JPH0778666B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0778666B2
JPH0778666B2 JP62196582A JP19658287A JPH0778666B2 JP H0778666 B2 JPH0778666 B2 JP H0778666B2 JP 62196582 A JP62196582 A JP 62196582A JP 19658287 A JP19658287 A JP 19658287A JP H0778666 B2 JPH0778666 B2 JP H0778666B2
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image forming
sheet
unit
image
microcomputer
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一佳 知久
節 内田
和紀 金倉
吉彦 広瀬
泰 村山
邦彦 松沢
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複写機、印刷機あるいはレーザービームプリ
ンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは搬送手段及び転
写手段を機体に対して移動し得る画像形成装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、収納装置から給送されたシートを画像形成部から
定着器まで搬送する複数の搬送ローラ対を備えた画像形
成装置例えばカラー複写機が知られているが、該画像形
成装置は搬送ローラ対間に搬送ガイドを備えており、シ
ートは搬送ローラ対から該搬送ガイドに案内されて次の
搬送ローラ対に挾持される。該装置においては、シート
が搬送ガイドとの摩擦により帯電したり紙粉を生じたり
する欠点があった。
この欠点を解消するものとして、搬送ベルトを備え、該
搬送ベルトによりシートを給紙直後から定着器まで搬送
する画像形成装置がある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上述した搬送ベルトを備える画像形成装置で
は、搬送ベルトは常に感光体と接触しているため、画像
形成動作開始時及び停止時、夫々の駆動モータの回転が
安定するまで周速差により摩擦接触して搬送ベルト及び
感光体が摩耗し易く、また搬送ベルトと感光体の接触部
分の通風が悪くなり、オゾン除去を送風にて十分行なえ
ず、更にジャム処理等を行うメンテナンス作業の際、搬
送ベルトを移動しなければならず、その手間が煩雑であ
った。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であり、搬送手段及び転写手段を画像形成部に対して接
離方向に移動自在に構成し、該搬送手段及び転写手段
を、前記画像形成部に近接してシートを搬送して画像を
転写する第1位置、前記画像形成部から僅かに離間した
第2位置及び前記画像形成部から更に離間した状態で前
記搬送手段がシート搬送方向に回転する第3位置へ移動
する駆動手段を配設した、ことを特徴とするものであ
る。
(ホ)作用 上述構成に基づき、画像形成装置が画像形成作業を行う
場合、搬送手段及び転写手段を、画像形成部に近接した
第1位置に移動し、該搬送手段によりシートを画像形成
部へ搬送し、そして該シートに画像形成部の画像を転写
手段により転写し、それから該シートを再び搬送手段に
より搬送する。そして、画像形成作業が終了した場合、
搬送手段及び転写手段は画像形成部から僅かに離間した
第2位置へ移動して待機し、この際搬送手段は回転さ
れ、画像形成部との間を通風する。また、ジャム処理等
のメンテナンス作業を行う場合、搬送手段及び転写手段
を画像形成部から更に離間した第3位置へ移動してメン
テナンス作業を行う。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
レーザービームプリンタ1は、第1図に示すように、機
体2内に3組の画像形成部3,5,6を備え、該画像形成部
3,5,6は夫々異なった色のトナーにより画像を形成して
カラー画像形成するように構成されている。また、該機
体2は着脱自在なカセット7を備え、該機体2側には該
カセット7の装着を検知するカセット検知スイッチ9が
配設されている。更に、該カセット7の上方には、該カ
セット7に収納されているシートSを給送する給紙ロー
ラ10が配設されており、該ローラ10の下流にはシートS
を同期搬送するレジストローラ対11が配設されている。
そして、該ローラ対11の下流には、ランプ12a及びフォ
トダイオード12bから構成されるシート検知センサ12が
配設されており、該ダイオード12の下流には、フレーム
13により回転自在に支持された駆動ローラ15及び従動ロ
ーラ16にポリウレタン等の樹脂材料により構成された搬
送ベルト17が張設されており、更に該従動ローラ16には
押えローラ19が当接して回転するように構成されてい
る。また、該ローラ19の下流には前記搬送ベルト17を挟
んで上・下吸着用帯電器20a,20bが配設されており、該
帯電器20a,20bの下流にはランプ21aとフォトダイオード
21bからなるシート検知センサ21が配設されている。更
に、該センサ21の下流には前記画像形成部3が配設され
ており、該画像形成部3はレーザースキャナ部22からの
レーザー信号をミラー23を介して受信するように構成さ
れている。そして、該画像形成部3は、円筒状の感光ド
ラム25を有し、該ドラム25の周囲には一次帯電器26、マ
ゼンダ色トナーにより現象する現象器27、転写帯電器29
及びクリーナ30が配設されている。また、該画像形成部
3の下流にはシート検知センサ31が配設されており、該
センサ31はランプ31a及びフォトダイオード31bにより構
成されている。更に、該センサ31の下流には前記画像形
成部5が配設されており、該画像形成部5はレーザース
キャナ部32からのレーザー信号をミラー33を介して受信
するように構成されている。そして、該画像形成部5
は、円筒状の感光ドラム35を有し、該ドラム35の周囲に
は一次帯電器36、シアン色トナーにより現象する現象器
37、転写帯電器39及びクリーナ40が配設されている。ま
た、該画像形成部5の下流にはシート検知センサ41が配
設されており、該センサ41はランプ41a及びフォトダイ
オード41bにより構成されている。更に該センサ41の下
流には前記画像形成部6が配設されており、該画像形成
部6はレーザースキャナ部42からのレーザー信号をミラ
ー43を介して受信するように構成されている。そして、
該画像形成部6は、円筒状の感光ドラム45を有し、該ド
ラム45の周囲には一次帯電器46、イエロー色トナーによ
り現象する現象器47、転写帯電器49及びクリーナ50が配
設されている。また、該画像形成部6の下流かつ前記搬
送ベルト17の下流には、シートSを該ベルト17から分離
する分離爪51が配設されており、該分離爪51の下側には
該ベルト17上の汚れを除去すると共に静電吸着力を除去
する導電性ブレード52が配設されている。更に、該分離
爪51の下流には搬送ガイド53が配設されており、該ガイ
ド53はランプ55aとフォトダイオード55bとにより構成さ
れたシート検知センサ55を備えている。そして、該ガイ
ド53の下流には定着器56が配設されており、該定着器56
は、ランプ57aとフォトダイオード57bとにより構成され
たシート排出センサ57を備えている。また、該定着器56
の上部には、カバー59の開閉によりON・OFFする定着カ
バースイッチ60が配設されており、該定着器56の下流に
は排紙トレイ61が前記機体2外側に立設されている。更
に、前記搬送ガイド53の下側には排出ガイド62が配設さ
れており、該ガイド62の下流には開閉自在な排出カバー
63が配設されている。そして、前記機体2内下方にはカ
ム軸65が回転自在に支持されており、該軸65にはカム66
が固定されており、また該カム66によりリフタフレーム
67が昇降自在に支持されており、該リフタフレーム67の
左右にはローラ69が回転自在に支持されており、これに
より昇降ユニットUが構成されている。更に、該ローラ
69により前記フレーム13が略々水平方向へ移動自在に支
持されており(第3図参照)、該フレーム13に、前記駆
動ローラ15、前記従動ローラ16、前記吸着用帯電器20
b、前記フォトダイオード21b,31b,41b、前記転写帯電器
29,39,49、前記分離爪51及び導電性ブレード52が取り付
けられ、これにより搬送ユニット70が構成されている。
そして、前記レーザービームプリンタ1は、第2図に示
すように、前記機体2の手前側に開閉自在なドア71,71
を備えており、該ドア71,71の開放により前記搬送ユニ
ット70を手前側へ引き出し得るように構成されている。
また、該ドア71,71の開閉によりON・OFFするドアスイッ
チ72,72が前記機体2手前側に配設されており、更に該
機体2の奥側には前記搬送ユニット70の着脱によりON・
OFFするポジションスイッチ73が配設されている。な
お、図中75はリセットスイッチを示す。
そして、レーザービームプリンタ1は、第3図に示すよ
うに、マイクロコンピュータ76を備え、該マイクロコン
ピュータ76の入力ポートには、前記カセット検知スイッ
チ9、シート検知センサ12,21,31,41,53、シート排出セ
ンサ57、定着カバースイッチ60、ドアスイッチ72、ポジ
ションスイッチ73及びリセットスイッチ75が連結されて
おり、更に出力ポートには搬送不良警告表示77、ウェイ
ト表示79、昇降ユニット作動警告表示80、搬送ユニット
装着不良警告表示81及びブザー82が連結されている。
また、これら表示77,79,80,81及びブザー82は、第4図
に示すように、レーザービームプリンタ1の操作部84に
配置されており、該操作部84はスタートキー85、テンキ
ー86及び濃度キー87等を備えている。
ついで本実施例の作用を第8図のフローチャートに沿っ
て説明する。
外部装置からレーザービームプリンタ1に画像信号が入
力されると(S1)、緑色成分の画像信号がレーザースキ
ャナ部22へ入力され、該レーザースキャナ部22は、緑色
成分の画像信号に基づき、内蔵したレーザーダイオード
(図示せず)により変調発光したレーザー光をポリゴン
ミラー(図示せず)により平行走査状態にてミラー23を
介して一次帯電器26により一様に帯電している感光ドラ
ム25へ照射する。これにより、感光ドラム25上に緑色成
分の潜像が形成され、該潜像は現象機27が内蔵するマゼ
ンダ色トナーにより現像されて顕画像となる。同様にし
て、赤色成分の画像信号により画像形成部5はシアン色
トナーにより顕画化された画像を感光ドラム35上に形成
し、更に青色成分の画像信号により画像形成部6はイエ
ロー色トナーにより顕画化された画像を感光ドラム45上
に形成する。そして、カセット7に収納されているシー
トSは、給紙ローラ10によりレジストローラ対11へ給送
され、該レジストローラ対11に挾持、搬送される。それ
から、該シートSの先端が給紙ローラ10回転後の設定時
間a内にシート検知センサ12により検知されてフォトダ
イオード12bからの信号出力値に変化が有ると、マイク
ロコンピュータ76は、レジストローラ対11を停止すると
共に(S3)、待機位置(第5図参照)に位置している搬
送ユニット70を、カムモータ(図示せず)を回動してカ
ム66によりリフタフレーム67と共に搬送位置(第1図参
照)へ押し上げる。更に、マイクロコンピュータ76は、
所定タイミングにてレジストローラ対11を再起動し(S
4)、該レジストローラ対11によりシートSは、感光ド
ラム25上の画像と同期して搬送される。そして、該シー
トSは、従動ローラ16と押えローラ19とに挾持、搬送さ
れ、更に、吸着用帯電器20a,20bにより静電吸着力を有
す搬送ベルト17に吸着されて画像形成部3へ搬送され
る。この際、レジストローラ対11再起動後の設定時間b
内に該シートSがシート検知センサ21により検知されて
フォトダイオード21bからの信号出力値に変化が有ると
(S5)、該センサ21からの検知信号に基づき、マイクロ
コンピュータ76はシートSが通過したと判断する。それ
から、シートSは、転写帯電器29により感光ドラム25上
のマゼンダ色トナーにより形成された画像を印字され、
画像形成部5へ搬送される。この際、該シートSはシー
ト検知センサ31により設定時間c内すなわちシート検知
センサ21に検知されてから所定時間内に検知され、フォ
トダイオード31bからの信号出力値に変化が有ると(S
6)、該センサ31の検知信号に基づき、マイクロコンピ
ュータ76はシートSが通過したと判断する。そして、該
シートSは、転写帯電器39により感光ドラム35上のシア
ン色のトナーにより形成された画像を印字され、画像形
成部6へ搬送される。この際、該シートSはシート検知
センサ41により設定時間内すなわちシート検知センサ31
に検知されてから所定時間内に検知され、フォトダイオ
ード41bからの信号出力値に変化が有ると(S7)、該セ
ンサ41の検知信号に基づき、マイクロコンピュータ76は
シートSが通過したと判断する。そして、該シートS
は、転写帯電器49により感光ドラム45上のイエロー色ト
ナーにより形成された画像を印字され、分離爪51により
搬送ベルト17から分離される。それから、該シートS
は、搬送ガイド53により定着器56へ案内される際、シー
ト検知センサ55により設定時間d内すなわちシート検知
センサ41に検知されてから所定時間内にその先端が検知
されフォトダイオード55bからの信号出力値に変化が有
ると(S8)、該定着器56により画像を定着される。この
際、該シートSは該定着器56内において、加熱、加圧さ
れ、該シートS上の各色トナーは融け合って減色混合を
行ってフルカラー画像となる。そして、設定時間e内す
なわちシートSの先端が検知されてから所定時間内にシ
ートSの後端がシート検知センサ55により検知されフォ
トダイオード55bからの信号出力値に変化が有ると(S
9)、フルカラー画像を定着されたシートSは排紙トレ
イ61へ排出される。この際、該シートSがシート排出セ
ンサ57により設定時間f内すなわちシート後端がシート
検知センサ55に検知されてから所定時間内に検知されて
フォトダイオード57bからの信号出力値に変化が有ると
(S10)、該センサ57の検知信号に基づき、マイクロコ
ンピュータ76はカムモータによりカム66を回動してリフ
タフレーム67と共に搬送ユニット70を待機位置(第5図
参照)に下げる。そして、感光ドラム25,35,45から離間
した搬送ベルト17は回転を続け、導電性ブレード52によ
り表面に付着したトナー及び紙粉を清掃されると共に除
電される。
ついで、シート搬送不良の際の作用を第8図から第11図
までのフローチャートに沿って説明する。
前述S2において、設定時間a内にフォトダイオード12b
からの信号出力値に変化が無いとマイクロコンピュータ
76が判断した場合、該コンピュータ76はカセット7にお
いて搬送不良が発生したと判断して搬送不良除去シーケ
ンス(第9図参照)を作動する。そして、マイクロコン
ピュータ76は、搬送不良を起こしたシートSが1枚目に
搬送されたシートSか否か判断し(S11)、1枚目と判
断した場合、レーザービームプリンタ1の画像形成作業
を停止すると共に、搬送不良警告表示77をON・OFFする
(S12)。また、マイクロコンピュータ76が1枚目では
なく連続画像形成中の何枚目かのシートSであると判断
した場合、該コンピュータ76は、給紙ローラ10及びレジ
ストローラ対11の回動を停止し(S13)、それからシー
トSがレーザービームプリンタ1内に給送されてから排
出されるまでに要する時間(g秒)後、レーザービーム
プリンタ1の画像形成作業を停止すると共に、搬送不良
警告表示77を点灯する(S14)。そして、該警告表示77
を確認したオペレータはカセット7を機体2から引抜い
てジャムシートSを除去する。この際、マイクロコンピ
ュータ76は、カセット7の引抜きによりOFFするカセッ
ト検知スイッチ9によりカセット7の引抜きを検知する
(S15)。それから、オペレータがジャムシートSを除
去したカセット7を再び機体2に装着すると、カセット
検知スイッチ9がONし(S16)、該スイッチ9のON信号
を受信するマイクロコンピュータ76は搬送不良警告表示
77をOFFして画像形成作業を再開する(S17)。そして、
レーザービームプリンタ1が前述S1からの動作を繰り返
す際、マイクロコンピュータ76が前述S5,S6,S7,S8ある
いはS9においてNOと判断した場合、該コンピュータ76
は、連続画像形成作業中か否か判断し(S18)、連続画
像形成作業中と判断した場合、ジャムしたシートSが1
枚目か否か判断し(S19)、1枚目であると判断した場
合、画像形成作業を停止して搬送不良警告表示77を点灯
する(S20)。また、1枚目ではないと判断された場
合、マイクロコンピュータ76は、画像形成作業を停止し
てすでに3色のトナー画像を転写し終えて搬送ベルト17
から送り出されていたシートSを定着するのに十分な時
間(h秒)定着器56を作動し(S21)、それから前述S20
の動作を行う。
そして、搬送不良警告表示77を確認したオペレータは機
体2手前側の左右ドア71,71を開放する(第2図参
照)。これにより、左右ドアスイッチ72,72はOFFし(S2
2)、該スイッチ72,72のOFF信号によりマイクロコンピ
ュータ76はドア71,71が開放されたと判断する。それか
ら、該コンピュータ76は、図示しない駆動手段によりカ
ム軸65を回動して昇降ユニットUを下降作動し、昇降ユ
ニット作動警告表示80を点灯すると共に、ブザー82を鳴
らす(S23)。更に、マイクロコンピュータ76は、カム
軸65の回転角を検知する検知手段(図示せず)からの信
号により搬送ユニットUが第6図に示す位置まで降下し
たか否か判断し(S24)、降下したと判断した場合、駆
動手段を停止して昇降ユニットUの下降作動を停止し、
また昇降ユニット作動警告表示80を消灯すると共に、ブ
ザー82を停止する(S25)。そして、オペレータは、該
ブザー82の停止を確認すると、搬送ユニット70を手前側
に引き出してジャムシートSを取り除き(第2図参
照)、リセットスイッチ75をONすると(S26)、搬送不
良警告表示77は消灯する(S27)。この際、該搬送ユニ
ット70の引き出しによりポジションスイッチ73はOFFし
(S28)、該スイッチ73のOFF信号を受信するマイクロコ
ンピュータ76は搬送ユニット装着不良警告表示81を点灯
する(S29)。そして、ジャム処理終了後、オペレータ
は搬送ユニット70を機体2内に戻す。これにより、ポジ
ションスイッチ73はONし(S30)、該スイッチ73からのO
N信号を受信するマイクロコンピュータ76は搬送ユニッ
ト装着不良警告表示81を消灯する(S31)。それから、
オペレータが左右のドア71,71を閉じると、左右のドア
スイッチ72,72がONし(S32)、該スイッチ72,72のON信
号を受信するマイクロコンピュータ76は作動準備中であ
ることを表示するウエイト表示79を点灯する(S33)。
更に、該コンピュータ76は、ジャムしたシートSが連続
画像形成作業中にジャムしたか否か判断し(S34)、連
続画像形成作業中であると判断した場合、搬送ユニット
70を、少なくとも搬送ベルト17が周長の半分を移動する
に十分な時間(i秒間)作動させ、該搬送ベルト17上に
吸着されているシートSを分離爪51により剥がして排出
路62へ搬送する(第7図参照)。この際、該搬送ベルト
17は導電性ブレード52により付着したトナー等を清掃さ
れると共に除電される(S35)。そして、i秒経過後、
マイクロコンピュータ76は、各センサ12,21,31,41のラ
ンプ12a,21a,31a,41aを点灯し、各フォトダイオード12
b,21b,31b,41bからの信号出力値が正常か否か判断し(S
36)、出力値が正常でないと判断した場合、搬送不良警
告表示77を点灯し(S37)、前述S26からの動作を繰り返
す。また、出力値が正常であると判断した場合、マイク
ロコンピュータ76は、感光体ドラム25,35,45を少なくと
も1回転させ、各クリーナ30,40,50により各ドラム25,3
5,45の表面清掃を行う(S38)。一方、前述S34におい
て、連続画像形成作業中でないと判断した場合、マイク
ロコンピュータ76は、各フォトダイオード12b,21b,31b,
41bからの信号出力値が正常か否か判断し(S39)、正常
でないと判断した場合、搬送不良警告表示77を点灯し
(S40)、前述S26からの動作を繰り返す。また、信号出
力値が正常であると判断した場合、マイクロコンピュー
タ76は、感光体ドラム25,35,45を少なくとも1回転させ
て表面の清掃を行い、更に搬送ユニット70を少なくとも
搬送ベルト17が周長の半分を移動するのに十分な時間
(i秒間)作動させて該ベルト17の表面清掃と除電を行
う(S41)。そして、i秒経過後、マイクロコンピュー
タ76は、駆動手段によりカム軸65を回動し、カム66によ
りリフタフレーム67を介して搬送ユニット70を押し上
げ、更に昇降ユニット作動警告表示80を点灯すると共に
ブザー82による警告音を発する。それから、該コンピュ
ータ76は、検知手段からの信号に基づき、搬送ユニット
70が画像形成作業可能な位置まで上昇したか否か判断し
(S43)、上昇したと判断した場合、昇降ユニットUの
作動を停止すると共に昇降ユニット作動警告表示80を消
灯し、更にブザー82を停止する(S44)。そして、マイ
クロコンピュータ76はウエイト表示79を消灯し(S4
5)、前述S1からの動作を行う。
また、前述S10において、設定時間f内にフォトダイオ
ード57bからの信号出力値に変化がないと判断された場
合、マイクロコンピュータ76は、レーザービームプリン
タ1の画像形成作業を停止し、搬送不良警告表示77を点
灯する(S46)。そして、該表示77を検知したオペレー
タが定着器56のカバー59を開放すると、定着カバースイ
ッチ60はOFFし(S47)、該スイッチ60のOFF信号を受信
するマイクロコンピュータ76はカバー59が開放されたと
判断する。それから、オペレータがジャムシートSを取
り除いてカバー59を閉じると、定着カバースイッチ60が
ONし(S48)、該スイッチ60のON信号を受信するマイク
ロコンピュータ76は、フォトダイオード57bの信号出力
値が正常か否か判断し(S49)、正常でないと判断した
場合、前述S47からの動作を繰り返す。また、出力値が
正常であると判断した場合、マイクロコンピュータ76
は、搬送不良警告表示77を消灯すると共に、ウエイト表
示79を点灯する(S50)。それから、該コンピュータ76
は、定着器56内の熱ローラが定着作動可能な温度に達す
まで温度調整回路を作動して該熱ローラを昇温する(S5
1)。そして、該熱ローラが定着作動可能な温度まで昇
温すると、マイクロコンピュータ76は各感光ドラム25,3
5,45、搬送ユニット70及び定着器56をi秒間作動して搬
送ベルト17に吸着している画像形成作業が途中のシート
Sを定着器56により定着して機体2外へ排出する(S5
2)。この際、各感光ドラム25,35,45及び搬送ベルト17
はそれぞれのクリーナ30,40,50あるいは導電性ブレード
52により清掃される。そして、i秒間経過後、マイクロ
コンピュータ76は各フォトダイオード12b,21b,31b,41b,
55bの信号出力値が正常か否か判断し(S53)、正常でな
いと判断した場合、前述S23からの動作を繰り返す。ま
た、信号出力値が正常であると判断した場合、マイクロ
コンピュータ76は、ウエイト表示79を消灯して前述S1か
らの画像形成作業を再開する。
なお、上述実施例において、シート検知センサをランプ
とフォトダイオードにより構成したが、これに限らず、
マイクロスイッチあるいは静電容量を利用したもの等に
よりシート検知センサを構成してもよい。
また、上述実施例において、搬送ベルト17の清掃装置と
して導電性ブレード52を例にとり説明したが、これに限
らず、ブラシ、静電吸着力による方法、空気流による方
法あるいは粘着力による方法等を用いてもよい。
更に、上述実施例において、昇降ユニットUとしてカム
機構を例にとり説明したが、これに限らず、パンタグラ
フ機構、あるいはラックとピニオンギア等を用いてもよ
い。
なお、上述実施例において、搬送ユニット70は上下に平
行移動するように構成されているが、これに限らず、第
12図及び第13図に示すように、搬送ユニット70′の一側
のみを支持し、該一側を回動中心として回動自在に支持
しても同様の効果を得ることができる。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によると、搬送手段及び転
写手段を画像形成部に対して接離方向に移動自在に構成
し、該搬送手段及び転写手段を、画像形成部に近接して
シートを搬送して画像を転写する第1位置、画像形成部
から僅かに離間した状態で前記搬送手段がシート搬送方
向に回転する第2位置及び画像形成部から更に離間した
第3位置へ移動する駆動手段を有するので、非画像形成
時、搬送手段を画像形成部から僅かに離間して、周速差
により搬送手段及び画像形成部の摩耗を極力減少するこ
とができると共に、通風を良くして、オゾン除去を送風
により十分行うことができ、また導電性ブレード等によ
り、搬送手段表面に付着したトナー及び紙粉の清掃をも
行うことが可能であり、更にジャム処理等を行うメンテ
ナンス作業の場合、搬送手段及び転写手段を更に画像形
成部から離間して、メンテナンス作業を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置を示す正面断面図で
あり、第2図はその動作を示す平面図であり、また第3
図はその制御部を示すブロック図であり、更に第4図は
その操作部を示す平面図である。そして、第5図ないし
第7図は本発明の動作を示す正面断面図である。また、
第8図ないし第11図は本発明の作用を示すフローチャー
トである。更に第12図及び第13図は他の実施例を示す斜
視図である。 1……画像形成装置、2,5,6……画像形成部、17……搬
送手段、29,39,49……転写手段、S……シート、U……
駆動手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金倉 和紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 広瀬 吉彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 村山 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松沢 邦彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−151954(JP,A) 特開 昭54−92745(JP,A) 特開 昭60−184274(JP,A) 特開 昭62−15576(JP,A) 特開 昭58−105268(JP,A) 実開 昭60−51565(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成部と、該画像形成部へシートを搬
    送する搬送手段と、該搬送手段により前記画像形成都へ
    搬送されたシートに該画像形成部の画像を転写する転写
    手段と、を備えてなる画像形成装置において、 前記搬送手段及び前記転写手段を前記画像形成部に対し
    て接離方向に移動自在に構成し、 該搬送手段及び転写手段を、前記画像形成部に近接して
    シートを搬送して画像を転写する第1位置、前記画像形
    成部から僅かに離間した状態で前記搬送手段がシート搬
    送方向に回転する第2位置及び前記画像形成部から更に
    離間した第3位置へ移動する駆動手段を配設した、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記第2位置が非画像形成位置であり、ま
    た前記第3位置がジャム処理等を行うメンテナンス位置
    である特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
JP62196582A 1987-05-28 1987-08-06 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0778666B2 (ja)

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JP62196582A JPH0778666B2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 画像形成装置
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