JPH077992U - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

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JPH077992U
JPH077992U JP4267993U JP4267993U JPH077992U JP H077992 U JPH077992 U JP H077992U JP 4267993 U JP4267993 U JP 4267993U JP 4267993 U JP4267993 U JP 4267993U JP H077992 U JPH077992 U JP H077992U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平行な一対の案内ローラ間にシートを張り渡
し、その張り渡したシートの裏側に裏当て部材を配置
し、そのシートに表側から書き込みを行う電子黒板にお
いて、その張り渡したシート上での書込み易さを確保す
る。 【構成】 裏板(裏当て部材)25の裏当て面25a
を、張り渡したシートSの張り渡し形状に合わせて凹凸
に形成する。そして、その裏当て面25aの凹凸に、張
り渡したシートSの裏側を一様に沿わせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、張り渡したシートに表側から書き込みを行い、その書き込み内容 を読み取って用紙に記録する電子黒板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電子黒板の中には、たとえば図9に示すように、複数の案内ロ ーラ1a〜1d間に、エンドレスのシートSを適宜付勢手段で付勢して張り渡し 、平行な一対の案内ローラ1a・1b間でそのシートSの裏側に裏板2を配置し たものがある。そして、張り渡したシートSに表側から適宜専用マーカで書き込 みを行って後に、駆動側の案内ローラ1aを駆動して該シートSを回動し、書込 み内容を、蛍光灯3・ミラ−4・レンズ5・光電変換素子6等を備える読取装置 7により読み取って図示しない記録装置で用紙に記録を行っていた。
【0003】 また、そのような電子黒板の中には、たとえば図10に示すように、駆動側の 案内ローラ1aの中央部外周に、複数のゴム製リング8を取り付け、そのゴム製 リング8で張り渡しシートSを断面太鼓状に押し拡げ、これにより、そのシート Sがローラ1aの軸方向一端側に片寄ることを防止する構成のものもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、一般的に、平行なローラ間にシートを張り渡したとき、そのシート の幅方向両側に張力が加わり易い一方、中央部には加わり難い。そのため、従来 、張り渡しシートSの幅方向中央部でその案内ローラ1a・1b側に、たとえば 図11に示すように、裏板2から浮いた部分rが発生した。したがって、従来で は、図12に示すように、張り渡したシートSの張り渡し形状が凹凸状となり、 そのため、シートS上で書込みを行い難いという問題があった。
【0005】 また、図10に示したように、張り渡したシートSを片寄り防止のために押し 拡げた場合にも、張り渡したシートSに、その幅方向中央部の案内ローラ1a側 に浮いた部分が発生し、同様に、書込みを行い難い原因となっていた。
【0006】 そこで、この考案の目的は、上述したような電子黒板において、張り渡したシ ート上での書込み易さを確保することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の考案は、たとえば図1ないし図6に示す以下の実 施例のように、平行な一対の案内ローラ16・17間にシートSを張り渡し、そ の張り渡したシートSの裏側に裏板25のような裏当て部材を配置してなり、前 記張り渡したシートSに表側から書き込みを行い、その書き込み内容を読み取っ てそれを用紙Pに記録する電子黒板において、前記張り渡したシートSの張り渡 し形状に合わせて前記裏当て部材の裏当て面25aを凹凸に形成してなる、こと を特徴とする。
【0008】 請求項2に記載の考案は、たとえば図7に示す以下の実施例のように、平行な 一対の案内ローラ16・17間にシートSを張り渡し、その張り渡したシートS の裏側に裏当て部材を配置してなり、前記張り渡したシートSに表側から書き込 みを行い、その書き込み内容を読み取ってそれを用紙Pに記録する電子黒板にお いて、前記裏当て部材を弾性変形可能な材料でつくるとともに、前記張り渡した シートSの張り渡し形状に合わせて該裏当て部材を弾性変形する加圧手段40を その裏当て部材の裏側に備えてなる、ことを特徴とする。
【0009】
【作用】
そして、請求項1に記載の考案では、シートSを張り渡したとき、そのシート Sがその張り渡し形状に応じて裏当て部材の裏当て面25aの凹凸に一様に沿う 。
【0010】 請求項2に記載の考案では、シートSを張り渡したとき、加圧手段40により 、裏当て部材を弾性変形させて裏当て面25aをシートSの張り渡し形状に一様 に合わせる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例について説明する。 図4は、請求項1に記載の考案の一実施例である電子黒板全体の外観を示し、 図3は、その電子黒板の内部機構の概略構成を示す。
【0012】 図4中符号10は、その電子黒板の本体支持枠である。本体支持枠10は、キ ャスタ付の脚11で支持する。本体支持枠10には、後述するシートを張り渡し て図中手前開口10aにスクリーン12を形成する。そして、そのスクリーン1 2の下側に、黒板拭きや専用マーカ等を置くトレイ13を設け、そのトレイ13 の下で本体支持枠10にサーマルプリンタ14を取り付ける。
【0013】 また、本体支持枠10内には、図3に示すように、互いに平行な一対の駆動側 の案内ローラ16および従動側の案内ローラ17を回転自在に支持する。また、 それら案内ローラ16・17の近くにそれぞれ案内ローラ18および案内ローラ 19を回転自在に支持する。そして、それら案内ローラ16〜19間に、たとえ ばポリエステルフィルムからなるエンドレスのシートSを掛け回してなる。しか して、そのうちの案内ローラ19を付勢ばね20で付勢してシートSを案内ロー ラ16〜19間で張り渡してなる。そうして、案内ローラ16・17間で張り渡 したシートSの裏側には、裏板(裏当て部材)25を取り付けてなる。なお、駆 動側の案内ローラ16には、図示しないが、たとえば前記図10で示したような ゴム製リングを中央部外周に取り付けて張り渡しシートSの片寄りを防止してな る。
【0014】 さらに、本体支持枠10内には、図3中符号27で示す読取装置を設ける。読 取装置27は、蛍光灯28とミラー29とレンズ30と光学変換素子31等の光 学系部品を、図示しない適宜支持部材で保持してなる。
【0015】 しかして、この電子黒板では、専用マーカを使ってスクリーン12の表側に書 込みを行い、その書込み後に、案内ローラ16を駆動してシートSを回動し、そ のシートSに蛍光灯28から光を当ててその反射光をミラ−29で反射し、レン ズ30を通して光電変換素子31に結像し、スクリ−ン12上の書き込み内容を 読み取り、その読取内容を画像処理部33で画像処理し、その画像情報をサーマ ルプリンタ14で用紙Pに記録を行い、その記録後の用紙Pを図4に示すように 排出する。
【0016】 ところで、上述した電子黒板において、裏板25は、たとえば板金を用いてプ レスにより、図2に示すとおり、裏当て面25aの中央部を長さ方向両端側でそ れぞれ凸状にして全体を凹凸に形成してなる。そして、この凹凸状の裏板25を 、図1に示すように、その幅方向(図中上下方向)両側にそれぞれブラケット3 5を取り付け、そのブラケット35を介して前記本体支持枠10に固定してなる 。
【0017】 しかして、この電子黒板では、組立て時、シートSを張り渡したとき、スクリ ーン12での張り渡し形状は、上記図11において示した従来と同様に凹凸にな る。しかし、そのとき、スクリーン12でのシートSは、図1に示すように、そ の裏側が張り渡し形状に応じて裏板25の裏当て面25aの凹凸に一様に沿った 状態で張り渡される。
【0018】 なお、上述した図示実施例において、裏板25は、その裏当て面25aの幅方 向中央部を長さ方向両端側でそれぞれ凸状に形成したが、たとえば図5に示すよ うに、裏当て面25aの幅方向中央部を長さ方向全域に凸状に形成することもで きる。また、図6に示すとおり、その裏当て面25aの中央部を長さ方向一端側 でのみ凸状に形成することもできる。
【0019】 さて、上述した請求項1に記載の考案による電子黒板では、裏板25を、取付 前に予めプレスなどにより裏当て面25aをシートSの張り渡し形状に合わせて 凹凸に形成した。しかし、以下の請求項2に記載の考案の実施例のように、裏板 の取付後に、その形状をシートの張り渡し形状に合わせて変更可能とすることも できる。
【0020】 すなわち、この場合、裏板は、弾性変形可能な材料でつくる。そして、たとえ ば図7に示すように、裏板25の裏側でブラケット35・35間に加圧手段40 を設ける。加圧手段40は、ブラケット35・35に両端を取り付けた複数の連 結部材41を備え、その各連結部材41の中央部に複数のねじ穴を設けてなる。 そして、そのねじ穴に調整ねじ42をねじ込んでなる。
【0021】 しかして、この実施例の電子黒板では、裏板25を取り付けたあとに、調整ね じ42のねじ込み量を適宜調整して裏板25を弾性変形させ、その裏当て面25 aを、張り渡したシートSの張り渡し形状に合わせる。
【0022】 なお、上述した図示実施例では、この考案を、無端状のシートSを用いたエン ドレス式の電子黒板に適用した。しかし、この考案は、それに限られず、たとえ ば図8に示すように、有端状のシートSを用い、書込み後に張り渡しシートSを 左右の巻取繰出しローラ45または46で巻き取る巻取式の電子黒板に適用する こともできる。
【0023】
【考案の効果】
したがって、請求項1に記載の考案によれば、電子黒板において、張り渡した シートの張り渡し形状に合わせて裏当て部材の裏当て面を凹凸に形成することに より、張り渡したシート上での書込み易さを確保することができる。
【0024】 請求項2に記載の考案によれば、電子黒板において、加圧手段により、裏当て 部材を弾性変形させて裏当て面をシートの張り渡し形状に合わせる構成とし、こ れにより、張り渡したシート上での書込み易さを一層確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の考案の一実施例である電子黒
板において、シートにその張り渡し形状に合わせて裏板
を裏当てした状態を示す部分縦断面図である。
【図2】その裏板の斜視図である。
【図3】その電子黒板の内部機構を示す概略構成図であ
る。
【図4】その電子黒板の外観斜視図である。
【図5】上記裏板の変形例を示す斜視図である。
【図6】その更なる変形例を示す斜視図である。
【図7】請求項2に記載の考案の一実施例である電子黒
板において、加圧手段により裏板を弾性変形させて張り
渡しシートに裏当てした状態を示す部分縦断面図であ
る。
【図8】この考案の他の適用例である巻取式の電子黒板
の概略構成図である。
【図9】従来の電子黒板の概略構成斜視図である。
【図10】その電子黒板において、駆動側案内ローラの
ゴム製リングでシートを押し拡げて片寄りを防止する状
態を示す概略縦断面図である。
【図11】図9における張り渡しシートの従動側案内ロ
ーラ側に裏板から浮いた部分ができてシートとの間に大
きな隙間が生じた状態を示す概略縦断面図である。
【図12】その張り渡したシートの張り渡し形状を示す
概略斜視図である。
【符号の説明】
16・17 案内ローラ 25 裏板(裏当て部材) 25a 裏当て面 40 加圧手段 P 用紙 S シート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な一対の案内ローラ間にシートを張
    り渡し、その張り渡したシートの裏側に裏当て部材を配
    置してなり、前記張り渡したシートに表側から書き込み
    を行い、その書き込み内容を読み取ってそれを用紙に記
    録する電子黒板において、前記張り渡したシートの張り
    渡し形状に合わせて前記裏当て部材の裏当て面を凹凸に
    形成してなる、電子黒板。
  2. 【請求項2】 平行な一対の案内ローラ間にシートを張
    り渡し、その張り渡したシートの裏側に裏当て部材を配
    置してなり、前記張り渡したシートに表側から書き込み
    を行い、その書き込み内容を読み取ってそれを用紙に記
    録する電子黒板において、前記裏当て部材を弾性変形可
    能な材料でつくるとともに、前記張り渡したシートの張
    り渡し形状に合わせて該裏当て部材を弾性変形する加圧
    手段をその裏当て部材の裏側に備えてなる、電子黒板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212994U (ja) * 1975-07-16 1977-01-29
JPS5212996U (ja) * 1975-07-16 1977-01-29
JPS5212993U (ja) * 1975-07-16 1977-01-29

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JPS5212996U (ja) * 1975-07-16 1977-01-29
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