JPH01133510A - 床用配線機器収納ボックス - Google Patents
床用配線機器収納ボックスInfo
- Publication number
- JPH01133510A JPH01133510A JP62292654A JP29265487A JPH01133510A JP H01133510 A JPH01133510 A JP H01133510A JP 62292654 A JP62292654 A JP 62292654A JP 29265487 A JP29265487 A JP 29265487A JP H01133510 A JPH01133510 A JP H01133510A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- cover
- wiring
- equipment
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 abstract 2
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 abstract 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Breakers (AREA)
- Distribution Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は床用配線機器収納ボックスに関する〔背景技
術〕 たとえば、第4図にみるような事務所においては、コン
クリート基盤の上に一定の間隔を置いて多数の床板30
・・・が敷設されることで二重床が形成されている。こ
の二重床の床板30・・・で形成される床面上には、多
くのOA機器や照明機器等が配備されるが、それら機器
への配電が目立たずに効率的になされるようにするため
、同図にみるように、床面上の適所にコンセント31・
・・を配備し、これらコンセント31・・・に床下を通
して配線32・・・がなされている。これらの配線32
・・・は、蓋33付の分電盤(床用配線機器収納ボック
ス)34.34より分岐して導かれているが、従来の分
電盤34は、新設、増設、および移設のいずれを問わず
、側壁35に取付けられ、その内部に必要な分岐数に応
じたブレーカ−(配線機器)36・・・が配備されるよ
うになっていた。このように側壁取付方式にすると、室
内に同分電盤34.34が突出伏態で露出するため、室
内のイメージが損なわれていた。ブレーカ−36を増設
する必要がある場合、同図にみるように、同じ側壁35
に新たな分電盤34を取付けて対処していた。このよう
にすると、壁部が一層見苦しくなり、とくに、新たな分
電盤34を側壁35に設ける方式にすると、接続用の配
線38や分岐用の配線32・・・を側壁35の表面に配
管や配線用モール等を用いて露出配線することになるた
め、非常に見苦しくなって室内の美観が損なわれていた
。しかも、新たな分電盤34を側壁35に設けると、元
の分電盤34と新たな同分電盤34間の接続配線38は
短くて済むが、新たな分電盤34からコンセント31・
・・までの分岐配線32・・・がそれぞれに長くなって
、全体として配線用のケーブルの使用量が多くなって施
工コストが高くついていたし、しかもケーブル使用量が
多くなると、施工の能率化にも影響を与えていた。
術〕 たとえば、第4図にみるような事務所においては、コン
クリート基盤の上に一定の間隔を置いて多数の床板30
・・・が敷設されることで二重床が形成されている。こ
の二重床の床板30・・・で形成される床面上には、多
くのOA機器や照明機器等が配備されるが、それら機器
への配電が目立たずに効率的になされるようにするため
、同図にみるように、床面上の適所にコンセント31・
・・を配備し、これらコンセント31・・・に床下を通
して配線32・・・がなされている。これらの配線32
・・・は、蓋33付の分電盤(床用配線機器収納ボック
ス)34.34より分岐して導かれているが、従来の分
電盤34は、新設、増設、および移設のいずれを問わず
、側壁35に取付けられ、その内部に必要な分岐数に応
じたブレーカ−(配線機器)36・・・が配備されるよ
うになっていた。このように側壁取付方式にすると、室
内に同分電盤34.34が突出伏態で露出するため、室
内のイメージが損なわれていた。ブレーカ−36を増設
する必要がある場合、同図にみるように、同じ側壁35
に新たな分電盤34を取付けて対処していた。このよう
にすると、壁部が一層見苦しくなり、とくに、新たな分
電盤34を側壁35に設ける方式にすると、接続用の配
線38や分岐用の配線32・・・を側壁35の表面に配
管や配線用モール等を用いて露出配線することになるた
め、非常に見苦しくなって室内の美観が損なわれていた
。しかも、新たな分電盤34を側壁35に設けると、元
の分電盤34と新たな同分電盤34間の接続配線38は
短くて済むが、新たな分電盤34からコンセント31・
・・までの分岐配線32・・・がそれぞれに長くなって
、全体として配線用のケーブルの使用量が多くなって施
工コストが高くついていたし、しかもケーブル使用量が
多くなると、施工の能率化にも影響を与えていた。
このような問題は、床内に分電盤を設置することにより
全て解決されるが、床内に分電盤が設置されると、今度
は水等が侵入し易くなるので、その面からの対策が必要
となる。第5図はそうした床用分電盤の一例をあられし
ている。このものは、内部空間に配線機器が取付けられ
る本体4oと、その上部に配置されていて前記配線機器
を上方から覆う開閉自在な上部カバー41とを備えてい
て、前記上部カバー41が上部に位置するようにして床
内に埋め込まれるようになっているが、上!カバー41
と本体40間のシールが弾性パツキン42でなされてい
るので、パツキン42が劣化してくるとシール性が損な
われて室内の水等が本体40内に流れ込んで、感電した
り、短絡や漏電等のトラブルが発生するおそれがある。
全て解決されるが、床内に分電盤が設置されると、今度
は水等が侵入し易くなるので、その面からの対策が必要
となる。第5図はそうした床用分電盤の一例をあられし
ている。このものは、内部空間に配線機器が取付けられ
る本体4oと、その上部に配置されていて前記配線機器
を上方から覆う開閉自在な上部カバー41とを備えてい
て、前記上部カバー41が上部に位置するようにして床
内に埋め込まれるようになっているが、上!カバー41
と本体40間のシールが弾性パツキン42でなされてい
るので、パツキン42が劣化してくるとシール性が損な
われて室内の水等が本体40内に流れ込んで、感電した
り、短絡や漏電等のトラブルが発生するおそれがある。
しがも、上部カバー41をねじ43のようなものでパツ
キン42を強く締め付けるようにして取付けなければな
らないため、必要時にカバー41を開閉するのに手間が
かかる。
キン42を強く締め付けるようにして取付けなければな
らないため、必要時にカバー41を開閉するのに手間が
かかる。
前記事情に鑑みて、この発明は、水等が流れ込んできて
もそれらを配線機器に影響のないようにうまく排除して
、トラブルが発生しないようにし、かつ、必要な時に簡
単に上部カバーを開閉することができるようにした床用
配線機器収納ボックスを提供することを目的とする。
もそれらを配線機器に影響のないようにうまく排除して
、トラブルが発生しないようにし、かつ、必要な時に簡
単に上部カバーを開閉することができるようにした床用
配線機器収納ボックスを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、この発明は、内部空間に配線
機器が取付けられて床内に設置されるようになっている
本体を備えていて、その上部開口部に配置される上部カ
バーにより前記配線機器が上方から覆われるようになっ
ている床用配線機器収納ボックスにおいて、前記本体内
には、前記上部開口部の面積よりも小さい窓口を開口し
た機器カバーが前記上部カバーの下側に配置されていて
、その窓口が前記配線機器の一部に上方から対応するよ
うになっているとともに、同機器カバーの前記窓口より
も外周部分が、その外周縁部に向かうにつれて次第に低
(なるように形成されていることを特徴とする床用配線
機器収納ボックスを要旨とする。
機器が取付けられて床内に設置されるようになっている
本体を備えていて、その上部開口部に配置される上部カ
バーにより前記配線機器が上方から覆われるようになっ
ている床用配線機器収納ボックスにおいて、前記本体内
には、前記上部開口部の面積よりも小さい窓口を開口し
た機器カバーが前記上部カバーの下側に配置されていて
、その窓口が前記配線機器の一部に上方から対応するよ
うになっているとともに、同機器カバーの前記窓口より
も外周部分が、その外周縁部に向かうにつれて次第に低
(なるように形成されていることを特徴とする床用配線
機器収納ボックスを要旨とする。
以下に、この発明を、その実施例をあられす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第3図は、この発明にかかる床用配線機器
収納ボックスの一実施例をあられしている。この実施例
にかかる収納ボックスは、これらの図にみるように、分
電盤であって増設のために用いられている。床は、二重
床構造とされ、コンクリート基盤1の上に、4本の脚部
2aを備えた支持台2・・・が多数個縦横に配列されて
いるとともに、これらの支持台2・・・上にそれぞれ床
板3が設置されてなっている。これら床板3・・・のう
ち略半数のものには、その上にコンセント4・・・が既
設のものとして配備され、これらのコンセント4・・・
には、側壁6に既設のものとして取付けられた分電盤7
から分岐して床下を通って導かれた配線5・・・が接続
されている。前記分電盤7内は蓋7aを備えているとと
もに、その内部には複数個のブレーカ−8・・・が並列
に配備されている。残る半数の床板3・・・上には増設
のためのコンセント4′・・・が新たに配備されており
、これらのコンセント4′・・・社前記分電盤7から分
電するためにこの発明にがかる分電盤(床用配線機器収
納ボックス)10が設置されている。
収納ボックスの一実施例をあられしている。この実施例
にかかる収納ボックスは、これらの図にみるように、分
電盤であって増設のために用いられている。床は、二重
床構造とされ、コンクリート基盤1の上に、4本の脚部
2aを備えた支持台2・・・が多数個縦横に配列されて
いるとともに、これらの支持台2・・・上にそれぞれ床
板3が設置されてなっている。これら床板3・・・のう
ち略半数のものには、その上にコンセント4・・・が既
設のものとして配備され、これらのコンセント4・・・
には、側壁6に既設のものとして取付けられた分電盤7
から分岐して床下を通って導かれた配線5・・・が接続
されている。前記分電盤7内は蓋7aを備えているとと
もに、その内部には複数個のブレーカ−8・・・が並列
に配備されている。残る半数の床板3・・・上には増設
のためのコンセント4′・・・が新たに配備されており
、これらのコンセント4′・・・社前記分電盤7から分
電するためにこの発明にがかる分電盤(床用配線機器収
納ボックス)10が設置されている。
この分電盤10は、増設側Aに配置される予定の支持台
と床板の上下1組を空けておいて、そこに床内埋込型と
して設置されている。同分電盤10は、その一部あるい
は全部が前記コンクリート基盤1内に直埋型として設置
されることもある。
と床板の上下1組を空けておいて、そこに床内埋込型と
して設置されている。同分電盤10は、その一部あるい
は全部が前記コンクリート基盤1内に直埋型として設置
されることもある。
前記分電盤10は、下部の本体11と、その上端部に取
付けられた上部カバー20と、上部カバー20よりも下
側に配置された機器カバー26より主になっている。前
記本体11は完全なボックス型でな(、四辺形をした底
壁12の相対応する辺に長い第1突片13・・・と短い
第2突片14・・・とを一体折り曲げ状に配備しただけ
の簡単なケース体とされている。前記第1突片13・・
・は、各辺に離間して2個づつ、合わせて4個配備され
、かつ、これら各突片13の上端部には、互いに対向す
る方向に向く第1舌片15が形成されていて、その舌片
15にねじ孔16が設けられている。同じ(前記第2突
片14・・・も、各辺に離間して2個づつ、合わせて4
([I配備され、かつ、これら各突片14の上端部には
、互いに対向する方向に向く第2舌片17が形成されて
いて、その舌片17にねじ孔18が設けられている。前
記上部カバー20は、座板21の中央に段差により形成
された凹部22内に設けられていて、ヒンジ23により
開閉自在になっている。前記凹部22の下端部には四角
形をした通孔24が開口している。前記座板21は、前
記本体11の上に載せられていて、その外周部に配置さ
れた孔21a・・・を通して前記第1舌片15・・・の
ねじ孔16・・・に取付具25・・・がねじ込まれるこ
とで本体11に固定されている。前記機器カバー26は
、上からみて四角形をした板で形成され、その中央に前
記上部カバー20および通孔24よりも小さい窓口26
aが開口していて、その窓口26aの外周部に立上り片
26bが設けられている。同機器カバー26の外周縁部
には、前記第2舌片17・・・上に乗り掛かる突片26
c・・・が配備されていて、各突片26cに前記第2舌
片17のねじ孔18・・・に一致する孔26d・・・が
配置されている。前記立上り片26bから突片26c゛
°までの壁部は、四方に向けて次第に下がるガイド壁2
6eとされていて、このガイド壁26eが、前記本体1
1内に取付けられた複数個のブレーカー(配線機器)2
8・・・を上から覆うとともに、前記窓口26aを通し
てブレーカ−28・・・から突出する操作レバー28a
・・・が突き出している。なお、前記分電盤7からの接
続幹線50は側壁6から床下を通して本体11内の充電
端子台に接続されているとともに、この充電端子台から
の配線は各ブレーカ−28に接続され、かつ、各ブレー
カ−28からの分岐配線51・・・がケーブルとして各
コンセント4′に接続されている。前記分岐配線51・
・・は、前記ブレーカー28のレバー操作方向に対応す
る端部を通して導かれているので、ブレーカ−28・・
・間に分岐配線51・・・が通らなくて、ブレーカ−2
8・・・を近接して配置することができ、かつ、分電盤
10も小さくすることができるようになった。
付けられた上部カバー20と、上部カバー20よりも下
側に配置された機器カバー26より主になっている。前
記本体11は完全なボックス型でな(、四辺形をした底
壁12の相対応する辺に長い第1突片13・・・と短い
第2突片14・・・とを一体折り曲げ状に配備しただけ
の簡単なケース体とされている。前記第1突片13・・
・は、各辺に離間して2個づつ、合わせて4個配備され
、かつ、これら各突片13の上端部には、互いに対向す
る方向に向く第1舌片15が形成されていて、その舌片
15にねじ孔16が設けられている。同じ(前記第2突
片14・・・も、各辺に離間して2個づつ、合わせて4
([I配備され、かつ、これら各突片14の上端部には
、互いに対向する方向に向く第2舌片17が形成されて
いて、その舌片17にねじ孔18が設けられている。前
記上部カバー20は、座板21の中央に段差により形成
された凹部22内に設けられていて、ヒンジ23により
開閉自在になっている。前記凹部22の下端部には四角
形をした通孔24が開口している。前記座板21は、前
記本体11の上に載せられていて、その外周部に配置さ
れた孔21a・・・を通して前記第1舌片15・・・の
ねじ孔16・・・に取付具25・・・がねじ込まれるこ
とで本体11に固定されている。前記機器カバー26は
、上からみて四角形をした板で形成され、その中央に前
記上部カバー20および通孔24よりも小さい窓口26
aが開口していて、その窓口26aの外周部に立上り片
26bが設けられている。同機器カバー26の外周縁部
には、前記第2舌片17・・・上に乗り掛かる突片26
c・・・が配備されていて、各突片26cに前記第2舌
片17のねじ孔18・・・に一致する孔26d・・・が
配置されている。前記立上り片26bから突片26c゛
°までの壁部は、四方に向けて次第に下がるガイド壁2
6eとされていて、このガイド壁26eが、前記本体1
1内に取付けられた複数個のブレーカー(配線機器)2
8・・・を上から覆うとともに、前記窓口26aを通し
てブレーカ−28・・・から突出する操作レバー28a
・・・が突き出している。なお、前記分電盤7からの接
続幹線50は側壁6から床下を通して本体11内の充電
端子台に接続されているとともに、この充電端子台から
の配線は各ブレーカ−28に接続され、かつ、各ブレー
カ−28からの分岐配線51・・・がケーブルとして各
コンセント4′に接続されている。前記分岐配線51・
・・は、前記ブレーカー28のレバー操作方向に対応す
る端部を通して導かれているので、ブレーカ−28・・
・間に分岐配線51・・・が通らなくて、ブレーカ−2
8・・・を近接して配置することができ、かつ、分電盤
10も小さくすることができるようになった。
前記のように、この発明にかかる床用配線機器収納ボッ
クスは、前記本体内に、前記上部開口部の面積よりも小
さい窓口を開口した機器カバーが前記上部カバーの下側
に配置されていて、その窓口が前記配線機器の一部に上
方から対応するようになっているとともに、同機器カバ
ーの前記窓口よりも外周部分が、その外周縁部に向かう
につれて次第に低くなるように形成されているので、室
内から上部カバーの通孔を通して水等が流れ込んできて
も、それらが前記機器カバーのガイド壁によって常に外
周方向へと誘導されて、下部の配線機器の充電部や導電
部等に至ることがなく、これにより、前記実施例におけ
るように操作レバーを操作する際に感電したり、短絡や
漏電等のトラブルが発生しないようになる。しかも、水
等の侵入を上部カバーにおいて阻止するのでなく、同カ
バーには通しそれを通ってきたものをうまく案内するよ
うに構成されているので、上部カバーの密閉性はむしろ
必要でなくなることにより、必要時にカバー41を開閉
するのに手間がかからなくなるなお、前記ガイド壁は、
全体が逆Vの字形をしてニガへ下がるように形成されて
いたり、あるいは、単純に平板を一方向に傾斜するよう
に配置してなるものでもよい。前記実施例では、上部カ
バーが分電盤に取付けられていたが、このカバーに代え
て床板そのものを上部カバーとして用いて収納ケースを
完全収納型としてもよい。前記収納ケースは増設のため
に用いられていたが、新設のために用いてもよいことは
言う迄もない。前記実施例では、専ら分電盤について説
明してきたが、他の機器類を併設する配電盤を対象とす
ることもある。前記配線機器は、ブレーカ−の他にコン
セントやスイッチ類であってもよい。
クスは、前記本体内に、前記上部開口部の面積よりも小
さい窓口を開口した機器カバーが前記上部カバーの下側
に配置されていて、その窓口が前記配線機器の一部に上
方から対応するようになっているとともに、同機器カバ
ーの前記窓口よりも外周部分が、その外周縁部に向かう
につれて次第に低くなるように形成されているので、室
内から上部カバーの通孔を通して水等が流れ込んできて
も、それらが前記機器カバーのガイド壁によって常に外
周方向へと誘導されて、下部の配線機器の充電部や導電
部等に至ることがなく、これにより、前記実施例におけ
るように操作レバーを操作する際に感電したり、短絡や
漏電等のトラブルが発生しないようになる。しかも、水
等の侵入を上部カバーにおいて阻止するのでなく、同カ
バーには通しそれを通ってきたものをうまく案内するよ
うに構成されているので、上部カバーの密閉性はむしろ
必要でなくなることにより、必要時にカバー41を開閉
するのに手間がかからなくなるなお、前記ガイド壁は、
全体が逆Vの字形をしてニガへ下がるように形成されて
いたり、あるいは、単純に平板を一方向に傾斜するよう
に配置してなるものでもよい。前記実施例では、上部カ
バーが分電盤に取付けられていたが、このカバーに代え
て床板そのものを上部カバーとして用いて収納ケースを
完全収納型としてもよい。前記収納ケースは増設のため
に用いられていたが、新設のために用いてもよいことは
言う迄もない。前記実施例では、専ら分電盤について説
明してきたが、他の機器類を併設する配電盤を対象とす
ることもある。前記配線機器は、ブレーカ−の他にコン
セントやスイッチ類であってもよい。
以上みてきたように、この発明にかかる床用配線機器収
納ボックスは、内部空間に配線機器が取付けられて床内
に設置されるようになっている本体を備えていて、その
上部開口部に配置される上部カバーにより前記配線機器
が上方から覆われるようになっている床用配線機器収納
ボックスにおいて、前記本体内には、前記上部開口部の
面積よりも小さい窓口を開口した機器カバーが前記上部
カバーの下側に配置されていて、その窓口が前記配線機
器の一部に上方から対応するようになっているとともに
、同機器カバーの前記窓口よりも外周部分が、その外周
縁部に向かうにつれて次第に低くなるように形成されて
いることを特徴とするので、水等が流れ込んできてもそ
れらを配線機器に影響のないようにうまく排除して、ト
ラブルが発生しないようになり、かつ、必要な時に簡単
に上部カバーを開閉することができるようになった
納ボックスは、内部空間に配線機器が取付けられて床内
に設置されるようになっている本体を備えていて、その
上部開口部に配置される上部カバーにより前記配線機器
が上方から覆われるようになっている床用配線機器収納
ボックスにおいて、前記本体内には、前記上部開口部の
面積よりも小さい窓口を開口した機器カバーが前記上部
カバーの下側に配置されていて、その窓口が前記配線機
器の一部に上方から対応するようになっているとともに
、同機器カバーの前記窓口よりも外周部分が、その外周
縁部に向かうにつれて次第に低くなるように形成されて
いることを特徴とするので、水等が流れ込んできてもそ
れらを配線機器に影響のないようにうまく排除して、ト
ラブルが発生しないようになり、かつ、必要な時に簡単
に上部カバーを開閉することができるようになった
第1図はこの発明にかかる床用配線機器収納ボックスの
一実施例をあられした全体斜視図、第2図はその要部を
あられした断面図、第3図はその床用配線機器収納ボッ
クスを分解してあられした斜視図、第4図は従来の壁取
付型の分電盤をあられした全体斜視図、第5図は床内設
置型とされた場合のシール構造をあられした分電盤の断
面図である。 10・・・分電盤(床用配線機器収納ボックス)11・
・・本体 20・・・上部カバー 26・・・機器
カバー 26a・・・窓口 26e・・・ガイド壁
28・・・ブレーカ− 代理人 弁理士 松 本 武 彦
一実施例をあられした全体斜視図、第2図はその要部を
あられした断面図、第3図はその床用配線機器収納ボッ
クスを分解してあられした斜視図、第4図は従来の壁取
付型の分電盤をあられした全体斜視図、第5図は床内設
置型とされた場合のシール構造をあられした分電盤の断
面図である。 10・・・分電盤(床用配線機器収納ボックス)11・
・・本体 20・・・上部カバー 26・・・機器
カバー 26a・・・窓口 26e・・・ガイド壁
28・・・ブレーカ− 代理人 弁理士 松 本 武 彦
Claims (1)
- (1)内部空間に配線機器が取付けられて床内に設置さ
れるようになっている本体を備えていて、その上部開口
部に配置される上部カバーにより、前記配線機器が上方
から覆われるようになっている床用配線機器収納ボック
スにおいて、前記本体内には、前記上部開口部の面積よ
りも小さい窓口を開口した機器カバーが前記上部カバー
の下側に配置されていて、その窓口が前記配線機器の一
部に上方から対応するようになっているとともに、同機
器カバーの前記窓口よりも外周部分が、その外周縁部に
向かうにつれて次第に低くなるように形成されているこ
とを特徴とする床用配線機器収納ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62292654A JPH078085B2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 床用配線機器収納ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62292654A JPH078085B2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 床用配線機器収納ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133510A true JPH01133510A (ja) | 1989-05-25 |
JPH078085B2 JPH078085B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=17784577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62292654A Expired - Lifetime JPH078085B2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 床用配線機器収納ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078085B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03226215A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-07 | Morii Dengiyou Kk | 床下配線システム |
JPH0533626U (ja) * | 1991-10-11 | 1993-04-30 | 日立電線株式会社 | 通信用フロアコンセント及びこれを用いたフロアコンセント設備 |
KR20030038359A (ko) * | 2001-11-05 | 2003-05-16 | 가부시키가이샤 니프코 | 2부재의 결합용 파스너 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4321207Y1 (ja) * | 1965-10-21 | 1968-09-06 |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP62292654A patent/JPH078085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4321207Y1 (ja) * | 1965-10-21 | 1968-09-06 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03226215A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-07 | Morii Dengiyou Kk | 床下配線システム |
JPH0533626U (ja) * | 1991-10-11 | 1993-04-30 | 日立電線株式会社 | 通信用フロアコンセント及びこれを用いたフロアコンセント設備 |
KR20030038359A (ko) * | 2001-11-05 | 2003-05-16 | 가부시키가이샤 니프코 | 2부재의 결합용 파스너 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078085B2 (ja) | 1995-01-30 |
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