JPH0778545B2 - タイマ装置 - Google Patents

タイマ装置

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JPH0778545B2
JPH0778545B2 JP60173043A JP17304385A JPH0778545B2 JP H0778545 B2 JPH0778545 B2 JP H0778545B2 JP 60173043 A JP60173043 A JP 60173043A JP 17304385 A JP17304385 A JP 17304385A JP H0778545 B2 JPH0778545 B2 JP H0778545B2
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興三 小森田
新吾 市川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイマ装置に関し、特に職場での会議や作業時
間の進行管理に用いるタイマ装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
既に知られる様に、タイマ装置(以下タイマーと称す)
は、あらゆる分野で用いられている。一般にタイマーは
あるシステムあるいは製品の中に内蔵されて時間管理と
しての機能を分担するタイプと、単品として製品化され
ユーザー側で時間管理のために利用するタイプが知られ
ている。前者のタイプには時計機能とタイマー機能を併
せ持ったいわゆる複合製品が大部分であり、時計を用い
てタイマー機能を発揮させている。これに属するタイマ
ーとしてオーディオ用タイマーが広く知られているが、
これはユーザー個人がその目的に応じて使用するもので
ある。さらに、後者のタイプとして職場での会議や作業
時間の進行管理に用いるタイマーも知られている。この
種のタイマーとしては、予定の会議時間(例えば1時
間)をタイマー時間としてセットしておき、会議が開始
されると同時にスタートボタンによってスタートさせて
開始時刻からの時間経過を表示し、設定時間経過時やそ
の直前にブザーを鳴動させるかランプを点灯させて報知
する事によって議事進行を管理している。しかしなが
ら、この様な予め予定の会議時間を設定したタイマーを
会議の進行管理に用いると、例えば参加者の遅刻等によ
って会議の開始時刻が遅れてしまった場合には会議の終
了時刻が遅れることになる。
しかし一般に参加者の都合から見て会議終了時刻は遅ら
せられない事が多く、この様な場合には会議時間を短く
して開催する事となる。従って会議の終了時刻を遅れさ
せられない場合は、会議開始の間際に改めて開始時刻と
終了時刻とに基づき手動操作によって当初の予定よりも
短いタイマ時間を設定し直し、改めてスタートさせる事
になり、この様な面倒な操作と無駄な時間が会議の進行
に悪影響を及ぼす結果となる。
又、予定よりも会議時間が短縮された事によって当初の
会議時間にたいして割り振られた議事進行のスケジュー
ルが狂ってしまう事によりスムーズな進行管理が出来な
くなるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解消したタイマ装置を提供する
にあり、その手段は、時刻情報を発生する計時回路、タ
イマ動作の開始時刻と終了時刻を設定するタイマ情報設
定回路、前記タイマ情報設定回路に設定された開始時刻
と終了時刻に基づいてタイマ時間を算出するタイマ回
路、前記タイマ時間を百分率データに変換する百分率演
算手段、前記百分率データに基づいてタイマ時間の進度
信号を発生する進度信号発生回路、及び前記進度信号に
より経過時間の進度を百分率表示する進度表示部とを具
備し、前記タイマ情報設定回路は外部操作部材のスイッ
チ操作によって前記計時回路の現在時刻を開始時刻とし
て読込むよう構成したことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る一実施例としてのタイマ装置の正
面図である。第1図において、タイマ装置1は置時計型
をなし、例えば会議場あるいは会議室の中心的位置に置
かれ、末席でも認識可能な適度な大きさの表示部を有
し、かつ可搬性のある寸法、重量を有するものとする。
タイマ表示部2は経過時間を減算して時、分、でデジタ
ル表示するもので、正面上方付近に設けられ、百分率表
示部3は設定時間の内の経過時間を%表示するものであ
る。百分率表示部3は配分された時間の区切りを表示す
る区切り表示部31と経過時間を%表示する進度表示部32
により構成され、進度表示部32は、60個のパターンを有
し10%ごとに数字を付してある。又区切り表示部31は、
前記60個のパターンに対応して、それぞれK0〜K59が設
けられている。時刻表示部4はデジタル時計であって現
時刻を表示する。開始時刻表示部5は時間管理即ちタイ
マ管理すべき時間の開始時刻をデジタル表示し、終了時
刻表示部6はその終了時刻を表示する。目盛時刻表示部
7は百分率表示部3の10%ごとの時刻を表示するため
の、9個の表示部7a〜7iを有する。ブザー8は区切り時
間経過と時間終了を知らせるためのものである。正面の
下部には操作釦類が設けられている。即ち、スタート釦
STにより時間計数が開始され、リピート釦REは同じ区切
り時間の発表が繰り返し行われるときに用いる。クリヤ
釦CLは設定時間をクリヤするときに用いる。セレクト釦
SLは時間管理すべき時間を選択するためのもので、この
釦により選択された時間をセット釦SEによりセットす
る。尚、セレクト釦SLは1つの釦の操作によって分、
時、区切りマークが選択できるタイプのものを用いる。
第2図は第1図装置の回路ブロック図である。第2図に
おいて、11は選択回路、12はタイマ情報設定回路、13は
タイマ回路、14は百分率演算回路、15は進度信号発生回
路、16は計時カウンタ、17は発振回路、18は分周回路、
19はタイマ用分周回路、20は音響駆動回路、21は制御信
号発生回路、22は目盛時刻演算回路、100は計時回路で
あって前記発振回路17、分周回路18、計時カウンタ16に
より構成されるもの、PS、PSE、PSL、PCおよびPRはそれ
ぞれスタートパルスPs、セットパルスPse、セレクトパ
ルスPsl、クリヤーパルスPc、およびリピートパルスPr
を発生する回路である。
以下、回路の構成及び機能を詳細に説明する。
計時回路100は発振回路17、分周回路18、計時カウンタ1
6により構成され、前記計時カウンタ16によって発生す
る時及び分の時刻情報を前記時刻表示部4に表示してい
る。
タイマ情報設定回路12は、開始時刻を記憶する開始時刻
メモリ121と終了時刻を記憶する終了時刻メモリ122とを
備え、後述する方法によって、開始時刻メモリ121と終
了時刻メモリ122に設定された開始時刻Tkと終了時刻To
がOd端子より出力されて開始時刻表示部5と終了時刻表
示部6に表示されるとともに、Om端子及びO端子より、
それぞれタイマ回路13と目盛時刻演算回路22に供給され
る。
タイマ回路13は、図示しない演算機能を有するタイマメ
モリと減算動作が可能なタイマカウンタとにより構成さ
れている。そしてタイマメモリは、端子Sltに供給され
る開始時刻Tkと終了時刻Toとからタイマ時間Tを(1)
式によって算出し記憶する。
T=To−Tk ……(1) そしてタイマ時間Tは、Od端子より出力されて、タイマ
表示部2に表示されるとともに、Dt端子より百分率演算
回路14に供給され、さらにタイマカウンタにプリセット
されることにより該タイマカウンタはCL端子に供給され
るクロック信号φによって減算動作を行い、減算終了
時にOs端子より終了信号Posを発生する。
又タイマ動作終了後、Rp端子にリピート信号Prが供給さ
れると、タイマメモリに記憶されているタイマ時間Tが
再びタイマカウンタにプリセットされて減算動作を行う
リピート動作となる。そしてR端子にクリヤー信号Pc
供給されるとタイマメモリに設定記憶されているタイマ
時間Tがクリヤーされて初期状態となる。
目盛時刻演算回路22は、端子Smtに供給される開始時刻T
kと終了時刻Toとから前記(1)式によってタイマ時間
Tを演算し、さらにT/10によって1目盛の時間巾Tmを算
出する。そしてこのTmを開始時刻Tkに順次加算すること
によって9個の目盛時刻を決定し端子Odより出力して目
盛時刻表示部7を構成する9個の表示部7a〜7iに表示す
る。尚1目盛の時間巾Tmが、演算の結果秒単位迄、存在
する場合には、30秒を境として切上げ又は切捨てを行い
分単位迄の表示とする。上記一連の演算動作は端子Cに
供給される制御信号発生回路21から発生された演算指令
信号Pdによって実行され、又端子Rに供給されるクリヤ
ー信号Pcによってクリヤーされる。そしてR端子にクリ
ヤー信号Pcが供給されるとタイマメモリに設定記憶され
ているタイマ時間Tがクリヤーされて初期状態となる。
百分率演算回路14は前記タイマ回路13のDt端子より供給
されたタイマ時間Tを第1図に示す進度表示部32の一周
を100とする百分率データに演算するための回路であ
り、まず設定されたタイマ時間TをT/100にて百分率を
算出し、さらにこの値を進度表示部32の1周のステップ
数60に変換するため100/60を乗算し、(2)式のごとく により進度表示部32を1ステップ歩進させるための時間
Tsを算出する。そして、この算出した1ステップ時間Ts
を前記クロック信号φのパルス数データNに換算し、
このパルス数データNを出力する。上記一連の演算動作
は、端子Cに供給される演算指令信号Pdによって実行さ
れる。
進度信号発生回路15は、第3図に詳細を示すように、百
分率メモリ151、一致回路152、カウンタ153、進度信号
回路154、区切り設定回路155、比較回路156により構成
される。端子Dpからは上述のようにパルス数データNが
入力され、このデータNが1目盛を送るのに必要なパル
ス数として百分率メモリ151に記憶される。一方カウン
タ153は端子CLに入力されたクロック信号φをカウン
トし、このカウンタ153のカウント数と前記百分率メモ
リ151に記憶されたパルス数データNとが一致回路152に
よって一致検出される。すなわちカウンタ153のカウン
ト数が百分率メモリ151の記憶値Nに達すると一致回路1
52が一致パルスPeを出力し、この一致パルスPeは進度信
号回路154に供給されると同時にORゲートOR3を通過して
カウンタ153を瞬間的にリセットする。そしてカウンタ1
53は再びカウント動作を行い、そのカウント数がNに達
するごとに一致回路152より一致パルスを出力し、以後
この動作が繰返される。従って上記一致パルスPeの周期
は、前記百分率演算回路14によって算出された1ステッ
プ時間Tsに等しくなる。進度信号回路154は、前記進度
表示部32の目盛数に対応した60ステップのシフトレジス
タから成り、一致パルスPeごとにシフトされることによ
り端子Odを介して進度表示部32の目盛を順次点灯してい
く。区切り設定回路155は前記区切りマークK0〜K59に対
応した60個のメモリを有し、前記選択回路11の出力端子
K0〜K59より端子Slに供給される選択信号により順次、
区切りマークK0〜K59を選択し、この選択マークを点滅
表示させる。そして設定したい区切りマークが点滅して
いる状態に於いて端子StよりセットパルスPseが供給さ
れると、その区切りマークが点灯され、対応した区切り
設定回路155のメモリが設定される。比較回路156は、前
記進度信号回路154の情報と、区切り設定回路155の設定
値とを比較し、進度信号回路154の進度が、区切り設定
回路155の設定されたメモリと一致した時に端子Oaから
区切り警報信号Poaを出力する。尚進度信号発生回路15
は、端子OpによりリピートパルスPrが供給されるとORゲ
ートOR4を介して進度信号回路154がリセットされ、又OR
3を介してカウンタ153がリセットされることにより、前
記進度表示部32の表示点灯を零復帰させるとともに、百
分率メモリに記憶されているパルス数データNに従って
進度信号発生動作を繰返すリピート動作となる。さらに
端子RいクリヤーパルスPcが供給されると進度信号回路
154、カウンタ153、百分率メモリ151がすべてリセット
されるため、初期状態となって動作を停止する。
音響駆動回路20は、OR2を通過してくる信号によりブザ
ー8を鳴らせて警告音を発生するもので、区切り警報信
号Poaによって2秒間鳴動し、終了信号Posによって5秒
間鳴動する。
制御信号発生回路21は、スタート釦を押してから1sec
内の一定時間動作し、演算開始を指令する演算指令信号
Pdをタイマ情報設定回路12、百分率演算回路14、タイマ
回路13、目盛時刻演算回路22の端子Cに入力する。これ
はスタート釦STを押してから前記タイマ用分周回路19が
動作してクロック信号φを出力する迄の時間(1秒)
以内に前記タイマ情報設定回路12が、開始時刻メモリ12
1に前記計時カウンタ16の現在時刻を開始時刻として記
憶するとともにタイマ回路13がタイマ時間Tを演算記憶
し、又目盛時刻演算回路22が目盛時刻を決定し、さらに
百分率演算回路14が、タイマ回路13からタイマ時間Tを
入力し、パルス数データNを算出して進度信号発生回路
15に転送するために用いられる。
選択回路11はノーマル端子N、終了時刻設定用の時設定
端子H2、分設定端子M2、区切りマーク設定端子K0〜K59
の各出力端子を有し、セレクトパルスPslの入力ごとに
順次各出力端子に指定信号を出力する。
フリップフロップ回路FFとANDゲートAND1はタイマ機能
に於けるスタート、ストップ制御回路を構成しており、
FFがORゲートOR1を通過するスタートパルスPs又はリピ
ートパルスPrによってセットされると、その出力Q、
によってタイマ用分周回路19のリセットが解除されると
ともにAND1が開くため、クロック信号φがタイマ回路
13に供給され、タイマ動作がスタートする。そしてタイ
マ回路13のOs端子から出力される終了信号PosがOR1を通
過してFFをリセットすると、分周回路19がリセットされ
るとともにAND1が閉じてタイマ動作が終了する。尚、リ
ピートパルスPrによるFFのセットはリピート、スタート
に用いられる。
次にこの回路の動作を詳細に説明する。タイマの非動作
状態としては、選択回路11がノーマル端子Nの指定状態
で、タイマ回路13、百分率演算回路14、進度信号発生回
路15及びフリップフロップFFがいずれもリセット状態と
なっている。この状態からタイマを使用するためには、
まずセレクト釦SLを操作して選択回路11を終了時刻設定
用の時設定端子Hの選択状態とする。この結果、タイマ
情報設定回路12の終了時刻メモリ122の時桁が指定さ
れ、出力端子Odを経て終了時刻表示部6の時桁を点滅表
示させるとともに終了時刻メモリ122の時桁が設定可能
状態となる。この状態においてセット釦SEを操作する
と、その操作ごとに終了時刻表示部6の数字が変化し、
時桁の設定が行われる。そして時桁の設定が終了した
ら、セレクト釦SLを操作して選択回路11を分設定端子M
の選択状態にすると分桁が点滅し、終了時刻表示部6の
分桁が設定可能状態となり、セット釦SEによって分桁の
設定を行うことが出来る。これらの操作によって終了時
刻T0がタイマ情報設定回路12に設定される。
次に百分率表示部3に於ける区切り表示部31の設定を行
う。セレクト釦SLを操作すると選択回路11の区切りマー
ク設定端子K0〜K59が順次選択状態となることによっ
て、区切り表示部31の各区切りマークが順次点滅状態と
なるので、設定したい区切りマークが点滅している時に
セット釦SEを操作すると、その区切りマークが点灯状態
に保持されるとともに、その区切りマークに対応した区
切り設定回路155のメモリが設定される。この区切りマ
ークは、後述する予定記入部9に記入された予定項目に
対応して、いくつでも設定することが出来る。このよう
にして、一連の設定が終了し、次にタイマ動作のスター
トを行う。
スタート釦STを操作するとスタートパルスPsが制御信号
発生回路21に供給されるとともにOR1を通過してフリッ
プフロップFFをセットする。この結果制御信号発生回路
21から出力された演算指令信号Pdが、タイマ情報設定回
路12のコントロール端子Cに供給されることにより、前
記計時カウンタ16の現在時刻が開始時刻メモリ121に開
始時刻Tkとして記憶されるとともに、出力端子Odを経て
開始時刻表示部5に表示され、さらにタイマ情報設定回
路12は、設定された開始時刻Tkと終了時刻Toとからタイ
マ設定時間Tを算出し、タイマ回路13に供給する。又、
前記フリップフロップFFによってAND1が開かれると同時
にリセットを解除された分周回路19が動作を開始し、1
秒後にはタイマ用分周回路19から出力されるクロック信
号φがAND1を通過してタイマ回路13と進度信号発生回
路15のクロック端子CLに供給されるが、この分周回路19
のリセットが解除されてからクロック信号φが出力さ
れる迄の1秒以内に、百分率演算回路14はパルス数デー
タNを算出して進度信号発生回路15の百分率メモリ151
に転送記憶動作を終了している。そして分周回路19より
1秒ごとに出力されるクロック信号φにてタイマ回路
13が減算動作を行うことによってタイマ表示部2が減算
表示され、又進度信号発生回路15が進度信号を発生する
ことによって進度表示部32が百分率の積算表示を行う。
又進度信号回路154の進度が区切り設定回路155に設定さ
れた区切りのマークに一致するごとに端子Oaより出力さ
れる区切り警告信号Poaによって音響駆動回路20がブザ
ー8を2秒間だけ駆動し、警報音を鳴らす。さらにタイ
マ回路13の減算動作が終了すると端子Osより終了信号P
osが出力され、OR1を通過してFFをリセットすることに
よりタイマ動作が終了し、同時にOR2を通過した終了信
号Posが5秒間警報音を鳴らせて会議の出席者に時間の
終了を告げる。
第4図は本発明に係るタイマ装置の具体的動作を説明す
るための正面図であり、第5図は本発明に係る他の実施
としてのタイマ装置の正面図である。第5図に示す実施
例は第1の実施例とは各表示部の配置が異なり、さらに
予定記入部9が設けられる。予定記入部9には、例え
ば、「問題の提起」、「問題の明確化」、「原因の究
明」、「対策の立案」の如く持時間が割りふられて記入
される。機能的には第1の実施例と全く同様である。
第4図、第5図は、終了時刻を10時に設定し、かつ時刻
表示部4の、現在時刻が8時の時にスタート釦STを操作
した場合、すなわち開始時刻Tk=8:00、終了時刻To=1
0:00、タイマ設定時間T=2(H)(To−Tk)として設
定し、スタート後23分経過した状態を示しており、区切
りマークK6、K24、K42、K56は予定記入部9のそれぞれ
の区切りを示している。そして進度表示部32は斜線で示
すように11ステップ歩進している。
すなわち第4図、第5図に示す使用状態での百分率演算
回路14と進度信号発生回路15の動作、を説明すると、百
分率演算回路14は、タイマ時間T=120(分)を入力
し、前記(1)式に従って を算出するとともに、このTsを1秒周期のクロック信号
φのパルス数に変換し、N=120のパルス数データを
百分率メモリ151に記憶させる。この結果カウンタ153が
クロック信号φを120個カウントするごとに一致回路1
52より一致パルスPeが出力され、進度信号回路154を2
分ステップで歩進させることにより進度表示部32が2分
ステップ(Ts)にて積算表示を行う。そして進度信号回
路154が6ステップ歩進した時に比較回路156が区切り設
定回路155に設定されているK6のメモリとの一致を検出
し、区切り警報信号Poaを発生する。又、目盛時刻演算
回路22の動作は、入力される開始時刻Tkと終了時刻To
からタイマ時間T=120分を算出し、さらに120/10にて
1目盛の時間幅Tm=12分を算出し、この時間幅Tmを開始
時刻Tk=8:00に順次加算して、8:12、8:24、8:36、8:4
8、9:00、9:12、9:24、9:36、9:48の目盛時刻を決定
し、目盛時刻表示部7に表示している。上記のごとく進
度表示部32を60パターンとした場合には、タイマ時間T
が60分(1時間)の場合はTs=1(分)、N=60となっ
て1分ステップとなり、T=120分(2時間)では、Ts
=2(分)、N=120となって2分ステップ、さらにT
=30分ではTs=30(秒)、N=30となって30秒ステップ
となる。
尚、上述の構成をマイクロコンピュータにより置換える
ことが可能であり、この場合、上述のすべての動作はCP
Uとメモリとによって所定のプログラムに基づいて制御
される。
また、本実施例では百分率表示部の進度表示部の目盛を
一周60目盛としているが、これはタイマ設定時間Tが60
分の整数倍又は整数分の1で設定されることを考慮する
と最も使い易い目盛数となるが、これに限定されるもの
ではなく、例えば100目盛にすることも可能であり、こ
の場合は目盛表示がそのまま百分率表示となることは言
うまでもない。又開始時刻については、参加者が集まっ
た時にスタート釦を操作すれば、その時刻から終了時刻
迄の間がタイマ時間Tとなって百分率変換されるので、
実質的な会議時間に対して常に一定の比率で議事内容の
割り振りを行うことが出来る。
〔発明の効果〕
上記の如く本発明によればタイマ時間の設定として、予
め終了時刻のみを設定しておき、開始時刻は実際に会議
が始まる時に簡単なスイッチ操作によって現在時刻を開
始時刻として読込み、この開始時刻と終了時刻に基づい
てタイマ時間を算出している為、タイマーの設定動作が
極めて容易になり、従来の行われていた変動し易い開始
時刻の設定を開始間際に手作業で行う事による煩わしさ
を解消する事が出来る。
又、上記設定方式により参加者の遅刻等によって会議の
開始時刻が遅れた場合でも、予定の終了時刻を遅らせる
事なく、短縮したタイマ時間の設定が容易に出来る。
さらに、設定されたタイマ時間を百分率表示する事によ
って議事進行を短縮設定されたタイマ時間に合わせる事
が可能となり、タイマ時間を複数の議事に割り振って進
行管理する場合にも前記短縮設定によって変更されたタ
イマ時間に対して常に一定の比率にて議事時間を割り振
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例としてのタイマ装置の
正面図、第2図は、第1図装置の回路ブロック図、第3
図は、第2図回路の進度信号発生回路の詳細回路ブロッ
ク図、第4図は第1図装置の動作を説明するための正面
図、および第5図は、本発明に係る他の実施例としての
タイマ装置の正面図である。 1……タイマ装置、2……タイマ表示部、3……百分率
表示部、4……時刻表示部、5……開始時刻表示部、6
……終了時刻表示部、7……目盛時刻表示部、8……ブ
ザー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−95272(JP,A) 特開 昭58−118910(JP,A) 特開 昭52−29259(JP,A) 特開 昭53−141673(JP,A) 実開 昭59−47898(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻情報を発生する計時回路、タイマ動作
    の開始時刻と終了時刻を設定するタイマ情報設定回路、
    前記タイマ情報設定回路に設定された開始時刻と終了時
    刻に基づいてタイマ時間を算出するタイマ回路、前記タ
    イマ時間を百分率データに変換する百分率演算手段、前
    記百分率データに基づいてタイマ時間の進度信号を発生
    する進度信号発生回路、及び前記進度信号により経過時
    間の進度を百分率表示する進度表示部とを具備し、前記
    タイマ情報設定回路は外部操作部材のスイッチ操作によ
    って前記計時回路の現在時刻を開始時刻として読込むよ
    う構成したことを特徴とするタイマ装置。
JP60173043A 1985-08-06 1985-08-06 タイマ装置 Expired - Lifetime JPH0778545B2 (ja)

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