JPH0780572A - バルジ成形法 - Google Patents

バルジ成形法

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JPH0780572A
JPH0780572A JP22898793A JP22898793A JPH0780572A JP H0780572 A JPH0780572 A JP H0780572A JP 22898793 A JP22898793 A JP 22898793A JP 22898793 A JP22898793 A JP 22898793A JP H0780572 A JPH0780572 A JP H0780572A
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昌澄 大西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、素管を高周波加熱コイルにより局部
的に円周方向に加熱しつつ加圧手段により軸方向に荷重
を付与したとき、直径が大きく、また外径形状精度のバ
ラツキを低減させた膨出部を成形できるバルジ成形法を
提供することを目的とする。 【構成】第1発明のバルジ成形法は、両端91、92が
支持された素管9を高周波加熱コイル1により局部的に
円周方向に加熱しつつ加圧手段6、7により軸方向Pに
荷重を付与することにより、素管9を局部的に膨出させ
るバルジ成形法であって、高周波加熱コイル1は、外周
面22、底面21および内周面20の一部を覆って介装
されたリング状の磁性材3をもつことを特徴とするバル
ジ成形法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルジ成形法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
(1)従来のバルジ成形法として例えば、特開昭63ー
203217号公報には、図9および図10に示される
ように、加熱コイル部2aの外周壁面20および底壁面
21を、それぞれ覆う外周壁部30および底壁部31を
もつ断面L字形の磁性材3aを装着したリング状の高周
波加熱コイル1aを用い、素管9を軸方向Pの一部(局
部)の加熱対象域L1を加熱するとともに、図略の加圧
手段により軸方向に荷重を付与することにより、前記加
熱した部分を膨出させる方法が開示されている。 (2)また図11および図12に示されるように、従来
のバルジ成形法に用いられる高周波加熱コイル1bに
は、図略の加熱装置に保持するため、その外周壁面の円
周(360度)方向の一部より、半径方向外側に向かっ
て突出する取付用腕部10が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(1)特開昭63ー203217号公報に開示されたバ
ルジ成形法の場合には、磁性材3aの底壁部31が、前
記加熱コイル部2aの底壁面20を覆っているため、素
管9の高周波加熱時に、その磁界分布ピークを前記磁性
材3aの底壁部31と反対側の軸方向Pにずらすことが
できるが、その量は僅かであり、形成済の膨出部93へ
の熱影響が大きい。
【0004】このため、図略の冷却コイルから噴出させ
た冷却液で形成済の膨出部93を冷却することにより、
熱影響を解消して形成済の膨出部93により近い位置
で、次の膨出部成形対象域L1を加熱でき、素管9の軸
方向Pに膨出部93を繰り返し形成する場合、そのピッ
チを短くすることができる。しかし各膨出部93のピッ
チを短くすることができる反面、ピッチが短い分、直径
の大きな膨出部93を形成できない。 (2)また、前記高周波加熱コイル1bによって素管9
を高周波加熱する場合、取り付け用腕部10より熱が逃
げるため、この取付用腕部10に対向する部分L3の加
熱温度が低下する。
【0005】すなわち、高周波加熱された素管9は、円
周(360度)方向の全域における加熱温度の分布が均
一とならず、ムラが生じ、成形済の膨出部(図示せず)
の外径形状精度のバラツキが大きくなり易い。なお、前
記バラツキは、素管9の肉厚が薄くなるほど顕著とな
る。本発明は、素管を高周波加熱コイルにより局部的に
円周方向に加熱しつつ加圧手段により軸方向に荷重を付
与したとき、直径が大きく、また外径形状精度のバラツ
キを低減させた膨出部を成形できるバルジ成形法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明のバルジ成形法
は、両端が支持された素管を高周波加熱コイルにより局
部的に円周方向に加熱しつつ加圧手段により軸方向に荷
重を付与することにより、該素管を局部的に膨出させる
バルジ成形法であって、該高周波加熱コイルは、外周
面、底面および内周面の一部を覆って介装されたリング
状の磁性材をもつことを特徴とするバルジ成形法。
【0007】第2発明のバルジ成形法は、第1発明のバ
ルジ成形法において、素管を回転させながら加熱、加圧
を行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】第1発明のバルジ成形法では、両端が支持され
た素管を高周波加熱コイルにより局部的に円周方向に加
熱しつつ加圧手段により軸方向に荷重を付与することに
より、素管を局部的に膨出させるとき、前記素管は、高
周波加熱コイルの外周面、底面および内周面の一部を覆
って介装されたリング状の磁性材により加熱域を軸方向
で調整される。
【0009】このため、素管の加熱域が、軸方向一部の
内周面に設けた磁性材より前記軸方向に沿って遠ざかる
方向に広がり、かつ広がった分、外径が大きくなった膨
出部を形成できる。第2発明のバルジ成形法では、前記
第1発明のバルジ成形法において素管を回転させながら
加熱することにより、前記作用に加えて素管の膨出部形
成対象となる部分は、円周方向の全域でムラなく、均一
に加熱される。
【0010】このため、前記第1発明の効果に加えて、
寸法精度が高い膨出部が得られる。
【0011】
【実施例】本第1発明および本第2発明のバルジ成形法
の実施例を図1〜図8に基づき、高周波加熱コイル1が
組み込まれた成形装置3を用い、肉厚が0.8mmの素
管9を加熱するとともに加圧して膨出部93を成形し波
形のコルゲート管とする場合に適用して説明する。
【0012】まず本実施例のバルジ成形法で用いる高周
波加熱コイル1および成形装置4を説明する。高周波加
熱コイル1は、図1に示されるように、リング状のコイ
ル部2と、コイル部2に装着されたリング状の磁性材3
とよりなる。この磁性材3は、コイル部2の外周面20
を覆う外周壁部30と、コイル部2の底面21を覆う底
壁部31と、コイル部2の軸方向Pに沿った一部の内周
面22を覆う内周壁部32とよりなる。また磁性材3の
内周壁部32が、内周面22を覆う軸方向Pの長さは、
3〜7mmに設定される。
【0013】成形装置4は、図3に示されるように、ベ
ースとなる箱状基部5と、箱状基部5にそれぞれ装着さ
れ素管9を加圧するための下部加圧部6および上部加圧
部7と、素管9を回転させるための回転駆動部8とより
なる。下部加圧部6は、箱状基部5に垂直に保持され、
上下往復移動可能な複数本のガイドロッド60と、ガイ
ドロッド60の先端部に水平に固定保持された下フレー
ム61と、下フレーム61に保持された受圧用位置決め
ブロック62およびボールネジ軸63と、箱状基部5の
上端部に回転可能に保持されるとともに、前記ボールネ
ジ軸63の下端部側に螺合する螺孔64aおよび外周部
に一体的に装着されたギヤ64bを備える支持ブロック
64と、箱状基部5の上端部に固定保持されるととも
に、回転軸65aの一端に前記ギヤ64bに噛み合うギ
ヤ65bを装着し、その他端にプーリー65cを装着し
た軸受けボックス65と、箱状基部5の内部にブラケッ
ト66aにより装着され、プーリー66bおよび前記プ
ーリー65cとの間に張設されたベルト66cを備えた
サーボモータ66とよりなる。
【0014】上部加圧部7は、下端側が前記下フレーム
61に固定保持され、これより上方向に伸びる2本の連
結ロッド70、70と、連結ロッド70、70の先端部
側に水平に保持され、かつ上下移動可能な加圧動板71
と、加圧動板71の下面に保持された加圧板72および
ボールネジ軸73と、連結ロッド70の最先端側に水平
に固定保持された上フレーム74と、上フレーム74に
回転可能に保持されるとともに、前記ボールネジ軸73
の下端部側に螺合する螺孔75aおよび外周部に一体的
に装着されたギヤ75bを備える支持ブロック75と、
上フレーム74に固定保持されるとともに、回転軸76
aの一端に前記ギヤ75bに噛み合うギヤ76bを装着
し、その他端にプーリー76cを装着したギヤボックス
76と、上フレーム74にブラケット77aにより装着
され、プーリー77bおよび前記プーリー76cとの間
に張設されたベルト77cを備えたサーボモータ77と
よりなる。
【0015】回転駆動部8は、前記受圧用位置決めブロ
ック62に装着されたスプロケット80と、前記下フレ
ーム61の上面側にブラケット81aにより固定保持さ
れ、スプロケット81bおよび前記スプロケット80と
の間に張設されたチーェン81cを備えたを備えたサー
ボモータ81とよりなる。そして、前記高周波加熱コイ
ル1が図3に示されるように組み込まれた成形装置4を
用いて、素管9が加熱されるとともに加圧される。
【0016】まず素管9は、下端91が下部加圧部6の
受圧用位置決めブロック62に保持され、上端92が上
部加圧部7の加圧板72に保持される。このとき、高周
波加熱コイル1の内周空間に配置された素管9の外周面
90と、磁性材3の内周壁部32との間隔は、6.5m
mに設定される。そして駆動部8のサーボモータ81が
回動させられると、サーボモータ81の回転駆動力は、
スプロケット81b、チーェン81c、スプロケット8
0を介して受圧用位置決めブロック62に伝達し、素管
9が180rpmの速度で回転する。
【0017】次いで高周波加熱コイル1に高周波電力
(62.5KUA)を印加するとともに、上部加圧部7
のサーボモータ77を作動させる。このサーボモータ7
7の回転駆動力は、プーリー77bよりベルト77c、
プーリー76c、ギヤ76bを介して、ギヤ75bに伝
達し、支持ブロック75を所定量、回動させる。すると
支持ブロック75の所定量の回動に伴って、ボールネジ
軸73が相対回転し、かつ加圧動板71、素管9の上端
を保持する加圧板72を受圧用位置決めブロック62に
向かって押し付ける。
【0018】従って、素管9は、上端92を保持する加
圧板72と、下端91を保持する受圧用位置決めブロッ
ク62とで軸方向Pに加圧(荷重を付与)される。そし
てこの素管9には、図1および図3に示されるように、
一山の膨出部93が形成される。そして前記成形完了と
同時に、高周波加熱コイル1への高周波電力の印加を停
止し、サーボモータ83による素管9の回転を保持した
状態で、膨出部93が冷却される。素管9の膨出部93
が所定の温度に冷却された後、下部加圧部6のサーボモ
ータ66が所定の間、作動される。このサーボモータ6
6の回転駆動力は、プーリー66bよりベルト66c、
プーリー65c、ギヤ65bを介して、ギヤ64bに伝
達し、軸受けボックス65を所定量、回動させる。する
と軸受けボックス65の所定量の回動に伴って、ボール
ネジ軸63が相対回転し、かつ下フレーム61および素
管9を下方向に所定の距離、移動させる。これによって
次の膨出部形成対象域Lを、前記高周波加熱コイル1に
よって加熱できるような位置に設定できる。
【0019】そして再び前記加熱および加圧操作と冷却
が必要とする回数、繰り返され、所定の山数の膨出部9
3が形成される。本実施例のバルジ成形法によれば、素
管9の膨出部形成対象域Lを、前記高周波加熱コイル1
で加熱するとき、コイル部2の内周面22が軸方向Pに
沿って3〜7mm範囲で磁性材3の内周壁部32によっ
て覆われているため、コイル部2の内周面22より素管
9の外周面90に向かう電磁波が磁性材3の内周壁部3
2と反対側の軸方向に向かって伸び、この分、形成済の
膨出部93より遠のくとともに、軸方向に長く照射さ
れ、かつ軸方向に長い膨出部形成対象域Lを得ることが
でき、かつ素管9に広い加熱域Hを軸方向で調整可能と
なる。
【0020】従って、ピッチ間隔の割りに直径の大きな
膨出部93を形成することができる。すなわち、本発明
の製造方法の場合には、第5図に示されるように、従来
法の製造方法の場合よりも形成済の膨出部93の頂部ハ
の温度が250℃も低くなり、膨出部93の潰れがな
く、目的とする所定の形状に成形ができた。なお、コル
ゲートパイプは、例えば自動車のステアリングシャフト
の間に介在され、衝撃を吸収する部材として利用され
る。また素管9の外径が同一の場合、膨出部93の外径
が大きい程、変形荷重が小さく、衝撃を吸収する効果が
大きいため、成形条件が同一でも膨出部93の外径を大
きくすることが好ましい。
【0021】図8は、素管9を回転せずに加熱加圧を行
った場合と回転させながら加熱加圧を行った場合の素管
9の軸方向に形成された膨出部93の山数と、各膨出部
93の外径のバラツキの関係を示す。(図中Xは素管の
高周波加熱コイル取付用腕部に対向する部分の外径であ
り、Yは素管の中心を原点として、Xを90°移動させ
た部分の外径である。)図8に示されるように素管9を
回転させながらその広い加熱域Hを、前記高周波加熱コ
イル1により加熱および加圧し、膨出部93を形成する
ことにより、成形形状のバラツキが小さく、寸法精度が
高い膨出部93を形成した波形コルゲートパイプを製造
することができる。
【0022】(比較例)前記実施例のバルジ成形法によ
り波形コルゲートパイプを製造する場合における効果を
確認するため、比較例として従来の技術の項に記載した
特開昭63ー203217号公報の高周波加熱コイルを
用いて波形コルゲートパイプを製造し、比較した結果を
図6、図7に示す。
【0023】なお、図6、図7は、肉厚が1.0mmの
素管を加熱、加圧処理した場合を示し、 (1)形成済の膨出部に引き続き、次の膨出部形成対象
域を以下に示す条件で加熱したとき図2および図10の
形成済の膨出部における膨出開始位置イ、膨出中間位置
ロ、膨出頂部位置ハでの各温度を測定した結果を図5に
示した。 (2)また実際に加熱される膨出部形成対象域における
素管の軸方向の加熱幅の増加率(比較例の加熱幅を基準
にした)およびこの膨出部形成対象域が膨出部として形
成されたときの外径(mm)を図6に示した。 (3)素管の軸方向に形成された膨出部の山数と、各膨
出部の外径の平均値とのバラツキの関係を図7に示し
た。
【0024】(評価) (1)図5に示されるように、実施例の場合には、膨出
開始位置イ、膨出中間位置ロ、膨出頂部位置ハについて
いずれの場合にも、比較例の場合より大幅に温度を低下
でき、かつ熱影響を低下させ得ることが判明した。 (2)図6に示されるように、実施例の場合には、素管
の軸方向の加熱幅の増加率が約20%となり、成形され
た膨出部の外径を比較例の場合よりも0.5mm大きく
することができた。 (3)図7に示されるように、実施例の場合には、成形
された5つの膨出部の外径は、点線のとおりほとんど変
化しないことが判明した。
【0025】
【発明の効果】第1発明のバルジ成形法では、高周波加
熱コイルにより素管を局部的に円周方向に加熱すると
き、高周波加熱コイルの外周面、底面および内周面の一
部を覆って介装されたリング状の磁性材により加熱域を
軸方向で調整される。このため、素管の加熱域が、軸方
向一部の内周面に設けた磁性材より遠ざかる前記軸方向
に沿って広がり、かつ広がった分、外径が大きくなった
膨出部を形成できる。
【0026】このため、第1発明のバルジ成形法による
と、素管に対する高周波加熱コイルによる膨出部の形成
対象部分の加熱時に、その加熱域が軸方向に沿って形成
済の膨出部とは逆方向に広がる。そして、軸方向に沿っ
て前記加熱域が広がった分、形成される膨出部の外径を
大きくすることができる。また膨出部を軸方向に沿って
複数形成する場合、形成済の膨出部への温度影響が小さ
くすることができ、かつ形成済の膨出部の過剰加熱によ
る形状の潰れを解消できる。
【0027】第2発明のバルジ成形法では、前記第1発
明のバルジ成形法において素管を回転させながら加熱・
加圧を施すことことにより、素管の膨出部の形成対象部
分の円周(360度)方向の全域を均一に加熱、適温に
昇温させ得る。従って、前記第1発明の効果に加えて、
寸法精度が高い膨出部を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のバルジ成形法に用いる高周波加熱コイ
ルの要部を示す拡大図である。
【図2】図1におけるA−A線断面矢視図である。
【図3】図1における高周波加熱コイルを備えた成形装
置を示す正面図である。
【図4】図3における成形装置に、素管を回転可能にそ
の下端部を保持する軸受け構造を拡大して示す断面図で
ある。
【図5】実施例と比較例(従来例)のバルジ成形法とに
おいて、膨出部が形成された直後の温度を、半径方向に
膨出した形状に沿って膨出開始位置、中間膨出位置、膨
出頂部位置の3点で測定した結果を示す比較図である。
【図6】実施例と比較例(従来例)のバルジ成形法とに
おいて、形成された膨出部の成形外径と加熱幅増加率と
の関係を対比して示す比較図である。
【図7】実施例と比較例(従来例)のバルジ成形法とに
おいて、形成された膨出部のピッチ数(成形山数)と成
形外径との関係を対比して示す比較図である。
【図8】素管を回転させなかった場合と、回転させた場
合の実施例のバルジ成形法とにおいて、形成された膨出
部のピッチ数(成形山数)と成形外径との関係を対比し
て示す比較図である。
【図9】図2に対応する比較例(従来例)のバルジ成形
法の高周波加熱コイルを用いた場合を示す拡大図であ
る。
【図10】図9におけるA−A線断面矢視図である。
【図11】従来のバルジ成形法の高周波加熱コイルを示
す斜視図である。
【図12】図11における平面図である。
【符号の説明】
1…高周波加熱コイル 2…リング状のコイル部 20…コイル部の外周面 2
1…コイル部の底面 22…コイル部の内周面 3…リング状の磁性材 30…磁性材の外周壁部 3
1…磁性材の底壁部 32…磁性材の内周壁 4…成形装置 5…箱状基部 6…下部加圧
部 7…上部加圧部 8…回転駆動部 9…素管 93…膨出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端が支持された素管を高周波加熱コイル
    により局部的に円周方向に加熱しつつ加圧手段により軸
    方向に荷重を付与することにより、該素管を局部的に膨
    出させるバルジ成形法であって、 該高周波加熱コイルは、外周面、底面および内周面の一
    部を覆って介装されたリング状の磁性材をもつことを特
    徴とするバルジ成形法。
  2. 【請求項2】前記請求項1のバルジ成形法において、素
    管を回転させながら加熱、加圧を行うことを特徴とする
    バルジ成形法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5711177A (en) * 1996-06-27 1998-01-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for corrugating a metallic pipe
CN114011933A (zh) * 2021-11-01 2022-02-08 西格迈股份有限公司 用于减震器贮油筒的滚包成型机及其成型方法
CN114769409A (zh) * 2022-04-26 2022-07-22 福州大学 一种管件感应加热电磁胀形装置及其工作方法

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