JPH078055A - 根菜収穫機の収穫部構造 - Google Patents
根菜収穫機の収穫部構造Info
- Publication number
- JPH078055A JPH078055A JP15462593A JP15462593A JPH078055A JP H078055 A JPH078055 A JP H078055A JP 15462593 A JP15462593 A JP 15462593A JP 15462593 A JP15462593 A JP 15462593A JP H078055 A JPH078055 A JP H078055A
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 収穫部Bと回収部9とを走行機体7に配備し
た人参収穫機で、後搬送部1Bと位置揃え搬送機構8a
との上下間隔が後ほど広くなる後拡がり形態となるよう
に相対配置するとともに、搬送人参に所定以上の下方移
動力が作用すると後搬送部1Bからの下方ずれが許容さ
れるように、後搬送部1Bでの葉部挟持力を設定し、後
拡がり形態の拡がり角度θが茎長さに応じて自動調節さ
れるように、前搬送部1Aに設けたセンサ20と後搬送
部1Bを前支点P回りでりで揺動昇降させる電動シリン
ダ19とを連係する制御装置を設ける。 【効果】 位置揃え搬送機構を揺動移動させる場合で
は、葉切り装置や持直し搬送機構も一体で揺動する構造
を採る必要があって切断時の根菜姿勢が変化して切り口
角度が一定しないものであり、かつ、回収部での根菜排
出位置も上下する不利があるが、後部無端回動帯を上下
揺動させる本願のものでは、上下揺動させるものは後部
無端回動帯対のみで良く、昇降構造面や葉切り面におい
て有利。
た人参収穫機で、後搬送部1Bと位置揃え搬送機構8a
との上下間隔が後ほど広くなる後拡がり形態となるよう
に相対配置するとともに、搬送人参に所定以上の下方移
動力が作用すると後搬送部1Bからの下方ずれが許容さ
れるように、後搬送部1Bでの葉部挟持力を設定し、後
拡がり形態の拡がり角度θが茎長さに応じて自動調節さ
れるように、前搬送部1Aに設けたセンサ20と後搬送
部1Bを前支点P回りでりで揺動昇降させる電動シリン
ダ19とを連係する制御装置を設ける。 【効果】 位置揃え搬送機構を揺動移動させる場合で
は、葉切り装置や持直し搬送機構も一体で揺動する構造
を採る必要があって切断時の根菜姿勢が変化して切り口
角度が一定しないものであり、かつ、回収部での根菜排
出位置も上下する不利があるが、後部無端回動帯を上下
揺動させる本願のものでは、上下揺動させるものは後部
無端回動帯対のみで良く、昇降構造面や葉切り面におい
て有利。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として人参や大根と
いった根菜の地中からの堀取り工程から後処理工程に向
けての搬送工程に至るまでの一連の収穫作業を機械化さ
せる技術に関するものである。
いった根菜の地中からの堀取り工程から後処理工程に向
けての搬送工程に至るまでの一連の収穫作業を機械化さ
せる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、根菜類の収穫作業は、圃場に埋ま
っている根菜を1本づつ手で引き抜いてから包丁で葉を
切り落とすという人為作業で賄われていた。
っている根菜を1本づつ手で引き抜いてから包丁で葉を
切り落とすという人為作業で賄われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】根菜類の人為収穫作業
は、腰を曲げた姿勢で根菜を圃場から引き抜くという重
労働になるため、例えばコンバインのような機械化され
た収穫機の実現が望まれていた。大規模圃場では切実な
課題である。本発明は、根菜の引抜きから葉部切断に至
る手前までの一連の工程が機械化された根菜類の収穫機
を実現して提供するものである。
は、腰を曲げた姿勢で根菜を圃場から引き抜くという重
労働になるため、例えばコンバインのような機械化され
た収穫機の実現が望まれていた。大規模圃場では切実な
課題である。本発明は、根菜の引抜きから葉部切断に至
る手前までの一連の工程が機械化された根菜類の収穫機
を実現して提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、後上り傾斜状態で対向配置して駆動される左
右一対の前部無端回動帯により、根菜の葉部を挟持して
該根菜を地中から引き抜きつつ上方に引き上げる引抜き
部と、左右一対の後部無端回動帯とこれの下方に配置さ
れる位置揃え搬送機構とから成り、葉部の下部を位置揃
え搬送機構間で誘導案内しながら、葉部の上部を後部無
端回動帯対の駆動によって挟持移送することにより、引
抜き部から送られてくる根菜を後方に搬送する搬送装置
とを夫々設け、後部無端回動帯対と位置揃え搬送機構と
の上下間隔が、搬送方向下手側ほど広くなる後拡がり形
態となるように、これら後部無端回動帯対と位置揃え搬
送機構とを相対配置するとともに、搬送根菜に所定以上
の下方移動力が作用すると、根菜の後部無端回動帯対か
らの下方へのずれ動きが許容されるように、後部無端回
動帯対による葉部挟持力を設定し、更に、後拡がり形態
の拡がり角度が調節可能となるように、後部無端回動帯
対をその前部に設けた支点回りで上下揺動可能に構成し
てあるものである。
本発明は、後上り傾斜状態で対向配置して駆動される左
右一対の前部無端回動帯により、根菜の葉部を挟持して
該根菜を地中から引き抜きつつ上方に引き上げる引抜き
部と、左右一対の後部無端回動帯とこれの下方に配置さ
れる位置揃え搬送機構とから成り、葉部の下部を位置揃
え搬送機構間で誘導案内しながら、葉部の上部を後部無
端回動帯対の駆動によって挟持移送することにより、引
抜き部から送られてくる根菜を後方に搬送する搬送装置
とを夫々設け、後部無端回動帯対と位置揃え搬送機構と
の上下間隔が、搬送方向下手側ほど広くなる後拡がり形
態となるように、これら後部無端回動帯対と位置揃え搬
送機構とを相対配置するとともに、搬送根菜に所定以上
の下方移動力が作用すると、根菜の後部無端回動帯対か
らの下方へのずれ動きが許容されるように、後部無端回
動帯対による葉部挟持力を設定し、更に、後拡がり形態
の拡がり角度が調節可能となるように、後部無端回動帯
対をその前部に設けた支点回りで上下揺動可能に構成し
てあるものである。
【0005】
【作用】引抜き部は、地上に突出している葉茎部を挟持
することで地中にある根菜を引き抜いて上方に持ち上げ
るように機能し、搬送装置は、一対の位置揃え搬送機構
によって葉茎部下部の搬送経路を形成した状態で、後部
無端回動帯対による葉茎部上部を挟持しての搬送作用を
与える機能を発揮する。搬送装置では、位置揃え搬送機
構と後部無端回動帯との上下間隔が、搬送方向下手側に
行くほど広くなるように、かつ、後部無端回動帯では根
菜の下方移動が許容されるようにしてあるから、後方へ
の搬送に従って位置揃え搬送機構は葉茎部の付け根に近
づき、ついには根菜本体上面に接触した状態で搬送され
る接触搬送状態になり、それ以後では後部無端回動帯対
と葉茎部とが上下に相対移動して接触搬送状態が維持さ
れるようになる。その結果、この搬送装置の終端では、
どの根菜も接触搬送状態に統一されるようになり、根菜
を一定の姿勢・位置でもって葉茎部を切断するカッター
装置等の後処理工程に受渡しできるようになる。
することで地中にある根菜を引き抜いて上方に持ち上げ
るように機能し、搬送装置は、一対の位置揃え搬送機構
によって葉茎部下部の搬送経路を形成した状態で、後部
無端回動帯対による葉茎部上部を挟持しての搬送作用を
与える機能を発揮する。搬送装置では、位置揃え搬送機
構と後部無端回動帯との上下間隔が、搬送方向下手側に
行くほど広くなるように、かつ、後部無端回動帯では根
菜の下方移動が許容されるようにしてあるから、後方へ
の搬送に従って位置揃え搬送機構は葉茎部の付け根に近
づき、ついには根菜本体上面に接触した状態で搬送され
る接触搬送状態になり、それ以後では後部無端回動帯対
と葉茎部とが上下に相対移動して接触搬送状態が維持さ
れるようになる。その結果、この搬送装置の終端では、
どの根菜も接触搬送状態に統一されるようになり、根菜
を一定の姿勢・位置でもって葉茎部を切断するカッター
装置等の後処理工程に受渡しできるようになる。
【0006】位置揃え搬送機構と後部無端回動帯との後
広がり角度を調節可能であるから、根菜の品種や成育状
態に合わせて葉茎部の扱き長さを調節するべく位置揃え
搬送機構と後部無端回動帯との間隔を設定することがで
きるようになる。例えば、位置揃え搬送機構を揺動移動
させる場合では、葉切り装置や持直し搬送機構も一体で
揺動する構造を採る必要があるとともに、切断時の根菜
姿勢が変化して切り口角度が一定しないものであり、か
つ、回収部での根菜排出位置も上下する不利があるが、
後部無端回動帯を上下揺動させる本願のものでは、上下
揺動させるものは後部無端回動帯対のみで良く、昇降構
造面や葉切り面において明らかに有利となる。
広がり角度を調節可能であるから、根菜の品種や成育状
態に合わせて葉茎部の扱き長さを調節するべく位置揃え
搬送機構と後部無端回動帯との間隔を設定することがで
きるようになる。例えば、位置揃え搬送機構を揺動移動
させる場合では、葉切り装置や持直し搬送機構も一体で
揺動する構造を採る必要があるとともに、切断時の根菜
姿勢が変化して切り口角度が一定しないものであり、か
つ、回収部での根菜排出位置も上下する不利があるが、
後部無端回動帯を上下揺動させる本願のものでは、上下
揺動させるものは後部無端回動帯対のみで良く、昇降構
造面や葉切り面において明らかに有利となる。
【0007】
【発明の効果】従って、根菜の地中からの引抜きからカ
ッター装置等の後処理の手前までの一連の工程を機械化
できたとともに、後処理に受け渡す根菜をその品種や成
育の如何に拘らずに一定姿勢・位置に揃えることによる
機械化処理の円滑・安定化が図れ、収穫能率向上に寄与
しながら労力を軽減させる根菜収穫機を、極力構造簡単
でより良好な葉切り作動が得られるようにして提供でき
た。
ッター装置等の後処理の手前までの一連の工程を機械化
できたとともに、後処理に受け渡す根菜をその品種や成
育の如何に拘らずに一定姿勢・位置に揃えることによる
機械化処理の円滑・安定化が図れ、収穫能率向上に寄与
しながら労力を軽減させる根菜収穫機を、極力構造簡単
でより良好な葉切り作動が得られるようにして提供でき
た。
【0008】
【実施例】図1、図2に収穫部Bと回収部9とを走行機
体7に配備して成る根菜収穫機が示されている。この根
菜収穫機は、圃場に植えた人参や大根などの根菜の葉茎
部を挟持して機体後方で斜め上方に引き抜いて吊り下げ
搬送するために、左右一対の駆動回動自在な挟持搬送ベ
ルトVなどから成る収穫用搬送装置1を、クローラ式走
行装置2を有する機体の横一側方に設け、収穫用搬送装
置1の前端側に左右一対の分草具3と土切り刃4を設
け、根菜の葉茎部を分草具3で引起こして円滑に収穫用
搬送装置1に受け渡すように構成し、根菜の両側の土を
土切り刃4で切り崩して根菜を円滑に引き抜けるように
構成してある。
体7に配備して成る根菜収穫機が示されている。この根
菜収穫機は、圃場に植えた人参や大根などの根菜の葉茎
部を挟持して機体後方で斜め上方に引き抜いて吊り下げ
搬送するために、左右一対の駆動回動自在な挟持搬送ベ
ルトVなどから成る収穫用搬送装置1を、クローラ式走
行装置2を有する機体の横一側方に設け、収穫用搬送装
置1の前端側に左右一対の分草具3と土切り刃4を設
け、根菜の葉茎部を分草具3で引起こして円滑に収穫用
搬送装置1に受け渡すように構成し、根菜の両側の土を
土切り刃4で切り崩して根菜を円滑に引き抜けるように
構成してある。
【0009】図2に示すように、収穫用搬送装置1は前
搬送部(前部無端回動帯に相当)1Aと後搬送部(後部
無端回動帯に相当)1Bとで構成され、前搬送部1Aに
おいて、図3に示すように、左右の挟持搬送ベルトVを
接近方向に押圧するガイドローラ1bを、フレーム1c
にバネ1dで付勢した状態で摺動自在に取付けたホルダ
ー1eに設け、搬送始端側では強く、かつ、搬送終端側
では弱く葉茎部を挟持するように構成してある。後搬送
部1Bも同様の構造である。
搬送部(前部無端回動帯に相当)1Aと後搬送部(後部
無端回動帯に相当)1Bとで構成され、前搬送部1Aに
おいて、図3に示すように、左右の挟持搬送ベルトVを
接近方向に押圧するガイドローラ1bを、フレーム1c
にバネ1dで付勢した状態で摺動自在に取付けたホルダ
ー1eに設け、搬送始端側では強く、かつ、搬送終端側
では弱く葉茎部を挟持するように構成してある。後搬送
部1Bも同様の構造である。
【0010】収穫用搬送装置1からの根菜の葉茎部を切
断する葉切り装置8を収穫用搬送装置1の後方に設け、
葉切り装置8を形成するに、収穫用搬送装置1で吊り下
げられた根菜の上端に作用する駆動自在な位置揃え搬送
機構8a、位置揃え搬送機構8aからの葉茎部をその挟
持位置より上方の一定位置で挟持する状態で受け取る左
右一対の駆動自在な挟持搬送ベルトなどから成る持直し
搬送機構8b、持直し搬送機構8bにより吊り下げられ
た根菜に作用する左右一対の駆動自在な挟持搬送ベルト
などから成る振れ止め用搬送装置8c、持直し搬送機構
8bで搬送されるとともに振れ止め用搬送装置8cで姿
勢が一定にされた根菜に対して葉茎部を根元で切り口が
揃った状態で切断する左右一対の駆動回転自在な回転カ
ッター8d,8dを設けてある。
断する葉切り装置8を収穫用搬送装置1の後方に設け、
葉切り装置8を形成するに、収穫用搬送装置1で吊り下
げられた根菜の上端に作用する駆動自在な位置揃え搬送
機構8a、位置揃え搬送機構8aからの葉茎部をその挟
持位置より上方の一定位置で挟持する状態で受け取る左
右一対の駆動自在な挟持搬送ベルトなどから成る持直し
搬送機構8b、持直し搬送機構8bにより吊り下げられ
た根菜に作用する左右一対の駆動自在な挟持搬送ベルト
などから成る振れ止め用搬送装置8c、持直し搬送機構
8bで搬送されるとともに振れ止め用搬送装置8cで姿
勢が一定にされた根菜に対して葉茎部を根元で切り口が
揃った状態で切断する左右一対の駆動回転自在な回転カ
ッター8d,8dを設けてある。
【0011】図4に示すように、振れ止め用搬送装置8
cの挟持搬送ベルトの表面側に厚いクッション体8ca
を付設し、根菜の太さが大幅に変化しても対応できるよ
うにしてある。又、確実に切断できるよう、左右の回転
カッター8d,8dを互いに上下反対向きでラップ配置
してある。
cの挟持搬送ベルトの表面側に厚いクッション体8ca
を付設し、根菜の太さが大幅に変化しても対応できるよ
うにしてある。又、確実に切断できるよう、左右の回転
カッター8d,8dを互いに上下反対向きでラップ配置
してある。
【0012】図3に示すように、位置揃え搬送機構8a
では、左右の回動チェーン(無端回動帯に相当)8aa
に付設のホルダー8ab夫々にローラ8acをバネ8a
dで接近方向に付勢した状態で取付け、ローラ8acの
支軸を葉茎部の長手方向への移動により回転するように
方向設定し、収穫用搬送装置1による引き上げに伴って
根菜がローラ8acに接当するまで上昇するように構成
してある。
では、左右の回動チェーン(無端回動帯に相当)8aa
に付設のホルダー8ab夫々にローラ8acをバネ8a
dで接近方向に付勢した状態で取付け、ローラ8acの
支軸を葉茎部の長手方向への移動により回転するように
方向設定し、収穫用搬送装置1による引き上げに伴って
根菜がローラ8acに接当するまで上昇するように構成
してある。
【0013】葉切り装置8からの根菜を回収する回収部
9を収穫用搬送装置1の後方で葉切り搬送装置8の下方
に設け、回収部9を形成するに、根菜のうち小径のもの
を下方のコンテナー9aに落下させ、大径のものを後方
のコンテナー9bに供給する選別コンベア9c、及び、
葉切り装置8から落下する根菜を選別コンベア9cに導
くシュート9dを設けてある。
9を収穫用搬送装置1の後方で葉切り搬送装置8の下方
に設け、回収部9を形成するに、根菜のうち小径のもの
を下方のコンテナー9aに落下させ、大径のものを後方
のコンテナー9bに供給する選別コンベア9c、及び、
葉切り装置8から落下する根菜を選別コンベア9cに導
くシュート9dを設けてある。
【0014】葉切り装置8からの切断葉茎部を機体外側
方に放出する駆動自在な搬送チェーン10aと挟持レー
ル10bなどから成る葉茎部搬送装置10を、葉切り装
置8から収穫用搬送装置1とは反対側の機体横他側方で
機体前部にわたって斜めに切断葉茎部を搬送する状態で
配置し、回収部9の横側で機体横他側方に搭乗運転部6
と原動部11を設け、回収部9と搭乗運転部6の間で葉
茎部搬送装置10の後方にコンテナー収容部12を設け
てある。
方に放出する駆動自在な搬送チェーン10aと挟持レー
ル10bなどから成る葉茎部搬送装置10を、葉切り装
置8から収穫用搬送装置1とは反対側の機体横他側方で
機体前部にわたって斜めに切断葉茎部を搬送する状態で
配置し、回収部9の横側で機体横他側方に搭乗運転部6
と原動部11を設け、回収部9と搭乗運転部6の間で葉
茎部搬送装置10の後方にコンテナー収容部12を設け
てある。
【0015】つまり、上述の配置構成で全体の機体重量
バランスを良好にし、搭乗運転部6からの回収部9やコ
ンテナー収容部12の管理を配置的に容易に実行できる
ように構成し、葉茎部搬送装置10を斜め配置で搭乗運
転部6から回収部9の管理及び運転に邪魔にならないよ
うに構成し、収穫用搬送装置1とは反対側の機体前部で
機体外側方に切断葉茎部を放出して、次回の収穫走行時
に先に放出した葉茎部がクローラ走行装置2で踏まれる
ことがないように構成してある。
バランスを良好にし、搭乗運転部6からの回収部9やコ
ンテナー収容部12の管理を配置的に容易に実行できる
ように構成し、葉茎部搬送装置10を斜め配置で搭乗運
転部6から回収部9の管理及び運転に邪魔にならないよ
うに構成し、収穫用搬送装置1とは反対側の機体前部で
機体外側方に切断葉茎部を放出して、次回の収穫走行時
に先に放出した葉茎部がクローラ走行装置2で踏まれる
ことがないように構成してある。
【0016】図2、図5に示すように、後搬送部1Bと
位置揃え搬送機構8aとの上下間隔が、搬送方向下手側
ほど広くなる後拡がり形態となるように、これら後搬送
部1Bと位置揃え搬送機構8aとを相対配置してある。
そして、後拡がり形態の拡がり角度θが調節可能となる
ように、後搬送部1Bをその前部に設けた左右向きの支
点P回りで上下揺動可能に構成してある。
位置揃え搬送機構8aとの上下間隔が、搬送方向下手側
ほど広くなる後拡がり形態となるように、これら後搬送
部1Bと位置揃え搬送機構8aとを相対配置してある。
そして、後拡がり形態の拡がり角度θが調節可能となる
ように、後搬送部1Bをその前部に設けた左右向きの支
点P回りで上下揺動可能に構成してある。
【0017】すなわち、前搬送部1Aの後回転軸13を
共有したベルト対による補助搬送装置1Cを設け、それ
の後回転軸14に自在継手15を介して後搬送部1Bの
前回転軸16を連動連結してあるとともに、搬送前フレ
ーム17後端と搬送後フレーム18とに亘って電動シリ
ンダ19を介装してある。つまり、電動シリンダ19の
駆動によって自在継手15の屈曲中心である支点Pを中
心として後搬送部1Bが揺動昇降されるのである。
共有したベルト対による補助搬送装置1Cを設け、それ
の後回転軸14に自在継手15を介して後搬送部1Bの
前回転軸16を連動連結してあるとともに、搬送前フレ
ーム17後端と搬送後フレーム18とに亘って電動シリ
ンダ19を介装してある。つまり、電動シリンダ19の
駆動によって自在継手15の屈曲中心である支点Pを中
心として後搬送部1Bが揺動昇降されるのである。
【0018】又、前搬送部1Aには、葉茎部の長さを検
出する接触式の茎長検出センサ20が配備してあり、こ
の茎長検出センサ20と電動シリンダ19とを制御装置
21に接続して自動首揃え制御手段Gを構成してある。
つまり、茎長検出センサ20が葉茎部を検出していれば
後搬送部1Bを上方に揺動させ、葉茎部を検出しなくな
ると後搬送部1Bを下方に揺動し、葉茎部の長さ変動が
あっても後搬送部1Bで葉茎部が挟持できないといった
不都合なく、良好に収穫作動が行えるようにしてある。
出する接触式の茎長検出センサ20が配備してあり、こ
の茎長検出センサ20と電動シリンダ19とを制御装置
21に接続して自動首揃え制御手段Gを構成してある。
つまり、茎長検出センサ20が葉茎部を検出していれば
後搬送部1Bを上方に揺動させ、葉茎部を検出しなくな
ると後搬送部1Bを下方に揺動し、葉茎部の長さ変動が
あっても後搬送部1Bで葉茎部が挟持できないといった
不都合なく、良好に収穫作動が行えるようにしてある。
【0019】本実施例では、前搬送部1Aの前部が引抜
き部hに相当するとともに、後搬送部1Bと位置揃え搬
送機構8aとで搬送装置qが構成されている。
き部hに相当するとともに、後搬送部1Bと位置揃え搬
送機構8aとで搬送装置qが構成されている。
【0020】〔別実施例〕茎長検出センサ20を設け
ず、操縦者の判断による人為操作で後搬送部1Bを揺動
昇降させるものや、茎長検出センサ20を上下に複数設
け、葉茎長さの変化に対応してきめ細かに後搬送部1B
を自動的に揺動昇降させるものでも良い。
ず、操縦者の判断による人為操作で後搬送部1Bを揺動
昇降させるものや、茎長検出センサ20を上下に複数設
け、葉茎長さの変化に対応してきめ細かに後搬送部1B
を自動的に揺動昇降させるものでも良い。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】根菜収穫機の平面図
【図2】根菜収穫機の側面図
【図3】図2のA−A矢視図
【図4】回転カッター部分の搬送状態を示す断面図
【図5】収穫部の構造を示す要部の側面図
1A 前部無端回動帯 1B 後部無端回動帯 8a 位置揃え搬送機構 h 引抜き部 q 搬送装置 P 支点 θ 拡がり角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末鶴 正明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 後上り傾斜状態で対向配置して駆動され
る左右一対の前部無端回動帯(1A)により、根菜の葉
部を挟持して該根菜を地中から引き抜きつつ上方に引き
上げる引抜き部(h)と、左右一対の後部無端回動帯
(1B)とこれの下方に配置される位置揃え搬送機構
(8a)とから成り、葉部の下部を前記位置揃え搬送機
構(8a)間で誘導案内しながら、葉部の上部を前記後
部無端回動帯(1B)対の駆動によって挟持移送するこ
とにより、前記引抜き部(h)から送られてくる根菜を
後方に搬送する搬送装置(q)とを夫々設け、 前記後部無端回動帯(1B)対と前記位置揃え搬送機構
(8a)との上下間隔が、搬送方向下手側ほど広くなる
後拡がり形態となるように、これら後部無端回動帯(1
B)対と位置揃え搬送機構(8a)とを相対配置すると
ともに、搬送根菜に所定以上の下方移動力が作用する
と、該根菜の前記後部無端回動帯(1B)対からの下方
へのずれ動きが許容されるように、前記後部無端回動帯
(1B)対による葉部挟持力を設定し、 更に、前記後拡がり形態の拡がり角度(θ)が調節可能
となるように、前記後部無端回動帯(1B)対をその前
部に設けた支点(P)回りで上下揺動可能に構成してあ
る根菜収穫機の収穫部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15462593A JPH078055A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 根菜収穫機の収穫部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15462593A JPH078055A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 根菜収穫機の収穫部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH078055A true JPH078055A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15588280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15462593A Pending JPH078055A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 根菜収穫機の収穫部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH078055A (ja) |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP15462593A patent/JPH078055A/ja active Pending
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