JPH02256661A - ベンゾイルチオ尿素化合物 - Google Patents

ベンゾイルチオ尿素化合物

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JPH02256661A
JPH02256661A JP1167212A JP16721289A JPH02256661A JP H02256661 A JPH02256661 A JP H02256661A JP 1167212 A JP1167212 A JP 1167212A JP 16721289 A JP16721289 A JP 16721289A JP H02256661 A JPH02256661 A JP H02256661A
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compound
group
carbon atoms
compound represented
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JP1167212A
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English (en)
Inventor
Pieter Adriaan Verbrugge
ピーター・アドリアン・フエルブルツゲ
Waal Jannetje De
ジヤネツト・デ・ワール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C335/00Thioureas, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C335/04Derivatives of thiourea
    • C07C335/16Derivatives of thiourea having nitrogen atoms of thiourea groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • C07C335/18Derivatives of thiourea having nitrogen atoms of thiourea groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton being further substituted by singly-bound oxygen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/28Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N<
    • A01N47/34Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N< containing the groups, e.g. biuret; Thio analogues thereof; Urea-aldehyde condensation products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C335/00Thioureas, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C335/04Derivatives of thiourea
    • C07C335/24Derivatives of thiourea containing any of the groups, X being a hetero atom, Y being any atom
    • C07C335/26Y being a hydrogen or a carbon atom, e.g. benzoylthioureas

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベンゾイルチオ尿素化合物、その製造方法、そ
れの殺虫剤、特に殺昆虫剤および殺ダニ剤として使用、
およびそれの中間体としての使用に関するものである。
〔発明の背景〕
英国特許第1,324.293号明細書には、市販の化
合物ジフルベンズロン(di f 1ubenzuro
n)、すなわちN−(2,6−ジフルオルベンゾイル)
−N′(4−クロルフェニル)尿素を包含する、殺昆虫
活性を具えた広範囲の種類の尿素誘動体およびチオ尿素
誘導体が開示されている。
欧州特許出願公告明細書第161019号には下記の一
般式で表わされるベンゾイル尿素化合物類が示されてお
り、 式中、A、B、XおよびZの各々は独立して弗素原子ま
たは塩素原子を表わし;nは0,1.2または3であり
;pは0またはlであり;Yは6個以下の炭素原子を有
するハロアルキル基を表わし:そしてRIは水素原子ま
たは基−3NR” R3を表わして、この基の中でR8
は6個以下の炭素原子を有するアルキル基を表わし、そ
してR3は6個以下の炭素原子を有するアルキル基また
は式−COR’または−COOR’で表わされる基を表
わして、この基の中でR4は6個以下の炭素原子を有す
るアルキル基を表わすか、あるいはR3およびR3は合
わさって、4個または5個の炭素原子を有し、かつアル
キル部分中に6個以下の炭素原子を有するアルコキシカ
ルボニル基によって随意に置換されているアルキレン基
を表わす、これらの化合物は殺昆虫活性の他に殺ダニ活
性も有することによって従来のベンゾイル尿素と区別さ
れる。この類の化合物は化合物フルフエノクスロン(f
lufenoxuron) 、すなわちN−(2,6−
ジフルオルベンゾイル)−N’−(2−フルオル−4−
〔2−クロル−4−(トリフルオルメチル)フェノキシ
〕フェニル尿素を包含している。
式(IV)の化合物は、下記の一般式で表わされる化合
物を、 下記の一般式で表わされる化合物と反応させることから
なる方法によって製造され、 式中、A、B、X、Y、Z、nおよびpは上記の意味を
有し、そしてR5はR1が前記の意味を有する一NHR
’基を表して、R6は−NGO基を表わすが、あるいは
Rsは−NCO基を表して、Bhは−NH工基を表わす
上記の弐■の化合物に至る新しい合成方法の中間体とし
ての用途を有する新しい種類のベンゾイルチオ尿素がこ
こに発見され、そしてそれらの化合物はまた驚くべきこ
とに、殺昆虫性と殺ダニ性の両方を有する。
〔発明の構成および発明の詳細な説明〕それ故、本発明
によれば下記の一般式で表わされるベンゾイルチオ尿素
が提供され、 式中、A、BSXおよびZの各々は独立して弗素原子ま
たは塩素原子を表わし;nは0.1.2または3であり
;pは0またはlであり;Yは6個以下の炭素原子を有
するハロアルキル基を表わし;そしてR1は水素原子ま
たは基−3NR1R3を表わして、この基の中でR8は
6個以下の炭素原子を有するアルキル基を表わし、そし
てR3は6個以下の炭素原子を有するアルキル基または
式COR’または−COOR’で表わされる基を表わし
て、この基の中でR4は6個以下の炭素原子を有するア
ルキル基を表わすか、あるいはR2およびR3は合わさ
って、4個または5個の炭素原子を有し、かつアルキル
部分中に6個以下の炭素原子を有するアルコキシカルボ
ニル基によって随意に置換されているアルキレン基を表
わす。
本明細書中で別に明記されていない限り、どのアルキル
基またはハロアルキル基も好ましくは4個以下の炭素原
子を有する。好ましいアルキル基はメチル基であり、そ
して好ましいハロアルキル基はトリフルオルメチル基で
ある。いずれのアルキレン部分も好ましくはテトラメチ
レン基またはペンタメチレン基である。ハロゲン原子は
弗素原子、塩素原子、臭素原子または沃素原子であり得
、弗素原子および塩素原子が好ましい、nまたはpが1
よりも大きいとき、存在する置換基XまたはZは同じで
も、または異なっていてもよい。
好ましくはAおよびBは、ともに塩素原子を表わすか、
あるいは、好ましくは弗素原子を表わす。
好ましくはXは弗素原子または塩素原子を表わす、した
がって、典型的には(X)nは3個の弗素原子、2個の
弗素原子と1個の塩素原子、あるいは1個の弗素原子と
2個の塩素原子であり得る。
最も好ましくは、Xは弗素原子を表わし、そしてnは3
. 2.  iまたは、特にOである。
好ましくはYはトリフルオルメチル基を表わす。
好ましくはZは塩素原子を表わす。
好ましくはPは0または1である、最も好ましくはZは
塩素原子を表わしてpは1であり;その塩素原子は酸素
結合に対してオルソ位にあるのが好ましい。
R’は水素原子または式−3−NR”R’で表わされる
基を表わす。好ましくはR1はメチル基を表わし、好ま
しくはR3は−COOR’を表わす。
式■の中でR1が水素原子を表わす化合物が好ましい式
■の化合物である。
本発明はまた、下記の一般式で表わされる化合物を、 下記の一般式で表わされる化合物を反応させることから
なる、前記一般式夏の化合物の製造方法を提供し、 式中、A、B、X、Y、Z、R’ 、、nおよびpは前
に定義したとおりである。
上記の反応は、好ましくは不活性溶剤中で遂行され、好
適な溶剤はベンゼン、トルエン、キシレンまたはクロル
ベンゼンのような芳香族溶剤、石油留分のような炭化水
素、クロロホルム、塩化メチレンまたはジクロルエタン
のような塩素化炭化水素、ジエチルエーテル、ジブチル
エーテルまたはジオキサンのようなエーテルおよびアセ
トンおよびメチルエチルケトンのようなケトンである。
溶剤の混合物も適している。
反応は、好都合には、0°Cないし反応混合物の還流温
度、例えば室温において遂行することができる。好まし
くはイソシアネート対アミンのモル比はtitないし2
:lである。好ましくは反応は無水の状態で遂行される
式■の化合物は、欧州特許出願公開明細書第16101
9号中に、その製造方法とともに記載されている。
弐■の2,6−シハロベンゾイルイソチオシアネート化
合物は、好都合にはアセトンまたはメチルエチルケトン
のようなケトン溶剤の存在下、室温ないし還流温度、好
ましくは還流温度において、適切な2.6−シハロベン
ゾイルクロリドを、英国特許第1 、324 、293
号明細書に記載されているようなチオシアン酸アンモニ
ウム(ロダン化アンモニウム)、あるいはチオシアン酸
アルカリ金属塩、例えばチオシアン酸カリウムまたはチ
オシアン酸ナトリウムと反応させることによって容易に
製造できる。
2.6−ジクロベンゾイルクロリドおよび2゜6−ジフ
ルオルベンゾイルクロリドは公知の物質である。2−ク
ロル−6−フルオルベンゾイルクロリドは、2,6−ジ
フルオル安息香酸から2゜6−ジフルオルベンゾイルク
ロリドを製造するのと同様な方法により、公知の2−ク
ロル−6−フルオル安息香酸から製造することができる
一般式Iの化合物は容易に酸化されて、それに対応する
上記一般弐■のベンゾイル尿素化合物、すなわち欧州特
許出願公告明細子弟161019号の化合物を生成する
ことができる。
したがって本発明はまた、下記の一般弐■で表わされる
ベンゾイル尿素の製造方法において、前に定義した式I
の化合物の使用方法を提供するものであり、 式中A、B、X、Y、Z、R’ 、nおよびpは前に定
義したとおりである。
式Iで表わされる化合物の弐■の化合物への酸化は、例
えば、好都合には35〜40℃の温度においてアルコー
ル媒体、例えば第三ブチルアルコール中の次亜塩素酸ナ
トリウムを使用して、好都合には室温において2種の溶
剤系、例えば水/酢酸エチル中の硝酸銀を使用して、あ
るいは好ましくは、40〜100°C1好ましくは70
〜90℃、好都合には約80°Cの温度において沃素お
よびジメチルスルホキシドを使用して好都合よく遂行す
ることができる。
一般式Iの化合物は殺虫性、特に殺昆虫性および殺ダニ
性を示す、したがって本発明はまた、−般式!の化合物
と、そのための少なくとも1種の不活性担体を連合して
含む殺虫剤組成物を提供する0本発明はさらに、本発明
による殺虫剤化合物または殺虫剤組成物を或場所に適用
することからなる、その場所で害虫を駆除する方法を提
供するものである。
本発明の組成物中で用いられる担体は、例えば植物、種
子または土壌であり得る、処理すべき場所への適用を容
易にするか、あるいは貯蔵、輸送または取扱を容易にす
るために活性成分と処方されるあらゆる材料である。担
体は、常態ではガス状であるが圧縮されると液体を形成
する材料を包含する固体または液体であることができ、
材料を包含する固体または液体であることができ、そし
て殺虫剤組成物を処方するに当って通常用いられる担体
のいずれも使用することができる。好ましくは本発明の
組成物は0.5〜95重量%の活性成分を含んでいる。
好適な固体の担体は天然産の粘土および合成粘土、例え
ば、珪藻土のような天然シリカ:珪酸マグネシウム、例
えばタルク;珪酸マグネシウムアルミニウム、例えばア
タパルガイドおよびバーミキュライト;珪酸アルミニウ
ム、例えばカオリナイト、モンモリロナイトおよび雲母
;炭酸カルシウム;硫酸カルシウム;硫酸アンモニウム
;合成された酸化珪素水和物および合成された珪酸カル
シウムまたは珪酸アルミニウム;元素、例えば炭素およ
び硫黄;天然樹脂および合成樹脂、例えばクマロン樹脂
、ポリ塩化ビニルおよびスチレンの重合体および共重合
体;固体のポリクロルフェノール;ビチューメン;ワッ
クス;および固形肥料、例えば過燐酸塩を包含している
好適な液体の担体は水;アルコール、例えばイソプロパ
ツールおよびグリコール;ケトン、例えばアセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンおよびシク
ロヘキサノン;エーテル;芳香族炭化水素またはアラリ
ファティック炭化水素、例えばベンゼン、トルエンおよ
びキシレン;石油留分、例えば灯油および軽質鉱油;塩
素化炭化水素、例えば四塩化炭素、ベルクロルエチレン
およびトリクロルエタンを包含している0種々の液体の
混合物も屡々好適である。
農薬組成物は屡々濃厚な形に処方されて輸送され、その
後施用前に使用者によって希釈される。
表面活性剤である担体が少量存在すると、この希釈プロ
セスが容易になる。したがって好ましくは、本発明組成
物中の少なくとも1種の担体は表面活性剤である0例え
ば本組成物は少なくとも1種が表面活性剤である少なく
とも2種の担体を含むことができる。
表面活性剤は乳化剤、分散剤または湿潤剤であり得;そ
れは非イオン性でも、あるいはイオン性でもよい、好適
な表面活性剤の例はポリアクリル酸およびリグニンスル
ホン酸のナトリウム[たはカルシウム塩;分子中に少な
くとも12個の炭素原子を含む脂肪酸または脂肪族のア
ミンまたはアミドとエチレンオキシドおよび/またはプ
ロピレンオキシドとの縮合物;グリセロール、ソルビタ
ン、サッカロースまたはペンタエリスリトールの脂肪酸
エステル:これらのエステルとエチレンオキシドおよび
/またはプロピレンオキシドとの縮合物:脂肪アルコー
ルまたはアルキルフェノールの縮合生成物、例えばp−
オクチルフェノールまたはp−オクチルクレゾールとエ
チレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの
縮合生成物;これらの縮合生成物のサルフェートまたは
スルホネート;分子中に少なくとも10個の炭素原子を
含む硫酸エステルまたはスルホン酸エステルのアルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩、好ましくはナトリウ
ム塩、例えばラウリル硫酸ナトリ。
ラム、第二アルキル硫酸ナトリウム、スルホン化したひ
まし油のナトリウム塩およびドデシルベンゼンスルホネ
ートのようなアルキルアリールスルホン酸ナトリウム;
およびエチレンオキシドの重合体およびエチレンオキシ
ドとプロピレンオキシドとの共重合体を包含している。
本発明の組成物は、例えば湿潤性粉末、粉剤、粒剤、溶
液、乳化性濃厚物、乳剤、懸濁濃厚物およびエアゾール
の形に処方することができる。湿潤性粉末は通常25.
50または75重量%の活性成分を含み、そして普通固
体の不活性担体の他に3〜10重量%の分散剤および、
必要な場合には0〜10重量%の安定剤および/または
その他の添加剤、例えば浸透剤または展着剤を含んでい
る。粉剤は通常、湿潤性粉末の組成と類似した組成を有
するが、分散剤を含まない粉剤濃厚物の形に処方され、
そして現場でさらに固体の担体で希釈されて、普通  
〜10重量%の活性成分を含む組成物を形成する8粒剤
は通常10〜100BSメツシユ(1,676〜0、1
52閣)の寸法を有するように調製され、そして凝集法
または含浸法によって製造することができる。一般に、
粒剤は  〜75重量%の活性成分および0〜10重量
%の添加剤例えば安定剤、表面活性剤、遅延放出改変剤
および結合剤を含んでいる。所謂「乾式流動性粉末(d
ry flowablepowder) Jは、比較的
高い濃度の活性成分を含む比較的小さな顆粒からなる。
乳化性濃厚物は通常、溶剤および必要な場合の共溶剤の
他に、10〜50%賀/Vの活性成分、2〜20w/v
の乳化剤および0〜20%w/vのその他の添加剤、例
えば安定剤、浸透剤および腐食抑制剤を含んでいる。懸
濁濃厚物は通常、安定な非沈殿性の流動生成物が得られ
るように処方され、そして通常、10〜75重量%の活
性成分、0.5〜15重量%の分散剤、0.1〜10重
量%の懸濁剤、例えば保護コロイドおよびチクソトロピ
ー付与剤、0〜10重量%のその他の添加剤、例えば脱
泡剤、腐食抑制剤、安定剤、浸透剤および展着剤、およ
び水または活性成分を実質的に溶解しない有機液体を含
んでおり;沈殿防止を助けるために、あるいは水に対す
る凍結防止剤として収積の有機固体または無機塩を処方
物中に溶解した形で存在させてもよい。
水性の分散液および乳化液、例えば本発明の湿潤性粉末
または濃厚物を水で希釈することによって得られる組成
物も本発明の範囲内に入る。前記乳化液(乳剤)は油中
水型でも、あるいは水中油型であってもよく、そして濃
い「マヨネーズ」様の稠度をもつことができる。
本発明の組成物はまたその他の成分、例えば殺虫性、除
草性または殺菌性を有する他の化合物を含むことができ
る0本発明の化合物は他の殺昆虫剤、とりわけ有機ホス
フェートおよびピレスロイドと混合して適用したとき特
に有用である。市販製品のフェンバレレート(fenv
alerate) %ベルメスリン(permethr
in)、ジベルメスリン(cypermethin) 
、デルタメスリン(del tametbrin)アル
ファメスリン(alphamethrin)との混合物
が特に有用である。
〔実施例〕
本発明は以下に例証される実施例からさらに深く理解さ
れるであろうが、その実施例のうち、実施例1は出発物
質の製法に関するものであり、実施例2および3は式1
で表わされる化合物の製法に関するものであり、実施例
4および5は弐Iの化合物の弐■の化合物への酸化に関
するものであり、そして実施例6および7は殺虫活性試
験に関するものである。
実施例1 2.6−ジフルオルベンゾイルクロリドの製造2.6−
ジフルオル安息香酸(21g、0.133モル)と塩化
チオニル(60g、 0.465モル)との混合物を還
流温度まで徐々に過熱すると激しくガス(塩化水素およ
び二酸化硫黄)を発生した。還流温度に45分間加熱し
た後にガスの発生が止み、ついでその温度にさらに1時
間保持した後に過剰の塩化チオニルを蒸留によって除い
た。分留によって、30mHg (4X10’Pa −
s)において90°Cの沸点、25mHz<3.3X1
0”Pa −s)において77°Cの沸点を有する2、
6−ジフルオルベンゾイルクロリドが得られた(収率8
0%)。
実施例2 N−(2,6−ジフルオルベンゾイル)−N’−(2−
フルオル−4−〔2−クロル−4−(トリフルオルメチ
ル)フェノキシ〕フェニルチオ尿素の製造 アセトン(100d)にチオシアン酸カリウム(5g、
0.0515モル)を溶かして得た溶液に室温(20℃
)で2,6−ジフルオルベンゾイルクロリド(8,5g
、  (97%) 、0.047モル)を加えた。
直ちに沈殿の形成が観察された。40℃に冷却する前に
混合物を攪拌下にlO分間還流温度に加熱した。
生成した2、6−ジフルオルベンゾイルイソチオシアネ
ート溶液に、2−フルオル−4−(2−クロル−4−〔
トリフルオルメチル〕フェノキシ)−アニリン(14,
8g・0.047モル)のアセトン(50m)溶液を4
0℃で加えた。反応混合物の温度は急速に46℃まで上
昇した。ついで反応混合物を30分間還流温度に加熱し
た。その後(塩化カリウムを除くために)ヂ過し、蒸発
させ、残渣を酢酸エチル中に溶解させ、水洗し、乾燥し
くNatSO4)、炉遇し、蒸発させ、そしてメタノー
ル(40d)で洗浄すると、融点163℃を有するN−
(2,6−ジフルオルベンゾイル)−N’−(2−フル
オル−4−(2−クロル−4(トリフルオルメチル)フ
ェノキシ]フェニルチオ尿素(19,8g、収率81%
)(HPLCによる純度97%)が得られた。
(HP L C−高性能液体クロマトグラフィー)実施
例3 N−(2,6−ジクロルベンゾイル)−N′〜(2−フ
ルオル−4−〔2−クロル−4−(トリフルオルメチル
)フェノキシ〕フェニルチオ尿素の製造 2.6−ジクロルベンゾイルクロリド(2,6g(純度
82.5°) 、0.0102モル)をアセトン(25
d)に溶かしてからチオシアン酸カリウム(1,0g。
o、ooioモル)を加え、そしてこの混合物を15分
間還流温度に加熱した。さらに追加のチオシアン酸カリ
ウム(0,5g、 0.005モル)を加えてから、そ
の混合物を室温(20°C)でさらに2時間攪拌した。
生成した2、6−ジクロルベンゾイルーイソチオシアネ
ート含有溶液に2−フルオル−4−(2−クロル−4−
(トリフルオルメチル〕−フェノキシ)アニリン(3g
、 0.010モル)のアセトン(10d)溶液を加え
た0反応混合物の温度は自然に22℃まで上昇した。室
温(20°C)で3時間攪拌した後、反応混合物を炉遇
しく塩化カリウムを除くため)でから蒸発させ、そして
その残渣を酢酸エチルに溶解し、水洗し、乾燥しくNa
1SO4) シ、そしてメタノール(30d)で洗浄す
ると、所望の生成物、すなわちN−(2,6−ジクロル
ベンゾイル)−N’−(2−フルオル−4−〔2−クロ
ル−4−(トリフルオルメチル)フェノキシフフェニル
チオ尿素(1g)が得られた。メタノールの炉液を蒸発
させてからトルエン(20d)で洗浄すると所望生成物
の追加の量(0,4g)が得られた。所望生成物(1,
4g、収率26.4%)全体の純度はHPLCによると
100%であり、融点は167°Cであった。
実施例4 N−(2,6−ジフルオルベンゾイル)−N’−(2−
フルオル−4−〔2−クロル−4−(トリフルオルメチ
ル)フェノキシフフェニルチオ尿素のN−(2,6−ジ
フルオルベンゾイル)−N’−(2−フルオル−4−〔
2−クロル−4−(トリフルオルメチル)フェノキシフ
フェニル尿素への転化 実施例2の生成物(0,5g、0.001モル)を酢酸
エチル(5d)中に溶解させ、硝酸11!(0,35g
)の水(lId)溶液を加え、その結果生成した混合物
を室温(20℃)で−晩(16時間)攪拌した。得られ
た混合物を炉遇して黒色の沈殿を除去し、水性層を分離
し、そして有機層を乾燥して蒸発させると、融点173
〜174℃を有するN−(2,6−ジフルオルベンゾイ
ル)−N’−(2−フルオル−4−〔2−クロル−4−
(トリフルオルメチル)フェノキシフフェニル尿素(0
,4g、収率s3%)が生成した。
実施例5 N−(2,6−ジフルオルベンゾイル)−N’−(2−
フルオル−4−〔2−クロル−4−(トリフルオルメチ
ル)フェノキシフフェニルチオ尿素のN−(2,6−ジ
フルオルベンゾイル)−N’−(2−フルオル−4−〔
2−クロル−4−(トリフルオルメチル)フェノキシフ
フェニル尿素への転化 実施例2の生成物(4,25g、0.0082モル)、
沃素(0,085g )およびジメチルスルホキシド(
5−)を攪拌しながら、ともに80℃において16時間
攪拌した。生成した混合物を部分的に蒸発させ、その残
渣を酢酸エチルで処理してから硫黄(0,2g )を炉
別した。有機炉液を水、5%−/V重炭酸ナトリウム水
溶液、ついで再び水で洗浄し、乾燥し、そして蒸発させ
た。残渣をメタノールで処理してから蒸発させ、ついで
室温(20℃)でメタノール(20+d)とともに攪拌
してから濾過すると、融点173〜174℃を有するN
−(2,6−ジフルオルベンゾイル)−N’−(2−フ
ルオル−4−(2−クロル−4−(トリフルオルメチル
)フェノキシフフェニル尿素(2,3g、収率55%)
が得られた。
実施例6 殺昆虫活性 以下の手順により、かいとうめん(Egyptianc
otton)リーフウオーム(leafworm)の幼
虫、スボドブテラ・リトラリス(a 」■旦胆旦d(s、1.)を使用して本発明化合物の殺
昆虫活性を評価した。
アセトン10重量%および[トリトン(TRITON)
X−100J(商標名)表面活性剤(エチレンオキシド
とアルキルフェノールとの縮合生成物)を含む水を使用
して、或範囲にわたる濃度を有する、試験化合物の溶液
または懸濁液を調製した。これらの溶液を、1ヘクター
ル当り3401に相当する割合で(3,4X10−’イ
/ポ)、上記リーフウオームの幼虫のための栄養食を含
むペトリ皿の上に吹付けた。噴霧堆積物が乾燥したとき
、各皿に10匹の二漢数字の「2」齢幼虫をはびこらせ
た。
7日後に実験室条件(23℃−2℃、湿度および光を揺
動させる)の下で死亡率を評価した。
各試験において、化合物に関するLC50(試験動物の
半数を殺すのに必要な活性物質の施用量)を死亡率の数
値から算出して、同じ試験における標準の殺昆虫剤、エ
チルパラチオンに関して得られた、対応するLC50と
比較した。その結果を下記のような毒性指数で表わして
、 下記の第1表に示す。
第1表 殺昆虫活性 実施例7 殺ダニ活性 以下の手順により、温室レッド スパイダーマイト、テ
トラニクス・ウルチカエ(Tetra  chus肛且
岨u(T、u、)の雌の成虫を使用して、実施例2の化
合物の殺ダニ活性を評価した。
サヤインゲン植物の葉から切り取った直径21の円盤状
の葉を、水に浸した木綿の芯で湿気を保たせた直径5.
51の炉祇の下面の最も高い場所に置いた、 円盤状の各葉に雌の成虫のダニ25〜30匹をはびこら
せてから、これを6時間後に取り除いて、各葉の上に約
50個の卵を産み付けさせた。5日以内に卵がかえった
9円盤状の葉の上に新しく発生した幼虫に、1ヘクター
ル当り340j! (3,4Xl0−’イ/イ)に相当
する量で、前記実施例6に示したようにして製造した試
験化合物の溶液を吹付けた。
その後、円盤状の葉を通常の実験室条件(23°C−2
℃、運動する湿度および16時間の日長(デイ・レング
ス))の下で保管した。7日後に、成虫の形に生長した
ダニの数を評価した。
上記の結果からLC50を計算した。実施例2つの化合
物に関して、その値は0.00066%w/vであった
以上 代理人の氏名  川原1) −穂

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の一般式で表わされるベンゾイルチオ尿素化
    合物、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、A、B、XおよびZの各々は独立して弗素原子ま
    たは塩素原子を表わし;nは0、1、2または3であり
    ;pは0または1であり;Yは6個以下の炭素原子を有
    するハロアルキル基を表わし;そしてR^1は水素原子
    または基−SNR^2R^3を表わして、この基の中で
    R^2は6個以下の炭素原子を有するアルキル基を表わ
    し、そしてR^3は6個以下の炭素原子を有するアルキ
    ル基または式−COR^4または−COOR^4で表わ
    される基を表わして、この基の中でR^4は6個以下の
    炭素原子を有するアルキル基を表わすか、あるいはR^
    2およびR^3は合わさって、4個または5個の炭素原
    子を有し、かつアルキル部分中に6個以下の炭素原子を
    有するアルコキシカルボニル基によって随意に置換され
    ているアルキレン基を表わす。
  2. (2)Yがトリフルオルメチル基を表わし、nが0であ
    り、pが1であり、そしてZが酸素結合に対してオルソ
    位の塩素原子を表わす。請求項1記載の化合物。
  3. (3)R^1が水素原子を表わす、請求項1または2記
    載の化合物。
  4. (4)AおよびBがそれぞれ弗素原子を表わす、請求項
    1−2または3記載の化合物。
  5. (5)下記の一般式で表わされる化合物を、▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) 下記の一般式で表わされる化合物と反応させることから
    なる、請求項1〜4のいずれか一つに定義された式 I
    の化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、A、B、X、Y、Z、R^1、nおよびpは請求
    項1に記載されたとおりである。
  6. (6)少なくとも1種の不活性担体と連合して、請求項
    1〜4のいずれか一つに記載された化合物を含む殺虫剤
    組成物。
  7. (7)請求項1〜4のいずれか一つに記載された化合物
    また請求項6記載の組成物を或場所に適用することから
    なる、その場所で害虫を駆除する方法。
  8. (8)下記の一般式で表わされるベンゾイル尿素化合物
    の製造方法において、請求項1〜4のいずれか一つに定
    義された式 I の化合物を使用する方法、▲数式、化学
    式、表等があります▼(IV) 式中、A、B、X、Y、Z、R^1、nおよびpは請求
    項1において定義されたとおりである。
  9. (9)沃素およびジメチルスルホキシドを使用して40
    〜100℃の温度で式 I の化合物を酸化することから
    なる、請求項8記載の方法。
JP1167212A 1988-07-04 1989-06-30 ベンゾイルチオ尿素化合物 Pending JPH02256661A (ja)

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