JPH0778201B2 - 常態で粘着性の感圧接着剤被覆物品の製造方法 - Google Patents

常態で粘着性の感圧接着剤被覆物品の製造方法

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JPH0778201B2
JPH0778201B2 JP59059308A JP5930884A JPH0778201B2 JP H0778201 B2 JPH0778201 B2 JP H0778201B2 JP 59059308 A JP59059308 A JP 59059308A JP 5930884 A JP5930884 A JP 5930884A JP H0778201 B2 JPH0778201 B2 JP H0778201B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、常態で粘着性の感圧接着剤被覆された基材
に、特に、感圧性接着剤被覆されたポリオレフィンシー
ト材料に関する。本発明は又そのような物品を製造する
方法に関する。
感圧接着剤がポリオレフインに堅固に固着され、高温度
においても、例えば120℃においてもその状態に留まつ
ている感圧接着剤被覆ポリオレフイン製品〔例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、またはポリアロマー(こ
れはエチレン:プロピレン共重合体である)〕に対する
要望が長年の間存続している。ゴム樹脂型の感圧接着剤
をポリオレフイン基材へ接着することは比較的容易であ
るけれども、接着の結合は約65℃またはそれ以上の温度
で弱くなり、その製品がだめになりやすい傾向がある。
アクリル型感圧接着剤は勝れた耐熱性を有するが、それ
らはポリオレフイン基材に対して効果的に結合しないの
が普通であり、事実ポリオレフインフイルムは時折これ
ら接着剤に対する剥離層として使用される。
末処理ポリエチレンおよび他のポリオレフインはアクリ
ル系接着剤に対して悪い基材であり、かさ特性に有意な
変化を伴なわずに接着を容易かつ確実に増大させる技術
を求めて大量の努力が研究に投入された。接着剤の接着
を高めるために最も広く研究された技術はヘリウムガス
プラズマ、酸素ガスプラズマ、またはクロム酸により処
理である。これらおよび他の表面修正法は、処理の耐久
性に乏しいという共通した欠点を蒙むる。表面を軽くこ
すれば効果の減少を起こし、変化した表面が摩耗しやす
い。一層持続的な処理はポリオレフイン表面にその接着
剤に対してそれ自身が量基質である材料の薄い被覆を施
すことであろう。しかし、このようにしても、ポリオレ
フイン表面と被覆との間の界面が弱い結合になる。
高温耐性が望まれるポリオレフイン裏張りの感圧接着剤
被覆製品に対する一つの特別な応用が、シヤムス(Scha
ms)等の米国特許第4,216,257号明細書およびカーレベ
ルグ(Kallerg)の米国特許第4,290,174号明細書に示さ
れている。
これら特許明細書は解除できるかみ合いに適合された二
つの物品からなるフアスナーを記載している。この物品
の少なくとも一つは非繊維質のポリオレフイン表面結合
層をもつ裏材からなり、その中に縦方向に配向した重合
体材料の多数のU字形たわみ性弾力性単繊維が埋込まれ
ている。この単繊維の各々は表面の結合層から突き出て
いて他の物品とかみ合うように適合した外側カム表面を
有する拡大頭部で終る二つのステム部分を含む。この製
品の製造はカーレベルグの米国特許第4,290,832号明細
書に記載されている。
上記特許明細書に記載の型のフアスナーは自動車の座席
へカバーを付けるときに特に有用である。しかし、自動
車内部は極端に高い温度(例えば、100〜120℃またはも
つと高い)にしばしばさらされており、密閉した車を長
時間にわたり日なたに放置したときに特にそうである。
上記シヤムス等およびカーレベルグの特許明細書に引用
されたゴム樹脂型常態で粘着性の感圧接着剤はこのよう
な環境で効果的に働くことは不可能である。アクリル型
の常態で粘着性の感圧接着剤、例えばユールリツチ(Ul
rich)米国特許再発行第24,906号明細書記載のものは、
高い温度に耐えることができ、マーチンス(Martens)
等米国特許第4,181,752号明細書の教示に従つて製造さ
れたアクリル型接着剤は恐らくもつと高いレベルにおい
てもその強度を維持できることが認識さたている。例え
ば、下記の米国特許明細書、ストウ(Stow)第2,925,17
4号、ユールリツチ第2,973,286号、およびヘンドリツク
ス(Hendricks)第2,956,904号に示されているように、
アクリル型の常態で粘着性の感圧接着剤に対し架橋によ
り更に強度を付与することができる。ある場合には、レ
ーベンズ(Levens)米国特許第4,223,067号明細書に発
表されているように、一様に分布した小さいガラスの微
小半球形のものを含む高度に順応性のアクリル型感圧接
着剤を使用すると有用なことが見出されている。
さらに、米国特許第3,628,987号明細書(ナカタら)に
開示された感圧接着剤フィルムは、その表面にビニル単
量体もしくはジエン単量体がグラフト重合されていて、
接着材料がそのグラフト重合された面を覆って積層して
いる。接着材料の溶解度はビニルもしくはジエン単量体
の重合体のそれに近似している。例えば、実施例1にお
いて接着剤とメチルメタクリレートの溶解度は、Van Kr
evelen,D.W.によるProperties of Polymers:Correction
with the Chemical Structures;Elsevier, Amster−da
m(1972)pp 48, 135−139にしたがって計算されたと
き、0.2ユニット未満相違していただけである。
本願発明においてはそれが驚くべきことに、接着剤の溶
解度は有用な単量体の重合体のそれぞれに近似する必要
がなく、実際、それぞれの実施例において、接着剤の溶
解度は使用された単量体の重合体のそれとは少なくとも
±0.2ユニット相違していた。
米国特許第4,455,331号明細書(Barsotti)はレオロジ
ー制御添加物であるシリカ及びポリビニルピロリドンを
含有する被覆組成物を開示する。この被覆は基材に適用
された後焼かれるもので、基材にグラフト重合されはし
ない。
アクリル型の常態で粘着性の感圧接着剤組成物を上記の
構造物に用いることの望ましさが認識されているにも拘
らず、本発明の以前には、ポリオレフイン基材への十分
な接着を確保する認識された方法は存在しなかつた。
本発明は、基材がポリオレフイン材料で、このポリオレ
フイン基材の表面上にアクリル型の常態で粘着性の感圧
接着剤が固く接着している常態で粘着性の感圧接着剤被
覆物品の製造方法を提供するものである。この接着剤は
固く接着していて180℃といつた高温でさえも、あるい
はもつと高い温度においてもその状態に留まつている。
本発明によれば、アクリル型の常態で粘着性の感圧接着
剤が高温度においても堅固に接着するようにポリオレフ
ィン基材へ固着されている、常態で粘着性の感圧接着剤
被覆物品の製造方法であって、 下記の行程: (イ)前記基材の表面を極性液体が前記表面を濡らすこ
とができるように処理し、 (ロ)前記基材上にアクリル酸、メタクリル酸およびそ
のモノエステルまたはジエステル、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、立体的に障害のない第三級アルキルア
クリルアミドおよびメタクリルアミド、アルキル基に3
個またはそれ以下の炭素原子を有する第二級アルキルア
クリルアミドおよびメタクリルアミド、およびN−ビニ
ルピロリドンからなる群から選ばれる単量体を含む単量
体組成物を被覆し、 (ハ)被覆した基材をイオン化放射線により照射して前
記単量体を処理基材へグラフト重合させ、そして (ニ)グラフト重合した表面一面にアクリル型感圧接着
剤の層を施す、工程を含むことを特徴とする方法が提供
される。
この点で、種々な被覆物の接着を良くするため、例えば
電子ビームによるポリオレフイン基材の照射は広く行き
渡っていることが注目される。下記の米国特許明細書:
ヘガー(Heger)等第4,041,192号、フアイデラー(Fyde
lor)第4,148,839号、マガート(Magat)等第3,252,880
号、ガーネツト(Garnett)等第4,179,401号など参照。
またこの同じ一般的主題を扱つた多数の月刊発行書、例
えばシンゾー ヤマカワおよびフミオ ヤマモト,「Su
rface Modification of Polyethylene by Radiation−I
nduced Grafting for Adhesive Bonding」,Journal of
Applied Polymer Science,25巻、31〜49(1980)およ
びエス・シユコルニク(S.Shkolnik)およびデイー・ベ
ーハー(D.Behar),「Radiation Induced Grafting of
Sulronates on Polyethylene」,Journal of Applied
Polymer Science,27巻,2189〜2196(1982)がある。し
かし、これら特許明細書および発行書のうち、アクリル
型の常態で粘着性の感圧接着剤のポリオレフイン基材へ
の改善された接着を記述したものはない。
本発明に係る基材はポリオレフインシート材料、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリアロマー(こ
れはエチレン/プロピレン共重合体である)である。本
明細書中で用いた「ポリオレフイン」という用語はオレ
フイン共重合体、例えばエチレン/アクリル酸共重合
体、およびエチレン/酢酸ビニル共重合体およびエチレ
ン/プロピレン/シクロペンタジエン共重合体をも包含
する。ポリオレフインシート材料の厚さは接着剤被覆製
品の最終用途により決まるが、典型的な厚さは約0.025
から約5.0ミリメートルの範囲内にある。ポリオレフイ
ンシート材料は添加物、例えばカーボンブラツク、炭酸
カルシウム、シリカ、二酸化チタン、架橋剤、分散剤お
よび押し出し助剤(これらはこの分野で知られている)
を含みうる。基材に対する常態で粘着性の感圧アクリル
型接着剤の接着を促進するために、ポリオレフイン基材
上へのグラフト重合に適した単量体にはアクリル酸、メ
タクリル酸およびそのエステル;アクリルアミド;メタ
クリルアミド;立体障害のない第三級アルキルアクリル
アミドおよびメタクリルアミド;アルキル基に3個以下
の炭素原子を有する第二級アルキルアクリルアミドおよ
びメタクリルアミド;およびN−ビニルピロリドンが含
まれる。
アクリル酸およびメタクリル酸の有用なモノエステルま
たはジエステルの例にはヒドロキシエチルメタクリレー
ト、イソ−ブチルメタクリレート、アリルメタクリレー
ト、シクロヘキシルメタクリレート、イソ−デシルメタ
クリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、ヘキ
サンジオールジアクリレート、n−ヘキシルメタクリレ
ート、β−カルボキシエチルアクリレート、チオジエチ
レングリコールジアクリレート、グリシジルメタクリレ
ート、2,3−ジブロモプロピルアクリレート、およびジ
エチルアミノエチルアクリレートが含まれる。立体障害
のない有用な第三級アクリルアミドおよびメタクリルア
ミドの例にはN,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエ
チルアクリルアミド、N,N−ジプロピルアクリルアミ
ド、N−エチル−N−n−ブチルアクリルアミド、N,N
−ジメチルメタクリルアミド、N,N−ジエチルメタクリ
ルアミドおよびN,N−ジプロピルメタクリルアミドが含
まれる。特に適当な立体障害のない第三級アルキルアク
リルアミドにはN,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジ
エチルアクリルアミドおよびN,N−ジプロピルアクリル
アミドが含まれる。有用な第二級アルキルアクリルアミ
ドの例にはN−メチルアクリルアミド、N−エチルアク
リルアミド、およびN−n−プロピルアクリルアミドが
含まれる。
単量体組成物は一般に約60から約100パーセントの単量
体、なるべくは約70から約90パーセント、そして最も好
ましくは約80パーセントの単量体を含むが、選ばれた架
橋剤と共に用いるときは、20パーセントといつた少量の
単量体も有効である。ポリオレフイン基材に適用される
単量体組成物は、架橋剤、界面活性剤、アルコール類、
および酸といつた種々な添加物を含みうる。
架橋剤は生成物の耐熱性を更に高めるために添加でき
る。有用な架橋剤の例には、ポリエチレングリコールジ
アクリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレー
ト、テトラエチレングリコールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート、アリルメタクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジメタクリレート、、チオジエチレングリコー
ルジアクリレート、およびトリアリルシアヌレートが含
まれ、これは単量体と重複しないように選ぶ。特に適当
な架橋剤にはポリエチレングリコールジアクリレート、
テトラエチレングリコールジメタクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、およびチオジエチレ
ングリコールジアクリレートが含まれる。架橋剤は単量
体組成物中に約0から約80パーセント、なるべくは10か
ら30パーセント、そして最も好ましくは約20パーセント
の量で存在しうる。
基材上の被覆物の均一性を改善するために単量体組成物
中に界面活性剤を存在させることがある。
単量体組成物の厚さは、なるべくは約5マイクロメート
ル未満、更に好ましくは約1マイクロメートル未満、そ
して最も好ましくは約0.5マイクロメートル未満であ
る。事実、単分子層に近い厚さで効果的に働くであろう
と考えられている。
本発明に役立つアクリル型感圧接着剤は、例えば米国特
許第4,181,752号、再発行第24,906号および第4,329,384
号明細書に発表されたもののような、公知の常態で粘着
性の感圧接着剤である。この接着剤を無溶媒溶液から、
あるいは溶媒溶液からその後に続いて溶媒を蒸発させる
ことによりグラフト重合した表面上に被覆する。
ある応用においては、アクリル型感圧接着剤を、グラフ
ト重合したポリオレフイン表面上に直接被覆しない。そ
の代り接着剤をたわみ性ポリウレタンの表面上に被覆
し、次にアクリル系または他の重合体フォームをグラフ
ト重合した表面上に積層する。望むならば、フォームの
反対面にも常態で粘着性の感圧接着剤の層をつけること
ができる。任意にフォームを開放した不織繊維性ウエブ
構造物で置き替えてもよい。同様に、例えばアルミニウ
ム箔裏材を含みそしてアクリル型の感圧接着剤を有する
通常のテープをグラフト重合した表面に結合してもよ
い。
ポリオレフイン基材へ単量体をむらなく適用するために
は、基材を極性液体が表面を濡らすことができるように
処理するのがよい。これは基材を酸化剤、例えば硝酸ま
たはクロム酸で処理することにより、あるいは基材を
炎、プラズマ放電またはコロナ放電で処理することによ
り達成できる。特に適当な処理法はコロナ放電である。
単量体は基材へ活性線、紫外線、可視光線およびイオン
化放射線、例えばX−線、ベータ線、ガンマ線および電
子ビーム照射を用いることによりグラフト重合させるこ
とができる。グラフト重合の特に適当な方法は電子ビー
ムで照射することによるものである。この電子ビームの
照射量は典型的には約0.05メガラツドにより大、そして
なるべくは約0.5メガラツドより大とする。
本発明の利点は下記の例により説明されるが、当業者の
能力内で多くの変法が十分行なえるであろうことは明ら
かである。
例1 テネシーイーストマン(Tennessee Eastman)から「テ
ナイト(Tenite)」5321Eという商業上の呼称で入手で
きるポリアロマー樹脂中へ1重量%のカーボンブラツク
を混入する。次にこの組成物を厚さ約0.5ミリメートル
のシートとして押し出し、その後一方の面を、塩素化ポ
リエチレン被覆電極と接地したアルミニウム円筒との間
の32マイクロメートルの空気間隙中にシートを通過させ
ることによりコロナ処理する。この装置の周波数は16kH
zであり、全入力電力は1.5kW、そして試料の露出時間は
0.6〜1.0秒のオーダーにある。次にこのコロナ処理した
表面一面に、N,N−ジメチルアクリルアミド80部、トリ
メチロールプロパントリアクリレート20部、およびフル
オロケミカルアクリレートオリゴマー(3Mカンパニイー
から「FC 430」として市販されている湿潤均染剤)0.5
部からなる配合物を適用する。25℃で2.3センチポイズ
の粘度を有することの配合物をコロナ処理したポリアロ
マーの表面へ施すには、被覆の厚さを1マイクロメート
ル未満に制限しながらドクターブレードと組み合わせて
No.135の刻みを付けた凹版ロールを用いる。
次に被覆面を窒素雰囲気中照射量1.5〜2.5メガラツド、
電圧150〜250kVで電子ビーム照射にさらす。ポリアロマ
ーの質低下を最小限にするため、照射量を比較的低レベ
ルに保持する。この電子ビーム照射過程は明らかにポリ
アロマー表面に遊離基を発生させ、被覆物の架橋とグラ
フト重合を起こさせる。ポリアロマーは遊離基トラツプ
として作用するカーボンブラツクを含むので、若干後の
点で、熱をかけて遊離基を互に反応させあるいはカーボ
ンブラツクへ移動させ、それにより可能な酸化質低下問
題を最小にすることが望ましい。(このような熱は、前
述したシヤムス等およびカーレベルグの特許明細書中に
記載されたフイラメント移植過程でかけるのが普通であ
る)。窒素雰囲気を与えて大気中の酸素によるグラフト
共重合の抑制を防止する。
次に、グラフト重合した表面を90:10イソ−オクチルア
クリレート:アクリル酸共重合体感圧接着剤の溶媒溶液
で被覆し、溶媒を蒸発させる。接着剤はポリアロマーの
グラフト重合面へ固く接着され、ステンレス鋼パネルと
室温で3日間接触させて置き、そして90°の角度で30cm
/分の速度で除去したとき、要求される力は約17.6N/cm
であつた。これとは著しく異なつて、このアクリル型接
着剤の未処理ポリオレフイン表面への接着は非常に弱い
ので、後者は典型的には約4N/cmの除去接着力値を有す
る剥離剤として働く。
ポリオレフイン表面上にグラフト重合させることができ
る他の単量体組成物を説明するため、トリメチロールプ
ロパントリアクリレートおよびカーボンブラツクを含む
架橋したポリエチレン基材を、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、硝酸、n−ブチルアルコール、そし
て耐熱性を更に高めるため、熱的に活性化される架橋樹
脂、例えば「サイメル(Cymel)」303といつた添加物を
含有する60:40n−ブチルアクリレート:ジメチルアクリ
ルアミド配合物で処理する。各場合に、混合物の非常に
薄い層をポリエチレン上に被覆し、これを直ちに1から
10メガラツドで電子ビーム照射する。処理後、グラフト
しなかつたホモ重合材料をアセトンのような適当な溶媒
を用いてぬぐい去る。処理の便宜上、更に追加の架橋剤
を含めそれによりぬぐい去り工程の必要を避けることが
望ましい。
グラフトした材料の試料をフラストレーテツド多重反射
赤外(FMIR)分光法を用いて分析した。N,N−ジメチル
アクリルアミドとジメチルアミノエチルアクリレートま
たはイソ−デシルアクリレートとの混合物でグラフトし
た試料をアセトンでふき、そのスペクトルをとる。アク
リレートカルボニルによる5.75マイクロメートル帯およ
びアミドカルボニルによる6.1u帯を定量的に評価する。
次に各試料をアセトン中で16時間抽出し、そのスペクト
ルを繰り返した。カルボニル帯の強度に変化が見られ
ず、そしてこのことはアクリレートおよびアミド官能基
がポリエチレン表面に共有結合で付いているという結論
に導く。結果を下記の表1に示す。
種々なグラフト重合基材へ、強力アクリル型感圧接着剤
を有するアルミニウム箔裏張りテープを積層する。次に
180℃でせん断試験を行なう。
結果を下記の表2に示す。
例2−16および比較例C−1 例2〜16においては、例1におけるようにポリアロマー
シートを押し出しコロナ処理する。次に、各種単量体配
合物の各々をコロナ処理面に適用する。各配合物は表3
記載の単量体80重量部、トリメチロールプロパントリア
クリレート20重量部およびFC−430 0.1重量部からな
る。次に単量体配合物を窒素雰囲気中で、照射量1.5〜
4.0メガラツドそして電圧170kVにおいて電子ビーム照射
にさらし、各被覆物の架橋およびグラフト重合を行な
う。90:10イソ−オクチルアクリレート:アクリル酸共
重合体感圧接着剤をたわみ性ポリエステル基材へ適用す
ることにより感圧接着テープをつくる。次に、この接着
剤の露出面をグラフト重合した基材と接触させて置き、
テープを4.5ポンドローラーでロールがけする。室温180
°角はがし試験を、6インチ/分のはがし速度でアイマ
ス(Imass)モデルSP−101Aすべり/はがし試験機を用
いて行なう(ASTM−D 3330)。結果を表3に示す。比較
例C−1のためのはがし試験はコロナ処理にさらしたが
表面にグラフト重合した単量体を有しないポリアロマー
で行なう。この基材についてのはがし試験の結果も表3
に記述してある。
例17−21 種々な第一および第二アミンを塩化アクリロイルと縮合
させることにより幾つかのアクリルアミド単量体を合成
した。二頸丸底フラスコ中でアミン1モルをトリエチル
アミン1モルと合わせる。後者はこの反応の副生成物で
あるHClを除去する働きをする。次に、塩化アクリロイ
ル1モルを約300mlの塩化メチレンで希釈し、約5時間
にわたりかきまぜたアミンへ滴加する。塩化アクリロイ
ルの添加が終了するまでアミンを氷浴中で冷却し、終了
時に、かきまぜ続け、反応混合物を室温に戻す。次に混
合物を濾過して沈殿したトリエチルアミン塩酸塩を除去
し、濾液を水洗して残りの塩を除去する。最後に、塩化
メチレンを蒸発により除去し、生成物を真空蒸留により
精製する。生成物の実体はNMR分光法を用いて証明し
た。それぞれの沸点に沿つた単量体の一覧を表4に表
す。
表 4 単 量 体 沸 点 N,N−ジエチルアクリルアミド 57℃/0.1トル N,N−ジプロピルアクリルアミド 130℃/7トル N−エチル−N−n−ブチルアクリルアミド 130℃/6ト
ル N−n−プロピルアクリルアミド 137℃/8トル これらモノアルキルおよびジアルキルアクリルアミドを
それぞれトリメチロールプロパントリアクリレートと配
合し、コロナ処理したポリアロマー上に被覆し、次に、
例2〜16におけるように被覆ポリアロマーを照射する。
各々のグラフト重合した表面へ接着剤を適用し、例2〜
16におけるようにはがれ強度を試験する。結果を下記の
表5に示す。
例22−26および比較例C−2およびC−3 例17〜21におけるようにしてグラフト重合したポリアロ
マー表面を調整する。強力アクリル型感圧接着剤試験テ
ープをアルミニウム箔上に90:10イソ−オクチルアクリ
レート:アクリル酸共重合体感圧接着剤を被覆すること
によりつくる。試験テープの1インチ片をポリアロマー
のグラフト重合した面に積層し、12インチ/分のはがし
速度でT−ピール試験を行なう。比較試験C−2および
C−3においては、強力アクリル酸感圧接着剤を有する
アルミニウム箔裏張りテープをコロナ放電処理と共に、
あるいは処理なしにポリアロマーに積層する。結果を表
6に示す。
例27−31および比較例C−4およびC−5 ポリエチレン中へ20重量パーセントのカーボンブラツク
を混練する。次にこの組成物を約2.3ミリメートルの厚
さを有するシートとして押し出し、その後一方の面を塩
素化ポリエチレン被覆電極と接地したアルミニウム円筒
との間の32マイクロメートルの空気間隙を通してシート
を通過させることによりコロナ処理する。この装置の周
波数は16kHzであり、全入力電力は1.5kWであり、そして
試料の露出時間は0.6〜1.0秒のオーダーにある。表7記
載の単量体は次のように処方する:単量体80重量部、
「サイメル」303(10重量部)、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート5重量部、n−ブタノール5.0重
量部、FC−430界面活性剤0.1重量部、および硝酸0.1重
量部。次に各処方物をコロナ処理したポリエチレンに被
覆する。次に被覆面を窒素雰囲気中照射量5メガラツド
および電圧200kVで電子ビーム照射にさらす。接着剤を
グラフト重合面に施し、例2〜16におけるように180°
角はがし試験を行なう。コロナ処理をしたポリエチレン
および処理しないポリエチレンについて180°角はがし
試験を行なうことにより比較例C−4およびC−5を用
意した。結果を下記の表7に示す。
例32−36および比較例C−6およびC−7 例27〜31におけるようにしてグラフト重合基材をつく
る。種々なグラフト重合した基材へ強力なアクリル型感
圧接着剤を有するアルミニウム箔裏張りテープを積層す
る。比較例C−6およびC−7においては、強力アクリ
ル型感圧接着剤を有するアルミニウム箔裏張りテープを
コロナ処理をしたポリエチレンおよび処理しないポリエ
チレンに積層する。次に、せん断試験を180℃および室
温で行なう。結果を下記の表8に表で示した。
例37−42 例27〜31におけるようにポリエチレンシート材料を押し
出しコロナ処理する。表9記載の単量体および架橋剤と
してのトリメチロールプロパントリアクリレート(TMPT
A)を表9に示した割合で使用することにより単量体組
成物をつくる。次に各組成物をコロナ処理したポリエチ
レンシート材料上に被覆する。次に被覆面を窒素雰囲気
中照射量10メガラツドおよび電圧200kVで電子ビーム照
射にさらし単量体被覆をグラフト重合させる。感圧接着
テープをグラフト重合した表面に接着し、180°角はが
し試験を例2〜16と同様に行なう。はがし試験の結果を
表9に示す。
例43−48 ポリアロマーシート材料を例1と同様に押し出し、コロ
ナ処理する。例37〜41と同様にして、単量体組成物をつ
くり、ポリアロマーシート材料上に被覆し、グラフト重
合する。感圧接着テープをグラフト重合面に接着し、18
0°角はがし試験を例2〜16のように行なう。組成物の
割合およびはがし試験の結果を表10に示す。
例49−50 ポリエチレンシート材料を例27〜31と同様に押し出し、
コロナ処理する。例49においては、コロナ処理したポリ
エチレンシート材料上にアクリルアミドのアセトン中33
%溶液を被覆する。例50においては、アクリルアミド3
1.5%とトリメチロールプロパントリアクリレート1.5%
を含むアセトン溶液をコロナ処理したポリエチレンシー
ト材料上に被覆する。各被覆シートを窒素雰囲気中照射
量5メガラツドおよび電圧200kVで電子ビーム照射にさ
らし単量体被覆物をグラフト重合させる。例2〜16にお
けるように、感圧接着テープをグラフト重合した表面へ
接着し、180°角はがし試験を行なう。このはがし試験
の結果を表11に示す。
表 11 はがし力(g/インチ) 49 1173 50 1107 例51−52 カーボンブラツク充填剤を含まないポリエチレンを0.25
ミリメートルの厚さを有するシートとして押し出し、そ
の後一方の面を例1におけるようにコロナ処理する。
例51においては、コロナ処理したポリエチレンシート材
料にアセトン中アクリルアミドの33%溶液を被覆する。
例52においては、コロナ処理したポリエチレンシート材
料にアクリルアミド31.5%とトリメチロールプロパント
リアクリレート1.5%を含むアセトン溶液を被覆する。
各被覆シートを窒素雰囲気中照射量5メガラツドおよび
電圧200kVで電子ビーム照射にさらし単量体被覆物をグ
ラフト重合させる。感圧接着テープをグラフト重合した
面に接着し、例2〜16におけるように180°角はがし試
験を行なう。はがし試験の結果を表12に示す。
表 12 はがし力(g/インチ) 51 920 52 1060
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−91182(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル型の常態で粘着性の感圧接着剤が
    高温度においても堅固に接着するようにポリオレフィン
    基材へ固着されている、常態で粘着性の感圧接着剤被覆
    物品の製造方法であって、 下記の工程: (イ)前記基材の表面を極性液体が前記表面を濡らすこ
    とができるように処理し、 (ロ)前記基材上にアクリル酸、メタクリル酸およびそ
    のモノエステルまたはジエステル、アクリルアミド、メ
    タクリルアミド、立体的に障害のない第三級アルキルア
    クリルアミドおよびメタクリルアミド、アルキル基に3
    個またはそれ以下の炭素原子を有する第二級アルキルア
    クリルアミドおよびメタクリルアミド、およびN−ビニ
    ルピロリドンからなる群から選ばれる単量体を含む単量
    体組成物を被覆し、 (ハ)被覆した基材をイオン化放射線により照射して前
    記単量体を処理基材へグラフト重合させ、そして (ニ)グラフト重合した表面一面にアクリル型感圧接着
    剤の層を施す、工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】アクリル酸およびメタクリル酸のエステル
    をヒドロキシエチルメタクリレート、イソ−ブチルメタ
    クリレート、アリルメタクリレート、シクロヘキシルメ
    タクリレート、イソ−デシルメタクリレート、ヘキサン
    ジオールジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
    レート、n−ヘキシルメタクリレート、β−カルボキシ
    エチルアクリレート、チオジエチレングリコールジアク
    リレート、グリシジルメタクリレート、2,3−ジブロモ
    プロピルアクリレートおよびジエチルアミノエチルアク
    リレートから選び、立体的に障害のない第三級アルキル
    アクリルアミドをN,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−
    ジエチルアクリルアミド、N,N−ジプロピルアクリルア
    ミド、N−エチル−N−n−ブチルアクリルアミド、N,
    N−ジメチルメタクリルアミド、N,N−ジエチルメタクリ
    ルアミド、およびN,N−ジプロピルメタクリルアミドか
    ら選び、そして第二級アルキルアクリルアミドをN−メ
    チルアクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、およ
    びN−n−プロピルアクリルアミドから選ぶ特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】単量体組成物が単量体と少量の有効量の架
    橋剤との低粘度配合物である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
  4. 【請求項4】架橋剤をポリエチレングリコールジアクリ
    レート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、テ
    トラエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロ
    ールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパ
    ントリメタクリレート、アリルメタクリレート、1,6−
    ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオ
    ールジメタクリレート、チオジエチレングリコールジア
    クリレートおよびトリアリルシアヌレートから選ぶ(た
    だし、単量体と重複しない)特許請求の範囲第3項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】単量体:架橋剤重量比が、約70:30から約9
    0:10の範囲内にある特許請求の範囲第3項記載の方法。
  6. 【請求項6】単量体:架橋剤重量比が約80:20である特
    許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 【請求項7】基材表面を酸化剤、炎、プラズマ放電、お
    よびコロナ放電から選ばれる処理剤にさらすことにより
    処理する特許請求の範囲第5項記載の方法。
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