JPH078065Y2 - レジユース配管路の更生用ピグ - Google Patents
レジユース配管路の更生用ピグInfo
- Publication number
- JPH078065Y2 JPH078065Y2 JP1988073301U JP7330188U JPH078065Y2 JP H078065 Y2 JPH078065 Y2 JP H078065Y2 JP 1988073301 U JP1988073301 U JP 1988073301U JP 7330188 U JP7330188 U JP 7330188U JP H078065 Y2 JPH078065 Y2 JP H078065Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pig
- diameter
- juice
- sliding contact
- pipe
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- Cleaning In General (AREA)
Description
本考案はガス管路や水道管路の更生に利用されるもので
あり、特にレジュース部を有する配管路のクリーニング
やライニングに用いるピグの改良に関するものである。
あり、特にレジュース部を有する配管路のクリーニング
やライニングに用いるピグの改良に関するものである。
レジュース部を有する配管路のクリーニングやライニン
グに於いては通常配管路の各レジュース部で管路を切断
し、各管径に応じたピグを太径管部と細径管部へ夫々通
すことにより、両管路のライニングやクリーニングを行
っている。 しかし、各レジュース部で管路を切断する場合には、処
理長さの極端に短い管路区間が生じたり、或いは建物構
造や道路構造の関係からレジュース部で管路の切断が出
来ない様なケースが屡々あり、現実に様々な問題を生じ
ている。 このような問題を解決するため、第1図に示す如く、ピ
グAを軟質弾性材を用いて中空若しくは中実状に形成
し、レジュース部Bで球形若しくは鉋弾形のピグAを圧
縮変形させ、これにより、ピグAを細径管Bb内へ挿入す
るようにした方法が開発されている(特公昭61−24064
号等)。 しかし、中実若しくは中空状の球形又は鉋弾形のピグA
をレジュース部Bで圧縮変形させることにより、これを
常に一定の形状にバランスよく縮径させることはなかな
か困難なことであり、現実にはレジュース部Bで圧縮さ
れることにより、複雑な歪みを有するアンバランスな形
状に変形することになる。その結果、例えば当該ピグA
を用いてライニングを行う様な場合には、細径管路Bb側
のライニング塗膜Caが極端に薄くなったり、或いは塗膜
Caの厚さに斑が生じたりすることになる。 また、クリーニングの場合も同様であり、細径管路Bb側
の内壁面が全周に亘って均一にクリーニングされないと
いう難点がある。 更に、レジュース部BにおいてピグAがスムーズに縮径
しない場合が屡々あり、詰まりを生じて作業能率が著し
く悪化するケースがあるという難点がある。
グに於いては通常配管路の各レジュース部で管路を切断
し、各管径に応じたピグを太径管部と細径管部へ夫々通
すことにより、両管路のライニングやクリーニングを行
っている。 しかし、各レジュース部で管路を切断する場合には、処
理長さの極端に短い管路区間が生じたり、或いは建物構
造や道路構造の関係からレジュース部で管路の切断が出
来ない様なケースが屡々あり、現実に様々な問題を生じ
ている。 このような問題を解決するため、第1図に示す如く、ピ
グAを軟質弾性材を用いて中空若しくは中実状に形成
し、レジュース部Bで球形若しくは鉋弾形のピグAを圧
縮変形させ、これにより、ピグAを細径管Bb内へ挿入す
るようにした方法が開発されている(特公昭61−24064
号等)。 しかし、中実若しくは中空状の球形又は鉋弾形のピグA
をレジュース部Bで圧縮変形させることにより、これを
常に一定の形状にバランスよく縮径させることはなかな
か困難なことであり、現実にはレジュース部Bで圧縮さ
れることにより、複雑な歪みを有するアンバランスな形
状に変形することになる。その結果、例えば当該ピグA
を用いてライニングを行う様な場合には、細径管路Bb側
のライニング塗膜Caが極端に薄くなったり、或いは塗膜
Caの厚さに斑が生じたりすることになる。 また、クリーニングの場合も同様であり、細径管路Bb側
の内壁面が全周に亘って均一にクリーニングされないと
いう難点がある。 更に、レジュース部BにおいてピグAがスムーズに縮径
しない場合が屡々あり、詰まりを生じて作業能率が著し
く悪化するケースがあるという難点がある。
本考案は、従前のレジュース部を有する配管路のクリー
ニングやライニング用のピグに於ける上述の如き問題、
即ちレジュース部に於いてピグAを常に一定の形状に
圧縮変形させることが困難で、圧縮変形後のピグAの形
状が変化し易いこと、圧縮変形後のピグAの変態がそ
の都度変化するため、細径管路側のライニング塗膜の厚
さに斑が生じたり、管内壁面の全周に亘って均一にクリ
ーニングが出来ない等の問題を解決せんとするものであ
り、管路のレジュース部に於いて、ピグAを常に一定の
形状に正確に圧縮変形させることにより、レジュース配
管路のライニングやクリーニングを円滑に行えるように
した管路更生用ピグを提供するものである。
ニングやライニング用のピグに於ける上述の如き問題、
即ちレジュース部に於いてピグAを常に一定の形状に
圧縮変形させることが困難で、圧縮変形後のピグAの形
状が変化し易いこと、圧縮変形後のピグAの変態がそ
の都度変化するため、細径管路側のライニング塗膜の厚
さに斑が生じたり、管内壁面の全周に亘って均一にクリ
ーニングが出来ない等の問題を解決せんとするものであ
り、管路のレジュース部に於いて、ピグAを常に一定の
形状に正確に圧縮変形させることにより、レジュース配
管路のライニングやクリーニングを円滑に行えるように
した管路更生用ピグを提供するものである。
本件考案の請求項1に記載のピグは、ガイド体2aと、該
ガイド体2aの後端面に取外し自在に固着され、被処理管
路7の太径管部7aに適合する外径を備えると共に、レジ
ュース部7cに於いてその外周端部3′が椀形に彎曲して
縮径する軟質弾性材製の円板形摺接体3aとよりなる太径
管用ピグ1aと;ガイド体2bと、該ガイド体2bの後端面に
取外し自在に固着され、被処理管路7の細径部7bに適合
する外径を備えた軟質弾性材製の円板形摺接体3bとより
成る細径管用ピグ1bと;前記両ピグ1a,1b間を連結する
連結杆8とを考案の基本構成とするものである。
ガイド体2aの後端面に取外し自在に固着され、被処理管
路7の太径管部7aに適合する外径を備えると共に、レジ
ュース部7cに於いてその外周端部3′が椀形に彎曲して
縮径する軟質弾性材製の円板形摺接体3aとよりなる太径
管用ピグ1aと;ガイド体2bと、該ガイド体2bの後端面に
取外し自在に固着され、被処理管路7の細径部7bに適合
する外径を備えた軟質弾性材製の円板形摺接体3bとより
成る細径管用ピグ1bと;前記両ピグ1a,1b間を連結する
連結杆8とを考案の基本構成とするものである。
レジュース配管路7の太径側管路7aを進行中は、太径管
用ピグ1aの摺接体3aの外周端面は管路内壁面と接触しつ
つ進行し、内壁面のクリーニングやライニングが行われ
る。 ピグがレジュース部7cへ到達すると、前進運動をする太
径管用ピグ1aの摺接体3aの外周端部3′には、これを彎
曲させる方向の圧縮力が管内壁面より作用する。これに
より、摺接体3aの外周端部3′は断面視に於いて椀形状
に彎曲し、ほぼ真円状に縮径する。その結果、ピグは極
めて円滑に細径側管路7b内へ進入することが出来る。 また、細径側管路7b内へ入った細径管用ピグ1bは、摺接
体3bの外周端部3′の外表面を管路内壁面へ接触させつ
つ進行し、塗膜を形成(若しくは整形)したり、或いは
管路内壁面をクリーニングする。
用ピグ1aの摺接体3aの外周端面は管路内壁面と接触しつ
つ進行し、内壁面のクリーニングやライニングが行われ
る。 ピグがレジュース部7cへ到達すると、前進運動をする太
径管用ピグ1aの摺接体3aの外周端部3′には、これを彎
曲させる方向の圧縮力が管内壁面より作用する。これに
より、摺接体3aの外周端部3′は断面視に於いて椀形状
に彎曲し、ほぼ真円状に縮径する。その結果、ピグは極
めて円滑に細径側管路7b内へ進入することが出来る。 また、細径側管路7b内へ入った細径管用ピグ1bは、摺接
体3bの外周端部3′の外表面を管路内壁面へ接触させつ
つ進行し、塗膜を形成(若しくは整形)したり、或いは
管路内壁面をクリーニングする。
以下、第1図乃至第6図に基づいて本考案の実施例を説
明する。 第1図は、本考案で使用する太径用ピグ1aの要部を示す
縦断面図であり、当該ピグヌ1aはガイド体2a、摺接体3
a、押え板4、埋込ナット5、止めボルト6等から構成
されている。 前記ガイド体2aはウレタンや人造ゴム等の弾力性を有す
る硬質プラスチック材から構成されており、鉋弾形又は
半球形に形成されている。また、ガイド体2aの後方中心
部にはナット5が埋込み固着されている。尚、本実施例
ではガイド体2aの形状を鉋弾形としているが、如何なる
形状であってもよいことは勿論である。又、ガイド体2a
の材質も合成樹脂に代えて軽金属とすることも可能であ
る。 前記摺接体3aはウレタンやゴム等の比較的軟かい弾性材
より形成されており、5〜20mm程度の厚さを有する円板
形に成形されている。この摺接体3aの外径は、レジュー
ス配管路の太径管路7aの内径よりも僅かに大きい寸法
(クリーニング用ピグの場合)か若しくは僅かに小さい
寸法(ライニング用ピグの場合)に選定されており、前
記ガイド体2aのこ後端面へ押え板4及び止めボルト6に
より密着されている。 尚、前記第1図に於いては、摺接体3aを均一な厚みのゴ
ム板等を円形に切り抜いて形成しているが、第2図のよ
うに、予かじめその外端部に断面U字形の凹部3cをリン
グ状に設けるようにしてもよい。また、第3図及び第4
図に示す如く、予かじめ摺接体3aの外端部3′の内側面
に薄肉部3dを一定間隔毎に設けるようにしてもよく、更
に第5図に示す如く、予かじめ摺接体3aの外周端部3′
を逆U字形(又は逆L字形)に彎曲成形しておいてもよ
い。 摺接体3aを前記第2図乃至第5図の如き構成とすること
により、レジュース管路の細径側管路7bに於ける摺接体
3aと管内壁面間の接触圧が適宜の値に調整され、細径側
管路7bに於ける塗膜厚さを所望の値に保持することが出
来る。 第6図は、本考案に係るピグ1の概要を示すものであ
り、太径側管路7a用のピグ1aと細径側管路7b用のピグ1b
とを、連結杆8を介して連結することにより形成されて
いる。 即ち、前方の細径管用ピグ1bの摺接体3bは、その外径が
細径管路7bの内径に適応するように選定されており、且
つ後方の太径管用ピグ1aの摺接体3aは太径管路7aの内径
に適応する寸法に夫々選定されている。 従って、当該ピグ1を利用して被処理管路7の内壁面の
ライニングを行う場合には、後方のピグ1aの摺接体3aに
よって主として塗膜Caが形成され、また、管路内壁面の
クリーニングの場合には後方ピグ1aの摺接体3aによって
主として内壁面のクリーニング(付着物の剥離・排出
等)が行われる。即ち、被処理管路7の太径側管路7aに
於いては、摺接体3aの前方に配設された塗料Cが摺接体
3aによって前方へ流動されると共に、その外端面によっ
て管路内壁面へ塗り付けられ、摺接体外周端部3′の弾
性力に応じて一体厚さの塗膜Caが形成されて行く。 尚、前記塗料Cは両ピグ1a,1bの間の空間へ充填するこ
とも可能である。 ピグ1が管路7のレジュース部7cへ到達すれば、図示の
如く、後方ピグ1aの摺接体3aの外端部3′が椀形に圧縮
変形され、ピグ1は細径側管路7b内へ進入する。 そして、ライニングの場合には、前方の細径管用ピグ1b
の摺接体3bによって所定の厚さの塗膜Caが形成されると
共に、先に形成された塗膜Cbが後方ピグ1aの椀形に変形
した摺接体3aによって整形されることになる。また、ク
リーニングの場合には、前方の摺接体3bによって予備ク
リーニングされた内壁面が、後方ピグ1aの摺接体3aによ
って仕上げクリーニングされることになる。 上記実施例では小口径のピグ1bを前方に、大口径のピグ
1aを後方に夫々配設しているが、両者の位置を逆にし
て、小口径のピグ1bを後方に、大口径のピグ1aを前方に
位置させるようにしてもよい。この場合には、細径管路
7b側の塗膜Cbの外表面がより平滑に整形されることにな
る。 尚、本考案に係るピグ1は、ワイヤー(図示省略)等に
よる牽引若しくは圧縮気体による押圧により前方へ移動
される。また、連結型のピグ1を圧縮空気等によって進
行させる場合には、前記連結杆7は剛体により形成され
る。 本考案に係るピグはレジュース配管路のみならず、通常
の配管路のライニングやクリーニングにも適用できるこ
とは勿論である。
明する。 第1図は、本考案で使用する太径用ピグ1aの要部を示す
縦断面図であり、当該ピグヌ1aはガイド体2a、摺接体3
a、押え板4、埋込ナット5、止めボルト6等から構成
されている。 前記ガイド体2aはウレタンや人造ゴム等の弾力性を有す
る硬質プラスチック材から構成されており、鉋弾形又は
半球形に形成されている。また、ガイド体2aの後方中心
部にはナット5が埋込み固着されている。尚、本実施例
ではガイド体2aの形状を鉋弾形としているが、如何なる
形状であってもよいことは勿論である。又、ガイド体2a
の材質も合成樹脂に代えて軽金属とすることも可能であ
る。 前記摺接体3aはウレタンやゴム等の比較的軟かい弾性材
より形成されており、5〜20mm程度の厚さを有する円板
形に成形されている。この摺接体3aの外径は、レジュー
ス配管路の太径管路7aの内径よりも僅かに大きい寸法
(クリーニング用ピグの場合)か若しくは僅かに小さい
寸法(ライニング用ピグの場合)に選定されており、前
記ガイド体2aのこ後端面へ押え板4及び止めボルト6に
より密着されている。 尚、前記第1図に於いては、摺接体3aを均一な厚みのゴ
ム板等を円形に切り抜いて形成しているが、第2図のよ
うに、予かじめその外端部に断面U字形の凹部3cをリン
グ状に設けるようにしてもよい。また、第3図及び第4
図に示す如く、予かじめ摺接体3aの外端部3′の内側面
に薄肉部3dを一定間隔毎に設けるようにしてもよく、更
に第5図に示す如く、予かじめ摺接体3aの外周端部3′
を逆U字形(又は逆L字形)に彎曲成形しておいてもよ
い。 摺接体3aを前記第2図乃至第5図の如き構成とすること
により、レジュース管路の細径側管路7bに於ける摺接体
3aと管内壁面間の接触圧が適宜の値に調整され、細径側
管路7bに於ける塗膜厚さを所望の値に保持することが出
来る。 第6図は、本考案に係るピグ1の概要を示すものであ
り、太径側管路7a用のピグ1aと細径側管路7b用のピグ1b
とを、連結杆8を介して連結することにより形成されて
いる。 即ち、前方の細径管用ピグ1bの摺接体3bは、その外径が
細径管路7bの内径に適応するように選定されており、且
つ後方の太径管用ピグ1aの摺接体3aは太径管路7aの内径
に適応する寸法に夫々選定されている。 従って、当該ピグ1を利用して被処理管路7の内壁面の
ライニングを行う場合には、後方のピグ1aの摺接体3aに
よって主として塗膜Caが形成され、また、管路内壁面の
クリーニングの場合には後方ピグ1aの摺接体3aによって
主として内壁面のクリーニング(付着物の剥離・排出
等)が行われる。即ち、被処理管路7の太径側管路7aに
於いては、摺接体3aの前方に配設された塗料Cが摺接体
3aによって前方へ流動されると共に、その外端面によっ
て管路内壁面へ塗り付けられ、摺接体外周端部3′の弾
性力に応じて一体厚さの塗膜Caが形成されて行く。 尚、前記塗料Cは両ピグ1a,1bの間の空間へ充填するこ
とも可能である。 ピグ1が管路7のレジュース部7cへ到達すれば、図示の
如く、後方ピグ1aの摺接体3aの外端部3′が椀形に圧縮
変形され、ピグ1は細径側管路7b内へ進入する。 そして、ライニングの場合には、前方の細径管用ピグ1b
の摺接体3bによって所定の厚さの塗膜Caが形成されると
共に、先に形成された塗膜Cbが後方ピグ1aの椀形に変形
した摺接体3aによって整形されることになる。また、ク
リーニングの場合には、前方の摺接体3bによって予備ク
リーニングされた内壁面が、後方ピグ1aの摺接体3aによ
って仕上げクリーニングされることになる。 上記実施例では小口径のピグ1bを前方に、大口径のピグ
1aを後方に夫々配設しているが、両者の位置を逆にし
て、小口径のピグ1bを後方に、大口径のピグ1aを前方に
位置させるようにしてもよい。この場合には、細径管路
7b側の塗膜Cbの外表面がより平滑に整形されることにな
る。 尚、本考案に係るピグ1は、ワイヤー(図示省略)等に
よる牽引若しくは圧縮気体による押圧により前方へ移動
される。また、連結型のピグ1を圧縮空気等によって進
行させる場合には、前記連結杆7は剛体により形成され
る。 本考案に係るピグはレジュース配管路のみならず、通常
の配管路のライニングやクリーニングにも適用できるこ
とは勿論である。
本考案のピグでは、太径管用ピグ1aの摺接体3aを軟質弾
性材製の薄板より成る円板とし、被処理管7のレジュー
ス部7cに於いてその外周端部を椀形に彎曲させる構成と
しているため、従前のピグ全体を圧縮変形させて縮径す
る場合に比較して、摺接体3aを正面視に於いてほぼ真円
形に縮径させることができ、レジュース配管路の細径側
管路7bに於いても、管路の内周面全体に亘って均一な厚
さの塗膜を形成することが出来る。 また、本考案のピグでは、太径管路用ピグ1aと細径管路
用ピグ1bとを連結する構成としているため、レジュース
管路のライニングやクリーニングをより精度よく行なえ
る。 即ち、ライニング処理の場合、太径側管路7aでは、細径
管路用ピグ1bによって荒塗りされた塗膜が太径管路用ピ
グ1aにより修正仕上げされることになり、所望の厚さの
均一な厚みを有する塗膜が形成されると共に、細径側管
路7bでは、細径管路用ピグ1bによって形成された塗膜
が、外周端部3′が椀形に彎曲した太径管用ピグ1aの摺
接体3aによって強力に整形されることになり、平滑な外
表面を有する均一な厚みの塗膜が形成される。 また、クリーニング処理の場合には、前方のピグ1bによ
ってクリーニングされた内壁面が、後方のピグ1aによっ
て仕上げ処理されることになり、クリーン度が大幅に向
上する。 本考案は上述の通り優れた実用的効用を奏するものであ
る。
性材製の薄板より成る円板とし、被処理管7のレジュー
ス部7cに於いてその外周端部を椀形に彎曲させる構成と
しているため、従前のピグ全体を圧縮変形させて縮径す
る場合に比較して、摺接体3aを正面視に於いてほぼ真円
形に縮径させることができ、レジュース配管路の細径側
管路7bに於いても、管路の内周面全体に亘って均一な厚
さの塗膜を形成することが出来る。 また、本考案のピグでは、太径管路用ピグ1aと細径管路
用ピグ1bとを連結する構成としているため、レジュース
管路のライニングやクリーニングをより精度よく行なえ
る。 即ち、ライニング処理の場合、太径側管路7aでは、細径
管路用ピグ1bによって荒塗りされた塗膜が太径管路用ピ
グ1aにより修正仕上げされることになり、所望の厚さの
均一な厚みを有する塗膜が形成されると共に、細径側管
路7bでは、細径管路用ピグ1bによって形成された塗膜
が、外周端部3′が椀形に彎曲した太径管用ピグ1aの摺
接体3aによって強力に整形されることになり、平滑な外
表面を有する均一な厚みの塗膜が形成される。 また、クリーニング処理の場合には、前方のピグ1bによ
ってクリーニングされた内壁面が、後方のピグ1aによっ
て仕上げ処理されることになり、クリーン度が大幅に向
上する。 本考案は上述の通り優れた実用的効用を奏するものであ
る。
第1図は本考案のピグを形成する太径管用ピグの縦断面
図である。 第2図は、摺接体の他の実施例を示す断面図である。 第3図及び第4図は、他の摺接体の縦断面図及び正面図
である。 第5図は更に他の摺接体の縦断面図である。 第6図は、本考案に係るピグによるライニング状態を示
す縦断面図である。 第7図は、従前のレジュース管路用ピグの説明図であ
る。 1……ピグ 1a……太径管路用ピグ 1b……細径管路用ピグ 2a,2b……ガイド体 3……摺接体 4……押え板 7……被処理管路 7a……太径側管路 7b……細径側管路 7c……レジュース部 8……連結杆
図である。 第2図は、摺接体の他の実施例を示す断面図である。 第3図及び第4図は、他の摺接体の縦断面図及び正面図
である。 第5図は更に他の摺接体の縦断面図である。 第6図は、本考案に係るピグによるライニング状態を示
す縦断面図である。 第7図は、従前のレジュース管路用ピグの説明図であ
る。 1……ピグ 1a……太径管路用ピグ 1b……細径管路用ピグ 2a,2b……ガイド体 3……摺接体 4……押え板 7……被処理管路 7a……太径側管路 7b……細径側管路 7c……レジュース部 8……連結杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉崎 基 大阪府堺市庭代台1丁48番18号 (72)考案者 新納 清憲 兵庫県尼崎市常吉字穴原1番地の8 (72)考案者 新庄 希男 兵庫県尼崎市西本町7丁目266番地 (56)参考文献 特開 昭62−102096(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】ガイド体(2a)と、該ガイド体(2a)の後
端面に取外し自在に固着され、被処理管路(7)の太径
管部(7a)に適合する外径を備えると共に、レジュース
部(7c)に於いてその外周端部(3′)が椀形に湾曲し
て縮径する軟質弾性材製の円板形摺接体(3a)とよりな
る太径管用ピグ(1a)と,ガイド体(2b)と、該ガイド
体(2b)の後端面に取外し自在に固着され、被処理管路
(7)の細径部(7b)に適合する外径を備えた軟質弾性
材製の円板形摺接体(3b)とより成る細径管用ピグ(1
b)と,前記両ピグ(1a)、(1b)間を連結する連結杆
(8)とより構成したレジュース配管路の更生用ピグ。 - 【請求項2】細径管用ピグ(1b)を前方に、太径管用ピ
グ(1a)を後方に位置せしめ、両者(1a)、(1b)を剛
体製の連結杆(8)により連結して成るレジュース配管
路の更生用ピグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073301U JPH078065Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | レジユース配管路の更生用ピグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073301U JPH078065Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | レジユース配管路の更生用ピグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179789U JPH01179789U (ja) | 1989-12-25 |
JPH078065Y2 true JPH078065Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31298446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988073301U Expired - Lifetime JPH078065Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | レジユース配管路の更生用ピグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078065Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62102096A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-12 | シユ−ピアリア・アイ・デイ−・チユ−ブ・クリ−ナ−ズ・インコ−ポレ−テツド | チユ−ブ内径清掃システム、チユ−ブクリ−ナ、および方法 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988073301U patent/JPH078065Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179789U (ja) | 1989-12-25 |
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