好ましい化合物例の中心金属は
銅原子である。この表のなかのaからmまでの記号は表
1における記号である。
【0015】
【表2】 フタロシアニン分子の骨格としては、中心に銅またはニ
ッケル原子を持つものまたは中心に金属原子を持たない
ものが好ましく、このなかでも銅を中心原子として持つ
ものが最も好ましい。またpおよびqは化合物の合成上
の理由で厳密に制御することは極めて困難であるので、
ある幅を持った混合物が得られることは当業者には周知
の事実である。表2ではその代表的な値を示した。
【0016】以上の構造式ではMはアルカリ金属または
アンモニウムを示し、両者とも好ましいが、特にカルボ
キシル基に結合したアンモニウムは印字後にアンモニア
となって徐々に揮発するので、その結果残った染料は水
に難溶または不溶性の遊離酸型になるので、印字物の耐
水性をより向上させるのに効果的である。Mがリチウム
である分子は水溶性が高く、耐水性の面で好ましくな
い。
【0017】R1 のヒドロキシエチル基は上記のような
ノズル目詰まり、休止後の再吐出の性能を向上させる点
で極めて大きな効果を発揮する。
【0018】さらに本発明の染料化合物においては、上
記のような効果を有するカルボキシル基とヒドロキシエ
チル基を染料分子の骨格構造ではなく、トリアジン環の
ような基を介在して染料分子中に持つことを特徴として
いる。本発明の染料の分子構造はこれらの基を骨格に直
接導入した分子構造に比較して、母体染料の色調、耐光
性などの物性に与える影響が極めて小さく、また製造方
法も容易であり、従って製造コストの低減に大いに寄与
している。
【0019】上記のような本発明の染料は細田 豊著
「理論製造 染料化学」などに記載の方法によって合成
される。例えば、具体的には、No.1の染料で中心原
子が銅である分子は次のようにして合成される。
【0020】クロルスルホン酸に銅フタロシアニンを室
温以下で徐々に添加し、その後に温度を上昇させて、塩
化スルホニル基4個をフタロシアニン分子の骨格に導入
する。室温に冷却後に、この液体を氷水中に注ぎ、、塩
化ナトリウムを加えて塩析しウエットケーキを作る。こ
れを氷水中に懸濁し、銅フタロシアニン1モルにたいし
てエチレンジアミン3モルを反応させ、一方残りの塩化
スルホニル基を加水分解してスルホン酸基に転換し、塩
化シアヌルと反応させる。その後に反応物の温度を室温
付近に挙げて、モノエタノールアミン3モルと反応させ
た後に、さらに温度を挙げて、アスパラギン酸3モルと
反応させ、酸性基のカウンターイオンを適当な種類に転
換し、その後に精製して目的化合物を得る。
【0021】本発明のインクにおける上記染料の使用量
について特に制限は存在しないが、一般的にはインク全
重量の0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜10重
量%、更に好ましくは0.5〜6重量%が好適である。
上記染料は単独でも、併用でも使用できる。
【0022】本発明のインクに使用するのに好適な液体
媒体は水または水と混合しうる有機溶媒と水との混合溶
媒である。水は種々のイオンを含有する水道水ではな
く、脱イオン水を使用するのが好ましい。
【0023】水と混合して使用する有機溶媒としては、
例えばメチルアルコール、エチルアルコール、n−プロ
ピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチル
アルコール、第二級ブチルアルコール、第三級ブチルア
ルコール、イソブチルアルコール、n−ペンタノール等
の炭素数1〜5のアルキルアルコール類、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトアルコ
ール類、ジオキサン等のエーテル類、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレン
グリコール類、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2,6−ヘキサントリオール、チオグリコール、ヘ
キシレングリコール、ジエチレングリコール等のアルキ
レン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコー
ル類、グリセリン、エチレングリコールモノメチル(ま
たはエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチ
ル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコール
モノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコー
ルの低級アルキルエーテル類、トリエチレングリコール
ジメチル(またはエチル)エーテル、テトラエチレング
リコール(またはエチル)エーテル等の多価アルコール
の低級ジルキルエーテル、スルホラン、N−メチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン等が挙げられる。
【0024】以上のような有機溶媒から適当な有機溶媒
を選択して使用するが、本発明の染料の場合には、特に
目詰まり防止にはジエチレングリコールまたはチオジグ
リコールが好ましく、画像濃度、吐出安定性の点では窒
素含有化合物またはポリアルキレンオキシドのエーテル
化合物が好ましく、周波数応答性に関しては、低級アル
コールや界面活性剤の使用が好ましい。したがって本発
明において好ましい溶媒組成は水のほかに、上記のよう
な各種成分を含む組成である。インク中の上記有機溶媒
の含有量は一般的にはインクの全重量の2〜80重量
%、好ましくは3〜70重量%であり、より好ましくは
4〜60重量%である。
【0025】また使用する水は一般的には全体の10〜
97.5重量%、好ましくは35重量%以上、より好ま
しくは45重量%以上であり、水の割合が少ない場合に
は、形成された画像中の低揮発性の有機溶媒が多く残
り、染料のマイグレーション、画像の滲みなどを生じて
好ましくない。また本発明のインクは上記の成分以外に
必要に応じて、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整
剤を含有することも可能である。pH調整剤としては例
えばジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどの
各種有機アミン、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物等の無機ア
ルカリが挙げられる。
【0026】以上のような本発明のインクは25℃の粘
度が1〜20cps,好ましくは1〜15cpsであ
り、表面張力は30ダイン/cm以上、好ましくは40
ダイン/cm以上であって、pHが約6〜10の物性を
示すものが好ましい。
【0027】本発明のインクが使用される場合には、そ
の記録方式としてはインクジェット方式が効果的であ
り、被記録材としては一般の普通紙、例えば上質紙、中
質紙、ボンド紙、コピー用紙、コート紙が挙げられ、さ
らにOHP用のプラスチックフィルム等、何れの記録材
でも適用することが可能である。
【0028】本発明のインクは熱エネルギーによるイン
クの発泡現象を利用してインクを吐出させるタイプのイ
ンクジェット記録方法には特に好適であり、その吐出が
極めて安定であり、サテライトドットの発生が生じない
と言う特徴がある。ただしこの場合には、熱的な諸物性
値、例えば比重、熱膨張係数、熱伝導率等の諸物性値を
目的によって調整する必要がある。
【0029】本発明のインクはその他の熱エネルギーの
作用により液滴を吐出させて記録を行うインクジェット
記録方式に極めて都合よく用いられるが、一般の筆記用
として使用できることは言うまでもない。
【0030】本発明のインクを用いて記録を行うのに好
適な方法および装置としては記録ヘッドの室内のインク
に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、その熱ネル
ギーにより液滴を発生させる方法および装置を挙げるこ
とができる。
【0031】その装置の主要部であるヘッド構成例を図
1、図2および図3に示す。
【0032】ヘッド13はインクを通す溝14を有する
ガラス、セラミックまたはプラスチック板等と感熱記録
に用いられる発熱ヘッド15(図面上ではヘッドが示さ
れているが、特にこのヘッドに限定されるものではな
い)とを接着して得られる。発熱ヘッド15は酸化ケイ
素等で形成される保護膜16、アルミニウム電極17−
1、17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層1
8、蓄熱層19、アルミナ等の放熱性の良好な基板20
より成っている。
【0033】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、図面上には示していない圧力によりメ
ニスカス23を形成している。
【0034】電極17−1および17−2に電気信号が
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
熱せられ、そこに接触しているインク21に気泡が生
じ、その圧力でメニスカスが突出し、インク21が吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となって、被記録
材25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッド
を多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。そのマルチ
ヘッドはマルチ溝26を有するガラス板27と図1に示
した発熱ヘッドと同様な発熱ヘッド28を密着して製作
される。
【0035】なお図1はインクの流路に沿ったヘッド1
3の断面図であり、図2は図1のA−B線で切った場合
の断面図である。図4にはこのようなヘッドを組込んだ
インクジェット記録装置の1例を示す。
【0036】図4では61はワイピング部材としてのブ
レードであり、その一端はブレード保持部材によって保
持されて固定され、カンチレバーの形態を成している。
ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接した位
置に配設され、また本例の場合には記録ヘッド移動経路
中に突出した形態で保持される。62はキャップであ
り、ブレード61に隣接するホームポジションに配設さ
れ、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出
口面と当接し、キャッピングを行う構成を備えている。
さらに63はブレード61に隣接して設けられるインク
吸収体であり、ブレード61と同様に記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。上記ブレード6
1、キャップ62、吸収体63によって吐出回復部64
が構成され、ブレード61および吸収体63によってイ
ンク吐出面に水分、塵埃等の除去が行われる。
【0037】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッドを搭載
して記録ヘッド65の移動を行うためのキャリッジであ
る。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモーター68によって駆動
されるベルト69と接続している。ただしこの部分は図
面上には記載されていない。これによりキャリッジ66
はガイド軸67に沿った移動が可能となり、記録ヘッド
65による記録領域およびその隣接した領域の移動が可
能となる。
【0038】51は被記録材を挿入するための給紙部、
52はモーターによって駆動される紙送りローラーであ
る。ただしこのモーターは図面には示されていない。こ
れらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向する位
置へ被記録材が給紙され、記録が進行するにしたがっ
て、排紙ローラー53を配した排紙部に送られる。
【0039】上記の構成において記録ヘッド65が記録
終了等のためにホームポジションに戻る際には、吐出回
復部64のキャップ62は記録ヘッド65の移動経路か
ら退避しているが、ブレード61は移動経路中に突出し
ている。この結果、記録ヘッド65の吐出口がワイピン
グされる。なおキャップ62が記録ヘッド65の吐出面
に当接してキャッピングを行う場合には、キャップ62
は記録ヘッドの移動経路中に突出するように移動する。
【0040】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合にはキャップ62およびブレ
ード61は上述のワイピング時の位置と同一の位置にあ
り、その結果この移動においても記録ヘッド65の吐出
口面はワイピングされることになる。
【0041】上述の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は記録終了時や吐出回復時ばかりではなく、記録ヘ
ッドが記録のために記録領域を移動する間に所定の間隔
で記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この
移動に伴って上記ワイピングが行われる。
【0042】図5はヘッドにインク供給部材、例えばチ
ューブを介して供給されるインクを収容したインクカー
トリッジの1例を示す図である。ここで40は供給用イ
ンクを収容したインク収容部、例えばインク袋であり、
その先端にはゴム製の栓42が設けられている。この栓
42に針(図面上には示されていない)を挿入すること
によってインク袋40中のインクをヘッドに供給可能に
している。44は廃インクを受容するインク吸収体であ
る。インク収容部としては、インクとの接触面がポリオ
レフィン、特にポリエチレンで形成されていることが本
発明にとって好ましい。
【0043】本発明で使用されるインクジェト記録装置
としては、上記のようなヘッドとインクカートリッジが
別個になっている構造に限らず、図6に示すようにこれ
ら両者が一体になった構造のものも好適に用いられる。
【0044】図6において、70は記録ユニットであ
り、こんなかにはインクを収容したインク収容部、例え
ばインク吸収体が収納されており、このようなインク吸
収体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部7
1からインク滴として吐出される構造になっている。イ
ンク吸収体の材料としてポリウレタンを用いることが本
発明には好ましい。
【0045】72はカートリッジ内部を大気に連通させ
るための大気連通口である。
【0046】この記録ユニット70は図4に示す記録ヘ
ッドに代わって用いられ、キャリッジ66にたいして着
脱自在になっている。
【0047】
【実施例】
実施例1 インクの作製 前記例示化合物を用いて下記の表3の成分を混合、溶解
し、塩酸またはアンモニウム水でpHを9〜9.5に調
整し、孔径0.2μmのフィルターで濾過し、本発明の
インクを作製した。文中の部表記は重量基準による割合
である。
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】 実施例2 インクの使用例 上記の各インクを記録ヘッド内のインクに熱エネルギー
を与えて液滴を発生させて記録を行うオンデマンドタイ
プのマルチヘッド(オリフィス径 40×40μm、駆
動電圧32V、周波数3.5kHz)を有する記録装置
に搭載して印字を行い、以下のような印字の評価を行っ
た。その評価結果を表5に示す。
【0050】
【表5】 評価項目 (a)、(b)、(c)、(d)、(e)
{e−1,e−2,e−3}、(f)、(g)および
(h) (a) 印字濃度 2種の複写機用普通紙(キャノンNP用紙およびゼロッ
クス4024紙)に全ノズル同時駆動でベタパッチを印
字し、その光学濃度を測定し、その測定値の平均値を下
記の基準で評価した。 A:光学濃度1.25以上 B:光学濃度1.20〜1.24 C:光学濃度1.00〜1.19 D:光学濃度0.99以下 (b) にじみ発生率 上記の用紙にドットがたがいに接触しないように連続印
字し、不定形なまたは不規則なにじみを持つドットを顕
微鏡下で数え、全体のなかで占めるこれらの百分率を求
め、その平均値を下記の基準で評価した。 A:5%以下 B:6〜10% C:11〜20% D:21%以上 (c) 定着性 上記の用紙に英数文字(60字×40行、A4判)を印
字し、一定時間後にレンズクリーニングペーパーで擦
り、印字がかすれなくなるまでの平均所要時間(秒)を
求め、それを下記の基準で評価した。 A:10秒以下 B:11〜15秒 C:16〜30秒 D:31秒以上 (d) 耐光性 上記a項で作製したベタパッチを室内光に2カ月曝光し
た後に、褪色の程度を光学濃度の平均低下率として求
め、下記の基準で評価した。 A:10%未満 B:10〜20% C:20.1%以上 (e) 耐水性 (e−1) 上記a項で作製したベタパッチを20℃の
水道水に1時間静かに浸した後に乾燥し、光学濃度の平
均低下率を求め、下記の基準で評価した。 A:10%未満 B:10〜20% C:20.1〜40% D:40.1%以上 (e−2) 上記c項で作製した印字物を20℃の水道
水に3秒間浸した後にすぐ引き上げて乾燥し、染料の流
れ出しによる白地の汚染の程度を下記の基準で評価し
た。 A:汚染が殆ど認められない。 B:汚染が少ない。 C:汚染がやや多い。 D:汚染が非常に多い。 (e−3) 上記c項で作製した印字物の文字を市販の
黄色蛍光ペンで行方向に1回なぞり、その文字のかすれ
程度を下記の基準で評価した。 A:かすれが殆ど認められない。 B:かすれが少ない。 C:かすれが多い。 (f) 吐出安定性 英数文字(60字×40行)をA4判紙400枚に印字
し、下記の基準で評価した。 A:異常なし。 B:部分的な不吐出または印字の乱れが発生。 (g) ノズルの目詰まり ヘッドのオリフィス面にキャップをしたままプリンター
を室温に2カ月間放置し、その後に印字したときの回復
操作、すなわち内蔵ポンプによる吸引操作の必要回数を
下記の基準で評価した。 A:1回以内で正常印字する。 B:2〜4回で正常印字する。 C:5〜10回で正常印字する。 D:11回以上でも回復しない。 (h) 間欠吐出の安定性 1)10秒間連続吐出→2)一定時間休止→3)連続吐
出という間欠動作を行った場合に、3)の最初で吐出方
向の乱れが生ずるか否かは2)の休止時間で決まるの
で、この時間を段階的に変更することによって、間欠吐
出の安定を測定する尺度とし、下記の基準で評価した。
なお測定のための環境条件は温度20℃、湿度45%で
あった。 A:45秒休止しても、安定に吐出した。 B:44〜30秒休止しても、安定に吐出した。 C:29〜15秒休止しても、安定に吐出した。 D:14秒以下の休止時間でしか安定吐出が得られなか
った。 比較例 上記の実施例と同様に下記の表6の化合物を用いて実施
例1と同一組成のインクを作製し、上記と同じ評価を行
った。
【0051】
【表6】 その結果を表7に示す。
【0052】
【化4】
【0053】
【表7】
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば種々のタ
イプの普通紙に対して画像濃度が高くかつ鮮明であっ
て、不定形あるいは不規則なにじみのない品位と耐水性
に優れた画像が得られ、化合物定着性が良好であって、
目詰まりをせず、保存安定性、熱的安定性および安全性
に優れたインクに適した新規アゾ化合物、このアゾ化合
物を含有するインク、このインクを用いるインクジェッ
ト記録方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面
図。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面
図。
【図3】図1および図2に示したヘッドをマルチ化した
ヘッドの概観斜視図。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図。
【図5】インクカートリッジの縦断面図。
【図6】インクカートリッジの(記録ユニットに同じ)
斜視図。
【符号の説明】
13 ヘッド 14 溝 15 発熱ヘッド 16 保護膜 17−1 アルミニウム電極 17−2 アルミニウム電極 18 発熱抵抗体層 19 畜熱層 20 基板 21 インク 22 吐出オリフィス 23 メニスカス 24 記録小滴 25 被記録体 26 マルチ溝 27 ガラス板 28 発熱ヘッド 40 インク袋 42 栓 44 インク吸収体 45 インクカートリッジ 51 給紙部 52 紙送りローラー 53 排紙ローラー 61 ブレード 62 キャップ 63 インク吸収体 64 吐出回復部 65 記録ヘッド 66 キャリッジ 67 ガイド軸 68 モーター 69 ベルト 70 インクジェットカートリッジ 71 ヘッド部 72 大気連通孔

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式で表わされる染料化合物 【化1】 この式において、Pcはフタロシアニン分子の骨格であ
    り、Xは脂肪族ジアミンから導かれる2価の連結基であ
    り、Yは窒素含有6員環であり、R1 はヒドロキシエチ
    ル基を含む有機基であり、R2 はカルボキシル基を含む
    有機基であり、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは
    有機アンモニウムを表わし、pは1ないし4の整数、q
    は0または1を示す。
  2. 【請求項2】 脂肪族ジアミンがエチレンジアミン、n
    −ブチレンジアミン、n−ヘキシレンジアミンから選択
    される請求項1記載の染料化合物。
  3. 【請求項3】 窒素含有6員環がトリアジン環またはピ
    リジン環である請求項1記載の染料化合物。
  4. 【請求項4】 R1 がモノエタノールアミンまたはジエ
    タノールアミンから誘導される有機基である請求項1記
    載の染料化合物。
  5. 【請求項5】 R2 が炭素数2ないし4のアミノ酸から
    誘導される有機基である請求項1記載の染料化合物。
  6. 【請求項6】 記録剤およびこれを溶解または分散する
    液媒体を含むインクにおいて、その記録剤が下記一般式
    で表わされるインク 【化2】 この式において、Pcはフタロシアニン分子の骨格であ
    り、Xは脂肪族ジアミンから導かれる2価の連結基であ
    り、Yは窒素含有6員環であり、R1 はヒドロキシエチ
    ル基を含む有機基であり、R2 はカルボキシル基を含む
    有機基であり、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは
    有機アンモニウムを表わし、pは1ないし4の整数、q
    は0または1を示す。
  7. 【請求項7】 脂肪族ジアミンがエチレンジアミン、n
    −ブチレンジアミン、n−ヘキシレンジアミンから選択
    される請求項6記載のインク。
  8. 【請求項8】 窒素含有6員環がトリアジン環またはピ
    リジン環である請求項6記載のインク。
  9. 【請求項9】 R1 がモノエタノールアミンまたはジエ
    タノールアミンから誘導される有機基である請求項6記
    載のインク。
  10. 【請求項10】 R2 が炭素数2ないし4のアミノ酸か
    ら誘導される有機基である請求項6記載のインク。
  11. 【請求項11】 pHが6ないし10である請求項6記
    載のインク。
  12. 【請求項12】 記録剤の含有量がインク全量にたいし
    て0.1〜15%である請求項6記載のインク。
  13. 【請求項13】 インク内の水含有量がインク全量に対
    して10〜97.5%である請求項12記載のインク。
  14. 【請求項14】 インクジェット記録用である請求項6
    記載のインク。
  15. 【請求項15】 インクジェット記録においてインクに
    熱エネルギーを作用させて、インク滴を吐出させる方式
    である請求項14記載のインク。
  16. 【請求項16】 インクをインク滴として吐出させて記
    録を行うインクジェット記録方法において、インクが請
    求項6記載のインクであることを特徴とするインクジェ
    ット記録方法。
  17. 【請求項17】 前記記録方法が熱エネルギーを作用さ
    せてインクをインク滴として吐出させる方法である請求
    項16記載のインクジェット記録方法。
  18. 【請求項18】 インクを収容したインク収容部、イン
    クをインク滴として吐出させるためのヘッドを備えた記
    録ユニットにおいて、インクが請求項6記載のインクで
    あることを特徴とするインクジェット記録ユニット。
  19. 【請求項19】 前記ヘッド部がインクに熱エネルギー
    を作用させてインク滴を吐出させるヘッド部を含む請求
    項18記載の記録ユニット。
  20. 【請求項20】 インクを収容するインク収容部を備え
    たインクカートリッジにおいて、インクが請求項6に記
    載のインクであることを特徴とするインクカートリッ
    ジ。
  21. 【請求項21】 インクを収容するインク収容部とイン
    クをインク滴として吐出させるためのヘッド部を有する
    記録ユニットを備えたインジェット記録装置において、
    前記インクが請求項6に記載のインクであることを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  22. 【請求項22】 前記ヘッド部がインクに熱エネルギー
    を作用させてインク滴を吐出させるヘッド部を含む請求
    項21記載の記録ユニット。
  23. 【請求項23】 インクを収容するインク収容部を備え
    たインクカートリッジとインクをインク滴として吐出さ
    せるためのヘッド部を備えたインクジェト記録装置にお
    いて、インクが請求項6に記載のインクであることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  24. 【請求項24】 前記インクカートリッジに収容したイ
    ンクを前記記録ヘッドにたいして供給するインク供給部
    を有する請求項23記載のインクジェット記録装置。
  25. 【請求項25】 前記ヘッド部がインクに熱エネルギー
    を作用させてインク滴を吐出させるヘッド部を含む請求
    項23または24記載のインクジェット記録装置。
JP5232885A 1993-09-20 1993-09-20 フタロシアニン染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法およびこのようなインクを用いた記録機器 Pending JPH0782499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5232885A JPH0782499A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 フタロシアニン染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法およびこのようなインクを用いた記録機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5232885A JPH0782499A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 フタロシアニン染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法およびこのようなインクを用いた記録機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0782499A true JPH0782499A (ja) 1995-03-28

Family

ID=16946372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5232885A Pending JPH0782499A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 フタロシアニン染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法およびこのようなインクを用いた記録機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0782499A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004096930A1 (ja) * 2003-05-02 2004-11-11 Canon Kabushiki Kaisha 水性蛍光インク、それを用いた記録画像及び判定方法
JP2005171239A (ja) * 2003-11-21 2005-06-30 Mitsubishi Chemicals Corp 記録液、インクセット及びその利用

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004096930A1 (ja) * 2003-05-02 2004-11-11 Canon Kabushiki Kaisha 水性蛍光インク、それを用いた記録画像及び判定方法
JPWO2004096930A1 (ja) * 2003-05-02 2006-07-13 キヤノン株式会社 水性蛍光インク、それを用いた記録画像及び判定方法
JP4533149B2 (ja) * 2003-05-02 2010-09-01 キヤノン株式会社 水性蛍光インク、それを用いた記録画像及び判定方法
JP2005171239A (ja) * 2003-11-21 2005-06-30 Mitsubishi Chemicals Corp 記録液、インクセット及びその利用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2801411B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器
JP3406923B2 (ja) インクジェット用インク
JPH05295312A (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3805006B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法、記録ユニット、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JPH0782499A (ja) フタロシアニン染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法およびこのようなインクを用いた記録機器
JP3542433B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP2919615B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3559584B2 (ja) インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置
JP2801410B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器
JP3450462B2 (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法、記録ユニット、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JPH08113744A (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを備えた記録機器
JPH06329933A (ja) 染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法、及び、かかるインクを用いた機器
JPH07242846A (ja) インク、該インクによる画像形成方法及び該インクを用いる機器
JPH06248211A (ja) インク、それを用いた記録方法、及びそれを用いた機器
JPH06329932A (ja) トリスアゾ染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法、及び、かかるインクを用いた機器
JP3880076B2 (ja) インク、インクジェット記録方法、記録ユニット、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP3244754B2 (ja) アゾ化合物、これを含有するインク及びこのインクを用いる記録方法
JPH06329944A (ja) モノアゾ染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法、及び、かかるインクを用いた機器
JPH06329931A (ja) ジスアゾ染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法、及び、かかるインクを用いた機器
JP3363895B2 (ja) アゾ化合物を含有するインクを用いた機器ならびにこれを用いたインクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JPH07316446A (ja) 染料、これを含有するインク及びインクセット、該インクを用いるインクジェット記録方法及び機器
JPH06329945A (ja) モノアゾ染料化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法、及び、かかるインクを用いた機器
JPH05105833A (ja) インク、これを用いたインクジエツト記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3123000B2 (ja) インクジェット記録用インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JPH06220379A (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器