JPH0780832B2 - 農薬活性ベンゾイル尿素化合物 - Google Patents

農薬活性ベンゾイル尿素化合物

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JPH0780832B2
JPH0780832B2 JP61224733A JP22473386A JPH0780832B2 JP H0780832 B2 JPH0780832 B2 JP H0780832B2 JP 61224733 A JP61224733 A JP 61224733A JP 22473386 A JP22473386 A JP 22473386A JP H0780832 B2 JPH0780832 B2 JP H0780832B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農薬活性特に殺虫および殺ダニ活性を有するベ
ンゾイル尿素化合物に関する。
本発明は一般式 〔式中、 AおよびBの各々は独立にハロゲン原子またはアルキル
基を表わし; mは0または1であり; Qは一般式 (式中Rは、−CH2−基が酸素または硫黄原子により、
またはスルホンまたはスルホキシド基により、または基
N−R1(ここでR1は場合により置換されていてもよいア
ルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、
ジアルキルアミノカルボニル、アルキルスルホニルまた
はアリールスルホニル基を表わす)により置き替えられ
た、および/または−CH2−基がカルボニルまたはチオ
カルボニル基により置き替えられた、場合により置換さ
れていてもよいアルキレン基を表わす) の基を表わし、またはQは一般式−CR2R3R4 (式中R2は水素原子または場合により置換されていても
よいアルキル基を表わし、R3はハロゲン原子またはシア
ノまたはニトロ基、または場合により置換されていても
よいアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アリ
ールカルボニル、アリールオキシカルボニルまたはジア
ルキルアミノカルボニル基を表わし、そしてR4はR2およ
び/またはR3に対し特定した基のいずれか1つを表わ
し、またはR2とR4は一緒に場合により置換されていても
よいアルキレン基を表わし、またはR3とR4は一緒に一般
(式中Tは硫黄または酸素原子を表わし、R5は場合によ
り置換されていてもよいアルキレン基を表わしそしてR6
はメチレン、カルボニルまたはチオカルボニル基を表わ
す) の基を表わす) の基を表わし; アルキル部分またはアルキレン基に場合により存在して
もよい置換基はハロゲン原子およびシアノ、アルコキ
シ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、ハロアルキ
ルカルボニル、アルコキシカルボニルおよびハロアルコ
キシカルボニル基から選ばれ、そしてアリール基に場合
により存在してもよい置換基はこれらの置換基からおよ
びまたアルキル、ハロアルキルおよびニトロ基から選ば
れ; Xはハロゲン原子またはシアノ、ニトロ、アルキルまた
はハロアルキル基を表わし; YおよびZの各々は独立にハロゲン原子またはシアノ、
ニトロまたはハロアルキル基を表わし; nは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1または2である〕 の化合物を提供する。
別にことわらない限り、本明細書および特許請求の範囲
を通して、アルキル部分は好ましくは6まで、特に4ま
での炭素原子を有する。ハロゲン原子は弗素、塩素、臭
素または沃素原子であることができ、弗素および塩素が
好ましい。nまたはpが1より大きい場合、存在する置
換基XまたはZは同じでも異なつてもよい。
Rは好ましくは鎖中に3ないし8個の原子を有し、4ま
たは5個が最も好ましい。R5は好ましくは鎖中に1ない
し6個の原子を有する。好ましくはAおよびBの各々は
独立に弗素または塩素原子またはメチル基を表わす。最
も好ましくは、Aは弗素原子であり、mは1であり、そ
してBは弗素または塩素原子で好ましくはフエニル環の
6位にある(Aは勿論2位にある)。
好ましくはXは弗素または塩素原子またはメチル基を表
わす。斯して(X)は4つの弗素原子、3つの弗素原
子と1つの塩素原子、または2つの弗素原子と2つの塩
素原子であることができる。最も好ましくはXは弗素を
表わしそしてnは4,3,2,1または0である。特に好まし
い態様においてはnは1でありそしてXは窒素原子にオ
ルトの弗素原子である。
好ましくはYは塩素原子またはニトロ、シアノまたはト
リフルオロメチル基を表わす。トリフルオロメチル基Y
が特に好ましい。
好ましくはZは塩素原子またはシアノまたはニトロ基を
表わす。好ましくはpは0または1である。最も好まし
くはZは塩素原子を表わしそしてpは1である;そのよ
うな塩素原子は好ましくは酸素結合にオルトの位置にあ
る。
Qは一般式 においてRが、−CH2−基が酸素原子により置き替えら
れた、および/または−CH2−基がカルボニル基により
置き替えられた、場合により置換されていてもよいアル
キレン基を表わす基を表わし、またはQは一般式−CR2R
3R4においてR2が水素原子または場合により置換されて
いてもよいアルキル基を表わし、R3がハロゲン原子また
はシアノ、ニトロ、場合により置換されていてもよいア
ルキルカルボニル、アルコキシカルボニルまたはジアル
キルアミノカルボニル基を表わし、そしてR4がR2および
/またはR3に対し特定した基のいずれか1つを表わし、
またはR3とR4が一緒に一般式 (式中R5は場合により置換されていてもよいアルキレン
基を表わす) の基を表わす基を表わすことが好ましい。
Qが一般式−CR2R3R4の基を表わす場合、R2がアルキル
特にメチル基を表わし、R3がアルキルカルボニルまたは
アルコキシカルボニル基を表わし、そしてR4がアルキ
ル、アルキルカルボニルまたはアルコキシカルボニル基
を表わすことが好ましい。好ましい化合物はR2はメチル
基を表わし;R3がメチルカルボニル、プロピルカルボニ
ルまたはエトキシカルボニル基を表わし;そしてR4がエ
トキシカルボニルまたはメチル基を表わすものである。
一般式 の基を表わすQの例はN−モルホリニル、N−ピペリド
ニル、N−ピロリドニルおよびN−モルホリノニルであ
る。
本発明はまた一般式Iの化合物の製造方法において、一
般式 の化合物と一般式 (式中A,B,m,X,Y,Z,Q,nおよびpは一般式Iで与えた意
味を有する) の化合物を反応させることからなる前記方法を提供す
る。
反応は適当には溶媒の存在下で実施される。適当な溶媒
はベンゼン、トルエン、キシレンまたはクロロベンゼン
のような芳香族溶媒、石油留分のような炭化水素、クロ
ロホルム、塩化メチレンまたはジクロロエタンのような
塩素化炭化水素、およびジエチルエーテル、ジブチルエ
ーテルまたはジオキサンのようなエーテルである。溶媒
の混合物も適当である。
好ましくは反応は0℃ないし100℃の温度、適当には周
囲温度で実施される。好ましくはイソシアネートとアミ
ンのモル比は1:1ないし2:1である。好ましくは反応は無
水状態で実施される。
式IIの化合物はそれら自体新規であり、そして本発明の
他の面を構成する;それらは一般式 の化合物を一般式 Hal−S−Q (V) (式中Halはハロゲン原子を表わす) の化合物と反応させることにより製造しうる。
式IVとVの化合物の反応は好ましくは不活性溶媒例えば
炭化水素または塩素化炭化水素の存在下に実施され、そ
して反応温度は好ましくは0ないし100℃、好ましくは1
0ないし30℃の範囲である。反応は適当には無機または
有機塩基の存在下に実施される。好ましくは、トリエチ
ルアミンのようなアミンが使用される。
式IVの化合物は一般式 の化合物を一般式 (式中X,n,Y,Zおよびpは一般式IVの化合物に対し述べ
た意味を有する) の化合物と反応させることにより製造しうる。
式VIとVIIの化合物の反応は好ましくは、不活性溶媒例
えばジメチルスルホキシドまたはジメチルホルムアミド
のような極性非プロトン性溶媒の存在下に、塩基例えば
アルカリ金属水酸化物、アルコキシドまたは炭酸塩また
は有機塩基の存在下に実施される。反応温度は適当には
0ないし150℃好ましくは30ないし100℃の範囲である。
一般式Vの或化合物は新規であり、そして本発明の他の
面を構成する。この面において本発明は一般式Vにおい
てQが一般式−CR2R3R4(式中R2は水素原子または場合
により置換されていてもよいアルキル基を表わし、そし
てR3およびR4は各各独立にシアノまたはニトロ基、また
は場合により置換されていてもよいアルキルカルボニ
ル、アルコキシカルボニル、アリールカルボニル、アリ
ールオキシカルボニルまたはジアルキルアミノカルボニ
ル基を表わす) の基を表わす化合物を提供する。
一般式Vの化合物は一般式S(Hal)のスルフェニル
ハライド化合物を一般式Q−Hの化合物と反応させるこ
とにより製造しうる。反応は好ましくは不活性溶媒例え
ば炭化水素またはハロゲン化炭化水素の存在下に実施さ
れ、そして−10ないし100℃の温度を実施されうる。
一般式Iの化合物は農薬活性例えば殺虫および殺ダニ活
性を示す。従つて本発明はまた一般式Iの化合物を担体
と共に含む農薬組成物を提供する。本発明は更に、或場
所における有害生物の防除方法において、その場所に本
発明による農薬化合物または組成物を適用することを含
む方法を提供する。
本発明による組成物における担体は、例えば植物、種子
または土壌でありうる処理されるべき場所への適用を容
易にするために、または貯蔵、輸送または取扱を容易に
するために活性成分と配合される物質である。担体は固
体または、常態では気体だが圧縮して液体にしたものを
含めて、液体であることができ、そして農薬組成物を配
合するのに通常使用されるいずれの担体も使用しうる。
好ましくは本発明による組成物は0.5ないし95重量%の
活性成分を含有する。
適当な固体担体は天然および合成クレーおよびシリケー
ト、例えば珪藻土のような天然シリカ;珪酸マグネシウ
ム例えばタルク;珪酸アルミニウムマグネシウム例えば
アタパルジヤイトおよび蛭石;珪酸アルミニウム例えば
カオリナイト、モンモリナイトおよび雲母;炭酸カルシ
ウム;硫酸カルシウム;硫酸アンモニウム;合成水分酸
化珪素および合成珪酸カルシウムまたはアルミニウム;
元素例えば炭素および硫黄;天然および合成樹脂例えば
クマロン樹脂、ポリ塩化ビニルおよびスチレン重合体お
よび共重合体;固体ポリクロロフエノール;ビチユーメ
ン;ワツクス;および固体肥料例えば過燐酸塩を含む。
適当な液体担体は水;アルコール例えばイソプロパノー
ルおよびグリコール;ケトン例えばアセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトンおよびシクロヘキ
サノン;エーテル;芳香族または芳香−脂肪族炭化水素
例えばベンゼン、トルエンおよびキシレン;石油留分例
えば燈油および軽鉱油;塩素化炭化水素例えば四塩化炭
素、パークロロエチレンおよびトリクロロエタンを含
む。異なる液体の混合物はしばしば適当である。
農用組成物はしばしば濃縮された形で配合されそして輸
送され、次に適用前にユーザーにより希釈される。表面
活性剤である担体の少量の存在はこの希釈プロセスを容
易にする。従つて好ましくは本発明による組成物中の少
なくとも1つの担体は表面活性剤である。例えば組成物
は少なくとも2種の担体を含有し得、その少なくとも1
つは表面活性剤である。
表面活性剤は乳化剤、分散剤または湿潤剤であることが
できる;それは非イオン性またはイオン性であることが
できる。適当な表面活性剤の例はポリアクリル酸および
リグニンスルホン酸のナトリウムまたはカルシウム塩;
分子中に少なくとも12の炭素原子を含む脂肪酸または脂
肪族アミンまたはアミドとエチレンオキシドおよび/ま
たはプロピレンオキシドの縮合;グリセリン、ソルビタ
ン、蔗糖またはペンタエリスリットの脂肪酸エステル;
これらとエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオ
キシドの縮合物;脂肪アルコールまたはアルキルフエノ
ール例えばp−オクチルフエノールまたはp−オクチル
クレゾールとエチレンオキシドおよび/またはプロピレ
ンオキシドの縮合生成物;これら縮合生成物のサルフエ
ートまたはスルホネート;分子中に少なくとも10の炭素
原子を含む硫酸またはスルホン酸エステルのアルカリま
たはアルカリ土類金属塩例えばラウリル硫酸ナトリウ
ム、第2アルキル硫酸ナトリウム、スルホン化ヒマシ油
のナトリウム塩、およびドデシルベンゼンスルホネート
のようなアルキルアリールスルホン酸ナトリウム;およ
びエチレンオキシドの重合体およびエチレンオキシドと
プロピレンオキシドの共重合体を含む。
本発明の組成物は例えば水和剤、粉剤、粒剤、溶液、乳
化性濃厚物、乳液、懸濁濃厚物およびエーロゾルとして
配合しうる。水和剤は通常25,50または75%wの活性成
分を含有しそして通常固体不活性担体のほかに3−10%
wの分散剤および必要な場合には0−10%wの安定剤お
よび/または浸透剤または固着剤のような他の添加剤を
含有する。粉剤は通常水和剤のそれと同様の組成を有す
るがしかし分散剤のない粉末濃厚物として配合され、そ
して農場で更に固体担体で希釈されて通常1/2−10%w
の活性成分を含有する組成物にされる。粒剤は通常10な
いし100BSメツシユ(1.676−0.152mm)のサイズを有す
るように調製され、そして凝集または含浸技法により製
造しうる。一般に粒剤は1/2−75%wの活性成分および
0−10%wの安定剤、界面活性剤、遅効変性剤および結
合剤のような添加剤を含有する。いわゆる“乾燥流動性
粉末”は比較的高い活性成分濃度を有する比較的小さい
顆粒から成る。乳化性濃厚物は通常、溶剤および必要な
場合には補助溶剤のほかに、10−50%w/vの活性成分、
2−20%w/vの乳化剤および0−20%w/vの安定剤、浸透
剤および腐蝕防止剤のような他の添加剤を含有する。懸
濁濃厚物は通常、安定な非沈降性流動性生成物を得るよ
うに配合されそして通常10−75%wの活性成分、0.5−1
5%wの分散剤、0.1−10%wの保護コロイドおよび揺変
剤のような沈澱防止剤、0−10%wの消泡剤、腐蝕防止
剤、安定剤、浸透剤および固着剤のような他の添加剤、
および水または活性成分が実質的に不溶性の有機液体を
含有する;或有機固体または無機塩を、沈降防止を助け
るためまたは水の凍結防止剤として配合物中に溶解して
存在させてもよい。
水性分散液または乳液例えば本発明による水和剤または
濃厚物を水で希釈することにより得られる組成物も本発
明の範囲内にある。該乳液は油中水滴型でも水中油滴型
でもよく、そして濃厚なマヨネーズ様の稠度を有しても
よい。
本発明の組成物は他の成分例えば殺虫、除草または殺菌
活性を有する他の化合物をも含有してもよい。本発明の
化合物は他の殺虫剤特に有機ホスフエートおよびピレス
ロイドと混合して適用した場合に特に有用である。市販
生成物フエンバレレート、パーメトリン、サイパーメト
リン、デルタメトリンおよびアルフアメトリンとの混合
物が特に有用である。
次の実施例は本発明を説明する。例1は一般式IVの中間
体の製造を説明する。例2および5は一般式Vの中間
体、そして例3および6は一般式IIの中間体の製造を説
明する。例4および7ないし11は一般式Iの化合物の製
造を説明する。
例1 2−フルオロ−4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロ
メチル)−フエノキシ〕アニリンの製造 ジメチルスルホキシド(25ml)中の2−フルオロ−4−
ヒドロキシアニリン(7.1g)および水酸化カリウム(3.
7g、純度85%)の溶液を80℃に加熱しそしてジメチルス
ルホキシド(10ml)中の1,2−ジクロロ−4−(トリフ
ルオロメチル)ベンゼン(10.9g)の溶液で処理した。
混合物を90−95℃で20時間撹拌し、しかる後それを水と
ジクロロメタンの混合物で希釈した。有機相を硫酸ナト
リウム上で乾燥しそして蒸発させて3.6gの粗所望生成物
を褐色油として得た。
トルエン/石油エーテル(比4:1)を使用するシリカゲ
ル上でのクロマトグラフイは1.1gの純アミンを黄色油と
して与えた。
例2 (アルフア−メチル−アルフア−クロロスルフエニル)
ジエチルマロネートの製造 1,2−ジクロロエタン(20ml)中の塩化スルフエニル(1
1.3g)に1,2−ジクロロエタン中のジエチルメチルマロ
ネート(17.4g)を周囲温度で10分で添加した。この溶
液を8時間還流させた。蒸留は標記化合物を生じた。
(15.6g)、沸点120−3℃/12mmHg。
例3 ジエチル4−〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロ
メチル)−フエノキシ〕−2−フルオロフエニル〕−3
−チア−4−アザブタン−2,2−ジカルボキシレートの
製造 ジエチルエーテル(10ml)中の例2で製造した化合物
(5.3g)の溶液をジエチルエーテル(50ml)中のトリエ
チルアミン(2.2g)および例1で製造した化合物(6.1
g)の溶液に30分で添加した。この溶液を周囲温度で6
時間撹拌した。ジエチルエーテル(150ml)を添加し、
この溶液を水で洗滌しそして乾燥し、そしてジエチルエ
ーテルを蒸発により除去した。溶離剤としてジクロロメ
タンを使用したシリカ上のカラムクロマトグラフイは8g
の標記化合物を無色透明油として生じた。
例4 ジエチル4−〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロ
メチル)−フエノキシ〕−2−フルオロフエニル−7−
(2,6−ジフルオロフエニル)−5,7−ジオキソ−3−チ
ア−4,6−ジアザヘプタン−2,2−ジカルボキシレートの
製造 トルエンと石油エーテルの1:1(v/v)混合物(10ml)中
の2,6−ジフルオロベンゾイルイソシアネート(3g)を
同じ溶媒(15ml)中の例3により製造した化合物(7.6
g)の溶液に15−20℃で30分で添加した。この溶液を周
囲温度で6時間撹拌しそして溶媒を蒸発により除去し
た。ジエチルエーテルと石油エーテルの1:1(v/v)混合
物を使用したシリカ上のカラムクロマトグラフイは標記
化合物をガム(9.5g)として生じた。
分析値 C H N 計算値(%) 50.3 3.3 4.0 測定値(%) 50.5 3.6 4.1 例5 (4−モルホリニル)スルフエニルクロライドの製造 ジクロロメタン(25ml)に溶解したピリジン(8.7g)を
ジクロロメタン(25ml)中の塩化スルフエニル(11.3
g)の溶液に5−10℃で20分で添加した。ジクロロメタ
ン(25ml)中のモルホリン(8.7g)の溶液を5−10℃で
20分で添加した。この溶液を4時間撹拌しそして温度を
周囲温度に上昇するにまかせた。この溶液を過しそし
て溶媒を蒸発させた。ジエチルエーテルを添加し、得ら
れた懸濁液を過しそして液を蒸発させた。残渣の蒸
留は標記化合物(8.2g)を生じた。沸点60℃/0.5mmHg。
例6 〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フエ
ノキシ〕−2−フルオロフエニル〕〔(4−モルホリニ
ル)チオ〕アミンの製造 例5で製造した化合物(3.4g)をジエチルエーテル(10
ml)に溶解した。この溶液をジエチルエーテル(50ml)
中の例1で製造した化合物(6.1g)およびトリエチルア
ミン(2.2g)の溶液に15−20℃で添加した。この溶液を
20分撹拌し、ジエチルエーテルを添加し(20ml)、この
溶液を水で洗滌し、そして乾燥した。溶媒を蒸発により
除去した。溶離剤として50:50(v/v)ジエチルエーテル
−ジクロロメタンを使用したシリカ上のカラムクロマト
グラフイは標記化合物を褐色油(5g)として生じた。
例7 N−〔〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロメチ
ル)フエノキシ〕−2−フルオロフエニル〕〔(4−モ
ルホリニル)チオ〕アミノ〕カルボニル〕−2,6−ジフ
ルオロベンズアミドの製造 トルエンと石油エーテルの1:1(v/v)混合物(10ml)中
の2,6−ジフルオロベンゾイルイソシアネート(1.4g)
を同じ溶媒(15ml)中の例6により製造した化合物(3
g)の溶液に周囲温度で添加した。この溶液を2時間撹
拌しそしてフリーザー中に一夜(−5ないし0℃)置い
た。溶媒を蒸発により除去し、そして残渣を、最初は溶
離剤としてジクロロメタンを使用して、そして次にはジ
エチルエーテルと石油エーテルの1:1(v/v)混合物を使
用して、シリカ上で2回クロマトグラフィにかけ、標記
化合物(2.5g)を得た。融点77−80℃。
分析値 C H N 計算値(%) 49.5 3.0 6.9 測定値(%) 50.1 3.4 6.7 例8 N−〔〔〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロメチ
ル)フエノキシ〕−2−フルオロフエニル〕〔(2−オ
キソ−1−ピロリジニル)チオ〕アミノ〕カルボニル〕
−2,6−ジフルオロベンズアミド 例4および7の化合物と同様の方法で標記化合物を製造
した。融点166−8℃。
分析値 C H N 計算値(%) 49.7 2.7 7.0 測定値(%) 49.6 2.7 7.2 新たに調製した(2−オキソ−1−ピロリジニル)−ス
ルフエニルクロライド(暗赤色油)を更に精製すること
なく中間体〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロメ
チル)フエノキシ〕−2−フルオロフエニル〕〔(2−
オキソ−1−ピロリジニル)チオ〕−アミン(これは結
晶性化合物であつた。融点125−126℃)の製造に使用し
た。
例9 N−〔〔〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオロメチ
ル)フエノキシ〕−2−フルオロフエニル〕〔(2−オ
キソ−1−ピペリジニル)チオ〕アミノ〕カルボニル〕
−2,6−ジフルオロベンズアミド 例4および7の化合物と同様の方法で標記化合物を製造
した。融点139−141℃。
分析値 C H N 計算値(%) 50.5 2.9 6.8 測定値(%) 50.6 3.0 6.9 新たに調製した(2−オキソ−1−ピペリジニル)−ス
ルフエニルクロライドを更に精製することなく〔4−
〔2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フエノキ
シ〕−2−フルオロフエニル〕〔2−オキソ−1−ピペ
リジニル)チオ〕アミン(これは結晶性化合物であつ
た。融点128−130℃)の製造に使用した。
例10および11 例1−4に記載したそれと同様の手順に従い、しかしジ
エチルメチルマロネート(例2)を(10)エチル−2−
メチルアセトアセテートまたは(11)ジイソプロピルケ
トンに置き替えて、それぞれ式 (式中Qは構造: または を有する) の化合物を得た。
例10の化合物は淡褐色油であつた。
分析値 C H N 計算値(%) 50.7 3.2 4.2 測定値(%) 50.3 3.7 3.9 例11の化合物は白色固体であつた。融点148−150℃。
分析値 計算値 C 53.1;H 3.6;N 4.4 測定値 C 53.3;H 3.7;N 4.8 例12 殺虫活性 本発明の化合物の殺虫活性を次の試験においてスポドプ
テラ・リトラリスSpodoptera littoralis(S.l.)およ
びネツタイシマカAedes aegypti(A.a.)を用いて測定
した。
各種に対し使用した試験法は下に示す。各場合に試験は
正常条件(23℃±2℃;変動する光および湿度)下に行
なつた。
各試験において化合物のLC50(試験種の半分を殺滅する
に要する活性物質の適用量)を死滅数から計算し、そし
て同じ試験での標準殺虫剤エチルパラチオンの対応する
LC50と比較した。結果を毒性指数即ち として表わし、表Iに示す。
(i) スポドプテラ・リトラリス(S.l.) 0.025%のTriton X100(Tritonは登録商標)を含有する
10%アセトン/水中の或範囲の濃度にわたる化合物の溶
液または懸濁液を調製した。これらの溶液を、スポドプ
テラ・リトラリスの幼虫を飼養する栄養食を含むペトリ
皿上に対数噴霧機を用いて噴霧した。噴霧沈着物が乾燥
した時、各皿に10匹の二令幼虫を入れた。噴霧後7日に
死滅率評価を行なつた。
(ii) ネツタイシマカ(A.a.) アセトン中の種々の濃度の試験化合物の溶液を調製し
た。100マイクロリツトル量を100mlの水道水に添加し、
アセトンを蒸発させた。10匹の若い四令幼虫を試験溶液
中に入れた;48時間後に(生存)幼虫に動物飼料ペレツ
トを与え、そしてすべての幼虫がさなぎになりそして成
虫として羽化するかまたは死んだ時に最終死滅率を評価
した。
結果を表Iに示す。
例13 殺ダニ活性 葉円盤にナミハダニTetranicus urticaeの30−60匹の幼
虫をたからせそして上記例12の試験(i)におけるよう
に調製した試験化合物の溶液を種々の適用量で噴霧し
た。乾燥した時、円盤を恒温に12日間維持し、しかる後
死滅率評価を行ない、そしてLC50値即ち試験種の半分を
殺滅するに要する活性物質の適用量を計算した。結果を
表IIに示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 〔式中、 AおよびBの各々は独立にハロゲン原子またはアルキル
    基を表わし; mは0または1であり; Qは一般式 (式中Rは、−CH2−基が酸素または硫黄原子により、
    またはスルホンまたはスルホキシド基により、または基
    N−R1(ここでR1は場合により置換されていてもよいア
    ルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、
    ジアルキルアミノカルボニル、アルキルスルホニルまた
    はアリールスルホニル基を表わす)により置き替えられ
    た、および/または−CH2−基がカルボニルまたはチオ
    カルボニル基により置き替えられた、場合により置換さ
    れていてもよいアルキレン基を表わす) の基を表わし、またはQは一般式−CR2R3R4 (式中R2は水素原子または場合により置換されていても
    よいアルキル基を表わし、R3はハロゲン原子またはシア
    ノまたはニトロ基、または場合により置換されていても
    よいアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アリ
    ールカルボニル、アリールオキシカルボニルまたはジア
    ルキルアミノカルボニル基を表わし、そしてR4はR2およ
    び/またはR3に対し特定した基のいずれか1つを表わ
    し、またはR2とR4は一緒に場合により置換されていても
    よいアルキレン基を表わし、またはR3とR4は一緒に一般
    (式中Tは硫黄または酸素原子を表わし、R5は場合によ
    り置換されていてもよいアルキレン基を表わし、そして
    R6はメチレン、カルボニルまたはチオカルボニル基を表
    わす) の基を表わす) の基を表わし; アルキル部分またはアルキレン基に場合により存在して
    もよい置換基はハロゲン原子およびシアノ、アルコキ
    シ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、ハロアルキ
    ルカルボニル、アルコキシカルボニルおよびハロアルコ
    キシカルボニル基から選ばれ、そしてアリール基に場合
    により存在してもよい置換基はこれらの置換基からおよ
    びまたアルキル、ハロアルキルおよびニトロ基から選ば
    れ; Xはハロゲン原子またはシアノ、ニトロ、アルキルまた
    はハロアルキル基を表わし; YおよびZの各々は独立にハロゲン原子またはシアノ、
    ニトロまたはハロアルキル基を表わし; nは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1または2である〕 の化合物。
  2. 【請求項2】AおよびBの各々は独立に弗素または塩素
    原子またはメチル基を表わし;Xは弗素または塩素原子ま
    たはメチル基を表わし;Yは塩素原子またはニトロ、シア
    ノまたはトリフルオロメチル基を表わし、Zは塩素原子
    またはシアノまたはニトロ基を表わし、そしてpは0ま
    たは1である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】Aは弗素原子であり;mは1でありそしてB
    はフェニル環の6−位の弗素または塩素原子であり;nは
    1でありそしてXは窒素結合にオルトに配置された弗素
    を表わし;Yはトリフルオロメチル基を表わし;pは1であ
    りそしてZは酸素結合にオルトに配置された塩素原子を
    表わす特許請求の範囲第2項記載の化合物。
  4. 【請求項4】Qは一般式 においてRが、−CH2−基が酸素原子により置き替えら
    れた、および/または−CH2−基がカルボニル基により
    置き替えられた、場合により置換されていてもよいアル
    キレン基を表わす基を表わし、またはQは一般式−CR2R
    3R4においてR2が水素原子または場合により置換されて
    いてもよいアルキル基を表わし、R2がハロゲン原子また
    はシアノ、ニトロ、場合により置換されていてもよいア
    ルキルカルボニル、アルコキシカルボニルまたはジアル
    キルアミノカルボニル基を表わし、そしてR4が水素原
    子、場合により置換されていてもよいアルキル基、また
    はR3に対し特定した基のいずれか1つを表わし、または
    R3とR4が一緒に一般式 (式中R5は場合により置換されていてもよいアルキレン
    基を表わす) の基を表わす基を表わす特許請求の範囲第1−3項のい
    ずれか記載の化合物。
  5. 【請求項5】QがN−モルホリニル、N−ピペリドニ
    ル、N−ピロリドニルまたはN−モルホリノニル基、ま
    たは一般式−CR2R3R4においてR2がアルキル基を表わ
    し、R3がアルキルカルボニルまたはアルコキシカルボニ
    ル基を表わし、そしてR4がアルキル、アルキルカルボニ
    ルまたはアルコキシカルボニル基を表わす基を表わす特
    許請求の範囲第4項記載の化合物。
  6. 【請求項6】R2がメチル基を表わし;R3がメチルカルボ
    ニル、プロピルカルボニルまたはエトキシカルボニル基
    を表わし;そしてR4がエトキシカルボニルまたはメチル
    基を表わす特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  7. 【請求項7】一般式 〔式中、 AおよびBの各々は独立にハロゲン原子またはアルキル
    基を表わし; mは0または1であり; Qは一般式 (式中Rは、−CH2−基が酸素または硫黄原子により、
    またはスルホンまたはスルホキシド基により、または基
    N−R1(ここでR1は場合により置換されていてもよいア
    ルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、
    ジアルキルアミノカルボニル、アルキルスルホニルまた
    はアリールスルホニル基を表わす)により置き替えられ
    た、および/または−CH2−基がカルボニルまたはチオ
    カルボニル基により置き替えられた、場合により置換さ
    れていてもよいアルキレン基を表わす) の基を表わし、またはQは一般式−CR2R3R4 (式中R2は水素原子または場合により置換されていても
    よいアルキル基を表わし、R3はハロゲン原子またはシア
    ノまたはニトロ基、または場合により置換されていても
    よいアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アリ
    ールカルボニル、アリールオキシカルボニルまたはジア
    ルキルアミノカルボニル基を表わし、そしてR4はR2およ
    び/またはR3に対し特定した基のいずれか1つを表わ
    し、またはR2とR4は一緒に場合により置換されていても
    よいアルキレン基を表わし、またはR3とR4は一緒に一般
    (式中Tは硫黄または酸素原子を表わし、R5は場合によ
    り置換されていてもよいアルキレン基を表わし、そして
    R6はメチレン、カルボニルまたはチオカルボニル基を表
    わす) の基を表わす) の基を表わし; アルキル部分またはアルキレン基に場合により存在して
    もよい置換基はハロゲン原子およびシアノ、アルコキ
    シ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、ハロアルキ
    ルカルボニル、アルコキシカルボニルおよびハロアルコ
    キシカルボニル基から選ばれ、そしてアリール基に場合
    により存在してもよい置換基はこれらの置換基からおよ
    びまたアルキル、ハロアルキルおよびニトロ基から選ば
    れ; Xはハロゲン原子またはシアノ、ニトロ、アルキルまた
    はハロアルキル基を表わし; YおよびZの各々は独立にハロゲン原子またはシアノ、
    ニトロまたはハロアルキル基を表わし; nは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1または2である〕 の化合物を担体と共に含む農薬組成物。
  8. 【請求項8】或場所における有害生物の防除方法におい
    て、該場所に一般式 〔式中、 AおよびBの各々は独立にハロゲン原子またはアルキル
    基を表わし; mは0または1であり; Qは一般式 (式中Rは、−CH2−基が酸素または硫黄原子により、
    またはスルホンまたはスルホキシド基により、または基
    N−R1(ここでR1は場合により置換されていてもよいア
    ルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、
    ジアルキルアミノカルボニル、アルキルスルホニルまた
    はアリールスルホニル基を表わす)により置き替えられ
    た、および/または−CH2−基がカルボニルまたはチオ
    カルボニル基により置き替えられた、場合により置換さ
    れていてもよいアルキレン基を表わす) の基を表わし、またはQは一般式−CR2R3R4 (式中R2は水素原子または場合により置換されていても
    よいアルキル基を表わし、R3はハロゲン原子またはシア
    ノまたはニトロ基、または場合により置換されていても
    よいアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アリ
    ールカルボニル、アリールオキシカルボニルまたはジア
    ルキルアミノカルボニル基を表わし、そしてR4はR2およ
    び/またはR3に対し特定した基のいずれか1つを表わ
    し、またはR2とR4は一緒に場合により置換されていても
    よいアルキレン基を表わし、またはR3とR4は一緒に一般
    (式中Tは硫黄または酸素原子を表わし、R5は場合によ
    り置換されていてもよいアルキレン基を表わし、そして
    R6はメチレン、カルボニルまたはチオカルボニル基を表
    わす) の基を表わす) の基を表わし; アルキル部分またはアルキレン基に場合により存在して
    もよい置換基はハロゲン原子およびシアノ、アルコキ
    シ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、ハロアルキ
    ルカルボニル、アルコキシカルボニルおよびハロアルコ
    キシカルボニル基から選ばれ、そしてアリール基に場合
    により存在してもよい置換基はこれらの置換基からおよ
    びまたアルキル、ハロアルキルおよびニトロ基から選ば
    れ; Xはハロゲン原子またはシアノ、ニトロ、アルキルまた
    はハロアルキル基を表わし; YおよびZの各々は独立にハロゲン原子またはシアノ、
    ニトロまたはハロアルキル基を表わし; nは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1または2である〕 の化合物または該化合物を担体と共に含む組成物を適用
    することを含む方法。
  9. 【請求項9】一般式 〔式中、 AおよびBの各々は独立にハロゲン原子またはアルキル
    基を表わし; mは0または1であり; Qは一般式 (式中Rは、−CH2−基が酸素または硫黄原子により、
    またはスルホンまたはスルホキシド基により、または基
    N−R1(ここでR1は場合により置換されていてもよいア
    ルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、
    ジアルキルアミノカルボニル、アルキルスルホニルまた
    はアリールスルホニル基を表わす)により置き替えられ
    た、および/または−CH2−基がカルボニルまたはチオ
    カルボニル基により置き替えられた、場合により置換さ
    れていてもよいアルキレン基を表わす) の基を表わし、またはQは一般式−CR2R3R4 (式中R2は水素原子または場合により置換されていても
    よいアルキル基を表わし、R3はハロゲン原子またはシア
    ノまたはニトロ基、または場合により置換されていても
    よいアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アリ
    ールカルボニル、アリールオキシカルボニルまたはジア
    ルキルアミノカルボニル基を表わし、そしてR4はR2およ
    び/またはR3に対し特定した基のいずれか1つを表わ
    し、またはR2とR4は一緒に場合により置換されていても
    よいアルキレン基を表わし、またはR3とR4は一緒に一般
    (式中Tは硫黄または酸素原子を表わし、R5は場合によ
    り置換されていてもよいアルキレン基を表わし、そして
    R6はメチレン、カルボニルまたはチオカルボニル基を表
    わす) の基を表わす) の基を表わし; アルキル部分またはアルキレン基に場合により存在して
    もよい置換基はハロゲン原子およびシアノ、アルコキ
    シ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、ハロアルキ
    ルカルボニル、アルコキシカルボニルおよびハロアルコ
    キシカルボニル基から選ばれ、そしてアリール基に場合
    により存在してもよい置換基はこれらの置換基からおよ
    びまたアルキル、ハロアルキルおよびニトロ基から選ば
    れ; Xはハロゲン原子またはシアノ、ニトロ、アルキルまた
    はハロアルキル基を表わし; YおよびZの各々は独立にハロゲン原子またはシアノ、
    ニトロまたはハロアルキル基を表わし; nは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1または2である〕 の化合物の製造方法において、一般式 の化合物を一般式 (式中A,B,m,X,Y,Z,Q,nおよびpは上記の意味を有す
    る)の化合物と反応させることを含む方法。
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