JPH0780Y2 - 野菜の芯抜き機 - Google Patents
野菜の芯抜き機Info
- Publication number
- JPH0780Y2 JPH0780Y2 JP4020392U JP4020392U JPH0780Y2 JP H0780 Y2 JPH0780 Y2 JP H0780Y2 JP 4020392 U JP4020392 U JP 4020392U JP 4020392 U JP4020392 U JP 4020392U JP H0780 Y2 JPH0780 Y2 JP H0780Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vegetable
- core
- hole
- guide plate
- vegetables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、玉ねぎ、レタス、キャ
ベツ、白菜等の芯を有する野菜（本明細書においてはこ
れらのものを単に「野菜」という。）の芯を抜き取るた
めの野菜の芯抜き機に関するものである。
ベツ、白菜等の芯を有する野菜（本明細書においてはこ
れらのものを単に「野菜」という。）の芯を抜き取るた
めの野菜の芯抜き機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、好ましい野菜の芯抜き機が存在し
ないため、野菜の芯抜きは専ら手作業により行なわれて
いる。
ないため、野菜の芯抜きは専ら手作業により行なわれて
いる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】大量の野菜の芯抜きを
手作業により行なうのは非能率的であると共に作業員に
大きな肉体的負担を強いることになり、人件費、雇用の
確保等の面でも不利益である。更に、芯抜き作業中に作
業員が刃物により手指に怪我をするおそれもある。本考
案は、このような問題を解決するために、新規な野菜の
芯抜き機を提供するものである。
手作業により行なうのは非能率的であると共に作業員に
大きな肉体的負担を強いることになり、人件費、雇用の
確保等の面でも不利益である。更に、芯抜き作業中に作
業員が刃物により手指に怪我をするおそれもある。本考
案は、このような問題を解決するために、新規な野菜の
芯抜き機を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、透孔を備えた案内板の下側には野菜セッ
ト台を該透孔に対応させて昇降自在に配設し、案内板の
上側には該透孔に対し斜め上方より交互に進退する複数
の芯抜き刃物を配設してなる野菜の芯抜き機を提供する
ものである。
に、本考案は、透孔を備えた案内板の下側には野菜セッ
ト台を該透孔に対応させて昇降自在に配設し、案内板の
上側には該透孔に対し斜め上方より交互に進退する複数
の芯抜き刃物を配設してなる野菜の芯抜き機を提供する
ものである。
【０００５】
【作用】本考案の野菜の芯抜き機により野菜の芯抜きを
行なう際には、野菜セット台を下降させ、抜き取るべき
芯部（根）を上に向けた状態で野菜を野菜セット台上に
セットした後、野菜セット台を上昇させ、野菜の上部
（芯部）を案内板の透孔に接触させる。これにより、野
菜は抜き取るべき芯部を案内板の透孔内に位置させた状
態で案内板と野菜セット台との間に固定される。続い
て、複数の芯抜き刃物の内の一本を斜め上方より案内板
の透孔内に進入させて野菜の上部（芯部）に切り込ま
せ、直ちに元の位置に戻す。次に、別の位置にある芯抜
き刃物を斜め上方より同様に案内板の透孔内に進入させ
て野菜の上部（芯部）に切り込ませ、直ちに元の位置に
戻す。このように複数の芯抜き刃物を異なる角度から野
菜の上部に交互に切り込ませることにより野菜の芯を取
り出すのである。一つの野菜の芯抜きが終了したら、野
菜セット台を下降させて当該野菜を野菜セット台から取
り出し、次の野菜を野菜セット台に載置して上記と同様
に芯抜きを行なう。このようにして、野菜の芯抜きを順
次行なうのである。
行なう際には、野菜セット台を下降させ、抜き取るべき
芯部（根）を上に向けた状態で野菜を野菜セット台上に
セットした後、野菜セット台を上昇させ、野菜の上部
（芯部）を案内板の透孔に接触させる。これにより、野
菜は抜き取るべき芯部を案内板の透孔内に位置させた状
態で案内板と野菜セット台との間に固定される。続い
て、複数の芯抜き刃物の内の一本を斜め上方より案内板
の透孔内に進入させて野菜の上部（芯部）に切り込ま
せ、直ちに元の位置に戻す。次に、別の位置にある芯抜
き刃物を斜め上方より同様に案内板の透孔内に進入させ
て野菜の上部（芯部）に切り込ませ、直ちに元の位置に
戻す。このように複数の芯抜き刃物を異なる角度から野
菜の上部に交互に切り込ませることにより野菜の芯を取
り出すのである。一つの野菜の芯抜きが終了したら、野
菜セット台を下降させて当該野菜を野菜セット台から取
り出し、次の野菜を野菜セット台に載置して上記と同様
に芯抜きを行なう。このようにして、野菜の芯抜きを順
次行なうのである。
【０００６】
【実施例】次に、本考案の実施例を添付図面に従って説
明する。符号１は芯抜き機のフレームである。フレーム
１には水平の案内板２を設ける。案内板２には透孔３を
備えさせる。透孔３は野菜４の芯部４ａに対応するもの
であって、一例として円形透孔とする。案内板２の下側
には野菜セット台６を透孔３に対応させて昇降自在に配
設する。野菜セット台６は野菜４を載置するに適した凹
部７を備えている。８は野菜セット台６の軸である。野
菜セット台６は手動により昇降させるようにしてもよい
が、シリンダ、モータ等の駆動手段９により昇降させる
ようにしてもよい。案内板２の上側には透孔３に対し斜
め上方より交互に進退する複数の芯抜き刃物１０を配設
する。図示の事例においては、芯抜き刃物１０を１８０
゜の角度間隔で２本配設しているが、その他例えば３本
の芯抜き刃物１０を１２０゜の角度間隔で配設してもよ
い。各芯抜き刃物１０は例えばエアシリンダ１１により
往復駆動させる。芯抜き刃物１０は図３、図４（１）に
示す如き断面半円形ないし半楕円形の略樋状体をなすも
のが好ましいが、三角形、四角形その他の断面を有する
ものでもよい（図４（１）、（２）参照）。図５に示す
野菜４は玉ねぎであり、４ａは玉ねぎ４から抜き取った
芯部、４ｂは芯部４ａを抜き取ってできた穴である。
明する。符号１は芯抜き機のフレームである。フレーム
１には水平の案内板２を設ける。案内板２には透孔３を
備えさせる。透孔３は野菜４の芯部４ａに対応するもの
であって、一例として円形透孔とする。案内板２の下側
には野菜セット台６を透孔３に対応させて昇降自在に配
設する。野菜セット台６は野菜４を載置するに適した凹
部７を備えている。８は野菜セット台６の軸である。野
菜セット台６は手動により昇降させるようにしてもよい
が、シリンダ、モータ等の駆動手段９により昇降させる
ようにしてもよい。案内板２の上側には透孔３に対し斜
め上方より交互に進退する複数の芯抜き刃物１０を配設
する。図示の事例においては、芯抜き刃物１０を１８０
゜の角度間隔で２本配設しているが、その他例えば３本
の芯抜き刃物１０を１２０゜の角度間隔で配設してもよ
い。各芯抜き刃物１０は例えばエアシリンダ１１により
往復駆動させる。芯抜き刃物１０は図３、図４（１）に
示す如き断面半円形ないし半楕円形の略樋状体をなすも
のが好ましいが、三角形、四角形その他の断面を有する
ものでもよい（図４（１）、（２）参照）。図５に示す
野菜４は玉ねぎであり、４ａは玉ねぎ４から抜き取った
芯部、４ｂは芯部４ａを抜き取ってできた穴である。
【０００７】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による野菜
の芯抜き機を使用すれば、野菜の芯抜き作業は極めて容
易なものとなり、何人も極めて安全且つ能率的に野菜の
芯抜きを行なうことができる。従って、本考案は、野菜
の芯抜きにおける作業能率の向上、人件費の節減、雇用
の確保等の面で優れた効果を発揮する。
の芯抜き機を使用すれば、野菜の芯抜き作業は極めて容
易なものとなり、何人も極めて安全且つ能率的に野菜の
芯抜きを行なうことができる。従って、本考案は、野菜
の芯抜きにおける作業能率の向上、人件費の節減、雇用
の確保等の面で優れた効果を発揮する。
【図１】本考案による野菜の芯抜き機の一例を示す正面
図である。
図である。
【図２】野菜セット台を示す斜視図である。
【図３】芯抜き刃物を示す斜視図である。
【図４】芯抜き刃物の断面図である。
【図５】野菜と芯部等を示す斜視図である。
１ フレーム ２ 案内板 ３ 透孔 ４ 野菜 ４ａ 芯部 ４ｂ 穴 ６ 野菜セット台 ７ 凹部 ８ 軸 ９ 駆動手段 １０ 芯抜き刃物 １０’ 芯抜き刃物 １０’’ 芯抜き刃物 １１ エアシリンダ
Claims (1)
- 【請求項１】 透孔を備えた案内板の下側には野菜セッ
ト台を該透孔に対応させて昇降自在に配設し、案内板の
上側には該透孔に対し斜め上方より交互に進退する複数
の芯抜き刃物を配設してなる野菜の芯抜き機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4020392U JPH0780Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 野菜の芯抜き機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4020392U JPH0780Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 野菜の芯抜き機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591386U JPH0591386U (ja) | 1993-12-14 |
| JPH0780Y2 true JPH0780Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=12574227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4020392U Expired - Lifetime JPH0780Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 野菜の芯抜き機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4020392U patent/JPH0780Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0591386U (ja) | 1993-12-14 |
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