JPH0779445A - 画像圧縮装置及び画像圧縮方法 - Google Patents

画像圧縮装置及び画像圧縮方法

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JPH0779445A
JPH0779445A JP24596693A JP24596693A JPH0779445A JP H0779445 A JPH0779445 A JP H0779445A JP 24596693 A JP24596693 A JP 24596693A JP 24596693 A JP24596693 A JP 24596693A JP H0779445 A JPH0779445 A JP H0779445A
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JP
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signal
color difference
circuit
screen
composite video
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JP24596693A
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Inventor
Hideo Abe
英雄 阿部
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成が簡単で部品点数の少ない低コスト
の画像圧縮装置を提供することを目的とする。 【構成】 子画面用のコンポジットビデオ信号は、A/
Dコンバータ51でデジタルデータ化するとともに、フ
ィルタ回路52で輝度信号Yの低域部分と色差信号とを
選択通過させて時間軸圧縮処理に不用な帯域部分がカッ
トされる。次に、色差入換回路53では、色差信号(R
−Y)と(B−Y)とを入れ換える。そして、リサンプ
リング回路では、4fsc/3によりリサンプリング処理
を行うことにより、2fsc/3以上の帯域の色差信号に
折り返し成分が発生して周波数変換が行われる。このリ
サンプリング後のデータは、4fsc/3のクロックを使
ってフィルドメモリ55に書き込んで、4fscのクロッ
クで読み出すことにより、1/3に時間軸圧縮された子
画面用の画像データが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ受像機等の画面
中に別の小さいモニタ画面を挿入表示させる、いわゆる
PinP(ピクチャ・イン・ピクチャ)表示を行うため
の画像圧縮装置及び画像圧縮方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPinP回路11は、親画面中に
子画面を表示するため、親画面と子画面の各画像データ
を作り出して、これらを合成する必要があった。
【0003】そこで、従来のPinP回路11は、図9
に示すように構成されている。すなわち、子画面表示用
のコンポジットビデオ信号は、Y/C分離回路12で輝
度信号Yと色信号Cとに分離され、さらにクロマ回路1
3でY,R−Y,B−Yのそれぞれの信号に分解され
る。そして、これら3つの信号は、A/Dコンバータ1
4でサンプリングされ、デジタルデータとしてフィール
ドメモリ15に書き込まれる。このデジタルデータは、
フィールドメモリ15に書き込む書き込みクロックより
も速いクロック周波数で読み出しを行うことにより時間
軸圧縮される。そして、時間軸圧縮された子画面表示用
の画像データは、D/Aコンバータ16で再びY,R−
Y,B−Yの3つのアナログ信号に戻される。
【0004】一方、親画面表示用のコンポジットビデオ
信号は、YC分離回路17で輝度信号Yと色信号Cとに
分離され、さらにクロマ回路18でY,R−Y,B−Y
の3つの信号に分解される。そして、この親画面表示用
の信号は、信号合成回路19において上記の子画面表示
用の信号と合成される。この合成された信号は、親子画
面の画像データとしてCRT(Cathode Lay Tube) 上に
表示するため、ビデオエンコーダ20を通してコンポジ
ットビデオ信号に戻され、図示しないCRT駆動回路を
経てCRTに入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のPinP回路にあっては、親画面中に子画面を挿入表
示するため、画像データを時間軸圧縮する必要があり、
図9に示すように、2つのY/C分離回路12、17と
2つのクロマ回路13、18及びビデオエンコーダ20
が必要であった。このため、従来の画像圧縮装置は、回
路規模が大きくなり、高コストになるという問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明は、回路構成が簡単で部品
点数の少ない低コストの画像圧縮装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像圧縮
装置は、コンポジットビデオ信号の輝度信号の低域と色
差信号の帯域を通過させるフィルタと、このフィルタか
ら出力されたコンポジットビデオ信号の色差信号のR−
Y成分とB−Y成分を入れ換える色差入換手段と、この
色差入換手段によりR−Y成分とB−Y成分が入れ換え
られたコンポジットビデオ信号を圧縮率に対応する周波
数でリサンプリングする圧縮手段と、を有することによ
り上記目的を達成する。
【0008】また、請求項2記載の画像圧縮方法は、コ
ンポジットビデオ信号のまま画像圧縮する画像圧縮方法
であり、コンポジットビデオ信号の色差成分を輝度信号
側へ周波数シフトし、輝度信号及び周波数シフトされた
色差信号から成るコンポジットビデオ信号を時間軸圧縮
するステップを含むことにより上記目的を達成する。
【0009】
【作用】本発明の画像圧縮装置では、コンポジットビデ
オ信号を時間軸圧縮する前に、フィルタを使ってビデオ
信号における輝度信号の低域部分と色差信号とを選択通
過させ、データの時間軸圧縮に伴う不用なコンポジット
ビデオ信号の帯域を予め取り除いておく。そして、リサ
ンプリング手段を用いてコンポジットビデオ信号をリサ
ンプリングすることにより、色差信号の折り返し成分を
発生させ、色差信号の周波数変換を行う。そして、色差
入換手段は、搬送波の2分の1以下の周波数で2つの色
差信号の入れ換えを行うことにより、上記リサンプリン
グ処理によって入れ換わる色差信号を元の状態に戻すこ
とができる。これにより、上記子画面の画像データは、
正常な色調が保持される。
【0010】従って、本発明の画像圧縮装置は、コンポ
ジットビデオ信号のまま子画面の画像データを時間軸圧
縮することが可能となり、従来のようにY/C分離回
路、クロマ回路あるいはビデオエンコーダ等の回路が不
用となるため、回路構成が簡単で、部品点数が少なく、
低コスト化できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図8は、本発明の画像圧縮装置の一
実施例を示す図である。
【0013】まず、構成を説明する。
【0014】図1は、本実施例に係る画像圧縮装置を備
えたテレビ受像機の構成を示すブロック図である。図1
に示されるテレビ受像機31は、まず、親画面用と子画
面用の電波をそれぞれ受信するアンテナ32、33と、
受信した高周波信号の中から受信しようとするチャネル
を選局するチューナ34、35と、選局された高周波信
号から中間周波信号を取り出して増幅し、コンポジット
ビデオ信号(V1 ,V2 )として出力するIF処理部3
6、37とを有する。
【0015】子画面選択回路38と親画面選択回路39
は、上記IF処理部36、37からのコンポジットビデ
オ信号V1 ,V2 の何れの信号を親画面あるいは子画面
に表示させるかを切り換えるものである。
【0016】子画面発生回路40は、子画面選択回路3
8で選択された子画面用のコンポジットビデオ信号VS1
を親画面中にPinP(ピクチャ・イン・ピクチャ)と
して挿入する子画面信号を作成するものである。
【0017】親子画面合成回路41は、上記親画面選択
回路39からの親画面信号と上記子画面発生回路40か
ら出力される子画面信号とを合成処理し、親画面の所定
位置に所定の大きさの子画面を挿入した親子画面のコン
ポジットビデオ信号を出力する。
【0018】Y/C分離回路42は、親子画面合成回路
41から出力される親子画面のコンポジットビデオ信号
を輝度信号Yと色差信号Cとに分離するものである。
【0019】クロマ回路43は、Y/C分離回路42で
分離された輝度信号Yと色差信号CとをCRT44でカ
ラー画像表示を行うRGB信号に変換するものである。
【0020】コントロール信号発生回路45は、上記チ
ューナ34、35にそれぞれチューニング信号を出力し
て所定のチャネルを選局したり、上記子画面選択回路3
8、親画面選択回路39にそれぞれ切換信号を出力し
て、何れの画像データを親画面あるいは子画面に表示す
るかの切り換え指示を行う。このコントロール信号発生
回路45は、図示しない外部リモコンから送信される赤
外線パルス等のリモコン信号をリモコン受信器46の受
光部で受信し、受信したリモコン信号に基づいて上記各
部を制御する各種コントロール信号を出力する。
【0021】同期分離回路47、48は、コンポジット
ビデオ信号から垂直及び水平同期信号を取り出すもので
ある。
【0022】タイミング信号発生回路49は、この垂直
及び水平同期信号に基づいて各種タイミング信号を作成
し、各部へ出力する。
【0023】本実施例の特徴的な構成は、上記子画面発
生回路40を用いて親画面中に挿入表示する子画面の画
像データを作成する点である。
【0024】図2は、図1の子画面発生回路の詳細な構
成ブロック図である。図2において、子画面発生回路4
0は、A/Dコンバータ51、フィルタ回路52、色差
入換回路53、リサンプリング回路54、フィルドメモ
リ55、D/Aコンバータ56から構成されている。
【0025】図1の子画面選択回路38から出力される
子画面用のコンポジットビデオ信号(VS1)は、A/D
コンバータ51に入力され、4fSC(fSC:色副搬送波
周波数)のクロック周波数でサンプリングされ、デジタ
ルデータ化される。
【0026】フィルタ回路52は、上記A/Dコンバー
タ51でサンプリングされたデジタルデータのうち輝度
信号Yの高域部分(例えば、1.2MHz以上)をカッ
トして低域部分(0〜1.2MHz)のみを通過させる
とともに、3.5MHzの色差信号Cを通過させるもの
である。このフィルタ回路52は、時間軸圧縮処理する
際に発生する不要な帯域部分を予めカットするためにあ
る。
【0027】色差入換回路53は、上記フィルタ回路5
2を通過してきた(R−Y)と(B−Y)の色差信号の
入れ換えを行う回路である。この回路53は、次段で色
差信号の周波数を変換する際に、リサンプリング処理に
より色差信号の(R−Y)と(B−Y)とが入れ換わる
ため、予め2つの色差信号を入れ換えるものである。リ
サンプリング回路54では、輝度信号Yの1.2MHz
以下の低域部分と色差入換が行われた3.5MHzの色
差信号Cとをここでは、1/3に時間軸圧縮するために
標本化周波数(fS )=(4fSC/3)を使ってリサン
プリング処理する。これにより、fS /2(=2fSC
3)以上の帯域の色信号は、標本化定理が満たされない
ため、折返し成分が発生して、周波数が変換される。
【0028】フィルドメモリ55は、リサンプリング回
路54でリサンプリングされたデータを書き込むメモリ
である。フィルドメモリ55へ書き込むデータは、4f
SC/3のクロックを使って書き込みが行われる。また、
このとき同時に1/3ライン毎に書き込むことにより、
垂直方向の圧縮が行われる。そして、フィルドメモリ5
5からデータを読み出す場合は、4fSCのクロックで読
み出しが行われる。このため、本実施例の子画面発生回
路40では、1/3に時間軸圧縮された子画面用の画像
データが得られる。
【0029】D/Aコンバータ56は、上記の時間軸圧
縮されたデジタル画像データをアナログ画像データに変
換する。そして、このD/Aコンバータ56から出力さ
れた子画面信号は、親子画面合成回路41で親画面信号
に合成されて親子画面信号として出力される。
【0030】図3は、図2の色差入換回路の構成ブロッ
ク図である。図3に示されるように、色差入換回路53
は、カウンタ61及び62を使って2クロック遅れでセ
レクタ63の入力端子Bに色差信号(R−Y),−(R
−Y)が入力されるとともに、現時点の色差信号(B−
Y),−(B−Y)が入力端子Aに入力され、セレクタ
63で各入力信号を2fSCのクロックを使って切り換え
選択することにより、色差信号の(R−Y)と(B−
Y)とを入れ換えることができる。
【0031】図4は、図3に係る色差入換回路を使って
色差信号の入換動作を説明する波形図である。図4
(a)に示すように、入力波形の(R−Y),−(R−
Y)は、2クロック遅れて入れ換えが行われ、図4
(b)に示すような入換出力波形としてセレクタ63か
ら出力される。図4(c)は、セレクタ63のセレクト
信号波形を示すもので、セレクト信号が「1」の場合に
はB入力を選択して出力し、セレクト信号が「0」の場
合にはA入力を選択して出力する。
【0032】なお、上記クロックは、タイミング信号発
生回路49から出力される。
【0033】本発明の画像圧縮装置は、上記のように構
成されており、以下その動作を説明する。
【0034】まず、図1に示すように、アンテナ32、
33で受信された高周波信号は、それぞれのチューナ3
4、35で選局される。このチューニング信号は、ユー
ザが図示しないリモコンから発するリモコン信号に基づ
いて、チューニングに関するコントロール信号(チュー
ニング信号)が発生する。このチューニング信号により
選択されたチャネルが中間周波信号に変換され、IF処
理部36、37により映像信号が取り出されて増幅さ
れ、子画面選択回路38と親画面選択回路39にそれぞ
れ入力される。そして、上記したコントロール信号発生
回路45は、子画面選択回路38と親画面選択回路39
に対して何れの中間周波信号を親画面信号あるいは子画
面信号とするかを選択する切換信号を出力する。
【0035】ここで、子画面選択回路38から出力され
るコンポジットビデオ信号VS1は、子画面発生回路40
で子画面信号に変換される。
【0036】図5は、図2の子画面発生回路で処理され
る時間軸圧縮を示す図で、図6は、そのときの信号スペ
クトルを示す図である。図2に示す、子画面発生回路4
0に入力される子画面のコンポジットビデオ信号
(VS1)は、図5(a)に示すように、A/Dコンバー
タ51でfS (=4fSC)のクロックでサンプリングさ
れてデジタルデータに変換される。そして、この信号ス
ペクトルは、図6(a)に示すようになり、フィルタ回
路52で輝度信号Yの1.2MHz以上の高域部分がカ
ットされるとともに、3.5MHzの色差信号Cを通過
させることにより、図6(b)に示すような帯域制限さ
れた信号スペクトルが得られる。
【0037】次に、図2に示すフィルタ回路52を通過
した信号は、色差入換回路53に入力される。図3の色
差入換回路53では、色差信号(R−Y),−(R−
Y)がカウンタ61、62により2クロック遅れでセレ
クタ63に入力されるとともに、現時点の色差信号(B
−Y),−(B−Y)が入力されて、2fSCのクロック
を使ってセレクタ63で入力信号の切り換え選択が行わ
れる。これにより、図4(b)に示すような色差信号
(R−Y)と(B−Y)との入れ換えを行うことができ
る。
【0038】このようにして、色差入換が行われたコン
ポジットビデオ信号は、図5(b)に示すように、リサ
ンプリング回路54でfS /3(=4fSC/3)のクロ
ックを使ってリサンプリングされる。これにより、1/
2・fS /3以上、すなわち2fSC/3以上の帯域のも
のは標本化定理が満たされないため、折り返し成分を発
生する。すなわち、色差信号Cは、図6(c)に示すよ
うに、2fSC/3以上であるので、リサンプリングを行
うと折り返し成分を発生し、色差信号C1 が輝度信号Y
1 の周波数に合うように周波数変換される。
【0039】また、図6(b)の輝度信号Yは、2fSC
/3以下であるのでリサンプリングしても折り返し成分
は発生せず、そのままリサンプリング結果として、図6
(c)に示す輝度信号Y1 となる。
【0040】次に、上記したリサンプリング結果は、4
SC/3の書き込みクロックを使ってフィールドメモリ
55に書き込まれる。また、このとき同時に1/3ライ
ン毎に書き込むことにより、垂直方向の圧縮が行われ
る。そして、フィールドメモリ55に書き込まれたデー
タを読み出す場合は、fS (=4fSC)のクロックで読
み出すため、図5(c)に示すように、1/3に時間軸
圧縮された画像データを得ることができる。これを図6
(d)で見ると、輝度信号Y2 の周波数が3倍に拡大し
ており、色差信号C2 は時間軸圧縮されたにも関わら
ず、色副搬送波周波数fSCが3.5MHzに保たれてい
ることがわかる。
【0041】そして、上記した図6(d)と図6(a)
とのスペクトルを比較した場合は、同じように見える
が、図6(c)に示すように、リサンプリング処理によ
り色信号Cの折り返し成分C1 を発生しており、時間軸
圧縮を行った図6(d)の色信号C2 は、色信号Cの3
SC/2に対する鏡像となるため、リサンプリングによ
り色差信号(R−Y)と(B−Y)とが入れ換わること
になる。
【0042】しかし、本実施例の子画面発生回路40で
は、上記した色差入換回路53により色差信号(R−
Y)と(B−Y)との入れ換えが予め行われているの
で、リサンプリングによって色差信号の配置が正常に戻
り、適正な子画面信号が得られる。
【0043】図7は親画面信号と子画面信号の波形を示
す図であり、その(a)は親画面合成回路に入力される
1水平走査周期(1H)の親画面信号波形を示す図であ
り、(b)は親画面合成回路に入力される1Hの子画面
信号波形であり、(c)は(a)の入力波形が連続する
概略波形図であり、(d)は(b)の子画面信号出力波
形が連続する概略波形図である。
【0044】そこで、図7に示されるように、本実施例
の画像圧縮装置の子画面出力は、親画面の1/3に時間
軸圧縮されていることがわかる。
【0045】そして、親子画面合成回路41で合成され
た親子画面信号は、Y/C分離回路42で輝度/色差信
号とに分離され、クロマ回路43でRGB信号に変換さ
れて、テレビ受像機31のCRT44の画面上にPin
P画面が表示される。
【0046】図8は、テレビ受像機のCRT画面上に表
示されたPinP画面の表示例を示す図である。図8に
示すように、CRT44の画面上には、PinP画面と
して親画面71とその一部に画面が縮小された子画面7
2が合成されて表示される。このように、従来の画像圧
縮装置は、PinPの子画面出力信号を得るために、一
度輝度信号Yと色差信号C(R−Y、B−Y)に分離し
ていたため、2つのY/C分離回路と2つのクロマ回路
及びビデオエンコーダ等が必要であった。しかし、本実
施例の画像圧縮装置では、コンポジットビデオ信号のま
ま時間軸圧縮できるので、上記回路に代えて子画面発生
回路40があればよく、回路構成が簡略化できるととも
に、コストを低減することができる。
【0047】なお、本発明は、ピクチャ・イン・ピクチ
ャの場合について説明したが、これに限定されず、種々
の応用が可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明は、コンポジットビデオ信号のま
ま子画面の画像データを時間軸圧縮することが可能とな
り、従来のような複数のY/C分離回路、クロマ回路あ
るいはビデオコンバータなどの回路が不要であって、回
路構成が簡略化され、装置自体を小型化することができ
るとともに、低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る画像圧縮装置を備えたテレビ受
像機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の子画面発生回路の詳細な構成ブロック図
である。
【図3】図2の色差入換回路の構成ブロック図である。
【図4】図3に係る色差入換回路を使って色差信号の入
換動作を説明する波形図である。
【図5】図2の子画面発生回路での時間圧縮を示す図で
ある。
【図6】図2の子画面発生回路で処理される信号スペク
トルを示す図である。
【図7】親画面信号と子画面信号の波形を示す図であ
る。
【図8】テレビ受像機のCRT画面上に表示されたPi
nP画面の表示例を示す図である。
【図9】従来のPinP回路の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
31 テレビ受像機 32、33 アンテナ 34、35 チューナ 36、37 IF処理部 38 子画面選択回路 39 親画面選択回路 40 子画面発生回路 41 親子画面合成回路 42 Y/C分離回路 43 クロマ回路 44 CRT 45 コントロール信号発生回路 46 リモコン受信器 47、48 同期分離回路 49 タイミング信号発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンポジットビデオ信号の輝度信号の低域
    と色差信号の帯域を通過させるフィルタと、 このフィルタから出力されたコンポジットビデオ信号の
    色差信号のR−Y成分とB−Y成分を入れ換える色差入
    換手段と、 この色差入換手段によりR−Y成分とB−Y成分が入れ
    換えられたコンポジットビデオ信号を圧縮率に対応する
    周波数でリサンプリングする圧縮手段と、 を有することを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】コンポジットビデオ信号のまま画像圧縮す
    る画像圧縮方法であり、 コンポジットビデオ信号の色差成分を輝度信号側へ周波
    数シフトし、 輝度信号及び周波数シフトされた色差信号から成るコン
    ポジットビデオ信号を時間軸圧縮するステップを含むこ
    とを特徴とする画像圧縮方法。
JP24596693A 1993-09-06 1993-09-06 画像圧縮装置及び画像圧縮方法 Pending JPH0779445A (ja)

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