JPH0780291A - 排気ガス浄化用耐熱性hc吸着部材 - Google Patents
排気ガス浄化用耐熱性hc吸着部材Info
- Publication number
- JPH0780291A JPH0780291A JP5229941A JP22994193A JPH0780291A JP H0780291 A JPH0780291 A JP H0780291A JP 5229941 A JP5229941 A JP 5229941A JP 22994193 A JP22994193 A JP 22994193A JP H0780291 A JPH0780291 A JP H0780291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zeolite
- heat
- zsm
- modified
- unmodified
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性を有し、HC吸着能の高い排気ガス浄
化用HC吸着部材を提供する。 【構成】 HC吸着部材41 は、コージエライト製ハニ
カム1の各セル2内面に、耐熱性改質ZSM−5ゼオラ
イトより構成されたHC吸着層3を有する。改質ZSM
−5ゼオライトは未改質ZSM−5ゼオライトに脱Al
処理を施して得られる。未改質ZSM−5ゼオライトの
SiO2 /Al2 O3 モル比をMr1としたとき、改質
ZSM−5ゼオライトのSiO2 /Al2 O3 モル比M
r2はMr2≧1.2Mr1であり、また改質ZSM−
5ゼオライトは未改質ZSM−5ゼオライトが持つ基本
骨格構造を備えている。
化用HC吸着部材を提供する。 【構成】 HC吸着部材41 は、コージエライト製ハニ
カム1の各セル2内面に、耐熱性改質ZSM−5ゼオラ
イトより構成されたHC吸着層3を有する。改質ZSM
−5ゼオライトは未改質ZSM−5ゼオライトに脱Al
処理を施して得られる。未改質ZSM−5ゼオライトの
SiO2 /Al2 O3 モル比をMr1としたとき、改質
ZSM−5ゼオライトのSiO2 /Al2 O3 モル比M
r2はMr2≧1.2Mr1であり、また改質ZSM−
5ゼオライトは未改質ZSM−5ゼオライトが持つ基本
骨格構造を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の排気系統に
用いられる排気ガス浄化用耐熱性HC(炭化水素)吸着
部材に関する。
用いられる排気ガス浄化用耐熱性HC(炭化水素)吸着
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気系統に配設される排気ガス
浄化用触媒としては種々の構成を有するものが知られて
いる。しかしながら、一般の排気ガス浄化用触媒は排気
ガスの温度が高い領域、例えば約180℃以上において
酸化による浄化能を発揮するものであるから、エンジン
始動直後の低温で、且つHCを高濃度に含む排気ガスに
対しては浄化能が極めて低い。
浄化用触媒としては種々の構成を有するものが知られて
いる。しかしながら、一般の排気ガス浄化用触媒は排気
ガスの温度が高い領域、例えば約180℃以上において
酸化による浄化能を発揮するものであるから、エンジン
始動直後の低温で、且つHCを高濃度に含む排気ガスに
対しては浄化能が極めて低い。
【0003】そこで、低温排気ガス中のHCを捕えるべ
く、ゼオライトよりなるHC吸着部材を触媒よりも排気
系統の上流側に配設したものが知られている(例えば、
特開平2−25327号公報参照)。
く、ゼオライトよりなるHC吸着部材を触媒よりも排気
系統の上流側に配設したものが知られている(例えば、
特開平2−25327号公報参照)。
【0004】ところが、ゼオライトは排気ガス中の水分
を優先的に吸着し、この水分吸着の進行に伴いHCに対
する吸着能が大幅に減退する、といった問題があった。
を優先的に吸着し、この水分吸着の進行に伴いHCに対
する吸着能が大幅に減退する、といった問題があった。
【0005】この問題に対処するため、ゼオライトの前
記性質に着目して、ゼオライトの一種であるモルデナイ
トを水分吸着部材として用い、これと、ZSM−5ゼオ
ライトを主体としたHC吸着部材とを組合わせたものが
開発されている(例えば、特開平5−96182号公報
参照)。
記性質に着目して、ゼオライトの一種であるモルデナイ
トを水分吸着部材として用い、これと、ZSM−5ゼオ
ライトを主体としたHC吸着部材とを組合わせたものが
開発されている(例えば、特開平5−96182号公報
参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】排気系統を流れる排気
ガスの温度は、一般に1000℃程度となるため、水分
吸着部材およびHC吸着部材には前記温度に対応し得る
耐熱性が要求される。
ガスの温度は、一般に1000℃程度となるため、水分
吸着部材およびHC吸着部材には前記温度に対応し得る
耐熱性が要求される。
【0007】しかしながら、従来一般のモルデナイトお
よびZSM−5ゼオライトの耐熱温度は700℃程度で
あり、したがって従来の水分吸着部材およびHC吸着部
材は、前記排気ガス温度下では極めて耐久性が乏しく、
実用性に欠ける、といった問題がある。
よびZSM−5ゼオライトの耐熱温度は700℃程度で
あり、したがって従来の水分吸着部材およびHC吸着部
材は、前記排気ガス温度下では極めて耐久性が乏しく、
実用性に欠ける、といった問題がある。
【0008】本発明は前記に鑑み、疎水性を高めること
によって良好なHC吸着能を発揮し、また1000℃程
度の耐熱温度を備えた改質ゼオライトを有する前記HC
吸着部材を提供することを目的とする。
によって良好なHC吸着能を発揮し、また1000℃程
度の耐熱温度を備えた改質ゼオライトを有する前記HC
吸着部材を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る排気ガス浄
化用耐熱性HC吸着部材は、未改質ゼオライトに脱Al
処理を施して得られた耐熱性改質ゼオライトを有し、前
記未改質ゼオライトのSiO2 /Al2 O3 モル比をM
r1としたとき、前記改質ゼオライトのSiO 2 /Al
2 O3 モル比Mr2はMr2≧1.2Mr1であり、ま
た前記改質ゼオライトは前記未改質ゼオライトが持つ基
本骨格構造を備えていることを特徴とする。
化用耐熱性HC吸着部材は、未改質ゼオライトに脱Al
処理を施して得られた耐熱性改質ゼオライトを有し、前
記未改質ゼオライトのSiO2 /Al2 O3 モル比をM
r1としたとき、前記改質ゼオライトのSiO 2 /Al
2 O3 モル比Mr2はMr2≧1.2Mr1であり、ま
た前記改質ゼオライトは前記未改質ゼオライトが持つ基
本骨格構造を備えていることを特徴とする。
【0010】
【作用】改質ゼオライトのSiO2 /Al2 O3 モル比
Mr2を、脱Al処理によって前記のように調整する
と、その疎水性が高められ、また未改質ゼオライトが持
つ基本骨格構造を備えている上でAl離脱による比表面
積の拡張が図られていることから、その特性である吸着
能が増進される。これにより改質ゼオライトは、水分存
在下においても良好なHC吸着能を発揮する。
Mr2を、脱Al処理によって前記のように調整する
と、その疎水性が高められ、また未改質ゼオライトが持
つ基本骨格構造を備えている上でAl離脱による比表面
積の拡張が図られていることから、その特性である吸着
能が増進される。これにより改質ゼオライトは、水分存
在下においても良好なHC吸着能を発揮する。
【0011】さらに前記基本骨格構造を備えると共に前
記SiO2 /Al2 O3 モル比Mr2を有するように脱
Al処理を行うと、改質ゼオライトの結晶性を向上さ
せ、また熱分解生成物の核の発生を抑制し得るので、そ
の耐熱温度を1000℃程度に高めることができる。
記SiO2 /Al2 O3 モル比Mr2を有するように脱
Al処理を行うと、改質ゼオライトの結晶性を向上さ
せ、また熱分解生成物の核の発生を抑制し得るので、そ
の耐熱温度を1000℃程度に高めることができる。
【0012】ただし、SiO2 /Al2 O3 モル比Mr
2がMr2<1.2Mr1では疎水性が低く、また比表
面積拡張程度も小さいので、HC吸着能が低下し、その
上結晶性向上効果および前記核の発生抑制効果も不十分
であることから耐熱温度も800℃程度となる。
2がMr2<1.2Mr1では疎水性が低く、また比表
面積拡張程度も小さいので、HC吸着能が低下し、その
上結晶性向上効果および前記核の発生抑制効果も不十分
であることから耐熱温度も800℃程度となる。
【0013】
〔実施例1〕 A.改質ZSM−5ゼオライトの製造およびその耐熱性
について 改質ZSM−5ゼオライトは、未改質ZSM−5ゼオラ
イトに所定の改質処理を施して製造され、この処理中に
未改質ZSM−5ゼオライトから不純物が除去されると
共にそのゼオライトにおいて脱Al化が発生する。
について 改質ZSM−5ゼオライトは、未改質ZSM−5ゼオラ
イトに所定の改質処理を施して製造され、この処理中に
未改質ZSM−5ゼオライトから不純物が除去されると
共にそのゼオライトにおいて脱Al化が発生する。
【0014】改質処理は次のような手順で行われた。
(a)未改質ZSM−5ゼオライトを、水を入れた処理
槽中に投入して12規定のHClを徐々に加え、また溶
液を加熱して所定温度で、且つ所定規定度のHCl溶液
にした。(b)この温度下に未改質ZSM−5ゼオライ
トを所定時間保持し、同時にHCl溶液を攪拌した。こ
の場合、処理槽に冷却塔を付設してHCl溶液の濃度を
前記規定度に維持した。(c)所定規定度のHCl溶液
を室温まで冷却した。(d)このようにして得られた改
質ZSM−5ゼオライトを処理槽中より取出して、pH
5以上になるまで純水で洗浄し、次いで乾燥した。
(a)未改質ZSM−5ゼオライトを、水を入れた処理
槽中に投入して12規定のHClを徐々に加え、また溶
液を加熱して所定温度で、且つ所定規定度のHCl溶液
にした。(b)この温度下に未改質ZSM−5ゼオライ
トを所定時間保持し、同時にHCl溶液を攪拌した。こ
の場合、処理槽に冷却塔を付設してHCl溶液の濃度を
前記規定度に維持した。(c)所定規定度のHCl溶液
を室温まで冷却した。(d)このようにして得られた改
質ZSM−5ゼオライトを処理槽中より取出して、pH
5以上になるまで純水で洗浄し、次いで乾燥した。
【0015】表1は、例1〜3の改質ZSM−5ゼオラ
イトを得るための改質処理条件、即ち、HCl溶液の到
達温度および到達規定度ならびにその到達温度下におけ
る保持時間を示す。
イトを得るための改質処理条件、即ち、HCl溶液の到
達温度および到達規定度ならびにその到達温度下におけ
る保持時間を示す。
【0016】
【表1】
【0017】また比較例として、未改質ZSM−5ゼオ
ライトに90℃、10時間の水熱処理を施して改質ZS
M−5ゼオライトを得た。
ライトに90℃、10時間の水熱処理を施して改質ZS
M−5ゼオライトを得た。
【0018】表2は、未改質ZSM−5ゼオライトのS
iO2 /Al2 O3 モル比Mr1、例1〜3および比較
例のSiO2 /Al2 O3 モル比Mr2、それらの比な
らびに脱Al率を示す。
iO2 /Al2 O3 モル比Mr1、例1〜3および比較
例のSiO2 /Al2 O3 モル比Mr2、それらの比な
らびに脱Al率を示す。
【0019】
【表2】
【0020】図1は未改質ZSM−5ゼオライト、図2
は例2、図3は比較例に関するX線回折結果をそれぞれ
示す。
は例2、図3は比較例に関するX線回折結果をそれぞれ
示す。
【0021】図1と図2,図3とを比較すると、各結晶
面におけるX線反射強度I(cps)は、図1〜図3に
ついて略同一であり、したがって前記改質処理は、ZS
M−5ゼオライトの基本骨格構造を破壊することなく、
Alの離脱について進行した、といえる。
面におけるX線反射強度I(cps)は、図1〜図3に
ついて略同一であり、したがって前記改質処理は、ZS
M−5ゼオライトの基本骨格構造を破壊することなく、
Alの離脱について進行した、といえる。
【0022】例1〜3、比較例および未改質ZSM−5
ゼオライトについて、大気中、加熱温度600〜110
0℃、加熱時間 18時間の条件で熱劣化テストを行
い、次いで、例1等についてCu−Kα線による粉末X
線回折を行って熱による結晶の破壊状態を(200)面
/(020)面に関し観察したところ、表3の結果を得
た。
ゼオライトについて、大気中、加熱温度600〜110
0℃、加熱時間 18時間の条件で熱劣化テストを行
い、次いで、例1等についてCu−Kα線による粉末X
線回折を行って熱による結晶の破壊状態を(200)面
/(020)面に関し観察したところ、表3の結果を得
た。
【0023】表3において、「○」印は、テスト後にお
いてもX線反射強度に変化がなかった場合を示し、また
「△」印はテスト後におけるX線反射強度の低下率が1
0%未満である場合を示し、さらに「×」印はテスト後
におけるX線反射強度の低下率が10%以上である場合
を示す。
いてもX線反射強度に変化がなかった場合を示し、また
「△」印はテスト後におけるX線反射強度の低下率が1
0%未満である場合を示し、さらに「×」印はテスト後
におけるX線反射強度の低下率が10%以上である場合
を示す。
【0024】
【表3】
【0025】表3から明らかなように、例1〜3は10
00℃の耐熱温度を有するが、未改質ZSM−5ゼオラ
イトの耐熱温度は700℃、またMr2<1.2Mr1
である比較例のそれは800℃である。したがって、例
1〜3は優れた耐熱性を有することが判る。
00℃の耐熱温度を有するが、未改質ZSM−5ゼオラ
イトの耐熱温度は700℃、またMr2<1.2Mr1
である比較例のそれは800℃である。したがって、例
1〜3は優れた耐熱性を有することが判る。
【0026】また例1〜3、比較例および未改質ZSM
−5ゼオライトを大気中、900℃に保持し、その保持
時間と例1等の比表面積との関係を求めたところ、図4
の結果を得た。
−5ゼオライトを大気中、900℃に保持し、その保持
時間と例1等の比表面積との関係を求めたところ、図4
の結果を得た。
【0027】図4から明らかなように、例1〜3はその
優れた耐熱性に起因して塊状化が抑制されるため、比表
面積の減少率は34%程度であって、900℃の高温下
に曝されてもその吸着能の減退は僅かであるが、比較例
および未改質ZSM−5ゼオライトの場合、比表面積の
減少率は約80%以上であって、900℃の高温下曝露
により吸着能が大幅に減退するものである。
優れた耐熱性に起因して塊状化が抑制されるため、比表
面積の減少率は34%程度であって、900℃の高温下
に曝されてもその吸着能の減退は僅かであるが、比較例
および未改質ZSM−5ゼオライトの場合、比表面積の
減少率は約80%以上であって、900℃の高温下曝露
により吸着能が大幅に減退するものである。
【0028】B.改質ZSM−5ゼオライトのHC吸着
能について (1)例1〜3、比較例および未改質ZSM−5ゼオラ
イトのプロピレンガス(C3 H6 )に対する吸着能を、
室温下にてポロシメータを用いて測定したところ表4の
結果を得た。この場合、プロピレンガスの純度は99.
8%、吸着平衡時間は300秒、吸着温度は303Kで
あった。
能について (1)例1〜3、比較例および未改質ZSM−5ゼオラ
イトのプロピレンガス(C3 H6 )に対する吸着能を、
室温下にてポロシメータを用いて測定したところ表4の
結果を得た。この場合、プロピレンガスの純度は99.
8%、吸着平衡時間は300秒、吸着温度は303Kで
あった。
【0029】
【表4】
【0030】表4から、例1〜3は、比較例および未改
質ZSM−5ゼオライトよりも高いHC吸着能を有する
ことが判る。
質ZSM−5ゼオライトよりも高いHC吸着能を有する
ことが判る。
【0031】(2)例2の改質ZSM−5ゼオライトの
スラリを調製し、そのスラリにコージエライト製ハニカ
ムを浸漬して、図5に示すようにハニカム1の各セル2
内面に改質ZSM−5ゼオライトよりなるHC吸着層3
を形成し、次いで乾燥する、といった方法を採用して、
ハニカム1とHC吸着層3とよりなり、且つそのHC吸
着層3の厚さ、したがって改質ZSM−5ゼオライトの
担持量(g/リットル)を異にする複数のHC吸着部材
41 を製作した。
スラリを調製し、そのスラリにコージエライト製ハニカ
ムを浸漬して、図5に示すようにハニカム1の各セル2
内面に改質ZSM−5ゼオライトよりなるHC吸着層3
を形成し、次いで乾燥する、といった方法を採用して、
ハニカム1とHC吸着層3とよりなり、且つそのHC吸
着層3の厚さ、したがって改質ZSM−5ゼオライトの
担持量(g/リットル)を異にする複数のHC吸着部材
41 を製作した。
【0032】また、図6に示すように、下層が改質ZS
M−5ゼオライトより構成されたHC吸着層3であり、
また上層が耐熱性無機材料より構成された多孔質の水分
吸着層5である二層構造を備えた複数のHC吸着部材4
2 を製作した。この場合、各HC吸着部材41 における
改質ZSM−5ゼオライトの担持量は前記同様に異なっ
ている。
M−5ゼオライトより構成されたHC吸着層3であり、
また上層が耐熱性無機材料より構成された多孔質の水分
吸着層5である二層構造を備えた複数のHC吸着部材4
2 を製作した。この場合、各HC吸着部材41 における
改質ZSM−5ゼオライトの担持量は前記同様に異なっ
ている。
【0033】耐熱性無機材料としては、水分吸着能を有
するγ−アルミナ粒子が用いられ、そのスラリにHC吸
着層3を有するハニカム1を浸漬し、乾燥する、といっ
た方法で各水分吸着層5を形成した。水分吸着層5の担
持量は7〜130g/リットルが適当であり、実施例で
は20g/リットル(厚さにして約30μm)であっ
た。
するγ−アルミナ粒子が用いられ、そのスラリにHC吸
着層3を有するハニカム1を浸漬し、乾燥する、といっ
た方法で各水分吸着層5を形成した。水分吸着層5の担
持量は7〜130g/リットルが適当であり、実施例で
は20g/リットル(厚さにして約30μm)であっ
た。
【0034】またテスト用ガスとして、体積比率で、1
0%H2 O、400ppm C3 H6 、0.5%CO、50
0ppm NO、0.17%H2 、14%CO2 、0.5%
O2および残部N2 よりなるガスを調製した。
0%H2 O、400ppm C3 H6 、0.5%CO、50
0ppm NO、0.17%H2 、14%CO2 、0.5%
O2および残部N2 よりなるガスを調製した。
【0035】そして、室温下のテスト用ガスを、各HC
吸着部材41 ,42 のハニカム1内に流量 25000
ml/min の条件で30秒間流通させて各HC吸着層3に
よるHC吸着率を測定した。
吸着部材41 ,42 のハニカム1内に流量 25000
ml/min の条件で30秒間流通させて各HC吸着層3に
よるHC吸着率を測定した。
【0036】図7は、各HC吸着部材41 ,42 におけ
る改質ZSM−5ゼオライトの担持量とHC吸着率との
関係を示す。
る改質ZSM−5ゼオライトの担持量とHC吸着率との
関係を示す。
【0037】図7から、改質ZSM−5ゼオライトの担
持量の増加に伴いHC吸着率が向上することが判る。
持量の増加に伴いHC吸着率が向上することが判る。
【0038】また水分吸着層5を有するHC吸着部材4
2 の方が、それを持たないHC吸着部材41 よりもHC
吸着率が約1.5倍向上している。これは、テスト用ガ
ス中の水分が水分吸着層5によって捕えられるためHC
吸着層3の能力減退が極力抑制されることに起因する。
なお、水分吸着層5の厚さはHC吸着層3の機能にそれ
程影響を与えない。
2 の方が、それを持たないHC吸着部材41 よりもHC
吸着率が約1.5倍向上している。これは、テスト用ガ
ス中の水分が水分吸着層5によって捕えられるためHC
吸着層3の能力減退が極力抑制されることに起因する。
なお、水分吸着層5の厚さはHC吸着層3の機能にそれ
程影響を与えない。
【0039】前記同様にHC吸着率の向上を狙って、改
質ZSM−5ゼオライトを粒状に形成し、その改質ZS
M−5ゼオライトの表面を、γ−アルミナ粒子等の耐熱
性無機材料より構成された多孔質の水分吸着層により被
覆することも可能である。
質ZSM−5ゼオライトを粒状に形成し、その改質ZS
M−5ゼオライトの表面を、γ−アルミナ粒子等の耐熱
性無機材料より構成された多孔質の水分吸着層により被
覆することも可能である。
【0040】C.HC酸化能を有するHC吸着部材につ
いて HC吸着層3のみを持つHC吸着部材41 において、そ
の改質ZSM−5ゼオライトに、白金族、したがってR
u、Rh、Pd、Os、Ir、Ptから選択される少な
くとも一種の触媒用金属を担持させると、HC吸着部材
41 にHC酸化能も具備させることが可能である。
いて HC吸着層3のみを持つHC吸着部材41 において、そ
の改質ZSM−5ゼオライトに、白金族、したがってR
u、Rh、Pd、Os、Ir、Ptから選択される少な
くとも一種の触媒用金属を担持させると、HC吸着部材
41 にHC酸化能も具備させることが可能である。
【0041】同様に、HC吸着層3および水分吸着層5
を有するHC吸着部材42 において、その改質ZSM−
5ゼオライトまたは耐熱性無機材料の少なくとも一方に
前記触媒用金属を担持させてもよい。
を有するHC吸着部材42 において、その改質ZSM−
5ゼオライトまたは耐熱性無機材料の少なくとも一方に
前記触媒用金属を担持させてもよい。
【0042】これを証明すべく、例2の改質ZSM−5
ゼオライト80gに、硫酸パラジウム溶液を用いた含浸
法を適用することによって3gのPdを担持させた。比
較のため、未改質ZSM−5ゼオライト80gに同様の
方法で3gのPdを担持させた。
ゼオライト80gに、硫酸パラジウム溶液を用いた含浸
法を適用することによって3gのPdを担持させた。比
較のため、未改質ZSM−5ゼオライト80gに同様の
方法で3gのPdを担持させた。
【0043】Pdを担持した改質ZSM−5ゼオライト
および未改質ZSM−5ゼオライトを用いて次のような
HC浄化テストを行ったところ、図8の結果を得た。
および未改質ZSM−5ゼオライトを用いて次のような
HC浄化テストを行ったところ、図8の結果を得た。
【0044】HC浄化テストは、前記と同一組成のテス
ト用ガスを、25gのPd担持改質または未改質ZSM
−5ゼオライトを充填した常圧固定床反応管内に流量2
5000ml/min で流通させると共にテスト用ガスの温
度を常温〜400℃まで12〜12.5℃/sec で昇温
させ、この間のHC浄化率を測定することによって行わ
れた。
ト用ガスを、25gのPd担持改質または未改質ZSM
−5ゼオライトを充填した常圧固定床反応管内に流量2
5000ml/min で流通させると共にテスト用ガスの温
度を常温〜400℃まで12〜12.5℃/sec で昇温
させ、この間のHC浄化率を測定することによって行わ
れた。
【0045】図8において、ガス温度約180℃を境に
して、それよりも低温側では主としてHC吸着による浄
化が行われ、一方、高温側では主としてHC酸化による
浄化が行われる。図8より、Pd担持改質ZSM−5ゼ
オライトを用いると、低温側でのHC吸着と高温側での
HC酸化とを高レベルで実現し得ることが明らかであ
る。
して、それよりも低温側では主としてHC吸着による浄
化が行われ、一方、高温側では主としてHC酸化による
浄化が行われる。図8より、Pd担持改質ZSM−5ゼ
オライトを用いると、低温側でのHC吸着と高温側での
HC酸化とを高レベルで実現し得ることが明らかであ
る。
【0046】〔実施例2〕 A.改質モルデナイトの製造およびその耐熱性について 未改質モルデナイトに実施例1と同様の改質処理を施し
て改質モルデナイトを製造した。
て改質モルデナイトを製造した。
【0047】表5は、改質モルデナイトを得るための改
質処理条件を示す。
質処理条件を示す。
【0048】
【表5】
【0049】表6は、未改質モルデナイトのSiO2 /
Al2 O3 モル比Mr1、改質モルデナイトのSiO2
/Al2 O3 モル比Mr2、それらの比および脱Al率
を示す。
Al2 O3 モル比Mr1、改質モルデナイトのSiO2
/Al2 O3 モル比Mr2、それらの比および脱Al率
を示す。
【0050】
【表6】
【0051】未改質および改質モルデナイトについてX
線回折を行ったところ、実施例1同様に前記改質処理は
モルデナイトの基本骨格構造を破壊することなく、Al
の離脱について進行する、ということが確認された。
線回折を行ったところ、実施例1同様に前記改質処理は
モルデナイトの基本骨格構造を破壊することなく、Al
の離脱について進行する、ということが確認された。
【0052】未改質および改質モルデナイトについて、
実施例1同様の熱劣化テストを行ったところ、改質モル
デナイトは1000℃の耐熱温度を有するが、未改質モ
ルデナイトの耐熱温度は700℃であることが判明し
た。
実施例1同様の熱劣化テストを行ったところ、改質モル
デナイトは1000℃の耐熱温度を有するが、未改質モ
ルデナイトの耐熱温度は700℃であることが判明し
た。
【0053】B.HC酸化能を有するHC吸着部材につ
いて 実施例1同様に改質モルデナイト80gに、硫酸パラジ
ウム溶液を用いた含浸法を適用することによって3gの
Pdを担持させた。比較のため、未改質モルデナイト8
0gに同様の方法で3gのPdを担持させた。
いて 実施例1同様に改質モルデナイト80gに、硫酸パラジ
ウム溶液を用いた含浸法を適用することによって3gの
Pdを担持させた。比較のため、未改質モルデナイト8
0gに同様の方法で3gのPdを担持させた。
【0054】Pdを担持した改質モルデナイトおよび未
改質モルデナイトを用いて実施例1と同様のHC浄化テ
ストを行ったところ、図9の結果を得た。図9より、P
d担持改質モルデナイトの場合、低温側でのHC吸着能
がPd担持未改質モルデナイトに比べて優れていること
が明らかであり、また当然に高温側では良好なHC酸化
能を発揮する。
改質モルデナイトを用いて実施例1と同様のHC浄化テ
ストを行ったところ、図9の結果を得た。図9より、P
d担持改質モルデナイトの場合、低温側でのHC吸着能
がPd担持未改質モルデナイトに比べて優れていること
が明らかであり、また当然に高温側では良好なHC酸化
能を発揮する。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記のよ
うに特定された改質ゼオライトを用いることによって、
耐熱性を有し、且つHC吸着能の高いHC吸着部材を提
供することができる。
うに特定された改質ゼオライトを用いることによって、
耐熱性を有し、且つHC吸着能の高いHC吸着部材を提
供することができる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、前記効果に
加え、HC酸化能を有するHC吸着部材を提供すること
ができる。
加え、HC酸化能を有するHC吸着部材を提供すること
ができる。
【0057】請求項3,4記載の発明によれば、耐熱性
を有し、且つHC吸着能を一層向上させたHC吸着部材
を提供することができる。
を有し、且つHC吸着能を一層向上させたHC吸着部材
を提供することができる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、請求項3,
4記載の発明の効果に加えて、HC酸化能を有するHC
吸着部材を提供することができる。
4記載の発明の効果に加えて、HC酸化能を有するHC
吸着部材を提供することができる。
【図1】未改質ZSM−5ゼオライトのX線回折図であ
る。
る。
【図2】例2に係る改質ZSM−5ゼオライトのX線回
折図である。
折図である。
【図3】比較例に係る改質ZSM−5ゼオライトのX線
回折図である。
回折図である。
【図4】保持時間と比表面積との関係を示すグラフであ
る。
る。
【図5】HC吸着部材の一実施例を示す要部断面図であ
る。
る。
【図6】HC吸着部材の他の実施例を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図7】改質ZSM−5ゼオライト担持量とHC吸着率
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図8】ガス温度とHC浄化率との関係の一例を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図9】ガス温度とHC浄化率との関係の他例を示すグ
ラフである。
ラフである。
1 ハニカム 2 セル 3 HC吸着層 41 ,42 HC吸着部材 5 水分吸着層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、図6に示すように、下層が改質ZS
M−5ゼオライトより構成されたHC吸着層3であり、
また上層が耐熱性無機材料より構成された多孔質の水分
吸着層5である二層構造を備えた複数のHC吸着部材4
2 を製作した。この場合、各HC吸着部材42 における
改質ZSM−5ゼオライトの担持量は前記同様に異なっ
ている。
M−5ゼオライトより構成されたHC吸着層3であり、
また上層が耐熱性無機材料より構成された多孔質の水分
吸着層5である二層構造を備えた複数のHC吸着部材4
2 を製作した。この場合、各HC吸着部材42 における
改質ZSM−5ゼオライトの担持量は前記同様に異なっ
ている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/86 ZAB 53/94 B01D 53/36 104 Z (72)発明者 藤澤 義和 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 福田 薫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 杉山 知己 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 未改質ゼオライトに脱Al処理を施して
得られた耐熱性改質ゼオライトを有し、前記未改質ゼオ
ライトのSiO2 /Al2 O3 モル比をMr1としたと
き、前記改質ゼオライトのSiO2 /Al2 O3 モル比
Mr2はMr2≧1.2Mr1であり、また前記改質ゼ
オライトは前記未改質ゼオライトが持つ基本骨格構造を
備えていることを特徴とする排気ガス浄化用耐熱性HC
吸着部材。 - 【請求項2】 前記改質ゼオライトに、白金族から選択
される少なくとも一種の触媒用金属を担持させた、請求
項1記載の排気ガス浄化用耐熱性HC吸着部材。 - 【請求項3】 前記改質ゼオライトは、二層構造の下層
であるHC吸着層を構成し、上層は耐熱性無機材料より
構成された多孔質の水分吸着層である、請求項1記載の
排気ガス浄化用耐熱性HC吸着部材。 - 【請求項4】 前記改質ゼオライトは粒状に形成され、
その改質ゼオライトの表面は耐熱性無機材料より構成さ
れた多孔質の水分吸着層により被覆されている、請求項
1記載の排気ガス浄化用耐熱性HC吸着部材。 - 【請求項5】 前記改質ゼオライトまたは前記耐熱性無
機材料の少なくとも一方に、白金族から選択される少な
くとも一種の触媒用金属を担持させた、請求項3または
4記載の排気ガス浄化用耐熱性HC吸着部材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229941A JPH0780291A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 排気ガス浄化用耐熱性hc吸着部材 |
DE4433120A DE4433120B4 (de) | 1993-09-16 | 1994-09-16 | Wärmefester Katalysator zur Abgasemisssionsbegrenzung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229941A JPH0780291A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 排気ガス浄化用耐熱性hc吸着部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0780291A true JPH0780291A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16900123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5229941A Pending JPH0780291A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 排気ガス浄化用耐熱性hc吸着部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0780291A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011235285A (ja) * | 2005-11-01 | 2011-11-24 | Johnson Matthey Plc | 有機物質に由来する揮発性有機化合物の吸着 |
JP2012532007A (ja) * | 2009-07-02 | 2012-12-13 | ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニー | 有機物質由来の揮発性有機化合物の吸着 |
CN110372004A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-10-25 | 中国石油大学(北京) | 一种zsm-5分子筛微观铝分布的调控方法及应用 |
JP2022083429A (ja) * | 2020-11-24 | 2022-06-03 | コリア ユニバーシティ リサーチ アンド ビジネス ファウンデーション | ガス吸着部および補強部を含む炭化水素吸脱着複合体およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5229941A patent/JPH0780291A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011235285A (ja) * | 2005-11-01 | 2011-11-24 | Johnson Matthey Plc | 有機物質に由来する揮発性有機化合物の吸着 |
USRE44125E1 (en) | 2005-11-01 | 2013-04-02 | Johnson Matthey Public Limited Company | Adsorption of volatile organic compounds derived from organic matter |
US8480794B2 (en) | 2005-11-01 | 2013-07-09 | Johnson Matthey Public Limited Company | Adsorption of volatile organic compounds derived from organic matter |
US9186649B2 (en) | 2005-11-01 | 2015-11-17 | Anglo Platinum Marketing Limited | Adsorption of volatile organic compounds derived from organic matter |
JP2012532007A (ja) * | 2009-07-02 | 2012-12-13 | ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニー | 有機物質由来の揮発性有機化合物の吸着 |
US8900348B2 (en) | 2009-07-02 | 2014-12-02 | Johnson Matthey Public Limited Company | Adsorption of volatile organic compounds derived from organic matter |
JP2016040035A (ja) * | 2009-07-02 | 2016-03-24 | アングロ プラチナム マーケティング リミテッド | 有機物質由来の揮発性有機化合物の吸着 |
CN110372004A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-10-25 | 中国石油大学(北京) | 一种zsm-5分子筛微观铝分布的调控方法及应用 |
CN110372004B (zh) * | 2019-07-29 | 2021-06-29 | 中国石油大学(北京) | 一种zsm-5分子筛微观铝分布的调控方法及应用 |
JP2022083429A (ja) * | 2020-11-24 | 2022-06-03 | コリア ユニバーシティ リサーチ アンド ビジネス ファウンデーション | ガス吸着部および補強部を含む炭化水素吸脱着複合体およびその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4319222B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒と排ガスの浄化方法 | |
US5292696A (en) | Hydrocarbon adsorbing body | |
EP1249266B1 (en) | Exhaust gas emission control catalyst | |
JPH0796183A (ja) | Hc浄化部材 | |
JPH0780291A (ja) | 排気ガス浄化用耐熱性hc吸着部材 | |
JP6508633B2 (ja) | アンモニアの酸化のための触媒 | |
JP3176146B2 (ja) | 排ガス中の炭化水素類浄化用吸着材 | |
US5843392A (en) | Catalyst system of the structured type | |
EP1059263B1 (en) | Selective removing method of carbon monoxide | |
US6528032B1 (en) | Selective removing method of carbon monoxide | |
JP3546547B2 (ja) | 排気ガス浄化装置用hc吸着剤およびその製造方法 | |
JPH04363138A (ja) | 酸化触媒 | |
JPH06327978A (ja) | 排気ガス浄化用触媒 | |
JP3794035B2 (ja) | 内燃機関の排気ガス浄化用触媒 | |
JPH02293050A (ja) | 排気浄化用触媒 | |
JPH11226391A (ja) | 排ガス浄化用ゼオライト及びその製造方法 | |
JPH081006A (ja) | 排ガス浄化用触媒とその製造方法 | |
JPH0999207A (ja) | 耐水熱性分子篩及びそれを用いた炭化水素吸着材 | |
JP3669640B2 (ja) | 排気ガス浄化用触媒およびその製造方法 | |
EP1129774A1 (en) | Adsorbent for hydrocarbon and catalyst for exhaust gas purification | |
DE4433120A1 (de) | Wärmefester Kohlenwasserstoff-Adsorber zur Abgasemisssionsbegrenzung | |
JP3052035B2 (ja) | ゼオライト製hc吸着材の製造方法 | |
JP2000024503A (ja) | 排ガス浄化用触媒 | |
JP3330623B2 (ja) | 排気ガス浄化用触媒 | |
JPH04193347A (ja) | 排気ガス浄化触媒 |