JPH0646223B2 - タイマ装置 - Google Patents

タイマ装置

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JPH0646223B2
JPH0646223B2 JP60056125A JP5612585A JPH0646223B2 JP H0646223 B2 JPH0646223 B2 JP H0646223B2 JP 60056125 A JP60056125 A JP 60056125A JP 5612585 A JP5612585 A JP 5612585A JP H0646223 B2 JPH0646223 B2 JP H0646223B2
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JP
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timer
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興三 小森田
新吾 市川
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイマ装置に関し、特に職場での会議や作業時
間の進行管理に用いるタイマ装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
既に知られる様に、タイマ装置(以下タイマーと称す)
は、あらゆる分野で用いられている。一般にタイマーは
或るシステムあるいは製品の中に内蔵されて時間管理と
しての機能を分担するタイプと、単品として製品化され
ユーザー側で時間管理のために利用するタイプが知られ
ている。前者のタイプには時計機能とタイマー機能を併
せ持ったいわゆる複合製品が大部分であり、時計を用い
てタイマー機能を発揮させている。これに属するタイマ
ーとしてオーディオ用タイマーが広く知られているが、
これはユーザー個人がその目的に応じて使用するもので
ある。さらに、後者のタイプとして職場での会議や作業
時間の進行管理に用いるタイマーも知られている。この
種のタイマーは置時計型、壁掛け型等があり、開始時刻
からの時間経過を表示し、設定時間経過時にあるいはそ
の直前にブザーを鳴動させるかランプを点灯させるかし
て所定時間経過を報知している。
しかしながら、このような会議や作業時間の進行管理に
用いるタイマーは経過時間あるいは残り時間を時々刻々
と表示するタイプであるため、時間管理されるべき全時
間の内の何%が経過したかを知ることは難しい。即ち、
全時間の内の経過時間を百分率表示することはできな
い。さらに開始時刻と終了時刻の間の百分率表示された
区切り時刻を表示することもできない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解消したタイマ装置を提供する
にあり、本発明によるタイマ装置は、タイマ時間を設定
するタイマ時間設定手段と、前記タイマ時間に従って減
算動作を行うタイマ回路と、前記タイマ時間を百分率デ
ータに変換する百分率演算手段と、前記百分率データに
基づいて前記タイマ時間と進度信号を発生する進度信号
発生回路と、進度表示部と該進度表示部に対応して設け
られた区切り表示部とを有する百分率表示部とを具備
し、 経過時間を前記進度表示部に百分率表示すると共に、前
記タイマ時間の進度が予め設定した前記区切り表示部と
一致したときに警報を発生することを特徴とする。
そして、前記タイマ時間設定手段は、タイマ動作の開始
時刻及び終了時刻を設定するタイマ情報設定回路と、前
記開始時刻及び終了時刻に基づいてタイマ時間を算出す
るタイマ時間算出手段とで構成される。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る一実施例としてのタイマ装置の正
面図である。第1図において、タイマ装置1は置時計型
をなし、例えば会議場あるいは会議室の中心的位置に置
かれ、未席でも認識可能な適度な大きさの表示部を有
し、かつ可搬性のある寸法、重量を有するものとする。
タイマ表示部2は経過時間を減算して時、分、でデジタ
ル表示するもので、正面上方付近に設けられ、百分率表
示部3は設定時間の内の経過時間を%表示するものであ
る。百分率表示部3は配分された時間の区切りを表示す
る区切り表示部31と経過時間を%表示する進度表示部
32により構成され、進度表示部32は、60個のパタ
ーンを有し10%ごとに数字を付してある。又区切り表
示部31は、前記60個のパターンに対応して、それぞ
れK〜K59が設けられている。時刻表示部4はデジタ
ル時計であって現時刻を表示する。開始時刻表示部5時
間管理即ちタイマ管理すべき時刻の開始時刻をデジタル
表示し、終了時刻表示部6その終了時刻を表示する。目
盛時刻表示部7は百分率表示部3の10%ごとの時刻を
表示するための、9個の表示部7a〜7iを有する。ブ
ザー8は区切り時間経過と時間終了を知らせるためのも
のである。正面の下部には操作釦類が設けられていれ
る。即ち、スタート釦STにより時間計数が開始され、
リピート釦REは同じ区切り時間の発表が繰り返し行わ
れるときに用いる。クリヤ釦CLは設定時間をクリヤす
るときに用いる。セレクト釦SLは時間管理すべき時間
を選択するためのもので、この釦により選択された時間
をセット釦SEによりセットする。尚、セレクト釦SL
は1つの釦の操作によって分、時、区切りマークが選択
できるタイプのものを用いる。
第2図は第1図装置の回路ブロック図である。第2図に
おいて、11は選択回路、12はタイマ情報設定回路、
13はタイマ回路、14は百分率演算回路、15は進度
信号発生回路、16は計時カウンタ、17は発振回路、
18は分周回路、19はタイマ用分周回路、20は音響
駆動回路、21は制御信号発生回路、22は目盛時刻演
算回路、100は計時回路であって前記発振回路17、
分周回路18、計時カウンタ16により構成されるも
の、PS,PSE,PSL,PCおよびPRはそれぞれ
スタートパルスPs,セットパルスPse,セレクトパル
スPsl,クリヤーパルスPc,およびリピートパルスP
rを発生する回路である。
以下、回路の構成及び機能を詳細に説明する。
計時回路100は発振回路17、分周回路18、計時カ
ウンタ16により構成され、前記計時カウンタ16によ
って発生する時及び分の時刻情報を前記時刻表示部4に
表示している。
タイマ情報設定回路12は、開始時刻を記憶する開始時
刻メモリ121と終了時刻を記憶する終了時刻メモリ1
22とを備え、後述する方法によって、開始時刻メモリ
121と終了時刻メモリ122に設定された開始時刻T
kと終了時刻ToがOd端子より出力されて開始時刻表
示部5と終了時刻表示部6に表示されるとともに、Om
端子及びO端子より、それぞれタイマ回路13と目盛時
刻演算回路22に供給される。
タイマ回路13は、図示しないタイマメモリとタイマカ
ウンタとにより構成されている。そしてタイマメモリ
は、端子Sltにタイマ情報設定回路12から供給され
る開始時刻Tkと終了時刻Toからタイマ時刻Tを(1)
式によって算出し記憶する。タイマ時刻算出手段として
の機能を有し、該タイマ時間算出手段と前記タイマ情報
設定回路12とによりタイマ時間設定手段を構成してい
る。
T=To−Tk …(1) そして、タイマ時間Tは、Od端子より出力されて、タ
イマ表示部2に表示されるとともに、Dt端子より百分
率演算回路14に供給され、さらにタイマカウンタにプ
リセットされることにより該タイマカウンタはCL端子
に供給されるクロック信号φによって減算動作を行
い、減算終了時にOs端子より終了信号Posを発生す
る。
又タイマ動作終了後、Rp端子にリピート信号Prが供
給されると、タイマメモリに記憶されているタイマ時間
Tが再びタイマカウンタにプリセットされて減算動作を
行うリピート動作となる。そしてR端子にクリヤー信号
Pcが供給されるとタイマメモリに設定記憶されている
タイマ時間Tがクリヤーされて初期状態となる。
目盛時刻演算回路22は、端子Smtに供給される開始時
刻Tkと終了時刻Toとから前記(1)式によってタイマ
時間Tを演算し、さらにT/10によって1目盛の時間
巾Tmを算出する。そしてこのTmを開始時刻Tkに順
次加算することによって9個の目盛時刻を決定し端子O
dより出力して目盛時刻表示部7を構成する9個の表示
部7a〜7iに表示する。尚1目盛の時間巾Tmが、演
算の結果秒単位迄、存在する場合には、30秒を境とし
て切上げ又は切捨てを行い分単位迄の表示とする。上記
一連の演算動作は端子Cに供給される制御信号発生回路
21から発生された演算指令信号Pdによって実行さ
れ、又端子Rに供給されるクリヤー信号Pcによってク
リヤーされる。そしてR端子にクリヤー信号Pcが供給
されるとタイマメモリに設定記憶されているタイマ時間
Tがクリヤーされて初期状態となる。
百分率演算回路14は前記タイマ回路13のDt端子よ
り供給されたタイマ時間Tを第1図に示す進度表示部3
2の一周を100とする百分率データに演算するための
回路であり、まず設定されたタイマ時間TをT/100
にて百分率を算出し、さらにこの値を進度表示部32の
1周のステップ数60に変換するため100/60を乗
算し、(2)式のごとく により進度表示部32を1ステップ歩進させるための時
間Tsを算出する。そして、この算出した1ステップ時
間Tsを前記クロック信号φのパルス数データNに換
算し、このパルス数データNを出力する。上記一連の演
算動作は、端子Cに供給される演算指令信号Pdによっ
て実行される。
進度信号発生回路15は、第3図に詳細を示すように、
百分率メモリ151、一致回路152、カウンタ15
3、進度信号回路154、区切り設定回路155、比較
回路156により構成される。端子Dpからは上述のよ
うにパルス数データNが入力され、このデータNが1目
盛を送るのに必要なパルス数として百分率メモリ151
に記憶される。一方カウンタ153は端子CLに入力さ
れたクロック信号φをカウントし、このカウンタ15
3のカウント数と前記百分率メモリ151に記憶された
パルス数データNとが一致回路152によって一致検出
される。すなわちカウンタ153のカウント数が百分率
メモリ151の記憶数Nに達すると一致回路152が一
致するパルスPeを出力し、この一致パルスPeは進度
信号回路154に供給されると同時にORゲートOR3
を通過してカウンタ153を瞬間的にリセットする。そ
してカウンタ153は再びカウント動作を行い、そのカ
ウント数がNに達するごとに一致回路152より一致パ
ルスを出力し、以後この動作が繰返される。従って上記
一致パルスPeの周期は、前記百分率演算回路14によ
って算出された1ステップ時間Tsに等しくなる。進度
信号回路154は、前記進度表示部32の目盛数に対応
した60ステップのシフトレジスタから成り、一致パル
スPeごとにシフトされることにより端子Odを介して
進度表示部32の目盛を順次点灯していく。区切り設定
回路155は前記区切りマークK〜K59に対応した6
0個のメモリを有し、前記選択回路11の出力端子K
〜K59より端子Slに供給される選択信号により順次、
区切りマークK〜K59を選択し、この選択マークを点
滅表示させる。そして設定したい区切りマークが点滅し
ている状態に於いて端子StよりセットパルスPseが供
給されると、その区切りマークが点灯され、対応した区
切り設定回路155のメモリが設定される。比較回路1
56は、前記進度信号回路154の情報と、区切り設定
回路155の設定値とを比較し、進度信号回路154の
進度が、区切り設定回路155と設定されたメモリと一
致しい時に端子0aから区切り警報信号Poaを出力する。
同進度信号発生回路15は、端子Rpによりリピートパ
ルスPrが供給されるとORゲートOR4を介して進度
信号回路154がリセットされ、又OR3を介してカウ
ンタ153がリセットされることにより、前記進度表示
部32の表示点灯を零復帰させるとともに、百分率メモ
リに記憶されているパルス数データNに従って進度信号
発生動作を繰返すリピート動作となる。さらに端子Rに
クリヤーパルスPcが供給されると進度信号回路15
4、カウンタ153、百分率メモリ151がすべてリセ
ットされるため、初期状態となって動作を停止する。
音響駆動回路20は、OR2を通過してくる信号により
ブザー8を鳴らせて警告音を発生するもので、区切り警
報信号Poaによって2秒間鳴動し、終了信号Posによっ
て5秒時間鳴動する。
制御信号発生回路21は、スタート釦を押してから1se
c 以内の一定時間動作し、演算開始を指令する演算指令
信号Pdを百分率演算回路14、タイマ回路13、目盛
時刻演算回路22の端子Cに入力する。これはスタート
釦STを押してから前記タイマ用分周回路19が動作し
てクロック信号φを出力する迄の時間(1秒)以内に
前記タイマ回路13がタイマ時間Tを演算記憶し、又目
盛時刻演算回路22が目盛時刻を決定し、さらに百分率
演算回路14が、タイマ回路13からタイマ時間Tを入
力し、パルス数データNを算出して進度信号発生回路1
5に転送するために用いられる。
選択回路11はノーマル端子N、開始時刻設定用の時設
定端子H、分設定端子M、終了時刻設定用の時設定
端子H、分設定端子M、区切りマーク設定端子K
〜K59の各出力端子を有し、セレクトワルスPslの入力
ごとに順次各出力端子に指定信号を出力する。
フリップフロップ回路FFとANDゲートAND1はタ
イマ機能に於けるスタート、ストップ制御回路を構成し
ており、FFがORゲートOR1を通過するスタートパ
ルスPs又はリピートパルスPrによってセットされる
と、その出力Q,によってタイマー用分周回路19の
リセットが解除されるとともにAND1が開くため、ク
ロック信号φがタイマ回路13に供給され、タイマ動
作がスタートする。そしてタイマ回路13のOs端子か
ら出力される終了信号PosがOR1を通過してFFをリ
セットすると、分周回路19がリセットされるとともに
AND1が閉じてタイマ動作が終了する。尚、リピート
パルスPrによるFFのセットはリピート、スタートい
用いられる。
次にこの回路の動作を詳細に説明する。タイマの非動作
状態としては、選択回路11がノーマル端子Nの指定状
態で、タイマ回路13、百分率演算回路14、進度信号
発生回路15及びフリップフロップFFがいずれもリセ
ット状態となっている。この状態からタイマを使用する
ためには、まずセレクト釦SLを操作して選択回路11
を開始時刻設定用の時設定端子Hを選択状態とする。
この結果、タイマ情報設定回路12に於ける開始時刻メ
モリ121の時桁が指定され、出力端子0dを経て開始時
刻表示部5の時桁を点滅表示させるとともに開始時刻メ
モリ121の時桁が設定可能状態となる。この状態に於
いてセット釦SEを操作すると、その操作ごとに開始時
刻表示部5の時桁の数字が変化し、時桁の設定が行われ
る。そして時桁の設定が終了したら、セレクト釦SLを
操作して選択回路11を分設定端子Mの選択状態にす
ると分桁が点滅し、開始時刻表示部5の分桁が設定可能
状態となり、セット釦SEによって分桁の設定を行うこ
とが出来る。終了時刻の設定も同様に行われ、まずセレ
クト釦SLを操作して選択回路11を終了時刻設定用の
時設定端子Hを選択状態となる。この結果、タイマ情
報設定回路12の終了時間メモリ122の時桁が指定さ
れ、出力端子Odを経て終了時刻表示部6の時桁を点滅
表示させるとともに終了時刻メモリ122の時桁が設定
可能状態となる。この状態においてセッと釦SEを操作
すると、その操作ごとに終了時刻を表示部6の数字が変
化し、時桁と設定が行われる。そして時桁の設定が終了
したら、セレクト釦SLを操作して選択回路11を分設
定端子Mの選択状態にすると分桁が点滅し、終了時刻
表示部6の分桁が設定可能状態となり、セット釦SEに
よって分桁の設定を行うことが出来る、これらの操作に
よって開始時刻Tkと終了時刻Toがタイマ情報設定回
路12に設定される。
次に百分率表示部3に於ける区切り表示部31の設定を
行う。セレクト釦SLを操作すると選択回路11の区切
りマーク設定端子K〜K59が順次選択状態となること
によって、区切り表示部31の各区切りマークが順次点
滅状態となるので、設定したい区切りマークが点滅して
いる時にセット釦SEを操作すると、その区切りマーク
が点灯状態に保持されるとともに、その区切りマークに
対応した区切り設定回路155のメモリが設定される。
この区切りマークは、後述する予定記入部9に記入され
た予定項目に対応して、いくつでも設定することが出来
る。このようにして、一連の設定が終了し、次にタイマ
動作のスタートを行う。
スタート釦STを操作するとスタートパルスPsが制御
信号発生回路21に供給されるとともにOR1を通過し
てフリップフロップFFをセットする。これによりAN
D1が開かれると同時にリセットを解除された分周回路
19が動作を開始し、1秒後にはタイマ用分周回路19
から出力されるクロック信号φがAND1を通過して
タイマ回路13と進度信号発生回路15のクロック端子
CLに供給されるが、この分周回路19のリセットが解
除されてからクロック信号φが出力される迄の1秒以
内に、百分率演算回路14はパルス数データNを算出し
て進度信号発生回路15の百分率メモリ151に転送記
憶動作を終了してりう。そして分周回路19より1秒ご
とに出力されるクロック信号φにてタイマ回路13が
減算動作を行うことによってタイマ表示部2が減算表示
され、又進度信号発生回路15が進度信号を発生するこ
とによって進度表示部32が百分率の積算表示を行う。
又進度信号回路154の進度が区切り設定回路155に
設定された区切りマークに一致するごとに端子Oaより
出力される区切り警告信号Poaによって音響駆動回路2
0がブザー8を2秒間だけ駆動し、警報音を鳴らす。さ
らにタイマ回路13の減算動作が終了すると端子Osよ
り終了信号Posが出力され、OR1を通過してFFをリ
セットすることによりタイマ動作が終了し、同時にOR
2を通過した終了信号POSが5秒間警報音を鳴らせて会
議お出席者に時間の収量を告げる。
第4図は本発明に係るタイマ装置の具体的動作を説明す
るための図であり、第5図は本発明に係る他の実施とし
てのタイマ装置の正面図である。第5図に示す実施例は
第1の実施例とは各表示部の配置が異なり、さらに予定
記入部9が設けられる。予定記入部9には、例えば、
「問題の提起」、「問題と明確化」、「原因の究明」、
「対策の立案」の如く持時間が割りふられて記入され
る。機能的には第1の実施例と全く同様である。
第4図、第5図は、開始時刻Tk=8:00、終了時刻
To=10:00、タイマ設定時間T=2(H)(To
−Tk)として設定し、スタート後23分経過した状態
を示しており、区切りマークK,K24,K42,K56
予定記入部9のそれぞれの区切りを示している。そして
進度表示部32は斜線で示すように11ステップ歩進し
ている。
すなわち第4図、第5図に示す使用状態での百分率演算
回路14と進度信号発生回路15の動作を説明すると、
百分率演算回路14は、タイマ時間T=120(分)を
入力し、前記(1)式に従って を算出するとともに、このTsを1秒周期のクロック信
号φのパルス数に変換し、N=120のパルス数デー
タを百分率メモリ151に記憶させる。この結果カウン
タ153がクロック信号φを120個カウントするご
とに一致回路152より一致するパルスPeが出力さ
れ、進度信号回路154を2分ステップで歩進させるこ
とにより進度表示部32が2分ステップ(Ts)にて積
算表示を行う。そして進度信号回路154が6ステップ
歩進した時に比較回路156が区切り設定回路155に
設定されているKのメモリとの一致を検出し、区切り
警報信号Poaを発生する。又、目盛時刻演算回路22の
動作は、入力される開始時間Tk と終了時時刻Toとか
らタイマ時間T=120分を算出し、さらに120/1
0にて1目盛の時間幅Tm=12分を算出し、この時間
幅Tmを開始時刻Tk=8:00に順次加算して、8:12,8:2
4,8:36,8:48,9:00,9:12,9:24,9:36,9:48 の目盛時刻を
決定し、目盛時刻表示部7に表示している。上記のごと
く進度表示部32を60パターンとした場合には、タイ
マ時間Tが60分(1時間)の場合はTs=1(分)、N
=60となって1分ステップとなり、T= 120分(2時
間)では、Ts=2(分)、N=120となって2分ス
テップ、さらにT=30分ではTs=30(秒)、N=
30となって30秒ステップとなる。
尚、上述の構成をマイクロコンピュータにより置換える
ことが可能であり、この場合、上述のすべての動作はC
PUとメモリとによって所定をプログラムに基づいて制
御される。
また、本実施例では百分率表示部の進度表示部の目盛を
一周60目盛としているが、これはタイマ設定時間Tが
60分の整数倍又は整数分の1で設定されることを考慮
すると最も使い易い目盛数となるが、これに限定される
ものではなく、例えば100目盛にすることも可能であ
り、この場合は目盛表示がそのまま百分率表示となるこ
とは云うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、経過時間を百分率表示し、かつ開始時
刻と終了時刻を表示する他に、特に、途中任意の時点に
て警報を発生することにより予定時間の途中経過を確認
することができ、これにより終了時間が近づいた旨の警
報も発生することができ、このような機能を活用してタ
イマ全体時間を区切ることにより、例えば、会議や作業
時間等をきめ細かく管理できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例としてのタイマ装置の
正面図、 第2図は、第1図装置の回路ブロック図、 第3図は、第2図回路の進度信号発生回路の詳細回路ブ
ロック図、 第4図は第1図装置の動作を説明するための図、および 第5図は、本発明に係る他の実施例としてのタイマ装置
の正面図である。 (符号の説明) 1……タイマ装置 2……タイマ表示部 3……百分率表示部 4……時刻表示部 5……開始時刻表示部 6……終了時刻表示部 7……目盛時刻表示部 8……ブザー 9……予定記入部 11……選択回路 12……タイマ情報設定回路 13……タイマ回路 14……百分率演算回路 15……進度信号発生回路 16……計時カウンタ 17……発振回路 18……分周回路 19……タイマ用分周回路 20……音響駆動回路 21……制御信号発生回路 22……目盛時刻演算回路 31……区切り表示部 32……進度表示部 100……計時回路 151……百分率メモリ 152……一致回路 153……カウンタ 154……進度信号回路 155……区切り設定回路 156……比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−95272(JP,A) 特開 昭58−118910(JP,A) 特開 昭52−29259(JP,A) 特開 昭53−141673(JP,A) 実開 昭59−47898(JP,U) 実開 昭59−62595(JP,U) 特開 昭57−76487(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイマ時間を設定するタイマ時間設定手段
    と、前記タイマ時間に従って減算動作を行うタイマ回路
    と、前記タイマ時間を百分率データに変換する百分率演
    算手段と、前記百分率データに基づいて前記タイマ時間
    の進度信号を発生する進度信号発生回路と、進度表示部
    と該進度表示部に対応して設けられた区切り表示部とを
    有する百分率表示部と、を具備し、 経過時間を前記進度表示部に百分率表示すると共に、前
    記タイマ時間の進度が予め設定した前記区切り表示部と
    一致したときに警報を発生することを特徴とするタイマ
    装置。
  2. 【請求項2】前記タイマ時間設定手段は、タイマ動作の
    開始時刻及び終了時刻を設定するタイマ情報設定回路
    と、前記開始時刻及び終了時刻に基づいてタイマ時間を
    算出するタイマ時間算出手段とで構成される特許請求の
    範囲第1項に記載のタイマ装置。
JP60056125A 1985-03-22 1985-03-22 タイマ装置 Expired - Lifetime JPH0646223B2 (ja)

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JP60056125A JPH0646223B2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22 タイマ装置

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