JPS5829473Y2 - 露光機におけるネガフイルムカセツトの構造 - Google Patents

露光機におけるネガフイルムカセツトの構造

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Publication number
JPS5829473Y2
JPS5829473Y2 JP5178879U JP5178879U JPS5829473Y2 JP S5829473 Y2 JPS5829473 Y2 JP S5829473Y2 JP 5178879 U JP5178879 U JP 5178879U JP 5178879 U JP5178879 U JP 5178879U JP S5829473 Y2 JPS5829473 Y2 JP S5829473Y2
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JP
Japan
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negative film
frame
sheet
exposure machine
holding frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP5178879U
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English (en)
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JPS55152542U (ja
Inventor
辰男 栩木
Original Assignee
株式会社金田機械製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社金田機械製作所 filed Critical 株式会社金田機械製作所
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Priority to US06/138,780 priority patent/US4316669A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、露光機にトいて、定盤にセットした感光性版
材に密接させた状態での露光作用により、それに形成の
画像を前記感光性版材に焼付けるべく用いられるネガフ
ィルムを、所要の緊張状態で保持するための技術に関す
る。
ネガフィルムを緊張状態で保持するのは、ネガフィルム
と感光性版材との間に焼きボケの原因となる空気溜りが
生じることを避けるべく、ネガフィルムをその全面に巨
って感光性版材に密着させるためであるが、従来、ネガ
フィルムの緊張保持に当っては、比較的大なる肉厚を有
しそれ自体が犬なる扁平保形性を有する透光性の扁平板
を用いて、この扁平板の板面にネガフィルムを貼付ける
べくなすのが一般的な手段であった。
しかしながら、この扁平板は、大なる扁平保形性を確保
するためにその肉厚を相当大としであるため、透過光の
吸収や散乱が生じやすいといった問題や、ネガフィルム
を感光性版材に密着させるべく扁平板上にスクイージロ
ール(溜り空気搾り出しロール)を転勤走行させた場合
、前記大なる保形性が却って密着作用を阻害する(空気
の搾り出しは、ロール走行に伴なって順次的にしごくよ
うにして行なうのが良いのであるが、保形性が大である
と、この順次的なしごきが行ないにくく、空気が残留す
る)といった問題があった。
本考案は、上記問題を解消すべく提示するもので、以下
その実施態様を図面に基づいて説明する。
第1図と第2図は、ネガフィルムカセット1の平面と断
面を示す。
ここで、3ば、その下面にネガフィルム2を貼付けであ
る透光性肉薄シートである。
このシート3は、その厚みが0.1〜0.15m711
と非常に薄く、かつこのように非常に薄いのにも拘わら
ずセルロイドのように硬度がヒヒ較的高く帳の強いもの
となっている。
4は、前記シート3の外側周辺部に配置した矩形保持枠
で、長い対向側枠部4a、4bと、短い対向側枠部4c
、4dとを連結してなり、前記長い対向側枠部4a、4
bのうち、後述スクイージロール19走行上手側の側枠
部4aに対し前記シート3の相対向辺のうちの一辺が、
この側枠部4aから突設のビン5,5を介して係止固定
されているとともに、他方下手側の側枠部4bKiしシ
ート3の他辺が、との側枠部4bにビン6.6止めされ
た引張りスプリング7,1を介して弾性的に引張り付勢
される状態で係止されている。
短い列内側枠部4c、4dのうち、4dは押込み操作枠
部であり、従ってシート3は他の側枠部4cに接近し、
かつこの側枠部4dから離れて位置している。
シート3は、上手側の側枠部4a側が低位で、下手側の
側枠部4b側に近づくにつれて漸次高位となる緩やかな
傾斜姿勢となっているとともに、スプリング7.7によ
り、非常に薄いものであるにも拘わらずその全面が一平
面内に位置する緊張状態となっている。
8.8は、下手側の側枠部4bの外側縁に対して付設し
た板バネ、4dlは操作枠部4dに形成した孔で後述引
張りスプリング9を係止するものである。
第3図は上記構成のネガフィルムカセット1を露光機A
にセットした状態、第4図、第5図はその拡大を示す。
即ち、反射ミラー11付きの露光用光源12の下方に固
設した定盤13の上方において上下動される焼枠14の
対向溝14a、14aに、前記カセット1が抜差し自在
に保持されており、前記矩形保持枠4の操作枠部4dの
孔4dlと、焼枠14とに巨って引張りスプリング9を
係止しである。
この引張りスプリング9と前記板バネ8,8とにより、
矩形保持枠4の隣接する2つの側枠部4at4cが焼枠
14の二辺に弾性的に位置規制された状態でセットされ
ることとなる。
これら板バネ8,8と引張りスプリング9とを1とめて
、保持枠4の焼枠14に対する弾性付勢機構lとする。
尚、15は定盤13上にセットした感光性版材、16は
・焼枠14に連設のモータ、18.18はモータ16に
て回動されるチェーン17.17に連結された走行部材
、19.19は走行部材18.18の溝18a 、18
aに嵌合されたスクイージロール、20.20はスクイ
ージロール19,19の走行をガイドしつつスプリング
21・・・・・・にて下方に付勢するガイドレール、2
2゜22は焼枠11を上下動するためのシリンダピスト
ンロッド、23および24は版材15を送込み釦よび送
出しするピンチローラである。
第6図は上記露光機Aの作動説明図である。
即ち、ロッド22,22上昇により、カセット1とスク
イージロール19.19とを一緒に保持している焼枠1
4が定盤13に対し浮−ヒした状態で、定盤13上に版
材15が送込1れ、次いで焼枠14が下動する(第6図
イ)。
焼枠14下動で、シート3、ネガフィルム2が定盤13
に接当する。
このときシート3、ネガフィルム2は版材15との間に
楔状の間隙を形成する(第4図)。
次いでモータ16が、駆動され、スクイージロール19
゜19がシート3上を転勤走行し、シート3、ネガフィ
ルム2をその一側から他側にかけて順次的に版材15に
圧着していく。
これによりシート3、フィルム2と、版材15との間の
空気が搾り出されていく(第6図口)。
搾り出しが終わると光源12の電源が入り露光される。
次いで焼枠14が上昇しつつスクイージロール19.1
9が戻る(第6図ハ) 以上、露光機Aの構造、作動を含めて実施態様を説明し
てきたが、本考案は、露光用光源12に列して背面側に
ネガフィルム2を貼付は可能な比較的硬度の高い透光性
肉薄シート3の相対向辺のうち一方を、このシート3の
外側周辺部に配置した矩形保持枠4の対向側枠部4a
、4bの一方4aに係止固定させるとともに、他辺を前
記矩形保持枠4の他方の側枠部4bに弾性的に引張り付
勢した状態で係止可能に構成しであることを特徴とする
露光機にかけるネガフィルムカセットの構造を、その要
旨とするもので、次の作用効果を奏するに至った。
(イ)ネガフィルム2を貼付けたシート3を保持枠4に
対して弾性的に引張り付勢する状態で張設したから、シ
ート3としては、従来の帯状板の如くそれ自身で大なる
扁平保形性を確保するために相当大なる肉厚をもたせな
ければならないといった必要性がなく、非常に薄いもの
で良いため、透過光の吸収や散乱を極めて少ないものと
なし得る。
(ロ)ネガフィルム2貼付のシート3が、非常に薄いも
のであること、そしてこのように非常に薄いものであり
ながら硬度が高いものであること、ならびに弾性的に引
張り付勢されていることの相乗により、シート3上をス
クイージロールで転勤走行させたとき、シート3釦よび
ネガフィルム2を、感光性版材に対し、その一端から他
端に向けて順次的に七ごくようにして密着させてゆくこ
と、つまり常に空気の逃がし空間を確保する状態で確実
な空気搾り出し作用を行ないつつ密着させていくことが
できる。
これにより、シート3、ネガフィルム2と感光性版材と
の間の空気は完全又はほぼ完全に排除され、焼きボケを
解消することができる。
従来、ネガフィルムをローラに巻付けておき、露光時に
スクイージロール走行に伴なって繰り出すものがあった
が、これでは曲がりにくせがついて空気が残留していた
これに対し、本考案では、5辺からネガフィルム2、シ
ート8を扁平状態としであるので、空気残留のおそれは
ないのである。
←)上記45口の相乗により、極めて鮮明な露光焼付は
効果が得られる。
に)シート3を非常に薄いものとしたことと、このシー
ト3を弾性引張り付勢状態で張設する保持枠4は矩形ル
ープ状のものであることとの相乗により、カセット全体
を比較的軽量に構成することができ、取扱いが便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る露光機におけるネガフィルムカセッ
トの構造の実施の態様を例示し、第1図は一部切欠平向
図、第2図は一部切欠拡犬断面図、第3図は露光機にセ
ットした状態の一部切欠側面図、第4図と第5図はセッ
ト状態の拡大縦断側面図と拡大縦断正面図、第6図イ5
口、ハは露光機の作動説明図である。 2・・・ネガフィルム、3・・・透光性肉薄シート、4
・・・矩形保持枠、4a、4b、4c・・・側枠部、l
・・・弾性付勢機構、12・・・露光用光源、14・・
・焼枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 露光用光源12に対して背面側にネガフィルム2を
    貼付は可能な比較的硬度の高い透光性肉薄シート3の相
    対向辺のうち一方を、このシート3の外側周辺部に配置
    した矩形保持枠4の対向側枠部4a、4bの一方4aに
    係止固定させるとともに、他辺を、前記矩形保持枠4の
    他方の側枠部4bに弾性的に引張り付勢した状態で係止
    可能に構成しであることを特徴とする露光機におけるネ
    ガフィルムカセットの構造。 ■ 前記矩形保持枠4には、これを焼枠14にセットし
    た状態に釦いてその隣接する二つの側枠部4a、4cが
    焼枠14の二辺に弾性接当して、セット位置を規制する
    ための弾性付勢機構lが付設されている実用新案登録請
    求の範囲第■項に記載の露光機におけるネガフィルムカ
    セットの構造。
JP5178879U 1979-04-17 1979-04-17 露光機におけるネガフイルムカセツトの構造 Expired JPS5829473Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5178879U JPS5829473Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 露光機におけるネガフイルムカセツトの構造
US06/138,780 US4316669A (en) 1979-04-17 1980-04-10 Exposure apparatus
DE19803014840 DE3014840A1 (de) 1979-04-17 1980-04-17 Belichtungseinrichtung

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JP5178879U JPS5829473Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 露光機におけるネガフイルムカセツトの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55152542U JPS55152542U (ja) 1980-11-04
JPS5829473Y2 true JPS5829473Y2 (ja) 1983-06-28

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ID=28941785

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JP5178879U Expired JPS5829473Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 露光機におけるネガフイルムカセツトの構造

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