JPH0781492A - コネクタの脱着機構 - Google Patents

コネクタの脱着機構

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JPH0781492A
JPH0781492A JP5227618A JP22761893A JPH0781492A JP H0781492 A JPH0781492 A JP H0781492A JP 5227618 A JP5227618 A JP 5227618A JP 22761893 A JP22761893 A JP 22761893A JP H0781492 A JPH0781492 A JP H0781492A
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JP
Japan
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connector
lever
release lever
frame body
mounting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5227618A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Matsushita
朋美 松下
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 置き台15に置く連続的操作により携帯用電
話器31からコネクタ32を迅速に脱着させることがで
き、またコネクタの脱着機構を常時自動的に初期中立状
態に設定することができるコネクタの脱着機構を提供す
ること。 【構成】 基台11の一端部に枠体12の一端部が枢支
され、基台11の他端部に装着レバー用突起13及び離
脱レバー用突起14が形成され、枠体12の一端部側に
携帯機器31の置き台15が配設され、枠体12の他端
部側にコネクタ32の支持部16が形成され、支持部1
6下方に装着レバー25と離脱レバー21との切り換え
機構20が配設され、支持部16の下方移動により装着
レバー25がG方向に回動してコネクタ32を装着さ
せ、また切り換え機構20を作動させた状態での支持部
16の下方移動により、離脱レバー21がF方向に回動
してコネクタ32を離脱させるように構成されているコ
ネクタの脱着機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタの脱着機構に関
し、より詳細には、例えば自動車等の車室内の置き台に
携帯用電話器や携帯用無線機等の携帯機器を載置した状
態で、該携帯機器に外部アンテナや電源供給ライン等の
外部接続ラインを接続したり外したりするためのコネク
タの脱着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に携帯機器は、コネクタと接続コー
ドとを介して外部アンテナや電源供給ライン等の外部接
続ラインに接続される構造になっている。この携帯機器
を自動車等の車室内に置く際、前記コネクタが接続され
た状態で置き台上に載置する場合が多い。他方、前記携
帯機器を使用する際、前記コネクタを外した状態の場合
が多い。しかしコネクタを頻繁に脱着させる操作が煩わ
しく、また外したコネクタのコードが車室内に散らか
り、前記コネクタが損傷したり、邪魔になるという問題
があった。
【0003】上記問題に対処するため、スライド方式に
よるコネクタの脱着機構が提案されている。図5は従来
のこの種スライド方式によるコネクタの脱着機構を概略
的に示した平面図であり、図中41は携帯用電話器を示
している。携帯用電話器41の左側には接続コード42
に接続されたコネクタ43が配置されており、コネクタ
43の嵌合部43aには携帯用電話器41が装入される
ことにより、コネクタ43と携帯用電話器携41とが接
続されるようになっている。略直方体形状の置き台44
の右側には電話器保持部44aが形成され、置き台44
の左側にはコネクタ保持部44bが形成されている。正
面視コネクタ43の下側には略平板形状に形成されたス
ライド板45aが配設され、スライド板45aの上下側
には接続片45cと把手45dとが形成されており、ま
たスライド板45aの4隅にはそれぞれ突起45bが形
成されている。コネクタ保持部44b側壁には所定長さ
の溝44cが形成され、溝44c内に接続片45cが左
右方向への移動可能に挿入されており、これらスライド
板45a、突起45b、把手45d及び溝44c等でス
ライダー45が構成されている。
【0004】このように構成されたスライド方式による
コネクタの脱着機構を用い、コネクタ43を離脱させる
場合、まず把手45dを矢印A方向に動かしてスライダ
ー45を接続位置46aに設定し、コネクタ43が接続
された状態の携帯用電話器41を置き台44に載置す
る。次に把手45dを矢印B方向に動かしてスライダー
45を分離位置46bに設定する。すると、コネクタ4
3の右端部43cが突起45bにより矢印B方向に押圧
され、コネクタ43が分離位置46bに移動し、携帯用
電話器41のみが取り出し可能となる。またコネクタ4
3を接続させる場合、スライダー45が分離位置46b
に設定された状態で携帯用電話器41を置き台44に載
置し、把手45dを矢印A方向に動かしてスライダー4
5を接続位置46aに設定する。すると、コネクタ43
の左端部43bが突起45bにより矢印A方向に押圧さ
れ、携帯用電話器41とコネクタ43とが接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したスライド方式
によるコネクタの脱着機構においては、携帯用電話器4
1を置き台44に載置してコネクタ43を接続させる場
合、携帯用電話器41を置く動作と把手45dをスライ
ドさせる動作との2工程を要し、操作が煩わしいという
課題があった。
【0006】また携帯用電話器41を置き台44に載置
する場合、コネクタ43が接続されている状態のときに
はスライダー45を予め接続位置46aに確実に設定し
ておく必要があり、他方、コネクタ43が接続されてい
ない状態のときにはスライダー45を予め分離位置46
bに確実に設定しておく必要がある。このようにコネク
タ43の着脱状態によりスライダー45の位置を確認し
なければならず、操作時に余分な注意を要するという課
題があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、携帯用電話器を置き台に置く連続的操作によ
り、コネクタを脱着させることができ、またコネクタの
脱着機構を常時自動的に初期中立状態に設定させること
ができ、したがって操作開始前に余分な注意を払うこと
なく、迅速にコネクタを脱着させるためのコネクタの脱
着機構を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るコネクタの脱着機構は、基台の一端部に
該基台に支持された弾性体により常時上方に付勢された
枠体の一端部が枢支され、前記基台の他端部に装着レバ
ー用突起及び離脱レバー用突起が形成され、前記枠体の
前記一端部側に携帯機器の置き台が配設され、前記枠体
の他端部側にコネクタの支持部が形成され、該支持部下
方に装着レバーと離脱レバーとの切り換え機構が配設さ
れ、前記支持部の下方への移動により前記装着レバーが
前記装着レバー用突起により所定方向に回動させられ、
該回動により前記装着レバーが前記コネクタを前記携帯
機器側に押圧する一方、前記切り換え機構を作動させた
状態での前記支持部の下方への移動により、前記離脱レ
バーが前記離脱レバー用突起により前記所定方向と反対
方向に回動させられ、該回動により前記離脱レバーが前
記コネクタを前記携帯機器より離脱させるように構成さ
れていることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明に係るコネクタの脱着機構によれば、基
台の一端部に該基台に支持された弾性体により常時上方
に付勢された枠体の一端部が枢支され、前記基台の他端
部に装着レバー用突起及び離脱レバー用突起が形成さ
れ、前記枠体の前記一端部側に携帯機器の置き台が配設
され、前記枠体の他端部側にコネクタの支持部が形成さ
れ、該支持部下方に装着レバーと離脱レバーとの切り換
え機構が配設され、前記支持部の下方への移動により前
記装着レバーが前記装着レバー用突起により所定方向に
回動させられ、該回動により前記装着レバーが前記コネ
クタを前記携帯機器側に押圧するので、該携帯機器を前
記置き台に載置すると同時に下方へ押さえる操作によ
り、前記装着レバー用突起で前記装着レバーが接続方向
に回転し、前記コネクタが前記携帯機器側に押圧されて
これに接続・固定しうることとなり、したがって前記携
帯機器を置く際の連続操作により、同時に前記コネクタ
を接続し得ることとなる。次に手を離す操作により、前
記枠体が自動的に上昇し、前記装着レバーが前記装着レ
バー用突起からフリーになるとともに、前記切り換え機
構における付勢装置により離脱方向に回転し、前記装着
レバーと前記離脱レバーとが初期中立状態に復帰・維持
される。
【0010】また、前記切り換え機構を作動させた状態
での前記支持部の下方への移動により、前記離脱レバー
が前記離脱レバー用突起により前記所定方向と反対方向
に回動させられ、該回動により前記離脱レバーが前記コ
ネクタを前記携帯機器より離脱させるように構成されて
いるので、前記切り換え機構における押圧ボタンを押し
込む操作により、前記装着レバーを前記装着レバー用突
起の配置範囲外に設定し得ることとなり、また前記離脱
レバーが前記離脱レバー用突起の配置範囲内に設定され
るとともに、前記コネクタがロック機構から解除され得
ることとなる。さらに前記押圧ボタンを押した状態で前
記支持部を下方へ押さえる操作により、前記離脱レバー
用突起により前記離脱レバーが離脱方向に回転し、前記
コネクタを前記携帯機器より離脱させ得ることとなる。
次に前記押圧ボタンから手を離す操作により、前記離脱
レバーが前記離脱レバー用突起の配置範囲外に設定さ
れ、前記切り換え機構における付勢装置により前記離脱
レバーが接続方向に回転し、初期中立状態に復帰され
る。さらに続けて前記支持部から手を離す操作により、
前記枠体が上昇するとともに、前記切り換え機構におけ
る付勢装置により、前記装着レバーが前記装着レバー用
突起の配置範囲内に設定され、装着レバーが初期中立状
態に復帰される。
【0011】したがって、前記携帯用電話器を前記置き
台に置く連続的操作により、前記コネクタを脱着し得る
こととなり、またコネクタの脱着機構が常時自動的に初
期中立状態に設定され、操作開始前に余分な注意を払う
ことなく、迅速にコネクタを脱着し得ることとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るコネクタの脱着機構の実
施例を図面に基づいて説明する。図4は実施例に用いら
れる携帯用電話器とコネクタとを概略的に示した図であ
り、(a)は平面図、(b)は正面図である。携帯用電
話器31は略直方体形状に形成されており、側面部31
cの所定箇所には係合部33dが係合される孔31dが
形成されている。またコネクタ32左側の所定箇所には
押圧部32b、側壁32f、32gが形成され、コネク
タ32右側には略コの字形状の嵌合部32aが形成され
ている。またコネクタ32の側面32eの所定箇所には
凹部32cが形成され、凹部32c左側には押圧部32
dが形成され、側面32e内には所要形状の空胴部33
eが形成されている。空胴部33e内には板バネ33a
が収容されており、板バネ33aの一端部には凸部33
cが形成され、他端部には係合部33dが形成されてい
る。板バネ33aは空胴部33e内にピン33bを用い
て回動可能に取り付けられるとともに、矢印C方向に付
勢されており、これら板バネ33a、ピン33b、空胴
部33e及び孔31dによりロック機構33が構成され
ている。そして押圧部32bを右方に押圧すると嵌合部
32aに携帯用電話器31の左部31aが挿入され、こ
れが完全に挿入された際、コネクタ32と携帯用電話器
31とが電気的に接続され、かつロック機構33が作動
して機械的にロックされるようになっている。また凸部
33cを矢印Cとは反対方向に押圧すると、係合部33
dが孔31dから外れてロックが解除され、この状態で
押圧部32dを左方に押圧するとコネクタ32が携帯用
電話器31から離脱されるようになっている。
【0013】図1は実施例に係るコネクタの脱着装置を
概略的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)におけるX−X線断面図である。また破線は携帯
用電話器31及びコネクタ32を示し、(a)における
破線のハッチング部はコネクタ32の可視部分、(b)
における破線のハッチング部はコネクタ32のX−X線
断面部分をそれぞれ示している。略長方形の底板11a
外周には前部壁11b、側部壁11cが形成されてお
り、これら底板11a、前部壁11b、側部壁11cと
で基台11が構成されている。底板11a上の左端部近
傍には所定のカム形状を有する装着レバー用突起13と
離脱レバー用突起14とが形成され、側壁部11cにお
ける装着レバー用突起13と離脱レバー用突起14との
間には押圧ボタン21cが挿入される略半円形形状の切
り欠き部11fが形成され、底板11a上の略中央部に
はコイルバネ11eが配設されている。
【0014】基台11上には枠体12が配設されてお
り、枠体12は略直方体形状に形成され、枠体12右端
部の側面からは側壁部12bが延設されている。枠体1
2左端部側面からは側壁部12aが延設され、側壁部1
2a上には支持部16が形成されており、これら枠体1
2、側壁部12aは基台11内に収容可能な形状になっ
ている。枠体12右端部は基台11の側壁部11c右端
部にボルト11dを用いて回動可能に枢支されており、
枠体12はコイルバネ11eにより支持され、かつ常時
矢印方向に付勢されるようになっている。
【0015】支持部16は支持板部16a、側部ガイド
16b、上部ガイド16cとで構成されており、略長方
形形状を有する支持板部16aには長方形形状の装着レ
バー用孔22及び離脱レバー用孔23が形成されてい
る。支持板部16aの側面には側部ガイド16bが形成
され、正面視支持板部16a上方には側部ガイド16b
から上部ガイド16cが延設されている。そしてコネク
タ32が左方から支持部16内に挿入され、支持板部1
6a及び上部ガイド16cにより支持され、かつ側部ガ
イド16bにより左右方向へ摺動するように規制され、
また距離Lほど移動すると正面視上方に取り出せるよう
になっている。
【0016】さらに枠体12の正面視右側の上方には置
き台15が配設されており、置き台15は平面視略コの
字形状の横支持部15aに、側面視略コの字形状の上下
支持部15bが取り付けられることにより構成されてい
る。横支持部15a下部にはブラケット15cが形成さ
れており、ブラケット15cと側壁部12bとはボルト
12cを用いて回動可能に枢支されている。そして携帯
用電話器31右端部を横支持部15a、上下支持部15
b内に挿入して押し下げることにより、携帯用電話器3
1が枠体12上の所定箇所に固定されるようになってい
る。
【0017】図2は実施例に係るコネクタの脱着機構に
おける切り換え機構を詳細に示した模式的部分拡大図で
あり、(a)は図1のY−Y線断面図、(b)は(a)
のX−X線断面図である。枠体12における側壁部12
aの所定箇所には略円柱形状の押圧ボタン21cが回動
及び摺動可能に軸支され、押圧ボタン21cの一端部に
は離脱レバー21が形成されており、離脱レバー21は
所定のカム形状を有するカム部21aと押圧部21bと
により略V字形状に形成されている。また押圧ボタン2
1c形成面とは反対側の離脱レバー21面には略円筒形
状の内筒部21d、外筒部21eとが同心状に形成され
ている。内筒部21d、外筒部21eにおける離脱レバ
ー21と対向する側には装着レバー25が配設されてお
り、装着レバー25は所定のカム形状を有するカム部2
5aと押圧部25bとにより略V字形状に形成されてい
る。また装着レバー25の離脱レバー21と対向する面
には略円筒形状の外筒部25cが形成され、外筒部25
cは外筒部21eに回動可能に外嵌されている。さらに
外筒部21e内にはコイルバネ26が配設され、コイル
バネ26は離脱レバー21と装着レバー25とに接続さ
れており、コイルバネ26により離脱レバー21、装着
レバー25が矢印F、G方向にそれぞれ付勢されるよう
になっている。これら離脱レバー21、装着レバー25
等は枠体12の中心軸を対称に1組ずつ形成されてお
り、2個の離脱レバー内筒部21d内には軸28が摺動
可能に挿入されている。軸28外周にはコイルバネ28
aが巻回されており、コイルバネ28aにより2個の装
着レバー25がそれぞれ矢印H、J方向に付勢されるよ
うになっている。
【0018】コネクタ32の押圧部32b左方の所定箇
所に装着レバー用孔22の左端部22aが設定されてお
り、装着レバー25の押圧部25bが装着レバー用孔2
2を貫通して支持部16内に突出し、コネクタ32の押
圧部32bに当接するとともに、装着レバー用孔22の
左端部22aにより押圧部25bの矢印F方向への回転
が常時規制されるようになっている。
【0019】また図3に示したように、携帯用電話器3
1に装着された状態において、コネクタ32の押圧部3
2d右方の所定箇所に離脱レバー用孔23の右端部23
bが設定されており、離脱レバー21の押圧部21bが
離脱レバー用孔23を貫通して支持部16内に突出し、
コネクタ32のコネクタ凹部32c内に押入されるとと
もにコネクタ押圧部32dに当接し、かつ離脱レバー用
孔23の右端部23bにより押圧部21bの矢印G方向
への回転が常時規制されるようになっている。
【0020】また離脱レバー用孔23の側壁部23cは
所定位置に設定されており、離脱レバー23の押圧部2
1bが側壁部23c面に当接することにより、離脱レバ
ー21及び装着レバー25のHまたはJ方向への移動が
規制されるようになっている。さらに押圧ボタン21c
を押し込んでいない場合、装着レバー25が装着レバー
用突起13の配置範囲D内に設定されるようになってお
り、また押圧ボタン21cを押し込んだ場合、離脱レバ
ー21が離脱レバー用突起の配置範囲E内に設定される
ようになっている。これら押圧ボタン21c、装着レバ
ー用孔22、離脱レバー用孔23、コイルバネ26及び
コイルバネ28aにより切り換え機構20が構成されて
いる。
【0021】このように構成された装置を用いる場合、
携帯用電話器31を置き台15に載置すると同時に下方
へ押さえる操作により、枠体12が押し下げられ、装着
レバー用突起13によりカム部25aが押し上げられ、
押圧部25bが矢印Fの反対方向に回転してコネクタ3
2の押圧部32bが矢印A方向に押され、コネクタ32
が携帯用電話器31に装着されるとともにロック機構3
3が作動して固定される。次に携帯用電話器31から手
を離す操作により、枠体12が自動的に上昇し、装着レ
バー25が装着レバー用突起13からフリー状態にな
り、コイルバネ26により矢印F方向に回転し、装着レ
バー25が初期中立状態に復帰する。
【0022】図3は実施例に係るコネクタの脱着機構に
おいて、コネクタ32を携帯用電話器31から離脱させ
る場合の切り換え機構を説明するために示した模式的部
分拡大図であり、(a)は図1のY−Y線断面図、
(b)は(a)のX−X線断面図である。この場合、離
脱レバー押圧ボタン21cを押し込む操作により、離脱
レバー21が離脱レバー用突起14の配置範囲E内に設
定され、板バネ33aの凸部33cが離脱レバー21の
押圧部21b側面に押されてロック機構33が解除され
る。またこれと同時に装着レバー25が装着レバー用突
起13の配置範囲Dから外れた位置に設定される。さら
に押圧ボタン21cを押した状態で支持部16を下方へ
押さえる操作により、枠体12が押し下げられ、装着レ
バー25は装着レバー用孔22の左端部22aに当接し
た状態で固定され、離脱レバー21のみが離脱レバー用
突起14により押し上げられ、押圧部21bが矢印F方
向に回転してコネクタ32の押圧部32dが矢印B方向
に押され、コネクタ32が携帯用電話器31から離脱す
る。次に押圧ボタン21cから手を離す操作により、離
脱レバー21の押圧部21bがコネクタ32の凹部32
cから離脱する。またこれと同時に、離脱レバー21が
離脱レバー用突起14の配置範囲Eから外れた位置に自
動的に設定され、コイルバネ26の付勢により矢印G方
向に回転し、離脱レバー用孔23の右端部23bに当接
した後、回転を停止する。次に支持部16から手を離す
操作により枠体12が自動的に上昇し、離脱レバー21
及び装着レバー25が矢印HまたはJ方向にさらに付勢
され、装着レバー25が装着レバー用突起13の配置範
囲D内に自動的に設定される。
【0023】上記説明から明らかなように、実施例に係
るコネクタの脱着機構では、携帯機器31を置き台15
に載置すると同時に下方へ押さえる操作により、装着レ
バー用突起13で装着レバー25を接続方向Gに回転さ
せることができ、コネクタ32を携帯機器31側に押圧
してこれに接続させることができ、したがって携帯機器
31を置く際の連続操作により、同時にコネクタ32を
接続することができる。次に手を離す操作により枠体1
2が自動的に上昇し、装着レバー25を装着レバー用突
起13からフリーにすることができるとともに、切り換
え機構20における回転付勢装置26により離脱方向F
に回転させ、装着レバー25と離脱レバー21とを初期
中立状態に復帰・維持させることができる。
【0024】また、切り換え機構20における押圧ボタ
ン21cを押し込む操作により、装着レバー25を装着
レバー用突起13の配置範囲D外に設定することがで
き、また離脱レバー21を離脱レバー用突起14の配置
範囲E内に設定することができるとともに、コネクタ3
2をロック機構33から解除させることができる。さら
に押圧ボタン21cを押した状態で支持部16を下方へ
押さえる操作により、離脱レバー用突起14により離脱
レバー21を離脱方向に回転させ、コネクタ32を携帯
機器31より離脱させることができる。次に押圧ボタン
21cから手を離す操作により、離脱レバー21を離脱
レバー用突起14の配置範囲E外に設定することがで
き、切り換え機構20における付勢装置26により離脱
レバー21を接続方向に回転させ、初期中立状態に復帰
させることができる。続けて支持部16から手を離す操
作により枠体12が上昇し、切り換え機構20における
付勢装置28aにより、装着レバー25を装着レバー用
突起13の配置範囲D内に設定することができ、装着レ
バー25を初期中立状態に復帰させることができる。
【0025】なお、上記実施例では携帯用電話器31の
場合について説明したが、別の実施例では携帯用無線機
等の他の携帯機器にも適用することができる。
【0026】また、置き台15はこのような構成に限定
されるものではなく、携帯機器31を保持するものであ
ればどのような構成のものでもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るコネク
タの脱着機構にあっては、基台の一端部に該基台に支持
された弾性体により常時上方に付勢された枠体の一端部
が枢支され、前記基台の他端部に装着レバー用突起及び
離脱レバー用突起が形成され、前記枠体の前記一端部側
に携帯機器の置き台が配設され、前記枠体の他端部側に
コネクタの支持部が形成され、該支持部下方に装着レバ
ーと離脱レバーとの切り換え機構が配設され、前記支持
部の下方への移動により前記装着レバーが前記装着レバ
ー用突起により所定方向に回動させられ、該回動により
前記装着レバーが前記コネクタを前記携帯機器側に押圧
するように構成されているので、該携帯機器を前記置き
台に載置すると同時に下方へ押さえる操作により、前記
装着レバー用突起で前記装着レバーを接続方向に回転さ
せ、前記コネクタを前記携帯機器側に押圧してこれに接
続・固定させることができ、したがって前記携帯機器を
置く際の連続操作により、同時に前記コネクタを接続す
ることができる。次に手を離す操作により前記枠体が自
動的に上昇し、前記装着レバーを前記装着レバー用突起
からフリーにすることができるとともに、前記切り換え
機構における付勢装置により離脱方向に回転させ、前記
装着レバーと前記離脱レバーとを初期中立状態に復帰・
維持させることができる。
【0028】また、前記切り換え機構を作動させた状態
での前記支持部の下方への移動により、前記離脱レバー
が前記離脱レバー用突起により前記所定方向と反対方向
に回動させられ、該回動により前記離脱レバーが前記コ
ネクタを前記携帯機器より離脱させるように構成されて
いるので、前記切り換え機構における押圧ボタンを押し
込む操作により、前記装着レバーを前記装着レバー用突
起の配置範囲外に設定することができ、また前記離脱レ
バーを前記離脱レバー用突起の配置範囲内に設定するこ
とができるとともに、前記コネクタをロック機構から解
除させることができる。さらに前記押圧ボタンを押した
状態で前記支持部を下方へ押さえる操作により、前記離
脱レバー用突起により前記離脱レバーを離脱方向に回転
させ、前記コネクタを前記携帯機器より離脱させること
ができる。次に前記押圧ボタンから手を離す操作によ
り、前記離脱レバーを前記離脱レバー用突起の配置範囲
外に設定することができ、前記切り換え機構における付
勢装置により前記離脱レバーを接続方向に回転させ、初
期中立状態に復帰させることができる。さらに続けて前
記支持部から手を離す操作により、前記枠体が上昇する
とともに、前記切り換え機構における付勢装置により、
前記装着レバーを前記装着レバー用突起の配置範囲内に
設定することができ、装着レバーを初期中立状態に復帰
させることができる。
【0029】したがって、前記携帯用電話器を前記置き
台に置く操作に連続して前記コネクタを脱着させること
ができ、またコネクタの脱着機構を常時自動的に初期中
立状態に設定させることができ、操作開始前に余分な注
意を払うことなく、迅速にコネクタを脱着させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコネクタの脱着装置を概
略的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)におけるX−X線断面図である。また破線は携帯
用電話器31及びコネクタ32を示し、(a)における
破線のハッチング部はコネクタ32の可視部分、(b)
における破線のハッチング部はコネクタ32のX−X線
断面部分をそれぞれ示している。
【図2】コネクタ32を携帯用電話器31に接続する
際、実施例に係るコネクタの脱着機構における切り換え
機構を詳細に示した模式的部分拡大図であり、(a)は
図1のY−Y線断面図、(b)は(a)のX−X線断面
図である。
【図3】コネクタ32を携帯用電話器31に離脱させる
際、実施例に係るコネクタの脱着機構における切り換え
機構を詳細に示した模式的部分拡大図であり、(a)は
図1のY−Y線断面図、(b)は(a)のX−X線断面
図である。
【図4】実施例に用いられる携帯用電話器とコネクタと
を概略的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は
正面図である。
【図5】従来のスライド方式によるコネクタの脱着機構
を概略的に示した平面図である。
【符号の説明】
11 基台 11e コイルバネ 12 枠体 13 装着レバー用突起 14 離脱レバー用突起 15 置き台 16 支持部 20 切り換え機構 21 離脱レバー 25 装着レバー 31 携帯用電話器 32 コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の一端部に該基台に支持された弾性
    体により常時上方に付勢された枠体の一端部が枢支さ
    れ、前記基台の他端部に装着レバー用突起及び離脱レバ
    ー用突起が形成され、前記枠体の前記一端部側に携帯機
    器の置き台が配設され、前記枠体の他端部側にコネクタ
    の支持部が形成され、該支持部下方に装着レバーと離脱
    レバーとの切り換え機構が配設され、前記支持部の下方
    への移動により前記装着レバーが前記装着レバー用突起
    により所定方向に回動させられ、該回動により前記装着
    レバーが前記コネクタを前記携帯機器側に押圧する一
    方、前記切り換え機構を作動させた状態での前記支持部
    の下方への移動により、前記離脱レバーが前記離脱レバ
    ー用突起により前記所定方向と反対方向に回動させら
    れ、該回動により前記離脱レバーが前記コネクタを前記
    携帯機器より離脱させるように構成されていることを特
    徴とするコネクタの脱着機構。
JP5227618A 1993-09-13 1993-09-13 コネクタの脱着機構 Withdrawn JPH0781492A (ja)

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ID=16863758

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JP (1) JPH0781492A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0887233A3 (en) * 1997-06-25 2000-02-23 Kojima Press Industry Co., Ltd. A device for holding a portable telephone

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0887233A3 (en) * 1997-06-25 2000-02-23 Kojima Press Industry Co., Ltd. A device for holding a portable telephone

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