JPH078044Y2 - 電動式背負形動力噴霧機 - Google Patents
電動式背負形動力噴霧機Info
- Publication number
- JPH078044Y2 JPH078044Y2 JP1989127193U JP12719389U JPH078044Y2 JP H078044 Y2 JPH078044 Y2 JP H078044Y2 JP 1989127193 U JP1989127193 U JP 1989127193U JP 12719389 U JP12719389 U JP 12719389U JP H078044 Y2 JPH078044 Y2 JP H078044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- motor
- pump
- tank
- type power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、ブロー成形した薬剤タンクの背負い面側にポ
ンプ、モータおよびバッテリを内装した電動式背負形動
力噴霧機に関する。
ンプ、モータおよびバッテリを内装した電動式背負形動
力噴霧機に関する。
従来は、本出願人が既に出願した実願平１−87746号に
見られるように、ブロー成形した薬剤タンクにポンプモ
ータやバッテリを密閉状にして内装するような構造にな
っていた。
見られるように、ブロー成形した薬剤タンクにポンプモ
ータやバッテリを密閉状にして内装するような構造にな
っていた。
この種のモータは、使用時には薬70度の高温となるの
で、従来形のように薬剤タンク内で密閉状になったまま
では、モータは高温になったままで焼き付きが生じたり
してトラブルが発生しやすくなっている、といった不具
合を呈していた。
で、従来形のように薬剤タンク内で密閉状になったまま
では、モータは高温になったままで焼き付きが生じたり
してトラブルが発生しやすくなっている、といった不具
合を呈していた。
本考案は、そのような不具合を解決し、発熱したモータ
を冷却フアンにより積極的に外気を流通させながら良好
に冷却できるようにしたものであり、そのため、ブロー
成形した薬剤タンクの背負い面側には、背当てにより閉
塞できるとともに薬剤タンクの横側方および下方に開放
する開通路を有する凹所を形成し、該凹所には、タンク
内部および噴霧ホース側に連通するポンプ、モータおよ
びバッテリを内装し、前記凹所の下部に前記ポンプを固
定するとともに、垂立させた前記モータの上方には前記
開通路を通し凹所内に通気させることができる冷却フア
ンを軸架して構成したものである。
を冷却フアンにより積極的に外気を流通させながら良好
に冷却できるようにしたものであり、そのため、ブロー
成形した薬剤タンクの背負い面側には、背当てにより閉
塞できるとともに薬剤タンクの横側方および下方に開放
する開通路を有する凹所を形成し、該凹所には、タンク
内部および噴霧ホース側に連通するポンプ、モータおよ
びバッテリを内装し、前記凹所の下部に前記ポンプを固
定するとともに、垂立させた前記モータの上方には前記
開通路を通し凹所内に通気させることができる冷却フア
ンを軸架して構成したものである。
したがって、機体を背負って噴霧作業を行なう際、ポン
プを駆動するモータは発熱して高温となるが、作業者に
邪魔されないようにして外気が開通路を通し凹所内に流
通する状態で、冷却フアンにより積極的に外気を流通さ
せながらモータを冷却できることになる。
プを駆動するモータは発熱して高温となるが、作業者に
邪魔されないようにして外気が開通路を通し凹所内に流
通する状態で、冷却フアンにより積極的に外気を流通さ
せながらモータを冷却できることになる。
次に、図面に示す実施例について説明する。
（Ａ）は薬剤タンクで、上方にキャップ（９）を嵌装す
る該薬剤タンク（Ａ）は合成樹脂材をブロー成形して形
成し、該薬剤タンク（Ａ）の下方側内部には、背負い面
側に開口して外周面がタンクの内周面となる凹所（２）
を形成し、背負い面の上部に固定した両支持片（10）
（10）には山形状引掛金（11）の両端屈折部をそれぞれ
回動自由に嵌挿するとともに、該引掛金（11）に連結し
た両背負いバンド（12）（12）の下部を背負い面の下部
両側の両取付孔（13）（13）にそれぞれ連結して構成す
る。
る該薬剤タンク（Ａ）は合成樹脂材をブロー成形して形
成し、該薬剤タンク（Ａ）の下方側内部には、背負い面
側に開口して外周面がタンクの内周面となる凹所（２）
を形成し、背負い面の上部に固定した両支持片（10）
（10）には山形状引掛金（11）の両端屈折部をそれぞれ
回動自由に嵌挿するとともに、該引掛金（11）に連結し
た両背負いバンド（12）（12）の下部を背負い面の下部
両側の両取付孔（13）（13）にそれぞれ連結して構成す
る。
また、前記凹所（２）の開口側に接合して閉塞させるこ
とができる背当て（１）を背当て面の下部側に４隅の各
ねじ（14）を介して着脱自在に固定するが、前記背当て
（１）の内面には、前記凹所（２）の開口側両側に形成
した上下方向の両段部（15a）（15b）に両端部が係合で
きる補強板（16）を接合固定して構成する。
とができる背当て（１）を背当て面の下部側に４隅の各
ねじ（14）を介して着脱自在に固定するが、前記背当て
（１）の内面には、前記凹所（２）の開口側両側に形成
した上下方向の両段部（15a）（15b）に両端部が係合で
きる補強板（16）を接合固定して構成する。
前記凹所（２）の内部に装入するバッテリ（６）は上方
にクッション部材（17）を介装して支持金具（18）によ
り固定し、前記バッテリ（６）の横側方となる凹所
（２）内の側部には、下部にポンプ（４）を直結したモ
ータ（５）を垂立させて、凹所（２）下部にポンプ
（４）を支持金具（18b）により固定し、凹所（２）の
上部に位置することになるモータ（５）の上方には、軸
流形となる冷却フアン（８）をモータの駆動軸に架着し
て軸架し、先端にストレーナ（19）を有する吸込みホー
ス（20）を前記ポンプ（４）の下部側に連通連設し、該
ポンプ（４）の横側方となるコネクタ（21）からは、タ
ンク内に延出する戻しホース（22）と、噴霧管に連通す
る噴霧ホース（３）とをそれぞれ延設し、薬剤タンク
（Ａ）の下部横側方には充電用のコネクタ（23）と、前
記モータ（５）のスイッチ（24）を取り付けて構成す
る。
にクッション部材（17）を介装して支持金具（18）によ
り固定し、前記バッテリ（６）の横側方となる凹所
（２）内の側部には、下部にポンプ（４）を直結したモ
ータ（５）を垂立させて、凹所（２）下部にポンプ
（４）を支持金具（18b）により固定し、凹所（２）の
上部に位置することになるモータ（５）の上方には、軸
流形となる冷却フアン（８）をモータの駆動軸に架着し
て軸架し、先端にストレーナ（19）を有する吸込みホー
ス（20）を前記ポンプ（４）の下部側に連通連設し、該
ポンプ（４）の横側方となるコネクタ（21）からは、タ
ンク内に延出する戻しホース（22）と、噴霧管に連通す
る噴霧ホース（３）とをそれぞれ延設し、薬剤タンク
（Ａ）の下部横側方には充電用のコネクタ（23）と、前
記モータ（５）のスイッチ（24）を取り付けて構成す
る。
前記凹所（２）には薬剤タンク（Ａ）の横側方および下
方に開放する開通路（７）を形成するが、該開通路
（７）は、凹所（２）内上部から薬剤タンク（Ａ）の左
右側にそれぞれ開放する横方向の両開通路（7a）（7b）
と、凹所（２）内下部から薬剤タンク（Ａ）の下方側に
開放する縦方向の開通路（7c）とからなり、作業者に邪
魔されないようにして各開通路から外気が出入りできる
ように構成する。
方に開放する開通路（７）を形成するが、該開通路
（７）は、凹所（２）内上部から薬剤タンク（Ａ）の左
右側にそれぞれ開放する横方向の両開通路（7a）（7b）
と、凹所（２）内下部から薬剤タンク（Ａ）の下方側に
開放する縦方向の開通路（7c）とからなり、作業者に邪
魔されないようにして各開通路から外気が出入りできる
ように構成する。
なお、両開通路（7a）（7b）の一方と下方の開通路（7
c）との２つの開通路だけにして構成することもでき
る。
c）との２つの開通路だけにして構成することもでき
る。
したがって、ポンプ（４）、モータ（５）およびバッテ
リ（６）を凹所（２）に内装して、雨にぬれたりするこ
となくしかも背負いやすくしてコンパクト構造にするこ
とができることになる。
リ（６）を凹所（２）に内装して、雨にぬれたりするこ
となくしかも背負いやすくしてコンパクト構造にするこ
とができることになる。
作業者が機体を背負って防除作業を行なう際、ポンプ
（４）を駆動するモータ（５）は発熱して高温になる
が、作業者に邪魔されないようにして外気が開通路（7
a）（7b）（7c）のいずれかから流入するとともにいず
れかから排出される状態で、モータ（５）によって駆動
される冷却フアン（８）が外気を上下方向のいずれかに
積極的に流動させることになり、その外気の流れにより
モータ（５）を冷却することができることになる。
（４）を駆動するモータ（５）は発熱して高温になる
が、作業者に邪魔されないようにして外気が開通路（7
a）（7b）（7c）のいずれかから流入するとともにいず
れかから排出される状態で、モータ（５）によって駆動
される冷却フアン（８）が外気を上下方向のいずれかに
積極的に流動させることになり、その外気の流れにより
モータ（５）を冷却することができることになる。
［考案の効果］ このように本考案は、ポンプ（４）、モータ（５）およ
びバッテリ（６）を、雨にぬれたりすることなくしかも
背負いやすく薬剤タンク（Ａ）に内装してコンパクト構
造にすることができることになり、作業時にモータ
（５）が高温になっても、機体を背負う作業者に邪魔さ
れないようにして開通路（７）から出入りする外気が凹
所（２）内を流通する状態で、モータ（５）によって駆
動される冷却フアン（８）により外気を積極的に流動さ
せながらモータ（５）を良好に冷却できることになっ
て、従来のようにモータが焼き付いたりするトラブルが
発生しないようにして防除作業を有効に行なうことがで
きることになり、開通路（７）はブロー成形時に容易に
形成したり冷却フアン（８）はモータ（５）の軸に取付
けるだけで簡単な構造にして好適に実施できる特長を有
する。
びバッテリ（６）を、雨にぬれたりすることなくしかも
背負いやすく薬剤タンク（Ａ）に内装してコンパクト構
造にすることができることになり、作業時にモータ
（５）が高温になっても、機体を背負う作業者に邪魔さ
れないようにして開通路（７）から出入りする外気が凹
所（２）内を流通する状態で、モータ（５）によって駆
動される冷却フアン（８）により外気を積極的に流動さ
せながらモータ（５）を良好に冷却できることになっ
て、従来のようにモータが焼き付いたりするトラブルが
発生しないようにして防除作業を有効に行なうことがで
きることになり、開通路（７）はブロー成形時に容易に
形成したり冷却フアン（８）はモータ（５）の軸に取付
けるだけで簡単な構造にして好適に実施できる特長を有
する。
第１図は本考案の実施例である要部の側断面図、第２図
は全体の背面図、第３図はその側面図、第４図は背当て
を取外した状態の背面図、第５図は背当ての正面図、第
６図はその平面図、第７図はその側面図、第８図は第１
図のVIII−VIII線における断面図を示し、第９図は第８
図の一部の側断面図を示す。 （Ａ）……薬剤タンク、（１）……背当て （７）……開通路、（２）……凹所 （３）……噴霧ホース（５）……ポンプ （５）……モータ、（８）……冷却フアン
は全体の背面図、第３図はその側面図、第４図は背当て
を取外した状態の背面図、第５図は背当ての正面図、第
６図はその平面図、第７図はその側面図、第８図は第１
図のVIII−VIII線における断面図を示し、第９図は第８
図の一部の側断面図を示す。 （Ａ）……薬剤タンク、（１）……背当て （７）……開通路、（２）……凹所 （３）……噴霧ホース（５）……ポンプ （５）……モータ、（８）……冷却フアン
Claims (1)
- 【請求項１】ブロー成形した薬剤タンク（Ａ）の背負い
面側には、背当て（１）により閉塞できるとともに薬剤
タンク（Ａ）の横側方および下方に開放する開通路
（７）を有する凹所（２）を形成し、該凹所（２）に
は、タンク内部および噴霧ホース（３）側に連通するポ
ンプ（４）、モータ（５）およびバッテリ（６）を内装
し、前記凹所（２）の下部に前記ポンプ（４）を固定す
るとともに、垂立させた前記モータ（５）の上方には前
記開通路（７）を通し凹所（２）内に通気させることが
できる冷却フアン（８）を軸架して構成したことを特徴
とする電動式背負形動力噴霧機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989127193U JPH078044Y2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 電動式背負形動力噴霧機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989127193U JPH078044Y2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 電動式背負形動力噴霧機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366654U JPH0366654U (ja) | 1991-06-28 |
| JPH078044Y2 true JPH078044Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31674964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989127193U Expired - Lifetime JPH078044Y2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 電動式背負形動力噴霧機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078044Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4546506B2 (ja) * | 2007-07-11 | 2010-09-15 | 株式会社麻場 | 背負式レバー操作型ポンプ外付け噴霧機 |
| JP5986663B1 (ja) * | 2015-05-01 | 2016-09-06 | 株式会社 マルナカ | 背負式噴霧機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS444128Y1 (ja) * | 1965-11-13 | 1969-02-15 | ||
| JPS5173614A (ja) * | 1974-12-21 | 1976-06-25 | Shohachi Yoshimura | Funshasochi |
| JPS58119869U (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-15 | 松下電器産業株式会社 | 電動噴霧器 |
| JPH0310176Y2 (ja) * | 1985-07-10 | 1991-03-13 |
-
1989
- 1989-11-01 JP JP1989127193U patent/JPH078044Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0366654U (ja) | 1991-06-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |