JPH0780482B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH0780482B2
JPH0780482B2 JP11932590A JP11932590A JPH0780482B2 JP H0780482 B2 JPH0780482 B2 JP H0780482B2 JP 11932590 A JP11932590 A JP 11932590A JP 11932590 A JP11932590 A JP 11932590A JP H0780482 B2 JPH0780482 B2 JP H0780482B2
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周一 倉田
雅也 小川
邦男 清水
伸一 竹澤
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鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は化粧品等の製品を所定の包装箱に収納するため
の装置に関する。
(従来の技術) 一般に化粧品等の製品における包装は、製品が高級品で
ある場合には製品を一個単位で化粧箱に収納し、次いで
この化粧箱を数個まとめて中箱に収納した後、さらにこ
れを数十個まとめて外箱に収納するといった形態がとら
れ、製品が高級でないものは、前記化粧箱に収納しない
で、製品を数個まとめて中箱に収納した後、上記同様、
これを数十個まとめて外箱に収納するといった形態がと
られる。また前記中箱および外箱は流通過程で発生する
製品の損傷を防止するために一般に段ボール紙等の緩衝
作用のある材質のものが使用される。
そして上述した包装のうち化粧箱および中箱形態の包装
は従来、カートナーと呼ばれる装置を用いて行われてお
り、該カートナーは、例えば化粧箱包装用のものは第7
図(a)に示すように糊付けされ、折り畳まれた化粧箱
(K)を同図(b)に示すように開箱し、これを開箱状
態で搬送するとともに、その搬送過程で、バケットコン
ベアにより別途搬送した横倒状態の製品を前記包装箱内
に挿入した後、同図(c)及び(d)に示すように箱の
蓋部を折り込み、糊付けする装置である。
そして、この装置を用いて製品を包装するにあたり、上
述した化粧箱包装および中箱包装を行う場合には、まず
化粧箱用の前記カートナーにより製品を化粧箱で包装
し、次いでこれを複数個単位集積してバケットコンベア
により中箱用カートナーまで搬送し、しかる後該中箱用
カートナーにより前記複数個の化粧箱を中箱に収納して
いた(第8図)。
また、製品を化粧箱で包装しないで中箱に収納する場合
には前記化粧箱用のカートナーに製品を経由せしめる
が、これを化粧箱で包装しないでそのまま排出し、即
ち、前記化粧箱用のカートナーを搬送手段としてのみ用
い、しかる後横倒状態のままの製品を上記同様複数個単
位に集積してバケッコンベアにより中箱用カートナーま
で搬送し、該中箱用カートナーにより前記複数個の製品
を中箱に収納していた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記製品を化粧箱で包装しないで中箱に収納
する場合において、製品の容器断面形状が丸若しくは四
角等の安定性の良いものであれば問題ないが、楕円等不
安定な形状である場合には前記中箱用カートナーにより
包装できないという問題があった。即ち、楕円形の製品
を集積する態様は第9図に示すように、製品の長径側を
互いに接しめる方法(同図(a))と、短径側を接しめ
る方法(同図(b))の二方法が考えられるが、最近で
中箱の製造コストの面から段ボール紙の消費量が少ない
集積形態である製品の短径側を接しめる形態がとられる
ようになっており、バランスの問題から、当該横倒状態
の製品をその短径側が接した状態に集積するのが困難で
あったのである。
そこで、従来は手作業により製品を中箱に収納していた
が、近年では顧客の需要の多様化から製品の容器形状が
多様化し、楕円形の容器が増加する傾向にあり、当該楕
円形の製品をその短径側が接した状態で包装することの
できる装置の開発が期待されていた。
本発明は以上の実情に鑑みなされたものであって、断面
形状が楕円形である容器をその短径側が接する形態で集
積し中箱に収納することを可能にした自動包装装置の提
供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、バケット型のコン
ベアを備え、該バケット内に収めて搬送した製品複数個
を流通用の中箱に箱詰めする中箱包装装置と、起立状態
の製品を中箱包装装置の近傍まで搬送する搬送装置と、
起立状態の前記製品複数個を集積した後横転し、前記コ
ンベアのバケットに供給する集積供給装置と、前記搬送
装置により前記中箱包装装置の近傍に搬送した製品複数
個を一群として起立状態で前記集積供給装置に供給する
製品供給装置とを備えてなるものである。
(作用) 次に以上の構成を備える本発明装置の作用について説明
する。まず、楕円柱形状をし且つ起立状態にある製品複
数個を連続的に搬送装置により中箱包装装置の近傍まで
搬送する。そして、搬送した製品複数個を一群として起
立状態のまま製品供給装置により集積供給装置に供給す
る。この際、一群の製品は短径側を相互に対向せしめた
状態にしている。ついで、集積供給装置は供給された製
品複数個の短径側同士が互いに接するように当該製品を
集積した後これを横倒せしめ、中箱包装装置のコンベア
のバケットに供給する。この際、製品が起立状態にある
のでバランス的に製品は安定しており、その集積が容易
である。しかる後、中箱包装装置は製品を中箱に箱詰め
する。
而して、本発明装置によれば、自動的に、楕円柱形状の
製品複数個をその短径側が互いに接した状態で包装する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明装置の実施例につき添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本発明装置の一実施例を示す斜視図であり、同
図に示すように、実施例装置は個箱包装装置(A)部
と、これに接続する中箱包装装置(B)部と、これら個
箱包装装置(A)および中箱包装装置(B)に容器を搬
送する搬送装置(C)の三者からなる装置である。以
下、装置各部について説明する。
(A)個箱包装装置 第1図に示すように、個箱包装装置(A)は個箱用カー
トナー(1)と、容器供給ロボットA(10)と、容器横
転供給装置(30)と、個箱供給装置(20)とからなる装
置である。
前記個箱用カートナー(1)は公知の間欠駆動型包装装
置であり、第1図に示すように容器搬送用第1バケット
コンベア部(2)と、第2バケットコンベア部(3)
と、個箱カートンコンベア部(4)からなる装置であ
る。又、第1バケットコンベア部(2)はその搬送終点
近傍に第1容器移載装置(図示せず)を備え、第2バケ
ットコンベア部(3)は、搬送起点近傍に使用書供給装
置(5)を備えるとともに搬送終点近傍に第2容器移載
装置(図示せず)を備えている。又、前記個箱カートン
コンベア部(4)はその搬送起点近傍に開箱装置(図示
せず)を備えるとともにその搬送経路に沿って蓋締装置
(図示せず),糊付装置(図示せず)を備えている。そ
して前記個箱供給装置(20)と開箱装置(図示せず)と
を連結している。
前記容器供給ロボットA(10)は第2図に示すように、
前記搬送装置(C)と前記第1バケットコンベア部
(2)の間に設けられるもので公知の水平多関接型ロボ
ットであり、基軸(11)と、該基軸(11)に接続し矢印
a方向に水平回転する第1アーム(12)と、該第1アー
ム(12)に接続し矢印b方向に水平回転する第2アーム
(13)と、該第2アーム(13)に接続し矢印d方向に伸
縮するとともに矢示c方向に回転する第3アーム(14)
と、該第3アーム(14)の先端に設けた容器把持ハンド
A(15)とからなるものである。そして、同図に示すよ
うに、この容器把持ハンドA(15)は下方に延出する6
対の挟持爪(16)をその下部に横列的に備えており、6
本の容器をその上方から同時に挟持することが可能であ
る。また、この6対の挟持爪(16)はそれぞれ矢印l方
向に回動可能となっている。
前記容器横転供給装置(30)は第3図に示すように、前
記個箱用カートナー(1)の第1バケットコンベア
(2)の搬送起点部に設けられるもので、横断面L字形
の受板(31)と、この受板(31)を矢示z方向に回転せ
しめる回転機構(図示せず)と、前記受板(31)の底板
(33)に設けた押込手段(34)からなる装置であり、受
板(31)の背板(32)には同図に示す如く仕切板(32
a)を複数枚設けている(この例では7枚としてい
る)。前記押込手段(34)は同図に示す如く底板(33)
に設けた押込板(35)と、この両端を指示するガイド部
(36)(36)と、このガイド部(36)(36)間に位置
し、前記押込板(35)を矢示e方向に移動せしめるシリ
ンダ(37)とからなる手段である。
(B)中箱包装装置 第1図に示すように中箱包装装置(B)は、中箱用カー
トナー(60)と、容器集積横転装置(66)と、容器供給
ロボットB(67)と、中箱供給ロボット(70)と、中箱
収納ラック(80)と、中仕切収納ラック(90)とからな
る装置である。
前記中箱用カートナー(60)は個箱製品搬送用の第1バ
ケットコンベア部(61)と、個装していない容器を搬送
する容器搬送用の第2バケットコンベア部(62)と、中
箱カートンコンベア部(63)とからなる間欠駆動型包装
装置である。前記第1バケットコンベア部(61)は前記
個箱包装装置(1)の個箱カートンコンベア部(4)の
搬送終点部と接続するとともに、自体の搬送終点部に個
箱の集積押込み装置(図示せず)を備えている。前記第
2バケットコンベア部(62)はその搬送起点部に容器集
積横転装置(66)を備え、その搬送経路途中に中仕切供
給装置(64)を備えるとともにその搬送終点部に挿入装
置(図示せず)を備えている。又、前記中箱カートンコ
ンベア部(63)はその搬送起点部に中箱開箱装置(65)
を備えるとともにその搬送経路に沿って蓋締装置(図示
せず)、糊付装置(図示せず)を備えている。
前記容器集積横転装置(66)は第4図に示すように、底
板(66a)と、該底板(66a)上に適宜間隔で立設した二
枚の側板(66b)(66b)と、該側板(66b)(66b)の開
口部を閉じるように設けた背板(66c)とからなるもの
であり、前記二枚の側板(66b)のうち少なくとも一方
を矢示f方向に移動可能に設けるとともに、装置全体が
矢示g方向に回動可能となっている。そしてこの容器集
積横転装置(66)はその底板(66a)に押出手段(図示
せず)を備えており、装置全体が矢示g方向に回動後集
積した容器(Y)を前記第2バケットコンベア部(62)
に供給するものである。
前記容器供給ロボットB(67)は第2図に示す容器供給
ロボットA(10)と同じ構成を備えるものであり、その
詳しい説明は省略する。そしてこの容器供給ロボットB
(67)を前記搬送装置部(C)の搬送終端近傍且つ前記
第2コンベア部(62)の搬送起点部近傍に配設してい
る。
前記中箱供給ロボット(70)は第1図に示すように、汎
用の多軸タイプのロボット(この例では6軸)であり、
1対の挟持爪(図示せず)を有するハンド(71)を備え
ている。そしてこの中箱供給ロボット(70)を前記中仕
切供給装置(64)及び前記中箱開箱装置(65)の近傍に
配設するとともに、中箱供給ロボット(70)の近傍に前
記中箱収納ラック(80)及び中仕切収納ラック(90)を
配設している。中箱収納ラック(80)は第1図に示す如
く円形且つ多段の収納棚であり、図示せぬ回転駆動部を
備え、多数の中箱を収納可能である。又中仕切収納ラッ
ク(90)は互に背面する2列且つ多段の収納棚であり、
図示せぬ回転駆動部を備え、多数の中仕切を収納可能で
ある。
(C)搬送装置 第5図に示すように搬送装置(C)はその搬送起点に設
けたパレット上昇手段(40)と、搬送終点に設けたパレ
ット降下手段(41)と、これらの間に設けるとともにこ
れらと接続するパレット搬送コンベア(42)及びこのパ
レット搬送コンベア(42)の下方に設けたパレット返送
コンベア(43)とからなる装置である。
同図に示すように、前記パレット搬送コンベア(42)及
びパレット返送コンベア(43)は公知のフリフローコン
ベアであり、パレット搬送コンベア(42)は容器搬送パ
レット(P)を矢示i方向に搬送しパレット返送コンベ
ア(43)は矢示h方向に搬送するものである。
前記パレット上昇手段(40)は前記パレット返送コンベ
ア(43)により搬送せしめられた容器搬送パレット
(P)を適宜上昇手段(図示せず)により上昇せしめ、
適宜押込み手段(図示せず)によりパレット搬送コンベ
ア(42)に容器搬送パレット(P)を押込むものであ
る。
又、前記パレット降下手段(41)は前記パレット搬送コ
ンベア(42)により搬送せしめられた容器搬送パレット
(P)を適宜降下手段(図示せず)により降下せしめ、
適宜押込み手段(図示せず)によりパレット返送コンベ
ア(43)に容器搬送パレット(P)を押込むものであ
る。また、この搬送装置(C)は前記容器供給ロボット
A(10)と対向する位置に第1位置決め手段(図示せ
ず)及び第1パレット開閉手段(図示せず)を備え、前
記容器供給ロボットB(67)と対向する位置に第2位置
決め手段(図示せず)及び第2パレット開閉手段(図示
せず)を備えている。
また、容器搬送パレット(P)は第6図に示すように、
矩形の基板(50)と、この基板(50)上に固設した載置
台(51)と、同様に基板(50)上に平行に固設したスラ
イド(53)と、このスライド(53)上に固設し矢示j方
向に開閉可能に構成した2個1対の挟持部材(52)から
なるものである。そしてこの挟持部材(52)は互に対向
する各辺にV字形状の切欠き(52a)を複数(この例で
は6個)等ピッチ間隔で備えている。又、この挟持部材
(52)はバネ(図示せず)により常時閉状態となってお
り、第6図に示す如く挟持部材(52)に設けた1対の軸
(54)のうち、いずれか1つの軸を矢示k方向に押込む
ことにより挟持部材(52)を開くことが可能となってい
る。
次に、以上の構成を備える包装装置により製品である容
器を包装する態様について説明する。
まず、容器(Y)を前記容器搬送用パレット(P)に載
置するが、この場合において、容器(Y)が楕円形であ
る場合にはその短径側が互に隣接するように載置する。
そして、この容器搬送用パレット(P)ごと前記搬送装
置(C)上に載置して個箱包装装置(A)若しくは中箱
包装装置(B)まで搬送し、しかる後容器(Y)に対
し、個箱包装(化粧箱による包装)および中箱包装を行
うかまたは、中箱包装のみを行なうのである。以下、そ
れぞれの態様について説明する。
(a)個箱包装および中箱包装を行う場合 まず、前記搬送装置(C)により搬送した容器搬送パレ
ット(P)を前記第1位置決め手段(図示せず)により
適宜位置決めするとともに、前記前記第1パレット開閉
手段(図示せず)により前記容器搬送パレット(P)を
開にする。次いで容器供給ロボットA(10)により容器
搬送パレット(P)から容器(Y)を取り出し第3図に
示す容器横転供給装置(30)の受板(31)上に載置す
る。
これに際し、容器(Y)が楕円形である場合には前記供
給ロボットA(10)の挟持爪(16)を矢印l方向に回動
して容器(Y)の長径側が互に隣接するようにした後、
前記受板(31)上に載置する。その後、該容器横転供給
装置(30)の回転機構(図示せず)を駆動してこれを矢
示z方向に回転せしめ、受板(31)上に載置した容器
(Y)を横転せしめる。しかる後、受板(31)に設けた
押込手段(34)を駆動して複数の容器(Y)を同時に第
1バケットコンベア(2)のバケット内に押入れる。こ
の第1バケットコンベア(2)は間欠駆動するコンベア
であり、バケット内に押入れられた容器(Y)を順次第
1容器移載装置(図示せず)まで搬送する。
一方、第1図に示す第2バケットコンベア(3)も第1
バケットコンベア(2)と同期して移動する間欠駆動型
のコンベアであり、前記使用書供給装置(5)によりこ
のバケット内にコンベアの移動に同期して連続的に使用
書が収納される。そして前記第1容器移載装置(図示せ
ず)により第1バケットコンベア(2)内の容器(Y)
を第2バケットコンベア(3)のバケット内に押入れ、
バケット内の使用書上に容器(Y)を重合せしめるので
ある。
又、個箱カートンコンベア部(4)に備える開箱装置
(図示せず)により、第7図(a)に示す折畳み状態に
ある個装箱(K)を同図(b)に示すように開箱すると
ともに個箱カートンコンベア(4)により個装箱(K)
を開箱状態で間欠的に移動せしめる。そしてこの個箱カ
ートンコンベア(4)により個装箱(K)を移動せしめ
る間に第2バケットコンベア(3)により搬送した容器
(Y)及び使用書(S)を第7図(c)に示すように第
2容器移載装置(図示せず)により個装箱内に挿入し、
次いで、この搬送経路に沿って設けた蓋締装置(図示せ
ず)及び糊付装置(図示せず)により第7図(d)に示
す如く、個装箱を封緘する。
以上により、連続的に搬送せしめられる容器(Y)を順
次個装箱(K)に収納するのである。
次いで前記個箱包装装置(A)から排出せしめた個装形
態の製品をコンベア部(61)で受取り、これを個箱集積
押込み装置(図示せず)まで搬送する。そしてこれを2
〜3個単位で集積して前記個箱集積押込み装置(図示せ
ず)により前記バケットコンベア(62)のバケット内に
押入れる。そしてこのバケットコンベア(62)により搬
送終点部の挿入装置(図示せず)までこれを搬送する。
一方、中箱カートンコンベア(63)の搬送起点部に設け
た中箱開箱装置(65)により第8図(a)に示すように
折畳み状態にある所定の中箱(M)を同図(b)に示す
ように開箱し、これを中箱カートンコンベア(63)によ
り開箱の状態に保ちつつその搬送終点まで搬送する。
そして中箱(M)の搬送途中で第8図(b)に示す如
く、前述の挿入装置(図示せず)まで搬送せしめた個箱
(K)を挿入装置(図示せず)により中箱内に挿入し、
しかる後搬送経路に沿って設けた蓋締装置(図示せず)
及び糊付装置(図示せず)により中箱(M)を封緘する
のである(第8図(C))。
(b)中箱包装のみ行う場合 まず第1図に示すように、容器供給ロボットB(67)近
傍まで搬送した容器搬送パレット(P)を第2位置決め
手段(図示せず)により位置決めし、第2パレット開閉
手段(図示せず)により容器搬送パレットを開いて、容
器をこの容器供給ロボットB(67)により取出す。次い
で取出した容器を第4図に示す容器集積横転装置(66)
の底板(66a)上に載置する。容器(Y)が楕円形であ
る場合には前述した如く、その短径側が隣接するように
容器(Y)を容器搬送パレット(P)上に載置している
ので、容器(Y)は同様の状態で容器集積横転装置(6
6)の底板(66a)上に移される。しかる後前記側板(66
b)を矢示f方向へ移動して所定の間隔に載置された容
器(Y)を互に当接せしめるように集積する。そして該
装置(60)を矢示g方向に回動するとともに前記押出装
置(図示せず)を作動して集積した容器(Y)を前記バ
ケットコンベア(62)に収納する。
そしてこれを前記挿入装置(図示せず)まで搬送する
が、その搬送途中で容器(Y)間に緩衝材である中仕切
を挿入する。以下、前述の個装箱の場合と同様に容器
(Y)を中箱に収納し、これを封緘するのである。
尚、前記個箱供給装置(20)は前述の折畳み状態にある
個装箱を適量収納できる装置であり、前記開箱装置(図
示せず)に個装箱を連続的に供給する装置である。ま
た、中箱(M)の中箱開箱装置(65)への供給及び中仕
切の中仕切供給装置(64)への供給は、前記中箱供給ロ
ボット(70)により、中箱を収納する中箱収納ラック
(80)及び中仕切を収納する中仕切収納ラック(90)か
ら随時それぞれを取出し供給することにより行う。
また、前記容器集積横転装置(66)は上述した構成に限
るものではなく、前記第1バケットコンベア部(61)と
第2バケットコンベア部(62)の間にこれらに平行に設
けた第3のバケットコンベア、並びにこの第3のバケッ
トコンベアの搬送終点部に設けた横転装置の両者から構
成してもよい。この場合前記第3のバケットコンベアの
搬送経路内に突出する若しくは進退する部材を備えた抑
制手段を該第3のバケットコンベアの近傍に設け、適宜
な間隔で該第3のバケットコンベアのバケット内に供給
した複数の容器を該第3のバケットコンベアにより搬送
する間に、搬送経路内に突出した若しくは突出せしめた
前記抑制手段の部材の抵抗により、前記容器をバケット
内で集積し、これを前記横転装置により横転するととも
に前記第2バケットコンベア部(62)のバケット内に挿
入する。そして必要がある場合には、前記第3のバケッ
トコンベアの近傍に前記中仕切供給装置(62)を設け、
該第3のバケットコンベアで容器を搬送する間に、前記
中仕切供給装置(62)により容器間に中仕切を挿入する
ように構成してもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明装置によれば、中箱包装装置
に容器集積横転装置を設けたので、従来不可能であっ
た、個箱包装しない製品を中箱に自動包装することが可
能となった。しかも製品が楕円形である場合に、その短
径側が互に接するように中箱内に収納することができる
ので、中箱の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す斜視図、第2図乃
至第6図はその各部を説明するための斜視図、第7図お
よび第8図は包装の態様を示す説明図、第9図は容器の
集積の態様を示す説明図である。 (A)……個箱包装装置、(B)……中箱包装装置、
(1)……個箱カートナー、(10)……容器供給ロボッ
トA、(20)……個箱供給装置、(30)……容器横転供
給装置、(60)……中箱用カートナー、(66)……容器
集積横転装置、(67)……容器供給ロボットB、(70)
……中箱供給ロボット、(80)……中箱収納ラック、
(90)……中仕切収納ラック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケット型のコンベアを備え、該バケット
    内に収めて搬送した製品複数個を流通用の中箱に箱詰め
    する中箱包装装置と、 起立状態の製品を中箱包装装置の近傍まで搬送する搬送
    装置と、 起立状態の前記製品複数個を集積した後横転し、前記コ
    ンベアのバケットに供給する集積供給装置と、 前記搬送装置により前記中箱包装装置の近傍に搬送した
    製品複数個を一群として起立状態で前記集積供給装置に
    供給する製品供給装置とを備えてなる包装装置。
JP11932590A 1990-05-08 1990-05-08 包装装置 Expired - Fee Related JPH0780482B2 (ja)

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