JPH07795Y2 - 配管継手着脱装置 - Google Patents

配管継手着脱装置

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JPH07795Y2
JPH07795Y2 JP8188589U JP8188589U JPH07795Y2 JP H07795 Y2 JPH07795 Y2 JP H07795Y2 JP 8188589 U JP8188589 U JP 8188589U JP 8188589 U JP8188589 U JP 8188589U JP H07795 Y2 JPH07795 Y2 JP H07795Y2
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寿夫 小島
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は配管継手着脱装置に関するものである。
[従来の技術] 従来互いに90°をなす配管同士の継手は、第4図に示す
ように、接続したい配管1,2をエルボ管3を介して夫々
の端部に設けたフランジ4をボルトナットで締結するこ
とにより行っていた為、非常に着脱作業が面倒であっ
た。
そこで第5図及び第6図に示すように1本の入力軸5を
回転するだけで迅速且つ容易に配管1,2の着脱を行い得
る配管継手着脱装置6が考え出された。
該配管継手着脱装置6は、図中水平方向に延びる配管1
の着脱側端部をさし込み溶接し且つその内部に下方に屈
曲する流路を有した継手本体7と、垂直方向に延びる配
管2の上端部をさし込み溶接し且つその内部に該配管2
軸心方向に延び前記継手本体7の流路下部と連通する流
路を有したフランジ8とを締め付けることにより接合す
るもので、前記継手本体7上面に、その上下方向所要位
置におねじ9を切った入力軸5を取付金具10を介して矢
印方向に回転自在に立設し、前記入力軸5のおねじ9部
分に移動部材11を螺合し、該移動部材11の前記配管1軸
心方向前後における各両端部に計4本の揺動レバー12a,
12b,12c,12d上端を夫々枢着し、第5図における左側の
揺動レバー12a,12c下端同士及び右側の揺動レバー12b,1
2d下端同士を夫々前後方向に延びる係合バー13で連結
し、更に前記フランジ8の左右両側部下端に前記各係合
バー13を係止可能な係止部材14を配設した構成となって
いる。図中15はシール材を示す。
従って、前記各係合バー13を垂下して係止部材14の下部
に位置させ、入力軸5をおねじ9を締め込む方向に回転
すると、移動部材11及び揺動レバー12a,12b,12c,12dが
前記入力軸5に対して相対的に上昇して前記係合バー13
に係合し、フランジ8に引き上げ力が作用すると共に継
手本体7には引き下げ力が作用して締め付けられるの
で、迅速且つ容易に配管1,2が着脱される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、斯かる従来の配管継手着脱装置6では、
第6図中15で示すシール材が金属製であった場合等に非
常に大きな締め付け力が必要で、そのような場合、大き
な力で入力軸5を締め込むと入力軸5自体に過大な力が
作用する為、該入力軸5のねじ部が破損する恐れがあっ
た。
本考案は上述の実情に鑑みて成したもので、入力軸自体
に過大な力を作用させることなく、大きな接合力を発生
せしめて、安全、確実に配管の着脱を行い得る配管継手
着脱装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は互いに90°をなす配管1,2同士を、一方の配管
1端部に設けた継手本体7と他方の配管2端部に設けた
フランジ8との締め付け、緩めにより着脱する配管継手
着脱装置において、前記継手本体7に締込頭部18、嵌合
部19、おねじ部20から成る入力軸21を他方の配管2と平
行に立設し、前記継手本体7に支持された固定部材23で
前記嵌合部19を回転自在に嵌合保持し、前記おねじ部20
に移動部材24を螺合し、前記固定部材23及び移動部材24
の前後左右位置に夫々リンク27,29の一端を、前記入力
軸21軸心方向に回動し得るように枢着し、該各リンク2
7,29の他端同士をリンク35により連結し、前記継手本体
7に設けたブラケット30に基端を枢着されたリンク32の
先端を前記リンク35とリンク29との枢着部に枢着し、更
に所要長さの揺動レバー36の基端を前記固定部材23に枢
着したリンク27と前記リンク35との枢着部に枢着し、前
記揺動レバー36の先端に、前記各リンク27,29,32,35の
回動面に対し直角な方向に延びて、揺動レバー36の先端
同士を連結し且つ前記フランジ8の配管2側に取付けら
れる係止部材14に係止される係合バー37を配設したこと
を特徴とする配管継手着脱装置にかかるものである。
[作用] 従って本考案では、入力軸21の締込頭部18を回転する
と、移動部材24が入力軸21軸心方向に相対的に移動し、
移動部材24に枢着されたリンク29がリンク32とリンク35
との枢着部を外側に又は内側に押し引きして、該リンク
32とリンク35とが成す角度を変化させ、揺動レバー36,3
6′の基端位置を配管2軸心方向に変化させることによ
り、フランジ8の配管2側に係止される係合バー37が引
き上げられたり、或いは引き下げられて、継手本体7と
フランジ8とが着脱される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例であり、図中第
5、6図と同一の符号を付した部分は同一物を表わして
いる。
本考案の配管継手着脱装置16は前述した第5図及び第6
図と同様、配管1端部に設けた継手本体7と配管2端部
に設けたフランジ8とを締め付けたり、或いは緩めたり
することにより着脱するもので、図示するように、前記
継手本体7上面に台座17を設け、断面六角形の締込頭部
18と、嵌合部19と、おねじ部20とから成る入力軸21の下
端を前記台座17の中央部に回転自在に嵌挿し、更に前記
台座17の前後方向(配管1軸心方向)両端部に立設され
た支持材22上部に支持固定された固定部材23に、前記入
力軸21の嵌合部19を回転自在に嵌合せしめて前記入力軸
21を直立状態に保持せしめると共に、該入力軸21の上下
方向への移動を拘束するよう入力軸21の嵌合部19下部に
ストッパー19′を設ける。又、前記おねじ部20の上下方
向所要位置には移動部材24を螺合する。
第1図右側に示すように、前記固定部材23に取付けたピ
ン26の両側にリンク27の一端を入力軸21の軸心方向へ回
動し得るよう枢着し、前記移動部材24にはピン28を介し
てリンク29の一端を前記リンク27の回動面と平行な面内
を回動し得るよう枢着し、該リンク27及びリンク29の他
端同士にピン33及び34を介してリンク35を連結し、更に
前記継手本体7上部にブラケット30を設けて該ブラケッ
ト30にピン31を介してリンク32の下端を枢着し、該リン
ク32上端を前記ピン34に枢着する。ここで、前記ピン2
6,28,31,33,34は前記各リンク27,29,32,35の回動方向か
ら見た入力軸21の軸心方向に対し直角な方向に延びてい
る。
更に、第1図左側に示すように前記ピン33の両端部に所
要長さを有する揺動レバー36の上端を枢着し、該揺動レ
バー36の下端に、配管1の前後方向に延びて前後の揺動
レバー36を連結する係合バー37を嵌合する。ここで、前
記フランジ8の左右両側部下端には前記係合バー37を係
止可能な係止部材14が取付けてあり、前記継手本体7及
びフランジ8の前後面両側部には前記揺動レバー36を垂
直方向にガイドするガイド部7′,8′が形成してある。
又、前記揺動レバー36の上端側所要位置及び前後支持材
22に夫々図示する如く互いに対向する位置に傾斜部40,4
1を有した開閉カム38,39を配設し、前記揺動レバー36が
相対的に下降した際に両開閉カム38,39の傾斜部40,41が
当接摺動し前記揺動レバー36を外側に押し開き得るよう
構成する。
尚、図中42は前記嵌合部19に外嵌し且つその上部又は下
部を締込頭部18下端又はストッパ19′に係止された軸
受、43は入力軸21下端を嵌挿される軸受を示す。
以下、作動を説明する。
第3図は第1図と同方向から見た本考案の配管継手着脱
装置16の配管1,2接合前の状態を示しており、入力軸21
の回動操作により移動部材24が下降して揺動レバー36が
開閉カム38,39により外側に開いた状態となっている。
斯かる状態において、入力軸21の締込頭部18を図示しな
いナットライナー等で、移動部材24に対しおねじ部20を
締え込む方向に回転せしめると、前記移動部材24が入力
軸21に対して相対的に上昇する。
この移動部材24の相対的な上昇によりピン28位置が上昇
すると共にピン34位置が外側へ移動し、くの字状に折れ
曲がったリンク32及び35が直立状態になる方向に押し出
される。該リンク32及び35が直立状態に近付くにつれ、
ピン33位置が押し上げられ、該ピン33に枢着された揺動
レバー36が上昇する。
該揺動レバー36は、やがて開閉カム38,39が離間するこ
とによりその自重でピン33を中心としてガイド部7′,
8′へ近接するよう回動し、継手本体7及びフランジ8
のガイド部7′,8′により垂下した状態で垂直方向にガ
イドされつつ上昇し、係合バー37が係止部材14に係止さ
れる。
更に入力軸21を回転せしめると、トグルリンク機構25に
より、前記垂直リンク32及び35が直立状態に近付く程大
きな揺動レバー36,36′引き上げ力が発生し、継手本体
7とフランジ8とが締め付けられ、第1図に示した状態
となって接合される。
又、上記作動の逆を行えば、継手本体7とフランジ8と
が離れると共に、揺動レバー36は外側に開いた状態とな
る。
従って上記によれば、入力軸21を回転するだけで迅速且
つ容易に配管1,2の着脱を行うことができ、更に、トグ
ルリンク機構25により配管1,2を着脱するので、入力軸2
1自体に過大な力を作用させることなく、非常に大きな
締め付け力を発生することができ、入力軸21の破損を生
ずることなく安全、確実に配管1,2の着脱を行い得る。
又、配管1,2を外す際には、揺動レバー36が開閉カム38,
39によって外側に開いた状態となるので、配管継手着脱
装置16の取外しが容易となる。
尚、本考案の配管継手着脱装置は、上述の実施例にのみ
限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の配管継手着脱装置によれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)入力軸21を回転するだけで迅速且つ容易に配管1,
2の着脱を行うことができる。
(II)入力軸21自体に過大な力を作用させることなく、
非常に大きな締め付け力を発生することができ、入力軸
21を破損することなく、安全、確実に配管1,2の着脱を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は第1図の
II-II方向の矢視図、第3図は本考案の一実施例の作動
を説明する正面図、第4図は従来例を示す側面図、第5
図は別の従来例を示す正面図、第6図は第5図のVI-VI
方向の矢視図である。 図中、1,2は配管、7は継手本体、8はフランジ、18は
締込頭部、19は嵌合部、20はおねじ部、21は入力軸、23
は固定部材、24は移動部材、27,29はリンク、32,35はリ
ンク、36は揺動レバー、37は係合バーを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに90°をなす配管1,2同士を、一方の
    配管1端部に設けた継手本体7と他方の配管2端部に設
    けたフランジ8との締め付け、緩めにより着脱する配管
    継手着脱装置において、前記継手本体7に締込頭部18、
    嵌合部19、おねじ部20から成る入力軸21を他方の配管2
    と平行に立設し、前記継手本体7に支持された固定部材
    23で前記嵌合部19を回転自在に嵌合保持し、前記おねじ
    部20に移動部材24を螺合し、前記固定部材23及び移動部
    材24の前後左右位置に夫々リンク27,29の一端を、前記
    入力軸21軸心方向に回動し得るように枢着し、該各リン
    ク27,29の他端同士をリンク35により連結し、前記継手
    本体7に設けたブラケット30に基端を枢着されたリンク
    32の先端を前記リンク35とリンク29との枢着部に枢着
    し、更に所要長さの揺動レバー36の基端を前記固定部材
    23に枢着したリンク27と前記リンク35との枢着部に枢着
    し、前記揺動レバー36の先端に、前記各リンク27,29,3
    2,35の回動面に対し直角な方向に延びて、揺動レバー36
    の先端同士を連結し且つ前記フランジ8の配管2側に取
    付けられる係止部材14に係止される係合バー37を配設し
    たことを特徴とする配管継手着脱装置。
JP8188589U 1989-07-12 1989-07-12 配管継手着脱装置 Expired - Lifetime JPH07795Y2 (ja)

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JPH0320790U JPH0320790U (ja) 1991-02-28
JPH07795Y2 true JPH07795Y2 (ja) 1995-01-11

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JPH0320790U (ja) 1991-02-28

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