JPH0781129B2 - ラテックスコーキング材用のエチレン―ビニルアセテートポリマー - Google Patents

ラテックスコーキング材用のエチレン―ビニルアセテートポリマー

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JPH0781129B2
JPH0781129B2 JP1266395A JP26639589A JPH0781129B2 JP H0781129 B2 JPH0781129 B2 JP H0781129B2 JP 1266395 A JP1266395 A JP 1266395A JP 26639589 A JP26639589 A JP 26639589A JP H0781129 B2 JPH0781129 B2 JP H0781129B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ラテックスコーキング材用のエチレン−ビニ
ルアセテートポリマーに関するものである。
(従来技術) コーキング材またはシーラントは、2つの隣接する材料
間の間隙をブリッジし、該間隙からの気体、液体または
熱の通過に対する遮断層を提供する。ラテックスコーキ
ング材およびシーラントは、主に住宅用家屋および数例
の商業用建物に使用されている。これらの用途におい
て、支持体は、しばしば木材、アルミニウム、ガラスお
よびビニルである。充分に実行するために、コーキング
材は、両支持体に接着しなければならず、またその遮蔽
性を損なうことなしに寸法変化を吸収できなければなら
ない。このコーキング材は、建物に浸入する水に対する
遮蔽し且つ空気が出ていくのことからの遮蔽を提供す
る。屋外の使用において、温度変化に従って、応力が建
物の膨張および収縮を生じる。非常に脆いためにこの応
力を吸収できないラテックスコーキング材は、接着力を
損なうことによって或いは破損することによって衰える
であろう。非常に柔らかいラテックスコーキング材は、
応力を初期には吸収するが、収縮と膨張の繰り返しサイ
クルにおいてその元の寸法を回復することができないで
あろう。
係るコーキング材は、一般に比較的に多量の充填材およ
び/または顔料を該顔料の被覆ベヒクルとして作用し、
水の蒸発および硬化後そのバインダーとして作用するア
クリルエマルジョン ポリマーに分散させることによっ
て製造される。
膨張/収縮および復元に関するコーキング材の性能は、
コーキング材ベースとして使用されるポリマーに依ると
ころが大きい。エマルジョン ポリマーは、30年以上に
渡ってコーキング用途におけるベースとして使用されて
きている。この間に、ラテックスコーキング材は、新規
ポリマーの開発および処方における精製により引き続い
て改良されている。
この元のラテックスコーキング材は、接着剤および被覆
用途にもくろまれているポリビニル アセテート エマ
ルジョンを使用している。このポリマーは、比較的に脆
く且つ水に対して感応性であるが、これらを配合して適
度に良好で、且つ低価格な内装用のコーキング材とする
ことができた。酢酸ビニルのコポリマーがこれに続き、
そして耐久性および永久柔軟性が改良された。
性能の急激な向上、特に外装耐候性およびゴム弾性が望
まれる性能の急激な向上を提供するコーキング用のアク
リル ラテックスは、約20年前に紹介されているた。最
近、バインダー成分として低価格エマルジョンを使用し
て上記性質を達成しようとする試みが行われている。
(発明の構成) 本発明者等は、全てのアクリル系コポリマーに匹敵する
要求性能が、コーキング材ベースとして30〜64重量のア
ルカン酸のビニルエステル;25〜40重量部のアルキル
(炭素原子数2〜8)アクリレートまたはジアルキル
(炭素原子数2〜10)マレエート;10〜30重量部のエチ
レン;1〜5部のオレフィン性不飽和モノ−またはジ−カ
ルボン酸;0〜5重量部の多官能価モノマーおよび0〜8
重量部のヒドロキシル、アミドまたはメチロール置換基
を有する共重合性官能モノマー(100重量部まで)の共
重合から製造されたポリマー類を使用することによって
得ることができることを見出した。
本発明において利用されるビニルエステ類は、1〜約13
の炭素原子を有するアルカン酸のエステル類である。具
体例としては、蟻酸ビニル;酢酸ビニル;プロピオン酸
ビニル;イソ酪酸ビニル;イソ酪酸ビニル;吉草酸ビニ
ル;ビニル2−エチルヘキサノエート、ビニル イソオ
クタノエート、ビニル ノナエート、ビニル デカノエ
ート、ビニル ピバレートおよびビニル バーサテート
等が挙げられる。前記のエステル類のうち、酢酸ビニル
が直ちに利用可能であり且つ低価格であるので好ましい
モノマーである。係るビニルエステルは、30〜64重量
%、好ましくは50〜60重量%の量で使用される。
本発明において使用されるアルキルアクリレート類は、
エチル、ブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシルおよび
オクチルアクリレート等の2〜8の炭素原子を有するも
のである。相当するメタクリレートを本発明に使用する
こともでき、同様に上記のいずれかの混合物を使用する
こともできる。
本発明において使用されるジアルキルマレエートモノマ
ー類は、ジ−2−エチルヘキシル マレエート、ジ−n
−オクチル マレエート、ジ−イソオクチル マレエー
ト、ジメチルアミル マレエート、ジブチル マレエー
トおよびジ−イソ−デシル マレエート等の炭素原子数
2〜10のジアルキルマレエート類を含む。特に好適なの
は、炭素原子数4〜10のジアルキルマレエート類であ
り、より好ましくは、炭素原子数8のジアルキルマレエ
ート類である。その工業的利用性のため、ジ−2−エチ
ルヘキシル マレエートが最も一般に使用される。重合
の後にフマレートおよびマレエート(シスおよびトラン
ス異性体)の構造が同一であるので、相当するフマレー
トも本発明において使用し得るであろう。
選択された特定のアルキルアクリレートまたはジアルキ
ル マレエート並びにその使用量は、Tgおよび特定のコ
ーキング材用途に望まれる要求性能によって異なる。一
般に、この成分は、ポリマー(固形分)に対して25〜45
重量%のレベルで使用される。
本発明において使用されるオレフィン性不飽和カルボン
酸は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、マレイン酸またはフマル酸或いはこれらの混合物
等の炭素原子数3〜6のアルケン酸であり、最終モノマ
ーにおいて1〜5重量%、好ましくは、1〜3.5のモノ
マー単位を提供するのに充分な量である。
任意に、ポリ不飽和共重合性モノマー類を少量、即ち、
約1重量%までの量で存在させてもよい。係るコモノマ
ー類は、酢酸ビニルおよびエチレンと共重合可能なポリ
オレフィン性不飽和モノマー類であり、低級アルケニル
低級アルケノエート類、例えば、ビニル クロトネー
ト、アリル アクリレート、アリル メタクリレート
類;ジ−低級アルケニル アルカンジオエート類、例え
ば、ジアリル マレエート、ジビニル アジペート、ジ
アリル アジペート;ジ−低級アルケニル ベンゼンジ
カルボキシレート類、例えば、ジアリル フタレート;
低級アルカンジオール ジ−低級アルケノエート類、例
えば、エチレングリコール ジアクリレート、エチレン
グリコール ジメタクリレート、ブタンジオール ジメ
タクリレート;低級アルキレン ビス−アクリルイミド
類および低級アルキレン ビス−メタクリルイミド類例
えば、メチレン ビス−アクリルイミド;トリアリル
シアヌレート等が挙げられる。加えて、例えば、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパン スルホン酸および
ビニルスルホン酸等の本発明のコポリマー エマルジョ
ンの安定性を補助する一定の共重合性モノマー類もラテ
ックス安定材として有効である。これらの任意存在モノ
マー類を利用する場合に、これを、モノマー混合物の約
0.1〜2重量%の非常に少量で添加される。
上記ポリマーにおいて好適に利用される他の重合性コモ
ノマー類として、特にN−メチロール、アクリルイミド
またはメタクリルイミド、アクリルアミド、ヒドロキシ
アルキル(炭素原子数2〜4)アクリレート類またはメ
タクリレート類等のヒドロキシル、メチロールまたはア
ミド官能基を含有するものを挙げることがもきる。上記
のコモノマー類は、特定の接着および/または粘着性を
提供し、存在する場合、約1〜5%、好ましくは、1〜
2%の量で使用される。
通常の回分式、半回分式または連続エマルジョン重合法
を使用して、本発明におけるラテックス類を製造するこ
とができる。一般には、上記モノマー類は、水性媒体中
で100気圧を越えない圧力下に触媒および少なくとも1
種類の乳化剤の存在下に重合する。従って、上記コポリ
マーのエチレン含有量を増加するためには、より高圧を
利用する。少なくとも約10気圧の圧力が最も好適に利用
される。この混合物を、よく撹拌してエチレンを分散さ
せるが、上記撹拌は、実質的平衡が達成されるまで続け
られる。このためには、一般に約15分間を要するが、容
器、撹拌の効率、特定の系等により短時間ですむ。
重合触媒として好適なものは、エマルジョン総重量に対
して0.01〜3重量%、好ましくは、0.01〜1重量%の量
の過酸化水素、加硫酸ナトリウム、加硫酸カリウムおよ
び加硫酸アンモニウム並びにtert−ブチルヒドロパーオ
キシド等の一般に使用されている水溶性フリーラジカル
形成剤である。これらを単独で若しくはナトリウム ホ
ルムアルデヒド−スルホキシレート、鉄II−塩類、ナト
リウム ジチタネート、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸
ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムらと組み合わせてレド
ックス系触媒としてエマルジョン総重量に対して0.01〜
3重量%、好ましくは、0.01〜1重量%の量で使用する
ことができる。上記のフリーラジカル形成剤を水性乳化
剤に加えてもよく、または数回に分けて重合の際に加え
てもよい。
上記の重合は、2〜7、好ましくは、3〜5のpHで行わ
れる。上記のpH値を維持するために、例えば、アルカリ
金属酢酸塩、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属燐酸塩
等の存在下の如く常套的な緩衝系の存在下に操作するこ
とが有効であり得る。メルカプタン、アルデヒド類、ク
ロロホルム、塩化メチレンおよびトリクロロエチレンの
ような重合調整剤を数例において加えることもできる。
分散例は、エマルジョン重合に通常に使用されている全
ての乳化剤並びに任意に存在する保護コロイドである。
乳化剤を単独で或いは保護コロイドと組み合わせて使用
することも可能である。
上記の乳化剤は、アニオン、カチオンまたは非イオン性
界面活性化合物であることができる。好適なアニオン性
乳化剤としては、例えば、アルキル スルホネート類、
アルキルアリール スルホネート類、アルキルサルフェ
ート類、ヒドロキシアルカノールのサルフェート類、ア
ルキルおよびアルキルアリールジスルホネート類、ポリ
エトキシアルカノール類のスルホン化脂肪酸類、サルフ
ェート類およびホスフェート類およびアルキルフェノー
ル類のホスフェート類並びにスルホ琥珀酸のエステル類
が挙げられる。好適なカチオン性乳化剤としては、例え
ば、アルル第四級アンモニウム塩類、アルキル第四級ホ
スホニウム塩類が挙げられる。好適な非イオン性乳化剤
の例は、炭素原子数6〜22の直鎖または枝分かれ鎖アル
カノール類またはアルキルフェノール類、高級脂肪酸
類、または高級脂肪酸アミド類或いは第1級または2級
高級アルキルアミン類の5〜50モルのエチレンオキシド
付加生成物;並びにポリプロピレンオキシドとポリエチ
レンオキシドとのブロックコポリマー類並びにこれらの
混合物である。乳化剤の組合せを使用する場合に、比較
的に疏水性乳化剤を比較的に親水性乳化剤と組み合わせ
て使用することが有効である。乳化剤の量は、重合にお
いて使用されるモノマーの1〜10重量%、好ましくは、
約2〜8重量%である。
重合において使用される乳化剤は、その全量を初期添加
において重合ゾーンに加えてもよくまた該乳化剤の1部
分、例えば、その25〜95%を重合の際に連続的にまたは
間欠的に加えてもよい。
上記の乳化剤に代えてまたは上記の乳化剤に加えて、種
々の保護コロイドを使用してもよい。好適なコロイド類
としては、合成エマルジョンポリマー技術分野において
公知の如き部分的にアセチル化されたポリビニルアルコ
ール、例えば、50%までアセチル化されたカゼイン、ヒ
ドロキシエチルでんぷん、カルボキシルメチルセルロー
ス、アラビアゴム等が挙げられる。一般に、これらのコ
ロイド類は、エマルジョンの総重量に対して0.05〜4重
量%のレベルで使用される。
重合反応は、一般に残留酢酸ビニルモノマーが約1%未
満となるまで続けられる。次いて、完結反応生成物を、
外気から密封しながら約室温まで冷却する。
本発明のラテックスの粒子径は、利用される非イオン生
成物またはアニオン性乳化剤または保護コロイドの量に
よって調整される。より微細な粒子径を得るためには、
より多量の乳化剤を使用する。一般に、乳化剤を多く利
用するほど、平均粒子径は、小さくなる。
本発明において使用されるポリマーは、−40〜0℃、好
ましくは、−30〜−10℃のガラス転移温度を有するべき
である。このポリマーは、ラテックスの重量に対して約
50〜65重量%の固形分を含有するラテックスの形態で利
用されるであろう。
得られるポリマーラテックスは、20〜70重量%の量でコ
ーキング材に存在するのが好ましく、充填材および他の
添加物が残りの組成を構成する。適用に於ける経済性の
目的および収縮を極小化する為にも、コーキング材にお
ける固形分はできる限り高いことが望ましい。
充填材および顔料は、所望とされる稠度或いは増粘剤の
存在または不存在等により異なる量で存在する。好適な
内部充填材および顔料としては、カルサイト、石灰石
(炭酸カルシウム)雲母、タルク、石綿繊維、スレート
粉、珪酸カルシウム、粘土、コロイドシリカ、炭酸マグ
ネシウム、二酸化チタン、カーボンブラック、炭化鉄、
クロムグリーン、フタロシアンブルー、珪酸マグネシウ
ム等が挙げられる。
本発明のコーキング材は、可塑性、非融解安定剤、乾性
油、顔料分散剤、少量の溶剤、抗細菌性および/または
抗菌性保存剤、増粘剤およびアンチスランプ剤等の流動
学的性質を改良するための薬剤等が挙げられる。可塑剤
は、一版に該組成物の総重量に対して約25重量%までの
量で使用され、その他の添加物は、該組成物の総重量に
対して約3重量%までの量で使用されるであろう。可塑
剤は、本発明のコーキング材が72時間未満の所望の不粘
着性をもつことができるようにコポリマーの粘着力を低
減させることができることが望ましい。ラテックスポリ
マーを製造または処方するのに普通に使用されている通
常の界面活性剤および乳化剤を存在させることができ
る。これらの界面活性剤および乳化剤としては、アニオ
ン性、非イオン性およびカチオン性物質が挙げられる。
数例において、シランを利用してコーキング材料による
ガラスへのウエット接着を改良することが有効である。
上記のシランは、本発明のコーキング剤に後添加または
該コーキング材中に重合することができる。好適なシラ
ン類としては、ビニルトリエトキシシラン、−メタクリ
ロイロキシプロピルトリメトキシシラン、−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシラン、−アミノプロピルトリ
エトキシシランおよびN−(ジメトキシメチルシリシル
イソブチル)エチレンジアミンが挙げられる。このシラ
ン濃度は、総コーキング材組成物量に対して0.05%から
0.5%の間である。より高い量を使用することができる
が、接着における比例的な改良は、得られない。
例えば、弾性ポリマーに生じるカルボン酸基を中和する
ために塩基を存在させてもよい。好適なものは、アンモ
ニア等の揮発性塩基またはジメチルアミン、トリメチル
アミン、トリエタノールアミン、モルフォリン、N−メ
チルモルフォリンおよびピコリン等の揮発性水溶性アミ
ン並びに無機塩基が挙げられる。
本発明のコーキング材は、通常のミキサーはヘビーデユ
ーティーミキサーを使用して直ちに製造され、続いて脱
気される。混合および脱気法は、当該技術分野において
公知である。
コーキング組成物は、容易に適用される稠度によって測
定されるように充分に流動性でなければならず、さらに
基板に施された後にスランプまたは流動化或いは乾燥お
よび硬化した際に過度に収縮してはならない。これらの
性質を与えるコーキング材の重要な組成的な特徴は、固
形分含有量であり、「固形分」とは、使用するもとの条
件において不揮発性である物質の総パーセンテージと規
定されるものである。本発明による水性ラテックスに基
づくコーキング材およびシーリング組成物に関して、固
形分含有量は、65〜90重量%であり、好ましくは、75〜
85重量%であり、より好ましくは、80〜85重量%であ
る。固形分含有量は、有効な稠度を達成する一方ででき
る限り高く保持される。
(例) 以下の例は、本発明を説明するために与えられるが、こ
れらの例が単に本発明を説明するだけのものであり、本
発明を限定するものでないことを理解するであろう。
尚、例において、全ての部は、他に断りのない限り重量
によるものである。
以下に代表的なコーキング材配合を示す。 重量% コポリマーラテックス(58%N.V.) 34.0 非イオン界面活性剤 0.75 分散剤 1.10 可塑剤 8.0 凍結防止添加物 1.0 成形剤 2.0 水 0.8 充填材 51.0 顔料 1.0 脱泡材 0.15接着促進剤 0.5 総計 100 例1(比較例) 加熱/冷却手段、速度可変撹拌器並びにモノマーおよび
開始剤を配置添加する手段が付された10のステンレス
鋼製オートフレーブを利用した。この10オートフレー
ブに、450g(20%W/W溶液)のアルキルアリールポリエ
チレンオキシド硫酸ナトリウム(3モルのエチレンオキ
シド)、50g(70%W/W水溶液)のアルキルアリール ポ
リエチレンオキシド(30モルのエチレンオキシド)、90
g(25%W/W水溶液)のビニルスルホン酸ナトリウム、0.
5gの酢酸ナトリウム、5g(25%W/W水溶液)の硫酸第一
鉄溶液、2gのナトリウムホルムアルデヒド スルホキシ
レートおよび1700gの水を加えた。窒素でパージした
後、酢酸ビニルの全量(3000g)を加え、そして反応器
をエチレンで700psiで加圧し、そして50℃で15分間平衡
にさせた。
重合を200gの水中の25gのtert−ブチルヒドロパーオキ
シド水溶液および200gの水中の25gのナトリウムホルム
アルデヒド スルホキシレートに配量添加することによ
って開始した。開始剤を均一の速度で5時間に渡って添
加した。
1000gのブチル アクリレート、135gのアクリル酸、2.5
gのトリアリル シアヌレートと220gの水における90gの
N−メチロール アクリルイミド(48%W/W水溶液)、3
00g(20%W/W水溶液)のアルキルアリールポリエチレン
オキシド硫酸ナトリウム(3モルのエチレンオキシ
ド)、70g(70%W/W水溶液)のアルキルアリールルポリ
エチレンオキシド(30モルのエチレンオキシド)および
3.5gの酢酸ナトリウムの乳化混合物を4時間に渡って連
続的に開始剤と混合した。
重合の際、反応温度を冷却手段により60〜65℃に維持
し、そして反応の終了の際、このエマルジョンを排気容
器(30)に移して系から残留エチレンを除去した。
これは、65VA/15E/20BA/1NMA/3AA/0.05TACの組成物を提
供した。このエマルジョン ポリマーは、−14℃のTg、
4.3のpH、0.26ミクロンの粒子径および20RPMにおいて34
0cpsの粘度を示した。このポリマーは、第1表における
コーキング材ベース15と同一である。
例2(実施例) 先に記載されたのと同様の方法を使用して、70部の酢酸
ビニル、30部のブチル アクリレート、15部のエチレ
ン、1.7部のメタクリル酸、1.7部のアクリル酸、1.5部
のヒドロキシエチル メタクリレートおよび0.08部のト
リアリルシアヌレートから別のエマルジョン ポリマー
を製造した。このエマルジョン ポリマーは、約−20℃
のTgを示し、そして60%固形分を与えた。このエマルジ
ョンは、満足ゆくコーキング材ベースを与えた。
例3(実施例および比較例) 上記の基本的方法を使用して、一連のコーキング材ベー
スを製造した。これらのベースは第1表に示されている
組成(重量部)を有し、この第1表において使用されて
いる略号は、下記の意味を有する。
E=エチレン VA=酢酸ビニル BA=ブチル アクリレート MMA=メタクリル酸 2−EHA=2−エチルヘキシル アクリレート EA=エチル アクリレート AA=アクリル酸 BDM=ジブチル マレエート NMA=N−メチロール アクリルアミド AM=アクリルアミド TAC=トリアリル シアヌレート HEA=ヒドロキシルエチル アクリレート コーキング材ベースを基本的に上記の配合を使用してコ
ーキング材に配合した。次いで、このコーキング材を以
下の試験に供した。
コーキング材引張特性 装置 a.Instron引張テスター。
b.内径3インチ、長さ6インチおよび深さ1/16インチの
内寸を有する金属製テンプレート c.テフロン被覆スチール製プレート d.平型スパチュラ e.薄型ブレードナイフ 方法 (a) テフロン被覆スチール製プレートに上記テンプ
レートを配置する。
(b) 上記テンプレートをコーキング化合物で満たし
て、そして過剰分を平型スパチュラを用いて除去する。
(c) 上記テンプレートの内側端部の回りに薄型ナイ
フブレードを操作して、上記化合物を遊離させる。注意
深く上記テンプレートを除去する。
(d) 上記コーキング材を77゜Fおよび50%R.H.で7
日間硬化させ、続いて14日140゜Fで硬化させる。
(e) 次いで、上記Instron検体を長さ3インチ、幅
1インチに切断する。
(f) 次いで、上記Instronテスターを使用して、引
張および伸度を以下のセッティングを使用して測定す
る。
クロスヘッド速度 毎分2.0インチ ゲージ長0.5インチ 接着力(乾燥) 装置 a.Instron引張テスター。
b.1/16インチ詰め木 c.異質粒子のない基板(注意のとおり) d.糊抜き級A(desized grade A)エアープレイン織物
の1インチ小片(1ヤードにつき4.2オンス,80/84繊維
密度)。
e.平型スパチュラおよびレーザーブレード 方法 (a) 上記詰め木を基板と互いに平行に付着させ、そ
して1インチよりやや上で分離させる。
(b) 上記コーキング化合物をスパチュラを用いて上
記詰め木の厚さまで上記基板に施し、平滑な表面を残
す。1インチ幅のエアプレイン織物をコーキング材表面
に圧着させる。上記織物は、180゜Fにおいてフィルム
の長さをカバーするのに充分の長さであるべきであり、
そしてInstron jawにフィットするのに充分残されるべ
きである。
(c) 付加的なコーキング化合物を上記織物表面に塗
布して該表面を均一に被覆する。
(d) 上記コーキング化合物を77゜Fおよび50%R.H.
負荷された空気オーブンで7日間硬化させ、122゜Fで1
4日、次いで室温で1日再条件下に硬化させる。
(e) 次いで、上記化合物の硬化した検体を、織物と
基板の外側端部に沿って切断して、上記詰め木を除去す
る。
(f) 次いで、上記検体を、Instron引張テスターに
配置して、そして布を180゜Fでその上で後退させ(pul
led back)、そしてセパレーションジョー(separation
jaws)中にフィットさせる。
(g) 上記Instron引張テスターのジョーの剥離速度
を毎分2インチに、そしてチャート速度を毎分1インチ
に保持する。この値を、ポンドパーインチで記録する。
約5pli以上の値は、適用可能とみなされ、特に接着
(a)モード(adhesive)というよりも粘着(cohesiv
e)不良の場合に適用可能とみなされる。
押出成形性 配合されたコーキング化合物を、1/8インチ細孔により5
0psiの圧力を負荷した。時間における与えられた期間押
し出された重量を記録する。この押出成形性は、g/秒で
記録される。約1〜10g/秒の押出成形性の値はが好まし
く、1〜15g/秒の値が適用可能である。
耐候性 I)QUV a.アルミニウムQUVパネルに配置された内寸(2 1/2イン
チ×5 1/2インチ×1/16インチ)の金属テンプレート。
b.上記テンプレートをコーキング化合物で満たして、そ
して過剰分を平型スパチュラを用いて除去する。
c.上記テンプレートを薄型ブレードナイフを使用して注
意深く除去する。
d.上記化合物を77゜F/50%R.H.で7日間劣化させ、続い
て120゜Fに負荷された空気オーブン中で14日間劣化さ
せる。
e.上記化合物を有するQUVパネルをQUV装置に配置し、そ
して1000時間屋外暴露する。
f.このパネルを除去して、ふくれ、接着力の損失並びに
色変化について評価する。
II)定温柔軟性(ASTM C 734−82) a.内寸5インチ×2 1/2インチ×1/8インチを有する長方
形黄銅テンプレートをt3テンパーアルクラド(alclad)
アルミニウムパネル上に配置する。
b.上記テンプレートをコーキング化合物で満たして、そ
して過剰分を平型スパチュラを用いて除去する。
c.上記コーキング化合物を残して、上記テンプレートを
除去する。
d.このサンプルを23℃において2日間条件付けする。
e.条件付けされた上記サンプルを、人工屋外暴露ユニッ
ト(QUV)に配置して、そして500時間サイクルさせる。
f.このサンプルをQUVから除去して、1インチのマンダ
ー(mander)に沿って4時間0゜でフリーザーに配置す
る。
g.フリーザーに存在するうちに、各サンプルをマンドレ
ルのまわりに曲げる。
h.このコーキング化合物を、亀裂または接着力の損失に
関して検査する。
合格とは、基板に亀裂がなく接着力の損失がないことを
意味する。
不合格とは、基板に亀裂および/または接着力の損失が
生じることを意味する。
第1表および第2表の結果は、通常の全てのアクリル系
コーキング材を使用して達成された結果と実質的に同等
(およびしばしば上記の結果より良好な)結果が本発明
のコーキング材ベースを含有する低価格エチレンを使用
して得られることを示す。
種々の変更および改良が本発明の範囲を逸脱することな
しに上記の本発明の実施態様によって成されることは明
らかであり、特許請求の範囲に記載された如く、またそ
れゆえに、上記の記載に含まれる全ての物質が単に説明
するためのものであり本発明をなんら限定するものでは
ないつもりである。
本発明は、特許請求の範囲に記載の各請求項に関するも
のであるが、以下に記載の発明の実施態様として包含し
ている。
(1) 上記ビニルエステルが酢酸ビニルであり、且つ
50〜60重量%の量で存在する請求項1に記載のコーキン
グ材。
(2) 上記アクリレートまたはジアルキルマレエート
が25〜40重量%の量で存在する請求項1に記載のコーキ
ング材。
(3) 上記オレフィン性不飽和カルボン酸がアクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン
酸またはフマル酸或いはこれらの混合物からなる群から
選ばれた請求項1に記載のコーキング材。
(4) ポリオレフィン性不飽和モノマーが存在し、且
つ低級アルケニル 低級アルケノエート類、メタクリレ
ート;ジ−低級アルケニル アルカンジオエート類;ジ
−低級アルケニル ベンゼンジカルボキシレート類;低
級アルカンジオール ジ−低級アルケノエート類;低級
アルキレン ビス−アクリルイミド類および低級アルキ
レン ビス−メタクリルイミド類並びにトリアリル シ
アヌレートからなる群から選ばれた請求項1に記載のコ
ーキング材。
(5) 上記ポリマーにメタクリルアミド、アクリルア
ミド、ヒドロキシアルキル(炭素原子数2〜4)アクリ
レートまたはメタクリレートからなる群から選ばれた共
重合性モノマーも存在する請求項1に記載のコーキング
材。
(6) 上記ポリマーが−40〜0℃のガラス転移温度を
有する請求項1に記載のコーキング材。
(7) 上記ポリマーが−20〜10℃のガラス転移温度を
有する請求項1に記載のコーキング材。
(8) 上記充填材およびエマルジョン ポリマーの他
に顔料、可塑材、非融解安定剤(free−thaw stabilize
r)、乾性油、顔料分散剤、溶剤、抗細菌性または抗菌
性保存剤、増粘剤およびアンチスランプ剤(anti−slum
p agent)からなる群から選ばれた少なくとも1種類を
含有する請求項1に記載のコーキング材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 131/02 PFV C09K 3/10 Z F16J 15/14 C (56)参考文献 特開 昭56−159271(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】30〜80重量%の充填材と、 30〜64重量部のアルカン酸ビニルエステル; 25〜40重量部のアルキル(炭素原子数2〜8)アクリレ
    ートまたはジアルキル(炭素原子数2〜10)マレエー
    ト; 10〜30重量部のエチレン; 1〜5重量部のオレフィン性不飽和モノ−またはジ−カ
    ルボン酸; 0〜5重量部の多官能価モノマーおよび 0〜8重量部のヒドロキシル、アミドまたはメチロール
    置換基を含有する共重合性官能モノマー(以上、合計し
    て100重量部となる) の共重合によって製造された20〜70重量%のエマルジョ
    ンポリマー とからなるラテックスコーキング組成物。
  2. 【請求項2】充填材および任意の添加剤をエマルジョン
    ポリマーに分散させる段階からなるラテックスコーキン
    グ組成物の製造方法において、 上記エマルジョンポリマーとして 30〜64重量部のアルカン酸ビニルエステル; 25〜40重量部のアルキル(炭素原子数2〜8)アクリレ
    ートまたはジアルキル(炭素原子数2〜10)マレエー
    ト; 10〜30重量部のエチレン; 1〜5重量部のオレフィン性不飽和カルボン酸; 0〜5重量部の多官能価モノマーおよび 0〜8重量部のヒドロキシル、アミドまたはメチロール
    置換基を含有する共重合性官能モノマー(以上、合計し
    て100重量部となる) の共重合によって製造されたポリマーを使用することを
    特徴とする、上記方法。
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