JPH078027Y2 - 機能性吸水材料 - Google Patents
機能性吸水材料Info
- Publication number
- JPH078027Y2 JPH078027Y2 JP1988105050U JP10505088U JPH078027Y2 JP H078027 Y2 JPH078027 Y2 JP H078027Y2 JP 1988105050 U JP1988105050 U JP 1988105050U JP 10505088 U JP10505088 U JP 10505088U JP H078027 Y2 JPH078027 Y2 JP H078027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- absorbing material
- functional
- functional water
- absorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は吸水性材料に関するもので、特に多数の機能性
微粒子に微粒子状の吸水性樹脂を付着させたことを特徴
とする機能性吸水材料に関するものである。
微粒子に微粒子状の吸水性樹脂を付着させたことを特徴
とする機能性吸水材料に関するものである。
従来技術 アクリル系樹脂等の高吸水性樹脂を利用した高吸水性材
料は、これまでにも各種の分野で利用されて来ている
が、その吸水速度と保水性とに問題があることは周知の
通りである。
料は、これまでにも各種の分野で利用されて来ている
が、その吸水速度と保水性とに問題があることは周知の
通りである。
考案が解決しようとする問題点 従って本考案の目的はこれらの高吸水性樹脂を使用した
吸水性材料の吸水速度を著しく増大させ、同時にその機
能性、保水性の向上をはかることである。
吸水性材料の吸水速度を著しく増大させ、同時にその機
能性、保水性の向上をはかることである。
問題点を解決するための手段 すなわち、本考案は機能性成分を包含する多数の微粒子
状支持体の表面に繊維状の多数の吸水性樹脂を付着させ
たことを特徴とする機能性吸水材料に関するものであっ
て、吸水性樹脂材料をそのままで使用するものではな
く、機能性成分を含む微粒子状支持体周囲表面に付着さ
せその表面積を増大させると共に支持体細片間に多数の
空隙を形成させることによって保水性すなわち、吸収水
分量の増大と機能性の向上をはかるものである。
状支持体の表面に繊維状の多数の吸水性樹脂を付着させ
たことを特徴とする機能性吸水材料に関するものであっ
て、吸水性樹脂材料をそのままで使用するものではな
く、機能性成分を含む微粒子状支持体周囲表面に付着さ
せその表面積を増大させると共に支持体細片間に多数の
空隙を形成させることによって保水性すなわち、吸収水
分量の増大と機能性の向上をはかるものである。
図面は本考案の一例を示した模式的断面図であって、1
は機能性成分を含有する微粉末状多孔質支持体、2は1
の表面に接着剤等によって付着させた微粒子状高吸水性
樹脂、3は多数の微粉末支持体間に形成される空隙であ
る。多孔質支持体細線片は一般に吸水性樹脂とは異なっ
た材料からなるもので、通常水不溶性材料で構成される
が水溶性材料でもよく、その形状も球状、繊維状、その
他各種のプラスチック廃棄物を利用して細断した不規則
形状のものでもよい。材料もまた特別の場合には支持体
材料が吸水性樹脂自体の場合もあるが、殺菌成分を含有
させた無機性材料を使用した場合には水を吸収した際の
吸水材料のゲル化による形くずれのない寸法安定性に優
れた包帯、シーツ、衛生材料等各種の機能性成形製品が
得られる。生鮮魚類や野菜、果物類の保存剤として使用
する場合には水、ドライアイス等の破砕細片との混用
や、適量水分の含有による保水剤としての材料も要求さ
れるためゲル化による形くずれの恐れのない断熱性の不
溶性微細化材料がよく、廃水処理用凝集剤の場合には生
石灰等の無機系の水溶性材料が使用される場合もあり、
さらに、肥料、土壌改良剤にはキトサン、木酢、鶏糞等
の微生物培養成分を含有させたゼオライト、珪石等の水
不溶性多孔質材料を使用してもよい。また、固型香料、
切花、接木材料、移植用植木鉢材料等の成型保水剤とし
て使用される場合には必要殺菌栄養成分を含む多孔性材
料がよく、また土木用吸水排水剤や反転型脱水セラミッ
クフィルターや建材用結露防止剤として使用される場合
には成型保水剤と同様に水不溶性材料を使用することが
望ましい。
は機能性成分を含有する微粉末状多孔質支持体、2は1
の表面に接着剤等によって付着させた微粒子状高吸水性
樹脂、3は多数の微粉末支持体間に形成される空隙であ
る。多孔質支持体細線片は一般に吸水性樹脂とは異なっ
た材料からなるもので、通常水不溶性材料で構成される
が水溶性材料でもよく、その形状も球状、繊維状、その
他各種のプラスチック廃棄物を利用して細断した不規則
形状のものでもよい。材料もまた特別の場合には支持体
材料が吸水性樹脂自体の場合もあるが、殺菌成分を含有
させた無機性材料を使用した場合には水を吸収した際の
吸水材料のゲル化による形くずれのない寸法安定性に優
れた包帯、シーツ、衛生材料等各種の機能性成形製品が
得られる。生鮮魚類や野菜、果物類の保存剤として使用
する場合には水、ドライアイス等の破砕細片との混用
や、適量水分の含有による保水剤としての材料も要求さ
れるためゲル化による形くずれの恐れのない断熱性の不
溶性微細化材料がよく、廃水処理用凝集剤の場合には生
石灰等の無機系の水溶性材料が使用される場合もあり、
さらに、肥料、土壌改良剤にはキトサン、木酢、鶏糞等
の微生物培養成分を含有させたゼオライト、珪石等の水
不溶性多孔質材料を使用してもよい。また、固型香料、
切花、接木材料、移植用植木鉢材料等の成型保水剤とし
て使用される場合には必要殺菌栄養成分を含む多孔性材
料がよく、また土木用吸水排水剤や反転型脱水セラミッ
クフィルターや建材用結露防止剤として使用される場合
には成型保水剤と同様に水不溶性材料を使用することが
望ましい。
考案の効果 従って本考案によれば、吸収性樹脂関連材料の消費量の
著しい節約に資すると共に、その機能性及び吸収水分量
の著しく増大したバルブのままでも使用できる機能性吸
水材料を容易に得ることができる。
著しい節約に資すると共に、その機能性及び吸収水分量
の著しく増大したバルブのままでも使用できる機能性吸
水材料を容易に得ることができる。
図面は本考案の一例を示すための模式的断面図である。 1.…媒体細片、2.…微粒子状高吸水性樹脂、3.…媒体細
片間空隙。
片間空隙。
Claims (1)
- 【請求項1】機能性成分を包含する多数の微粒子状支持
体の表面に微粒子状の吸水性樹脂を付着させたことを特
徴とする機能性吸水材料
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988105050U JPH078027Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 機能性吸水材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988105050U JPH078027Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 機能性吸水材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0228727U JPH0228727U (ja) | 1990-02-23 |
JPH078027Y2 true JPH078027Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31337321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988105050U Expired - Lifetime JPH078027Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 機能性吸水材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078027Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4429001A (en) * | 1982-03-04 | 1984-01-31 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Sheet product containing sorbent particulate material |
JPS6168119A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-08 | Shinryo Air Conditioning Co Ltd | 吸湿剤およびそれを用いた除湿方法 |
JPH0638913B2 (ja) * | 1986-07-28 | 1994-05-25 | 日本バイリーン株式会社 | 吸水材 |
JPH01149494U (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-17 |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP1988105050U patent/JPH078027Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0228727U (ja) | 1990-02-23 |
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