JPH077815Y2 - 折り畳み式側柵の立位保持機構 - Google Patents
折り畳み式側柵の立位保持機構Info
- Publication number
- JPH077815Y2 JPH077815Y2 JP1990402114U JP40211490U JPH077815Y2 JP H077815 Y2 JPH077815 Y2 JP H077815Y2 JP 1990402114 U JP1990402114 U JP 1990402114U JP 40211490 U JP40211490 U JP 40211490U JP H077815 Y2 JPH077815 Y2 JP H077815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding mechanism
- horizontal frame
- movable lever
- upright
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はベッドサイドフレーム上
において、折り畳み、立ち上げ自在な折り畳み式側柵の
立位保持機構に関するものである。
において、折り畳み、立ち上げ自在な折り畳み式側柵の
立位保持機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ベッドのサイドフレームに設け
られる側柵は、患者の落下防止のためのものとして、安
全対策上不可欠なものであるが、種々の構成の側柵が知
られている。このような側柵のうち、例えば、折り畳み
式側柵は、ベッドサイドフレーム上において、折り畳
み、立ち上げ自在であり、また、ロック機構によって立
ち上げた状態に維持する構成としたものであり、ベッド
への乗り降りの際、いちいち取り外す必要はなく、折り
畳むだけでよいので、介護者の手を煩わすことのない優
れた効果を発揮するものである。
られる側柵は、患者の落下防止のためのものとして、安
全対策上不可欠なものであるが、種々の構成の側柵が知
られている。このような側柵のうち、例えば、折り畳み
式側柵は、ベッドサイドフレーム上において、折り畳
み、立ち上げ自在であり、また、ロック機構によって立
ち上げた状態に維持する構成としたものであり、ベッド
への乗り降りの際、いちいち取り外す必要はなく、折り
畳むだけでよいので、介護者の手を煩わすことのない優
れた効果を発揮するものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な側柵の場合、ロック機構が確実に作用している(ロッ
ク状態)ことが安全上重要なことはいうまでもないが、
ロック機構操作後に、そのロック状態を確認する手段は
いまだなく、このため、確認するためにロック機構を再
び操作しなおさなければならない煩わしさがあった。本
考案はこのような課題に鑑みてなされたもので、ロック
状態／ロック解除状態を確認するための表示手段を設け
た折り畳み式側柵の立位保持機構を提供することを目的
とする。
な側柵の場合、ロック機構が確実に作用している(ロッ
ク状態)ことが安全上重要なことはいうまでもないが、
ロック機構操作後に、そのロック状態を確認する手段は
いまだなく、このため、確認するためにロック機構を再
び操作しなおさなければならない煩わしさがあった。本
考案はこのような課題に鑑みてなされたもので、ロック
状態／ロック解除状態を確認するための表示手段を設け
た折り畳み式側柵の立位保持機構を提供することを目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本考案は、ベッドのサイドフレーム上に複数の
支柱を折り畳み自在に設けると共に、これら支柱の先端
部に横枠を軸着し、この横枠の端部に位置する支柱と前
記横枠間に、支柱を立位状態に維持する立位保持機構を
設け、この立位保持機構は、支柱の横枠側端部に取り付
けられた受け部材と、横枠側に設けられたカバー部材
と、このカバー部材内において、弾発的に前記受け部材
に嵌合する構成とした可動レバー嵌合部材とを具備し、
前記受け部材に、可動レバー嵌合部材の突起部が弾発的
に嵌合するための嵌合孔を穿設し、前記可動レバー嵌合
部材の突起部が受け部材の嵌合孔に嵌合したか否かを確
認するための表示手段を設けたことを特徴とする。ま
た、前記表示手段は、可動レバー嵌合部材に、可動レバ
ー嵌合部材の移動する軸方向に異なる色の識別部材を配
設し、カバー部材に前記識別部材を視認するための視認
孔を構成したものであることを特徴とする。
ために、本考案は、ベッドのサイドフレーム上に複数の
支柱を折り畳み自在に設けると共に、これら支柱の先端
部に横枠を軸着し、この横枠の端部に位置する支柱と前
記横枠間に、支柱を立位状態に維持する立位保持機構を
設け、この立位保持機構は、支柱の横枠側端部に取り付
けられた受け部材と、横枠側に設けられたカバー部材
と、このカバー部材内において、弾発的に前記受け部材
に嵌合する構成とした可動レバー嵌合部材とを具備し、
前記受け部材に、可動レバー嵌合部材の突起部が弾発的
に嵌合するための嵌合孔を穿設し、前記可動レバー嵌合
部材の突起部が受け部材の嵌合孔に嵌合したか否かを確
認するための表示手段を設けたことを特徴とする。ま
た、前記表示手段は、可動レバー嵌合部材に、可動レバ
ー嵌合部材の移動する軸方向に異なる色の識別部材を配
設し、カバー部材に前記識別部材を視認するための視認
孔を構成したものであることを特徴とする。
【０００５】
【作用】横枠を把持して立ち上げる際、立位保持機構を
操作し、支柱を立位状態に維持するようにロックする
と、ロック状態を示す表示手段により、確認することが
できる。
操作し、支柱を立位状態に維持するようにロックする
と、ロック状態を示す表示手段により、確認することが
できる。
【０００６】
【実施例】次に、本考案にかかる折り畳み式側柵の立位
保持機構について、一実施例を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下説明する。図１において、参照符号１は立
位状態にある折り畳み式側柵を示し、この折り畳み式側
柵１は、ベッドのサイドフレーム２上に設けられる。す
なわち、前記折り畳み式側柵１は、ベッドのサイドフレ
ーム２上に設けられた基台枠３に複数の支柱４を折り畳
み自在に設けると共に、これら支柱４の先端部に横枠５
を軸着し、この横枠５の端部に位置する支柱４と前記横
枠５間に、支柱４を立位状態に維持する立位保持機構６
を設けたものである。前記立位保持機構６は、図２に示
すように前記支柱４の横枠５側端部に取り付けられた受
け部材７と、横枠５側に設けられたカバー部材８と、こ
のカバー部材８内において、弾発的に前記受け部材７に
嵌合する構成とした可動レバー嵌合部材９とを具備する
ものである。受け部材７には、前記可動レバー嵌合部材
９の突起部１０がばね部材(図示せず)の弾発力によって
嵌合するための嵌合孔１１が穿設されている。また、前
記カバー部材８には、可動レバー嵌合部材９に、可動レ
バー嵌合部材９の移動する軸方向に異なる色の識別板１
２B、１２R(例えば青若しくは緑と、赤)が配設され、カ
バー部材８に前記識別板１２B、１２Rを視認するための
視認孔１３が形成されている。
保持機構について、一実施例を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下説明する。図１において、参照符号１は立
位状態にある折り畳み式側柵を示し、この折り畳み式側
柵１は、ベッドのサイドフレーム２上に設けられる。す
なわち、前記折り畳み式側柵１は、ベッドのサイドフレ
ーム２上に設けられた基台枠３に複数の支柱４を折り畳
み自在に設けると共に、これら支柱４の先端部に横枠５
を軸着し、この横枠５の端部に位置する支柱４と前記横
枠５間に、支柱４を立位状態に維持する立位保持機構６
を設けたものである。前記立位保持機構６は、図２に示
すように前記支柱４の横枠５側端部に取り付けられた受
け部材７と、横枠５側に設けられたカバー部材８と、こ
のカバー部材８内において、弾発的に前記受け部材７に
嵌合する構成とした可動レバー嵌合部材９とを具備する
ものである。受け部材７には、前記可動レバー嵌合部材
９の突起部１０がばね部材(図示せず)の弾発力によって
嵌合するための嵌合孔１１が穿設されている。また、前
記カバー部材８には、可動レバー嵌合部材９に、可動レ
バー嵌合部材９の移動する軸方向に異なる色の識別板１
２B、１２R(例えば青若しくは緑と、赤)が配設され、カ
バー部材８に前記識別板１２B、１２Rを視認するための
視認孔１３が形成されている。
【０００７】以上のような折り畳み式側柵の立位保持機
構６によれば、横枠５を把持して折り畳み式側柵１を立
ち上げると、立位保持機構６の受け部材７の嵌合孔１１
に、可動レバー嵌合部材９の突起部１０が弾発的に嵌合
し、ロック状態となって支柱４を立位状態に維持するこ
とができる。この際、可動レバー嵌合部材９に配設され
た識別板１２B、１２Rのうち識別板１２Bがカバー部材
８に形成された視認孔１３の位置に持ち来たらされるの
で、外から、立位保持機構６はロック状態にあることを
容易に確認することができる(図２参照)。一方、可動レ
バー嵌合部材９の突起部１０が受け部材７の嵌合孔１１
に嵌合していないときは、可動レバー嵌合部材９は、ロ
ック状態のときの位置より上方にあり、視認孔１３から
は、識別板１２Bではなく識別板１２Rが視認されること
になるので、立位保持機構６はアンロック状態にあるこ
とが容易に確認することができる(図３、図４参照)。こ
のように、立位保持機構６のロック状態／アンロック状
態を識別板１２B、１２Rによって確認することができる
ので、折り畳み式側柵１の立位保持機構６を再操作する
ことは不要であり、手間が省け、安全上も大きな効果と
なる。以上、説明したように、本実施例においては支柱
４をロックおよび／またはロック解除した状態を表示す
る表示手段として、識別板１２B、１２Rを視認孔１３か
ら視認するようにしたものであるが、例えば、可動レバ
ー嵌合部材９の突起部１０、または、受け部材７の嵌合
孔１１にスイッチ手段を設けて、突起部１０が嵌合孔１
１に嵌合したときに前記スイッチ手段を作動させ、青ラ
ンプ等により表示するようにしてもよい。
構６によれば、横枠５を把持して折り畳み式側柵１を立
ち上げると、立位保持機構６の受け部材７の嵌合孔１１
に、可動レバー嵌合部材９の突起部１０が弾発的に嵌合
し、ロック状態となって支柱４を立位状態に維持するこ
とができる。この際、可動レバー嵌合部材９に配設され
た識別板１２B、１２Rのうち識別板１２Bがカバー部材
８に形成された視認孔１３の位置に持ち来たらされるの
で、外から、立位保持機構６はロック状態にあることを
容易に確認することができる(図２参照)。一方、可動レ
バー嵌合部材９の突起部１０が受け部材７の嵌合孔１１
に嵌合していないときは、可動レバー嵌合部材９は、ロ
ック状態のときの位置より上方にあり、視認孔１３から
は、識別板１２Bではなく識別板１２Rが視認されること
になるので、立位保持機構６はアンロック状態にあるこ
とが容易に確認することができる(図３、図４参照)。こ
のように、立位保持機構６のロック状態／アンロック状
態を識別板１２B、１２Rによって確認することができる
ので、折り畳み式側柵１の立位保持機構６を再操作する
ことは不要であり、手間が省け、安全上も大きな効果と
なる。以上、説明したように、本実施例においては支柱
４をロックおよび／またはロック解除した状態を表示す
る表示手段として、識別板１２B、１２Rを視認孔１３か
ら視認するようにしたものであるが、例えば、可動レバ
ー嵌合部材９の突起部１０、または、受け部材７の嵌合
孔１１にスイッチ手段を設けて、突起部１０が嵌合孔１
１に嵌合したときに前記スイッチ手段を作動させ、青ラ
ンプ等により表示するようにしてもよい。
【０００８】
【考案の効果】以上の通り、本考案によれば、折り畳み
式側柵の立位保持機構の少なくともロック状態、または
ロック解除した状態を異なる色の識別部材の目視により
確認することができるので、従来のように、立位保持機
構を再操作して確かめる必要はなく、手間が省け、短時
間で多くのベッドを確認することができ、安全性からみ
ても、大きな効果がある。また、以上のように、表示手
段は簡単な構成であるから、コスト的にも何等問題はな
い。
式側柵の立位保持機構の少なくともロック状態、または
ロック解除した状態を異なる色の識別部材の目視により
確認することができるので、従来のように、立位保持機
構を再操作して確かめる必要はなく、手間が省け、短時
間で多くのベッドを確認することができ、安全性からみ
ても、大きな効果がある。また、以上のように、表示手
段は簡単な構成であるから、コスト的にも何等問題はな
い。
【０００９】
【図１】本考案にかかる折り畳み式側柵の立位保持機構
が適用された折り畳み式側柵の全体側面図である。
が適用された折り畳み式側柵の全体側面図である。
【図２】図１に示す折り畳み式側柵の立位保持機構の拡
大側面図である。
大側面図である。
【図３】図１および図２に示す立位保持機構の操作説明
に供する図である。
に供する図である。
【図４】図１に示す折り畳み式側柵の操作説明図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ 折り畳み式側柵 ２ サイドフレーム ３ 基台枠 ４ 支柱 ５ 横枠 ６ 立位保持機構 ７ 受け部材 ８ カバー部材 ９ 可動レバー嵌合部材 10 突起部 11 嵌合孔 １２B、１２R 識別版 １３ 視認孔
Claims (2)
- 【請求項１】 ベッドのサイドフレーム上に複数の支
柱を折り畳み自在に設けると共に、これら支柱の先端部
に横枠を軸着し、この横枠の端部に位置する支柱と前記
横枠間に、支柱を立位状態に維持する立位保持機構を設
け、この立位保持機構は、支柱の横枠側端部に取り付け
られた受け部材と、横枠側に設けられたカバー部材と、
このカバー部材内において、弾発的に前記受け部材に嵌
合する構成とした可動レバー嵌合部材とを具備し、前記
受け部材に、可動レバー嵌合部材の突起部が弾発的に嵌
合するための嵌合孔を穿設し、前記可動レバー嵌合部材
の突起部が受け部材の嵌合孔に嵌合したか否かを確認す
るための表示手段を設けたことを特徴とする折り畳み式
側柵の立位保持機構。 - 【請求項２】 前記表示手段は、可動レバー嵌合部材
に、可動レバー嵌合部材の移動する軸方向に異なる色の
識別部材を配設し、カバー部材に前記識別部材を視認す
るための視認孔を構成したものであることを特徴とする
請求項１または２記載の折り畳み式側柵の立位保持機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990402114U JPH077815Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 折り畳み式側柵の立位保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990402114U JPH077815Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 折り畳み式側柵の立位保持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489053U JPH0489053U (ja) | 1992-08-03 |
| JPH077815Y2 true JPH077815Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31880092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990402114U Expired - Lifetime JPH077815Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 折り畳み式側柵の立位保持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077815Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100962468B1 (ko) * | 2008-04-25 | 2010-06-14 | 주식회사 에스엠티 | 의료용 침대의 사이드레일 잠금장치 |
| JP2016022058A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | Toto株式会社 | トイレ用手摺装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651814Y2 (ja) * | 1979-12-27 | 1981-12-03 | ||
| JPS63137680U (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-09 | ||
| JPH02116322A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-01 | Toshiba Heating Appliances Co | 電気湯沸しポット |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP1990402114U patent/JPH077815Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0489053U (ja) | 1992-08-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |