JPH078026Y2 - 反応装置 - Google Patents

反応装置

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JPH078026Y2
JPH078026Y2 JP13167189U JP13167189U JPH078026Y2 JP H078026 Y2 JPH078026 Y2 JP H078026Y2 JP 13167189 U JP13167189 U JP 13167189U JP 13167189 U JP13167189 U JP 13167189U JP H078026 Y2 JPH078026 Y2 JP H078026Y2
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JP
Japan
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reaction tank
liquid
treated
circulation
flow passage
Prior art date
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JP13167189U
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English (en)
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JPH0370739U (ja
Inventor
一実 笠原
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被処理液を晶析する場合等に使用される外部
循環型の反応装置に関するものである。
〔従来技術〕
一般に化学的機器として被処理液を晶析する場合は反応
槽が使用され、この反応槽は被処理液を槽内に収容し、
これを攪拌しながら反応させるために攪拌翼が設けられ
ている。
その一例を説明すると、第2図に示されるように反応槽
1は本体2、加熱を行うための多管式熱交換器の形式と
した本体2′、および本体2の上部に設けられた駆動装
置3とにより構成されている。
この本体2の中央部には管板4を介して循環路を形成す
るために筒体5が上下方向に設けられるとともに、この
筒体5を貫通して駆動軸6が配置され、この駆動軸6の
下端部には攪拌翼7が設けられ、その中間部であって、
かつ筒体5内には被処理液Lを循環させるための循環翼
8が取付けられている。
なお、前記本体1の上部に設けられた駆動装置3は電動
機9と減速機10とで構成され、駆動軸6を駆動するよう
になっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで前記したような従来の反応槽においては、被処
理液L中に浸漬される駆動軸6に循環翼8と攪拌翼7と
を設けて前記被処理液Lを攪拌するために駆動装置の馬
力が大きくなるばかりでなく、軸径及び循環翼8を内蔵
した筒体5の直径が大きくなり、これに伴なって本体径
も必然的に大となり、その結果、全体としてコスト高と
なる。また、攪拌翼7と循環翼8による被処理液Lの循
環であるため、循環量を大きく変化させることができ
ず、運転範囲が狭いという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記したような従来の問題点を解決するために
なされたものであって、反応槽内の上下方向に筒状の流
通路を設け、該流通路はその上端を被処理液の液面より
下方に、下端を前記反応槽の下面に設けた取出口に連通
する如く取付けられており、更に前記反応槽の内部下方
にはその円周方向に環状の供給体が設けられ、該供給体
と前記取出口との間を循環ポンプと流量調整弁を含む循
環路で接続してなる反応装置である。
反応槽の内部下方にはその円周方向に環状の供給体が設
けられており、この供給体と槽壁との間のスリットない
しは噴出口より全周方向に被処理液が供給されるように
構成されている。前記供給体にはなるべく複数箇所より
被処理液を供給することが好ましく、そのために反応槽
の下部の外周にリングヘッダーを設け、このリングヘッ
ダーと前記供給体の間を複数の連通管で連通させて反応
槽の底部の全周より被処理液を供給するようにする。
前記流通路、反応槽の内部を含み、循環ポンプを含む外
部循環路が形成されているが、この循環路にバイパスラ
インを併設しておくことが好ましい。
〔作用〕
かかる構成において、反応槽内に被処理液が液面WLを有
するように収容され、循環ポンプを作動させると反応槽
内の被処理液は液面近傍の下部に開口する連通路から下
部の取出口に至り、循環ポンプにより反応槽下部に環状
の供給体より分散して供給される。この被処理液の循環
作用と分散供給作用により良好な攪拌効果が得られる。
〔実施例〕
以下第1図に基づき本考案による反応装置の一実施例を
説明する。
11は反応槽であって、ブラケット30によって床等の支持
部31に支持されている。そして上部にガス抜口12が設け
られ、上部の周面に被処理液供給口13と下部に処理済液
の出口14が設けられている。また、内部の中央部に筒状
の流通路15が上下方向に管板16により支持されている。
前記流通路15の上端は被処理液Lの液面WL近傍であっ
て、その液面WL下に開口するように配置され、その下部
は取出口17に接続するよう反応槽11の底部に固着されて
いる。
前記取出口17には第1循環路18の一端が連結され、この
第1循環路18の他端は循環ポンプ19の吸込口に連結され
ている。更にこの循環ポンプ19の吐出口に第2循環路20
の一端が接続され、この第2循環路20は流量調整弁21を
介してリングヘッダー22に接続されている。そして循環
ポンプ19の吸込口と吐出口にそれぞれ一端が接続された
前記第2循環路20と第1循環路18とは、流量調整弁23を
有するバイパスライン24により連結されている。
更に反応槽11の下部外周を囲むようにリングヘッダー22
が設けられており、このリングヘッダー22には、円周方
向に適当な間隔を置いて複数個の循環口25が開口され、
この循環口25と反応槽11の下部に設けられた開口とは連
通管26で連通されている。また、反応槽11の下部内周に
は供給体27が設けられている。この供給体27は断面がL
形をした環状体であって、その上面部27aの外縁が反応
槽11の内壁に固定され、リング状の案内壁27bは反応槽1
1に沿って延び、その下縁と反応槽11の内壁面との間に
リング状のスリットを形成しており、このスリットより
反応槽11の底面に向けて被処理液Lが供給されるように
構成されている。
次に、本考案にかかる反応装置の操作方法について説明
する。
被処理液Lは、反応槽11の上部に設けられている処理液
供給口13から所定の液面WLに達するまで供給される。次
に循環ポンプ19を作動させると液面WL近傍の被処理液L
が流通路15、取出口17、第1循環路18を経て循環ポンプ
19に至り、第2循環路20、流量調整弁21、リングヘッダ
ー22、連通管26を経由して環状の供給体27の下方に向い
たスリットから反応槽11の下部に向けて供給される。更
に被処理液Lは本体2′内の伝熱管内部を通過する際に
伝熱管外部から熱媒Sにより加熱され、再び流通路15に
流入する。また、被処理液Lは伝熱管内部でその一部か
蒸発し、ガス抜口12より反応槽外に排出される。
かかる外部循環経路を利用すれば、被処理液Lに攪拌効
果を与えながら反応槽11内を循環させることができるの
である。前記流通路15の下部と反応槽11の下部に設けた
供給体27との間は循環ポンプ19を含む循環路によって連
結されると共に、この循環路に含まれる循環ポンプ19の
吸込口と吐出口との間を流量調整弁23を含むバイパスラ
イン24によって流量を調節可能に連結されている。
従って、循環ポンプ19を含む循環路を利用して反応槽11
内の被処理液Lを攪拌しながら循環させることができ、
その被処理液に適した循環量で循環させることができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は、反応槽内の上下方向に筒状の流通路を設け、
該流通路はその上端を被処理液の液面より下方に、下端
を前記反応槽の下面に設けた取出口に連通する如く取付
けられており、更に前記反応槽の内部下方にはその円周
方向に環状の供給体が設けられ、該供給体と前記取出口
との間を循環ポンプと流量調整弁を含む循環路で接続し
てなる反応装置であり、次の効果を奏することができ
る。
反応槽の底部より被処理液が環状の供給体で周方向に分
散されて供給され、流通路に集合して外部循環路によっ
て攪拌を伴ないながら循環して反応槽に供給されるの
で、被処理液を均一に攪拌しながら循環させることが可
能である。
従って、被処理液の特性に合った攪拌と循環を行うこと
が可能である。
更に、外部循環路を付設しているために、被処理液の攪
拌のために特別に大きな駆動装置を必要とせず、かつ反
応槽を小型化することができるために、装置を安価に製
作することも可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案による反応装置の一実施例を示す側面
図、第2図は従来の反応槽の側面図である。 1,11…反応槽、14…液出口 2,2′…本体、15…流通路 3…駆動装置、17…取出口 4,16…管板、18…第1循環路 5…筒体、19…循環ポンプ 6…駆動軸、20…第2循環路 7…攪拌翼、21,23…流量調整弁 8…循環翼、22…リングヘッダー 9…電動機、24…バイパスライン 10…減速機、25…循環口 12…ガス抜口、26…連通管 13…被処理液供給口、27…供給体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応槽内の上下方向に筒状の流通路を設
    け、該流通路はその上端を被処理液の液面より下方に、
    下端を前記反応槽の下面に設けた取出口に連通する如く
    取付けられており、更に前記反応槽の内部下方にはその
    円周方向に環状の供給体が設けられ、該供給体と前記取
    出口との間を循環ポンプと流量調整弁を含む循環路で接
    続してなる反応装置。
JP13167189U 1989-11-14 1989-11-14 反応装置 Expired - Lifetime JPH078026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13167189U JPH078026Y2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 反応装置

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JP13167189U JPH078026Y2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 反応装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0370739U JPH0370739U (ja) 1991-07-16
JPH078026Y2 true JPH078026Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31679162

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JP13167189U Expired - Lifetime JPH078026Y2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 反応装置

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