JPH078085B2 - 床用配線機器収納ボックス - Google Patents

床用配線機器収納ボックス

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Publication number
JPH078085B2
JPH078085B2 JP62292654A JP29265487A JPH078085B2 JP H078085 B2 JPH078085 B2 JP H078085B2 JP 62292654 A JP62292654 A JP 62292654A JP 29265487 A JP29265487 A JP 29265487A JP H078085 B2 JPH078085 B2 JP H078085B2
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JP
Japan
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floor
wiring
storage box
cover
distribution board
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62292654A
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English (en)
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JPH01133510A (ja
Inventor
辰雄 小川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Breakers (AREA)
  • Distribution Board (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は床用配線機器収納ボックスに関する。
〔背景技術〕
たとえば、第4図にみるような事務所においては、コン
クリート基盤の上に一定の間隔を置いて多数の床板30…
が敷設されることで二重床が形成されている。この二重
床の床板30…で形成される床面上には、多くのOA機器や
照明機器等が配備されるが、それら機器への配電が目立
たずに効率的になされるようにするため、同図にみるよ
うに、床面上の適所にコンセント31…を配備し、これら
コンセント31…に床下を通して配線32…がなされてい
る。これらの配線32…は、蓋33付の分電盤(床用配線機
器収納ボックス)34,34より分岐して導かれているが、
従来の分電盤34は、新設、増設、および移設のいずれを
問わず、側壁35に取付けられ、その内部に必要な分岐数
に応じたブレーカー(配線機器)36…が配備されるよう
になっていた。このように側壁取付方式にすると、室内
に同分電盤34,34が突出状態で露出するため、室内のイ
メージが損なわれていた。ブレーカー36を増設する必要
がある場合、同図にみるように、同じ側壁35に新たな分
電盤34を取付けて対処していた。このようにすると、壁
部が一層見苦しくなり、とくに、新たな分電盤34を側壁
35に設ける方式にすると、接続用の配線38や分岐用の配
線32…を側壁35の表面に配管や配線用モール等を用いて
露出配線することになるため、非常に見苦しくなって室
内の美観が損なわれていた。しかも、新たな分電盤34を
側壁35に設けると、元の分電盤34と新たな同分電盤34間
の接続配線38は短くて済むが、新たな分電盤34からコン
セント31…までの分岐配線32…がそれぞれに長くなっ
て、全体として配線用のケーブルの使用量が多くなって
施工コストが高くついていたし、しかもケーブル使用量
が多くなると、施工の能率化にも影響を与えていた。
このような問題は、床内に分電盤を設置することにより
全て解決されるが、床内に分電盤が設置されると、今度
は水等が侵入し易くなるので、その面からの対策が必要
となる。第5図はそうした床用分電盤の一例をあらわし
ている。このものは、内部空間に配線機器が取付けられ
る本体40と、その上部に配置されていて前記配線機器を
上方から覆う開閉自在な上部カバー41とを備えていて、
前記上部カバー41が上部に位置するようにして床内に埋
め込まれるようになっているが、上部カバー41と本体40
間のシールが弾性パッキン42でなされているので、パッ
キン42が劣化してくるとシール性が損なわれて室内の水
等が本体40内に流れ込んで、感電したり、短絡や漏電等
のトラブルが発生するおそれがある。しかも、上部カバ
ー41をねじ43のようなものでパッキン42を強く締め付け
るようにして取付けなければならないため、必要時にカ
バー41を開閉するのに手間がかかる。
〔発明の目的〕
前記事情に鑑みて、この発明は、水等が流れ込んできて
もそれらを配線機器に影響のないようにうまく排除し
て、トラブルが発生しないようにし、かつ、必要な時に
簡単に上部カバーを開閉することができるようにした床
用配線機器収納ボックスを提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
前記目的を達成するため、この発明は、内部空間に配線
機器が取付けられて床内に設置されるようになっている
本体を備えていて、その上部開口部に配置される上部カ
バーにより前記配線機器が上方から覆われるようになっ
ている床用配線機器収納ボックスにおいて、前記本体内
には、前記上部開口部の面積よりも小さい窓口を開口し
た機器カバーが前記上部カバーの下側に配置されてい
て、その窓口が前記配線機器の一部に上方から対応する
ようになっているとともに、同機器カバーの前記窓口よ
りも外周部分が、その外周縁部に向かうにつれて次第に
低くなるように形成されていることを特徴とする床用配
線機器収納ボックスを要旨とする。
以下に、この発明を、その実施例をあらわす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第3図は、この発明にかかる床用配線機器
収納ボックスの一実施例をあらわしている。この実施例
にかかる収納ボックスは、これらの図にみるように、分
電盤であって増設のために用いられている。床は、二重
床構造とされ、コンクリート基盤1の上に、4本の脚部
2aを備えた支持台2…が多数個縦横に配列されていると
ともに、これらの支持台2…上にそれぞれ床板3が設置
されてなっている。これら床板3…のうち略半数のもの
には、その上にコンセント4…が既設のものとして配備
され、これらのコンセント4…には、側壁6に既設のも
のとして取付けられた分電盤7から分岐して床下を通っ
て導かれた配線5…が接続されている。前記分電盤7内
は蓋7aを備えているとともに、その内部には複数個のブ
レーカー8…が並列に配備されている。残る半数の床板
3…上には増設のためのコンセント4′…が新たに配備
されており、これらのコンセント4′…に前記分電盤7
から分電するためにこの発明にかかる分電盤(床用配線
機器収納ボックス)10が設置されている。
この分電盤10は、増設側Aに配置される予定の支持台と
床板の上下1組を空けておいて、そこに床内埋込型とし
て設置されている。同分電盤10は、その一部あるいは全
部が前記コンクリート基盤1内に直埋型として設置され
ることもある。前記分電盤10は、下部の本体11と、その
上端部に取付けられた上部カバー20と、上部カバー20よ
りも下側に配置された機器カバー26より主になってい
る。前記本体11は完全なボックス型でなく、四辺形をし
た底壁12の相対応する辺の長い第1突片13…と短い第2
突片14…とを一体折り曲げ状に配備しただけの簡単なケ
ース体とされている。前記第1突片13…は、各辺に離間
して2個づつ、合わせて4個配備され、かつ、これら各
突片13の上端部には、互いに対向する方向に向く第1舌
片15が形成されていて、その舌片15にねじ孔16が設けら
れている。同じく前記第2突片14…も、各辺に離間して
2個づつ、合わせて4個配備され、かつ、これら各突片
14の上端部には、互いに対向する方向に向く第2舌片17
が形成されていて、その舌片17にねじ孔18が設けられて
いる。前記上部カバー20は、座板21の中央に段差により
形成された凹部22内に設けられていて、ヒンジ23により
開閉自在になっている。前記凹部22の下端部には四角形
をした通孔24が開口している。前記座板21は、前記本体
11の上に載せられていて、その外周部に配置された孔21
a…を通して前記第1舌片15…のねじ孔16…に取付具25
…がねじ込まれることで本体11に固定されている。前記
機器カバー26は、上からみて四角形をした板で形成さ
れ、その中央に前記上部カバー20および通孔24よりも小
さい窓口26aが開口していて、その窓口26aの外周部に立
上り片26bが設けられている。同機器カバー26の外周縁
部には、前記第2舌片17…上に乗り掛かる突片26c…が
配備されていて、各突片26cに前記第2舌片17のねじ孔1
8…に一致する孔26d…が配置されている。前記立上り片
26bから突片26c…までの壁部は、四方に向けて次第に下
がるガイド壁26eとされていて、このガイド壁26eが、前
記本体11内に取付けられた複数個のブレーカー(配線機
器)28…を上から覆うとともに、前記窓口26aを通して
ブレーカー28…から突出する操作レバー28a…が突き出
している。なお、前記分電盤7からの接続幹線50は側壁
6から床下を通して本体11内の充電端子台に接続されて
いるとともに、この充電端子台からの配線は各ブレーカ
ー28に接続され、かつ、各ブレーカー28からの分岐配線
51…がケーブルとして各コンセント4′に接続されてい
る。前記分岐配線51…は、前記ブレーカー28のレバー操
作方向に対応する端部を通して導かれているので、ブレ
ーカー28…間に分岐配線51…が通らなくて、ブレーカー
28…に近接して配置することができ、かつ、分電盤10も
小さくすることができるようになった。
前記のように、この発明にかかる床用配線機器収納ボッ
クスは、前記本体内に、前記上部開口部の面積よりも小
さい窓口を開口した機器カバーが前記上部カバーの下側
に配置されていて、その窓口が前記配線機器の一部に上
方から対応するようになっているとともに、同機器カバ
ーの前記窓口よりも外周部分が、その外周縁部に向かう
につれて次第に低くなるように形成されているので、室
内から上部カバーの通孔を通して水等が流れ込んできて
も、それらが前記機器カバーのガイド壁によって常に外
周方向へと誘導されて、下部の配線機器の充電部や導電
部等に至ることがなく、これにより、前記実施例におけ
るように操作レバーを操作する際に感電したり、短絡や
漏電等のトラブルが発生しないようになる。しかも、水
等の侵入を上部カバーにおいて阻止するのでなく、同カ
バーには通しそれを通ってきたものをうまく案内するよ
うに構成されているので、上部カバーの密閉性はむしろ
必要でなくなることにより、必要時にカバー41を開閉す
るのに手間がかからなくなる。
なお、前記ガイド壁は、全体が逆Vの字形をして二方へ
下がるように形成されていたり、あるいは、単純に平板
を一方向に傾斜するように配置してなるものでもよい。
前記実施例では、上部カバーが分電盤に取付けられてい
たが、このカバーに代えて床板そのものを上部カバーと
して用いて収納ケースを完全収納型としてもよい。前記
収納ケースは増設のために用いられていたが、新設のた
めに用いてもよいことは言う迄もない。前記実施例で
は、専ら分電盤について説明してきたが、他の機器類を
併設する配電盤を対象とすることもある。前記配線機器
は、ブレーカーの他にコンセントやスイッチ類であって
もよい。
〔発明の効果〕
以上みてきたように、この発明にかかる床用配線機器収
納ボックスは、内部空間に配線機器が取付けられて床内
に設置されるようになっている本体を備えていて、その
上部開口部に配置される上部カバーにより前記配線機器
が上方から覆われるようになっている床用配線機器収納
ボックスにおいて、前記本体内には、前記上部開口部の
面積よりも小さい窓口を開口した機器カバーが前記上部
カバーの下側に配置されていて、その窓口が前記配線機
器の一部に上方から対応するようになっているととも
に、同機器カバーの前記窓口よりも外周部分が、その外
周縁部に向かうにつれて次第に低くなるように形成され
ていることを特徴とするので、水等が流れ込んできても
それらを配線機器に影響のないようにうまく排除して、
トラブルが発生しないようになり、かつ、必要な時に簡
単に上部カバーを開閉することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる床用配線機器収納ボックスの
一実施例をあらわした全体斜視図、第2図はその要部を
あらわした断面図、第3図はその床用配線機器収納ボッ
クスを分解してあらわした斜視図、第4図は従来の壁取
付型の分電盤をあらわした全体斜視図、第5図は床内設
置型とされた場合のシール構造をあらわした分電盤の断
面図である。 10…分電盤(床用配線機器収納ボックス)、11…本体、
20…上部カバー、26…機器カバー、26a…窓口、26e…ガ
イド壁、28…ブレーカー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空間に配線機器が取付けられて床内に
    設置されるようになっている本体を備えていて、その上
    部開口部に配置される上部カバーにより前記配線機器が
    上方から覆われるようになっている床用配線機器収納ボ
    ックスにおいて、前記本体内には、前記上部開口部の面
    積よりも小さい窓口を開口した機器カバーが前記上部カ
    バーの下側に配置されていて、その窓口が前記配線機器
    の一部に上方から対応するようになっているとともに、
    同機器カバーの前記窓口よりも外周部分が、その外周縁
    部に向かうにつれて次第に低くなるように形成されてい
    ることを特徴とする床用配線機器収納ボックス。
JP62292654A 1987-11-18 1987-11-18 床用配線機器収納ボックス Expired - Lifetime JPH078085B2 (ja)

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JP62292654A JPH078085B2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18 床用配線機器収納ボックス

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JPH01133510A JPH01133510A (ja) 1989-05-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03226215A (ja) * 1990-01-30 1991-10-07 Morii Dengiyou Kk 床下配線システム
JPH0533626U (ja) * 1991-10-11 1993-04-30 日立電線株式会社 通信用フロアコンセント及びこれを用いたフロアコンセント設備
JP2003139112A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Nifco Inc 二部材の結合用ファスナ

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