JPH077910Y2 - 枕干し具 - Google Patents

枕干し具

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JPH077910Y2
JPH077910Y2 JP4187090U JP4187090U JPH077910Y2 JP H077910 Y2 JPH077910 Y2 JP H077910Y2 JP 4187090 U JP4187090 U JP 4187090U JP 4187090 U JP4187090 U JP 4187090U JP H077910 Y2 JPH077910 Y2 JP H077910Y2
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JP4187090U
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JPH04398U (ja
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喜美子 上村
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喜美子 上村
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、枕干し具に関するものであり、特に、任意数
の枕を吊り下げて乾燥させることのできる枕干し具に関
するものである。
[従来の技術] 元来、布団等の寝具類を日光に当てて干すことは、衛生
上必要であり、どの家庭においても行われているが、寝
具の中でも例えば布団であるならば、ベランダの手摺に
二つ折にして干すことができるが、枕は、通常屋根の上
又はベランダの上に載置して干すことが多い。
しかし、そのように載置した場合には、日光が枕の上半
分にしか当たらず、適当な時間をおいて該枕を反転させ
なければならない。また、載置されているので風通しが
悪く、乾燥が十分とはならない。更には、屋根の上やベ
ランダの上は、概してホコリ等で汚れているので、そこ
に直接枕を載置した場合等は衛生上問題があり、適当な
紙や布等に敷いて載置する必要がある。
また、以上のように載置する場合は、多少なりとも場所
を取る結果となり、現在の住宅事情からすると、その点
も看過できない。
また、網状のネットに入れて干すことも行われていた
が、日光に当たらない部分が出たり、風通しが悪く、吊
り下げると全体を締め付ける状態となって、せっかく干
しても風合いのよくないものとなる等依然として問題が
あった。
しかし、従来そのような問題点を除去できる手段ないし
装置は存在しなかった。
[考案が解決しようとする問題点] そこで、本考案は、上記従来技術の欠点を除去し、枕を
平均して万遍なく日光浴して通風し乾燥することがで
き、かつ、その乾燥に際し場所を取らず、更に、同時に
任意数の枕を干すことのできる枕干し具の開発を目的と
するものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本考案は、上記目的を達成するため創案され
たものであって、その第一は、一対の紐体を重ね、か
つ、任意数の摺動子に該摺動子が摺動可能になるように
挿通した枕支持部をU字状に垂設可能とし、更に、該枕
支持部の両端を支持体へ保持せしめて吊下げ可能として
なる枕干し具であり、その第二は、一対の紐体を重ね、
かつ、任意数の摺動子に該摺動子が摺動可能になるよう
に挿通し、該紐体の一端に該摺動子の落下を防止するた
めの止め部材を設けた枕支持部の一対をそれぞれ該紐体
の他端で支持体へ保持せしめて吊下げ可能としてなる枕
干し具であり、その第三は、一対の帯体を重ね、かつ、
任意数の固定弛緩可能な摺動子に挿通した枕支持部の一
対をそれぞれ該帯体の端部で支持体へ保持せしめて吊下
げ可能としてなる枕干し具である。
[作用] 本考案は、任意数用意されている摺動子に一対の紐体が
挿通されていて、枕支持部がU字状に形成してなるの
で、まず、一対の摺動子をU字状形状の最下点に配置
し、枕を該摺動子の上部に位置する一組の一対の紐体つ
まり計4本の紐体で挟むようにして該枕支持部間に架設
せしめ支持する。その後、該枕の上部に位置する一対の
摺動子を降下させることにより該枕を締め付け固定す
る。更に、複数の枕を干す場合には、該枕の更にその上
に摺動子を介して同様に固定する。以上のようにして、
枕を枕支持部に固定した上で、ぶら下げて枕の乾燥を行
う。摺動子の数が偶数個ではなく奇数個の場合には、一
つはスペアーとして使うことになる。
次に、支持体に、一対の紐体を重ね、かつ、任意数の摺
動子に摺動可能となるように挿通し、該紐体の一端に止
め部材を設けた枕支持部を他端で支持体に保持せしめた
場合は、まず、止め部材の部分に接し、該一対の紐体で
挟むように載置し、これを一組の一対の紐体について行
い、計4本の紐体で支持する。その後、該枕の上部に位
置する一対の摺動子を降下させることにより該枕を締め
付け固定する。更に、複数の枕を干す場合には、該枕の
更にその上に摺動子を介して同様に固定する。以上のよ
うに枕を枕支持部に固定した上で、懸吊する。
更に、一対の帯体を重ね、かつ、任意数の固定弛緩可能
な摺動子に挿通した枕支持部の場合は、任意の一対の摺
動子を固定し、該摺動子の上部に位置する一組の一対の
帯体つまり計4本の帯体で挟むようにして支持する。そ
の後、該枕の上部に位置する一対の摺動子を降下させる
ことにより該枕を締め付け固定する。更に、複数の枕を
干す場合には、前記の場合と同様に該枕の更にその上に
摺動子を介して同様に固定する。以上のように枕を枕支
持部に固定した上で、懸吊する。
このようにして、枕は全周を日光に浴せしめることがで
き、かつ、通風もよく、保持されるのが枕の両端近傍の
みであるので、風合いもよく干すことができる。
[実施例] 以下引き続き、本考案枕干し具の要旨をさらに明確にす
るため、図面を使用して一実施例を説明する。
第1図を用い第一実施例を説明する。枕干し具Aは、支
持体1aと枕支持部2aとからなり、支持体1aは、ハンガー
形状で、そのほぼ中央に吊下げ部11aが設けられ、ま
た、その両側の端に一対の係止穴12aを設けたものであ
る。該支持体1aの本体は木製であり、吊下げ部11aの部
分は金属性である。
次に、枕支持部2aは、一対の紐体21aを重ねあわせ、6
つの摺動子22aに該摺動子が摺動可能となるように挿通
したもので、該枕支持部2aをU字状として、該枕支持部
2aの両端を支持体1aに設けられた係止穴12aに挿通する
ことにより枕干し具Aを形成する。なお、摺動子22aは
木製又は合成樹脂等任意の素材で形成される。
以上のようにしてなる枕干し具Aを使用する場合には、
第1図に示すように、一対の摺動子22aを干すべく枕31a
の幅に応じて適当な距離を置いて配置し、該摺動子22a
の上部に位置する4本の紐体で挟むようにして支持し、
その後、該枕の上部に位置する一対の摺動子を降下させ
ることにより該枕31aを固定する。これにより、該枕31a
は一対の枕支持部2a間に架設される。
更に、複数の枕を干す場合には、その上に同様な方法で
枕32a、33aを固定する。以上のようにして、枕支持部2a
に枕を固定した後、物干し竿等に吊下げ部11aを介して
懸吊することにより枕干しを行う。
次に、第2図を用いて第二実施例について説明する。枕
干し具Bは、支持体1bと枕支持部2bとからなり、支持体
1aは、筒状の形状を有し、そのほぼ中央に吊下げ部11b
が設けられ、また、その両側の端に一対の係止穴12bを
設けたものである。
該支持体1aの本体は木製であり、吊下げ部11bの部分は
金属性である。
次に、枕支持部2bは、一対の紐体21bを重ねあわせ、6
つの摺動子22bに該摺動子22bが摺動可能となるように挿
通したもので、該枕支持部2bをU字状として、該枕支持
部2bの両端を支持体1bに設けられた係止穴12bを通して
上向きに結び目を作ることにより該支持体1bに固着させ
る。なお、摺動子22bは木製又は合成樹脂等任意の素材
で形成される。
以上のようにしてなる該枕干し具Bを使用する場合に
は、第2図に示すように、第一実施例の場合と同様にし
て行う。
次に、第3図を用いて第三実施例について説明する。枕
干し具Cは、支持体1cと一対の枕支持部2cとからなり、
支持体1aは、筒状の形状を有し、その両側の端に一対の
係止穴12cを設けたものである。該支持体1aは、筒状の
形状を有しているので、物干し竿等に通すことによりぶ
ら下げることができ、該支持体1aは吊下げ具の役割も果
していることになる。該支持体の本体は木製ないしは合
成樹脂等任意材料からなる。
また、枕支持部2cは、一対の紐体21cを重ねあわせ、3
つの摺動子22cに該摺動子22cが摺動可能となるように挿
通し、該紐体21cの一端に該摺動子22cの落下を防止する
ための止め部材に相当する結び目23cを設け、該紐体21c
の他端を該係止穴12cに挿通して支持体1aに取り付けら
れている。なお、摺動子22cは、木製又は合成樹脂等任
意の素材で形成される。
以上のようにしてなる該枕干し具Cを使用する場合に
は、第3図に示すように、二本の紐体21cと摺動子22cに
より枕支持部2cに枕を固定した上で、該支持体1aが筒状
の形状を有しているので、該支持体1aに物干し竿等を挿
通することによりぶら下げて使用する。
次に、第4図を用いて第四実施例について説明する。枕
干し具Dは、支持体1dと一対の枕支持部2dとからなり、
支持体1dは、ハンガー形状を有していて、その両側に一
対の係止穴12dを設けたものである。該支持体1dの本体
は、木製ないしは合成樹脂等任意材料からなる。
また、枕支持部2dは、リング状とした帯体21dを、3つ
の固定弛緩可能で日字形を呈した一本通し状の摺動子22
dに挿通し、該摺動子22dの固定及び弛緩を自在とし、一
端に横長のロ形状の止め部材23dが嵌装されたものであ
る。該枕支持部2dは、他の一端を係止穴12dに挿通する
ことにより支持体1dに取り付けられている。
次に、該枕干し具Dを使用する場合には、第4図に示す
ように、一対の帯体で枕を支持し、摺動子22dを操作し
て該枕を固定できるところに位置させ、帯体を伸張する
ことにより該摺動子22dに固定され、枕が該枕支持部に
固定されるので、枕干し具Dをぶら下げることにより行
う。
なお、前記実施例では枕支持部を支持体の係止穴に予め
挿通して形成したが、支持体に凹部や切欠き部を設け
て、使用時に組み立てて使用してもよく、また、支持
体、枕支持部、止め部材及び摺動子等の形状、材料、大
きさ、更には、摺動子の数等は前記実施例に限定されず
任意でよい等、本考案の目的、作用及び後述する効果の
奏する範囲において任意に定められてよく、これらの変
更は本考案の要旨を何ら変更するものでないことはいう
までもない。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案は、枕を計4本の紐
体ないしは帯体で挟むようにして架設して支持し、ぶら
下げて乾燥するので、平均して万遍なく日光浴を施し、
通風を行い、乾燥することができる。枕を紐ないしは帯
のような細い部材で支持するので、十分日光を当てるこ
とができ、かつ、全体を締め過ぎて風合いを損なうこと
がない。
また、上下に複数個の枕をぶら下げることができるので
任意数の枕を場所を取らずに干すことができて、効率的
である。更に、単に摺動子と紐体ないしは帯体で支持す
るので取扱が容易である。また、吊下げ部を介して支持
体が自由に回転可能となるようにすれば、風等により枕
が回転するので、一層万遍のない乾燥を施すことができ
る。
更には、本考案は簡易に製作することができるので、経
済的である。
以上、本考案はまことに優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案枕干し具の一実施例を示したもので、第
1図は第一実施例を示す斜視図、第2図は第二実施例を
示す斜視図、第3図は第三実施例を示す斜視図、第4図
は第四実施例を示す斜視図である。 A、B、C、D……枕干し具 1a、1b、1c、1d……支持体 2a、2b、2c、2d……枕支持部 21a、21b、21c……紐体 21d……帯体 22a、22b、22c、22d……摺動子 23c、23d……止め部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の紐体を重ね、かつ、任意数の摺動子
    に該摺動子が摺動可能になるように挿通した枕支持部を
    U字状に垂設可能とし、更に、該枕支持部の両端を支持
    体へ保持せしめて吊下げ可能としてなることを特徴とす
    る枕干し具。
  2. 【請求項2】一対の紐体を重ね、かつ、任意数の摺動子
    に該摺動子が摺動可能になるように挿通し、該紐体の一
    端に該摺動子の落下を防止するための止め部材を設けた
    枕支持部の一対をそれぞれ該紐体の他端で支持体へ保持
    せしめて吊下げ可能としてなることを特徴とする枕干し
    具。
  3. 【請求項3】一対の帯体を重ね、かつ、任意数の固定弛
    緩可能な摺動子に挿通した枕支持部の一対をそれぞれ該
    帯体の端部で支持体へ保持せしめて吊下げ可能としてな
    ることを特徴とする枕干し具。
JP4187090U 1990-04-18 1990-04-18 枕干し具 Expired - Lifetime JPH077910Y2 (ja)

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