JPH078156A - 手延べ製麺用延べ機の、熟成コンベヤー - Google Patents

手延べ製麺用延べ機の、熟成コンベヤー

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JPH078156A
JPH078156A JP20677993A JP20677993A JPH078156A JP H078156 A JPH078156 A JP H078156A JP 20677993 A JP20677993 A JP 20677993A JP 20677993 A JP20677993 A JP 20677993A JP H078156 A JPH078156 A JP H078156A
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rolling
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Tetsuo Matsuo
哲男 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロールにより丸め、又は細められた生地を、
ベルトコンベヤーにて、自動的、連続的に、次ぎの工程
に、熟成し、送る事にある。 【構成】 低速で移動する、上段のコンベヤー(8)の
始端部に、ロール類により伸延された帯、又は紐状の生
地をシュート(6)により、円形、楕円形又は長円形
に、多層に巻き込み配列し、その終端より、上段と反対
方向に移動する、下段のコンベヤー(10)上に、表裏
を反転して移し替えて送り、その終端の表面より取り出
し、次ぎの工程に送る、手延べ製麺用延べ機の熟成コン
ベヤー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手延べ製麺に於い
て、圧延・丸め・ほそめ・の、工程に使用する、延べ機
の熟成コンベヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の手延べ製麺の標準的な、1ロット
(小麦粉、4〜5袋−100〜125Kg)の、製造行
程を示す。 イ 捏, 7〜15%の塩水を、小麦粉の45〜50%
加え、20〜30分 ロ 足踏み又は楽延機 ハ いたぎ(切り廻し) ニ 圧延 75粍幅×20粍厚 ホ 合わせ圧延 20粍厚を2枚合わせて圧延し
20粍厚とする。 ヘ 圧延 20粍厚を圧延して10粍厚と
する。 ト 丸め(巻き込み) 19粍丸 チ ほそめ 13粍丸 リ ほそめ 9粍丸 ヌ ほそめ 6粍丸 ル かけば ヲ こびき ワ はたかけ カ 引き伸ばし ヨ 乾燥 タ 裁断 レ 包装 上記工程のうち、(ニ)圧延より、(カ)引き伸ばし.
の作業間には、10〜30分の熟成時間を必要とする。
従って、各工程の作業を終えた、帯状又は紐状の生地
は、多数の、直径50〜60糎深さ20糎位の、盥状の
容器に、うす状に多層に巻き込み、熟成(ねかし)後、
次ぎの工程に送られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、 A,容器切り換えの為、常に人手を必要とし、連続作業
ができず、自動運転が出来ない。 B,20〜40Kgの、生地の入った容器を、移動しな
ければならないので、重労働である。 C,容器に、渦状に、多層に重ねて巻き込む為、始めと
終わりでは、巻き込みに要する時間の、2倍の熟成時間
の差を生じ、それだけ長い熟成時間を必要とする。 D,表面の乾燥を防止するため、各容器に、常に、紙又
はビニールなどをかぶせなければならない。 E,直径50〜60糎の容器を、多数配置し、移動させ
なければならないので、広い場所を必要とする。 本発明は、その欠点を除くため考えたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ロールにより伸延され
た、帯状又は紐状の細長く、軟らかい生地を、10〜2
0分間、貯留し、次ぎの工程に移送するには、ベルトコ
ンベヤーが考えられる。しかし、平面的に配列すると、
長大なものとなるので、多層に配列すると、生地を取り
出す時に、下側の層より引き出す事となり、取り出しが
不可能である。
【0005】上記の件を解決する為本発明は、圧延ロー
ル(4)又は、引伸ばしロール(5)の下に、先端が、
円形、楕円形又は長円形に揺動するシュート(6)を設
け、その下側を始端とする、低速で移動する上段のコン
ベヤー(8)と、その下に、反対方向に移動し、両側に
長い下段のコンベヤー(10)を設ける。
【0006】
【作用】低速で移動する、上段のコンベヤー(8)の始
端部に、引き伸ばしロール(3)を経て、圧延ロール
(4)及び引張りロール(5)により伸延された帯、又
は紐状の生地(7)をシュート(6)により、円形、楕
円形又は長円形に、多層に巻き込み配列し、その終端よ
り、反対方向に移動する、下段のコンベヤー(10)上
に、表裏を反転して移し替え、上段と反対方行に移動さ
せ、その終端の、表面よりとりだし、次ぎの工程に送
る。
【0007】
【実施例】
実施例1 実施例を図1により説明すると、前工程のロール(1)
により圧延された、帯状又は紐状の軟らかい生地(2)
は引き伸ばしロール(3)を経て、圧延ロール(4)及
び、引き張りロール(5)により、更にほそめられ、シ
ュート(6)に導入される。シュート(6)を出た生地
(7)は、低速にて移動する、上段のコンベヤー(8)
の始端に、多層に配列される。配列された、生地(9)
は、ゆっくりと送られ、上段のコンベヤー(8)の終端
より表裏を反転しながら、反対方向に移動する、下段の
コンベヤー(10)上に移し替えられる。下段のコンベ
ヤー(10)の終端に達した、生地(11)は、ほそ
め、熟成の工程を経、又反転されているので、その表面
より順次取り出し、次ぎの工程に送られる。
【0008】実施例2 実施例1の、上段のコンベヤー(8)より、下段のコン
ベヤー(10)に、移し替えられる部分に於いて、生地
(9)が、より多層になると、コンベヤーロール(1
2)が大径となり落差が大となり、低速での、反転しな
がらの、移し替えが、悪くなる。実施例2を、図2によ
り説明すると、上段のコンベヤー(8)の終端より、下
段のコンベヤー(10)に、反転しながら移し替えられ
る生地(9)の外周に沿い、軸(13)により懸架し、
レバー(14)とスプリング(15)により、加圧する
押さえロール(16)、及びエンドレスベルト(17)
を設けることにより、ゆっくりと、反転しながら移し替
えられる生地(9)の垂れ下がることを防止出来るの
で、生地(9)を、多層に積む事が出来、上下段のコン
ベヤー(8)と(10)の長さを短くできる。
【0009】実施例3 実施例1の、シュート(6)を固定すると、生地(7)
の動きが、不規則となり、又は、例えば円形に単純に揺
動させると、図3、図4の様に両端が厚くなり、多層に
積む事が出来ない。実施例3を、図6により説明する
と、シュート(6)は、その下端が前後左右に、揺動で
きるよう、軸(18)と軸受(19)(20)により支
持され、モーター(21)のクランク(22)と、ロッ
ド(23)により、連結する。更にモーター(21)
は、ガイド(24)により、左右に滑動し、モーター
(25)のクランク(26)と、ロッド(27)によ
り、ゆっくり往復させることにより、シュート(6)を
出た生地(7)は、低速にて移動する、上段のコンベヤ
ー(8)の始端に、円形で且つ左右に移動しながら、図
5の様に配列されるので、上面がフラットになり、より
多層に積むことが、出来る。
【0010】実施例4 実施例4を、図7、により説明すると引き伸ばしロール
(3)、交換可能な、圧延ロール(4)及び引っ張りロ
ール(5)を、上段に、シュート(6)、シュート
(6)の揺動装置、(28)制御盤(29)等を中段に
設け、その下方に、1ロット(4〜5袋)の生地を、収
容できる上下2段の熟成コンベヤー(8)(10)を設
け、その終端の最上部に引き上げロール(30)、戻し
用のガイドロール(31)、引き伸ばしロール(32)
を。配置する。上段のロール類により、伸延された生地
(7)は、シュート(6)により、上下2段の熟成コン
ベヤー(8)(10)に、収容され熟成され、反転、熟
成され、下段のコンベヤー(10)の終端に達した生地
(33)は、引き上げロール(30)により引き上げら
れ、ガイドロール(31)、引き伸ばしロール(32)
を経て、交換された次工程の圧延ロール(4)に、再び
導入することが出来、数工程の作業を、1台の装置で、
行なうことが出来る。
【0011】
【発明の効果】この発明に係る手延べ製麺用延べ機の、
熟成コンベヤーでは、ロール(3)(4)(5)で細め
られた生地(7)は、自動的に上段のコンベヤー(8)
上に多層に配列されて、送られ、下段のコンベヤー(1
0)に反転して、移し替え、熟成されながら次工程に送
られるので、そのために、 a,熟成容器切り換えの必要がないので、連続的に、自
動運転が出来る。 b,人手を必要としない。 c,熟成時間に差を生じない。 d,生地の出入りの部分だけ開放とし、他は全閉とする
ことが出来るので表面が乾燥することがない。 e,広い場所を必要としない。 f,1台で数工程をこなすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す主要部の側断面図
【図2】実施例2を示す主要部の側断面図
【図3】生地を円形に配列した場合の平面図
【図4】図3のXX’断面図
【図5】シュート(6)を、円形で且つ左右に移動し
て、配列した生地(9)を示す。
【図6】実施例3を示す主要部の斜視図
【図7】実施例4を示す全体斜視図
【符号の説明】
1 前工程のロール 2 帯状又は紐状の軟らかい生地 3 引き伸ばしロール 4 圧延ロール 5 引っ張りロール 6 シュート 7 シュート(6)を出た生地 8 上段のコンベヤー 9 上段のコンベヤー上に多層に配列された生地 10 下段のコンベヤー 11 ほそめ、熟成の工程を経た、生地 12 コンベヤーロール 13 軸 14 レバー 15 スプリング 16 押さえロール 17 エンドレスベルト 18 シュート(6)支持用軸 19 軸受 20 軸受 21 モーター 22 クランク 23 ロッド 24 ガイド 25 モーター 26 モーター(25)のクランク 27 ロッド 28 シュート(6)の揺動装置 29 制御盤 30 引き上げロール 31 戻し用ガイドロール 32 戻し用引き伸ばしロール 33 下段のコンベヤー(10)の終端に達した生地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延ロール(4)又は引張りロール(5)
    の下に、シュート(6)を設け、その下側を始端とす
    る、低速で移動する上段のコンベヤー(8)と、その下
    に、反対方向に移動し、両側に長い下段のコンベヤー
    (10)を設け、 生地(9)を、反転して移し替える
    事を特長とする、手延べ製麺用延べ機の、熟成コンベヤ
    ー。
  2. 【請求項2】上段のコンベヤー(8)の終端より、下段
    のコンベヤー(10)に、反転しながら移し替えられる
    生地(9)の外周に沿い、軸(13)により懸架し、レ
    バー(14)とスプリング(15)により、加圧した押
    さえロール(16)、及びエンドレスベルト(17)を
    設けた、請求項1に記載の、手延べ製麺用延べ機の熟成
    コンベヤー。
  3. 【請求項3】シュート(6)を、その下端が前後左右
    に、揺動できるよう、軸(18)と、軸受(19)(2
    0)により支持し、揺動装置(28)により、円形、楕
    円形、又は長円形に、左右に振りながら、多層に配列す
    る、請求項1、請求項2に記載の手延べ製麺用延べ機の
    熟成コンベヤー。
  4. 【請求項4】引き伸ばしロール(3)、交換可能な圧延
    ロール(4)、及び引っ張りロール(5)を上段に、そ
    の下方に、シュート(6)、シュート(6)の揺動装置
    (28)、制御盤(29)、等を中段に設け、その下方
    に、上下2段の熟成コンベヤー(8)(10)を設け、
    その終端の最上部に引き上げロール(30)、戻し用の
    ガイドロール(31)、引き伸ばしロール(32)を、
    配置してなる請求項1、請求項2、請求項3、に記載の
    手延べ製麺用延べ機の熟成コンベヤー。
JP20677993A 1993-06-28 1993-06-28 手延べ製麺用延べ機の、熟成コンベヤー Expired - Lifetime JPH0823B2 (ja)

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JPH078156A true JPH078156A (ja) 1995-01-13
JPH0823B2 JPH0823B2 (ja) 1996-01-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07213217A (ja) * 1994-02-07 1995-08-15 Takata Syst:Kk 麺製造方法及び装置
WO2007102558A1 (ja) 2006-03-08 2007-09-13 Nsk Ltd. 送りねじ機構及びステアリング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07213217A (ja) * 1994-02-07 1995-08-15 Takata Syst:Kk 麺製造方法及び装置
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